JPH06223437A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH06223437A
JPH06223437A JP5011021A JP1102193A JPH06223437A JP H06223437 A JPH06223437 A JP H06223437A JP 5011021 A JP5011021 A JP 5011021A JP 1102193 A JP1102193 A JP 1102193A JP H06223437 A JPH06223437 A JP H06223437A
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JP
Japan
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tape
mode
recording
circuit
key
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JP5011021A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ito
昌宏 伊藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コマーシャルを除いた番組本来の開始位置と記
録をスタートする際のテープの記録開始位置を容易に合
わせる。 【構成】モード制御回路2は、記録モードにおいて、キ
ーモード入力手段1のキー操作間隔を検出するキー操作
間隔検出回路3からのキー操作間隔データfにより記録
操作が誤操作であったと確認した場合には、テープを走
行開始する前のテープ位置まで巻き戻すし巻き戻すモー
ドを選択し、比較回路8において、テープ移動検出回路
5による巻き戻し量のテープ移動量データiとテープ移
動量記憶回路7に保持されている記録時のテープ移動量
データjとの比較結果が一致するまで、メカ制御回路8
によってテープを巻き戻す。これにより、コマーシャル
を除いた番組本来の開始位置と記録をスタートする際の
テープの記録開始位置を容易に合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
等の記録再生装置に係り、特にコマーシャルを除いた番
組本来の開始位置と記録をスタートする際のテープの記
録開始位置を容易に合わせられるようにした磁気記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオテープレコーダ等の記録再
生装置において、テレビジョン放送の所定の番組を記憶
する際に、コマーシャルを除いた番組本来の開始から記
録をスタートする方法としては、番組開始前にキー操作
により記録待機モードとし、番組スタートと思われる内
容(例えばオープニング開始等)を目視で確認した瞬間
にキー操作を行い、記録モードとする方法がある。この
場合、記録待機モードでは、磁気ヘッドを回転させると
ともに磁気ヘッドシリンダにテープを巻付けた状態で、
テープの走行を停止させている。また、記録モードで
は、記録待機モードの状態から録画テープの搬送および
磁気ヘッドへの信号供給を行い、テープに記録(録画)
を行う。しかしながら、このような方法では、コマーシ
ャルを番組スタートと思われる内容と誤認して本来記録
を開始したい位置からずれてしまう場合がある。この場
合に、テープを元の位置に戻すには、使用者が一度再生
モードに入れ直して、記録開始位置に戻さなければなら
ないので、非常に操作が煩わしいとともに、操作に時間
がかかるため操作中に番組がスタートしまうような欠点
があった。
【0003】このことに対応して、コマーシャルカット
機能のあるVTRを用い、その機能によってコマーシャ
ルを除いた番組本来の開始から記録をスタートさせる方
法や、一度記録したテープを別のテープに編集・ダビン
グする方法が用いられていが、コマーシャルカット機能
のあるVTRを用いる方法では、コマーシャルから番組
に移行したことを検出した後、記録モードに切換えるよ
うにしているので、番組開始位置検出時間と記録モード
に移行してから実際に記録を開始するまでの遅れ時間が
大きく、この遅れ時間分は番組が欠落してしまう。ま
た、別のテープに編集・ダビングする方法では、2台の
VTRが必要であるとともに、VTRの編集機能により
記録開始位置の精度をある程度の高めることもできる
が、ダビングによる画質の劣化は避けられない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の磁気記
