JPH08161863A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JPH08161863A
JPH08161863A JP29717394A JP29717394A JPH08161863A JP H08161863 A JPH08161863 A JP H08161863A JP 29717394 A JP29717394 A JP 29717394A JP 29717394 A JP29717394 A JP 29717394A JP H08161863 A JPH08161863 A JP H08161863A
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recording
tape
data
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reproducing
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Application number
JP29717394A
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English (en)
Inventor
Shinji Yamadadera
真司 山田寺
Yoshihisa Sakazaki
芳久 坂崎
Minoru Yoneda
稔 米田
Takashi Kano
高志 狩野
Jiyunko Kimura
潤子 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システム情報領域までのテープ搬送時間を短縮
してアクセス時間を短くする。 【構成】テープ1の走行路途中にはテープ位置検出セン
サ12を設けてテープ位置に基づく信号をテープ位置検出
回路13に与える。テープ位置検出回路13からの位置信号
と記憶回路14からの位置情報とをマイコン11によって比
較して、テープ1がTOCまで搬送されたことを検出し
て、システム情報の記録再生を行う。TOCはテープ1
の略中央に設けており、供給リールモータ7及び巻取リ
ールモータ8によってテープ1を高速走行させてTOC
まで短時間に移動させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【産業上の利用分野】本発明は、データストリーマとし
て好適なデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フロッピィディスク、ハードディ
スク及びCD(コンパクトディスク)等に比して記録容
量が極めて大きいことから、磁気テープにディジタルデ
ータを記録するディジタルデータストリーマの開発が進
められている。このディジタルデータストリーマ等の従
来のデータ記録再生装置においては、記録媒体としてデ
ィスクを用いた装置と同様に、記録データに関する情
報、例えば、パーティション名、ファイル名、記録日時
及び再生日時等を記述するシステム情報領域(以下、T
OC(Table Of Contents )という)をテープ上に記録
するようになっている。
【0003】ところで、通常、このTOCはテープ始端
のBOT(Begining Of Tape)近傍に設けるようになっ
ている。ディジタルデータストリーマによってデータを
記録、再生又は検索するために、ディジタルデータスト
リーマにカセットテープを挿入すると、ディジタルデー
タストリーマは最初にTOCを参照して所望のデータの
記録位置又は新たなデータを記録するための空き領域を
検出した後、テープを高速に走行させて所定の位置に移
動する。ディジタルデータストリーマは、この位置にお
いて記録、再生又は検索等の所定の指令を実行すると、
再度、TOCの位置までテープを走行させて、記録日時
等のデータをTOCに書込んでシステム情報を更新する
ようになっている。
【0004】また、テープが所定の記録、再生又は検索
位置に移動している状態において、アンローディング指
令が発生した場合には、テープをTOCまで高速走行さ
せて所定の情報を記録した後、BOTまでテープを巻戻
してカセットを排出するようになっている。即ち、ディ
ジタルデータストリーマにおいては、所定のテープ位置
にアクセスした場合及びアンローディング指令が発生し
た場合には、テープをTOCまで巻き戻してシステム情
報を更新するようになっている。
【0005】図10は横軸にテープ位置をとり縦軸にテ
ープ走行速度をとって所定のアクセス位置からTOCに
巻き戻す場合のテープ走行を説明するための説明図であ
る。
【0006】いま、所定のテープ位置にヘッドがアクセ
スしているものとする。図10の原点はこの場合のテー
プ位置である。このテープ位置において例えばアンロー
ディング指令が発生すると、テープはBOT方向に走行
を開始し、図10に示すように、走行速度は次第に上昇
する。所定時間が経過すると、テープ走行速度は最高速
度Vsに到達する。テープが最高速度Vsを維持した状
態でTOCまで走行すると、比較的短時間でTOCに到
達することができる。しかしながら、ディジタルデータ
ストリーマにおいては、通常、テープエンド(BOT)
においてテープが切断されることを防止するために、巻
き戻し時にBOT近傍においてテープ走行速度を小さく
するようになっている。図10に示すように、テープが
位置Pまで走行すると、テープ速度は次第に低下し、T
OC(斜線部)に到達するまで比較的低速の速度Voで
走行する。このテープ走行速度の制御によって、TOC
の位置までのテープ巻き戻し時間が比較的長時間になっ
てしまう。
【0007】特に、連続して記録、再生又は検索等を行
