JPH0629789Y2 - 磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録装置

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JPH0629789Y2
JPH0629789Y2 JP1985084975U JP8497585U JPH0629789Y2 JP H0629789 Y2 JPH0629789 Y2 JP H0629789Y2 JP 1985084975 U JP1985084975 U JP 1985084975U JP 8497585 U JP8497585 U JP 8497585U JP H0629789 Y2 JPH0629789 Y2 JP H0629789Y2
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JP1985084975U
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邦明 藤井
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、磁気記録装置に関する。
〔従来技術〕
従来、磁気記録装置では、規格化された標準の記録速度
で記録する標準モードと、標準モードの記録時間よりも
延長された長時間にわたる記録をおこなえるEPモード
(extended play mode)とに切り換えられるものがあ
る。従来では、使用者が記録時間入力装置で所望の記録
時間を入力すると、センサで磁気記録媒体の残量を検出
し、入力された記録時間と磁気記録媒体の残量とから磁
気記録媒体の残量がその記録時間にわたつて連続して記
録するに不足する場合に、残量不足が検出され、残量不
足の表示がおこなわれ、その表示を見て使用者がスイツ
チを操作して標準モードからEPモードにモードを切り
換えたり、残量不足の検出によつて自動的に標準モード
からEPモードにモードが切り換えられたりするように
構成されている。しかしながら、このようなモードの切
り換えは、手動、自動いずれにしろ記録を開始する前に
行われているので、標準モードでは記録媒体の残量が不
足する場合、記録は最初から標準モードの記録に比べて
画質が悪いEPモードで記録されることになる。また、
標準モードでは記録媒体の残量が不足するが、EPモー
ドでは記録媒体の残量が余る場合には、中途半端な記録
媒体の残量が残されることになり、記録媒体の利用効率
が悪くなる欠点もある。
〔考案の目的〕
本考案は、前記の事情を鑑みてなされたものであつて、
標準モードによつて記録を行つている途中で、磁気媒体
の残量がEPモードに記録時間の残りをEPモードで記
録できる量と同じになつたときに、標準モードからEP
モードに自動的に切り換えることができる磁気記録装置
を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
本考案は、所望の記録時間を入力する記録時間入力装置
と、標準速度による記録に関する標準モード、標準速度
に対して低速度による記録に関するEPモードまたは磁
気記録媒体の残量に応じて前記2通りのモードを自動的
に選択する自動モードのいずれかを指定する切り換え手
段と、磁気記録媒体の残量を記録動作に伴って経時的に
検出するセンサと、このセンサで検出した磁気記録媒体
の残量を、標準モードで記録する時の残り時間またはE
Pモードで記録する時の残り時間として経時的に算出す
る残量算出手段と、記録時間入力装置で入力された記録
時間の残り時間を記録動作に伴って経時的に求める第1
の処理、磁気記録媒体の現在の残量が記録時間の現在の
残り時間について標準モードで記録可能であるか不可能
であるかを判定する第2の処理並びに、磁気記録媒体の
現在の残量が記録時間の現在の残り時間についてEPモ
ードで記録可能であるか不可能であるかを判定する第3
の処理を行う計算手段と、切り換え手段で指定されたモ
ードを実行する制御手段とを有する構成である。
そして、前述の制御手段は、自動モードの実行時におい
て、計算手段の第1,第2の処理を行わせて、第2の処
理で可能と判定した場合には不可能と判定するまでの期
間について標準モードを実行させつつ当該処理を繰り返
す一方、第2の処理で不可能と判定した場合には計算手
段の第3の処理を行わせて、第3の処理で不可能と判定
した場合にはテープ残量不足を表すエラー表示を行って
EPモードを実行させる一方、第3の処理で可能と判定
した場合には記録時間の現在の残り時間とEPモードで
記録する時の磁気記録媒体の残り時間とが一致するまで
の期間について標準モードを実行させつつ、一致した後
の期間についてEPモードを実行させるように構成され
ている。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るビデオテープレコーダ
の回路要部のブロック図であり、このビデオテープレコ
ーダは、記録媒体であるビデオテープ1の走行速度を制
御するサーボ回路2と、このサーボ回路2で制御される
走行速度が規格された標準速度となる標準モードと、E
Pモードであり、走行速度が標準速度の3分の1となる
3倍モードと、テープ残量が所望の記録時間の残り時間
にわたる標準モードでの記録に不足するときに、後述の
ようにして走行速度を3倍モードに自動切り換えする自
動モードとに記録モードを切り換えるモード切り換えス
イッチ3とを有している。また、このビデオテープレコ
ーダは、使用者が所望の記録時間を入力する記録時間入
力装置4と、ビデオテープ1の残量を検出するセンサ5
と、このセンサ5の出力からビデオテープ1の残量を算
出するテープ残量算出回路6と、このテープ残量算出回
路6が出力する残量データと、記録時間入力装置4が出
力する時間データとからビデオテープ1の残量が記録時
間の残り時間にわたる3倍モードによる記録に要する量
