JPH07277548A - コンベア装置 - Google Patents
コンベア装置Info
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- JPH07277548A JPH07277548A JP7326694A JP7326694A JPH07277548A JP H07277548 A JPH07277548 A JP H07277548A JP 7326694 A JP7326694 A JP 7326694A JP 7326694 A JP7326694 A JP 7326694A JP H07277548 A JPH07277548 A JP H07277548A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高停止位置精度の間欠送りとすることがで
き、間欠送りと常時搬送する連続送りとが任意に選択可
能なこと。 【構成】 反転板２を増速反転する増速間欠駆動機構
と、ワーク１を連続的に搬送する連続回転駆動機構とを
有し、揺動アーム７をアーム駆動手段により揺動させた
際に前記反転板２が増速反転し、前記揺動アーム７の揺
動に伴い連結アーム６が回転作動して間欠送りとなり、
前記増速間欠駆動機構を停止した際に駆動軸４を常時連
続送りとする。
き、間欠送りと常時搬送する連続送りとが任意に選択可
能なこと。 【構成】 反転板２を増速反転する増速間欠駆動機構
と、ワーク１を連続的に搬送する連続回転駆動機構とを
有し、揺動アーム７をアーム駆動手段により揺動させた
際に前記反転板２が増速反転し、前記揺動アーム７の揺
動に伴い連結アーム６が回転作動して間欠送りとなり、
前記増速間欠駆動機構を停止した際に駆動軸４を常時連
続送りとする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はワークを反転して搬送コ
ンベアに集積し搬送するためのコンベア装置に関する。
ンベアに集積し搬送するためのコンベア装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のコンベア装置は、ワークを反転し
てコンベアベルト上にワークを集積している。このよう
なコンベア装置では、コンベアベルトの搬送が高停止位
置精度の間欠送りと、常時搬送する連続送りの両方式が
要求される。この場合、従来では一台の駆動モータによ
り間欠送りと連続送りとの機構を兼用して行っている。
なお、間欠送り時の停止位置制度を考慮すると駆動モー
タの減速比は増大する。
てコンベアベルト上にワークを集積している。このよう
なコンベア装置では、コンベアベルトの搬送が高停止位
置精度の間欠送りと、常時搬送する連続送りの両方式が
要求される。この場合、従来では一台の駆動モータによ
り間欠送りと連続送りとの機構を兼用して行っている。
なお、間欠送り時の停止位置制度を考慮すると駆動モー
タの減速比は増大する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、間欠送
り時の停止位置制度を考慮すると、駆動モータの減速比
は増大すると共に、連続送りが遅くなる。逆に連続送り
を速くすると間欠送り時の停止位置精度は悪くなる。こ
のため、両送り方式を同時に満足させることは困難とな
るという問題がある。
り時の停止位置制度を考慮すると、駆動モータの減速比
は増大すると共に、連続送りが遅くなる。逆に連続送り
を速くすると間欠送り時の停止位置精度は悪くなる。こ
のため、両送り方式を同時に満足させることは困難とな
るという問題がある。
【０００４】さらに別駆動のワーク反転動作と、コンベ
アベルトの間欠送りとを連動させるためには制御装置が
必要であり、高コスト化は免れないという問題がある。
アベルトの間欠送りとを連動させるためには制御装置が
必要であり、高コスト化は免れないという問題がある。
【０００５】それ故に本発明の課題は、コンベアベルト
の送り方式を高停止位置精度の間欠送りとすることがで
