JP2563308B2 - テ−プレコ−ダ - Google Patents

テ−プレコ−ダ

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JP2563308B2
JP2563308B2 JP62045594A JP4559487A JP2563308B2 JP 2563308 B2 JP2563308 B2 JP 2563308B2 JP 62045594 A JP62045594 A JP 62045594A JP 4559487 A JP4559487 A JP 4559487A JP 2563308 B2 JP2563308 B2 JP 2563308B2
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宏道 島田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ヘッドにより信号をテープに記録再生す
るテープレコーダに関し、特にテープ始端からの記録に
関するものである。
従来の技術 近年、オーディオ信号をPCMデータに変換し回転ヘッ
ドによりテープに記録するようにしたテープレコーダが
提案されている。この種の回転ヘッドを使用したテープ
レコーダは、巻き戻し操作を行なうと始端に達した後所
定のテープ量を巻き取りテープ走行を停止するように構
成されているものがある。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのようなテープレコーダでは、一度始
端から記録したテープを巻き戻し、再び始端から記録し
た場合、巻き戻し操作後のテープ位置のバラツキ及び回
転ヘッドの停止位置のバラツキの理由により、先に記録
していた信号の一部を消去することができず、続けて新
たに信号が記録された状態になる場合がある。従ってこ
のテープを始端から再生した場合、先に記録されていた
信号が短時間再生された直後、新たに記録された信号が
再生されるため、先に記録されていた信号が異音となっ
て聞こえるという問題があるものであった。
前記のようにテープレコーダ使用者が巻き戻しを行な
い始端を検出した後記録を開始するということは、先に
記録していた信号を消去し、新しい信号を記録するため
であるにもかかわらず、先に記録していた信号を消去す
ることが困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、始端ま
で巻き戻した後記録を開始した場合は、先に信号を記録
してあっても、その信号を消去した後記録を開始するこ
とができ、さらに使用者が記録しようと記録スイッチを
押したにもかかわらずテープレコーダが自動的に巻き戻
し消去モードとなっている間は表示部により、使用者に
以前記録してあった信号を消去中であることを警告する
ことができるテープレコーダを提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のテープレコーダ
は、回転ヘッドによりテープ上に信号を記録可能なデッ
キ部と、前記デッキ部の巻戻しモード,記録待機モード
を含めた制御を行なうデッキ制御部と、テープの始端を
検出する始端検出部と、デッキ部を巻き戻しモードにし
巻き戻しモード中始端に達した場合は第1の所定量のテ
ープを巻き取るためのリワインドスイッチとデッキ部を
記録待機モードまたは記録モードにするための記録スイ
ッチを含む操作スイッチ部と、巻き戻しモード中にテー
プ始端を検出したことを記憶するための記憶手段と、前
記記録スイッチが押された場合に前記記憶手段の記憶内
容によりテープ始端を検出した状態であればテープを第
2の所定量のテープを巻き戻した後消去モードで第2の
所定量のテープを巻き取る強制消去手段と、前記強制消
去手段により強制消去が行われた場合または記録スイッ
チ以外の少なくともテープを走行させるスイッチが押さ
れた場合に前記記憶手段の記憶内容を消去する記憶内容
消去手段と、デッキ部のモードを表示する表示部と、前
記強制消去手段が作動している間は前記表示部を通常の
記録待機モードまたは記録モード表示と異なる表示状態
にするよう制御する表示制御部を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、テープレコーダ使用
者が巻き戻し操作をして始端まで達した後、録音を開始
した場合、巻き戻し後始端に達したことを記憶手段が記
憶しておき、録音を開始したとき、記憶手段の記憶内容
により強制消去手段が、先に記録してあった信号の消し
残りが発生する可能性があるテープ量を巻き戻し、消去
モードで巻き戻したテープ量を巻きとるため、消し残り
は発生しない。さらにテープレコーダが自動的に巻き戻
し動作及び消去動作となっている間は、表示部により使
用者に警告することができる。
実施例 以下本発明の一実施例のテープレコーダについて、図
面を参照しながら説明する。
第1図は本発明のテープレコーダの一実施例を示す要
部ブロック図である。第1図において、1は少なくとも
巻き戻しモード及び録音待機モードまたは録音モード,