う場合には、前回のアクセスから次のテープ位置に移行
してアクセスを開始するまでのアクセス時間が比較的長
時間になってしまい、極めて不便である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述した
従来のデータ記録再生装置においては、所定のテープ位
置にアクセスすると必ずTOCに書込みを行うようにな
っており、TOCへの巻き戻し時間に長時間を要するこ
とから、特に連続して記録、再生又は検索等を行う場合
にアクセス時間が長くなってしまうという問題点があっ
た。
【0009】本発明は、TOCへの移動時間を短縮する
ことができるデータ記録再生装置を提供することを目的
とする。
【0010】また、本発明は、アクセス時間を短縮する
ことができるデータ記録再生装置を提供することを目的
とする。
【0011】また、本発明は、テープエンド近傍以外の
部分に作成したシステム情報領域を検出することができ
るデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
【0012】[発明の構成]
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
データ記録再生装置は、磁気テープを高速走行モードで
走行させることが可能なテープ走行手段と、前記磁気テ
ープ上に形成された2以上のデータトラック領域に対す
るデータの記録及び再生が可能な記録再生手段と、前記
データトラック領域相互間にシステム情報領域を形成す
ると共に、前記システム情報領域に対するシステム情報
の記録及び再生が可能なシステム情報記録再生手段とを
具備したものであり、本発明の請求項3に係るデータ記
録再生装置は、磁気テープを高速走行モードで走行させ
ることが可能なテープ走行手段と、前記磁気テープ上に
形成された2以上のデータトラック領域に対するデータ
の記録及び再生が可能な記録再生手段と、前記データト
ラック領域相互間にシステム情報領域を形成すると共
に、前記システム情報領域に対するシステム情報の記録
及び再生が可能なシステム情報記録再生手段と、前記シ
ステム情報領域であることを示す所定の識別信号を前記
システム情報領域に対応する位置に記録すると共に、記
録された前記識別信号を再生する識別信号記録再生手段
とを具備したものであり、本発明の請求項11に係るデ
ータ記録再生装置は、磁気テープを高速走行モードで走
行させることが可能なテープ走行手段と、前記磁気テー
プ上に形成された2以上のデータトラック領域に対する
データの記録及び再生が可能な記録再生手段と、前記デ
ータトラック領域相互間にシステム情報領域を形成する
と共に、前記システム情報領域に対するシステム情報の
記録及び再生が可能なシステム情報記録再生手段と、前
記磁気テープ上の前記システム情報領域の直前に非磁性
体領域を設定する非磁性体領域設定手段とを具備したも
のである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1において、システム情報領域
は、システム情報記録再生手段によってデータトラック
領域相互間に形成する。テープ走行手段は、磁気テープ
をデータトラック領域からシステム情報領域に移動させ
る場合に、磁気テープを高速走行させて短時間に移動さ
せる。
【0014】本発明の請求項3において、システム情報
領域に対応する位置には、識別信号記録再生手段によっ
て識別信号を記録する。記録された識別信号を再生する
ことにより、システム情報領域を判別することができ
る。
【0015】本発明の請求項11において、システム情
報領域の直前には、非磁性体領域設定手段によって非磁
性体領域を設定する。この非磁性体領域によってシステ
ム情報領域を検出する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るデータ記録再生装置の
一実施例を示す説明図である。図1はテープローディン
グ状態時を示している。
【0017】テープ1は図示しないカセット内の供給ハ
ブ及び巻取ハブに巻回されて収納されるようになってい
る。カセットをローディングすると、供給ハブ及び巻取
ハブは夫々供給リール2及び巻取リール3に係合すると
共に、テープ1はカセット近傍に配置されたスライダ
4,5によって引き出されるようになっている。スライ
ダ4,5はシリンダ6の両端近傍まで移動して、テープ
1をシリンダ6にMローディングするようになっている
(図1の状態)。
【0018】シリンダ6の周面には図示しないヘッドが
取付けられており、ヘッドはシリンダ6が回転すること
によりテープ1をトレースしてデータを記録すると共に
テープ1に記録されているデータを再生するようになっ
ている。テープ1は図示しないキャプスタンローラ及び
ピンチローラによって挟持されて、キャプスタンローラ
が図示しないキャプスタンモータによって回転すること
によって走行するようになっている。供給リールモータ
7は供給リール2を回転させて、テープ1を供給ハブか
ら送り出すと共に、テープ1を供給ハブに巻き戻すよう
になっている。また、巻取リールモータ8は巻取リール
3を回転させて、テープ1を巻取ハブに巻取らせると共
に、巻取ハブから送り出させるようになっている。供給
リールモータ7及び巻取リールモータ8によって、テー
プ1はたるむことなく走行可能であると共に、テープ1
を高速走行させることができるようになっている。
【0019】記録系回路9はマイコン11に制御されて所
定の記録データをヘッドに供給してテープ1に記録させ
る。ヘッドからの再生信号は再生回路10に供給し、再生
回路10はマイコン11に制御されて再生信号に所定の信号
処理を施してテープ1に記録されていたデータを復元す
る。