き、間欠送りと常時搬送する連続送りとが任意に選択可
能なコンベア装置を提供することにある。
の送り方式を高停止位置精度の間欠送りとすることがで
き、間欠送りと常時搬送する連続送りとが任意に選択可
能なコンベア装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ワーク
を反転板に載せ、該反転板の反転により前記ワークを反
転させてコンベアベルト上に集積し、該コンベアベルト
の間欠送り及び連続送りを選択して前記ワークを前記コ
ンベアベルトにより搬送するコンベア装置において、間
欠的に前記コンベアベルトを送ると共に、前記反転板を
増速反転する増速間欠駆動機構と、コンベアベルト上の
前記ワークを連続的に搬送する連続回転駆動機構とを有
し、前記増速間欠駆動機構は、前記コンベアベルトを駆
動する駆動軸と、該駆動軸の一端部に軸支した第１のワ
ンウェイクラッチと、該第１のワンウェイクラッチを介
して所定角度に回動可能に前記駆動軸に保持した連結ア
ームと、該連結アームに連結され該連結アームを所定角
度に回動させる揺動アームと、該揺動アームに接続され
前記連結アームを回動させるアーム駆動手段と、前記揺
動アームの揺動により前記反転板を回動させる板回動手
段とを有し、前記連続回転駆動機構は前記駆動軸の他端
部に軸支した第２のワンウェイクラッチと、該第２のワ
ンウェイクラッチを介して前記駆動軸を連続回転させる
駆動軸回転手段とを有し、前記揺動アームを前記アーム
駆動手段により揺動させた際に前記反転板が増速反転
し、前記揺動アームの揺動に伴い連結アームが回転作動
して前記コンベアベルトが間欠送りとなり、前記増速間
欠駆動機構を停止した際に前記駆動軸を前記第２のワン
ウェイクラッチを介して前記駆動軸回転手段により前記
コンベアベルトを常時連続送りとすることを特徴とする
コンベア装置が得られる。
を反転板に載せ、該反転板の反転により前記ワークを反
転させてコンベアベルト上に集積し、該コンベアベルト
の間欠送り及び連続送りを選択して前記ワークを前記コ
ンベアベルトにより搬送するコンベア装置において、間
欠的に前記コンベアベルトを送ると共に、前記反転板を
増速反転する増速間欠駆動機構と、コンベアベルト上の
前記ワークを連続的に搬送する連続回転駆動機構とを有
し、前記増速間欠駆動機構は、前記コンベアベルトを駆
動する駆動軸と、該駆動軸の一端部に軸支した第１のワ
ンウェイクラッチと、該第１のワンウェイクラッチを介
して所定角度に回動可能に前記駆動軸に保持した連結ア
ームと、該連結アームに連結され該連結アームを所定角
度に回動させる揺動アームと、該揺動アームに接続され
前記連結アームを回動させるアーム駆動手段と、前記揺
動アームの揺動により前記反転板を回動させる板回動手
段とを有し、前記連続回転駆動機構は前記駆動軸の他端
部に軸支した第２のワンウェイクラッチと、該第２のワ
ンウェイクラッチを介して前記駆動軸を連続回転させる
駆動軸回転手段とを有し、前記揺動アームを前記アーム
駆動手段により揺動させた際に前記反転板が増速反転
し、前記揺動アームの揺動に伴い連結アームが回転作動
して前記コンベアベルトが間欠送りとなり、前記増速間
欠駆動機構を停止した際に前記駆動軸を前記第２のワン
ウェイクラッチを介して前記駆動軸回転手段により前記
コンベアベルトを常時連続送りとすることを特徴とする
コンベア装置が得られる。
【０００７】また、本発明によれば、前記アーム駆動手
段は前記揺動アームの一端部に設けたアーム軸部に回動
可能に係合している駆動部材と、該駆動部材を直線方向
の前後に移動させるシリンダーとを備えていることを特
徴とするコンベア装置が得られる。
段は前記揺動アームの一端部に設けたアーム軸部に回動
可能に係合している駆動部材と、該駆動部材を直線方向
の前後に移動させるシリンダーとを備えていることを特
徴とするコンベア装置が得られる。
【０００８】また、本発明によれば、板回動手段は、前
記揺動アームに接続されている第１の歯車と、該第１の
