JPH10174033A - 映像記録再生装置 - Google Patents

映像記録再生装置

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Publication number
JPH10174033A
JPH10174033A JP8331823A JP33182396A JPH10174033A JP H10174033 A JPH10174033 A JP H10174033A JP 8331823 A JP8331823 A JP 8331823A JP 33182396 A JP33182396 A JP 33182396A JP H10174033 A JPH10174033 A JP H10174033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
skip
recording medium
fast
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP8331823A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Kijima
正幸 木島
Takeo Okochi
丈夫 大河内
Hideo Nishijima
英男 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8331823A priority Critical patent/JPH10174033A/ja
Publication of JPH10174033A publication Critical patent/JPH10174033A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】CM部分と誤判別して早送りした部分の再生視
聴を容易にする。 【解決手段】早送り中にキー入力手段により動作モード
を切り換えて記録媒体を戻した後の再生では、終了位置
を通過するまでは開始位置からの早送りを行わないよう
にすることにより、早送りした部分を巻き戻して再生す
るときに該部分が再び早送りされないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像記録再生装置
に係り、特に、記録したテレビジョン放送信号を再生時
に記録内容中のコマーシャルメッセージ(以下、CMと
いう)部分を早送りする映像記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録したテレビジョン放送信号に含まれ
ているCM部分を再生時に早送りする映像記録再生装置
に関する従来技術としては、特開平3−262287号
公報に記載されているように、記録時にテレビジョン放
送の音声信号に含まれるステレオ放送モードを判別し、
ステレオ放送モードの番組部分とモノラル放送モードの
CM部分とを区別して該CM番組部分を削除し、ステレ
オ放送モードの番組部分のみを記録することにより、再
生時にはCM部分のない番組の視聴を可能とする映像記
録再生装置が提案されている。
【0003】また、特開平3−177175号公報に記
載されているように、テレビジョン放送信号の記録時に
2カ国語放送モード判別やステレオ放送モード判別によ
りCM部分を判別し、記録テープ上にCMの開始位置及
び番組の開始位置にそれぞれの開始マークを書き込み、
再生時は該CMの開始位置マークから番組の開始位置マ
ークまでを早送りする映像記録再生装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術においては、番組部分を誤ってCM部分と
判別した場合には、前者においては、記録時にこの番組
部分をCM部分と判別して削除しているために、その番
組部分を再生して視聴することは不可能である。また、
後者においては、テレビジョン放送信号を総て記録して
おいて、再生時にCM部分を早送りするものであるため
に、CM部分と誤判別した早送り部分を巻戻して改めて
再生することにより誤判別部分の視聴が可能であるが、
CM部分と誤判別した番組部分の早送りを解除して早送
りした誤判別部分を改めて再生するためには、ユーザー
のキー入力による煩わしい修正操作が必要であった。
【0005】本発明の目的は、かかる問題点を解決し、
誤判別したCM部分の早送り動作を解除して速やかに誤
判別部分の視聴を可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録時にテレ
ビジョン放送信号中のコマーシャルメッセージを判別し
て該コマーシャルメッセージの記録媒体上の位置に対応
した開始位置及び終了位置を記憶し、再生時に前記開始
位置及び終了位置を検出して該開始位置と終了位置の間
を早送りする映像記録再生装置において、前記早送り中
に前記キー入力手段により動作モードを切り換えて記録
媒体を戻した後の再生では、終了位置を通過するまでは
開始位置からの早送りを行わないようにすることによ
り、早送りした部分を巻き戻して再生するときに該部分
が再び早送りされないようにする。更に具体的には、記
録時にテレビジョン放送信号中のコマーシャルメッセー
ジを判別する判別手段と、この判別手段にて判別したコ
マーシャルメッセージの記録媒体上の位置に対応した開
始位置及び終了位置を記憶する位置記憶手段と、再生時
に前記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメッセー
ジの開始位置を検出する開始位置検出手段と、前記位置
記憶手段にて記憶したコマーシャルメッセージの終了位
置を検出する終了位置検出手段と、前記開始位置検出手
段による開始位置検出に基づいて記録速度を上回る早送