【0020】本実施例においては、テープローディング
時のテープ走行経路途中にテープ位置検出センサ12を配
設しており、テープ位置検出センサ12はテープ1上に設
けられた所定のマークを検出して検出信号をテープ位置
検出回路13に供給するようになっている。テープ位置検
出回路13は、テープ位置検出センサ12からの検出信号に
基づいて、テープ1の絶対的な搬送位置を検出し、位置
信号をマイコン11に出力するようになっている。
【0021】記憶回路14は、マイコン11に制御されてテ
ープ1の搬送位置がテープ1全体の中央近傍であること
を示す位置情報を格納している。この位置情報はTOC
(システム情報領域)の先頭位置を示している。マイコ
ン11はテープ位置検出回路13からの位置信号によって示
される位置が記憶回路14から読出した位置情報によって
示される位置と一致すると、テープ1がTOCの先頭位
置まで搬送されたものと判断して、供給リールモータ
7、巻取リールモータ8、記録系回路9及び再生系回路
10を制御するようになっている。
【0022】次に、このように構成された実施例の動作
について図2の説明図を参照して説明する。図2はテー
プ1の記録フォーマットを示している。
【0023】図2に示すように、本実施例においては、
テープ1全体の中央近傍の位置にTOCを設けるように
なっている。テープ1の始端及び終端は夫々データを記
録することができないBOT及びEOT(Ending Of Ta
pe)である。テープ1にはBOTの次にデータトラック
領域15を設けてある。このデータトラック領域15の次に
TOC16を設け、TOC16とEOTとの間にデータトラ
ック領域17を設けている。
【0024】記録、再生又は検索時において、図示しな
いカセットを挿入すると、スライダ4,5によってカセ
ットに収納されていたテープ1を引き出して、図1に示
すローディング状態にする。マイコン11は供給リールモ
ータ7及び巻取リールモータ8を制御して、テープ1を
高速に正回転させる。テープ1は供給リール2側からス
ライダ4、シリンダ6、スライダ5を介して巻取リール
8側の巻取ハブに巻取られる。
【0025】本実施例においては、テープ1の走行経路
途中に配設されたテープ位置検出センサ12及びテープ位
置検出回路13によってテープ1の搬送位置を検出してい
る。テープ位置検出回路13からの位置信号はマイコン11
に与え、マイコン11はこの位置信号と記憶回路14から読
出した位置情報との比較から、テープ1がTOC16の先
頭位置まで搬送されたか否かを判断する。テープ1がT
OC16の先頭位置まで搬送されると、マイコン11は供給
リールモータ7、巻取リールモータ8及び図示しないキ
ャプスタンモータを制御して通常走行速度でテープ1を
走行させる。
【0026】ヘッドがテープ1のTOC16をトレースす
ることによって得られる再生信号は再生系回路10によっ
て再生して、TOC16のシステム情報を再生する。マイ
コン11は再生された情報に基づいて、記録、再生又は検
索すべきテープ1の搬送位置を把握し、この位置までテ
ープ1を高速再生させるように供給リールモータ7及び
巻取リールモータ8を制御する。
【0027】ここで、このテープ搬送位置における記
録、再生又は検索が終了した後に、次の記録、再生又は
検索を行うものとする。この場合には、マイコン11は、
記録、再生又は検索が終了すると、供給リールモータ7
及び巻取リールモータ8を制御して、TOC16までテー
プを高速に走行させる。この場合にも、マイコン11はテ
ープ位置検出回路13の位置信号と記憶回路14からの位置
情報とに基づいてTOC16の先頭位置を検出する。TO
C16がテープエンド近傍に設けられていないので、従来
と異なり、TOC16への走行時において走行速度を低減
する必要はなく、TOC16への移動時間を短縮すること
ができる。TOC16に到達すると、マイコン11は記録系
回路9を制御してTOC16に対するシステム情報の書込
みを行ってシステム情報を更新する。この書込みが終了
すると、マイコン11はTOC16のシステム情報に基づい
て供給リールモータ7及び巻取リールモータ8を制御し
て次のテープ搬送位置までテープ1を高速走行させる。
【0028】以後同様にして、データトラック領域15,
17にアクセスする毎に、TOC16に高速に戻して、シス
テム情報の更新を行う。
【0029】このように、本実施例においては、テープ
位置検出回路13からの位置信号と記憶回路14からの位置
情報とに基づいて、TOC16のテープ上の位置を検出可
能にしているので、TOC16をテープ1全体の中央近傍
に設けることができる。TOC16をテープエンド近傍に
設けていないので、テープ1をTOC16まで走行させる
場合に走行速度を低減させる必要がないことから、テー
プ1をTOC16まで移動させるために必要な時間を短縮
させることができ、アクセス時間も短縮させることがで
きる。
【0030】また、TOC16をテープ1全体の中央近傍
に設けているので、データトラック領域15,17の所定位
置からTOC16までの走行時間を平均化することがで
き、最大のアクセス時間を短縮して操作性を向上させる
ことができる。
【0031】なお、本実施例においては、TOC16をデ
ータ領域15,17の間の1カ所に設けたが、TOCを各デ
ータ領域相互間の複数の位置に分散させて設けてもよい
ことは明らかである。この場合には、最大のアクセス時
間を一層短縮することができるという利点がある。
【0032】図3は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。
【0033】入力端子21には図示しないインターフェー
ス及び誤り訂正符号化器等によって処理された入力デー