歯車に噛み合っている第２の歯車と、前記第２の歯車の
回動により回動し、かつ前記反転板が固定されている軸
部とを有していることを特徴とするコンベア装置が得ら
れる。
記揺動アームに接続されている第１の歯車と、該第１の
歯車に噛み合っている第２の歯車と、前記第２の歯車の
回動により回動し、かつ前記反転板が固定されている軸
部とを有していることを特徴とするコンベア装置が得ら
れる。
【０００９】また、本発明によれば、駆動軸回転機構は
前記第２のワンウェイクラッチに設けた歯付プーリー
と、該歯付プーリーを回転させる駆動モータとを有して
いることを特徴とするコンベア装置が得られる。
前記第２のワンウェイクラッチに設けた歯付プーリー
と、該歯付プーリーを回転させる駆動モータとを有して
いることを特徴とするコンベア装置が得られる。
【００１０】また、本発明によれば、前記連結アームは
前記駆動軸に対して径方向に形成した係合部を有し、前
記揺動アームは前記係合部にスライド可能に係合する相
手係合部を有していることを特徴とするコンベア装置が
得られる。
前記駆動軸に対して径方向に形成した係合部を有し、前
記揺動アームは前記係合部にスライド可能に係合する相
手係合部を有していることを特徴とするコンベア装置が
得られる。
【００１１】
【作用】本発明のコンベア装置によると、ワークを反転
してコンベアベルト上に集積するコンベア装置に対し
て、間欠送りの駆動反転に要する駆動源と兼用し、コン
ベアベルトを駆動する駆動軸にワンウェイクラッチを設
けることにより、間欠送り時は機械的にコンベアベルト
が送られる。連続運転時にはワンウェイクラッチのため
無理なく常時搬送する。
してコンベアベルト上に集積するコンベア装置に対し
て、間欠送りの駆動反転に要する駆動源と兼用し、コン
ベアベルトを駆動する駆動軸にワンウェイクラッチを設
けることにより、間欠送り時は機械的にコンベアベルト
が送られる。連続運転時にはワンウェイクラッチのため
無理なく常時搬送する。
【００１２】したがって、間欠送りと連続送りとの使い
分けにより高停止位置精度の間欠送りと、連続送りとを
選択する。
分けにより高停止位置精度の間欠送りと、連続送りとを
選択する。
【００１３】
【実施例】図１乃至図４は、本発明のコンベア装置の一
実施例を示している。なお、図１乃至図４に示すコンベ
ア装置においては、本発明の説明のために必要な増速間
欠駆動機構と連続回転駆動機構との構成部分を示してい
る。
実施例を示している。なお、図１乃至図４に示すコンベ
ア装置においては、本発明の説明のために必要な増速間
欠駆動機構と連続回転駆動機構との構成部分を示してい
る。
【００１４】図１を参照して、コンベア装置は、ワーク
１を載せる反転板２を増速反転する増速間欠駆動機構
と、帯状エンドレスに形成されているコンベアベルト３
上に置かれたワーク１を常時搬送する連続回転駆動機構
とを有している。
１を載せる反転板２を増速反転する増速間欠駆動機構
と、帯状エンドレスに形成されているコンベアベルト３
上に置かれたワーク１を常時搬送する連続回転駆動機構
とを有している。
【００１５】ワーク１は、たとえば加工材料もしくは荷
物などコンベアベルト３によって搬送可能な物品であ
る。コンベアベルト３は、物品を搬送するのに適したチ
ェーンベルトもしくはゴムベルトなど汎用されている素
材からなるものである。
物などコンベアベルト３によって搬送可能な物品であ
る。コンベアベルト３は、物品を搬送するのに適したチ
ェーンベルトもしくはゴムベルトなど汎用されている素
材からなるものである。
【００１６】増速間欠駆動機構は、コンベアベルト３を
駆動する駆動軸４と、この駆動軸４の一端部に軸支した
第１のワンウェイクラッチ５ａと、駆動軸４に第１のワ
ンウェイクラッチ５ａを介して所定角度に回動可能に保
持した連結アーム６と、連結アーム６を所定角度に回動
させる揺動アーム７と、揺動アーム７に接続され揺動ア
ーム７を介して連結アーム６を回動させるアーム駆動手
段と、揺動アーム７の揺動により反転板２を回動させる
板回動手段とを有している。
