JP2522066B2 - 磁気テ―プ装置 - Google Patents

磁気テ―プ装置

Info

Publication number
JP2522066B2
JP2522066B2 JP1234339A JP23433989A JP2522066B2 JP 2522066 B2 JP2522066 B2 JP 2522066B2 JP 1234339 A JP1234339 A JP 1234339A JP 23433989 A JP23433989 A JP 23433989A JP 2522066 B2 JP2522066 B2 JP 2522066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic tape
recorded
erasing
signal
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1234339A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0397104A (ja
Inventor
康夫 三橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1234339A priority Critical patent/JP2522066B2/ja
Publication of JPH0397104A publication Critical patent/JPH0397104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522066B2 publication Critical patent/JP2522066B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はVTRで代表される磁気テープ装置に関し、
詳しくは磁気テープに記録されている信号の消去装置に
関する。
[従来の技術] 第4図は一般のヘリカルスキヤン方式のVTRのテープ
走行系を示す斜視図であり、第5図および第6図はその
平面図である。第7図はかかるVTRで記録された磁気テ
ープパターンの一例を示す図である。
まず、第4図を参照して従来のヘリカルスキヤン方式
のVTRについて簡単に説明する。カセツト(10)の供給
リール(11)に巻き取られた磁気テープ(20)は、入口
側ガイドローラ(31),(32)および出口側ガイドロー
ラ(33)によつてカセツト(10)から引き出される。そ
して、磁気テープ(20)は全幅消去ヘツド(41)とイン
ピーダンスローラ(51)に当接した後、回転ドラム(6
0)に巻回される。さらに、磁気テープ(20)はインピ
ーダンスローラ(52)と音声消去ヘツド(42)と音声・
コントロールヘツド(43)とに当接した後、キヤプスタ
ンシヤフト(以下、キヤプスタンを記す)(72)および
ピンチローラ(71)の間に挟まれる。このように、磁気
テープ(20)はキヤプスタン(72)とピンチローラ(7
1)とによつて挟まれて押圧され、かつキヤプスタン(7
2)が回転することによつて、記録および再生のための
走行が可能となり、カセツト(10)内の巻取りリール
(12)に巻き取られる。
回転ドラム(60)は、上部回転ドラム(61)と下部固
定ドラム(62)とが対となつて構成されており、その上
部回転ドラム(61)に内蔵されたビデオヘツド(63)に
よつて、第6図に示すように、映像信号が、磁気テープ
(20)のチヤンネル1および2のビデオトラツク(2
1),(22)に記録される。
また、音声信号は、音声・コントロールヘツド(43)
の音声記録部によつて、磁気テープ(20)のチヤンネル
1および2のオーデイオトラツク(23),(24)に記録
され、また、コントロール信号は、音声・コントロール
ヘツド(43)のコントロール信号記録部によつて、コン
トロールトラツク(25)に記録される。
なお、全幅消去ヘツド(41)は、それまでに記録され
ていた磁気テープ(20)の映像信号や音声信号やコント
ロール信号などを全て消去するものであり、音声消去ヘ
ツド(42)はいわゆるアフレコ用のためのものである。
おこのように、カセツト(10)から引き出された磁気テ
ープ(20)を各ヘツドに正確に当接させることによつ
て、第7図に示すように磁気テープ(20)に各信号を正
確に記録、再生することができる。
ここで記録時における消去動作を説明する。
まず、全幅消去ヘツド(41)が動作し、すでに記録さ
れている磁気テープ(20)上の記録情報を全幅にわたつ
て消去する。即ち、磁気テープ(20)上の記録情報を完
全に消去した後回転ビデオヘツド(63)でビデオ信号を
記録し、さらに、音声・コントロールヘツド(43)でコ
ントロールトラツクにコントロール信号を、オーデイオ
トラツクにオーデイオ信号を記録する。
当然のことながら、磁気テープ(20)は矢印方向に走
行するので、ビデオ信号、オーデイオ信号、コントロー
ル信号を記録する前の走行位置に全幅消去ヘツド(41)
を設置している。すなわち、全幅消去した後にそれぞれ
の信号を記録する。この時のビデオ信号の消去率の様子
を示すと第3図中に破線の特性曲線で示すようになり、
消去電流を230mAに選ぶとS−VHSテープの場合約50dBの
