JPS6213213Y2 - - Google Patents

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JPS6213213Y2
JPS6213213Y2 JP6963081U JP6963081U JPS6213213Y2 JP S6213213 Y2 JPS6213213 Y2 JP S6213213Y2 JP 6963081 U JP6963081 U JP 6963081U JP 6963081 U JP6963081 U JP 6963081U JP S6213213 Y2 JPS6213213 Y2 JP S6213213Y2
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JP
Japan
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tape
bias
recording
bias level
control circuit
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JP6963081U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダに係り、特にそのバ
イアス制御装置に関する。
近時、テープレコーダにおいてたとえばマイク
ロコンピユータを用いて種々のテープに最適な録
音バイアスレベルを自動的に設定する録音バイア
スレベル設定装置が設けられるようになつてい
る。これにより、簡単な操作で最適な録音バイア
スレベルの設定を行うことができ、手軽に良好な
録音が実行可能となされている。
たとえば、録音バイアスレベル設定装置は、録
音バイアス電流を最小乃至最大から最大乃至最小
まで変化させながら所定の調整用信号を録音した
のち、この録音した信号を再生して録音バイアス
レベルの最適値を求めるようになつている。
具体的に説明すると第1図のフローチヤートに
示されるような手順で録音バイアスレベルの自動
設定を行なうようになつている。
すなわち、ステツプS1においてテープレコーダ
が録音状態とされ、たとえば録音バイアス電流を
最小から最大まで変化させながら所定の調整用信
号を録音する。つぎに、録音バイアスレベルを最
大から最小まで変化させながら上記調整用信号を
録音する。ステツプS2において録音状態を解除
し、テープを録音開始前のポジシヨンまで巻き戻
す。ステツプS3においては、録音した調整用信号
を再生して、録音バイアスレベル最小から最大ま
で変化させた場合と、最大から最小まで変化させ
た場合の二つの場合の再生出力が最大になるバイ
アスレベルを求める。ステツプS4においては、上
記ステツプS3で得られた二つの場合の再生出力が
最大となるバイアスレベルの平均値を求め、該平
均値を最適バイアス値として録音バイアス設定装
置に設定すると共に、マイクロコンピユータ内の
メモリにデジタル値として記憶する。ステツプS5
においては、上記ステツプS2と同様にテープを巻
き戻して、録音バイアスレベルの自動設定が完了
するものである。
この場合、上記テープレコーダに使用されるテ
ープは、その用途に応じて複数種のものが使用で
きるようになつており、使用者がテープレコーダ
のテープセレクタを適宜操作するようになつてい
る。このため、たとえば使用者が録音バイアスレ
ベルの自動設定状態において上記テープセレクタ
操作の誤りに気付くことがしばしばある。このと
き、一般の使用者はテープセレクタを切換える操
作を行うのが通常である。
このような場合に対して、第1図に示す如く処
理を行うテープレコーダは、たとえば割り込み処
理を用いてテープ送りを停止するか、またはその
ままテープセレクタが切換つた状態で、継続して
録音バイアスの設定処理を行つていた。この結果
いずれの場合にも収録した上記調整用信号を再び
正しい状態で録音して、バイアスレベルの再調整
を行う必要性があつた。
また、上記テープレコーダには、あらかじめ設
定された録音バイアスレベル録音を行なう固定モ
ードと、自動的に設定された録音バイアスレベル
で録音を行う自動モードとを切換えるバイアスモ
ード切換スイツチがある。上記録音バイアスレベ
ル設定装置はこのバイアスモード切換スイツチの
自動モードにおいて動作可能とされている。上記
バイアスモード切換スイツチは、使用者により適
宜操作されるもので、録音バイアスレベルの自動
設定状態において自動モードから固定モードへ切
換えられることがある。この場合も、上記テープ
セレクタの切換わり状態と同様に、たとえば割り
込み処理を用いてテープ送りをその時点で停止す
るようにしているもので、前記調整用信号を消去
する必要性があつた。
しかしながら、上記従来の装置は録音バイアス
レベルの再設定のため、あるいは調整用信号消去
のために、テープを録音バイアスレベル設定開始
前のポジシヨンに巻き戻すという煩雑な作業を必
要としていた。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので録
音バイアスレベルの自動設定状態において、テー
プセレクタあるいはバイアスモード切換スイツチ
