JPH05139528A - ワーク反転装置 - Google Patents

ワーク反転装置

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Publication number
JPH05139528A
JPH05139528A JP30754991A JP30754991A JPH05139528A JP H05139528 A JPH05139528 A JP H05139528A JP 30754991 A JP30754991 A JP 30754991A JP 30754991 A JP30754991 A JP 30754991A JP H05139528 A JPH05139528 A JP H05139528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
workpiece
reversing
movable frame
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP30754991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Tateno
宏明 立野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP30754991A priority Critical patent/JPH05139528A/ja
Publication of JPH05139528A publication Critical patent/JPH05139528A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの表裏面の実装部品等を痛めることな
く、高速サイクルでワークを反転することのできるワー
ク反転装置の提供。 【構成】 ワーク6の両側縁部分の表裏面に当接挟持し
てワークを搬送する搬送手段3と、搬送手段3の両端部
分に設けたストッパ2a,2bと、搬送手段3とストッ
パ2a,2bとを組み付けし搬送手段3の中心部分かつ
搬送方向に対し直角方向を回動軸5として回動可能な可
動枠体8とを備えたワーク反転装置であって、搬送路上
流側から搬送手段3内にワーク6を取り込み可動枠体8
を180度回転させて搬送路下流側にワーク6を送出
し、該可動枠体位置のままで搬送路上流側から搬送手段
3内にワーク6を取り込みすることを特徴とする構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプリント基板
への部品取付けライン等の搬送路中に配設し、搬送中の
プリント基板等(以下ワークという)を反転させるワー
ク反転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、この種の従来のワーク反転装置
の要部側面図であり、図5は同装置のワーク反転動作の
説明図である。
【0003】1は搬送路でありワークを矢印方向に搬送
する各種コンベア装置等により形成されている。2はス
トッパ、3は搬送ベルト、4はモータ等で構成した搬送
ベルト駆動系、6は搬送されるワーク、7はワーク6の
表裏面を反転させるためにワークを係止して半回転させ
る回転体であり、5は回転体7の回動軸である。なお、
ストッパ2は回転体7の回動軸5とは別の不図示の回転
軸によってワークを反転させるときは回転体7と同期し
て回転し、また回転体7が逆方向に回転するときは停止
しておくことができる構成となっている。
【0004】図5は、上記構成になるワーク反転装置の
動作説明図であり、同図を参照してワーク6を反転させ
る動作を以下に説明する。
【0005】搬送路1の上流側から搬送されてきたワー
ク6aは、ワーク反転装置の搬送ベルト3によりワーク
6aの先端がストッパ2に当接する所定の位置までワー
ク反転装置内に取り込まれ、そして回転体7が降下して
きてワーク6aの後端部に係合する(図5a,b)。そ
してストッパ2とでワーク6aを係止して回動軸5を中
心に図示の正方向に回転してワーク6aを搬送ベルト3
の上流側から下流側へと移す(図5c)。回転体7は回
転し搬送ベルト3より若干降下した位置に停止し、ワー
ク6aは180度回転し表裏面を反転させて搬送ベルト
3上に載置される。このとき次のワーク6bが搬送路1
の上流側から搬送されてきつつある(図5d)。
【0006】ワーク6aが搬送ベルト3によって搬送さ
れ搬送路1の下流側に送出されると、回転体7は次のワ
ーク6bを係止するため図示の逆方向に回転し(図5
e)、そして前記のワーク反転動作を繰り返す。
【0007】上記の動作により、回転体7の正逆方向の
回動一往復ごとに1枚のワークを反転させることがで
き、ワークは回転体7の回動一往復の実際回動中時間に
ワークを搬送ベルト3による取り込み送出するのに要す
る時間を加えた時間がワーク1枚を反転させるに要する
サイクルタイムとなっている。
【0008】上記の反転装置の他にも建築用壁面パネル
の反転用等、各種の反転装置が実用されているが、プリ
ント基板等のように表裏面に精巧な電子部品等を実装す
るワークの表裏面反転には不適当であるので説明省略す
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のワーク反転技術では、ワーク1枚を反転させるのに
要するサイクルタイムが、実際にワークを反転させるた
めに必要な回転体7の正方向への回転時間とワークを搬
送ベルトで取り込み送出する搬送時間の他に回転体7を
逆方向に回転復帰させる遊び時間を必要とし、搬送路お
よび搬送ベルト3のスピードを速くしても、ワーク1枚
を反転させるに要するサイクルタイムが上記の遊び時間
