JP3417339B2 - ビデオデッキ - Google Patents

ビデオデッキ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデッキに関
し、特に、予約録画後の頭出しを正確に行うことが可能
なビデオデッキに関する。
【0002】
【従来の技術】現在のビデオデッキにおいては、タイマ
ー予約によってビデオ記録を行った後に当該タイマー予
約記録開始時点のテープ位置まで頭出しを行うオートリ
ターンと呼ばれる機能を有しているものがある。かかる
ビデオデッキにおいては、例えば、磁気テープに記録す
るコントロールパルスの有無を検出可能に構成し、タイ
マー予約記録開始と同時に磁気テープに記録するコント
ロールパルス数をカウントアップしていき、タイマー予
約記録終了と同時にREWを行いつつコントロールパル
ス数をカウントダウンしていく。
【0003】そして、かかるカウントダウンの結果が
「0」になった時点でREWを終了して頭出しを行って
いた。また、このようなカウントダウンではカウントが
「0」とイコールにになった時点でREWを終了するた
め、メカデッキや回路定数のばらつき等でコントロール
パルスの読み出しミスをしたときには正確な頭出し位置
より多くのREWを行ってしまう。例えば、新品の磁気
テープの途中からビデオ記録を開始していた場合は、当
該頭出し位置より以前にコントロールパルスは一つも挿
入されていないので、磁気テープの一番最初までREW
してしまう。そこで、かかる過剰なREWを防ぐため、
上記カウントダウンの結果が「0」になる60カウント
前にREWを終了する工夫を行っている技術もある。
【0004】さらに、所望のテープ位置に頭出しを行う
ビデオデッキとしては特開平2−89242号公報に開
示された技術なども知られている。この発明では、ビデ
オ記録開始時に通常のコントロールパルスよりパルス幅
の小さいものを所定期間磁気テープに記録し、REW時
にかかるパルス幅の小さいコントロールパルスを検知し
て頭出しを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のビデオ
デッキにおいては、次のような課題があった。コントロ
ールパルスは磁気テープのビデオトラックの2本に一
回、すなわち、1フレームの画像情報に対して一回のパ
ルスが記録されるので、コントロールパルスの60カウ
ントは2秒に相当する。従って、前者のようにコントロ
ールパルスをカウントダウンしてその結果が「0」にな
る前にREWを終了する場合、コントロールパルスの読
み出しミスがないとすると正確な頭出し位置より2秒分
速い位置でREWが終了することになる。また、新品で
はない磁気テープにはコントロールパルスはほぼ連続し
て記録されているので、かかる磁気テープに対しては6
0カウント程度のコントロールパルスの読み出しミスが
生じない限りあまり意味をなさない。
【0006】また、後者の特開平2−89242号公報
に記載された技術によると、通常のものより幅の小さい
コントロールパルスを磁気テープに記録するための構成
と、当該幅の小さいコントロールパルスを読み出すため
の構成とを一般的なビデオデッキの構成に追加する必要
があった。本発明は、上記課題にかんがみてなされたも
ので、簡易な構成により正確な頭出しを行うことが可能
なビデオデッキを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、ビデオ記録終了後に当該
ビデオ記録を開始した位置の頭出しを行う機能を備えた
ビデオデッキであって、磁気テープに対してコントロー
ルパルスとともに所定のビデオ信号を記録するビデオ記
録手段と、同ビデオ信号記録時とFF/REW時に上記
磁気テープを走行させる磁気テープ走行手段と、予約番
組のビデオ記録中にビデオ記録手段が上記磁気テープに
記録したコントロールパルス数をカウントし、また、上
記磁気テープに記録された上記コントロールパルスの有
無を検出するコントロールパルス検出手段と、上記ビデ
オ記録手段によるビデオ記録後に上記テープ走行手段に
てREWを行って頭出しをする際に、上記コントロール
パルスをカウントダウンして同カウントダウンの結果が
「0」になったときにテープ走行を停止する頭出しを行
うとともに、上記コントロールパルス検出手段にてコン
トロールパルスが記録されていないことが確認できたと
きにはREWを停止し、さらに、同コントロールパルス
検出手段にてコントロールパルスが記録されていること
が確認できるまでFFを行うテープ走行制御手段とを具
備する構成としてある。
【0008】上記のように構成した請求項1にかかる発
明において、本ビデオデッキはビデオ記録終了後に当該
