JPH06298886A - 光硬化型樹脂組成物及びこの光硬化型樹脂組成物を用いた光学レンズ - Google Patents

光硬化型樹脂組成物及びこの光硬化型樹脂組成物を用いた光学レンズ

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JPH06298886A
JPH06298886A JP6003159A JP315994A JPH06298886A JP H06298886 A JPH06298886 A JP H06298886A JP 6003159 A JP6003159 A JP 6003159A JP 315994 A JP315994 A JP 315994A JP H06298886 A JPH06298886 A JP H06298886A
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JP
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acrylate
meth
resin composition
optical lens
photocurable resin
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JP6003159A
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English (en)
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Osamu Saito
治 斎藤
Haruo Tomono
晴夫 友野
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Canon Inc
DIC Corp
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Canon Inc
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/67Unsaturated compounds having active hydrogen
    • C08G18/671Unsaturated compounds having only one group containing active hydrogen
    • C08G18/672Esters of acrylic or alkyl acrylic acid having only one group containing active hydrogen

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬化したときの耐久性に優れ、光学レンズの
表面樹脂層として使用したときに、傷やクラック更には
歪み等の生じない光硬化型樹脂組成物及びこの組成物を
用いた光学レンズを提供する。 【構成】 (A)多塩基酸と多価アルコールを反応させ
て得られるポリエステルオリゴマーに、ウレタン結合を
介して(メタ)アクリル基が結合した、数平均分子量7
00以上の多官能ウレタン変性ポリエステル(メタ)ア
クリレートと、(B)数平均分子量が700よりも小さ
い多官能(メタ)アクリレートと、(C)単官能アクリ
レートと、(D)光重合開始剤とを含有する光硬化型樹
脂組成物、及びこの組成物を用いた光学レンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光硬化型樹脂組成物、特
に光学レンズの表面樹脂層に使用する光硬化型樹脂組成
物、及びこの光硬化型樹脂組成物を用いた光学レンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、母材となるガラスレンズの表
面に樹脂層を形成した光学レンズが知られている。この
ような樹脂層を有する光学レンズ(以下、レプリカレン
ズ)は、型で容易に所望の表面形状を形成できるので、
非球面レンズやフレネルレンズとして有効である。
【0003】レプリカレンズに用いる紫外線硬化型樹脂
組成物については、従来より多くの提案がなされてい
る。例えば、特開昭62−258401号公報には、2
〜4官能ウレタン変性ポリエステル(メタ)アクリレー
トと、3官能(メタ)アクリレートと、単官能(メタ)
アクリレートと、光重合開始剤とを含有する紫外線硬化
型樹脂組成物及びこの樹脂組成物を表面に用いた光学レ
ンズが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭62−2584
