JP3233676B2 - キャリアパレット上のコイル位置検出装置 - Google Patents

キャリアパレット上のコイル位置検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャリアパレットに搭
載したコイルの搬入出される工場クレーンに対する相対
位置を自動検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製鉄所内でのコイル材の構内搬送用に図
9斜視図に示すようなキャリアパレット1が使用されて
おり、キャリアパレット1は、下部に運搬車の昇降式荷
台を挿入できる門形断面の架台部1a上に多数のコイル
支持部1bを列に設け、その上に色々なサイズコイル
2を搭載して工場搬入出口に運ばれ、キャリアパレット
1上のコイル2が工場内クレーンによりトング又はCフ
ック吊具で位置合わせされて吊上げられ工場内のコイル
置場へ搬送されている。しかし従来のキャリアパレット
を使用したコイル搬送では、工場の搬入出口内に停止し
たキャリアパレットの正確な位置が分からず、またそれ
によってパレット上のコイルの正確な位置も分からない
ため、クレーンによるパレット上又はパレット上のコイ
ルへの位置合わせを自動化できず、手動操作に頼ってい
る。またキャリアパレットは使用される種類が多く、種
類毎にパレット自体の形状,寸法も一定せず、正確な停
止位置を検出できない上に、キャリアパレット上に積ま
れるコイルも外径,幅共まちまちで、積付位置もずれて
いることが多く、正確な積付位置の検出が困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、キャリアパレットの種
類,コイルの積み方,キャリアパレットの停止位置の不
揃いに関係なく、キャリアパレット上のコイルの位置を
工場棟の平面座標位置として正確に自動計測でき、搬送
クレーンのコイルへの位置合わせ,搬入出運転を自動化
可能とし、従来の危険な困難の多い手動操作運転を解消
し、ひいてはコイルの工場間搬送を容易安全にかつ能率
よく行うことができるキャリアパレット上のコイル位置
検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そのため本発明のキャ
リアパレット上のコイル位置検出装置は、工場棟のコイ
ル搬入出口部に設定したキャリアパレット停止位置の側
部の前後2ケ所及び奥部の1ケ所に設置されたキャリア
パレット側面及び奥側端面までの水平距離測定センサー
と、上記センサーの測定値により停止位置内に停止した
キャリアパレットの基準位置に対するずれ値を求める演
算部、各キャリアパレット上のコイル積付位置の座標デ
ータを各キャリアパレット毎に記憶可能なメモリ、
、このメモリを参照し該当する前記コイル積付位置の
座標データを上記ずれ値により基準位置に対する座標値
に変換する演算部を有し変換された演算値をクレーン
制御信号として出力する制御装置とを具えたことを特徴
としている。また本発明のキャリアパレット上のコイ
ル位置検出装置は、工場棟のコイル搬入出口部内に設定
したキャリアパレット停止位置の長手方向に沿うガイド
レールを走行する計測台車と、上記計測台車上に搭載さ
れキャリアパレット上のコイル端面周縁部を検出するセ
ンサー,同周縁部までの水平距離を測定するセンサー及
び測定時の上記計測台車の位置を検出する位置検出装置
と、上記センサー及び位置検出装置の検出値と予め与え
られたコイルサイズデータとからコイルの工場内平面座
標位置を求める演算部及び上記コイル位置をクレーン稼
働域座標へ変換する演算部を有し変換された演算値をク
レーン信号として出力する制御装置とを具えたことを特
徴としている。
【0005】
【作用】上述の本発明のキャリアパレット上のコイル位
置検出装置においては、キャリアパレットがコイル搬入
出口部に到着し停止位置内に着地停止すると手動又は自
動で到着信号が距離測定センサーへ送られ、3ケ所の距
離測定センサーが自身の定位置からキャリアパレット側
面,端面までの水平距離を測定し制御装置へ送り込む。
一方キャリアパレットの固有情報(キャリアパレットの