タを供給する。この入力データはバッファメモリ22に与
え、バッファメモリ22は入力データのデータレートを制
御して、記録系における記録レートに基づくレートでス
イッチ23の端子aに出力する。スイッチ23は、端子bに
スイッチ24の出力が供給されるようになっており、スイ
ッチ23は有効領域指示回路25によって切換制御されて、
端子a,bのいずれか一方に入力された信号を選択して
スイッチ26の端子aに出力する。スイッチ26の端子bに
は基準電位が供給されるようになっており、スイッチ26
はフォーマット時には端子aを選択し、記録時には後述
するパイロット検出回路33に制御されて端子a,bを選
択する。スイッチ26の出力はアンプ27に与える。
【0034】アンプ27はスイッチ26の出力を記録信号と
して増幅してヘッド28に与える。ヘッド28はテープ1を
トレースすることにより、記録信号に基づく記録トラッ
クを形成するようになっている。本実施例においては、
後述するように、スイッチ23,24、有効領域指示回路2
5、TOC領域指示回路29及びパイロット信号発生回路3
0によって、テープ1に有効領域とパイロット領域とを
設けるようになっている。
【0035】図4は本実施例におけるテープフォーマッ
トを説明するための説明図である。
【0036】図4に示すように、テープ1は、テープ幅
方向下端側の比較的狭い範囲にパイロット領域を有して
おり、テープ幅方向上端側の他の領域を有効領域として
いる。有効領域はシステム情報を記録するためのTO
C、TOCガード領域及びデータを記録するためのデー
タトラック領域を有している。本実施例においても、図
1の実施例と同様に、TOCはテープ1全体の略々中央
のデータトラック領域相互間に設ける。更に、本実施例
においては、図4の斜線部に示すように、TOC及びT
OCガード領域(以下、TOC領域という)内のパイロ
ット領域の記録トラックには所定のパイロット信号を記
録するようになっている。データトラック領域のパイロ
ット領域には記録を行わない。
【0037】図3において、有効領域指示回路25は、記
録系において有効領域に記録を行うタイミングを示す有
効領域指示信号をスイッチ23に出力する。スイッチ23は
有効領域指示信号のタイミングで端子aに入力される入
力データを選択し、他のタイミングで端子bに入力され
るスイッチ24の出力を選択するようになっている。一
方、パイロット信号発生回路30は所定のパイロット信号
を発生してスイッチ24の端子aに与え、スイッチ24の端
子bには所定の基準電位を与える。TOC領域指示回路
29は、テープフォーマット時に、例えばユーザー操作に
基づいてTOC領域に記録を行うタイミングを示すTO
C領域指示信号をスイッチ24に出力するようになってい
る。スイッチ24は、フォーマット時には、TOC領域指
示信号のタイミングで端子aを選択し、他のタイミング
で端子bを選択するようになっている。なお、フォーマ
ット時以外の時には、スイッチ24は端子bを選択するよ
うになっている。
【0038】下記表1はスイッチ23,24の制御とフォー
マット時におけるテープ1の記録内容とを説明するため
のものである。
【0039】
【表1】 この表1に示すように、フォーマット時においては、有
効領域に対応するタイミングでは、バッファメモリ22か
らの入力データ又はシステム情報がスイッチ23を介して
出力され、パイロット領域に対応するタイミングにおい
ては、TOC領域に対応する期間にのみパイロット信号
発生回路30からのパイロット信号がスイッチ23から出力
され、他のタイミングでは所定の基準電位がスイッチ23
から出力される。なお、所定の基準電位がヘッド28に供
給されても記録は行われない。即ち、所定の基準電位が
スイッチ23から出力される期間は無記録期間である。
【0040】一般的には、ディジタルデータストリーマ
においては、記録が正常に行われたか否か、即ち、記録
の可否は、データを再生して再生の良否を確認すること
により判定するようになっており、再生が不良である場
合には記録が正常に行われていないものと判断して、例
えば他の領域にデータを再記録するようになっている。
この理由から、テープ1を再生するためのヘッド31を設
けてある。ヘッド31はテープ1を再生して再生信号をア
ンプ32に供給する。アンプ32は再生信号を増幅して出力
端子34に出力するようになっている。出力端子34からの
再生信号が記録データに基づくものであるか否かを確認
することによって、データの再記録の必要の有無を判断
するようになっている。
【0041】本実施例においては、アンプ32からの再生
信号をパイロット検出回路33にも供給するようになって
いる。パイロット検出回路33は再生信号にパイロット信
号が含まれているか否かを検出して検出信号をスイッチ
26に供給する。スイッチ26はパイロット信号を検出した
ことを示す検出信号によって端子bを選択し、パイロッ
ト信号を検出していないことを示す検出信号によって端
子aを選択するようになっている。即ち、スイッチ26は
再生信号にパイロット信号が含まれた場合には、端子b
を選択して無記録期間を設定して、TOC領域に入力デ
ータが書込まれることを防止するようになっている。
【0042】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0043】いま、テープ1をフォーマットするものと
する。この場合には、入力端子21を介してTOCに書込
むシステム情報を入力する。テープ1がテープ1の略々
中央まで走行すると、ユーザーはTOC領域の書込み位
置を指定する。入力されたシステム情報はバッファメモ
リ22を介してスイッチ23の端子aに供給される。ヘッド
28はテープ1の下端側からトレースを行う。ヘッド28が
