JPH06292543A - ハンバーガー調理装置 - Google Patents

ハンバーガー調理装置

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JPH06292543A
JPH06292543A JP5079644A JP7964493A JPH06292543A JP H06292543 A JPH06292543 A JP H06292543A JP 5079644 A JP5079644 A JP 5079644A JP 7964493 A JP7964493 A JP 7964493A JP H06292543 A JPH06292543 A JP H06292543A
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hamburger
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Kyowa Kogyosho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種類のハンバーガを製造することがで
き、従来の比較的小さな厨房に導入でき、生産性を
向上させることができるハンバーガー調理装置を提供す
ること。 【構成】 注文表示ボードに表示された完成形態が相違
する複数種のハンバーガを、コンピュータ制御される自
動載置機構とオペレータによって食材載置ライン搬送装
置上で各種必須構成食材を積重ねるようにして完成させ
る装置であって、前記食材載置ライン搬送装置における
始端側域を第1自動調理セクションと、終端側域を第2
自動調理セクションと、中程域を手動調理セクションと
してあり、前記第1自動調理セクションの各種自動載置
機構に対して各種ハンバーガー別にコンピュータのマス
ターCPUから命令を出させるための情報を出力する初
期入力システムと、第2自動調理セクションの各種自動
載置機構に対して各種ハンバーガー別にコンピュータの
マスターCPUから命令を出させるための情報を出力す
る第2入力システムとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンバーガー調理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本においてもハンバーガを食す
る機会が増えてきており、このため、バーガショップで
はバンズにパティ及びケチャップ等を挟込んだ従来のも
のに加えて、日本人の好みにあわせた所謂テリヤキバー
ガ、ベーコンレタスバーガー、チーズバーガー、揚げ物
バーガ(例えば、フイッシュバーガ、コロッケバーガ、
チキンバーガ等がある)等と多種類のハンバーガを販売
するようになってきている。
【0003】上記利用者の増加及び種類の増加に伴って
生産性をより向上させていくことが望まれているが、従
来の厨房内の設備、即ち、パティ用冷凍庫、パティ
加熱調理用グリル、バンズトースタ、コロッケ等の
揚げ物フライヤ、ソース・コンデメント(具)・調味
料をバンズ又はパティ上に載置してハンバーガを完成さ
せるために使用するテーブル等がそれぞれ独立して平面
的に配置されている設備を利用し、全て人手により行う
ものでは、生産性の向上は限界に達している。・・・・
・(問題点1) 上記問題を解決する一手段としてハンバーガの自動調理
装置を利用することが考えられ、例えば、特開平1−9
1739号公報に開示された装置を採用できる。
【0004】しかしながら、上記公報に開示された自動
調理装置は基本的には限定種類のハンバーガーしか製造
できないものであるから、上記した多種類のハンバーガ
の全てを製造するためには全ての食材の載置機構を組込
まならず、装置全体が大きな専有空間を有するものとな
ってしまう。更には、ハンバーガー新規商品が望まれる
都度、新たにそれに関係する食材の関連載置機構の追加
組込みと、制御システムの変更を余儀なくされる。この
ようなものでは、従来の比較的小さな厨房に導入するこ
とは不可能であるし、新規商品と対応する食材の関連載
置機構の追加組込や制御システムの変更は困難である。
・・・・・(問題点2) 上記理由により、近年、ハンバーガショップにおいて、
多種類のハンバーガを製造することができ、従来の
比較的小さな厨房に導入でき、生産性を向上させるこ
とができるハンバーガー調理装置の製作が望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、多種類のハンバーガを製造することができ、従
来の比較的小さな厨房に導入でき、生産性を向上させ
ることができるハンバーガー調理装置を提供することを
課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この請求項1記載の発明
のハンバーガー調理装置は、注文表示ボードに表示され
た完成形態が相違する複数種のハンバーガを、コンピュ
ータ制御される自動載置機構とオペレータによって食材
載置ライン搬送装置上で各種必須構成食材を積重ねるよ
うにして完成させる装置であって、前記食材載置ライン
搬送装置における始端側域を第1自動調理セクション
と、終端側域を第2自動調理セクションと、中程域を手
動調理セクションとしてあり、注文のあったハンバーガ
を上記注文表示ボードに表示させると共に第1自動調理
セクションの各種自動載置機構に当該ハンバーガの製造
に適合する命令をコンピュータのマスターCPUから出
させるための情報を出力する初期入力システムと、第1
