JPH0753187Y2 - テープレコーダの残量時間表示装置 - Google Patents

テープレコーダの残量時間表示装置

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JPH0753187Y2
JPH0753187Y2 JP14649087U JP14649087U JPH0753187Y2 JP H0753187 Y2 JPH0753187 Y2 JP H0753187Y2 JP 14649087 U JP14649087 U JP 14649087U JP 14649087 U JP14649087 U JP 14649087U JP H0753187 Y2 JPH0753187 Y2 JP H0753187Y2
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JP
Japan
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time
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tape
remaining
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JP14649087U
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JPS6452188U (ja
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泰治 栗林
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテープレコーダの残量時間表示装置に係り、特
にテープの回転周期,テープ速度等より計算された計算
値と表示装置の表示値とを比較し、表示値を制御する制
御手段を有する残量時間表示装置に関する。
従来の技術 テープの残量時間は供給側リールの回転周期,テープ速
度,テープの厚み,ハブ径等から計算し求めることがで
きる。しかし、この計算値は供給側リールの回転周期の
測定等のバラツキにより増減し、この計算値をそのまま
表示すると表示値も増減し表示が単調減少せず不自然な
表示となってしまう。このため、従来のテープ残量時間
表示装置は最初に計算し、表示した後は計算値と表示値
を夫々、順次記憶し、比較して、例えば表示値が計算値
より小さいときは表示値より1秒減算する際の減算する
時間間隔を0.8秒とし、表示値が計算値より大きいとき
は表示値より1秒減算する際の減算する時間間隔を1.2
秒にすることにより表示値を計算値に近づけ表示値をよ
り正確に表示すると共に表示値を単調減少させて自然な
表示になるようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 しかるに、従来の装置では、最初の計算時にテープのた
るみ,テープの巻きむら等により供給側リールの回転周
期の検出が正しく行なえなかった場合、計算値が誤った
値になり表示値も誤った値となる。しかも、その後、正
しい計算値が得られたとしても表示値は自然な表示とす
るため小さい時間でしか修正しないので計算値と表示値
の誤差が大きいときにはテープが完全に巻き取られるま
で修正しきれない等の欠点がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、残量時間の
表示をなるべく自然にかつ正確に行なえるテープレコー
ダの残量時間表示装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 第1図は本考案の原理ブロック図を示す。本考案はテー
プの残量時間を表示する表示手段106と少なくともテー
プリールの回転周期に基づいてテープ残量時間を計算す
るテープ残量時間計算手段101と、テープ残量時間計算
手段が1回目であるかどうか判定する第1の判定手段10
2と、第1の判定手段102が2回目以降の計算と判定した
場合、表示手段106の表示値とテープ残量時間計算手段1
01の計算値との差が設定値以上で、かつ一定時間以上連
続したことを判定する第2の判定手段103と、第1の判
定手段102が1回目の計算と判定した場合、及び、第2
の判定手段103が表示値と計算値との差が設定値以上
で、かつ一定時間以上連続していると判定した場合、計
算値を表示手段108に一定時間表示すると共にテープ残
量時間計算手段101に次回の計算を行なわせる第1の表
示制御手段104と、第2の判定手段103が計算値と表示値
との差が設定値以下で、かつ、一定時間以上連続してい
ないと判定した場合、前回の表示値から一定時間を減じ
た今回の表示値を、計算値と今回の表示値との大小関係
に応じて異なる時間表示手段106に表示すると共に、テ
ープ残量時間計算手段101に次回の計算を行なわせる第
2の表示制御手段105とよりなる。
作用 表示手段106は第1の表示制御手段104又は第2の表示制
御手段105に応じてテープ残量時間を表示する。テープ
残量時間計算手段101は少なくともテープリールの回転
周期に基づいてテープ残量時間を計算し、第1の判定手
段102はその計算が1回目であるかどうかを判定する。
第2の判定手段103は第1の判定手段102が前記計算が2
回目以降と判定した場合に表示手段106の表示値と計算
値との差が設定値以上で、かつ、所定時間連続している
かどうか判定する。
第1の表示制御手段104は第1の判定手段102が前記計算
が1回目であると判定した場合、及び第2の判定手段10
3が前記計算値と表示値との差が設定値以上で所定時間
連続したと判定した場合、前記計算値を表示手段106に
一定時間表示すると共にテープ残量時間計算手段101に
次回の計算を行なわせる。第2の表示制御手段105は第
2の判定手段が計算値と表示値との差が設定値以上又
は、所定時間連続していないと判定した場合、前回表示
値から前記一定時間減じた今回の表示値を計算値と今回
の表示値の大小関係に応じて異なる時間表示手段106に
表示すると共にテープ残量時間計算手段101に次回の計
算を行なわせる。
実施例 第2図は本考案の一実施例のブロック図を示す。図中、
201は回転センサ、202はマイクロコンピュータ(以下マ
イコンと呼ぶ)203は表示装置を示す。カセットテープ2
09は供給側リール210に磁気テープ211が巻回し、磁気テ
ープ211が供給側リール210から磁気ヘッド212に接触