種類,コイル積付座標等)は、別途搬送用の通信手段で
あるオペレーションガイダンス装置(以下オペガイ装置
という)を経由し制御装置へ送られる。制御装置は、距
離測定センサーから送られた情報を基に第1の演算部で
キャリアパレットの基準停止位置に対する縦,横のずれ
量を演算検出し、次いで第2の演算部で上記位置ずれ情
報を基にオペガイ装置を通し送られたキャリアパレット
上のコイル位置座標値を上記基準停止位置に対する座標
値に変換修正し、これをクレーン制御部を通しクレーン
制御情報として出力する。搬送クレーンは上記制御情報
により、キャリアパレット上の各コイルへ又はコイル積
付位置へ正確に自動位置合わせする。
【0006】またキャリアパレットを使用してコイルが
送出し工場から他の受取り工場へ搬送されるとき、オペ
ガイ装置で送出し工場から受取り工場へキャリアパレッ
ト情報(キャリアパレットの種類,コイル積付座標,コ
イル内径,外径,幅等)が送られ、この情報は受取り工
場側でコイル位置検出装置の制御装置のメモリへ取込ま
れる。キャリアパレットが受取り工場の停止位置に到着
し着地すると検出器が到着を検出して計測台車の計測運
転を開始させる。すなわち計測台車がコイルの側をガイ
ドレール上低速走行し、コイル端面周縁部検出センサ
ーがコイルの前側の周縁部を検出するとともに距離測定
センサーが同周縁部までの水平距離を検出し、更に台車
位置検出装置がその時の台車位置を検出し、続いて同
じコイルの後側周縁部が同様に計測されて制御装置へ送
られ、演算部でコイル中心位置,軸端,外形の工場内水
平座標演算とクレーン稼働域座標への変換演算とが行わ
れてメモリに記憶され、キャリアパレット上のコイルが
順に同様にして計測演算されてメモリに貯えられ全コイ
ルの計測,演算が終了して、これらのデータがクレーン
制御部へ送られる。搬送クレーンはこのデータによる数
値制御でコイルの自動搬入を行う。
【0007】
【実施例】本発明キャリアパレット上のコイル位置検出
装置の実施例を図面について説明すると、図1〜図3は
第1実施例を示し、図1はコイル搬入出口部付近の斜視
図、図2は本検出装置のブロック図、図3は同上装置の
作動のフロー図である。また図4〜図8は第2実施例を
示し、図4はコイル搬入出口部付近の平面図、図5は図
4のV部の拡大斜視図、図6は本検出装置の計測原理の
説明図、図7は本検出装置のブロック図、図8は同上装
置の作動のフロー図である。
【0008】まず第1実施例の図1において、3は工場
棟5の搬入出口部、4は搬入出口部3内に設定されたキ
ャリアパレット停止位置、6,6′は停止位置4の側部
の前後2ケ所の基準位置に固定設置し停止位置4の幅方
向においてキャリアパレット1の側面までの水平距離を
測定する光波式又は超音波式等の非接触型センサー、
6″は停止位置4の奥側1ケ所の基準位置に固定設置し
停止位置4の長手方向においてキャリアパレット1の奥
側端面までの水平距離を測定する同様のセンサー、7は
最寄り位置又はクレーン上等に設けられる制御装置であ
る。次に図2において、8はパレット到着信号発信部、
9はオペガイ装置受信部、10は工場棟5の搬送クレー
ンで、これらは図1中では図示省略しており、パレット
到着信号発信部8は停止位置4付近に押ボタン式又は自
動検出スイッチ式などの任意の形式で設けられる。制御
装置7は、設定器11,メモリ12,パレットずれ量演
算部13,コイル積付位置座標修正演算部14及びクレ
ーン制御部15で構成されている。
【0009】このような装置はコイル2の受入れ搬入,
送出し搬出の何れの場合にも使用できるが、今受入れ搬
入の場合を、図フロー図も参照して作動を説明する。
最初に設定器11から予めパレット位置ずれ計算のため
の基準位置座標値,キャリアパレット1の種類毎のコイ
ル支持部1b(図9参照)中心座標等がメモリ12に入
力され、他方オペガイ装置受信部9からは搬入出口部3
へ到着するキャリアパレット1の種類,積まれたコイル
の数,積付位置等の情報がその都度メモリ12へ入力さ
れる。搬入出口部3へコイル2を積んだキャリアパレッ
ト1が着き停止位置4に停止し着床すると、パレット到
着信号発信部8からの到着信号を受けて水平距離測定セ
