JPH06297037A - 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法 - Google Patents

無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法

Info

Publication number
JPH06297037A
JPH06297037A JP9159293A JP9159293A JPH06297037A JP H06297037 A JPH06297037 A JP H06297037A JP 9159293 A JP9159293 A JP 9159293A JP 9159293 A JP9159293 A JP 9159293A JP H06297037 A JPH06297037 A JP H06297037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
centering
truck
carriage
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9159293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Tamatsukuri
作 朋 之 玉
Kazuki Ogiya
谷 和 機 扇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP9159293A priority Critical patent/JPH06297037A/ja
Publication of JPH06297037A publication Critical patent/JPH06297037A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、無人台車自己センタリングによる
材料転落防止方法に関するもので、特にコイルの転落を
防止することを目的とする。 【構成】 搬送台車のセンタリング方式として自己の制
御範囲の内で走行中、コイル端面検出器及び台車走行位
置検出器を用いて、走行中にコイルの幅を実測し、台車
の設定されたセンタ−位置とのずれ量を検出し、演算器
により処理することにより台車をセンタリング走行させ
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無人台車自己センタリ
ングによる材料転落防止機能に関するもので、特に、コ
イルセンタ−と機械センタ−を一致させ、リフトアップ
することで、コイルの転落や機械部品,機構トラブルを
防止することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】例えば鉄鋼成品の製造工程においては、
所定位置に配置されたコイルを搬送台車に乗せ替えてコ
イルを搬送台車で搬送する工程がある。この種の工程に
おいては、例えば図1に示すように、予めクレ−ンなど
でコイルサドル4上に載置されたコイル5を、自走式の
無人搬送台車1に載せ替え、無人搬送台車1でコイル5
を所定位置まで搬送する。無人搬送台車1は、走行レ−
ル7上に乗っており、演算機6によって運行搬送制御さ
れる。無人搬送台車1上のリフタを上昇させることによ
って、サドル4上のコイル5を持ち上げ、無人搬送台車
1に載せ替えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より、クレ−ンに
よる材料吊込位置のばらつきを解消することは難しく、
コイルサドル4上でのコイル5の位置にずれが生じるの
は避けられない。このため、従来は例えば、台車のリフ
タ部を大型化して、多少の位置ずれがあっても、無理矢
理、コイル5をリフトアップする場合が多かった。ま
た、演算機6が上位計算機からコイルの幅デ−タを受信
し、そのデ−タに基づいて台車の位置を修正する場合、
受信したデ−タと現物が異り、トラブルを招くことがあ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の無人台車自己センタリングによる材料転落
防止方法では、所定位置に配置されたコイルを搬送台車
に乗せ替えてコイルを搬送台車で搬送する工程の搬送台
車とコイルとの位置合せの際に、搬送台車が自己の制御
範囲内で走行中に、コイル端面検出器及び台車走行位置
検出器を用いて、走行しながらコイルの基準位置を検出
し、該コイルの基準位置と予め定めた搬送台車の基準位
置とのずれ量を検出し、該ずれ量に応じて、搬送台車の
停止位置を修正するためのセンタリング走行を実施す
る。
【0005】
【作用】コイル端面検出器を用いることによって、コイ
ルの両端面の位置を検出することができる。また、台車
走行位置検出器を用いることによって、台車の走行距離
が求められるので、コイルの各端面が検出された位置に
対する台車の相対位置を知ることができる。この相対位
置から、台車の基準位置(台車センタ)とコイルの基準
位置(コイルセンタ)との距離(lx)、つまり位置ず
れ量を求めることができるので、lxの距離だけ台車を
移動すれば、台車とコイルとを位置合せすることができ
る。
【0006】
【実施例】一実施例の設備の構成を図1及び図2に示
す。図1及び図2を参照して説明する。無人自走式台車
1は、演算機6の指令により目的とするコイル5をリフ
トアップし搬送する台車である。台車位置検出器2は、
演算機6により指示された位置を判断処理するために、
台車1の従動車輪に取付けられた回転式の絶対位置検出
器である。コイル端面検出器3は、搬送台車1とコイル
5の機械的センタ−を一致させる目的で設置した反射型
光電管式検出器であり、台車1に取り付けられ、その走
行中にコイル5の始端面,終端面を検出するものであ
る。
【0007】コイルサドル4は、一時的にコイル5を置
く台であり、コイル5はクレ−ン等の搬送手段によって
コイルサドル4上に載置される。コイルサドル4上のコ
イル5は、台車1に載せ替えられ、台車1によって搬送
される材料である。演算機6は、台車の運行搬送制御を
行なう装置であり、台車の走行位置検出,センタリング
演算,走行速度制御等を行っているものである。走行レ
−ル7は搬送台車1が走行する軌条である。
【0008】ところで、演算機6により与えられた搬送
指令により、目的地のコイルサドル4にあるコイル5を
無人搬送台車1に設置されたコイルリフタ−によりリフ
トアップし、搬送を行うが、この時の条件として、搬送
台車1はコイル5の中心部をリフトしないと、コイルの
バランスが崩れ、コイル転落又は偏荷重により台車機構
部品又はその機構の損傷を生ずる恐れがある。
【0009】しかしながら、コイルサドル4に置かれる
コイル5は、手動式クレ−ンにて吊込されるため、その
置かれ方によって位置の誤差を生じる。従って、このセ
ンタ−ずれしたコイル5に搬送台車1の機械センタ−を
一致させる必要がある。
【0010】この実施例では、次のようにして搬送台車
1をコイルに対してセンタリングしている。即ち、搬送
台車1が自己の制御範囲の内で走行中に、コイル端面検
出器3及び台車走行位置検出器2を用いて、走行中にコ
イル5の幅を実測し、台車1の設定された機械センタ−
位置とのずれ量(センタリング移動量)を検出し、演算
機6により処理することにより、台車1をセンタリング
走行させることで、コイル転落,機械部品や機械のトラ
ブルを防止するものである。
【0011】図2におけるセンタリング演算について述