ビデオ記録を開始した位置の頭出しを行う機能を備えて
いる。このビデオ記録を実行するため、ビデオ記録手段
は磁気テープに対してコントロールパルスとともに所定
のビデオ信号を記録し、磁気テープ走行手段は同ビデオ
信号記録時とFF/REW時に上記磁気テープを走行さ
せる。
【0009】また、コントロールパルス検出手段は上記
予約番組のビデオ記録中にビデオ記録手段が上記磁気テ
ープに記録したコントロールパルス数をカウントする。
また、上記磁気テープに記録された上記コントロールパ
ルスの有無を検出する。そして、ビデオ記録終了後のR
EW時に同コントロールパルスをカウントダウンして同
カウントダウンの結果が「0」になったときにテープ走
行を停止させて頭出しを行いつつ、上記ビデオ記録手段
によるビデオ記録後に上記テープ走行手段にてREWを
行って当該ビデオ記録を開始した位置の頭出しを行う。
この際に、テープ走行制御手段は、上記コントロールパ
ルス検出手段にてコントロールパルスが記録されていな
いことが確認できたときにはREWを停止し、さらに、
同コントロールパルス検出手段にてコントロールパルス
が記録されていることが確認できるまでFFを行う。
【0010】すなわち、本発明においては、頭出しを行
う際に上記テープ走行制御手段による制御が働いている
ため、磁気テープにおいてコントロールパルスの記録が
なされていない部分があるときにはコントロールパルス
が連続して記録されている部分と連続して記録されてい
ない部分との境目まで磁気テープを送る頭出しが行われ
る。従って、新品の磁気テープのように、コントロール
パルスが記録されていないものに途中からビデオ記録を
行ったときでも正確なビデオ記録開始位置まで頭出しが
行われる。
【0011】また、コントロールパルスの読み取りミス
が起こらなかったときには、コント ロールパルスのカウ
ントダウンの結果が「0」になったときにREWが停止
されて、正確な位置で頭出しが行われる。さらに、すで
に録画が行われたことのある磁気テープであって、記録
開始時とそれ以前との間において相当長さのコントロー
ルパルスの連続不記録状態がない場合でも、かかるカウ
ントダウンの結果ほぼ正確な位置に頭出しがなされる。
むろん、磁気テープにおいて相当長さのコントロールパ
ルスの連続不記録状態がある時には上記テープ走行制御
手段の制御によって頭出しがなされる。
【0012】また、コントロールパルスをカウントダウ
ンしていって、当該カウントダウンの結果がある程度
「0」に近づかなければ上記テープ走行制御手段の制御
を行わないように構成にしておけば、万が一頭出し位置
以外で上記コントロールパルス検出手段にてコントロー
ルパルスが記録されていないことを確認するためのもの
と同等の期間コントロールパルスが検出されなかったと
しても不正確な位置にてREWを停止してしまうことを
防ぐことができる。
【0013】ここで、上記テープ走行制御手段において
は上記コントロールパルス検出手段においてコントロー
ルパルスが記録されていないことを確認し、その結果コ
ントロールパルスが連続して記録されていない状態にな
ったときにREWを停止できればよい。すなわち、コン
トロールパルスを連続して検出しているときに一回でも
コントロールパルスを検出しないことがあればREWを
停止するように構成すると、検出ミス発生時にもREW
が停止してしまい正しい位置に頭出しを行うことができ
なくなる。そこで、例えば、コントロールパルスが所定
位置にて複数回連続して記録されていない場合にコント
ロールパルスが記録されていないことを確認するなどす
ればよい。
【0014】また、近年のビデオデッキは一般にはタイ
マー予約機能を備えており、かかるタイマー予約記録後
に自動で頭出しが行われていれば、利用者自身が頭出し
を操作を行う必要がなく即座に記録内容を視聴すること
ができて便利である。そこで、かかる構成の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のビデオ
デッキにおいて、本ビデオデッキは、予め設定する予約
情報に基づいて所望番組を予約記録するビデオ記録予約
手段を具備し、全ての予約記録が終了した後に上記頭出
しを行う構成としてある。
【0015】上記のように構成した請求項2にかかる発
明においては、ビデオ記録予約手段にて設定する予約情
報に基づいて所望番組を予約記録することが可能であ
り、当該予約記録が終了した後に上記頭出しを行う。従
って、利用者は予約記録した番組を視聴する前に何ら頭
出し操作をすることなく視聴を開始することができる。
【0016】ここで、上記予約情報は、ビデオデッキに
おいて利用者所望の番組を記録するのに必要な情報であ