録再生装置では、テレビジョン放送を直接受信した状態
で、コマーシャルを除いた番組本来の開始置から記録を
スタートする際に、記録開始位置がずれる危険性が高
い。
【0005】本発明は前記の問題点を除去し、コマーシ
ャルを除いた番組本来の開始位置と記録をスタートする
際のテープの記録開始位置を容易に合わせることができ
る磁気記録再生装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の磁気記録再生装置は、モードキーのキー操作によ
りテープの走行モードを指定するモードキー入力手段
と、前記テープの走行系を駆動制御するメカ制御回路
と、前記テープの走行によって発生する信号から基準信
号を作成する基準信号発生回路と、この基準信号発生回
路から基準信号をカウントすることにより記録中のテー
プの移動量を検出するテープ移動量検出回路と、このテ
ープ移動量検出回路が検出した記録中のテープの移動量
を記憶するテープ移動量記憶回路と、このテープ移動量
記憶回路に保持された記録中のテープの移動量と、テー
プ巻き戻しの際に該テープ移動量検出回路が検出したテ
ープの移動量とを比較する比較回路と、前記モードキー
入力手段が指定するテープの走行モードに基づいてメカ
制御回路を制御してテープの走行を行うとともに、走行
モードが記録モードに切換えられてから前記モードキー
入力手段のキー操作が行われるまでの時間が所定時間よ
りも短い場合に、記録モードを解除し、比較回路の比較
結果が一致するまでメカ制御回路に巻き戻しを行わせる
モード制御回路とを具備したことを特徴とする。
【0007】この発明に係る請求項2記載の磁気記録再
生装置は、モードキーのキー操作によりテープの走行モ
ードを指定するモードキー入力手段と、確定キーのキー
操作によりテープの走行モードが確定したことを指定す
る確定キー入力手段と、前記テープの走行系を駆動制御
するメカ制御回路と、前記テープの走行によって発生す
る信号から基準信号を作成する基準信号発生回路と、こ
の基準信号発生回路から基準信号をカウントすることに
より記録中のテープの移動量を検出するテープ移動量検
出回路と、このテープ移動量検出回路が検出した記録中
のテープの移動量を記憶するテープ移動量記憶回路と、
このテープ移動量記憶回路に保持された記録中のテープ
の移動量と、テープ巻き戻しの際に該テープ移動量検出
回路が検出したテープの移動量とを比較する比較回路
と、前記モードキー入力手段が指定するテープの走行モ
ードに基づいてメカ制御回路を制御してテープの走行を
行うとともに、記録モードの状態で確定キー入力手段の
キー操作が行われた場合には、記録モードのテープの走
行を継続し、記録モードの状態で確定キー入力手段のキ
ー操作が行われることなくモードキー入力手段のキー操
作が行われた場合には、記録モードを解除し、比較回路
の比較結果が一致するまでメカ制御回路に巻き戻しを行
わせるモード制御回路とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の構成によれば、コマーシャルを
番組スタートと思われる内容と誤認して記録モードにし
た場合には、使用者が所定時間内にモードキー入力手段
のキー操作を行うことにより、モード制御回路が比較回
路の比較結果が一致するまでメカ制御回路に巻き戻しを
行わせるので、テープを記録をスタートする際の記録開
始位置に容易に戻すことができる。これにより、コマー
シャルを除いた番組本来の開始位置と記録をスタートす
る際のテープの記録開始位置を容易に合わせることがで
きる。
【0009】請求項2記載の構成によれば、コマーシャ
ルを番組スタートと思われる内容と誤認して記録モード
にした場合に、使用者が確定キー入力手段の操作を行う
前に確定キー入力手段のキー操作を行うことにより、モ
ード制御回路が比較回路の比較結果が一致するまでメカ
制御回路に巻き戻しを行わせるので、テープを記録をス
タートする際の記録開始位置に容易に戻すことができ
る。これにより、コマーシャルを除いた番組本来の開始
位置と記録をスタートする際のテープの記録開始位置を
容易に合わせることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1は本発明に係る磁気記録再生装置の一
実施例をVTRに適応した場合を示すブロック図であ
る。
【0012】図1において、符号1はテープの走行モー
ドを指定するためのモードキー入力手段であり、モード
キー入力手段1は、使用者のモードキーのキー操作によ
りキー入力信号a及びキー操作信号bを作成してそれぞ
れモード制御回路2及びキー操作間隔検出回路3に供給