り速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動させるス
キップ開始手段と、このスキップ開始手段による早送り
速度での移動中に前記終了位置検出手段による終了位置
検出に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方向と同
じ方向に記録媒体を移動させるスキップ終了手段と、任
意の動作モードに切り換える指示を入力するキー入力手
段とを備え、受信したテレビジョン放送信号を記録媒体
に記録し、記録媒体に記録されているテレビジョン放送
信号を該記録媒体から再生する映像記録再生装置におい
て、前記スキップ開始手段による早送り速度での移動中
に前記キー入力手段により動作モードが切り換えられた
ときにはスキップ開始手段を不作動状態にするスキップ
禁止手段と、前記終了位置検出手段による終了位置検出
に基づいて前記スキップ禁止手段によるスキップ開始手
段の不作動状態を解除するスキップ許可手段とを設ける
ことにより実現することができる。
【0007】または、記録時にテレビジョン放送信号中
のコマーシャルメッセージを判別する判別手段と、この
判別手段にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒
体上の位置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記
憶する位置記憶手段と、再生時に前記位置記憶手段にて
記憶したコマーシャルメッセージの開始位置を検出する
開始位置検出手段と、前記位置記憶手段にて記憶したコ
マーシャルメッセージの終了位置を検出する終了位置検
出手段と、前記開始位置検出手段による開始位置検出に
基づいて記録速度を上回る早送り速度で記録方向と同じ
方向に記録媒体を移動させるスキップ開始手段と、この
スキップ開始手段による早送り速度での移動中に前記終
了位置検出手段による終了位置検出に基づいて記録速度
と同じ通常速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動
させるスキップ終了手段と、任意の動作モードに切り換
える指示を入力するキー入力手段とを備え、テレビジョ
ン放送信号を記録媒体に記録し、また、テレビジョン放
送信号を記録媒体から再生する映像記録再生装置におい
て、前記スキップ開始手段による早送り速度での移動開
始時の記録媒体の位置に対応した位置情報を記憶する開
始位置記憶手段と、前記キー入力手段によるスキップ中
断信号の入力に基づいて前記スキップ開始手段による早
送り速度での記録媒体の移動を中断するスキップ中断手
段と、このスキップ中断手段による早送り速度での移動
中断に応じて記録速度を上回る早送り速度で記録方向と
は逆の方向に記録媒体を移動させる開始位置移動手段
と、この開始位置移動手段による早送り速度での逆走中
に前記開始位置記憶手段にて記憶した位置を検出する復
帰位置検出手段と、この復帰位置検出手段での位置検出
に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方向と同じ方
向に記録媒体を移動させる状態復帰手段とを設けたこと
により実現することができる。
【0008】または、記録時にテレビジョン放送信号中
のコマーシャルメッセージを判別する判別手段と、この
判別手段にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒
体上の位置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記
憶する位置記憶手段と、再生時に前記位置記憶手段にて
記憶したコマーシャルメッセージの開始位置を検出する
開始位置検出手段と、前記位置記憶手段にて記憶したコ
マーシャルメッセージの終了位置を検出する終了位置検
出手段と、前記開始位置検出手段による位置検出に基づ
いて記録速度を上回る早送り速度で記録方向と同じ方向
に記録媒体を移動させるスキップ開始手段と、このスキ
ップ開始手段による早送り速度での移動中に前記終了位
置検出手段による位置検出に基づいて記録速度と同じ通
常速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動させるス
キップ終了手段と、任意の動作モードに切り換える指示
を入力するキー入力手段とを備え、テレビジョン放送信
号を記録媒体に記録し、また、テレビジョン放送信号を
記録媒体から再生する映像記録再生装置において、キー
入力手段によるスキップ中断信号の入力に基づく前記ス
キップ開始手段による早送り速度での移動を中断するス
キップ中断手段と、このスキップ中断手段による早送り
速度での移動中断に応じて記録速度を上回る早送り速度
で記録方向とは逆の方向に記録媒体を移動させる開始位
置移動手段と、この開始位置移動手段による早送り速度
での逆走中に前記開始位置検出手段の位置検出に基づい
て記録速度と同じ通常速度で記録方向と同じ方向に記録
媒体を移動させる状態復帰手段とを設けることにより実
現することができる。
【0009】または、記録時にテレビジョン放送信号中
のコマーシャルメッセージを判別する判別手段と、この
判別手段にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒
体上の位置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記
憶する位置記憶手段と、再生時に前記位置記憶手段にて
記憶したコマーシャルメッセージの終了位置を検出する
終了位置検出手段と、任意の動作モードに切り換える指
示を入力するキー入力手段とを備え、テレビジョン放送
信号を記録媒体に記録し、また、テレビジョン放送信号
を記録媒体から再生する映像記録再生装置において、再