ればよく、例えば、ビデオ記録開始時刻と終了時刻およ
び所望番組のチャンネル等で構成すればよい。むろん、
この場合には本ビデオデッキにおいてこの予約情報に基
づいてビデオ記録を開始,終了し、予約チャンネルの番
組を選局するように構成する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、REW
時にコントロールパルスが記録されていないことを確認
した後、再びコントロールパルスが記録されていること
を確認できるようになるまでFFを行う。従って、簡易
な構成により正確な頭出しを行うことが可能なビデオデ
ッキを提供することができる。また、請求項2にかかる
発明によれば、予約記録後に利用者が何ら頭出し操作を
行うことなく視聴可能となり便利である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かるビデオデッキをブロック図により示している。同図
において、フルイレースヘッド11とドラムヘッド12
とAC(オーディオ・コントロール)ヘッド13はキャ
プスタン14やドラムモータ15やリールモータ16な
どとともにテープ駆動機構10に組み込まれている。キ
ャプスタン14とドラムモータ15およびACヘッド1
3はサーボ回路17に接続されており、同サーボ回路1
7はリールモータ16とともにシスコン20と接続され
ている。
【0019】同サーボ回路17はドラムヘッド12の回
転を示すPGパルスとキャプスタンの回転を示すFGパ
ルスおよびACヘッド13が出力するコントロールパル
スに応じてキャプスタン14とドラムモータ15とをフ
ィードバック制御する回路であり、リールモータ16と
ともにシスコン20に制御され、所定の形態に応じたテ
ープ走行が可能となっている。
【0020】図2は記録/再生時の磁気テープの走行経
路を示しており、フルイレースヘッド11とドラムヘッ
ド12とACヘッド13とは磁気テープの走行経路に対
してこの順序で配置されている。記録/再生時には同図
のようにテープガイドポストとバックテンションポスト
によって磁気テープが引き出されて、同磁気テープがフ
ルイレースヘッド11とドラムヘッド12とACヘッド
13とに当接される。また、キャプスタン14において
はキャプスタン14とピンチローラとが圧着し、同キャ
プスタン14の回転により磁気テープを送り出すように
なっている。
【0021】また、シスコン20にはチューナやVIF
やRFコンバータなどからなる信号処理回路30が接続
されており、同信号処理回路30内のVIF等を適切な
順序で制御することにより、ビデオ記録/再生のための
信号が生成される。すなわち、アンテナを介して生成さ
れたビデオ信号は上記テープ駆動機構10内のドラムヘ
ッド12およびACヘッド13に送出され、ドラムヘッ
ド12にてローディング状態の磁気テープに対してビデ
オトラックの記録がなされるとともに、ACヘッド13
にて磁気テープに対して音声トラックとコントロールパ
ルスの記録がなされる。また、このときフルイレースヘ
ッド11が駆動されて、上記ビデオトラック等の記録前
に磁気テープにおいて全幅消去がなされる。
【0022】図3は、かかる磁気テープの信号記録パタ
ーンを模式図によって示しており、同図に示すように、
フルイレースヘッド11によって全幅消去がなされた磁
気テープに対してドラムヘッド12によってテープ走行
方向斜めにビデオトラックが記録され、ACヘッド13
によってテープ上部に音声トラック,テープ下部にコン
トロールパルスが記録される。また、ビデオトラックの
1本は1フィールドに対応しており、コントロールパル
スはビデオトラック2本に対して一回の割合で記録され
るようになっている。
【0023】さらに、上記シスコン20がテープ駆動機
構10を駆動することにより磁気テープに記録された情
報に基づいて生成される再生ビデオ信号は、信号処理回
路30に入力され、VICにて所定の信号処理が施され
た後、RFコンバータでRF信号に変換される。このR
F信号は出力端子から図示しないテレビジョン等に対し
て出力される。
【0024】また、FF/REW時には、図4に示すよ
うに磁気テープは上記ACヘッド13にて情報を読み出
せるいわゆるハーフローディング状態になる。そして、
リールモータ16がシスコン20に制御され、サプライ
リールもしくはテイクアップリールを回転駆動させる。
このとき、磁気テープと上記ACヘッド13は当接して
いるため、同ACヘッド13にて磁気テープに記録され
たコントロールパルスを検出可能である。
【0025】以上のことから上記フルイレースヘッド1
1とドラムヘッド12とACヘッド13とドラムモータ
15とサーボ回路17と信号処理回路30とが上記ビデ