消去モードを有するデッキ部であり、2はデッキ部1に
装着されたテープの始端を検出する始端検出部であり、
3はデッキ部1を巻き戻しモードにするための巻き戻し
スイッチ301と録音待機モードまたは録音モードにする
ための録音スイッチ302を含めた操作スイッチであり、
4は通常操作スイッチ3によりデッキ部1を制御するデ
ッキ制御部であり、5は操作スイッチ部3及び始端検出
部2の出力信号によりテープを巻き戻し始端に達した状
態か否かを記憶する記憶手段であり、6は記憶手段5及
び操作スイッチ3の出力信号により、テープを始端まで
巻き戻した後、録音スイッチ302を押した場合に、テー
プを所定量巻き戻し強制的にデッキ部1を消去モードに
し、巻き戻した所定量を巻きとった後録音待機モードま
たは録音モードにするようデッキ制御部4に出力信号を
出力する強制消去手段である。消去方法としては、例え
ば無信号レベルに相当する信号を重ねて記録することに
より、先に記録してあった信号を等価的に消去する方法
がある。8はデッキ部1の動作モード、例えば録音待機
モード,録音モード,再生モード等を後述する表示部に
より表示する表示制御部であり、9は再生表示器91,録
音表示器92,一時停止表示器93を含む表示部であり、例
えばデッキ部1が、録音待機モードであれば録音表示器
92と一時停止表示器93を点灯し、録音モードであれば録
音表示器92と再生表示器91を点灯するように構成されて
いる。本実施例において、デッキ制御部4,記憶手段5,強
制消去手段6,表示制御部8はマイクロコンピュータ7で
実現している。
以下、第2図のマイクロコンピュータ7の処理動作の
一部を示すフローチャートにもとづいて、本実施例の動
作を説明する。第2図において20のA及び35のBは結合
子で、このマイクロコンピュータ7による全体のフロー
チャート(図示しない)の途中に結合されている。まず
判断ステップ21において、操作スイッチ部3の状態を判
断し、操作スイッチ部3のいずれかのスイッチが押され
ていると判断ステップ22に流れ、判断ステップ22におい
て、押されたスイッチが巻き戻しスイッチ301が押され
たか否かを判断し、巻き戻しスイッチ301が押された場
合はステップ23においてデッキ部1を巻き戻しモードに
し、判断ステップ24に至る。判断ステップ24において、
始端検出部2が始端を検出するまでデッキ部1は巻き戻
しモードを継続し、始端検出部2がテープの始端を検出
すると、処理ステップ25に流れ、処理ステップ25におい
て、デッキ制御部4は巻き戻しモードを解除し、リーダ
ーテープ部を含む所定のテープ量を再生方向に送った後
走行を停止するようにデッキ部1を制御し処理ステップ
26に流れる。処理ステップ26において、マイクロコンピ
ュータ7のメモリ部の一部である記憶手段5に使用者が
テープを始端まで巻き戻した状態であることを記憶する
ため“1"が記憶され結合子B35に至る。判断ステップ22
において、巻き戻しスイッチ301以外のスイッチが押さ
れた場合は判断ステップ27に流れ、判断ステップ27にお
いて、録音スイッチ302が押されたか否かを判断し、録
音スイッチ32が押された場合は判断ステップ28に流れ
る。判断ステップ28において、記憶手段5の記憶内容が
“1"であれば処理ステップ36に流れ、表示制御部8は表
示部9が、例えば録音表示器92と一時停止表示器93を点
灯してデッキ部1が録音待機モードに関する状態である
ことを示し、さらに再生表示器91が点滅してテープが走
行していることを示すように制御信号を出力し処理ステ
ップ29に流れ、処理ステップ29において即録音待機モー
ドにした後録音を開始した場合または録音モードにした
場合、先に記録していたデータが消し残りとなる可能性
があるテープ量を巻き戻し、処理ステップ30において、
デッキ部1を強制的に消去モードにし、処理ステップ29
で巻き戻したテープ量を巻き取った後、処理ステップ37
に流れる。処理ステップ37において、表示制御部8は表
示部9に対して、処理ステップ36で出力した制御信号の
出力をやめ、処理ステップ31に流れる。処理ステップ31
において記憶手段5に“0"を記憶して、処理ステップ38
に流れる。また判断ステップ28において、記憶内容が
“1"でない場合、すなわちテープの途中で録音スイッチ
302が押された場合は処理ステップ38に流れる。処理ス
テップ38において、表示制御部8は録音待機モードまた
は録音モードであることを表示部9に制御信号を出力
し、処理ステップ32に流れる。処理ステップ32におい
て、デッキ制御部4はデッキ部1を録音待機モードまた
は録音モードにするよう制御し結合子B35に至る。判断
ステップ27において、録音スイッチ302以外のスイッチ
が押された場合は判断ステップ33に流れる。判断ステッ
プ33において、ストップスイッチや一時停止(ポーズ)
スイッチのようにテープを走行させないスイッチが押さ
れた場合は記憶手段5の記憶内容を変えることなく結合
子B35に流れ、早送りスイッチや再生スイッチのように
テープを走行させるスイッチが押された場合は処理ステ