べる。図2において、台車1はA端面側より進入し、B
端面側に抜け、C点で停止する間、台車1に取付けた端
面検出器3及び台車走行位置検出器4により、図3に示
す検出を行うことにより、図2に示す各線分の距離を測
定することができる。
【0012】線分A: コイルA端面−台車1の機械セ
ンタ−間距離 線分B: コイルB端面−台車1の機械センタ−間距離 線分b: コイル5の実測幅 線分ls:台車センタ−から端面検出器3までの距離
(固定値) 線分lc:コイル5のセンタ−から端面検出器3までの
距離 線分lx:台車センタ−とコイルセンタのずれ量 上記の線分量より、次に示す式によりlxを求めること
ができる。
【0013】 lc=(A+B)/2 ・・・(1) lx=lc−ls ・・・(2) b =A−B ・・・(3) ここで求めたlx,センタずれ量を演算機6により処理
し、センタリング移動量とし、台車1をセンタリング走
行する。
【0014】図3は、本発明による無人搬送台車センタ
リングの処理フロ−を示している。各処理ステップの内
容を説明する。
【0015】STEP1.「台車載荷走行」とは、搬送
台車1が空荷の状態で、コイルサドル4に乗ったコイル
5を取りに行く走行動作を示す。
【0016】STEP2.「コイル端面検出器ON」
は、搬送台車1により走行中に端面検出器3がコイル5
のA端面を検出することであり、ONの場合はSTEP
3,STEP8に進み、OFFの場合はSTEP2以降
を繰り返す。
【0017】STEP3.「コイルずれ量測定」とは、
搬送台車1の走行により端面検出器3がコイルA端面を
検出したことで、コイルずれ量演算処理が開始されたこ
とを示す。
【0018】STEP4.「コイル幅b測定」では、搬
送台車1の走行により、端面検出器3がオン/オフする
タイミングで台車走行位置検出器4のスケ−リングによ
り、図2の線分A,Bの量を測定する。
【0019】STEP5.「コイル幅測定完」とは、搬
送台車1センタがSTEP9にて前進限位置C点に達し
たことにより、STEP4の測定処理を終了することを
示す。測定した各デ−タは、図2で示した線分A,Bを
演算機6の処理バッファメモリに格納する。
【0020】STEP6.「コイルずれ量判定」では、
STEP5にて格納したデ−タ,線分A,Bの量に基づ
き目的とする機械センタ−とコイルセンタ−のずれ量l
xを前記第(1)式及び第(2)式から求める。
【0021】STEP7.「センタリング必要」とは、
STEP6にて求められたずれ量lxの値により、台車
1がセンタリング動作を行うか否かの判断であり、lx
がセンタリング必要量であれば、STEP11の台車セ
ンタリング走行に移行する。また、lxがセンタリング
不要(センタ−が互いに合っている)の場合は、STE
P13のセンタリング完了に移行する。
【0022】この実施例では、lxを下記の3条件に分
類して処理を行っている。
【0023】1.lx<50mm センタリング
動作不要,センタリング許容内 2.50mm≦lx≦150mm センタリング必要 3.lx≧150mm センタリング測定限界
(重故障判断) STEP8.「コイル端面検出器OFF」では、搬送台
車1により走行中に端面検出器3がコイル5のB端面を
検出することであり、OFFになった場合は、STEP
4にて、コイル幅測定中の処理に線分Bを求める信号を
与える。ONの場合は、STEP8を繰り返す。
【0024】STEP9.「台車前進限ON」とは、搬
送台車1が前進限(機械センタ)C点に到達したことを
示す。ONにて、C点到達と同時にSTEP4にて線分
A,Bを求める信号を与える。また同時に、STEP4
の測定処理を終了させ、STEP5のコイル幅測定完と
なる。OFFの場合は、STEP9を繰り返す。
【0025】STEP10.「台車載荷走行停止」と
は、台車1の演算機6による走行位置制御によりSTE
P9で台車前進限C点に到達したことにより、載荷走行
処理動作が終了したことを示す。
【0026】STEP11.「台車センタリング走行」
とは、STEP7にてlxの値がセンタリング処理必要
と判断処理された場合、台車1は現在位置C点からのセ
ンタリング走行処理走行動作を開始したことを示す。
【0027】STEP12.「目標移動量移動完」と
は、STEP11にて開始されたセンタリング走行処理
動作において、実走行距離(センタリング距離)がST
EP7で求めたlxと一致した場合をYESとし、ST
EP13に移行する。NOの場合は、STEP12の処
理を繰り返す。
【0028】STEP13.「センタリング完了」と
は、STEP7にてlxの値がセンタリング不要と判断
処理した場合又はSTEP12においてlxと実走行距
離が一致し、処理上センタリング動作を完了したことを
示す。この時点で、台車1の機械センタとコイル5のセ
ンタが一致となる。
【0029】STEP14.「コイルリフトUP」と
は、STEP13にて機械センタとコイルセンタが一致
しているため、搬送台車1に設置されているリフタ−に
て、コイルサドル4からコイル5を持ち上げる動作を開
始することを示す。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、台車が自走し、その制
御範囲でコイル幅の測定,センタリング動作を行うた
め、台車機械センタとコイルセンタが毎回一致する。ゆ
えに、機械的偏荷重の影響も小さく、機械部品が小型で
き、更には毎回コイルを実測するためセンタリングトラ
ブルは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する設備の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】 図1の設備の正面図である。
【図3】 実施例の装置の信号タイミングを示すタイム
チャ−トである。
【図4】 実施例の処理の手順を示すフロ−チャ−トで
ある。
【符号の説明】
1:無人搬送台車 1a:リフタ 2:台車走行位置検出器 3:端面検出器 4:コイルサドル 5:コイル 6:演算器 7:走行レ−ル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に配置されたコイルを搬送台車
    に乗せ替えてコイルを搬送台車で搬送する工程の搬送台
    車とコイルとの位置合せの際に、 搬送台車が自己の制御範囲内で走行中に、コイル端面検
    出器及び台車走行位置検出器を用いて、走行しながらコ
    イルの基準位置を検出し、該コイルの基準位置と予め定
    めた搬送台車の基準位置とのずれ量を検出し、該ずれ量
    に応じて、搬送台車の停止位置を修正するためのセンタ
    リング走行を実施する、無人台車自己センタリングによ
    る材料転落防止方法。
JP9159293A 1993-04-19 1993-04-19 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法 Withdrawn JPH06297037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159293A JPH06297037A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9159293A JPH06297037A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06297037A true JPH06297037A (ja) 1994-10-25