ンサー6,6′,6″が停止したパレット1の側面2ケ
所,端面1ケ所までの水平距離を測定し、メモリ12と
パレットずれ量演算部13へ測定値が入力される。パレ
ットずれ量演算部13はメモリ12から到着したキャリ
アパレット1の種類と情報に一致するコイル積付座標デ
ータを選択して取出し、入力された距離測定値を基に基
準停止位置に対するキャリアパレット1のずれ値及びキ
ャリアパレット1上のコイル2のずれ値を算出する。次
いでコイル積付位置座標修正演算部14は上記パレット
ずれ量演算部13が算出した位置ずれ値に基づいてキャ
リアパレット1上のコイル積付座標を工場棟5の位置座
標に変換演算する。変換演算された座標はコイル積付位
置座標修正演算部14からクレーン制御部15へ送ら
れ、クレーンの走行系,横行系の駆動パターン信号に変
換されて搬送クレーン10へ出力される。搬送クレーン
10はクレーン制御部15からの信号により、工場棟内
座標値に従って自動位置合わせ制御でキャリアパレット
1上からコイル2を取上げ、工場棟5のコイル置場へ搬
入する。
【0010】なおこの工場棟5からコイル2を搬出する
場合には、パレットずれ量演算部13が到着した空キャ
リアパレット1の位置ずれ値及びコイル支持部1bの搭
載時中心位置座標の位置ずれ値を算出し、コイル積付位
置座標修正演算部14がその算出された座標を同様に工
場棟5の座標値に変換演算してクレーン制御部15を通
し駆動パターン信号を出力する。搬送クレーン10はク
レーン制御部15からの信号により、コイル置場から吊
上げたコイル2をキャリアパレット1上へ自動位置合わ
せ搬送して搭載する。
【0011】次に第2実施例の図4において、16はキ
ャリアパレット停止位置4の側部に長手方向に沿って工
場棟5内に設けられたガイドレール、17はガイドレー
ル16上に係合して走行移動する計測台車である。また
図5において、計測台車17は走行装置20を介してガ
イドレール16上を走行するように設けられ、台車下部
に台車位置検出装置21が設けられるとともに、台車中
央のポスト17aの停止位置側に、キャリアパレット1
上のコイル2の中心付近高さ位置に合わせて光波式又は
超音波式等のコイル端面の周縁部検出センサー22とコ
イル端面までの距離測定センサー23を上下に固定して
設けている。今図5右側に示される計測台車17が走行
方向24へ微速走行して計測を行うとき、周縁部検出セ
ンサー22はコイル2aの端面の周縁部A点とB点を順
に検出する。そして周縁部検出センサー22が周縁部A
点を検出したとき、距離測定センサー23によりA点を
通る鉛直線上の位置でコイル端面までの距離を検出し、
同時に台車位置検出装置21によりガイドレール16の
一端を原点とするA点検出時の台車位置が検出される。
次いで周縁部検出センサー22が周縁部B点を検出した
ときにも、同様に距離測定センサー23及び台車位置検
出装置21によりB点部コイル端面への水平距離と台車
位置が検出される。この方法でキャリアパレット1上の
コイル2は矢印方向へ順に計測され、計測値が後述の制
御装置のメモリ及び演算部へ送られる。
【0012】図6は本装置における計測の原理図を示
す。図ではセンサー22,23による計測線22′,2
3′を説明の都合上平行線で示した。図において、A,
Bは周縁部検出センサー22の検出点、a,bは距離測
定センサー23で計測したA点及びB点までの水平距
離、l1 は台車位置検出装置21が検出したA点位置か
らB点位置までの移動距離、c1 ,c2 ,c3 は後述の
オペガイ装置等の通信手段で予め連絡されたキャリアパ
レット1上のコイル2の重心位置座標,コイル径,コイ
ル幅である。ここでは、コイル端面A,B点までの水平
距離a,b及び移動距離l1 の計測でガイドレール16
を基準線とするコイル2端面の傾きが座標値で特定さ
れ、これを基にこの位置に積まれたコイル2の重心位置
1 のガイドレール16に関する座標位置が計算で求め
られる。そして更にコイル2のガイドレール16に関す
る座標位置は同じ工場棟5内に設けられた天井走行式の
搬送クレーンの稼働域平面の座標位置に数値変換して置
換えることができるようになる。
【0013】このような機能を実行する装置の構成を図