オ記録手段を構成し、上記キャプスタン14とリールモ
ータ16とサーボ回路17とが上記磁気テープ走行手段
を構成し、上記ACヘッド13が上記コントロールパル
ス検出手段を構成し、上記シスコン20が上記テープ走
行制御手段を構成する。
【0026】さらに、シスコン20はタイマ回路21を
備えており、現在時刻が計時される。ここで、利用者は
図示しない操作パネルによって記録開始時刻,終了時
刻、記録チャンネルからなる予約情報を入力可能になっ
ている。そして、上記タイマ回路21にて計時される現
在時刻と上記予約された記録開始時刻とが一致するとき
にシスコン20の制御によって上記予約チャンネルのビ
デオ記録が開始され、現在時刻と上記予約された記録終
了時刻とが一致するときにビデオ記録が終了される。
【0027】図5はシスコン20における上記予約記録
時の具体的なフローチャートを示している。上記図示し
ない操作パネルによって所定の記録予約が行われた後、
上記タイマ回路21が計時する現在時刻と上記予約した
記録開始時刻とが一致するときには上述のようにビデオ
記録を開始する。このとき、ステップS100にて上記
ACヘッド13が出力するコントロールパルス(CT
L)をカウントアップする。
【0028】ステップS105においては上記タイマ回
路21が計時する現在時刻と予約した記録終了時刻とが
一致するか否かを判別する。同ステップS105にて現
在時刻と記録終了時刻とが一致していると判別されるま
でこれらのステップS100〜ステップS105を繰り
返し、同ステップS105にて現在時刻と記録終了時刻
とが一致していると判別されるとシスコン20はステッ
プS110にて上記テープ駆動機構10のリールモータ
16等を制御してREW駆動を行う。
【0029】ステップS115においては、上記ACヘ
ッド13にてコントロールパルスを検出するか否か判別
し、かかるコントロールパルスを検出するまで同ステッ
プS115を繰り返す。同ステップS115にてコント
ロールパルスを検出し始めたらステップS120にて上
記ステップS100でカウントアップした結果の値を初
期値としてコントロールパルスのカウントダウンを行
い、ステップS125にて当該コントロールパルスのカ
ウントダウン結果が「0」になったか否かを判別する。
【0030】同ステップS125にてコントロールパル
スのカウントダウン結果が「0」になったと判別された
ときには、ステップS155にて上記ステップS110
で駆動を開始したREWを停止する。このときは、磁気
テープは上記コントロールパルスのカウントアップを開
始した位置まで巻き戻されて頭出しが完了する。
【0031】上記ステップS125にてコントロールパ
ルスのカウントダウン結果が「0」になったと判別され
ないときには、ステップS130にて次のコントロール
パルスが検出されるか否かを判別する。同ステップS1
30にてコントロールパルスを検出したときにはステッ
プS120に戻ってコントロールパルスのカウントダウ
ンを続ける。
【0032】ここで、ステップS130の判別において
はコントロールパルスを所定期間検出しないときに、ス
テップS135の処理に移行する。かかる判別を行うの
は、ステップS135以降の処理はコントロールパルス
の連続不記録状態を検出して頭出しを行う処理であり、
コントロールパルスが所定のタイミングで一回でも検出
されないときにステップS135の処理を行ってしまう
と、コントロールパルスの検出ミスが生じたときにでも
上記コントロールパルスの連続不記録状態であるとして
REWを停止してしまい、正しい位置に頭出しを行えな
いからである。
【0033】従って、ステップS130にてコントロー
ルパルスを検出しないことがあっても、上記所定期間内
に再びコントロールパルスを検出したときには上記ステ
ップS120に戻って一連のカウントダウン処理を続行
する。
【0034】ステップS130にて所定期間コントロー
ルパルスを検出しないときには、ステップS135にて
REWを停止する。ここで、磁気テープはコントロール
パルスが記録されていない状態で、ある程度REWが行
われているのでステップS140においてはシスコン2
0が上記テープ駆動機構10のリールモータ16等を制
御してFF駆動を行う。
【0035】そして、ステップS145で再びACヘッ
ド13にてコントロールパルスが検出されるか否かを判
別し、コントロールパルスが検出されるまでステップS
140〜ステップS145を繰り返してFFを続け、同
ステップS145にてコントロールパルスが検出される
とステップS150にてFFを停止する。従って、磁気
テープはコントロールパルスが検出される位置まで送ら
れ、適正な位置に頭出しが行われる。
