JP2891764B2 - パレット搬送装置 - Google Patents

パレット搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数のパレットを循環式に搬送するパレッ
ト搬送装置に関する。
(従来の技術) 産業用自動機械等においては、第7図に示す如く、ワ
ーク等を載置可能とする複数のパレット1を、平面視で
四角形の搬送ラインに沿って循環式に搬送する搬送装置
が用いられる。第7図において、直線ラインAの下方に
は、第8図に示す回転軸2が設けられ、この回転軸2に
送り込みカム体3と送り出しカム体4が間隔を有して取
着されている。各パレット1の下面には、カムフォロア
5が設けられており、位置aに位置するパレット1aは、
そのカムフォロア5が送り込みカム体3のカム溝に係合
されて直線ラインAに送り込まれ、と同時に位置bに位
置するパレット1bは、送り出しカム体4により方向変換
箇所、すなわちコーナー部c側に送り込まれる。なお第
8図の場合、回転軸2の2回転毎に1パレット分搬送さ
れるようになっている。この時、両カム体3、4上に位
置するパレットにより、両パレット間に位置するパレッ
トは挾持された状態でピッチ移動させられる。そこで各
パレット1の停止位置には、図示省略の加工装置や組付
装置等が設けられ、これによりパレット上のワークに順
次作業が施されることとなる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで前述したパレットの搬送装置において、位置
bに位置するパレット1bがコーナー部cに送り出される
ことは、上述したとおりであるが、このパレット1bの進
行方向には、ガイドレール6がパレット1bの大きさに対
してガタsを有して設けられているため、コーナー部c
におけるパレット1bの停止精度が悪く、このためパレッ
ト1bの方向変換が円滑に行なえなかった。さらに高速運
転時、パレット1bの送り出し速度が高速になると、パレ
ット1bが自走してガイドレール6に激しく衝突すること
となる。このため大きな騒音を発したり、パレット1bに
載置されたワークを破損してしまうという欠点も有して
いた。
そこで本発明は、パレットの搬送方向変換箇所におい
て、その方向変換を円滑かつ静粛に行なえ、パレットの
高速搬送も可能なパレット搬送装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明は、カムフォロアを有
するパレットを第1の方向からこの第1の方向に略直交
する第2の方向にその搬送方向を変換するパレット搬送
装置であって、前記第1の方向に沿って設けられた回転
軸と、この回転軸に取着され、前記カムフォロアに当接
し回転により前記パレットを方向変換箇所に送り出すカ
ム体とを有するパレット搬送装置において、前記回転軸
にはさらに板状のカム盤を前記カム体と対向して取着
し、前記方向変換箇所に送り出されたパレットを、その
パレットが有するカムフォロアを前記カム盤と前記カム
体とのそれぞれ対向面にて拘束することで位置決めする
ことを特徴とする。
(作用) 本発明によれば、方向変換箇所に送り出されたパレッ
トは、そのパレットが有するカムフォロアがカム盤とカ
ム体とのそれぞれ対向面にて拘束されて位置決めされる
こととなる。
(実施例) 以下本発明の実施例について、図面を用いて説明す
る。第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図、第3
図、第4図はそれぞれ第1図とは作動状態が異なる平面
図、第5図は送り出しカム体のカム展開図、第6図は送
りアーム部材の斜視図を各々示す。なお、第1図乃至第
4図において、パレット(1b、1c)は2点鎖線で示して
ある。
図において、20は回転軸で、パレット1の搬送ライン
Aに沿って延び、不図示のモータにより回転駆動され
る。40は送り出しカム体、50は送りアーム部材である。
なお回転軸20の他端側には、第8図で説明した送り込み
カム体3が取着されているものとする。
ここで送り出しカム体40について、第5図に示した展
開図を用いて説明する。同図において、矢印X方向が送
り出しカム体40の回転方向である。このカム体40は、パ
レット1のカムフォロア5が係合するカム溝m1、m2、カ
ム溝m1に繋るカム側面m3、カム溝m2に繋るカム側面m4を
有するとともに、板状のカム盤60が一体に設けられる。
そしてカム盤60におけるカム側面m3との対向面には、カ
ム側面m3の直線部に対向して同様な直線部を有するカム
側面m5が形成される。そしてカム側面m3、m5との間隔t
は、パレット1に設けられた2個のカムフォロア5のそ
れぞれ反対向側面間距離に等しくなるように形成され
る。
次に送りアーム部材50について第6図を用いて説明す
る。送りアーム部材50は、直線ラインAに略直交する直
線ラインB(第7図)に沿う前進動及び自軸回りに90度
回転動させられる1対のアーム51、52が設けられる。そ
して各アーム51、52はその先端に爪53、54を有するもの
で、各アーム51、52の後退時には爪53、54が、第1図及
び第6図に実線で示す状態、前進時には爪53、54が第6
図中2点鎖線で示す状態となるようにアーム51、52は回
転駆動させられるものである。
次に上記した装置における作動について説明する。ま
ず第1図の状態は、パレット1bのカムフォロア5aが送り
出しカム体40のカム溝m1、カムフォロア5bがカム側面m4
のそれぞれ直線部に係合し、停止状態に保たれる。この
時各パレット1のワークに対して必要な作業が施され
る。そしてこの状態から回転軸20の1回転により、パレ
ット1bは第2図に示すようにパレット1bの半分量のピッ
チ移動させられ、停止する。この状態は、第5図におけ
る時点の状態を示しており、パレット1bのカムフォロ
ア5aはカム体40のカム側面m3、カムフォロア5bはカム溝
m1のそれぞれ直線部に係合される。第3図の状態は、第
2図の状態から回転軸20がさらに回転した時のパレット
1bの移動途中を示し、第5図における時点の状態を示
