JPH06277735A - コイル搬送台車のセンタリング装置 - Google Patents

コイル搬送台車のセンタリング装置

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JPH06277735A
JPH06277735A JP5092140A JP9214093A JPH06277735A JP H06277735 A JPH06277735 A JP H06277735A JP 5092140 A JP5092140 A JP 5092140A JP 9214093 A JP9214093 A JP 9214093A JP H06277735 A JPH06277735 A JP H06277735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
skid
carrier
truck
carriage
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5092140A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihito Shimozu
利仁 下津
Yoshimichi Higaki
義道 檜垣
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH06277735A publication Critical patent/JPH06277735A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コイル搬送台車とこれに搭載するコイルとの
位置合わせを容易にかつ精度良く行え、コイル搬送中の
台車上のコイルの安定を保ち搬送作業の安全性を高める
ことができるコイル搬送台車のセンタリング装置を提供
する。 【構成】 コイル受け固定スキッド15に出入するコイ
ル搬送台車13に取付けられた鉛直上方へ向かって計測
可能な反射型のコイル検知センサー16L ,16R と、
コイル搬送台車13に取付けられた走行距離検出器17
と、コイル搬送台車13に取付けられ、コイル検知セン
サー16L ,16R によるコイル受け固定スキッド15
上のコイル検出開始点及び終了点に対応するコイル搬送
台車13の走行位置からコイル9の中心位置を求め同台
車13を自動センタリングさせる制御装置20とを具え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル搬送台車のセンタ
リング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコイル搬送台車のセンタリング装
置は図5正面図及び図6側面図に示す通りであり、1
は、軌道2上に設けた親台車3と、同親台車3上の軌道
4と床軌道4′上に移動可能に設けた子台車5とを含む
搬送台車で、6は親台車3上のコイル受けスキッド、7
は子台車5のジャッキ8上に設けたスキッド、9は搬送
されるコイル、10a,10bは親台車3のスキッド6
上に設けたセンタリング用のセンサーである。しかして
センサー10a,10bは、一般的に上記のように親台
車3上のスキッド6又は地上の同様なスキッド側にコイ
ル9の幅以上の間隔で透過型のセンサーを配置し、この
センサー10a,10bがスキッド6へ進入する子台車
5上のコイル9の通過を検出し、子台車5をしてコイル
9の幅方向の中心がスキッド6の中心11に一致するよ
う停止させる方法をとっている。すなわちコイル9と子
台車5が図6の左から右へスキッド6へ入って来たと
き、コイル9の前端9aの通過が図の左側センサー10
aの紙面と直角方向の光波の透過で検知され、次いでコ
イル9の後端9bが同様に左側センサー10aで検知さ
れて子台車5が停止されるようにする。スキッド6上の
コイル9を子台車5で取上げる場合は、子台車5をスキ
ッド6中心に位置合わせする。逆方向からの子台車5の
進入には反対側のセンサー10bを用いる。
【0003】しかしながらこのような装置では、コイル
9を子台車5に搭載してスキッド6にセンタリングする
から、センタリング前のコイル9の幅方向のずれが大き
い場合、コイル9を子台車5に搭載時、搬送中のコイル
転倒の危険を払拭することができない問題があり、コイ
ル9を積んだ子台車5の慣性が大きくなり正確なセンタ
リングが難しくなる問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて提案されたもので、コイル搬送台車とこれ
に搭載するコイルとの位置合わせを容易にかつ精度良く
行え、コイル搬送中の台車上のコイルの安定を保ち搬送
作業の安全性を高めることができるコイル搬送台車のセ