テープ1下端のパイロット領域をトレースするタイミン
グでは、有効領域指示回路25及びTOC領域指示回路29
によって、スイッチ23は端子bを選択し、スイッチ24は
端子aを選択する。これにより、このタイミングでは、
上記表1に示すように、パイロット信号発生回路30から
のパイロット信号がスイッチ24,23を介してスイッチ26
に供給される。このパイロット信号はアンプ27を介して
ヘッド28に与え、テープ1のパイロット領域にパイロッ
ト信号を書込む。
【0044】ヘッド28が有効領域のトレース位置に到達
すると、有効領域指示回路25によってスイッチ23は端子
aを選択する。これにより、上記表1に示すように、バ
ッファメモリ22からのシステム情報はスイッチ23,26及
びアンプ27を介してヘッド28に与え、TOCにシステム
情報を書込む。こうして、図4に示すテープフォーマッ
トでテープ1をフォーマットする。
【0045】次に、データトラック領域にデータを書込
むものとする。
【0046】記録時においてはスイッチ24は常に端子b
を選択する。テープ1が所定のテープ搬送位置まで走行
すると、入力端子21を介して入力された入力データはバ
ッファメモリ22からスイッチ23に供給される。ヘッド28
がテープ1下端のパイロット領域をトレースするタイミ
ングでは、スイッチ23,24はいずれも端子bを選択す
る。これにより、ヘッド28には基準電位が印加されるこ
とになり、記録は行われない。
【0047】ヘッド28が有効領域のトレース位置に到達
すると、スイッチ23は端子aを選択し、バッファメモリ
22からの入力データをスイッチ26を介してアンプ27に供
給する。入力データはアンプ27によって増幅してヘッド
28によってテープ1に記録する。同様にして、順次記録
トラックを形成する。
【0048】ここで、記録データがTOC領域を跨いで
次のデータトラック領域まで記録されるものとする。ヘ
ッド31はヘッド28のトレース直後において、記録トラッ
クをトレースしている。ヘッド31からの再生信号はアン
プ32によって増幅した後パイロット検出回路33に与えて
パイロット信号を検出する。ヘッド28のトレース位置が
TOC領域に到達すると、ヘッド31からの再生信号には
パイロット信号が含まれる。パイロット検出回路33は再
生信号にパイロット信号が含まれたことを検出してスイ
ッチ26に端子bを選択させる。これにより、スイッチ26
はヘッド28に基準電位を供給して無記録期間とする。
【0049】テープ1が走行して、ヘッドが次のデータ
トラック領域をトレースすると、パイロット検出回路33
は再生信号からパイロットを検出することができなくな
る。これにより、パイロット検出回路33はスイッチ26に
端子aを選択させる。こうして、入力データはデータト
ラック領域に書込まれる。
【0050】ところで、データトラック領域からTOC
領域にテープ搬送位置が移動するタイミングにおいて
は、TOC領域にデータの書込みが行われてしまうこと
が考えられる。この理由から、本実施例においては、T
OCの前にガードトラックとしてTOCガード領域を設
定している。なお、TOCガード領域に記録したデータ
については、再生時において有効に再生されないので、
図示しない制御手段によってTOC領域指示回路29を制
御すると共に、図示しないメモリにデータを記憶させて
おくことにより、TOC終了後のデータトラック領域に
書込みを行うようになっている。
【0051】このように、本実施例においては図1の実
施例と同様の効果を有すると共に、記録時にTOCであ
ることを示すパイロット信号を記録しているので、記録
時のリードアフタライト動作によってパイロット信号を
検出することができ、新規データを記録する場合にTO
Cが上書きされることを防止することができる。また、
パイロット信号によってTOCを検出することができる
ので、媒体上の任意の位置にTOCを設定することが可
能になる。
【0052】なお、本実施例においては、スイッチ23,
24,26を制御して各領域への記録を制御したが、磁気記
録で一般に用いられる変調手段を利用するか又は所定の
スイッチ手段と変調手段とを組み合わせることにより、
上記表1の記録制御を行うことができることは明らかで
ある。
【0053】図5は本発明の他の実施例を示す説明図で
ある。図5において図1と同一の構成要素には同一符号
を付して説明を省略する。
【0054】スライダ4はガイドポール41及びガイド42
によって構成し、スライダ5はガイドポール43及びガイ
ド44によって構成している。スライダ4,5のガイドポ
ール41,43及びガイド42,44はテープローディング時に
テープ1を引き出しながらテープ走行路に案内してシリ
ンダ6にテープ1をMローディングさせるようになって
いる。図5はテープ走行状態を示しており、矢印は順方
向のテープ走行方向を示している。テープの順方向回転
時には、図示しない供給ハブから引き出されたテープ1
はスライダ4、シリンダ6、スライダ5を介して図示し
ない巻取ハブによって巻き取るようになっている。
【0055】本実施例においては、テープ走行状態にお
けるガイドポール41近傍には、テープ1の記録面上端に
対向した位置に非接触型固定ヘッド47を配設している。
非接触型固定ヘッド47はテープ1と非接触状態でテープ
1の上端に設けたリニアトラックに対して記録及び再生
を行うことができるようになっている。
【0056】本実施例においては、テープ1上端のリニ
アトラックを除く部分がデータ及びシステム情報の有効
書込み領域となっており、ヘッド45,46はこの有効書込
み領域のみにデータを書込むと共に、書込んだデータを
読出すことができるようになっている。
【0057】本実施例においても、TOCをテープ1の