する。
【0013】モード制御回路2は、モードキー入力手段
1からのキー入力信号aの入力を受けてモードの判別、
指定を行い、これに基づいて、記録モード移行判別信号
c、メカ制御信号d及び制御信号eを作成して、それぞ
れキー操作間隔検出回路3、メカ制御回路4、移動量検
出回路5に供給する。
【0014】キー操作間隔検出回路3は、モードキー入
力手段1からのキー操作信号b及びモード制御回路2か
らの記録モード移行判別信号cに基づいて時刻をカウン
トするカウンタを初期化するとともに、次のキー入力ま
での時間を計測し、この計測結果のキー操作間隔データ
fをモード制御手段2に伝える。
【0015】メカ制御回路4はモード制御回路2からの
メカ制御信号dを受けてテープの走行系を指定モードに
応じて駆動制御する。
【0016】基準信号発生回路6は、キャプスタン周波
数発生器(以下、キャプスタンFGと呼ぶ)からのキャ
プスタンFG信号やコントロールヘッド(以下、CTL
ヘッドと呼ぶ)からのCTL信号等のテープ走行によっ
て発生する信号から基準信号gを作成しテープ移動量検
出回路5に供給する。
【0017】テープ移動量検出回路5は、モード制御回
路2からの制御信号eによりリセット制御され、基準信
号発生回路6から基準信号gをカウントすることにより
記録中のテープ走行量(移動量)を検出し、この検出結
果のテープ移動量データhをテープ移動量記憶回路7に
供給するとともに、巻き戻し中のテープ移動量を検出
し、この検出結果のテープ移動量データiを比較回路8
に供給する。
【0018】テープ移動量記憶回路7は、記録中のテー
プ移動量データhを保持することにより、保持したテー
プ移動量データjを比較回路8に供給する。比較回路8
はテープ移動量記憶回路7に保持された記録中のテープ
移動量jと、誤って記録操作した場合のテープ巻き戻し
時にテープ移動量検出回路5で計測される戻し量のテー
プ移動量データiを比較し、一致した場合にハイレベル
の比較信号kをモード制御回路2に供給する。
【0019】モード制御回路2は、キー操作間隔検出回
路3からのキー操作間隔データf及び比較較回路8から
の比較信号kに基づいて、記録モード移行判別信号c、
メカ制御信号d及び制御信号eを作成して、それぞれキ
ー操作間隔検出回路3、メカ制御回路4、移動量検出回
路5に供給する。
【0020】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0021】VTRの使用者がコマーシャル終了後の番
組開始から記録を開始しようとして、受信放送をモニタ
ーし、番組が始まったという認識のもとでモードキー入
力手段1により記録キーを操作して、モード制御回路2
にキー入力信号aを供給すると、モード制御回路2で
は、記録モードの移行が決定され、メカ制御手段3に記
録モードのメカ制御信号dを供給する。とすると、メカ
制御回路3はメカ制御信号dによりメカ駆動部を制御し
て記録するためのメカ条件を成立させる。これによって
テープ走行が開始され走行安定後に記録がスタートす
る。キー操作間隔検出回路3では、モードキー入力手段
1からのキー操作信号bが記録キーの操作を示すか、ま
たは、モード制御回路2からの記録モード移行判別信号
cが記録モード移行を示す場合にカウンタが初期化され
る。一方、テープの走行が開始されると、基準信号発生
回路6は、キャプスタンFG信号やCTL信号等から基
準信号gを作成しテープ移動量検出回路5に供給する。
これにより、テープ移動量検出回路5は、テープ移動量
を定量的に計測する。
【0022】記録モード中にキー入力があると、モード
制御回路2は、モードキー入力手段からのキー入力信号
aの入力に基づいて、テープ移動量検出回路5の読出し
及びリセットを行なわせる制御信号eを作成して、テー
プ移動量検出回路5に供給する。これにより、テープ移
動量検出回路5は、現時点のテープ移動量を示すテープ
移動量データhをテープ移動量記憶回路7に供給すると
ともに、カウンタを初期化する。一方、モード制御回路
2は記録モードを解除する。この状態で、モード制御回
路2は、キー操作間隔検出回路3からのキー操作間隔デ
ータfが設定された一定値よりも長い場合に、通常のキ
ー入力に基づいた動作を行う。また、モード制御回路2
は、キー操作間隔データfが設定された一定値よりも短
い場合に、記録操作が誤操作であったとして、記録モー
ドでテープを走行開始する前のテープ位置まで巻き戻す
し巻き戻すモードを選択し、比較回路8において、テー
プ移動検出回路5による巻き戻し量のテープ移動量デー
タiとテープ移動量記憶回路7に保持されている記録時
のテープ移動量データjとの比較結果が一致するまで、