01号公報に記載された光学レンズは、耐久性に優れた
ものであるが、より厳しい環境の中でも表面にキズやク
ラック、更には歪みの発生しない、耐久性の更に優れた
光学レンズが望まれていた。
【0005】また、光学レンズでは、表面に反射防止層
を施す場合が多いが、表面樹脂層に歪みが生ずると反射
防止層にクラックが発生したり、反射防止層が剥離する
場合があった。
【0006】本発明は、硬化したときの耐久性に優れ、
光学レンズの表面樹脂層として使用した時に傷やクラッ
ク、更には歪みなどの生じない光硬化型樹脂組成物及び
この組成物を用いた光学レンズを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光硬化型樹脂組
成物は、(A)多塩基酸と多価アルコールを反応させて
得られるポリエステルオリゴマーに、ウレタン結合を介
して(メタ)アクリル基が結合した、数平均分子量70
0以上の多官能ウレタン変性ポリエステル(メタ)アク
リレートと、(B)数平均分子量が700よりも小さい
多官能(メタ)アクリレートと、(C)単官能アクリレ
ートと、(D)光重合開始剤とを含有するものである。
【0008】また、本発明の光学レンズは、上記光硬化
型樹脂組成物による樹脂層を、母材の表面に有するもの
である。
【0009】本発明の光硬化型樹脂組成物は、光、特に
紫外線により硬化するもので、レプリカレンズ(母材と
なるレンズの表面に樹脂層を形成した光学レンズ)の表
面樹脂層に用いるのに有効である。
【0010】上記成分(A)である和平均分子量700
以上の多官能ウレタン変性ポリエステル(メタ)アクリ
レートは、多塩基酸と多価アルコールとから合成される
ポリエステルオリゴマーを主鎖骨格とするもので、たと
えば、このポリエステルオリゴマーの主鎖及び側鎖の末
端部分のヒドロキシル基に、ジイソシアネートの一端の
イソシアネート基が結合し、該ジイソシアネートのもう
一端のイソシアネート基に、ヒドロキシル基を分子中に
有する(メタ)アクリレートが結合して合成される。多
官能ウレタン変性ポリエステル(メタ)アクリレートと
しては、2〜4官能のものが好ましい。ポリエステルオ
リゴマーを合成する多塩基酸及び多価アルコールは、何
れも2〜4価のものが好ましい。
【0011】前記4塩基酸としては、例えばピロメリッ
ト酸、2,3,3’,4−ビフェニルテトラカルボン
酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸、ビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)メタン等の4塩基酸およびそれ
らの酸無水物が好ましい。
【0012】前記3塩基酸としては、例えばトリメリッ
ト酸等の3塩基酸、またはピロメリット酸、2,3,
3’,4−ビフェニルテトラカルボン酸、ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸、ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)メタン等の4塩基酸を部分エステル化して得た3
塩基酸およびそれらの酸無水物が好ましい。
【0013】2塩基酸としては、例えば無水フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、(無水)コハク酸、アジ
ピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、テトラヒドロ無水
フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水マレイン
酸、フマル酸、イタコン酸、等が好ましい。
【0014】前記3あるいは4価アルコールとしては、
例えばグリセリン、トリメチロールメタン、トリメチロ
ールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トールモノアリルエーテル、あるいはペンタエリスリト
ール等が好ましい。
【0015】2価アルコールとしては、例えばエチレン
グリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、水素化ビスフェノールA、2,2’−ジ(4−ヒド
ロキシプロポキシフェニル)プロパン、1,3−ブタン
ジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、トリメチレング
リコール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリト
ールジアリルエーテル等が好ましい。
【0016】前記ジイソシアネートとしては、例えばト
リレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、リジンジイソシアネート、水添キシレンジイソシ
アネート、等が好ましい。
【0017】前記ヒドロキシル基を分子中に有する(メ
タ)アクリレートとしては、例えば2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)
アクリレート、ポリエチレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)ア
クリレート、グリセリンモノ(メタ)アクリレート、グ
リセリンジ(メタ)アクリレート等が好ましい。
【0018】成分(A)は、多価アルコールと多塩基酸
とを縮合反応させてポリエステルオリゴマーを得、続い
てジイソシアネートを付加反応させ、さらに(メタ)ア
クリレートを付加反応させて得られるが、下記一般式で
表される不飽和基を有するイソシアネート類を使用する
ことも可能で、この場合は前記ポリエステルオリゴマー
の主鎖及び側鎖の末端部分のヒドロキシル基に、イソシ
アネート基を反応させることにより、ウレタン変性ポリ
エステル(メタ)アクリレートが得られる。
【0019】
【化1】 [上記式中、R1 は水素またはメチル基を示し、R2
−COOCn2n−(nは1〜8の整数)を示す。] 上記一般式で示されるイソシアネート類としては、例え
ばイソシアネートメチル(メタ)アクリレート、イソシ
アネートエチル(メタ)アクリレート、イソシアネート
プロピル(メタ)アクリレート、イソシアネートオクチ
ル(メタ)アクリレート、p−メタクリロキシ−α,α
−ジメチルベンジルイソシアネート、m−アクリロキシ
−α,α−ジメチルベンジルイソシアネート等が挙げら
れる。
【0020】成分(A)のポリエステルオリゴマー合成
時の縮合反応は、公知の方法で加熱反応させれば良く、
たとえば、原料仕込み後150〜250℃で攪拌下に反
応させ、酸価が目標値になったところで反応を終了させ
る。ここで用いられる酸価とはポリエステルオリゴマー
の−COOH基の反応系中の量を示す指標であり、中和
するのに必要な、水酸化カリウムのmg数をいう。一般
的に下式、
【0021】
【数1】 で示され、本発明のポリエステルオリゴマーでは5以下
になったところで反応を終了させれば、末端基に−OH
(ヒドロキシル基)のついた所望のポリエステルオリゴ
マーが得られる。
【0022】また、多塩基酸と多価アルコールの量比
は、従って多価アルコールが過剰でなければならず、当
量比で100:105〜300が好ましい。ここで多価
アルコールの当量比が105に近ければ、高分子量のポ
リエステルオリゴマーが得られ、300に近ければ、低
分子量のものが得られる。量比の決定は、経験的に求め
られ、従ってあらかじめ少量の当り実験により確認して
おくことが望ましい。
【0023】成分(A)の数平均分子量は700以上で
ある。数平均分子量が700よりも小さいと、硬化する
際に大きく収縮し、生産物の形状精度が悪くなる。成分
(A)のより好ましい数平均分子量は、700〜500
0、特に800〜3000である。
【0024】成分(A)の数平均分子量は、多塩基酸、
多価アルコール及びジイソシアネートの選択、ポリエス
テルオリゴマーの重合度により調節することができる。
なお、本発明において、数平均分子量は、測定機として
日本ミリポアリミテッド社製M−600を用いてGPC
法により測定した。GPC法による測定に際しては、溶
媒としてテトラヒドロフランを用い、試料濃度を0.1
重量%とした。
【0025】成分(B)である数平均分子量が700よ
りも小さい多官能(メタ)アクリレートとしては、たと
えばヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジア
クリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプ
ロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−
ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキ
サンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチル
グリコールのジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール
Aのエチレンオキシド付加物のジ(メタ)アクリレー