生時に、前記キー入力手段によるスキップ要求信号の入
力により記録速度を上回る早送り速度で記録方向と同じ
方向に記録媒体を移動させる強制スキップ手段と、この
強制スキップ手段による早送り速度での移動中に前記終
了位置検出手段による位置検出に基づいて記録速度と同
じ通常速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動させ
るスキップ終了手段とを設けることにより実現すること
ができる。
【0010】また、前記強制スキップ手段による早送り
速度の移動開始時の記録媒体上の位置に対応した位置情
報を記憶する開始位置記憶手段と、前記キー入力手段に
よるスキップ中断信号の入力に基づいて前記強制スキッ
プ手段による早送り速度での記録媒体の移動を中断する
スキップ中断手段と、このスキップ中断手段による早送
り速度での移動中断に応じて記録速度を上回る早送り速
度で記録方向とは逆の方向に記録媒体を移動させる開始
位置移動手段と、この開始位置移動手段による早送り速
度での逆走中に前記開始位置記憶手段にて記憶した位置
を検出する復帰位置検出手段と、この復帰位置検出手段
の位置検出に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方
向と同じ方向に記録媒体を移動させる状態復帰手段とを
付加する。
【0011】また、記録媒体の位置情報を読み書きする
位置認識手段を付加し、前記位置記憶手段を半導体メモ
リで構成し、前記開始位置検出手段には、半導体メモリ
に記憶されたコマーシャルメッセージ部分の開始位置と
前記位置認識手段により読み出された位置情報との一致
を検出する第1の比較手段を設け、前記終了位置検出手
段は、前記半導体メモリに記憶されたコマーシャルメッ
セージ部分の終了位置と前記位置認識手段により読み出
された位置情報との一致を検出する第2の比較手段を設
ける。
【0012】また、前記位置記憶手段には、前記判別手
段にて判別したコマーシャルメッセージの開始位置に対
応する記録媒体上に開始信号を書き込む開始信号書込手
段と、前記判別手段にて判別したコマーシャルメッセー
ジの終了位置に対応する記録媒体上に終了信号を書き込
む終了信号書込手段とを設け、前記開始位置検出手段に
は、前記開始信号書込手段により書き込まれた開始信号
を読み取る開始信号読み取り手段を設け、前記終了位置
検出手段には、前記終了信号書込手段により書き込まれ
た終了信号を読み取る終了信号読み取り手段を設ける。
【0013】また、前記終了位置検出手段は、コマーシ
ャルメッセージの終了位置に対して僅かに手前の位置で
検出信号を発生するようにするようにして早送り再生か
ら通常再生へのつながりを円滑にする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明になる磁気記録再
生装置の一実施形態を示すブロック図である。図1にお
いて、1は磁気テープ、2はキャプスタン、3はピンチ
ローラ、4a,4bはテレビジョン放送信号記録再生用
の磁気ヘッド、5はシリンダ、6は磁気ヘッド4a,4
bの切換スイッチ、7はコントロール信号読み書き用の
磁気ヘッド、8は磁気テープ駆動モータ、9はアンテ
ナ、10は受信回路、11は映像・音声処理回路、12
はレベル検出回路、13はマイクロコンピュータ(以
下、マイコンという)、14はコントロール信号読み書
き回路、15はテープ駆動回路、16はキー入力装置、
17はCM位置情報読み書き回路、20はメッセージ付
加回路、21はモニターである。
【0015】キー入力装置16は、記録,再生,巻戻
し,スキップ(早送り),CMスキップ中断等を要求
(指示)するためのキー入力スイッチを備える。
【0016】先ず、磁気テープ1の走行系について説明
する。テープ駆動回路15は、モータ8の回転数(回転
速度)が所定の値となるような制御を行う。モータ8の
所定の回転数は、マイコン13から得られる通常走行や
早送り走行などのように動作モードにより切り替える。
テープ駆動回路15により制御されたモータ8の駆動力
は、ピンチローラ3に対向して配置されたキャプスタン
2及びテープを巻き取る側のリールに伝達し、磁気テー
プ1を所定の速度で定速走行させる。
【0017】一方、コントロール信号読み書き回路14
は、記録時には、磁気テープ1への書込位置と磁気ヘッ
ド4a,4bとの同期信号となる1/30秒周期のコン
トロール信号を生成する。コントロール信号読み書き回
路14で生成した前記コントロール信号は、ヘッド7に
よって磁気テープ1に記録する。また、コントロール信
号読み書き回路14は、再生時には、ヘッド7を使用し
て磁気テープ1から前記コントロール信号を再生する。
マイコン13は、コントロール信号読み書き回路14か
ら得られるコントロール信号をクロックとしてカウンタ
を動作させることにより、記録または再生などにおける
磁気テープ1の走行位置を認識する(以下、コントロー
ル信号のカウント値を位置認識情報という)。
【0018】次に、テレビジョン放送信号を磁気テープ
1に記録する記録系について説明する。
【0019】テレビジョン放送信号の電波は、アンテナ
9で受信して受信回路10に供給する。受信回路10
は、アンテナ9から供給されたテレビジョン放送信号か
ら希望の受信チャネルを選局する。受信回路10により
選局された受信チャンネルのテレビジョン放送信号は、
映像・音声処理回路11によって処理して映像信号と音
声信号として出力する。映像・音声処理回路11にて記
録用に処理したテレビジョン放送信号はスイッチ6を介
して磁気ヘッド4a,4bに供給し、シリンダ5に巻回
された磁気テープ1に記録する。
【0020】一方、映像・音声処理回路11において処
理した音声信号と映像信号は、レベル検出回路12に供
給する。レベル検出回路12は、映像・音声処理回路1