メカ制御回路8によってテープを巻き戻させる。
【0023】このような実施例によれば、使用者がコー
マーシャルとのときに誤って記録モードになるようにキ
ー操作しても、所定の時間の間にキー操作を行うことに
より、誤操作が自動的に検出され、元のテープ位置が自
動的に再現されるので、使用者が改めて再生モード等で
記録開始位置の検出操作を行う煩わしさが解消される。
【0024】図2は本発明に係る磁気記録再生装置の他
の実施例をVTRに適応した場合を示すブロック図であ
り、図1と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省
略している。
【0025】図2において、本実施例の磁気記録再生装
置で異なるのは、モードキー入力手段11における記憶
キー入力の誤操作をモード制御回路12に認識させる手
段として確定キー入力手段13を設けたことである。
【0026】テープの走行モードを指定するためのモー
ドキー入力手段11は、使用者のモードキーのキー操作
によりキー入力信号a1を作成してモード制御回路12
に供給する。
【0027】確定キー入力手段13は、使用者がモード
キー入力手段11による操作、即ち録画キー操作が誤操
作でなかったことを確認した場合に操作するものであ
り、確定キーのキー操作により確定信号b1を作成して
モード制御回路12に供給する。
【0028】モード制御回路12は、モードキー入力手
段11からのキー入力信号a1の入力を受けてモードの
判別、指定を行い、この後、確定キー入力手段13から
の確定信号b1により、モードキー入力手段11におけ
る記憶キー入力が誤操作でないことを確認してするとと
もに、確定キー入力手段13からの確定信号b1が供給
される前に、モードキー入力手段11からのキー入力信
号a1が記憶モードの解除を行うモードキー(停止キ
ー)の操作を示した場合には、モードキー入力手段11
における記憶キー入力が誤操作であると確認し、テープ
の巻き戻しを行うためのメカ制御信号d及びリセット信
号eを作成して、それぞれメカ制御回路4及び移動量検
出回路5に供給する。また、モード制御回路12は、確
定キー入力手段13からの確定信号b1が供給されてか
ら、モードキー入力手段11からのキー入力信号a1が
記憶モードの解除を行うキーの操作を示した場合には、
巻き戻しを行わずに停止を行うためのメカ制御信号d及
びリセット信号eを作成して、それぞれメカ制御回路
4、移動量検出回路5に供給する。
【0029】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0030】VTRの使用者が受信放送をモニターし、
番組が始まったという認識のもとでモードキー入力手段
11により記録キーを操作して、モード制御回路12に
キー入力信号a1を供給すると、モード制御回路2で
は、記録モードの移行が決定され、メカ制御回路4に記
録モードのメカ制御信号dを供給し、メカ制御回路4に
記録するためのメカ条件を成立させる。これによってテ
ープ走行が開始され走行安定後に記録がスタートする。
【0031】この後、モード制御回路12は、確定キー
入力手段13からの確定信号b1により、モードキー入
力手段11における記憶キー入力が誤操作でないことを
確認するとともに、確定キー入力手段13からの確定信
号b1が供給されるまえに、キー入力信号a1が記憶モ
ードの解除を行うキーの操作を示した場合には、モード
キー入力手段11における記憶キー入力が誤操作である
確認する。これにより、モード制御回路12は、図1の
実施例と同様に、記録モードでテープを走行開始する前
のテープ位置まで巻き戻すし巻き戻すモードが選択さ
れ、比較回路8において、テープ移動検出回路5による
巻き戻し量のテープ移動量データiとテープ移動量記憶
回路7に保持されている記録時のテープ移動量データj
との比較結果が一致するまで、メカ制御回路8によって
テープを巻き戻す。
【0032】モード制御回路12は、モードキー入力手
段11における記憶キー入力が誤操作でないことを確認
してから、モードキー入力手段11からのキー入力信号
a1が記憶モードの解除を行うキーの操作を示した場合
には、移動量検出回路5のカウンタのリセットを行うと
ともに、メカ制御回路4に巻き戻しを行わずに停止を行
うわせる。
【0033】このような実施例によれば、使用者がコー
マーシャルとのときに誤って記録モードにいれてしまっ
ても、確定キーを操作せずに停止キーを操作することに
より誤操作が自動的に検出され、元のテープ位置が自動
的に再現されるので、使用者が改めて再生モード等てず
記録開始位置の検出操作を行う煩わしさが解消される。