【0036】次に、上記構成における本実施形態の動作
を説明する。図6は本実施形態にかかるビデオデッキの
磁気テープに記録されている信号記録パターンの一例を
示しており、同図においては紙面左方向がREW時の磁
気テープ移動方向であり、ACヘッド13付近を拡大し
て示している。また、新品の磁気テープの途中からビデ
オ記録を開始した場合は、ビデオ信号は当然に磁気テー
プの途中から記録が開始されており、それ以前ではビデ
オトラック,音声トラックおよびコントロールパルスは
記録されていない。
【0037】利用者は本ビデオデッキにて所望の番組を
記録するように予約を行い、当該予約記録が終了したと
きには自動でREWが開始する。上述のようにREW時
にはコントロールパルスをカウントダウンしつつ、磁気
テープを紙面左方向に送る。ここで、かかるREWの途
中でコントロールパルスの検出ミスが発生しているとき
には、同図6のA点のコントロールパルスを検出したと
きに当該カウントダウン結果が「0」にならない。
【0038】また、A点以前にはコントロールパルスは
記録されていないので、上記図5におけるステップS1
30においてコントロールパルスを再び検出することな
く、上記ステップS135以降の処理を行う。従って、
A点をすぎて所定期間REWを行った後停止し、ACヘ
ッド13にてA点のコントロールパルスを検出するまで
FFを行う。ここで、A点は上記予約記録を開始した磁
気テープ位置であり、この位置で停止することによって
適正な位置に頭出しを行うことができる。
【0039】このように、本発明では、ビデオ記録終了
後に頭出しを行う際に、通常の頭出しを行いつつも、コ
ントロールパルスが記録されていないことが確認できた
ときにはREWを停止し、さらに、コントロールパルス
が記録されていることが確認できるまでFFを行う。従
って、簡易な構成により新品の磁気テープにおいても正
確に頭出しを行うことが可能なビデオデッキを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるビデオデッキを示
すブロック図である。
【図2】記録/再生時の磁気テープの走行経路を示す図
である。
【図3】磁気テープの信号記録パターンを示す模式図で
ある。
【図4】FF/REW時の磁気テープの走行経路を示す
図である。
【図5】予約記録時のフローチャートである。
【図6】予約記録後の磁気テープの信号記録パターンの
一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10…テープ駆動機構 11…フルイレースヘッド 12…ドラムヘッド 13…ACヘッド 14…キャプスタン 15…ドラムモータ 16…リールモータ 17…サーボ回路 20…シスコン 21…タイマ回路 30…信号処理回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ記録終了後に当該ビデオ記録を開
    始した位置の頭出しを行う機能を備えたビデオデッキで
    あって、 磁気テープに対してコントロールパルスとともに所定の
    ビデオ信号を記録するビデオ記録手段と、 同ビデオ信号記録時とFF/REW時に上記磁気テープ
    を走行させる磁気テープ走行手段と、予約番組のビデオ記録中にビデオ記録手段が上記磁気テ
    ープに記録したコントロールパルス数をカウントし、ま
    た、上記磁気テープに記録された上記コントロールパル
    スの有無を検出するコントロールパルス検出手段と、 上記ビデオ記録手段によるビデオ記録後に上記テープ走
    行手段にてREWを行って頭出しをする際に、上記コン
    トロールパルスをカウントダウンして同カウントダウン
    の結果が「0」になったときにテープ走行を停止する頭
    出しを行うとともに 、上記コントロールパルス検出手段
    にてコントロールパルスが記録されていないことが確認
    できたときにはREWを停止し、さらに、同コントロー
    ルパルス検出手段にてコントロールパルスが記録されて
    いることが確認できるまでFFを行うテープ走行制御手
    段とを具備することを特徴とするビデオデッキ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のビデオデッキにお
    いて、 本ビデオデッキは、予め設定する予約情報に基づいて所
    望番組を予約記録するビデオ記録予約手段を具備し、全
    ての予約記録が終了した後に上記頭出しを行うことを特
    徴とするビデオデッキ。
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