1から供給される音声信号のレベルが零付近となる点を
検出し、この検出信号をマイコン13に供給する。ま
た、このレベル検出回路12は、映像・音声処理回路1
1から供給される映像信号がフェードアウトして黒レベ
ル或いは白レベルとなる点或いは1画面分の映像信号レ
ベルが大きく変化する点(場面の切り替わり点)などを
検出し、この検出信号をマイコン13に供給する。
【0021】マイコン13は、図2に示すように、レベ
ル検出回路12から供給される音声信号に基づく検出信
号と映像信号に基づく検出信号とが一致する点の時間間
隔に基づいてCM部分を検出(判別)する。この検出
は、CMの前後には音声出力が零レベルになる期間が存
在すること、CMの前後の画面には映像信号レベルにつ
ながりがないこと及びCMの時間間隔が15秒,30
秒,60秒などのように一定の時間間隔で放送されてい
ることを利用して行っている。
【0022】マイコン13は、CM検出毎に検出したC
Mの開始位置(A点)及び終了位置(B点)の位置認識
情報を記憶する。そして、記録終了時には、マイコン1
3に記憶していた各CMの開始位置及び終了位置へ磁気
テープ1を移動し、図3に示すように、CM開始信号及
びCM終了信号の書込を実施する。ここで、CM終了信
号の書込位置は、早送り再生から通常再生への遷移時間
を考慮して、実際の終了位置に対して遷移時間分だけ僅
かに手前の位置に書き込むようにする。また、CM開始
信号及びCM終了信号は、例えばCM位置情報読み書き
回路17によりコントロール信号読み書き回路14を制
御し、デューティ比を変更したコントロール信号を書き
込み及び読み出すことにより記録及び再生できるように
する。
【0023】次に、磁気テープ1に記録したテレビジョ
ン放送信号を再生する再生系について説明する。
【0024】磁気テープ1に記録されたテレビジョン放
送信号は、シリンダ5に取り付けられた磁気ヘッド4
a,4bによって再生する。このとき、スイッチ6は、
磁気テープ1に接している側の磁気ヘッド4a(4b)
を選択することにより時間的に連続した再生信号を得る
ようにする。磁気ヘッド4a,4bからスイッチ6を介
して得られる再生信号は、映像・音声処理回路11によ
り処理し、メッセージ付加回路20により必要に応じて
メッセージを付加してモニター21に供給して表示する
ことにより視聴可能とする。
【0025】一方、コントロール信号は、ヘッド7を介
してコントロール信号読み書き回路14により読み出す
る。コントロール信号読み書き回路14により読み出し
たコントロール信号は、CM位置情報読み書き回路17
に供給する。CM位置情報読み書き回路17は、コント
ロール信号読み書き回路14から供給されるコントロー
ル信号の通常とデューティ比が異なるCM開始信号また
はCM終了信号を随時検出してマイコン13に供給す
る。マイコン13は、再生中にCM位置情報読み書き回
路17からCM開始信号が供給されると、テープ駆動回
路15へ早送り(スキップ)走行の指令を送ってCM部
分の早送り再生を開始する。また、キー入力装置16か
らスキップ要求信号が供給されたときにもテープ駆動回
路15へ早送り再生走行の指令を送ってCM部分の早送
り再生を開始する。これらのCM部分の早送り再生中に
CM位置情報読み書き回路17からCM終了信号が供給
されると、テープ駆動回路15へ通常再生走行の指令を
送り、通常の再生を再開する。これにより、図4に示す
ように、CM位置情報読み書き回路17からのCM開始
信号またはキー入力装置16からのスキップ要求信号に
基づいて、早送り再生(ここでは記録時の5倍の走行速
度)を開始し、CM終了信号に基づいて早送り再生を終
了して通常の再生(記録時と同じ走行速度)を再開する
ことになる。
【0026】次に、図5及び図8を参照して、CM部分
の早送り再生と早送り動作中に手動制御で巻戻して再度
再生するときの制御処理について説明する。マイコン1
3は、ステップ101で通常の再生中であることを確認
し、ステップ102でCM位置情報読み書き回路17か
らCM開始信号を受信するとステップ103に移って早
送り再生を行うと共にステップ104において「CMス
キップ中」のメッセージを表示するようにメッセージ付
加回路20を制御する。その後、ステップ105におい
てキー入力装置16からの動作変更要求の有無を監視
し、動作変更要求がなければステップ106でCM終了
信号を受信するまで早送り再生を継続し、CM終了信号
を受信するとステップ107で通常の再生に戻ると共に
ステップ108において「CMスキップ中」のメッセー
ジ表示の出力を終了させてステップ101に戻る。
【0027】一方、ステップ105においてキー入力装
置16から停止要求,巻戻し要求などの動作変更要求が
あった場合は、ステップ109にてキー入力装置16の
要求受付状態となる。また、ステップ110においてC
M位置情報読み書き回路17からのCM終了信号を監視
し、CM終了信号の受信がない場合にはステップ109
に戻ってキー入力装置16からの動作要求を受ける。こ
れにより、CMスキップ中のキー入力による動作変更時
はCM開始信号による早送り動作が禁止状態となり、図
5に示すように、CM開始信号により早送り再生した部
分を手動にて巻戻し、再生する場合に、CM開始信号に
応答せずに通常再生を継続する。その後、ステップ11
0においてCM位置情報読み書き回路17からのCM終
了信号を受信するとステップ101に戻り、前記CM開
始信号による早送り動作の禁止を解除する。
【0028】次に、CM部分の早送り再生を中断して早
送り再生した部分を巻き戻した後に通常再生して視聴す
るための自動制御処理の一例を図6及び図9を参照して
説明する。
【0029】ステップ101〜ステップ104までの制
御処理及びステップ106〜108の制御処理は、前述