以下かどうかを判定する残量判定回路として機能する計
算ユニツト7とを備えている。前記サーボ回路2は、モ
ード切り換えスイツチ3が自動モードに切り換えらえて
いる場合に初期状態として標準モードを自動的に選択す
るように構成され、また、計算ユニット7がビデオテー
プ1の残量が記録時間の残り時間にわたる3倍モードに
よる記録に要する量以下と判定するときに出力するモー
ド切り換え指令を入力し、標準モードから3倍モードに
記録モードが切り換えられるように構成されている。
次に、このように構成されたビデオテープレコーダの動
作を第2図に基づいて説明する。
第2図は前記計算ユニツト7内で実行される自動モード
切り換えプログラムの流れを示すフローチヤートであ
る。図示しない電源スイツチをオンにし、モード切り換
えスイツチ3を自動モードに切り換えると、第2図に示
す自動モード切り換えプログラムが開始される(F
1)。まず、センサ5でビデオテープ1の残量が検出さ
れ、テープ残量算出回路6で標準モードで記録するとき
のテープ残り時間A、3倍モードで記録するときのテー
プ残り時間Bが算出され、記録時間入力装置4で入力さ
れた所望の記録時間の残り時間Cとともに計算ユニツト
7に入力される(F2)。前記計算ユニツト7では標準
モードで記録するときのテープ残り時間Aと記録時間C
とが比較され(F3)、現在のテープ残量が記録時間の
現在の残り時間Cについて標準モードで記録可能である
場合(A≧C)、すなわち、標準モードで記録するとテ
ープが丁度なくなるかまたは余る場合には、標準モード
が選択されたのち(F4)、再び、計算ユニツト7に標
準モードで記録するときのテープ残り時間A、3倍モー
ドで記録するときのテープ残り時間Bおよび記録時間入
力装置4で入力された所望の記録時間の残り時間Cを入
力する段階(F2)に戻される。現在のテープ残量が記
録時間の現在の残り時間Cについて標準モードで記録不
可能である場合(A<C)、すなわち、標準モードで記
録するとテープが足りない場合には、記録時間の残り時
間Cと3倍モードで記録するときのテープ残り時間Bと
を比較し(F5)、3倍モードで記録するときのテープ
残り時間Bが記録時間の残り時間C未満の場合(B<
C)、すなわち、3倍モードで記録するとテープが足り
ない場合には、残量不足の表示を図示しない表示装置で
表示し(F6)、直ちに、3倍モードが選択される(F
7)。3倍モードで記録するときのテープ残り時間Bが
記録時間の残り時間C以上の場合(B≧C)、すなわ
ち、3倍モードで記録するとテープが丁度なくなるかま
たは余る場合には、一旦、標準モードを選択したのち
(F8)、再び、計算ユニツト7に標準モードで記録す
るときのテープ残り時間A、3倍モードで記録するとき
のテープ残り時間Bおよび記録時間入力装置4で入力さ
れた所望の記録時間の残り時間Cを入力し(F9)、再
び、記録時間の残り時間Cと3倍モードで記録するとき
のテープ残り時間Bとを比較し記録時間の残り時間Cが
3倍モードで記録するときのテープ残り時間Bと一致す
ることを確認してから(F10)3倍モードが選択され
る(F7)。3倍モードが選択されたのち、プログラム
は、再び、計算ユニツト7に標準モードで記録するとき
のテープ残り時間A、3倍モードで記録するときのテー
プ残り時間Bおよび記録時間入力装置4で入力された所
望の記録時間の残り時間Cを入力する段階(F2)に戻
り、この段階以降のプログラムが繰り返されることにな
る。結局、自動モードでは、3倍モードで記録するとき
のテープ残り時間Bが記録時間入力装置4で入力された
所望の記録時間の残り時間Cと等しくなるまでは、標準
モードが選択され、3倍モードよりもきめの細かい記録
が行われるとともに、3倍モードに切り換えることによ
り、ビデオテープ1の残量部分一杯に残りの記録時間の
記録を格納できることになり、ビデオテープ1の利用効
率を高められる。もちろん、自動モードでビデオテープ
1の残量が標準モードにより所望の記録時間にわたり記
録するに十分であれば標準モードが選択される。なお、
自動モードでは、ビデオテープ1の残量が3倍モードで
記録しても所望の記録時間の記録に不足するときには、
上述のように、残量不足が表示されて、最初から3倍モ
ードの記録が実行される。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、EPモードで記録する
ときの記録媒体残量時間が記録時間入力装置で入力され
た所望の記録時間の残り時間と等しくなるまでは、標準
モードが選択され、EPモードよりもきめの細かい記録
を行えるとともに、EPモードで記録するときの記録媒
体残量時間が記録時間入力装置で入力された所望の記録
時間の残り時間と等しくなるときに記録モードを標準モ
ードからEPモードに切り換えるので、記録媒体の残量
部分一杯に残りの記録時間の記録を格納できることにな
り、記録媒体の利用効率を高められる。また、記録媒体
の残量が不足するかどうかを心配する必要がなくなる等
の効果も得られる。
とくに本考案では、磁気記録媒体の残量を記録動作に伴
って経時的に検出し、そのセンサの出力される残量から
磁気記録媒体の残量時間を経時的に算出するようにして
いるので、長時間使用においてテープに巻きムラがあり
記録動作に際してのテープの使用量と使用時間との相関
関係が一定とならないような場合も、磁気記録媒体の残
量時間がリアルタイムで正確に検出でき、これにより磁
気記録媒体の残量不足の回避率及び磁気記録媒体の利用
効率を極めて高くできる。
しかも、計算手段による第2の処理において、仮にテー
プの巻きムラなどが原因で実際には磁気記録媒体の現在
の残量が記録時間の現在の残り時間について標準モード
で記録不可能であるにもかかわらず記録可能であると誤
判定した場合だと一旦標準モードを実行させるために入
力された記録時間に対して磁気記録媒体が不足する事態
が発生することが懸念されるけれども、標準モードを実
行させた後でもリアルタイムで当該第2の処理の判定を