7で説明すると、25は工場棟5内のパレット到着検出
器、26は同様のオペガイ装置受信部、27は制御装
置、28は工場棟5内に設けた天井走行式等の搬送クレ
ーンである。また制御装置27は、設定器29と、設定
器29,オペガイ装置受信部26,コイル端面周縁部検
出センサー22,コイル端距離測定センサー23及び台
車位置検出装置21からのコイル搬送関連情報を記憶す
るメモリ30と、台車位置検出装置21,コイル端距離
測定センサー23の計測値及びメモリ30のコイル位
置,サイズ情報から、工場棟5内における各コイル2の
座標位置を求めるコイル位置演算部31と、同演算部3
1の演算位置を工場棟5の搬送クレーン28の稼働域座
標に変換する変換演算部32と、パレット到着検出器2
5からの検出信号で計測台車17の走行計測を行わせる
計測台車制御部33と、座標変換演算部32により演算
された座標値を制御要素として搬送クレーン28の運転
を行うクレーン制御部34とで構成されている。この制
御装置27は搬送クレーン28上又は工場棟5内の適当
な場所に設けられる。
【0014】このような装置の作動を図8フロー図も参
照して説明する。コイル送出し工場からコイル2をキャ
リアパレット1に積んで送り出すとき、同時に送出し工
場からコイル送りデータ(キャリアパレット1の種類,
コイル数,積付座標,コイル外径,内径,幅等)がオペ
ガイ通信装置を通じ受取り工場側のオペガイ装置受信部
26へ送られ、制御装置27のメモリ30へ取込まれ
る。設定器29からは予め計測台車17による計測の動
作パターン,キャリアパレット1の種類毎の必要デー
タ,搬送クレーン28によるコイル搬送運行パターン等
がメモリ30へ入力設定される。キャリアパレット1が
運搬車により受取り工場のキャリアパレット停止位置4
へ運ばれ着地すると、パレット到着検出器25が到着信
号を計測台車制御部33へ伝える。計測台車制御部33
が制御開始可能となり、その制御操作下で計測台車17
がキャリアパレット1上のコイル2のガイドレール16
に対する相対位置を計測し、コイル位置演算部31によ
り各コイル2のガイドレール16に対する傾き量,コイ
ルの重心位置座標が計算される。次いでコイル位置座標
は座標変換演算部32により、搬送クレーン28の稼働
域に関する座標に変換されクレーン制御座標値としてク
レーン制御部34へ渡される。クレーン制御部34は、
メモリ30に設定された順序又は自動搬送パターンに従
って、キャリアパレット1上のコイル2に順にトング又
はCフックを位置合わせ係合して吊上げ、工場棟5内の
所定コイル置場へコイル搬入運転を繰返す。
【0015】このような装置によると、キャリアパレッ
ト1上へのコイル積付位置がずれても、大小のコイル2
がランダムに不揃いに乗せられても、また工場棟5の床
に図6のような傾斜位置で置かれたときでも、工場棟5
の搬入出口部3内で計測台車17及び制御装置27によ
り、困難なく工場棟5内でのクレーン稼働域内の座標値
としてコイルの重心位置,水平面内の傾き,個々のコイ
ルサイズを自動操作で検出し特定できるようになる。ま
たそれによって搬送クレーン28の各コイル2への位置
合わせを自動化させることが可能になり、コイル2の搬
送,工場内への搬入を容易に安全に行えるようになる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば次
のような効果が得られる。 1.キャリアパレット上のコイル積付位置座標を予め演
算部に入力しておくことにより、つまりキャリアパレッ
ト上のどこにコイルが積付けられているかを指定できる
ので、コイルの搬入・搬出にあたっては、当該積付位置
だけにクレーンをアクセスさせることができ、特にキャ
リアパレットにコイルが満載されていない場合に、クレ
ーンのコイルへの位置合わせが簡単となり、また自動化
も可能となる。さらに、各キャリアパレット上のコイル
積付位置の座標データは各キャリアパレット毎にメモリ
に記憶可能されており、キャリアパレットの種類、コイ
ルの積み方やキャリアパレットの停止位置などに関係な
く、キャリアパレット上のコイルの位置を工場棟の平面