ト、ビスフェノールAのプロピレンオキシド付加物のジ
(メタ)アクリレート、2,2’−ジ(ヒドロキシプロ
ポキシフェニル)プロパンのジ(メタ)アクリレート、
2,2’−ジ(ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン
のジ(メタ)アクリレート、トリシクロデカンジメチロ
ールのジ(メタ)アクリレート、2,2’−ジ(グリシ
ジルオキシフェニル)プロパンのジ(メタ)アクリル酸
付加物、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、テトラメチロールメタントリ(メタ)アクリレー
ト、テトラメチロールメタンテトラ(メタ)アクリレー
ト、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレート
のトリ(メタ)アクリレート、トリス(ヒドロキシプロ
ピル)イソシアヌレートのトリ(メタ)アクリレート、
トリメリット酸のトリ(メタ)アクリレート等の1種ま
たは2種以上を使用することができる。成分(B)とし
ては、2〜4官能のものが特に好ましい。
【0026】成分(B)の数平均分子量が700以上に
なると、硬化物の熱変形が大きくなる。成分(B)のよ
り好ましい数平均分子量は100〜650である。
【0027】成分(C)の単官能の(メタ)アクリレー
トとしては、たとえばメチル(メタ)アクリレート、エ
チル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート、ジシクロペンチル(メタ)アクリレート、
イソボロニル(メタ)アクリレート、ボロニル(メタ)
アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、ベンジ
ル(メタ)アクリレート、α−ナフチル(メタ)アクリ
レート、β−ナフチル(メタ)アクリレート、ジシクロ
ペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げ
られる。
【0028】成分(D)の光重合開始剤としては、たと
えばベンゾフェノンおよびヒドロキシベンゾフェノンメ
タンスルフォネートエステル、o−ベンゾイルメチルベ
ンゾネート、p−ジメチルアミンベンゾフェノン等のベ
ンゾフェノンの置換誘導体、ベンゾインおよびベンゾイ
ンアリルエーテル、アルキル基がメチル、エチル、イソ
ブチル、イソプロピル等であるベンゾインアルキルエー
テル等のベンゾインの置換誘導体、アセトフェノンおよ
びジエトキシアセトフェノン、1−ヒドロキシシクロヘ
キシルフェニルケトン、ベンジルメチルケタール、2−
ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1−(4−
イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロピオフェノン等のアセトフェノンの置換誘導体、ベ
ンジルおよび1−フェニル−1,2−プロパンジオン−
2−o−ベンゾイルオキシム等のオキシム系化合物、等
から選択された1種または2種以上を用いることができ
る。
【0029】本発明の光硬化型樹脂組成物には、必要に
応じて公知の重合促進剤、重合防止剤、離型剤、表面平
滑剤、消泡剤等を添加することもできる。
【0030】成分(A)は、熱、湿度、及び紫外線に対
する耐久性を向上させる。
【0031】成分(B)は、本発明の樹脂組成物を硬化
させたときに、硬度を高くすると共に熱変形を減少させ
る。本発明の樹脂組成物による硬化物は、温度上昇に伴
うヤング率の低下量が少なく、熱変形が少ない。このた
め本発明による光学レンズは、表面に反射防止層を施し
ても、温度変化によって反射防止層が割れたり、剥離し
たりすることがない。本発明の樹脂組成物による硬化物
のヤング率は、100℃のヤング率が20℃のヤング率
の2%以上であることが好ましい。100℃のヤング率
は20℃のヤング率と同じであることが好ましいが、実
際にはそのようなことは望めず2〜90%が好ましい範
囲である。
【0032】なお、本発明においてヤング率は、レオメ
トリック社製の固体粘弾性測定機RSA−2を用いて測
定した。測定に使用した試料としては樹脂組成物を10
ジュール/cm2 以上の光で硬化したものを用いた。試
料の形状は、JISK7113の2号ダンベル形状とし
た。この試料を、測定機の2個のチャック(スパン長2
3mm)に固定し、0.1%の引張り歪みを3.5Hz
の周期で与えてヤング率を測定した。昇温速度は3℃/
min.とした。
【0033】成分(C)は、本発明の樹脂組成物の流動
性あるいは粘度を適度なものにする。