駆動する駆動軸４と、この駆動軸４の一端部に軸支した
第１のワンウェイクラッチ５ａと、駆動軸４に第１のワ
ンウェイクラッチ５ａを介して所定角度に回動可能に保
持した連結アーム６と、連結アーム６を所定角度に回動
させる揺動アーム７と、揺動アーム７に接続され揺動ア
ーム７を介して連結アーム６を回動させるアーム駆動手
段と、揺動アーム７の揺動により反転板２を回動させる
板回動手段とを有している。
【００１７】駆動軸４は、コンベアベルト３の長手方向
に沿って設けられている一対の枠板部２０ａ，２０ｂの
それぞれから上方にのびている一対の軸受板部２１ａ，
２１ｂを貫通して回動可能に支持されている。
に沿って設けられている一対の枠板部２０ａ，２０ｂの
それぞれから上方にのびている一対の軸受板部２１ａ，
２１ｂを貫通して回動可能に支持されている。
【００１８】アーム駆動手段は，揺動アーム７の一端部
に設けたアーム軸部７ａに回動可能に軸支している駆動
部材９と、駆動部材９を直線方向におけて前後移動させ
るシリンダー８とを備えている。連結アーム６は駆動軸
４に対して径方向に形成した長穴形状の係合部６ａを有
している。揺動アーム７は係合部６ａにスライド可能に
係合する突起形状の相手係合部７ａを有している。
に設けたアーム軸部７ａに回動可能に軸支している駆動
部材９と、駆動部材９を直線方向におけて前後移動させ
るシリンダー８とを備えている。連結アーム６は駆動軸
４に対して径方向に形成した長穴形状の係合部６ａを有
している。揺動アーム７は係合部６ａにスライド可能に
係合する突起形状の相手係合部７ａを有している。
【００１９】さらに、コンベア装置には、駆動軸４に所
定間隔をもち対向し、かつの駆動軸４の軸長方向で互い
に所定間隔を持つ一対のフレーム１０ａ，１０ｂが設け
られている。一対のフレーム１０ａ，１０ｂには、板回
動手段として大歯車軸（第１の歯車軸）１１及び小歯車
軸（第２の歯車軸）１２が互いに平行に間隔をもち回動
可能に設けられている。
定間隔をもち対向し、かつの駆動軸４の軸長方向で互い
に所定間隔を持つ一対のフレーム１０ａ，１０ｂが設け
られている。一対のフレーム１０ａ，１０ｂには、板回
動手段として大歯車軸（第１の歯車軸）１１及び小歯車
軸（第２の歯車軸）１２が互いに平行に間隔をもち回動
可能に設けられている。
【００２０】ワーク１を載せる反転板２には接続フレー
ム１３が固定されている。接続フレーム１３の一端部は
小歯車軸１２に固定されている。大歯車軸１１及び小歯
車軸１２の一方端部は、一方のフレーム１０ｂから外側
に突き出している。さらに、板回動手段として、小歯車
軸１２の一方端部には小歯車（第２の歯車）１４が固定
され、大歯車軸１１の一方端部には大歯車（第１の歯
車）１５が固定されている。小歯車１４及び大歯車１５
は互いに噛み合っている。大歯車１５はシリンダー８の
駆動により揺動アーム７を介して小歯車１４を増速回転
させる役目を果たす。
ム１３が固定されている。接続フレーム１３の一端部は
小歯車軸１２に固定されている。大歯車軸１１及び小歯
車軸１２の一方端部は、一方のフレーム１０ｂから外側
に突き出している。さらに、板回動手段として、小歯車
軸１２の一方端部には小歯車（第２の歯車）１４が固定
され、大歯車軸１１の一方端部には大歯車（第１の歯
車）１５が固定されている。小歯車１４及び大歯車１５
は互いに噛み合っている。大歯車１５はシリンダー８の
駆動により揺動アーム７を介して小歯車１４を増速回転
させる役目を果たす。
【００２１】連続回転駆動機構は、駆動軸４の他端部に
軸支した第２のワンウェイクラッチ５ｂと、第２のワン
ウェイクラッチ５ｂを介して駆動軸４を連続回転させる
駆動軸回転手段とを有している。駆動軸回転手段は、駆
動軸４の他端部に第２のワンウェイクラッチ５ｂを介し
て設けた歯付プーリ−１６と、歯付プーリ−１６を回転
させるプーリーベルト１７と、プーリーベルト１７を駆
動する相手プーリー１８と、相手プーリー１８を回転さ
せる駆動モータ１９とを有している。