座標位置として正確に計測できる。(請求項1) 2.計測台車をコイルの側を一度走行させてコイル周縁
部の検出点までの水平距離(a,b)および同検出点間
の距離(11 )を検出し、この検出値を予め与えられて
いるコイルサイズデータに基づき、当該コイルの中心位
置(重心位置)を求めることができる。そしてこの重心
位置をクレーン稼働域座標へ変換してクレーン制御信号
とすることにより、クレーンのコイルへの位置合わせが
簡単となり、また自動化も可能となる。(請求項2)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明キャリアパレット上のコイル位置検出装
置の第1実施例におけるコイル搬入出口部付近の斜視図
である。
【図2】本検出装置のブロック図である。
【図3】同上装置の作動のフロー図である。
【図4】第2実施例におけるコイル搬入出口部付近の平
面図である。
【図5】図4のV部の拡大斜視図である。
【図6】本検出装置の計測原理の説明図である。
【図7】本検出装置のブロック図である。
【図8】同上装置の作動のフロー図である。
【図9】公知のキャリアパレットの斜視図である。
【符号の説明】
1 キャリアパレット 2 コイル 3 搬入出口部 4 キャリアパレット停止位置 5 工場棟 6,6′,6″ 水平距離測定センサー 7 制御装置 8 パレット到着信号発信部 9 オペガイ装置受信部 10 搬送クレーン 11 設定器 12 メモリ 13 パレットずれ量演算部 14 コイル積付位置座標修正演算部 15 クレーン制御部 16 ガイドレール 17 計測台車 20 走行装置 21 台車位置検出装置 22 コイル端面周縁部検出センサー 23 コイル端距離測定センサー 24 走行方向 25 パレット到着検出器 26 オペガイ装置受信部 27 制御装置 28 搬送クレーン 29 設定器 30 メモリ 31 コイル位置演算部 32 座標変換演算部 33 計測台車制御部 34 クレーン制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 檜垣 義道 広島市西区観音新町四丁目6番22号 三 菱重工業株式会社 広島製作所内 (56)参考文献 特開 昭56−99194(JP,A) 特開 平4−129992(JP,A) 実開 平2−52890(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場棟のコイル搬入出口部のキャリアパ
    レット停止位置の側部の前後2ケ所及び奥部の1ケ所に
    設置されたキャリアパレット側面及び奥側端面までの水
    平距離測定センサーと、 上記センサーの測定値により停止位置内に停止したキャ
    リアパレットの基準位置に対するずれ値を求める演算
    、各キャリアパレット上のコイル積付位置の座標デー
    タを各キャリアパレット毎に記憶可能なメモリ、及び
    このメモリを参照し該当する前記コイル積付位置の座標
    データを上記ずれ値により基準位置に対する座標値に変
    換する演算部を有し変換された演算値をクレーン制御
    信号として出力する制御装置とを具えたことを特徴とす
    るキャリアパレット上のコイル位置検出装置。
  2. 【請求項2】 工場棟のコイル搬入出口部内に設定した
    キャリアパレット停止位置の長手方向に沿うガイドレー
    ルを走行する計測台車と、上記計測台車上に搭載されキ
    ャリアパレット上のコイル端面周縁部を検出するセンサ
    ー,同周縁部までの水平距離を測定するセンサー及び測
    定時の上記計測台車の位置を検出する位置検出装置と、
    上記のセンサー及び位置検出装置の検出値と予め与えら
    れたコイルサイズデータとからコイルの工場内平面座標
    位置を求める演算部及び上記コイル位置をクレーン稼働
    域座標へ変換する演算部を有し変換された演算値をクレ
    ーン信号として出力する制御装置とを具えたことを特徴
    とするキャリアパレット上のコイル位置検出装置。
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