した制御処理と同一である。マイコン13は、CM位置
情報読み書き回路17からのCM開始信号に基づいて早
送り再生中にキー入力装置16からスキップ中断要求を
受けると、ステップ201からステップ202に移って
テープ駆動回路15へ巻戻し走行の指令を送って早送り
再生を中断して巻戻し再生を開始すると共にステップ2
03において「スキップ・キャンセル」のメッセージを
表示するようにメッセージ付加回路20を制御する。そ
して、この中断要求による巻戻し再生は、ステップ20
4においてCM位置情報読み書き回路17からCM開始
信号が入力されるまで継続する。
【0030】巻戻し再生中にCM開始信号が発生する
と、マイコン13は、ステップ205にて「スキップ・
キャンセル」のメッセージ表示を終了させてステップ2
06に移る。次に、ステップ206にてテープ駆動回路
15へ通常再生の走行指令を送って通常再生を再開す
る。これにより、CM位置情報読み書き回路17からの
CM開始信号に基づく早送り再生を、キー入力装置16
からのスキップ中断信号により中断し、該中断前の早送
り再生により移動した分だけ巻戻し再生した後に該巻戻
し部分を含めて通常再生を行うようになる。そして、ス
テップ207においてCM終了信号を受信することによ
りステップ101に戻る。この巻戻し再生後の通常再生
では、CM終了信号が発生してステップ101の処理に
戻るまでは、CM開始信号に基づく早送り再生を実行し
ないような制御処理手順、すなわち、CM開始信号の発
生とは無関係な制御処理手順としているので、CM開始
信号に基づいて早送り再生した部分を巻戻して再生を再
開する場合に、図6に示すように、CM開始信号が発生
しても早送り再生を実施しないで通常再生による視聴が
可能となる。
【0031】次に、CM部分の早送り再生を中断して早
送り再生した部分を巻き戻した後に通常再生して視聴す
るための自動制御処理の他の例を図7及び図10を参照
して説明する。この例は、早送り再生開始位置を記憶し
ておき、早送りした部分の巻き戻しを該位置まで行うも
のである。
【0032】ステップ101〜ステップ108及びステ
ップ201〜ステップ203,ステップ205〜ステッ
プ207は、前述した制御処理と同一である。マイコン
13は、通常再生中に、ステップ102においてCM位
置情報読み書き回路17からのCM開始信号を確認する
とステップ301に移って前記したコントロール信号の
カウント値である位置認識情報をスキップ開始位置情報
として記憶すると共にステップ103に移って早送り再
生を開始する。CM開始信号に基づく早送り再生中にキ
ー入力装置16からスキップ中断要求を受けると、ステ
ップ202に移ってテープ駆動回路15へ巻戻し走行の
指令を送って早送り再生を中断して巻戻し再生を開始す
ると共にステップ203において「スキップ・キャンセ
ル」のメッセージを表示するようにメッセージ付加回路
20を制御する。そして、この中断要求による巻戻し再
生は、ステップ302において、先に記憶した位置認識
情報と巻戻し再生中にマイコン13にてカウントする位
置認識情報とが一致するまで継続し、一致すると、ステ
ップ205にて「スキップ・キャンセル」のメッセージ
表示を終了させ、ステップ206に移ってテープ駆動回
路15へ通常再生の走行指令を送って通常再生を再開す
る。これにより、図7に示すように、CM位置情報読み
書き回路17からのCM開始信号による早送り再生を、
キー入力装置16からのスキップ中断信号により中断し
て中断前の早送り再生により移動した分だけ巻戻し再生
した後に該巻戻し部分を含めた通常再生を再開する。
【0033】図11は、本発明になる磁気記録再生装置
の他の実施形態を示すブロック図である。この実施形態
は、磁気テープ1の記録再生位置を把握して再生制御処
理を行うものである。
【0034】図11において、18はテープ位置情報読
み書き回路、19は記憶回路である。図1を参照して説
明した構成部品と同一の構成部品には同一の参照符号を
付して重複する説明は省略する。
【0035】テープ位置情報読み書き回路18は、記録
時に、磁気テープ1の位置情報となるタイムコードなど
の絶対番地情報(前記したコントロール信号によるカウ
ント値である位置認識情報でも可)及び磁気テープ1の
認識番号を生成する。テープ位置情報読み書き回路18
によつて生成した絶対番地情報及びテープ認識番号は、
例えば映像信号のブランキング部分などにコード化して
磁気ヘッド4a,4bにより磁気テープ1に書き込む。
【0036】また、前記したように、マイコン13によ
って映像信号や音声信号のそれぞれの特徴からCM部分
と判別したときには、図2に示すCMの開始位置(A
点)及び終了位置(B点)に相当する前記絶対番地情報
及びテープ認識番号を前記記憶回路19に記憶する。
【0037】再生時には、テープ位置情報読み書き回路
18は、磁気ヘッド4a,4bで再生してスイッチ6を
介して得られる映像信号にコード化された絶対番地情報
及びテープ認識番号を読み出す。テープ位置情報読み書
き回路18により読み出した絶対番地情報及びテープ認
識番号は、逐次、マイコン13に供給する。マイコン1
3は、テープ位置情報読み書き回路18から供給される
テープ認識番号に基づいて、前記記憶回路19に記憶さ
れているCM開始位置及び終了位置を読み出す。そし
て、マイコン13は、記憶回路19から読み出したCM
開始位置情報とテープ位置情報読み書き回路18から得
た絶対番地情報とが一致した場合に、CM開始信号を生
成する。また、記憶回路19から読み出したCM終了位
置情報に対して早送り再生から通常再生への遷移時間分
だけ僅かに手前の位置情報と、テープ位置情報読み書き
回路18からの絶対番地情報とが一致した場合には、C
M終了信号を生成する。このようにマイコン13によっ