【0034】図3は本発明に係る磁気記録再生装置のも
う一つの他の実施例をVTRに適応した場合を示すブロ
ック図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号を付し
て説明を省略している。
【0035】図3において、本実施例の磁気記録再生装
置で異なるのは、記録モード切換え手段21によりマニ
ュアル記録モードと自動記録モードに切換え、自動記録
モードの場合に、カウンタ制御キー入力手段23の操作
により、記録開始時間カウント回路24が次のコマーシ
ャル切替りより所定時間前のタイミングでボロー検出信
号m2をモード制御回路22に供給することにより、モ
ード制御回路22が録画モードとなるようにしたことで
ある。
【0036】記録モード切換え手段21は、キー入力等
の操作により、自動記録待機モードと図2の実施例と同
じ動作を行わせるマニュアル記録待機モードとに切替え
選択するための記録モード切換え信号n2をモード制御
回路22に供給する。
【0037】カウンタ制御キー入力手段23には、視聴
者がコマーシャル切替りのタイミングで操作するカウン
タ制御キーが設けられている。カウンタ制御キー入力手
段23は、カウンタリセットキー、記録開始キー及びカ
ウンタ停止キーの操作により、制御信号p2を作成して
記録開始時間カウント回路24に供給するようになって
いる。
【0038】記録開始時間カウント回路24は、時間の
カウントダウンを行うカウンタであり、カウンタ制御キ
ー入力手段23からの制御信号p2によりカウント開
始、カウント停止及びリセットが行われ、制御信号p2
がリセットを示す場合13秒にリセットされ、カウント
が0秒にになるとボロー検出信号m2をモード制御回路
22に供給するとともに15秒にリセットされる。
【0039】モード制御回路22は、自動記録待機モー
ドの場合に、モードキー入力手段11からのキー入力信
号a1が記憶キー入力を示してから、ボロー検出信号m
2が入力されると、記録モードに移行するようになって
いる。
【0040】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0041】VTRの使用者がコマーシャル終了後の番
組開始から記録したい場合には、記録モード切換え手段
21のキー入力等の操作により、モード制御回路22を
自動記録待機モードにする。次に、視聴者が番組開始前
のコマーシャル切替りのタイミングでカウンタ制御キー
入力手段23のカウンタリセットキーを操作することに
より、記録開始時間カウント回路24は13秒にリセッ
トされる。このように13秒にリセットする理由は、通
常コマーシャルが15秒か30秒であるため、その基準
である15秒から、使用者がコマーシャル切替りを認識
してからカウンタ制御キーを操作するまでのディレイ時
間と、記録モード移行後テープ走行が安定して記録がス
タートするまでのディレイ時間との和(この場合2秒)
を差し引いた時間(13秒)にリセットすることによ
り、記録がスタートする時間とコマーシャル切替りのタ
イミングの誤差を少なくするためである。その後、VT
Rの使用者がコマーシャル切替りのタイミングでカウン
タ制御キー入力手段23の記録開始キーを操作すること
により、記録開始時間カウント回路24は、13秒から
カウントダウンを行い、カウントが0秒にになるとボロ
ー検出信号m2をモード制御回路22に供給するととも
に15秒にリセットされる。これにより、モード制御回
路22では、記録モードの移行が決定され、メカ制御回
路4に記録モードのメカ制御信号dを供給し、メカ制御
回路4に記録するためのメカ条件を成立させる。これに
よってテープ走行が開始され走行安定後に記録がスター
トする。
【0042】ここで、記録がスタートしてもコマーシャ
ルが継続していた場合(誤操作)した場合には、確定キ
ー入力手段13を操作するまえに、モードキー入力手段
に記憶モードの解除を行うキーの操作することにより、
図2の実施例と同様に巻き戻すモードが選択され、メカ
制御回路8によってテープが巻き戻される。
【0043】また、記録開始時間カウント回路24のカ
ウントダウンの停止を行いたい場合には、カウンタ制御
キー入力手段23のカウンタ停止キーの操作を行えばよ
い。図2の実施例と同様の動作をおこなわせたい場合に
は、記録モード切換え手段21のキー入力等の操作によ
り、モード制御回路22をマニュアル記録待機モードに
すればよい。
【0044】視聴者のカウンタリセットキーを操作が番
組開始前のコマーシャル切替りのタイミングと合わなか
った場合には、再度でカウンタリセットキーを操作すれ