軸支した第２のワンウェイクラッチ５ｂと、第２のワン
ウェイクラッチ５ｂを介して駆動軸４を連続回転させる
駆動軸回転手段とを有している。駆動軸回転手段は、駆
動軸４の他端部に第２のワンウェイクラッチ５ｂを介し
て設けた歯付プーリ−１６と、歯付プーリ−１６を回転
させるプーリーベルト１７と、プーリーベルト１７を駆
動する相手プーリー１８と、相手プーリー１８を回転さ
せる駆動モータ１９とを有している。
【００２２】つぎに、本発明の実施例に基づき間欠送り
及び連続搬送の動作を説明する。図２及び図３は間欠動
作をの各動作状態を示している。
及び連続搬送の動作を説明する。図２及び図３は間欠動
作をの各動作状態を示している。
【００２３】図１乃至図３を参照して間欠送りの動作を
説明すると、揺動アーム７をアーム駆動手段により揺動
させた際には、図３に示すように、反転板２が増速反転
する。反転と共に揺動アーム７が揺動し、連結アーム６
が図２の矢印Ｃ方向に回転作動してコンベアベルト３が
間欠駆動になる。
説明すると、揺動アーム７をアーム駆動手段により揺動
させた際には、図３に示すように、反転板２が増速反転
する。反転と共に揺動アーム７が揺動し、連結アーム６
が図２の矢印Ｃ方向に回転作動してコンベアベルト３が
間欠駆動になる。
【００２４】ワーク１が反転板２上に載ると、反転板２
の近傍に設けた図示しない到着確認センサーにより検出
信号がリレー回路に送られ、ただちにシリンダー８が、
図２の矢印Ｂ方向に駆動してワーク１をコンベアベルト
３上に反転して載せる。
の近傍に設けた図示しない到着確認センサーにより検出
信号がリレー回路に送られ、ただちにシリンダー８が、
図２の矢印Ｂ方向に駆動してワーク１をコンベアベルト
３上に反転して載せる。
【００２５】第１のワンウェイクラッチ５ａは、シリン
ダー８の図２の矢印Ｂ方向とは逆に駆動するとき、即
ち、図２の矢印Ｃ方向に連結アーム６が回転するときの
み駆動軸４に駆動を伝達し駆動軸４を回転させる。シリ
ンダー８によりワーク１を反転させると、揺動アーム７
及び連結アーム６は回転（図３の矢印Ｄ方向に下降）す
る。このとき駆動軸４は空転するが、反転板２が戻ると
きには逆に回動（図２の矢印方向Ｃ方向に上昇）し、駆
動軸４に駆動が伝達され図３に示す（上昇角度；θ）×
（駆動軸半径；γ）だけコンベアベルト３を間欠的に前
進させる。上記動作を繰り返すと、ワーク１はコンベア
ベルト３上に次々に反転され、同時にコンベアベルト３
が図１の矢印Ａ方向に間欠的に一定量前進する。このた
め、ワーク１はコンベアベルト３上に重なるように配列
される。
ダー８の図２の矢印Ｂ方向とは逆に駆動するとき、即
ち、図２の矢印Ｃ方向に連結アーム６が回転するときの
み駆動軸４に駆動を伝達し駆動軸４を回転させる。シリ
ンダー８によりワーク１を反転させると、揺動アーム７
及び連結アーム６は回転（図３の矢印Ｄ方向に下降）す
る。このとき駆動軸４は空転するが、反転板２が戻ると
きには逆に回動（図２の矢印方向Ｃ方向に上昇）し、駆
動軸４に駆動が伝達され図３に示す（上昇角度；θ）×
（駆動軸半径；γ）だけコンベアベルト３を間欠的に前
進させる。上記動作を繰り返すと、ワーク１はコンベア
ベルト３上に次々に反転され、同時にコンベアベルト３
が図１の矢印Ａ方向に間欠的に一定量前進する。このた
め、ワーク１はコンベアベルト３上に重なるように配列
される。
【００２６】図４はコンベアベルト３の連続動作を示し
ている。連続動作では、増速間欠駆動機構を停止しす
る。この際、駆動軸４を第２のワンウェイクラッチ５ｂ
を介して駆動軸回転機構によりコンベアベルト３を図３
に矢印Ｆ方向に常時搬送する。歯付プーリー１６は第２
のワンウェイクラッチ５ｂを軸受にして駆動軸４に保持
され、ワーク１を前進させる方向（図３の矢印Ｆ方向）
のみ駆動軸４と噛み合っている。駆動モータ１９は相手
プーリー１８、プーリーベルト１７、歯付プーリー１６
を介して駆動軸４に駆動を伝達する。
ている。連続動作では、増速間欠駆動機構を停止しす
る。この際、駆動軸４を第２のワンウェイクラッチ５ｂ