略中央に設けることは図1の実施例と同様である。非接
触型固定ヘッド47はTOCに対応するリニアトラック上
に所定のパイロット信号、例えば所定周波数の信号を記
録すると共に、記録したパイロット信号を再生するよう
になっている。
【0058】次に、このように構成された実施例の動作
について図6の説明図を参照して説明する。図6はテー
プフォーマットを示している。
【0059】本実施例においては、テープフォーマット
時において、非接触型固定ヘッド47は、図6の斜線部に
示す用に、TOCを示すパイロット信号をリニアトラッ
クに記録する。
【0060】データトラック領域に対するデータの記録
は、テープ1の先頭側から行う。シリンダ6に設けたヘ
ッド45,46は、データトラック領域の書込み有効領域に
対して記録を行う。これにより、図6に示すデータトラ
ック領域を形成する。
【0061】一方、非接触型固定ヘッド47は、ヘッド4
5,46による記録時においてもリニアトラックを再生し
ている。システム情報を記録する場合には、テープ1が
TOCの搬送位置に到達すると、非接触型固定ヘッド47
はパイロット信号を検出する。これにより、テープ1が
TOCの搬送位置に到達したことが判明して、ヘッド4
5,46は、テープ1の下端からシステム情報の書込みを
開始し、書込み有効領域にシステム情報を書込む。
【0062】いま、データの記録時においてテープ1の
搬送位置がTOCに到達するものとする。この場合に
は、非接触型固定ヘッド47がパイロット信号を再生する
ことよりTOCに到達したものと判断して、ヘッド45,
46はデータの記録を一時中断する。一方、図示しないテ
ープ走行手段は、テープ1を高速で走行させる。これに
より、テープ1が次のデータトラック領域に到達する
と、非接触型固定ヘッド47の再生出力にパイロット信号
が含まれなくなる。これにより、データトラック領域に
到達したことが判明し、テープ1を通常の記録速度で走
行させると共に、ヘッド45,46に中断したデータの記録
を再開させる。こうして、TOCの誤消去を防止しなが
らデータトラック領域の記録が行われる。
【0063】なお、テープ1の走行時には、テープ1は
所定のテンションでガイドポール41に押しつけられてお
り、非接触型固定ヘッド47とテープ1との間隔は略一定
に保たれる。従って、シリンダ6上のヘッド45,46で記
録又は再生が行われている場合においては、非接触型固
定ヘッド47による記録再生は安定して行われる。
【0064】また、本実施例においては、非接触型固定
ヘッド47をシリンダ6よりも供給リール側のテープ走行
路途中に設けている。従って、非接触型固定ヘッド47が
リニアトラックをはみ出して記録を行った場合でも、シ
リンダ6に設けたヘッド45,46によって書込み有効領域
に記録を行うことでオーバライトされるので問題は生じ
ない。
【0065】他の作用及び効果は図1の実施例と同様で
ある。
【0066】なお、本実施例においては、非接触型固定
ヘッド47はガイドポール41に対向する位置に設けたが、
例えばガイド42に対向する位置等の他の位置に設けても
よいことは明らかである。。
【0067】図7は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図7において図5と同一の構成要素には同一
の符号を付して説明を省略する。また、図8は図7の実
施例において採用されるテープフォーマットを示す説明
図である。
【0068】図8に示すように、本実施例においても、
TOCをテープ1中央近傍に設けるようになっている。
更に、本実施例においては、TOCの直前(BOT側)
に非磁性体領域を設けるようになっている。非磁性体領
域はヘッドによって磁化することができない部分であ
り、記録及び再生不能な領域である。
【0069】図7において、コンピュータ51はテープ1
の記録を制御するための制御信号をスイッチ52に出力す
るようになっている。スイッチ52は、後述する位置情報
判断回路57に制御されて、コンピュータ51からの制御信
号を端子a,b,cに夫々接続された記録信号発生回路
53、早送り制御回路54又は非磁性体領域書込み回路55に
供給するようになっている。
【0070】記録信号発生回路53は、テープ1に記録す
るデータを発生してシリンダ6のヘッド45,46に供給す
るようになっている。早送り制御回路54は、テープ1を
高速走行させるようになっている。非磁性体領域書込み
回路55は、図8に示すように、テープ1のTOCの直前
に非磁性体領域を設定するようになっている。非磁性体
領域書込み回路55は、例えば、所定の長さの非磁性体膜
をTOCの直前に貼り付けたり、TOCの直前のテープ
の磁性面に書込み及び再生不能とさせる所定のきずをつ
けたりすることにより非磁性体領域を形成するようにな
っている。
【0071】カウンタ56は、ヘッド45,46からの再生信
号及び非磁性体領域書込み回路55の出力が与えられて、
非磁性体領域書込み回路55の非磁性体領域の形成開始タ
イミングから所定時間のカウントを行って、非磁性体領
域形成の終了タイミングを示す検出信号を位置情報判断
回路57に供給するようになっている。位置情報判断回路
57は、コンピュータ51、ユーザー操作に基づくTOC指
示信号及びカウンタ56の出力によってスイッチ52の選択
を制御するようになっている。
【0072】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0073】いま、テープ1をフォーマットするものと
する。テープ1がローディングされると、位置情報判断
回路57はスイッチ52の端子bを選択して、テープ1を早
送りさせる。テープ1の略々中央に到達すると、ユーザ