て生成したCM開始信号及び終了信号に基づいて、前記
と同様にCM部分の早送り再生及び巻戻し再生とその後
の通常再生を実施する。
【0038】以上、記録媒体として磁気テープを使用し
た映像記録再生装置の実施形態を説明したが、本発明
は、磁気ディスクや光磁気ディスクのような記録媒体を
使用した映像記録再生装置で実施することもできる。こ
の場合には、前述した「早送り」は、磁気ディスクの読
み取り位置をスキップさせることで実現することになる
から、磁気ディスクの回転速度を変えずに再生トラック
を変えるような動作をも含めた意味となる。また、「巻
戻し」は、磁気ディスクの回転方向を変えることではな
く、磁気ディスクの回転方向はそのままにして再生する
トラックを戻すことの意味となる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、CM開
始信号によるCM部分の早送り再生を中断して巻き戻し
た後に通常再生するときに、中断時点から次のCM終了
信号が検出されるまでの間はCMスキップ動作を行わな
いようにしたので、巻戻し後の通常再生中にCM開始信
が発生しても早送り再生することなく先に早送りした部
分の視聴が可能となる。
【0040】また、CM部分の早送り再生の中断を指示
することにより、自動的に早送り再生の開始位置まで巻
き戻した後に改めて再生を行うことになるので、煩わし
い操作を行うことなしに、早送り再生した部分を迅速に
再生して視聴することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる映像記録再生装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】本発明になる映像記録再生装置におけるCM判
別の動作を示す信号波形図である。
【図3】本発明になる映像記録再生装置における磁気テ
ープの横長手方向の模式図である。
【図4】本発明になる映像記録再生装置におけるCMス
キップ動作を示す信号波形図である。
【図5】本発明になる映像記録再生装置におけるCMス
キップ中断時の動作を示す信号波形図である。
【図6】本発明になる映像記録再生装置におけるCMス
キップ中断時の動作を示す信号波形図である。
【図7】本発明になる映像記録再生装置におけるCMス
キップ中断時の動作を示す信号波形図である。
【図8】本発明になる映像記録再生装置における図5に
示したCMスキップ中断時の動作を実行するための制御
処理フローチャートである。
【図9】本発明になる映像記録再生装置における図6に
示したCMスキップ中断時の動作を実行するための制御
処理フローチャートである。
【図10】本発明になる映像記録再生装置における図7
に示したCMスキップ中断時の動作を実行するための制
御処理フローチャートである。
【図11】本発明になる映像記録再生装置の他の実施形
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…磁気テープ、4a,4b,7…磁気ヘッド、8…モ
ータ、9…アンテナ、10…受信回路、11…映像・音
声処理回路、12…レベル検出回路、13…マイクロコ
ンピュータ、14…コントロール信号読み書き回路、1
5…テープ駆動回路、16…キー入力装置、17…CM
位置情報読み書き回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 英男 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所マルチメディアシステム開発 本部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録時にテレビジョン放送信号中のコマー
    シャルメッセージを判別する判別手段と、この判別手段
    にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒体上の位
    置に対応した開始位置及び終了位置を記憶する位置記憶
    手段と、 再生時に前記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメ
    ッセージの開始位置を検出する開始位置検出手段と、前
    記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメッセージの
    終了位置を検出する終了位置検出手段と、前記開始位置
    検出手段による開始位置検出に基づいて記録速度を上回
    る早送り速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動さ
    せるスキップ開始手段と、このスキップ開始手段による
    早送り速度での移動中に前記終了位置検出手段による終
    了位置検出に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方
    向と同じ方向に記録媒体を移動させるスキップ終了手段
    と、 任意の動作モードに切り換える指示を入力するキー入力
    手段とを備え、受信したテレビジョン放送信号を記録媒
    体に記録し、記録媒体に記録されているテレビジョン放
    送信号を該記録媒体から再生する映像記録再生装置にお
    いて、 前記スキップ開始手段による早送り速度での移動中に前
    記キー入力手段により動作モードが切り換えられたとき
    にはスキップ開始手段を不作動状態にするスキップ禁止
    手段と、前記終了位置検出手段による終了位置検出に基
    づいて前記スキップ禁止手段によるスキップ開始手段の
    不作動状態を解除するスキップ許可手段とを設けたこと
    を特徴とする映像記録再生装置。
  2. 【請求項2】記録時にテレビジョン放送信号中のコマー