を介して駆動軸回転機構によりコンベアベルト３を図３
に矢印Ｆ方向に常時搬送する。歯付プーリー１６は第２
のワンウェイクラッチ５ｂを軸受にして駆動軸４に保持
され、ワーク１を前進させる方向（図３の矢印Ｆ方向）
のみ駆動軸４と噛み合っている。駆動モータ１９は相手
プーリー１８、プーリーベルト１７、歯付プーリー１６
を介して駆動軸４に駆動を伝達する。
【００２７】したがって、間欠送りの場合には、駆動モ
ータ１９を停止させ、駆動軸４は回動する連結アーム６
と噛み合い回転するが、歯付プーリー１６に対しては空
転する。同様に連続送りの場合には、駆動軸４は駆動モ
ータ１９により回転する歯付プーリー１６と噛み合い連
続回転するが、回動する連結アーム６に対しては空転す
る。
ータ１９を停止させ、駆動軸４は回動する連結アーム６
と噛み合い回転するが、歯付プーリー１６に対しては空
転する。同様に連続送りの場合には、駆動軸４は駆動モ
ータ１９により回転する歯付プーリー１６と噛み合い連
続回転するが、回動する連結アーム６に対しては空転す
る。
【００２８】上記機能によりワーク１の搬送は、間欠送
り及び連続送りの場合分けにより高停止位置精度の間欠
送りと連続送りとが選択される。また、駆動モータ１９
を停止すればコンベアベルト３が間欠的な送り状態にな
り、駆動モータ１９を運転すればコンベアベルト３が連
続的な送り状態となる。
り及び連続送りの場合分けにより高停止位置精度の間欠
送りと連続送りとが選択される。また、駆動モータ１９
を停止すればコンベアベルト３が間欠的な送り状態にな
り、駆動モータ１９を運転すればコンベアベルト３が連
続的な送り状態となる。
【００２９】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明のコンベア装置によれば、ワークを反転してコンベ
アベルト上に集積するコンベア装置に対して、間欠送り
の駆動反転に要する駆動源と兼用し、駆動軸にクラッチ
を設けることにより間欠送り時は機械的に送られるため
間欠送りの停止位置精度は向上し、連続運転時もクラッ
チのため無理なく常時搬送ができ、間欠送りと連続送り
との使い分けが可能となる。
発明のコンベア装置によれば、ワークを反転してコンベ
アベルト上に集積するコンベア装置に対して、間欠送り
の駆動反転に要する駆動源と兼用し、駆動軸にクラッチ
を設けることにより間欠送り時は機械的に送られるため
間欠送りの停止位置精度は向上し、連続運転時もクラッ
チのため無理なく常時搬送ができ、間欠送りと連続送り
との使い分けが可能となる。
【００３０】また、制御方式は簡易なリレー回路となる
ため装置の高コストを防止することができる。
ため装置の高コストを防止することができる。
【図１】本発明のコンベア装置の要部を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】図１のコンベア装置おける間欠送り状態の動作
を説明するための側面図である。
を説明するための側面図である。
【図３】図１のコンベア装置における間欠送り状態の動
作を説明するための側面図である。
作を説明するための側面図である。
【図４】図１のコンベア装置における連続送り動作を説
明するための斜視図である。
明するための斜視図である。
１ ワーク ２ 反転板 ３ コンベアベルト ４ 駆動軸 ５ａ 第１のワンウェイクラッチ ５ｂ 第２のワンウェイクラッチ ６ 連結アーム ７ 揺動アーム ８ シリンダー １１ 大歯車軸（第１の歯車軸） １２ 小歯車軸（第２の歯車軸） １４ 小歯車（第２の歯車） １５ 大歯車（第１の歯車） １６ 歯付プーリー １９ 駆動モータ
Claims (5)
- 【請求項１】 ワークを反転板に載せ、該反転板の反転
により前記ワークを反転させてコンベアベルト上に集積
し、該コンベアベルトの間欠送り及び連続送りを選択し
て前記ワークを前記コンベアベルトにより搬送するコン
ベア装置において、 間欠的に前記コンベアベルトを送ると共に前記反転板を
増速反転する増速間欠駆動機構と、コンベアベルト上の