消去率となる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のVTRは以上のように構成されているので記録済
磁気テープを再度記録しても一応支障がない程度に新た
に記録できる。しかしながら高画質を追求するVTRで
は、全く新しいブラクテープで記録する場合と比較する
と、残留記録情報がまだ残つており、S/Nの点で問題が
あつた。すなわち、第3図に示すように、一回の梢磁動
作では約50dBしか消去できず、この消去状態のもとで新
たに信号を記録することは残留記録信号に重畳された記
録動作が行われたことになり望ましくない。
この発明は、上記のような問題点を解消するためにな
されたもので、一度記録した使用済記録磁気テープでも
全く新しいブラクテープに記録するのと同じように高い
S/Nでもつて再記録できるVTRを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る磁気テープ装置は、記録済みの磁気テ
ープに再記録しようとする区間を巻き戻し、または早送
り動作でテープを走行させて、全幅消去ヘツドにより全
幅消去動作をおこなう手段を備えた点を特徴とする。
[作用] この発明における全幅消去手段は、消去記録動作の前
に一度全幅消去を行ない、さらに記録動作に2度目の消
去動作を行なうため残留記録信号成分は著しく低減し、
新品ブラクテープを使用するのと同等の高いS/Nでもつ
て信号記録を行うことができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図はこの実施例の記録済テープを示す図で、(25
a),(25b)は頭出し信号A,Bで、例えば、VTR方式で
は、VISS(VHS INDEXSEARCH SYSTEM)信号、またはVA
SS(VHSADDRESS SEARCH SYSTEM)信号として広く使用さ
れているもので、コントロール信号トラツク(25)に、
コントロールヘツド(43)で任意の位置に書き込むこと
ができる。
今、頭出し信号A(25a)の位置から頭出し信号B(2
5b)までの位置の間に、別の情報を記録する場合を説明
する。
まず、磁気テープ(20)を第4図に示すように、フル
ローデイング状態とし、磁気テープ(20)を全幅消去ヘ
ツド(41)および音声・コントロールヘツド(43)に当
接させた状態で、頭出し信号A(25a)の位置から頭出
し信号B(25b)の位置まで巻き戻し動作を行なわせ、
このとき全幅消去ヘツド(41)で全幅消去動作を行なつ
て磁気テープ(20)の記録済信号を消去する。
このとき、頭出し信号A(25a),(25b)は、音声・
コントロールヘツド(43)で検知する。
次に頭出し信号B(25b)の位置から記録動作を開始
する。この記録動作は従来の記録動作と同じで、テープ
走行方向にみて先ず全幅消去ヘツド(41)で消去動作を
行い、その後にビデオ信号、オーデイオ信号、コントロ
ール信号が各ヘツドで書き込まれる。
すなわち、各信号が書き込まれる前に、記録済テープ
(20)は2度目の全幅消去が施された後に新しい情報が
記録される。
第2図に全幅消去ヘツド(41)、音声消去ヘツド(4
2)および音声・コントロールヘツド(43)の駆動回路
例を示す。図において、(44)は発振コイルユニツト、
(45)は発振トランジスタで、一般に70KHZの周波数で
発振し、全幅消去ヘツド(41)に約230mAの消去電流を
流すように設計される。
このように、信号の書き込み前に、2度目の消去を行
うと、第3図中に実線で示すように、70dB以上消去率を
得ることができ、前に記録されていた信号の残留成分
は、まず問題のないレベルに低減される。高画質用超微
粒子磁性体を使つたS−VHSテープでも第3図に示すよ
うに約70dBの消去率を得ることができ、新しいブランク
テープと全く同様のレベルとなる。
なお、上記実施例では、巻き戻し動作で一度目の全幅
消去動作を行なつたが早送り動作等他のモードで行なつ
てもよい。
また、VISS,VASS等の頭出し信号によつて一度目の消
去区間を指定したが、磁気テープの始めから終りの位置
まですべてを消去しても良く、またVTRのテープカウン
タを基準にしてその基準区間を巻き戻しまたは早送り動
作をさせて一度目の消去を行なつてもよく、さらに、一
度目の消去を行なつている際、音声・コントロールヘツ
ド(43)が常にコントロール信号(1秒間に30パルス)
を検出しているので、これを基準にして新たに記録すべ
き時間に相当するテープ区間を消去するようにしてもよ
い。
また、上記実施例では、フルローデイング状態のもと
で1度目の消去動作を行つたが、全幅消去ヘツド(41)
にのみ当接させ、音声・コントロールヘツド(43)に当
接させないハーフローデイング状態のもとでVTRのテー
プカウンタを基準にして1度目の消去動作を行なうよう
にしてもよい。
また、上記実施例では、通常のVHS記録方式のもとに
ついて説明したが、VHS−HIFI記録方式のように多層記
録方式(HIFIオーデイオ信号は深層記録、ビデオ信号は
表相記録)を行なつた磁気テープに新たに記録動作を行
なう場合はさらに有効となる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、通常の消去・記録動