    シャルメッセージを判別する判別手段と、この判別手段
    にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒体上の位
    置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記憶する位
    置記憶手段と、 再生時に前記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメ
    ッセージの開始位置を検出する開始位置検出手段と、前
    記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメッセージの
    終了位置を検出する終了位置検出手段と、前記開始位置
    検出手段による開始位置検出に基づいて記録速度を上回
    る早送り速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動さ
    せるスキップ開始手段と、このスキップ開始手段による
    早送り速度での移動中に前記終了位置検出手段による終
    了位置検出に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方
    向と同じ方向に記録媒体を移動させるスキップ終了手段
    と、 任意の動作モードに切り換える指示を入力するキー入力
    手段とを備え、テレビジョン放送信号を記録媒体に記録
    し、また、テレビジョン放送信号を記録媒体から再生す
    る映像記録再生装置において、 前記スキップ開始手段による早送り速度での移動開始時
    の記録媒体の位置に対応した位置情報を記憶する開始位
    置記憶手段と、前記キー入力手段によるスキップ中断信
    号の入力に基づいて前記スキップ開始手段による早送り
    速度での記録媒体の移動を中断するスキップ中断手段
    と、このスキップ中断手段による早送り速度での移動中
    断に応じて記録速度を上回る早送り速度で記録方向とは
    逆の方向に記録媒体を移動させる開始位置移動手段と、
    この開始位置移動手段による早送り速度での逆走中に前
    記開始位置記憶手段にて記憶した位置を検出する復帰位
    置検出手段と、この復帰位置検出手段での位置検出に基
    づいて記録速度と同じ通常速度で記録方向と同じ方向に
    記録媒体を移動させる状態復帰手段とを設けたことを特
    徴とする映像記録再生装置。
  3. 【請求項3】記録時にテレビジョン放送信号中のコマー
    シャルメッセージを判別する判別手段と、この判別手段
    にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒体上の位
    置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記憶する位
    置記憶手段と、 再生時に前記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメ
    ッセージの開始位置を検出する開始位置検出手段と、前
    記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメッセージの
    終了位置を検出する終了位置検出手段と、前記開始位置
    検出手段による位置検出に基づいて記録速度を上回る早
    送り速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動させる
    スキップ開始手段と、このスキップ開始手段による早送
    り速度での移動中に前記終了位置検出手段による位置検
    出に基づいて記録速度と同じ通常速度で記録方向と同じ
    方向に記録媒体を移動させるスキップ終了手段と、 任意の動作モードに切り換える指示を入力するキー入力
    手段とを備え、テレビジョン放送信号を記録媒体に記録
    し、また、テレビジョン放送信号を記録媒体から再生す
    る映像記録再生装置において、 キー入力手段によるスキップ中断信号の入力に基づく前
    記スキップ開始手段による早送り速度での移動を中断す
    るスキップ中断手段と、このスキップ中断手段による早
    送り速度での移動中断に応じて記録速度を上回る早送り
    速度で記録方向とは逆の方向に記録媒体を移動させる開
    始位置移動手段と、この開始位置移動手段による早送り
    速度での逆走中に前記開始位置検出手段の位置検出に基
    づいて記録速度と同じ通常速度で記録方向と同じ方向に
    記録媒体を移動させる状態復帰手段とを設けたことを特
    徴とする映像記録再生装置。
  4. 【請求項4】記録時にテレビジョン放送信号中のコマー
    シャルメッセージを判別する判別手段と、この判別手段
    にて判別したコマーシャルメッセージの記録媒体上の位
    置に対応した開始位置及び終了位置の情報を記憶する位
    置記憶手段と、 再生時に前記位置記憶手段にて記憶したコマーシャルメ
    ッセージの終了位置を検出する終了位置検出手段と、 任意の動作モードに切り換える指示を入力するキー入力
    手段とを備え、テレビジョン放送信号を記録媒体に記録
    し、また、テレビジョン放送信号を記録媒体から再生す
    る映像記録再生装置において、 再生時に、前記キー入力手段によるスキップ要求信号の
    入力により記録速度を上回る早送り速度で記録方向と同
    じ方向に記録媒体を移動させる強制スキップ手段と、こ
    の強制スキップ手段による早送り速度での移動中に前記
    終了位置検出手段による位置検出に基づいて記録速度と