前記ワークを連続的に搬送する連続回転駆動機構とを有
し、 前記増速間欠駆動機構は、前記コンベアベルトを駆動す
る駆動軸と、該駆動軸の一端部に軸支した第１のワンウ
ェイクラッチと、該第１のワンウェイクラッチを介して
所定角度に回動可能に前記駆動軸に保持した連結アーム
と、該連結アームに連結され該連結アームを所定角度に
回動させる揺動アームと、該揺動アームに接続され前記
連結アームを回動させるアーム駆動手段と、前記揺動ア
ームの揺動により前記反転板を回動させる板回動手段と
を有し、 前記連続回転駆動機構は前記駆動軸の他端部に軸支した
第２のワンウェイクラッチと、該第２のワンウェイクラ
ッチを介して前記駆動軸を連続回転させる駆動軸回転手
段とを有し、 前記揺動アームを前記アーム駆動手段により揺動させた
際に前記反転板が増速反転し、前記揺動アームの揺動に
伴い連結アームが回転作動して前記コンベアベルトが間
欠送りとなり、前記増速間欠駆動機構を停止した際に前
記駆動軸を前記第２のワンウェイクラッチを介して前記
駆動軸回転手段により前記コンベアベルトを常時連続送
りとすることを特徴とするコンベア装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のコンベアエ装置におい
て、前記アーム駆動手段は前記揺動アームの一端部に設
けたアーム軸部に回動可能に係合している駆動部材と、
該駆動部材を直線方向の前後に移動させるシリンダーと
を備えていることを特徴とするコンベア装置。 - 【請求項３】 請求項１記載のコンベア装置において、
板回動手段は、前記揺動アームに接続されている第１の
歯車と、該第１の歯車に噛み合っている第２の歯車と、
前記第２の歯車の回動により回動し、かつ前記反転板が
固定されている軸部とを有していることを特徴とするコ
ンベア装置。 - 【請求項４】 請求項１記載のコンベア装置において、
駆動軸回転機構は前記第２のワンウェイクラッチに設け
た歯付プーリーと、該歯付プーリーを回転させる駆動モ
ータ１３とを有していることを特徴とするコンベア装
置。 - 【請求項５】 請求項１記載のコンベアエ装置におい
て、前記連結アームは前記駆動軸に対して径方向に形成
した係合部を有し、前記揺動アームは前記係合部にスラ
イド可能に係合する相手係合部を有していることを特徴
とするコンベア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326694A JPH07277548A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7326694A JPH07277548A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | コンベア装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07277548A true JPH07277548A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13513204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7326694A Withdrawn JPH07277548A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | コンベア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07277548A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1994
- 1994-04-12 JP JP7326694A patent/JPH07277548A/ja not_active Withdrawn
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