繰り返し行うようになっているから、テープの巻きムラ
が解除されて正確な判定が行えるようになると、即座に
第3の処理へと移行するようになって適切なタイミング
でEPモードへ変更できるようになり、前述の好ましく
ない事態の発生を防止できる。さらに、計算手段による
第3の処理において、磁気記録媒体の現在の残量が記録
時間の現在の残り時間についてEPモードで記録不可能
であると判定するとテープ残量不足を表すエラー表示を
行うようになっているから、そのことを使用者に認識さ
せて注意を促すことができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るビデオテープレコーダ
の回路要部のブロツク図、第2図は、その計算ユニツト
7内で実行される自動モード切り換えプログラムの流れ
を示すフローチヤートである。 1……ビデオテープ(記録媒体)、2……サーボ回路、
4……記録時間入力装置、5……センサ、6……テープ
残量算出回路(残量算出手段)、7……計算ユニツト
(残量判定回路)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の記録時間を入力する記録時間入力装
    置(4)と、 標準速度による記録に関する標準モード、標準速度に対
    して低速度による記録に関するEPモードまたは磁気記
    録媒体の残量に応じて前記2通りのモードを自動的に選
    択する自動モードのいずれかを指定する切り換え手段
    (3)と、 磁気記録媒体(1)の残量を記録動作に伴って経時的に検
    出するセンサ(5)と、 このセンサ(5)で検出した磁気記録媒体(1)の残量を、標
    準モードで記録する時の残り時間(A)またはEPモード
    で記録する時の残り時間(B)として経時的に算出する残
    量算出手段(6)と、 記録時間入力装置(4)で入力された記録時間の残り時間
    (C)を記録動作に伴って経時的に求める第1の処理、磁
    気記録媒体(1)の現在の残量が記録時間の現在の残り時
    間(C)について標準モードで記録可能であるか不可能で
    あるかを判定する第2の処理並びに、磁気記録媒体(1)
    の現在の残量が記録時間の現在の残り時間(C)について
    EPモードで記録可能であるか不可能であるかを判定す
    る第3の処理を行う計算手段(7)と、 切り換え手段(3)で指定されたモードを実行する制御手
    段(2)とを有し、 かつ、制御手段(2)は、自動モードの実行時において、
    計算手段(7)の第1,第2の処理を行わせて、第2の処
    理で可能と判定した場合には不可能と判定するまでの期
    間について標準モードを実行させつつ当該処理を繰り返
    す一方、第2の処理で不可能と判定した場合には計算手
    段(7)の第3の処理を行わせて、第3の処理で不可能と
    判定した場合にはテープ残量不足を表すエラー表示を行
    ってEPモードを実行させる一方、第3の処理で可能と
    判定した場合には記録時間の現在の残り時間(C)とEP
    モードで記録する時の磁気記録媒体(1)の残り時間(B)と
    が一致するまでの期間について標準モードを実行させつ
    つ、一致した後の期間についてEPモードを実行させ
    る、ことを特徴とする磁気記録装置。
JP1985084975U 1985-06-05 1985-06-05 磁気記録装置 Expired - Lifetime JPH0629789Y2 (ja)

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JP1985084975U JPH0629789Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05 磁気記録装置

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JP1985084975U JPH0629789Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05 磁気記録装置

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Publication Number Publication Date
JPS61203433U JPS61203433U (ja) 1986-12-20
JPH0629789Y2 true JPH0629789Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=30634947

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2517573B2 (ja) * 1986-12-24 1996-07-24 キヤノン株式会社 情報記録装置
JP2686614B2 (ja) * 1988-02-03 1997-12-08 キヤノン株式会社 情報信号記録装置
JP2658437B2 (ja) * 1989-10-13 1997-09-30 松下電器産業株式会社 ビデオテープレコーダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841456A (ja) * 1981-09-01 1983-03-10 Victor Co Of Japan Ltd テ−プレコ−ダ
JPS6098127U (ja) * 1983-12-07 1985-07-04 ソニー株式会社 記録装置

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JPS61203433U (ja) 1986-12-20

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