    同じ通常速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動さ
    せるスキップ終了手段とを設けたことを特徴とする映像
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記強制スキップ手段
    による早送り速度の移動開始時の記録媒体上の位置に対
    応した位置情報を記憶する開始位置記憶手段と、前記キ
    ー入力手段によるスキップ中断信号の入力に基づいて前
    記強制スキップ手段による早送り速度での記録媒体の移
    動を中断するスキップ中断手段と、このスキップ中断手
    段による早送り速度での移動中断に応じて記録速度を上
    回る早送り速度で記録方向とは逆の方向に記録媒体を移
    動させる開始位置移動手段と、この開始位置移動手段に
    よる早送り速度での逆走中に前記開始位置記憶手段にて
    記憶した位置を検出する復帰位置検出手段と、この復帰
    位置検出手段の位置検出に基づいて記録速度と同じ通常
    速度で記録方向と同じ方向に記録媒体を移動させる状態
    復帰手段とを付加したことを特徴とする映像記録再生装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4の1項において、記録媒体の
    位置情報を読み書きする位置認識手段を付加し、前記位
    置記憶手段を半導体メモリで構成し、前記開始位置検出
    手段は、半導体メモリに記憶されたコマーシャルメッセ
    ージ部分の開始位置と前記位置認識手段により読み出さ
    れた位置情報との一致を検出する第1の比較手段を備
    え、前記終了位置検出手段は、前記半導体メモリに記憶
    されたコマーシャルメッセージ部分の終了位置と前記位
    置認識手段により読み出された位置情報との一致を検出
    する第2の比較手段を備えたことを特徴とする映像記録
    再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜4の1項において、前記位置記
    憶手段は、前記判別手段にて判別したコマーシャルメッ
    セージの開始位置に対応する記録媒体上に開始信号を書
    き込む開始信号書込手段と、前記判別手段にて判別した
    コマーシャルメッセージの終了位置に対応する記録媒体
    上に終了信号を書き込む終了信号書込手段とを備え、 前記開始位置検出手段は、前記開始信号書込手段により
    書き込まれた開始信号を読み取る開始信号読み取り手段
    を備え、 前記終了位置検出手段は、前記終了信号書込手段により
    書き込まれた終了信号を読み取る終了信号読み取り手段
    を備えたことを特徴とする映像記録再生装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜4の1項において、前記終了位
    置検出手段は、コマーシャルメッセージの終了位置に対
    して僅かに手前の位置で検出信号を発生することを特徴
    とする映像記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項6または7において、前記終了位置
    検出手段は、コマーシャルメッセージの終了位置に対し
    て僅かに手前の位置で検出信号を発生することを特徴と
    する映像記録再生装置。
  10. 【請求項10】記録時にテレビジョン放送信号中のコマ
    ーシャルメッセージを判別して該コマーシャルメッセー
    ジの記録媒体上の位置に対応した開始位置及び終了位置
    を記憶し、再生時に前記開始位置及び終了位置を検出し
    て該開始位置と終了位置の間を早送りする映像記録再生
    装置において、 前記早送り中に前記キー入力手段により動作モードを切
    り換えて記録媒体を戻した後の再生では、終了位置を通
    過するまでは開始位置からの早送りを行わないようにし
    たことを特徴とする映像記録再生装置。
JP8331823A 1996-12-12 1996-12-12 映像記録再生装置 Pending JPH10174033A (ja)

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JP8331823A JPH10174033A (ja) 1996-12-12 1996-12-12 映像記録再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077662A3 (en) * 2000-09-27 2010-03-10 Victor Company of Japan Ltd. Video signal recording and/or reproducing apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077662A3 (en) * 2000-09-27 2010-03-10 Victor Company of Japan Ltd. Video signal recording and/or reproducing apparatus
US8358910B2 (en) 2000-09-27 2013-01-22 JVC Kenwood Corporation Video signal recording apparatus, video signal reproducing apparatus and video signal recording and reproducing apparatus

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