ンタリング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ス
キッドに出入するコイル搬送台車に取付けられた鉛直上
方へ向かって計測可能な反射型のコイル検知センサー
と、上記コイル搬送台車に取付けられた同台車の走行距
離検出器と、上記コイル搬送台車又は同台車外に設置さ
れ上記センサーによるスキッド上のコイル検出開始点及
び終了点に対応するコイル搬送台車の走行位置からコイ
ルの中心位置を求め同台車を自動センタリングさせる制
御装置とを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明コイル搬送台車のセンタリング装置にお
いては、コイルを積まない空のコイル搬送台車がスキッ
ド内へ進入すると、同台車上の反射型のコイル検知セン
サーが上向きにスキッド上に置かれたコイルの端を検出
し、次いでコイルの他端へ至って検出を終える。コイル
搬送台車上の制御装置は、コイル検知センサーによるコ
イルの検出開始点及び終了点において台車の走行距離検
出器から対応する走行位置を受取り、検出されたコイル
の幅と、検出を行ったコイル検知センサーと台車中心と
の距離を基に、コイル中心と台車中心を一致させるに必
要な走行位置を演算部で計算して求め、走行距離検出器
から入力する現在走行位置と比較して台車走行装置を制
御し、計算された位置へ自動停止させる。従って空のコ
イル搬送台車の状態で台車側が位置制御されるから両者
の中心合わせは著しく正確になる。そして台車上のスキ
ッドをジャッキアップしてコイルを取上げ、台車が走行
して他の空のコイル受けスキッドに入り、スキッドの中
心に台車中心を位置合わせして停止しスキッド上にコイ
ルを降ろす。このようにコイルを取上げる前にセンタリ
ングを行っているので、台車スキッドとコイルの芯ずれ
がなく、芯ずれによるコイル転倒,転落の危険を払拭で
きる。
【0007】
【実施例】本発明コイル搬送台車のセンタリング装置の
一実施例を図面について説明すると、図1は本センタリ
ング装置を有するコイル搬送台車の側面図、図2は同上
の平面図、図3はセンタリングの原理の説明図、図4は
制御装置部のブロック図である。
【0008】まず図1,図2において、13は軌道14
上に設けたコイル搬送台車で、中央部に昇降ジャッキ8
上のコイル受けスキッド7を備える。15は同台車13
が出入り可能なコイル受け固定スキッドである。コイル
搬送台車13は単独の台車又は親子台車の子台車の何れ
かとして使用でき、コイル受け固定スキッド15も独立
の固定スキッド又は親台車上に設ける固定スキッドとし
て使用して良い。コイル搬送台車13上には、図上の左
右中央部に上に向かって計測可能な反射型のコイル検知
センサー16L ,16R と、台車駆動軸部に設けた走行
距離検出器17と、走行装置18と、油圧ユニット19
及び制御装置20とを備える。制御装置20は、個々の
コイル搬送台車13上に設ける場合のほか、ヤードの制
御室などに集中させて遠隔的に設けることもできる。図
1では、コイル9はコイル受け固定スキッド15上に置
かれた状態にあり、またコイル搬送台車13はジャッキ
8を縮めスキッド7を下げてコイル受け固定スキッド1
5の下を通り抜けられる状態にある。
【0009】このような装置において、コイル検知セン
サー16L ,16R と走行距離検出器17の検出値によ
るセンタリングの原理を、図3について説明すると、コ
イル搬送台車13センターとコイル検知センサー16R
の間隔lK は一定であり、今コイル搬送台車13がコイ
ル9の下へ左から右へ入って来ると、コイル検知センサ
ー16R により位置16R ′でコイル9検知が始まり、
位置16R ″でコイル9検知がなくなる。l1 ,l2
コイル検知点16R ′と検知消滅点16R ″で走行位置
検出器17が検出した走行位置である。従ってコイル中
心9C の位置は(l2 +l1 )/2+lK であるため、
台車中心13C をコイル中心9C に一致させるための台
車位置lS は、lS =(l2 +l1 )/2+lK で求め
られる。
【0010】次に制御装置20の構成を図4について説
明すると、制御装置20は、走行距離メモリ21と、コ
イル検知センサー16L ,16R によるコイル検知信号
ON時点での走行距離l1 読取部22と、コイル検知セ
ンサー16L ,16R によるコイル検知信号OFF時点
での走行距離l2 読取部23と、上記読取られた走行距
離からセンタリングの目標台車位置lS を求める演算部
24と、同台車位置lS を現在の走行位置と比較する加
算部25とを備え、センタリング目標値lS と実際の走
行距離検出値が等しくなる位置でコイル搬送台車13を
停止するよう走行装置18が制御される。
