JP2897073B2 - 板状体の反転装置 - Google Patents

板状体の反転装置

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JP2897073B2 JP26791390A JP26791390A JP2897073B2 JP 2897073 B2 JP2897073 B2 JP 2897073B2 JP 26791390 A JP26791390 A JP 26791390A JP 26791390 A JP26791390 A JP 26791390A JP 2897073 B2 JP2897073 B2 JP 2897073B2
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和雄 藤田
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種機器の製造ライン中で、一つの工程か
ら次の工程に移るときに、プリント基板等の板状体の表
裏面を反転させる板状体の反転装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
第4図は、反転装置の従来例の要部を示した図であっ
て、第4図(a)は第4図(b)A−A矢視部から見た
正面図、第4図(b)は右側面図である。
コンベアベルト48,58は、コンベア駆動モータ47によ
って駆動され、プリント基板などの板状体40を載せて、
第4図(a)中の矢印Pの方向に移動する。
つめ43,53は、第4図(a)の実線で示すように左側
に倒れた状態で待機しており、板状体40がつめ43,53の
付け根まで入り込んだことを、図示しない材料センサが
検出すると、コンベアモータ47が停止する。
つめ43は、回動専用のモータ51によって、タイミング
ベルト45を介して回動することができ、第4図(a)時
計方向に90度回動して、2点鎖線で示すつめ43aの位置
に姿勢を変え、板状体40を垂直の状態に支持する。な
お、第4図(b)では、つめ43,53が立っている状態を
実線で示してある。
つめ43,53は、支持ブロック44,54に支持されている。
支持ブロック44,54は、ロッドレスシリンダ41によって
駆動され、ガイド棒42,52に沿って、第4図(a)右側
から左側へ移動する。なお、つめ43,53は、常に平行し
た姿勢を保ち、また、移動ブロック44,54も平行して移
動する。
支持ブロック44が、左側の停止位置で停止したときに
は、つめ43は2点鎖線で示したつめ43bの位置になる。
その後、つめ43bは、第4図(a)時計方向に90度回
動することにより、板状体40を倒してコンベアベルト4
8,58の上に置く。このとき、板状体40は、実線で図示し
た姿勢から180度転換した反転状態となる。
次に、コンベアベルト48,58が、進行方向(矢印P方
向)に動き、次の工程へ板状体40を送り出す。
板状体40が送り出されたのちには、支持ブロック44,5
4は、第4図(a)の右方に移動して、つめ43,53を反時
計方向に90度回動させ、実線で示した最初の待機姿勢の
位置に戻り、次の板状体40が搬送されてくるのを待つ。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の反転装置では、板状体の保持部(つめ
43,53等)を移動する駆動源(ロットレスシリンダ41)
と、その保持部を回動させる駆動源(モータ51)を別個
に有している。
したがって、移動体(つめ43,53と支持ブロック44,45
等)に、駆動源(モータ51)を搭載する必要があり、構
造が複雑となるうえ、板状体を次の工程へ運ぶための移
送装置の間に組み込むとき、それだけ余分なスペースを
必要とする。
また、反転機構の移動と回動を別の駆動源で駆動して
いるので、駆動タイミングをとる制御系統が複雑とな
り、また、誤動作も多くなるという問題があった。
本発明の目的は、保持部の移動と回動を同一の駆動源
で行うことによって、小型かつ簡単な構造で、しかも、
制御が容易で誤動作が少ない板状体の反転装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、請求項1の発明は、搬送さ
れてくる板状体を保持する保持部と、前記保持部を搬送
方向に対して前進または後退させる移動機構と、前記搬
送方向に沿って配置されたラックとそのラックと噛み合