ー操作に基づくTOC指示信号によって、位置情報判断
回路57はスイッチ52に端子cを選択させる。これによ
り、非磁性体領域書込み回路55はコンピュータ51に制御
されて、テープ1に非磁性体領域を形成する。
【0074】カウンタ56は非磁性体領域形成の終了タイ
ミングを検出して、位置情報判断回路57に検出信号を出
力する。これにより、位置情報判断回路57はスイッチ52
に端子aを選択させ、記録信号発生回路53からのシステ
ム情報をテープ1に記録させる。こうして、テープ1の
略々中央にTOCを形成すると共に、その直前に非磁性
体領域を設ける。こうして、図8に示すテープフォーマ
ットのテープを形成することができる。
【0075】本実施例においても図5の実施例と同様の
効果が得られることは明らかである。
【0076】図9は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。図9において図7と同一の構成要素には同一
符号を付して説明を省略する。本実施例は図7の実施例
において形成した図8に示すテープフォーマットのテー
プ1に記録を行う装置の一例を示している。
【0077】変調回路61は入力データにテープ1への記
録に適した変調を施して判断回路62に供給する。判断回
路62は、変調回路61の出力とヘッド45,46からの再生信
号とに基づいて、スイッチ63を介して記録信号発生回路
64又は早送り制御回路54を制御するようになっている。
記録信号発生回路64は変調回路61の出力が与えられて、
テープ1に記録するデータを発生してヘッド45,46に供
給するようになっている。
【0078】早送り量指示回路65は、例えば、TOCに
書込まれた情報を再生することにより非磁性体領域のテ
ープ方向の長さを検出して、早送り制御回路54によるテ
ープ1の搬送量を指示する信号を早送り制御回路54に出
力するようになっている。
【0079】次に、このように構成された実施例の動作
について説明する。
【0080】図8のテープフォーマットのテープ1がロ
ーディングされると、テープ1はシステム情報に基づく
データトラック領域内の所定の書込み位置まで搬送され
る。入力データは変調回路61によって変調して記録信号
発生回路64に供給する。判断回路62は変調回路61の出力
から入力データであることを検出すると、スイッチ63を
介して記録信号発生回路64を制御して、記録するデータ
をヘッド45,46に供給させる。これにより、テープ1の
データトラック領域にデータが書込まれる。
【0081】ヘッド45,46が図8の非磁性体領域をトレ
ースする位置までテープ1が搬送されると、判断回路62
はヘッド45,46からの再生信号によって非磁性体領域に
到達したことを判別する。例えば、判断回路62は、所定
時間以上再生不能となることにより、ヘッド45,46が非
磁性体領域をトレースしているものと判断する。この場
合には、判断回路62はスイッチ63を介して早送り制御回
路54を制御する。早送り制御回路54は、早送り量指示回
路65によって指示された搬送量だけテープ1を高速走行
させて、次のデータトラック領域まで移動させる。これ
により、判断回路62は、スイッチ63を介して記録信号発
生回路64を制御して、記録信号発生回路64によるデータ
の記録を再開させる。
【0082】他の作用及び効果は図7の実施例と同様で
ある。
【0083】なお、上記各実施例においては、TOCに
システム情報を記録するものとして説明したが、ユーザ
ーが必要とする他の情報を記録するものであってもよい
ことは明らかである。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、T
OCへの移動時間を短縮することができると共にアクセ
ス時間を短縮することができ、更に、テープエンド近傍
以外の部分に作成したシステム情報領域を検出すること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録再生装置の一実施例を
示す説明図。
【図2】実施例の動作を説明するための説明図。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図4】図3の実施例を説明するための説明図。
【図5】本発明の他の実施例を示す説明図。
【図6】図5の実施例の動作を説明するための説明図。
【図7】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図8】図7の実施例において採用されるテープフォー
マットを示す説明図。
【図9】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図10】従来例の問題点を説明するための説明図。
【符号の説明】
1…テープ、9…記録系回路、10…再生系回路、11…マ
イコン、12…テープ位置検出センサ、13…テープ位置検
出回路、14…記憶回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 高志 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内 (72)発明者 木村 潤子 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを高速走行モードで走行させ
    ることが可能なテープ走行手段と、 前記磁気テープ上に形成された2以上のデータトラック
    領域に対するデータの記録及び再生が可能な記録再生手
    段と、 前記データトラック領域相互間にシステム情報領域を形
    成すると共に、前記システム情報領域に対するシステム
    情報の記録及び再生が可能なシステム情報記録再生手段