ば、カウント回路24を再度13秒にリセットできる。
【0045】このような実施例によれば、図2の実施例
と同様の効果があるとともに、記録がスタートする時間
とコマーシャル切替りのタイミングの誤差を少なくする
ことができる。
【0046】図4は本発明に係る磁気記録再生装置のさ
らにもう一つの他の実施例をVTRに適応した場合を示
すブロック図であり、図3と同じ構成要素には同じ符号
を付して説明を省略している。
【0047】図4において、本実施例の磁気記録再生装
置で異なるのは、入力信号判別回路31によりテレビジ
ョン放送の音声信号がモノラル音声か、二重音声か、ス
テレオ音声かを判別し、受信内容の番組本編からコマー
シャルへの切替わりを関知し、この切替わりに基づいて
カウンタ制御キー入力手段33を制御し記録開始時間カ
ウント回路24のリセットを行う機能を付加したもので
ある。
【0048】入力信号判別回路31は、音声検波回路か
らの音声信号のパイロット信号を検出するととにより音
声信号がモノラル音声か、二重音声か、ステレオ音声か
を判別し、番組本編を示す二重音声またはステレオ音声
からコマーシャルを示すモノラル音声に切換わった瞬間
を示すタイミング信号q3をカウンタ制御キー入力手段
23に供給する。カウンタ制御キー入力手段23は、従
来と同様に、カウンタリセットキー、記録開始キー及び
カウンタ停止キーの操作により、制御信号p2を作成し
て記録開始時間カウント回路24に供給するとともに、
入力信号判別回路31からのタイミング信号p3に基づ
いて記録開始時間カウント回路34を(13+a+15
×n)秒にリセットする制御信号p2を作成して記録開
始時間カウント回路34に供給している。
【0049】記録開始時間カウント回路34は、カウン
タ制御キー入力手段23からの制御信号p2により、カ
ウンタリセットキーが操作された場合は13秒にリセッ
トされ、番組本編を示す二重音声またはステレオ音声か
らコマーシャルを示すステレオ音声に切換わった瞬間に
(13+a+15×n)秒にリセットされる。この場
合、aは使用者がコマーシャル切替りを認識してからカ
ウンタ制御キーを操作するまでのディレイ時間を示し、
nは番組間のコマーシャル数に応じて偏向可能な整数で
ある。
【0050】このような実施例の動作を説明すると、テ
レビジョン放送が番組本編からコマーシャルに切換わる
と、入力信号判別回路31が番組本編からコマーシャル
への切替わりを関知し、この切替わりに基づいてカウン
タ制御キー入力手段33を制御を、記録開始時間カウン
ト回路24を(13+a+15×n)秒にリセットす
る。これにより、記録開始時間カウント回路24は、
(13+a+15×n)秒からダウンカウントを開始
し、ダウンカウントが0秒になると、モード制御回路2
2では、記録モードの移行が決定され、メカ制御回路4
に記録モードのメカ制御信号dを供給し、メカ制御回路
4に記録するためのメカ条件を成立させる。これによっ
てテープ走行が開始され走行安定後に記録がスタートす
る。
【0051】ここで、記録がスタートしてもコマーシャ
ルが継続していた場合した場合には、確定キー入力手段
13を操作するまえに、モードキー入力手段に記憶モー
ドの解除を行うキーの操作することにより、図3の実施
例と同様に巻き戻すモードが選択され、メカ制御回路8
によってテープが巻き戻される。これ以外の動作は図1
の実施例と同様である。
【0052】このような実施例によれば、図3の実施例
と同様の効果があるとともに、入力信号判別回路31に
より番組本編からコマーシャルに切換わった瞬間に基づ
いて記録開始時間カウント回路24のリセットを行える
ので、番組本来の開始位置とテープの記録開始位置をよ
り正確に合わせることができる。
【0053】尚、図3及び図4の実施例は図2の実施例
に自動記録モードの機能を付加したものであるが、図1
の実施例に自動記録モードの機能を付加してもよい。こ
の場合には、キー操作間隔検出回路3は、モード制御回
路2からの記録モード移行判別信号cに基づいてカウン
タを初期化して、次のキー入力までの時間を計測し、キ
ー操作間隔データfをモード制御手段2に伝えるように
すればよい。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、コマーシャルを除いた
番組本来の開始位置と記録をスタートする際のテープの
記録開始位置を容易に合わせることができるので、使用
者が改めて再生モード等で記録開始位置の検出操作を行
う煩わしさが解消される。
【0055】
【図面の簡単説明】
【0056】
【図1】本発明に係る磁気記録再生装置の一実施例を示
すブロック図。
【0057】