【0034】成分(A)の含有量は、成分(A)〜
(C)の合計を100重量%として(以下、同様)、1
0〜90重量%、更には25〜70重量%が好ましい。
含有量が10重量%未満では耐久性が低下し、90重量
%よりも多いと組成物の粘度が著しく高くなる。
【0035】成分(B)の含有量は、30〜70重量%
が好ましい。含有量が30重量%未満では硬化物の熱変
形が大きくなる。また、70重量%よりも多いと、硬化
物が脆くなったり、硬化する際に大きく収縮する。
【0036】成分(C)の含有量は、10〜90重量
%、更には25〜70重量%が好ましい。
【0037】成分(D)の含有量は、0.1〜5重量%
が好ましい。
【0038】本発明においては、特に100℃のヤング
率が20℃のヤング率の10〜90%であることが好ま
しく、このヤング率比を達成するためには、成分(A)
の含有量を25〜45重量%、成分(B)の含有量を3
1〜50重量%、更に成分(C)の含有量を5〜44重
量%とするのが好ましい。
【0039】本発明の光学レンズは、図1に示すよう
に、ガラスレンズである母材1の表面に、本発明の樹脂
組成物による樹脂層2を設けたものである。樹脂層2上
には、更に必要に応じ反射防止層を設ける。母材1は光
学ガラスを球面研磨して作製したレンズが好ましいが、
場合により樹脂でもよい。
【0040】反射防止層としては、例えば、SiO2
SiO、MgF2 、TiO2 、Ti 23 、Al2
3 、CeO2 、La23 、Y23 、ZrO2 等の薄
膜を、一層または多層に積層したものを使用することが
できる。反射防止層は、例えば、真空蒸着、スパッタリ
ングあるいはイオンプレーティングにより形成すること
ができる。反射防止層は、例えば真空蒸着、スパッタリ
ングあるいはイオンレーティングにより形成することが
できる。
【0041】樹脂層2の厚みは、10〜300μmが好
ましい。反射防止層の厚みは、0.05〜1.0μmが
好ましい。
【0042】本発明の光学レンズは、非球面レンズとし
た場合に有効であるが、通常の球面レンズとしてもよ
い。
【0043】図2〜図4に示す光学レンズは本発明の他
の例で、図2に示す光学レンズは、母材11の凸面に樹
脂層12及び反射防止層13を順に積層したものであ
る。
【0044】図3に示す光学レンズは、母材21の両面
に樹脂層22及び反射防止層23を順に積層したもので
ある。
【0045】図4に示す光学レンズは、母材31の凸面
に下引き層34、樹脂層32及び反射防止層33を順に
積層したものである。下引き層34は、接着力を向上さ
せるもので、例えば、シランカップリング剤が使用でき
る。
【0046】本発明の光学レンズは、図5〜図7に示す
方法により製造することができる。即ち、まず図5に示
す様に母材1上に本発明の樹脂組成物4を供給する。次
に、図6に示すように、金型5を母材1から一定の間隔
を離して保持し、樹脂層2を成形する。このとき、母材
1側から樹脂組成物に対して紫外線を照射する。最後
に、図7に示すように、金型5を樹脂層から離して本発
明の光学レンズが得られる。必要に応じ、樹脂層2上に
反射防止層を形成する。
【0047】本発明の光硬化型樹脂組成物を硬化させる
ために使用する光源としては、例えば、ケミカルラン
プ、低圧水銀灯、高圧水銀灯、カーボンアーク、キセノ
ンランプ、水銀キセノンランプ等が使用される。
【0048】
【実施例】以下、実施例を掲げて本発明を更に具体的に
説明する。
【0049】[成分(A)の製造例(I)]コンデン
サ、窒素ガス導入管、温度計、攪拌機を取りつけた4つ
口フラスコに、無水フタル酸49g、プロピレングリコ
ール114gを仕込み、窒素雰囲気下で加熱攪拌した。
150℃まで昇温後2時間保持し、その後徐々に昇温し
て230℃で反応を進め、酸価が5以下となったところ
で反応を終了した。室温まで冷却後、1,4−シクロヘ
キシレンジイソシアネート166g、2−ヒドロキシエ
チルアクリレート174g、ジブチル錫ジラウレート
0.11gを添加して反応系の温度が80℃を越えない
様に穏やかに加熱させながら3時間反応後、100℃ま
で1時間かけて昇温後、3時間反応させて数平均分子量
860のウレタン変性ポリエステルアクリレート(I)
を得た。
【0050】[成分(A)の製造例(II)]多塩基酸と
して無水トリメリット酸77gと、無水フタル酸89
g、多価アルコールとしてプロピレングリコール182
gとを、製造例Iと同様な実験器具を用いて、同様な反
応条件で反応を終了させた。室温まで冷却後、イソホロ
ンジイソシアネート265g、2−ヒドロキシエチルア
クリレート186g、ジブチル錫ジラウレート0.16