【0011】なお図1において右から左方向へのコイル
搬送台車13の移動時には、反対側のコイル検知センサ
ー16L が図3と対称方向の作動で同様に台車中心13
C をコイル中心9C に一致させて停止させる。この位置
合わせ操作はコイル搬送台車13が空の状態で行うか
ら、強い慣性による停止位置の誤差はなくなり正確な位
置合わせセンタリングが達成できる。
【0012】以上のように台車中心13C とコイル中心
C との位置合わせ後、コイル搬送台車13の停止位置
で同台車13のジャッキ8を伸ばすと、コイル受け固定
スキッド15上のコイル9は丁度同台車13の中心線上
でそのスキッド7上に持上げられる。コイル搬送台車1
3を他のコイル受け固定スキッド位置へ移動し、軌道1
4沿いに配置した通常のリミットスイッチ等により同台
車13を他のコイル受け固定スキッド15の中心に位置
合わせ停止し、コイル受け固定スキッド15上にコイル
9を降ろす。この時コイル搬送台車13はコイル9を中
心線上に正しくずれのない状態に支持して移動し、同台
車13走行中の安全性が高まる。
【0013】かくしてこのような装置によると、コイル
受け固定スキッド15上にある程度不正確に置かれたコ
イル9に対し、空のコイル搬送台車13が、同台車上の
上向き反射型のコイル検知センサー16L ,16R と走
行距離検出器17により、コイル9に正確に位置合わせ
できることによって、同台車13によるコイル搬送中の
コイル9の安定が良くなり、安全性を高められるように
なる。
【0014】
【発明の効果】要するに本発明によれば、スキッドに出
入するコイル搬送台車に取付けられた鉛直上方へ向かっ
て計測可能な反射型のコイル検知センサーと、上記コイ
ル搬送台車に取付けられた同台車の走行距離検出器と、
上記コイル搬送台車又は同台車外に設置され上記センサ
ーによるスキッド上のコイル検出開始点及び終了点に対
応するコイル搬送台車の走行位置からコイルの中心位置
を求め同台車を自動センタリングさせる制御装置とを具
えたことにより、コイル搬送台車とこれに搭載するコイ
ルとの位置合わせを容易にかつ精度良く行え、コイル搬
送中の台車上のコイルの安定を保ち搬送作業の安全性を
高めることができるコイル搬送台車のセンタリング装置
を得るから、本発明は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明センタリング装置の一実施例を有するコ
イル搬送台車の側面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】センタリングの原理の説明図である。
【図4】制御装置部のブロック図である。
【図5】従来のセンタリング装置を具えるコイル搬送台
車の正面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視の側面図である。
【符号の説明】
9 コイル 13 コイル搬送台車 15 コイル受け固定スキッド 16L , 16R コイル検知センサー 17 走行距離検出器 18 走行装置 20 制御装置 21 走行距離メモリ 22 , 23 走行距離読取部 24 センタリング目標台車位置演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 1/02 Q 9323−3H T 9323−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキッドに出入するコイル搬送台車に取
    付けられた鉛直上方へ向かって計測可能な反射型のコイ
    ル検知センサーと、上記コイル搬送台車に取付けられた
    同台車の走行距離検出器と、上記コイル搬送台車又は同
    台車外に設置され上記センサーによるスキッド上のコイ
    ル検出開始点及び終了点に対応するコイル搬送台車の走
    行位置からコイルの中心位置を求め同台車を自動センタ
    リングさせる制御装置とを具えたことを特徴とするコイ
    ル搬送台車のセンタリング装置。
JP5092140A 1993-03-26 1993-03-26 コイル搬送台車のセンタリング装置 Withdrawn JPH06277735A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100923791B1 (ko) * 2002-12-23 2009-10-27 주식회사 포스코 보급 코일 센터링 불량 자동 측정 및 보정장치
WO2016132500A1 (ja) * 2015-02-19 2016-08-25 株式会社日立製作所 軌条車両の床下への機器取り付け装置及び機器取り付け方法

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