し、ピンチローラ213とキャプスタン214に挟持され、巻
取り側リール215に巻き取られる構成とされている。
供給側リール210の駆動部には供給側リール210の回転周
期を検出する回転センサ201が取り付けられている。回
転センサ201により検出された回転周期情報はマイコン2
02に入力される。また、マイコン202には回転周期情報
の他にテープ速度情報205、テープ厚情報206、ハブ径情
報207及び早送り,巻戻し,再生,記録等の走行を制御
するメカコントロール用マイクロコンピュータ204から
メカ走行に関するメカ走行モード情報208が入力され
る。
マイコン202は上記各種情報よりテープ残量時間を計算
し、後述するような制御動作を行ない表示装置203を制
御し、表示装置203にテープ残量時間を表示する。
次にマイコン202により行なわれる制御動作を第3図と
共に説明する。本実施例では記録,再生のときのみ残量
時間の表示を行なう。このため、メカコントロール用マ
イクロコンピュータ204からのメカ走行モード情報が記
録又は再生モードのとき、マイコン202が動作する(ス
テップS1). マイコン202の動作が開始すると、まず変数Kを0にす
る(ステップS2)。変数Kは計算値と表示値との差が連
続して30秒以上になった時間を示す。次にマイコン202
のタイマの時間(T)を0にリセットしタイマをスター
トさせる(ステップS3〜S4)。タイマがスタートすると
回転ンサ201により検出された供給側リール210の回転周
期及びテープ速度情報205、テープ厚情報206、ハブ径情
報207よりテープ残量時間が計算される(ステップ
S5)。
次に上記計算が1回目の計算であるかどうかが判断され
(ステップS6)、1回目の計算であればマイコン202内
の表示値を一時記憶しておく表示メモリに計算値を記憶
して表示装置210に計算値によるテープ残量時間が一定
時間(例えば1秒間)表示され(ステップS7〜S10)、
再びタイマの時間Tをリセットし、テープ残量時間の計
算を行なう(ステップS3〜S5)。
テープの残量時間の計算が2回目以降は計算値は表示メ
モリ内の値と比較され、その差が設定値(30秒)以上で
しかも所定時間(30秒)以上連続したかどうか判断し
(ステップS11〜S13)、上記条件を満たさないときは、
表示メモリ内の前回の表示値より1秒減算した値を今回
の表示値とし、表示メモリに記憶し表示装置203に表示
する(ステップS14,S15)。
次にマイコン202は計算値と今回の表示値とを比較し
て、計算値が今回の表示値より大きいときは、今回の表
示値の表示時間が0.8秒間、小さいときは1.2秒間に設定
され、表示値を計算値に近づけるように補正する。
また、上記条件を満たしたときは表示を点滅させ(ステ
ップS19)、表示メモリに計算値を記憶して表示装置203
に計算値を一定時間(1秒)表示させ(ステップS7〜S
10)、以下ステップS3〜S19が順次実行される。
以上のような制御動作によれば、例えば磁気テープ211
のたるみ、回転センサ201の回転周期の誤検出により1
回目の計算値が大きく誤った値となってしまった場合で
も、次の計算より正しい計算が行なえ、表示値と計算値
との誤差が一定値(30秒)以上で一定時間(30秒)連続
したときには、最新の計算値を表示するため、テープ残
量時間の表示をより正しく表示することができる。ま
た、本実施例では最新の計算値を表示する際表示を点滅
させることにより使用者に誤った表示より最新の計算値
へ表示を切換えるときの不自然な表示に違和感を感じさ
せない工夫がなされている。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、テープ残量時間の計算値
と表示値との間の誤差が一定値以上で、一定時間以上継
続した場合、それまでの表示値は破棄され、最新の計算
値を表示して、その後は表示値を単調にしかも自然に減
少するように修正を行なうため、自然で、しかもより正
確な残量時間の表示が行なえる等の特長と有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理ブロック図、第2図は本考案の一
実施例のブロック図、第3図は本考案の一実施例のマイ
クロコンピュータにより実行される制御プログラムのフ
ローチャートである。 101……テープ残量時間計算手段、102……第1の判定手
段、103……第2の判定手段、104……第1の表示制御手
段、105……第2の表示制御手段、106……表示手段、20
2……マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープの残量時間を表示する表示手段と、 少なくともテープリールの回転周期に基づいてテープ残
    量時間を計算するテープ残量時間計算手段と、 該テープ残量時間計算手段の計算が1回目であるかどう
    か判定する第1の判定手段と、 該第1の判定手段が2回目以降の計算と判定した場合、
    該表示手段の表示値と該テープ残量時間計算手段の計算
    値との差が設定値以上で、かつ、所定時間以上連続して
    いるかどうか判定する第2の判定手段と、 該第1の判定手段が1回目の計算と判定した場合、及び
    該第2の判定手段が表示値と計算値との差が設定値以上
    で、かつ、所定時間以上連続していると判定した場合、
    計算値を該表示手段に一定時間表示すると共に該テープ
    残量時間計算手段に次回の計算を行なわせる第1の表示
    制御手段と、 該第2の判定手段が計算値と表示値との差が設定値以下
    か又は所定時間以上連続していないと判定した場合、前
    回の表示値から前記一定時間を減じた今回の表示値を、
    該計算値と該今回の表示値との大小関係に応じて異なる
    時間該表示手段に表示すると共に、該テープ残量時間計
    算手段に次回の計算を行なわせる第2の表示制御手段と
    よりなるテープレコーダの残量時間表示装置。
JP14649087U 1987-09-28 1987-09-28 テープレコーダの残量時間表示装置 Expired - Lifetime JPH0753187Y2 (ja)

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JPS6452188U JPS6452188U (ja) 1989-03-30
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