【図2】本発明に係る磁気記録再生装置の他の実施例を
示すブロック図。
【0058】
【図3】本発明に係る磁気記録再生装置のもう一つの他
の実施例を示すブロック図。
【0059】
【図4】本発明に係る磁気記録再生装置のさらにもう一
つの他の実施例を示すブロック図。
【0060】
【符号の説明】
1 モードキー入力手段 2 モード制御回路 3 キー操作間隔検出回路 4 メカ制御回路 5 移動量検出回路 6 基準信号発生回路 7 テープ移動量記憶回路 8 比較回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モードキーのキー操作によりテープの走
    行モードを指定するモードキー入力手段と、 前記テープの走行系を駆動制御するメカ制御回路と、 前記テープの走行によって発生する信号から基準信号を
    作成する基準信号発生回路と、 この基準信号発生回路から基準信号をカウントすること
    により記録中のテープの移動量を検出するテープ移動量
    検出回路と、 このテープ移動量検出回路が検出した記録中のテープの
    移動量を記憶するテープ移動量記憶回路と、 このテープ移動量記憶回路に保持された記録中のテープ
    の移動量と、テープ巻き戻しの際に該テープ移動量検出
    回路が検出したテープの移動量とを比較する比較回路
    と、 前記モードキー入力手段が指定するテープの走行モード
    に基づいてメカ制御回路を制御してテープの走行を行う
    とともに、走行モードが記録モードに切換えられてから
    前記モードキー入力手段のキー操作が行われるまでの時
    間が所定時間よりも短い場合に、記録モードを解除し、
    比較回路の比較結果が一致するまでメカ制御回路に巻き
    戻しを行わせるモード制御回路とを具備したことを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 モードキーのキー操作によりテープの走
    行モードを指定するモードキー入力手段と、 確定キーのキー操作によりテープの走行モードが確定し
    たことを指定する確定キー入力手段と、 前記テープの走行系を駆動制御するメカ制御回路と、 前記テープの走行によって発生する信号から基準信号を
    作成する基準信号発生回路と、 この基準信号発生回路から基準信号をカウントすること
    により記録中のテープの移動量を検出するテープ移動量
    検出回路と、 このテープ移動量検出回路が検出した記録中のテープの
    移動量を記憶するテープ移動量記憶回路と、 このテープ移動量記憶回路に保持された記録中のテープ
    の移動量と、テープ巻き戻しの際に該テープ移動量検出
    回路が検出したテープの移動量とを比較する比較回路
    と、 前記モードキー入力手段が指定するテープの走行モード
    に基づいてメカ制御回路を制御してテープの走行を行う
    とともに、記録モードの状態で確定キー入力手段のキー
    操作が行われた場合には、記録モードのテープの走行を
    継続し、記録モードの状態で確定キー入力手段のキー操
    作が行われることなくモードキー入力手段のキー操作が
    行われた場合には、記録モードを解除し、比較回路の比
    較結果が一致するまでメカ制御回路に巻き戻しを行わせ
    るモード制御回路とを具備したことを特徴とする磁気記
    録再生装置。
  3. 【請求項3】 コマーシャル切替りのタイミングでキー
    操作するカウンタリセットキーが設けられたカウンタ制
    御キー入力手段と、 このカウンタ制御キー入力手段のカウンタリセットキー
    のキー操作によりコマーシャルを基準とした時間から前
    記モードキー入力手段とメカ制御回路とによる遅延時間
    を差し引いた時間にリセットされ、リセット時間からカ
    ウントが0秒にになるとコマーシャルの時間を基準とし
    た時間にリセットされる記録開始時間カウント回路とを
    具備し、 この記録開始時間カウント回路のカウントが0秒になっ
    た場合に前記モード制御回路がメカ制御回路を制御して
    記録モードに切換え、テープの記録用の走行を開始する
    ようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の磁気記録再生装置。
JP5011021A 1993-01-26 1993-01-26 磁気記録再生装置 Pending JPH06223437A (ja)

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