作に先立つて、全幅消去を施して全幅消去動作を2度行
なつた後、記録動作を行なうように構成したので、すで
に記録した磁気テープ(深層記録したものでも)をほぼ
完全に消去することができ、残留記録成分を70dB以上減
衰させることができる高S/N磁気テープ装置が得られる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の記録済テープパターンを
示す図、第2図はこの実施例の全幅消去ヘツド駆動回路
図、第3図は従来例とこの実施例の全幅消去率を示す特
性図、第4図はVHS方式VTRのフルローデイング状態を示
す斜視図、第5図は同じくフルローデイング状態を示す
平面図、第6図はそのアンローデイング状態を示す平面
図、第7図は従来のVTRで記録された磁気テープパター
ンを示す図である。 (20)……磁気テープ、(25)……コントロールトラツ
ク、(25a),(25b)……頭出し信号、(41)……全幅
消去ヘツド、(43)……音声・コントロールヘツド。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録済みの磁気テープを消去して再記録を
    行うのに先立ち、当該磁気テープの再記録を行う区間
    を、巻戻しまたは早送り状態のもとで全幅消去を施す手
    段を備えたことを特徴とする磁気テープ装置。
JP1234339A 1989-09-08 1989-09-08 磁気テ―プ装置 Expired - Lifetime JP2522066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1234339A JP2522066B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 磁気テ―プ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1234339A JP2522066B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 磁気テ―プ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0397104A JPH0397104A (ja) 1991-04-23
JP2522066B2 true JP2522066B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=16969438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1234339A Expired - Lifetime JP2522066B2 (ja) 1989-09-08 1989-09-08 磁気テ―プ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522066B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0397104A (ja) 1991-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61172238A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの自動頭出し装置
JPH0777053B2 (ja) 磁気テープ装置
JP2522066B2 (ja) 磁気テ―プ装置
KR100230221B1 (ko) 자기 기록 재생장치
JPH0634310B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS63124293A (ja) ヘリカルスキヤン方式磁気記録再生装置
KR910000200Y1 (ko) 영상기록 재생기의 비디오 더빙회로
KR910000202Y1 (ko) 영상기록 재생기의 기록신호 분리 소거헤드
KR0166730B1 (ko) 자기기록/재생장치
JPS59104706A (ja) オ−トリバ−ス式ビデオテ−プレコ−ダ
JPH0614279Y2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0320900Y2 (ja)
JPH01173301A (ja) 磁気記録再生装置
JP2714460B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS5927978B2 (ja) 磁気テ−プ記録再生方法
JP3794155B2 (ja) 磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法
JP2710051B2 (ja) 磁気記録再生装置
KR0119182Y1 (ko) Vcr의 녹화제어회로
JP3417339B2 (ja) ビデオデッキ
JPS61269206A (ja) ビデオテ−プのレツクエンドサ−チ装置
JPH02263376A (ja) 磁気再生装置
JPH08161863A (ja) データ記録再生装置
JPH0869604A (ja) 磁気記録再生装置
JPS5946063B2 (ja) 磁気テ−プカセツト記録再生装置
JPH0166610U (ja)