gを添加して製造例Iと同様な反応条件で反応させ、数
平均分子量1500のウレタン変性ポリエステルアクリ
レート(II)を得た。
【0051】[成分(A)の製造例(III) ]多塩基酸と
してテトラヒドロ無水フタル酸135g、多価アルコー
ルとしてトリメチロールプロパン40gと、1,3−ブ
チレングリコール97gとを製造例Iと同様な実験器具
を用いて、同様な条件で反応を行なった。室温まで冷却
後、イソホロンジイソシアネート177g、3−ヒドロ
キシプロピルアクリレート143g、ジブチル錫ジラウ
レート0.12gを添加して製造例Iと同様な条件で反
応を行ない、数平均分子量1400のウレタン変性ポリ
エステルアクリレート(III) を得た。
【0052】[成分(A)の製造例(IV)]多塩基酸とし
てアジピン酸1168g、多価アルコールとして1,4
−ブタンジオール930gを、さらに触媒としてパラト
ルエンスルホン酸0.5gを製造例Iと同様な実験器具
を用いて、同様な条件で反応を行ない、次いで過剰の
1,4−ブタンジオールを減圧して留去した後、反応を
終了した。室温まで冷却後、イソホロンジイソシアネー
ト398g、2−ヒドロキシエチルアクリレート232
g、ジブチル錫ラウレート2gを添加して製造例Iと同
様な条件で反応を行ない、数平均分子量3000のウレ
タン変性ポリエステルアクリレート(IV)を得た。
【0053】[成分(A)の製造例(V)]多塩基酸と
して無水マレイン酸59gを、多価アルコールとしてプ
ロピレングリコール91gとを、製造例Iと同様な実験
器具を用いて同様な条件で反応を行なった。室温まで冷
却後、2−イソシアネートエチルアクリレート169
g、ジブチル錫ラウレート0.08gを添加して、製造
例Iと同様な条件で反応を行ない、数平均分子量510
のウレタン変性ポリエステルアクリレート(V)を得
た。
【0054】上記のようにして得たアクリレート(I)
〜(V)を成分(A)として、この成分(A)と表1に
示した成分(B)〜(D)とを、表1に示した混合割合
で混合して、7種類の光硬化型樹脂組成物を作製した。
【0055】これらの光硬化型樹脂組成物を用いて、O
HARA製の光学ガラス(材質BK7)の片面に樹脂層
を形成し、更に樹脂層上に反射防止層を形成して、図1
に示すような両面が凹面の非球面光学レンズを作製し
た。光硬化型樹脂組成物の硬化は、50mWの水銀キセ
ノンランプで2分間照射することにより行なった。
【0056】母材として用いた光学ガラスの寸法は以下
の通りであった。
【0057】直径:33.5mm 第1の凹面を形成する球面の半径:229.4mm 第2の凹面を形成する球面の半径:56.5mm 中心の厚み:2.2mm 樹脂層は、母材の第2の凹面に設けた。樹脂層の厚み
は、光学レンズの中心で20μm、周縁で40μm、中
心と周縁との中間部で130μmとした。
【0058】反射防止層は、樹脂層側からSiO層、T
iO2 層及びSiO層を順に積層して形成した。各層の
厚みは、SiO層300nm、TiO2 層250nm、
SiO2 層125nmで、反射防止層の各層は真空蒸着
法で形成した。
【0059】こうして作製した7種類の光学レンズにつ
いて、以下に示す2種類の耐久試験を行なった。光学レ
ンズは、1種類につき複数個用意し、以下に示す耐久試
験は、いずれも新しい光学レンズを用いて行なった。
【0060】耐久試験 70℃、85%RHの高温高
湿槽中での500時間放置する。
【0061】耐久試験 −30℃の低温下に2時間放
置後、60℃、60%RHの高温高湿下に2時間放置す
る操作を20回繰り返す。
【0062】上記耐久試験、を行なった後、以下に
示す項目について評価した。評価結果を表1に示した。
【0063】(1)外観 樹脂層及び反射防止層にクラック、腐食、気泡、剥離、
著しい色変化が認められるかどうかを目視により観察し
た。変化のないものを良好とした。
【0064】(2)形状精度 光学レンズの表面精度を、ザイゴ社製フィゾー型干渉計
[He−Neレーザー光(波長632.8nm)を使
用]により観察し、得られた干渉縞の乱れから形状精度
を求めた。
【0065】(3)耐摩耗性 レンズクリーニング用シルボン紙により反射防止層表面
を300gの荷重で10回こすり、外観を目視で観察し
た。変化のないものを良好とした。
【0066】(4)耐溶剤性 アルコール・エーテル系有機溶剤をしみ込ませたレンズ
クリーニング用シルボン紙により反射防止層表面を30
0g荷重で10回こすり、外観を目視で観察した。変化
のないものを良好とした。
【0067】(5)密着性 接着テープ(ニチバン社製CT−18)を反射防止層表
面に接着して剥離する操作を3回繰返し、外観を目視で