って前記保持部を正逆回転させる小歯車とを有する回転
機構と、前記移動機構と前記回転機構の動作を連動させ
る連動機構と、前記移動機構または前記回転機構を駆動
する一つの駆動源とからなり、前記駆動源からの駆動力
により、前記移動機構が後退しながら前記回転機構が回
転して、前記保持部で保持した前記板状体を反転させる
ようにしたことを特徴とする板状体の反転装置である。
〔作用〕
前記構成によれば、連動機構によって連動する移動機
構と回転機構を一つの駆動源で駆動するので、動作タイ
ミングが確実にとれ、取付スペースも少なくてすむ。
〔実施例〕
つぎに、本発明の実施例について、図面を参照して詳
しく説明する。
第1図は、本発明による板状体の反転装置の実施例を
一部破断して示した斜視図、第2図は、同実施例装置の
動作を示す説明図である。
一対のつめ3,23は、プリント基板などの板状体10を挟
んで反転させるためのものである。つめ3,23は、移動板
4、24に支持されており、各移動板4,24はラック2,22に
スライド自在に支持されている。
移動板4は、第2図に示すように、ガイド突起4a,4b,
4c,4dによって、ラック2に対し相対位置が規正されて
いる。移動板24も、図示しないが、同様にガイド棒22に
沿って動くよう規正されている。
また、つめ3,23(第2図では、つめ3a,3bとして示し
てある)は、シャフト11を介して歯車12に結合されてい
る。シャフト11は、移動板4,24に回転自在に支持されて
おり、同軸に設けられた歯車12は、歯車13に噛み合って
いる。歯車13は、シャフト14を介して歯車15に結合され
ている。シャフト14は、第2図に示すように、片側の移
動板4に回転自在に支持されており、歯車15は、歯車16
に噛み合っている。歯車16は、シャフト17を介して歯車
18に結合されている。シャフト17は、シャフト14を支持
する側の移動板4に回転自在に支持されている。そし
て、歯車18は、固定ラック2の下面に設けられた直線状
の歯2aと噛み合っている。
従って、移動板4が固定ラック2に沿って左右に移動
すると、移動板4に支持され、歯2aに噛み合っている歯
車18が回転する。歯車18の回転は、シャフト17,歯車16,
歯車15,シャフト14,歯車13,歯車12,シャフト11を介し
て、つめ3に伝えられる。
第2図は、移動板4が、移動可能な範囲の中央にあ
り、つめ3が垂直で上方に向いている状態(第2図の実
線で示す姿勢)にある。第2図において、移動板4が図
中右方へ動けば、つめ3は図中時計方向に回動し、移動
板4が図中左方へ動けば、つめ3は図中時計方向に回動
する。
一方、連結板20は、移動板4,24に連結されており、移
動板駆動用のベルト5の一箇所に固定されている。この
ベルト5は、モータ1によって駆動される。従って、モ
ータ1の回転により、ベルト5を介して、移動板4は図
中の左右に移動することができる。
移動板4が移動できる範囲は、左右のリミットスイッ
チL1,L2によって規正され、右へ移動してリミットスイ
ッチL1に当たると図示しない制御部によってモータ1の
駆動が停止される。また、左へ移動してリミットスイッ
チL2に当たるとモータ1の駆動が停止される。
移動板4が第2図中の右端にあるときには、つめ3は
2点鎖線で示すつめ3aの待機位置にあり、また、移動板
4が第2図中の左端にあるときには、つめ3は2点鎖線
で示すつめ3bの反転位置にある。
この反転装置の搬送方向の両側には、第1図に示すよ
うに、モータ7によって駆動されるコンベアベルト8,28
が配置されている。
つぎに、本発明の実施例の動作について説明する。
第1図は、つめ3,23が、板状体10の搬送されてくるの
を待っている状態である。これは、第2図ではつめ3aの
状態である。
板状体10は、コンベアベルト8,28に載置されて、第1
図中の矢印Pの方向に搬送され、つめ3,23の待つ方向に
進む。
板状体10の先端部が、材料センサ6の位置にくると、
材料センサ6が作動し、板状体10がつめ3,23の付根まで
入り込んだ状態でコンベアベルト8,28を駆動するモータ
7が停止する。これと同時に、ベルト5を駆動するモー
タ1が回転を開始し、移動板4,24を、コンベアベルト8,
28の進行方向と逆方向に移動する。
移動板4,24が逆方向に移動すると同時に、つめ3,23が
板状体10を挟んだまま回動し、第2図の2点鎖線のつめ