ップ34に流れ、記憶手段5の記憶内容を“0"にした後結
合子B35に至る。処理ステップ29と処理ステップ30は強
制消去手段6の動作であり、処理ステップ26,処理ステ
ップ31及び処理ステップ34は記憶手段5の動作であり、
処理ステップ36と処理ステップ37と処理ステップ38は表
示制御部8の動作である。
以上のように本実施例によればテープレコーダ使用者
が巻き戻し操作をして始端まで達した後、録音を開始し
た場合、巻き戻し後始端に達したことを記憶手段5が記
憶しておき、録音を開始したとき、記憶手段5の記憶内
容により強制消去手段6が、先に記録してあった信号の
消し残りが発生する可能性があるテープ量を巻き戻し、
消去モードで巻き戻したテープ量を巻きとるため、消し
残りは発生しない。さらにテープレコーダが自動的に巻
き戻し動作及び消去動作となっている間は、表示部によ
り使用者に警告することができる。
なお、本実施例においては、オーディオ信号をPCMデ
ータに変換し回転ヘッドによりテープに記録するテープ
レコーダを例に説明したが、ビデオ信号を回転ヘッドに
よりテープに記録するビデオテープレコーダに応用でき
ることは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明のテープレコーダは、回転ヘッド
によりテープ上に信号を記録可能なデッキ部と、前記デ
ッキ部の巻戻しモード,記録待機モードを含めた制御を
行なうデッキ制御部と、テープの始端を検出する始端検
出部と、デッキ部を巻き戻しモードにし巻き戻しモード
中始端に達した場合は第1の所定量のテープを巻き取る
ためのリワインドスイッチとデッキ部を記録待機モード
または記録モードにするための記録スイッチを含む操作
スイッチ部と、巻き戻しモード中にテープ始端を検出し
たことを記憶するための記憶手段と、前記記録スイッチ
が押された場合に前記記憶手段の記憶内容によりテープ
始端を検出した状態であればテープを第2の所定量のテ
ープを巻き戻した後消去モードで第2の所定量のテープ
を巻き取る強制消去手段と、前記強制消去手段により強
制消去が行われた場合または記録スイッチ以外の少なく
ともテープを走行させるスイッチが押された場合に前記
記憶手段の記憶内容を消去する記憶内容消去手段と、デ
ッキ部のモードを表示する表示部と、前記強制消去手段
が作動している間は前記表示部を通常の記録待機モード
または記録モード表示と異なる表示状態にするよう制御
する表示制御部を設けることにより、テープレコーダ使
用者が巻き戻し操作をして始端まで達した後、記録を開
始した場合、巻き戻し後始端に達したことを記憶手段が
記憶しておき、記録を開始したとき、記憶手段の記憶内
容により強制消去手段が、先に記録してあった信号の消
し残りが発生する可能性があるテープ量を巻き戻し、消
去モードで巻き戻したテープ量を巻きとるため、消し残
りは発生しない。さらにテープレコーダが自動的に巻き
戻し動作及び消去動作となっている間は、表示部により
使用者に警告することができるという優れた効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図、第2図は
本実施例のマイクロコンピュータの制御手順を示す要部
のフローチャート図である。 1……デッキ部、2……始端検出部、3……操作スイッ
チ部、301……巻き戻しスイッチ、302……録音スイッ
チ、4……デッキ制御部、5……記憶手段、6……強制
消去手段、7……マイクロコンピュータ、8……表示制
御部、9……表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ヘッドによりテープ上に信号を記録可
    能なデッキ部と、前記デッキ部の巻戻しモード,記録待
    機モードを含めた制御を行なうデッキ制御部と、テープ
    の始端を検出する始端検出部と、デッキ部を巻き戻しモ
    ードにし巻き戻しモード中始端に達した場合は第1の所
    定量のテープを巻き取るためのリワインドスイッチとデ
    ッキ部を記録待機モードまたは記録モードにするための
    記録スイッチを含む操作スイッチ部と、巻き戻しモード
    中にテープ始端を検出したことを記憶するための記憶手
    段と、前記記録スイッチが押された場合に前記記憶手段
    の記憶内容によりテープ始端を検出した状態であればテ
    ープを第2の所定量のテープを巻き戻した後消去モード
    で第2の所定量のテープを巻き取る強制消去手段と、前
    記強制消去手段により強制消去が行われた場合または記
    録スイッチ以外の少なくともテープを走行させるスイッ
    チが押された場合に前記記憶手段の記憶内容を消去する
    記憶内容消去手段と、デッキ部のモードを表示する表示
    部と、前記強制消去手段が作動している間は前記表示部
    を通常の記録待機モードまたは記録モード表示と異なる
    表示状態にするよう制御する表示制御部を備えたことを
    特徴とするテープレコーダ。
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