だけ遅くなるといった問題があった。また回転体7がワ
ーク6を係止する構成・機構が必要であり、外形の異な
るワークを反転させるには、回転体7を交換する必要が
あるといった問題もあった。
【0010】この発明は、上記従来技術の問題点を解消
するために成されたもので、ワークの表裏面の実装部品
等を痛めることなく、高速サイクルでワークを反転する
ことのできるワーク反転装置を提供することを目的とす
るものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、この発明に係
るワーク反転装置は、ワークの両側縁部分の表裏面に当
接挟持してワークを搬送する搬送手段と、該搬送手段の
両端部分に設けワークの搬送路に出没させてワークの搬
送手段への出入りを規制するストッパと、前記搬送手段
とストッパとを組み付けし搬送手段の中心部分かつ搬送
方向に対し直角方向を回動軸として回動可能な可動枠体
とを備えたワーク反転装置であって、搬送路上流側から
前記搬送手段内にワークを取り込み前記可動枠体を18
0度回転させて搬送路下流側にワークを送出し、該可動
枠体位置のままで搬送路上流側から前記搬送手段内にワ
ークを取り込みすることを特徴とする構成によって、前
記の目的を達成しようとするものである。
【0012】
【作用】以上の構成により、搬送路上流側のストッパを
ワークの搬送路表面以下に没し、搬送路上流側からのワ
ークを、搬送手段によってワークの両側縁部分の表裏面
を当接挟持してワーク反転装置内に取り込みする。そし
て、搬送手段によってワークの両側縁部分の表裏面を当
接挟持し、また搬送路上流側および搬送路下流側のスト
ッパを搬送路表面に突出させたまま、搬送手段とストッ
パとを組み付けした可動枠体を180度回転してワーク
の表裏面を反転させる。
【0013】そして、搬送路下流側となったストッパ側
から搬送路下流側にワークを送出する。この送出時の可
動枠体位置のままで搬送路上流側から前記したようにし
て、ワーク反転装置内にワークを取り込みする。
【0014】以下、前記動作を繰り返すことにより、可
動枠体を逆転させる遊び時間の必要なしにワークの反転
動作を続けることができる。即ち、従来例と異なり、ワ
ークを反転させることなく可動枠体を逆方向に回転させ
る遊び時間がないので、ワークを反転させるに要するサ
イクルタイムを短縮し高速化することができる。
【0015】なお、搬送手段はワークの両側縁部分の表
裏面に当接し挟持して反転し搬送するので、ワーク表裏
面の実装部品等を痛めることがない。またワーク反転中
は両端のストッパを搬送路表面に突出させることにより
ワークが不用意に脱落することを完全に防止できると共
に、両端ストッパの範囲内に納まるワークならば多少の
長さの異なるワークであっても支障なく反転させること
ができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係るワーク反転装置を実施
例により説明する。図1は、この発明の一実施例の構成
を示す要部正面図、図2は同実施例の要部平面図であ
る。なお前記従来例と同一または相当部分は同一符号で
示す。
【0017】図1、図2において、1は搬送路で、この
発明が対象とするワーク反転装置及び、その前後の搬送
コンベア(図示せず)に亙って形成されている。8はワ
ーク反転装置の可動枠体で、間隔保持材9(図2)によ
り所定間隔離して、搬送路1の両脇に位置し、図示して
いない固定支持部材に回動軸5を介して図1中の矢印方
向に回動可能に支えられている。3は搬送ベルトで、搬
送方向に沿って搬送路1の両側に上下に対向するように
上記可動枠体8にプーリー10により保持され、ワーク
6を装置内に取り込み、送出する搬送手段を形成してい
る。4は搬送ベルト3を駆動する正逆転可能な駆動モー
タ、11は駆動モータ4の動力を反対側の搬送ベルト3
に伝えるためのベルト駆動連結軸、2a,2bはストッ
パで、搬送ベルト3の両端部において搬送面に対し出没
可能となるように可動枠体8に取り付けられている。1
2は反転回動駆動系で、可動枠体8及びこの可動枠体8
に取り付けられた上記各部を、回動軸5を中心として図
1に示す状態と180度回転した上下反転状態との間で
回動させる。
【0018】なお、可動枠体8の回動軸5は、上記搬送
手段の中心部分かつ搬送方向に対して直角方向に配設さ
れている。
【0019】次に、ワークを反転させる動作を段階的に
示す図3を用いて説明する。搬送路の上流側から搬送さ
れてきたワーク6aは、駆動モータ4によって駆動して
いる搬送ベルト3によりワーク反転装置内に取り込まれ
る(図3−a)。そして搬送路1に突出しているストッ
パ2bによりワーク6は止められ、入口側のストッパ2
aも搬送面に突出する(図3−b)。次に回動枠体8が
図1に示す回動軸5を中心にして180度回転して、ワ
ーク6aを反転させる(図3−c,d)。この反転過程
においてワーク6aは、その両側縁を上下に対向した搬
送ベルト3により挟持されており、反転により衝撃が加
わることは無い。反転が終ると、反転により下流側に位
置することになったストッパ2aが搬送面から退き、搬
送ベルト3によりワーク6aを搬送路の下流側に送出す
る(図3−e)。そして送出が終るとストッパ2aは再
び突出する。
【0020】上記のワーク6a送出時の可動枠体8の位
置のままで、上流側のストッパ2bが退き、次のワーク
6bを取り込みする(図3−f)。ワーク6bの取り込
みが終ると(図3−g)、先ほどとは逆方向に可動枠体
8が180度回転して、ワーク6bを反転させ、搬送路
の下流側に送出する(図3−h〜j)。以降は上記の動
作を繰り返す。
【0021】上記の構成と動作によって、可動枠体8を
逆転させる遊び時間の必要なしにワーク6の反転動作を