している。この時パレット1bのカムフォロア5aはカム盤
60のカム側面m5に導入され、カムフォロア5bはカム体40
のカム側面m3に係合し始める。第4図に示す状態は、第
5図における時点、すなわちパレット1bがコーナー部
cに達した状態である。この時パレット1bにおいて進行
側のカムフォロア5aはカム盤60の有するカム側面m5、反
進行側のカムフォロア5bはカム側面m3のそれぞれ直線部
に係合することとなる。つまりパレット1bはコーナー部
cに位置決めされる。この状態で送りアーム部材50のア
ーム51、52は、パレット1bに向けて前進してくる。この
前進時、爪53、54は垂直下方を向いた状態(第6図の2
点鎖線で示す状態)とされる。そして爪53、54がカムフ
ォロア5a、5b間を通り過ぎた前進端において、第6図の
実線状態とされ、この状態でアーム51、52が後退動す
る。この後退動時、爪53、54がそれぞれカムフォロア5
a、5bに係合し、パレット1bは直線ラインBに沿って移
動させられる。また第2図に示す状態において、次パレ
ット1cの進行側カムフォロア5cがカム側面m4に当接する
状態とされ、引続く回転軸20の1回転あたりパレットの
半分量、コーナー部c側にピッチ送りされることとな
る。以下この繰り返しで、各パレット1は直線ラインA
上を順次搬送され、コーナー部cにて搬送方向が変換さ
れ直線ラインBに沿って搬送されることとなる。
なお送り込みカム体3と送り出しカム体40を有する回
転軸20は、従来例の説明で用いた第7図を借りれば、ラ
インCにも設けられ、また送りアーム部材50はラインD
にも設けられるものである。
以上説明した実施例によると、コーナー部cに達した
パレット1bは、そのカムフォロア5aがカム盤60のカム側
面m5に、またカムフォロア5bが送り出しカム体40のカム
側面m3にそれぞれ当接する状態で拘束される。したがつ
てこの拘束力により、コーナー部cに達したパレット1b
は、コーナー部cの所定位置に正確に位置決めされ、送
りアーム部材50によるパレットの方向変換を円滑に行な
うことが可能となる。さらに同理由から、たとえ回転軸
20が高速回転したとしても、コーナー部cに送り出され
るパレット1bの自走が防止され、従来のように対向する
ガイドレール6に激しく衝突することなく、静粛な運動
が行なえる。またパレット1に載置されたワークの破損
も防止できる。
なお上記実施例において、カム盤60が送り出しカム体
40と一体構造のものを示したが、これを別体として形成
し、回転軸20に固定することにより一体化させるように
してもよい。また実施例において、各パレットに2個ず
つカムフォロア5を設ける例を示したが、3個以上また
は1個でもかまわない。3個以上の場合、パレットの進
行側最前方のカムフォロアをカム盤60のカム側面m5に当
接させ、最も反進行側に位置するカムフォロアを送り出
しカム体40のカム側面m3に当接して拘束するようにすれ
ばよい。また1個の時は、例えば送りアーム部材50に1
本のアームを設け、パレット1がコーナー部cに到達す
る前に前進端に位置させておき、このアームの側面とカ
ム側面m3とによりカムフォロアを挾持するようにすれば
よい。さらに回転軸20とパレット1の位置関係におい
て、回転軸20を上側、パレット1を下側に配置し、パレ
ット1の上面にカムフォロア5を設け、下面をワーク載
置面としてもよい。
[発明の効果] 以上本発明によれば、パレットの搬送方向変換箇所に
おいて、その方向変換を円滑かつ静粛に行なえるととも
に、パレットの高速搬送も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図、第3図、
第4図はそれぞれ第1図とは作動状態が異なる平面図、
第5図は送り出しカム体のカム展開図、第6図は送りア
ーム部材の斜視図、第7図はパレット搬送装置全体の平
面図、第8図は第7図におけるY矢視図を各々示す。 1、1a、1b、1c…パレット、5、5a、5b…カムフォロ
ア、20…回転軸、40…送り出しカム体、50…送りアーム
部材、51、52…アーム、53、54…爪、60…カム盤、m1、
m2…カム溝、m3、m4、m5…カム側面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23Q 7/14 B23Q 7/14 B65G 43/00 B65G 43/00 E 47/53 47/53 H

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カムフォロアを有するパレットを第1の方
    向からこの第1の方向に略直交する第2の方向にその搬
    送方向を変換するパレット搬送装置であって、 前記第1の方向に沿って設けられた回転軸と、 この回転軸に取着され、前記カムフォロアに当接し回転
    により前記パレットを方向変換箇所に送り出すカム体と
    を有するパレット搬送装置において、 前記回転軸にはさらに板状のカム盤を前記カム体と対向
    して取着し、前記方向変換箇所に送り出されたパレット
    を、そのパレットが有するカムフォロアを前記カム盤と
    前記カム体とのそれぞれ対向面にて拘束することで位置
    決めすることを特徴とするパレット搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007153448A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Matsushita Electric Works Ltd 搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007153448A (ja) * 2005-11-30 2007-06-21 Matsushita Electric Works Ltd 搬送装置
JP4631678B2 (ja) * 2005-11-30 2011-02-16 パナソニック電工株式会社 搬送装置

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