の切換わりを検出して、テープを録音バイアスレ
ベルの自動設定開始前のポジシヨンに自動的に巻
き戻す構成とすることによつて簡便な操作性を有
するテープレコーダのバイアス制御装置を提供す
ることを目的とする。
以下図面を参照してこの考案に係る一実施例に
ついて詳細に説明する。第2図に示すように録音
バイアスレベル設定回路11の入力部IBCは、マ
イクロコンピユータ等でなる制御回路12の出力
部OBCに接続されている。この録音バイアスレ
ベル設定回路11の入力部ISWは、テープセレク
タS11およびバイアスモード切換スイツチS12を有
してなるスイツチ装置13の出力部OSWに接続
されている。
このスイツチ装置13の出力部SWは、スイツ
チ判定回路14の入力部に接続されている。この
スイツチ判定回路14の出力部は、上記制御回路
12の入力端I1に接続されている。
また、上記制御回路12の出力部OTCは、テ
ープ送り制御回路15の入力部ITCに接続されて
いる。このテープ送り制御回路15の出力部
OTDは、テープ送り機構16の入力部ITDに接
続されている。このテープ送り機構16には、テ
ープリール台の回転を検出するセンサが設けら
れ、このセンサの出力端は計数回路17の入力端
CKに接続されている。この計数回路17のリセ
ツト端子Rおよびアツプ/ダウン端子U/Dは、
対応的に上記制御回路12の出力端O1,O2に接
続されている。また上記計数回路17のゼロ表示
端子Zは、上記制御回路12の入力端I2に接続さ
れている。
たとえば上記スイツチ装置13のテープセレク
タS11は、テープ種別に応じて、NORMAL,
CrO2,METALの3ポジシヨンが設けられ、録
音バイアス値および必要に応じてイコライザ特性
を適宜設定し得るようになつている。これと共
に、上記バイアスモード切換スイツチS12は、テ
ープ差に応じて自動的に設定される録音バイアス
で録音する自動モードAUTOと、あらかじめ固
定された録音バイアスレベルで録音する固定モー
ドFIXとを選択するように2ポジシヨンが設けら
れている。
またこのスイツチ装置13は、上記テープセレ
クタS11およびバイアスモード切換スイツチS12
れぞれの切換わり状態において、切換パルスを出
力部SWに出力するようになつている。この切換
パルスは、スイツチ判定回路14の入力部に入力
され適宜波形整形された後、上記制御回路12の
入力端I1にたとえば割り込み要求信号として供給
されるようになつている。
前記録音バイアスレベル設定回路11は、上記
制御回路12により制御され、自動的に録音バイ
アスレベルの最適値をテープ差に応じて設定する
ようになつている。この制御回路12は、また上
記テープ送り制御回路15を制御するようになつ
ている。このテープ送り制御回路15は、たとえ
ば録音および再生用のテープを高速または定速で
正逆二方向に送るモータ等を有してなるテープ送
り機構16を駆動して、テープ送りをたとえば
(停止)、(早送り)、(巻き戻し)、(再生)等の状
態とするようになつている。
また上記したテープ送り機構16のセンサは、
たとえばFG(周波数発生器)等でなりテープ送
り量すなわちテープリール台の回転に対応したカ
ウント信号を上記計数回路17の入力端CKに供
給するものである。この計数回路17は上記制御
回路12により、アツプ/ダウン端子U/Dを介
してアツプカウントとダウンカウントが制御さ
れ、リセツト端子を介して計数値がリセツト状態
とされるようになつている。これと共にこの計数
回路17は、計数値が0であることを示すゼロ信
号をゼロ表示端子Zを介して、上記制御回路12
の入力端I2に供給するものである。
すなわち、以上のように構成された装置におい
て、バイアスモード切換スイツチS12が自動モー
ドAUTOとされ、たとえば図示しないスタート
操作子の操作によつて、制御回路12が録音バイ
アスレベル設定回路12を駆動して録音バイアス
レベルの自動設定が開始される。このとき制御回
路12は、計数回路17をリセツトして、その計
数値を0とする。以下前記し且つ第1図に図示し
たステツプS1,S2,…,S5と同様の処理が行なわ
れて録音バイアスレベルが自動的に設定されるも
のである。
このような録音バイアスレベルの自動設定状態
において、スイツチ装置13のテープセレクタS1
あるいはバイアスモード切換スイツチS12のいず
れかが切換えられて、制御回路12に割り込みが
かけられる。これにより、制御回路12は、割り
込みの要因を判断し、テープ送り制御回路15を
介しテープ送り機構16を駆動して、ステツプS5
と同様にテープ巻き戻し処理を行うように制御す
るものである。
ここで上記したテープ巻き戻し処理について詳
述する。つまり、制御回路12はテープ送り制御
回路15を介して、テープ送り機構16を一担停
止状態とした後巻き戻し状態とする。これと共に
制御回路12は、計数回路17をアツプカウント
する状態からダウンカウントする状態とするもの
である。これにより計数回路17の計数値は、テ
ープ送り機構16のテープ送り量に応じて減少す
ることになる。この結果制御回路12は、計数回
路16の内容が0になつた時点でこれを検出し、
テープ送り制御回路15を介してテープ送り機構