観察した。変化のないものを良好とした。
【0068】以上のほか、使用した7種類の光硬化型樹
脂組成物について、20℃のヤング率と100℃のヤン
グ率との比を求め、表1に示した。
【0069】
【表1】 表1から明らかなように、実施例1〜6では、いずれも
良好な結果が得られたが、比較例1では耐久試験後の形
状精度が悪く、光学レンズとして使用できないものであ
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学レンズの一例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の光学レンズの他の例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の光学レンズの他の例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の光学レンズの他の例を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の光学レンズの製造工程を示すもので、
母材に本発明の光硬化型樹脂組成物を供給する工程を示
す図である。
【図6】図5の製造工程の次の工程を示すもので、金型
と母材との間の光硬化型樹脂組成物を光で硬化する工程
を示す図である。
【図7】図6の製造工程の次の工程を示すもので、金型
を光学レンズから剥離する工程を示す図である。
【符号の説明】
1、11、21、31 母材 2、12、22、32 樹脂層 13、23、33 反射防止層 34 下引き層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/027 513

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)多塩基酸と多価アルコールを反応
    させて得られるポリエステルオリゴマーに、ウレタン結
    合を介して(メタ)アクリル基が結合した、数平均分子
    量700以上の多官能ウレタン変性ポリエステル(メ
    タ)アクリレートと、 (B)数平均分子量が700よりも小さい多官能(メ
    タ)アクリレートと、 (C)単官能アクリレートと、 (D)光重合開始剤とを含有することを特徴とする光硬
    化型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 前記(A)の多官能ウレタン変性ポリエ
    ステル(メタ)アクリレートが、2〜4官能のものであ
    る請求項1記載の光硬化型樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記(A)の多官能ウレタン変性ポリエ
    ステル(メタ)アクリレートの数平均分子量が、700
    〜5000である請求項1記載の光硬化型樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記数平均分子量が880〜3000で
    ある請求項3記載の光硬化型樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 前記(B)の多官能(メタ)アクリレー
    トが、2〜4官能のものである請求項1記載の光硬化型
    樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 前記(B)の多官能(メタ)アクリレー
    トの数平均分子量が、100〜650である請求項1記
    載の光硬化型樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光硬化型樹脂組成物によ
    る樹脂層を、母材の表面に有する光学レンズ。
  8. 【請求項8】 前記樹脂層上に、反射防止層を設けた請
    求項7記載の光学レンズ。
  9. 【請求項9】 前記樹脂層の100℃におけるヤング率
    が、20℃のヤング率の2%以上である請求項7記載の
    光学レンズ。
  10. 【請求項10】 前記樹脂層の100℃におけるヤング
    率が、20℃のヤング率の10〜90%である請求項7
    記載の光学レンズ。
  11. 【請求項11】 前記樹脂層を構成する成分(A)の含
    有量が25〜45重量%、成分(B)の含有量が31〜
    50重量%、更に成分(C)の含有量が5〜44重量%
    である請求項10記載の光学レンズ。
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