    とを具備したことを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記システム情報領域は、前記高速走行
    モードにおける前記磁気テープの走行速度を考慮してテ
    ープエンド近傍以外のテープ上の位置に設けることを特
    徴とする請求項1に記載のデータ記録再生装置。
  3. 【請求項3】 磁気テープを高速走行モードで走行させ
    ることが可能なテープ走行手段と、 前記磁気テープ上に形成された2以上のデータトラック
    領域に対するデータの記録及び再生が可能な記録再生手
    段と、 前記データトラック領域相互間にシステム情報領域を形
    成すると共に、前記システム情報領域に対するシステム
    情報の記録及び再生が可能なシステム情報記録再生手段
    と、 前記システム情報領域であることを示す所定の識別信号
    を前記システム情報領域に対応する位置に記録すると共
    に、記録された前記識別信号を再生する識別信号記録再
    生手段とを具備したことを特徴とするデータ記録再生装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録再生手段及び前記システム情報
    記録再生手段は、前記磁気テープの記録トラックの幅方
    向の所定領域に設定する有効領域に対して記録び再生を
    行い、 前記識別信号記録再生手段は、前記システム情報領域内
    であって前記磁気テープの記録トラックの幅方向の前記
    有効領域以外の領域に設定する識別領域に対して記録及
    び再生を行うことを特徴とする請求項3に記載のデータ
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記記録再生手段は、記録モード時にお
    いて前記識別信号記録再生手段によって前記識別信号が
    再生された場合には、前記磁気テープの前記システム情
    報領域に対して記録を行うタイミングであるものと判断
    してデータの記録を中断することを特徴とする請求項3
    に記載のデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記システム情報領域の先頭の記録トラ
    ックの直前にガードバンドとしてのシステム情報領域ガ
    イド領域を設定することを特徴とする請求項3に記載の
    データ記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記記録再生手段は、記録モード時にお
    いて前記識別信号記録再生手段によって前記識別信号が
    再生された場合には、前記システム情報領域に記録した
    データを前記システム情報領域の次のデータトラック領
    域に再記録することを特徴とする請求項5に記載のデー
    タ記録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記識別信号記録再生手段は、前記磁気
    テープのリニアトラック内の前記システム情報領域に対
    応する位置に前記識別信号を記録すると共に、記録され
    た前記識別信号を再生することを特徴とする請求項3に
    記載のデータ記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記識別信号記録再生手段は、前記磁気
    テープの走行路近傍に設けた非接触型固定ヘッドを有す
    ることを特徴とする請求項8に記載のデータ記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 前記非接触型固定ヘッドは、前記磁気
    テープの供給側と前記記録再生手段との間の前記磁気テ
    ープの走行路近傍に設けたことを特徴とする請求項9に
    記載のデータ記録再生装置。
  11. 【請求項11】 磁気テープを高速走行モードで走行さ
    せることが可能なテープ走行手段と、 前記磁気テープ上に形成された2以上のデータトラック
    領域に対するデータの記録及び再生が可能な記録再生手
    段と、 前記データトラック領域相互間にシステム情報領域を形
    成すると共に、前記システム情報領域に対するシステム
    情報の記録及び再生が可能なシステム情報記録再生手段
    と、 前記磁気テープ上の前記システム情報領域の直前に非磁
    性体領域を設定する非磁性体領域設定手段とを具備した
    ことを特徴とするデータ記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記非磁性体領域は、所定の広さ以上
    の広さに形成されることにより再生及び記録不可である
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ記録再生装
    置。
  13. 【請求項13】 記録モード時において前記磁気テープ
    の搬送位置が前記非磁性体領域に到達したことを検出す
    ると前記磁気テープを高速走行させる早送り手段を付加
    したことを特徴とする請求項11に記載のデータ記録再
    生装置。
  14. 【請求項14】 前記早送り手段の早送り量を指示する
    早送り量決定手段を付加したことを特徴とする請求項1
    3に記載のデータ記録再生装置。
JP29717394A 1994-11-30 1994-11-30 データ記録再生装置 Pending JPH08161863A (ja)

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