16を停止状態とする。このようにして、テープ
は録音バイアスレベルの自動設定開始前のポジシ
ヨンつまりテープの初期位置まで巻き戻されるも
のである。
尚、上記の巻き戻し処理の初めでテープ送り機
構16を一担停止状態としたのは、テープ送り機
構のメカニズムを保護するため、安定状態を作る
ようにするものである。
これにより、録音バイアスレベルが誤つた値に
設定されたまま実際の録音が開始されるのを防止
することができると同時に、テープに収録された
調整用信号の消去も容易に実行することができ、
他の録音部分を誤つて消去してしまうような操作
ミスを防止することができる。
また、たとえば以前に設定された録音バイアス
レベルの最適値を、マイクロコンピユータのメモ
リにデジタル的に記憶し得る機能を有する制御回
路においては、録音バイアスレベルの自動設定が
上記の原因により中断された場合、この中断が求
めたバイアスレベルの最適値をメモリに記憶する
前に生じたものであれば、以前に記憶された最適
値は保持されるようになつている。
尚、上記実施例では、スタート操作子の操作に
より、録音バイアスレベルの自動設定を開始する
ようにしたが、これに限定されるものではなく、
バイアスモード切換スイツチが固定モードから自
動モードに切換えられた直後に自動設定を開始す
るようにすることもできる。
また、テープセレクタおよびバイアスモード切
換スイツチの切換り状態を割り込みを用いて制御
回路に認識させるようにしたが、たとえばマイク
ロコンピユータの入出力装置等を適宜使用して、
上記切換り状態を直接的あるいは関接的に検出す
るようにしても良い。
さらに、計数回路は、適宜なプログラムを制御
回路に付加することにより、実質的に制御回路を
構成するマイクロコンピユータにその機能をもた
せることも可能である。
その他、種々の変形や適用は、この考案の要旨
を逸脱しない範囲で可能であることは言う迄もな
い。
以上述べたようにこの考案によれば、録音バイ
アスレベルの自動設定状態において、テープセレ
クタあるいはバイアスモード切換スイツチの切換
り状態を検出して、テープを録音バイアスレベル
自動設定開始前のポジシヨンつまりテープ初期位
置に自動的に巻き戻す構成とすることによつて簡
便な操作性を有するテープレコーダのバイアス制
御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は録音バイアスの設定手順を示すフロー
チヤート、第2図はこの考案に係るテープレコー
ダの制御装置の一実施例を示す構成図。 11……録音バイアスレベル設定回路、12…
…制御回路、13……スイツチ装置、14……ス
イツチ判定回路、15……テープ送り制御回路、
16……テープ送り機構、17……計数回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ種別に応じて切換えられるテープセレク
    タと、テープ差に応じて自動的に設定される録音
    バイアスレベルで録音を行なう自動モードおよび
    あらかじめ固定のレベルに設定された録音バイア
    スレベルで録音を行う固定モードとを切換えるバ
    イアスモード切換スイツチとを有するテープレコ
    ーダにおいて、前記バイアスモード切換スイツチ
    の自動モード状態で該バイアスモード切換スイツ
    チあるいは前記テープセレクタの切換わり状態を
    検出する第1の手段と、この第1の手段による検
    出出力により上記テープレコーダのテープ送り機
    構を巻き戻し状態とする第2の手段と、この第2
    の手段によるテープ巻き戻し量を計数する第3の
    手段と、この第3の手段による計数値に基づきテ
    ープの初期位置を検出する第4の手段と、この第
    4の手段による検出出力により上記テープレコー
    ダの巻き戻し状態を解除する第5の手段とを具備
    してなることを特徴としたテープレコーダのバイ
    アス制御装置。
JP6963081U 1981-05-14 1981-05-14 Expired JPS6213213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6963081U JPS6213213Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

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JP6963081U JPS6213213Y2 (ja) 1981-05-14 1981-05-14

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JPS57184506U JPS57184506U (ja) 1982-11-24
JPS6213213Y2 true JPS6213213Y2 (ja) 1987-04-06

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ID=29865501

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