続けることができる。即ち、従来例と異なり、ワーク6
を反転させることなく可動枠体8を逆方向に回転させる
遊び時間がないので、ワーク8を反転させるに要するサ
イクルタイムを短縮し高速化することができる。
【0022】搬送手段の搬送ベルト3がワーク6の両側
縁部分の表裏面に当接し挟持して反転させ搬送するの
で、ワーク6表裏面の実装部品等を痛めることがない。
【0023】またワーク反転中は両端のストッパ2a,
2bを搬送路1の表面に突出させることによりワーク6
が不用意に脱落することを完全に防止できると共に、両
端ストッパ2a,2bの範囲内に納まるワークならば多
少の長さの異なるワークであっても支障なく反転させる
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、搬送手段の両端部分に設けたストッパをワークの搬
送路に出没させて、搬送手段によってワークの両側縁部
分の表裏面を当接挟持して搬送路上流側からワーク反転
装置内に取り込み、ワークを反転させ、搬送路下流側に
送出することができる。
【0025】そして、ワーク送出時の可動枠体位置のま
まで搬送路上流側から上記のようにして、ワーク反転装
置内にワークを取り込みすることができる。
【0026】上記の動作により、ワークを反転させるこ
となく可動枠体を逆転させる遊び時間をなくしてワーク
の反転動作を続けることができるので、従来例と異な
り、ワークを反転させるに要するサイクルタイムを短縮
し高速化することができる。
【0027】なお、搬送手段はワークの両側縁部分の表
裏面に当接し挟持して反転し搬送するので、ワーク表裏
面の実装部品等を痛めることがない。またワーク反転中
は両端のストッパを搬送路表面に突出させることにより
ワークが不用意に脱落することを完全に防止できると共
に、両端ストッパの範囲内に納まるワークならば多少の
長さの異なるワークであっても支障なく反転させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の要部正面図である。
【図2】一実施例の要部平面図である。
【図3】実施例のワーク反転動作説明図である。
【図4】従来のワーク反転装置の要部側面図である。
【図5】従来のワーク反転装置動作説明図である。
【符号の説明】
1 搬送路 2 ストッパ 3 搬送ベルト(搬送手段) 4 搬送ベルト駆動モータ 5 回動軸 6 ワーク 8 可動枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 15/00 A 8922−3F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークの両側縁部分の表裏面に当接挟持
    してワークを搬送する搬送手段と、該搬送手段の両端部
    分に設けワークの搬送路に出没させてワークの搬送手段
    への出入りを規制するストッパと、前記搬送手段とスト
    ッパとを組み付けし搬送手段の中心部分かつ搬送方向に
    対し直角方向を回動軸として回動可能な可動枠体とを備
    えたワーク反転装置であって、搬送路上流側から前記搬
    送手段内にワークを取り込み前記可動枠体を180度回
    転させて搬送路下流側にワークを送出し、該可動枠体位
    置のままで搬送路上流側から前記搬送手段内にワークを
    取り込みすることを特徴とするワーク反転装置。
JP30754991A 1991-11-22 1991-11-22 ワーク反転装置 Pending JPH05139528A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30754991A JPH05139528A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ワーク反転装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30754991A JPH05139528A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ワーク反転装置

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Publication Number Publication Date
JPH05139528A true JPH05139528A (ja) 1993-06-08

Family

ID=17970433

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30754991A Pending JPH05139528A (ja) 1991-11-22 1991-11-22 ワーク反転装置

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JP (1) JPH05139528A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100922610B1 (ko) * 2009-03-16 2009-10-21 태재근 회전식 컨베이어 장치
KR100936992B1 (ko) * 2009-02-17 2010-01-15 에스엔티코리아 주식회사 기판반전장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100936992B1 (ko) * 2009-02-17 2010-01-15 에스엔티코리아 주식회사 기판반전장치
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