Family

ID=14030828

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9159293A Withdrawn JPH06297037A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06297037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036982A (ja) * 2012-08-16 2014-02-27 Jfe Steel Corp コイルの幅方向調芯方法および装置
KR101399867B1 (ko) * 2013-03-28 2014-05-27 현대제철 주식회사 코일의 회전장치 및 그 제어방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014036982A (ja) * 2012-08-16 2014-02-27 Jfe Steel Corp コイルの幅方向調芯方法および装置
KR101399867B1 (ko) * 2013-03-28 2014-05-27 현대제철 주식회사 코일의 회전장치 및 그 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438736B2 (ja) 搬送装置
JP4300118B2 (ja) 車両へのコンテナの自動積み降ろし用光学装置
JPH11349280A (ja) 懸垂式搬送装置
KR101703651B1 (ko) 로봇 트롤리 주차 제어방법 및 그 장치
CN101631732B (zh) 用于从托盘上卸下和输送物流台车的方法和装置
JP3524695B2 (ja) 荷物積載時の位置決め装置
JPH06297037A (ja) 無人台車自己センタリングによる材料転落防止方法
JPH04341444A (ja) 巻取紙の自動装着装置
JPH0725403B2 (ja) 金属板コイルの出荷設備
JP3233676B2 (ja) キャリアパレット上のコイル位置検出装置
KR100411275B1 (ko) 언로더 코일 적치위치 제어장치
JP2011243129A (ja) 搬送車システム
JP4145859B2 (ja) トラバーサの停止制御方法および停止制御システム
JP2799656B2 (ja) コイル位置検出装置
KR100378948B1 (ko) 크레인의컨테이너자동착탈장치
JPH0377719A (ja) コイルの移載方法
JPH0834505A (ja) 在庫管理システム
JPH11246198A (ja) 多軸無人搬送車及びその偏荷重防止方法
JPH05170391A (ja) 荷の段積み制御装置
JPH11245839A (ja) 多軸無人搬送車
JPH0612123A (ja) 無人搬送車の走行制御装置
JPH06277735A (ja) コイル搬送台車のセンタリング装置
JP6697623B1 (ja) 無人搬送車
JPH08310787A (ja) クレーン位置決め装置
KR200278271Y1 (ko) 워킹빔의코일센터링장치

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000704