3aの位置から実線で示すつめ3の位置を経て、2点鎖線
のつめ3bの位置に達し、移動板4がリミットスイッチL2
に接触して停止する。このとき、板状体10は、反転した
姿勢でコンベアベルト8,28の上に載っている。
リミットスイッチL2の作動によりモータ1が停止した
後、直ちにモータ7が回転を開始し、板状体10は、つめ
3,23の中から抜け出して、コンベアベルト8,28によって
次の工程へ搬送される。この搬送途中に、板状体10の後
縁が、材料センサ6の近傍から離れると、モータ1が逆
回転し、移動板4,24はつめ3,23が待機する姿勢となる方
向に進み、リミットスイッチL1に接触して停止する。そ
こで、つめ3,23が待機状態となり次の板状体10が送られ
てくるのを待つ。
以上の動作を繰り返して、順次送り込まれてくる板状
体10を次々と反転して次の工程に送り込む。
リミットスイッチL1,L2の作動によるモータ1,7の制
御は、図示しない制御部で行われるが、反転装置の動作
の制御は、モータ1だけによって行われ、つめ3,23の動
きは、移動板4,24の移動に従動して自動的に行われるの
で、従来のようにつめの回転動作と移動動作のタイミン
グを合わせるための制御は必要としない。
第3図は、本発明による板状体の反転装置の他の実施
例を部分的に示した図である。
前述した実施例では、移動板4,24は、ベルト5を介し
てモータ1の駆動により移動するが、第3図に示すよう
にロッドレスシリンダ31などで、空気圧制御により行っ
てもよい。
また、図示しないがロッドレスシリンダにより、ベル
ト5を介さず、直接連結板20を駆動して移動板4,24を移
動するようにしてもよい。
このような変形は、反転装置が組込まれる搬送装置の
内部のスペースや形状に合わせて選択すればよい。
〔発明の効果〕
以上詳しく説明したように、本発明によれば、板状体
を保持する保持部の移動と回動を連動させ、一つの駆動
源で駆動するので、従来より駆動源が少なくて済み、構
造が簡単になる。
また、反転のタイミングを調整する必要がなくなり、
その調整不良等による誤動作を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による板状体の反転装置の実施例を一
部破断して示した斜視図、第2図は、同実施例装置の動
作を示す説明図である。 第3図は、本発明による板状体の反転装置の他の実施例
を部分的に示した図である。 第4図は、反転装置の従来例の要部を示した図であっ
て、第4図(a)は第4図(b)A−A矢視部から見た
正面図、第4図(b)は右側面図である。 1,7,47……モータ 2……ラック 3,23,43,53……つめ 4,24……移動板 5……ベルト 6……材料センサ 8,28,48,58……コンベアベルト 10,40……板状体(プリント基板) 11,14,17……シャフト 12,13,15,16,18……歯車 22,42,52……ガイド棒 31,41……ロッドレスシリンダ 44,54……移動ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 和雄 神奈川県横浜市緑区白山1―16―1 株 式会社小野測器テクニカルセンター内 (72)発明者 捧 一徳 神奈川県横浜市緑区白山1―16―1 株 式会社小野測器テクニカルセンター内 (72)発明者 山本 定治郎 神奈川県横浜市緑区白山1―16―1 株 式会社小野測器テクニカルセンター内 (56)参考文献 特公 昭48−29947(JP,B1) 実公 昭46−35354(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されてくる板状体を保持する保持部
    と、 前記保持部を搬送方向に対して前進または後退させる移
    動機構と、 前記搬送方向に沿って配置されたラックとそのラックと
    噛み合って前記保持部を正逆回転させる小歯車とを有す
    る回転機構と、 前記移動機構と前記回転機構の動作を連動させる連動機
    構と、 前記移動機構または前記回転機構を駆動する一つの駆動
    源とからなり、 前記駆動源からの駆動力により、前記移動機構が後退し
    ながら前記回転機構が回転して、前記保持部で保持した
    前記板状体を反転させるようにした ことを特徴とする板状体の反転装置。
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