自動調理セクションから手動調理セクションに移送され
てきたバンバーガの半完成品を手動調理セクションで溜
める(アキュムレートさせる)べく停止させるストッパ
と、手作業完了状態にある半完成品の配列順序にしたが
ってなされたオペレータによる入力操作により、第2自
動調理セクションの各種自動載置機構に各種のハンバー
ガの製造に適合する命令を前記マスターCPUから出さ
せるための情報を出力すると共に前記手作業が完了した
半完成品を第2自動調理セクションへ移送可能状態なら
しめるべくストッパを開放せしめる第2入力システムと
を有するものとしている。
【0007】又、請求項2記載の発明のハンバーガー調
理装置は、上記請求項1記載の発明のものに関し、注文
表示ボードが手動調理セクション近傍で作業するオペレ
ータによって視認できる位置にあると共に第2入力シス
テムのインターフェースボードが前記位置にいるオペレ
ータによって操作し得る位置に設けられている。更に、
請求項3記載の発明のハンバーガー調理装置は、上記請
求項1又は2記載の発明のものに関し、第1自動調理セ
クション用の自動載置機が、前記セクションの始端から
終端に向かって順番に配置された、焼上げられたバンズ
のヒール用自動載置機、各種液状・練状調味料用自動載
置機、加熱調理されたパティ用自動載置機であり、第2
自動調理セクション用の自動載置機が、これの始端から
終端に向かって順番に配置された、加熱調理されたパテ
ィ用自動載置機、各種液状・練状調味料用自動載置機、
焼上げられたバンズのクラウン用自動載置機であり、手
動調理セクションでオペレータによってヒール上に積重
ねられるハンバーガ構成食材が、野菜、チーズ、揚げ物
類、各種液状・練状調味料のうち少なくとも一種類であ
るものとしている。
【0008】
【作用】この発明は次の作用を有する。 (A)多種類のハンバーガを製造し得ることについて、 〔第1自動調理セクションで行われる作業〕食材載置ラ
イン搬送装置における第1自動調理セクションでは、そ
の始端部においてハンバーガーの必須構成食材であるバ
ンズのヒールが載置される。続いて、前記ヒール上に必
要に応じて各種液状・練状調味料やパティが載置され
る。 〔手動調理セクションで行われる作業〕この手動調理セ
クションでは、オペレータの手作業によって前記ヒール
上に、野菜、チーズ、揚げ物類、各種液状・練状調味料
のうち少なくとも一種類が載置される。 〔第2自動調理セクションで行われる作業〕この第2自
動調理セクションでは、必要に応じてパティや各種液状
・練状調味料が載置され、その後、ハンバーガーの必須
構成物であるバンズのクラウンが載置される。
【0009】このハンバーガー調理装置を利用すれば以
下に示すようにして各種ハンバーガーが製造し得る。 テリヤキバーガーの場合第1自動調理セクション ヒール→液状・練状調味料(マヨネーズ、テリヤキソー
ス)→パティの順序で載置される。
【0010】手動調理セクション 野菜(オニオン)→液状・練状調味料(テリヤキソー
ス)→野菜(レタス)の順序で載置され る。第2自動調理セクション 液状・練状調味料(マヨネーズ)→クラウンの順序で載
置される。 揚げ物バーガーの場合第1自動調理セクション ヒールが載置される。
【0011】手動調理セクション 揚げ物並びに必要に応じて他の食材が載置される。第2自動調理セクション 液状・練状調味料(ソース、タルタルソース)→クラウ
ンの順序で載置される。 基本的なハンバーガーの場合第1自動調理セクション ヒール→パティの順序で載置される。
【0012】手動調理セクション オニオン→ピクスルの順序で載置される。第2自動調理セクション 液状・練状調味料(バーガーソース、ケチャップ)→ク
ラウンの順序で載置される。 チーズバーガーの場合第1自動調理セクション ヒール→パティの順序で載置される。
【0013】手動調理セクション オニオン→チーズの順序で載置される。第2自動調理セクション 液状・練状調味料(バーガーソース、ケチャップ)→ク
ラウンの順序で載置される。 (B)従来の比較的小さな厨房に導入し得ることについ
て 上記(A)に記載したように、一つのラインで多種類の
ハンバーガーを製造することができるので装置自体がコ
ンパクトなものとなり、その結果、従来の比較的小さな
厨房に導入できる。 (C)生産性を向上させ得ることについて ヒールやパティの焼上げには少なくとも30秒程度を要
するが、このことから、ヒールが第1自動調理セクショ
ンの始端部に載置されるのは前記時間に制限される。し
たがって、第1自動調理セクションから手動調理セクシ
ョンにハンバーガーの半完成品が到着するのも30秒以
上毎となる。
【0014】これに対して、手動調理セクションにおけ
る上記作業は10秒以内で処理でき、アイドルタイム
(オペレータが載置操作に拘束されない時間)が少なく
とも20秒できる。このハンバーガー調理装置では、ス
トッパの存在により半完成品を複数個アキュムレートす
ることができるから、上記アイドルタイムを累積(個数
×20秒)することが可能である。したがって、オペレ
ータは、上記累積アイドルタイムに揚げ物製造等の他の
作業をすることができる。
【0015】ここで、アキュムレートされた半完成品の
うち1個が揚げ物バーガーである場合において、揚げ物
ができあがるまでの待ち時間が存在したときには、該半
完成品に後続するハンバーガーの半完成品への載置作業
が完了していても該半完成品が邪魔してそれらの半完成
品は次の第2自動調理セクションへ流れていくことがで
きない。しかしながら、この装置では該半完成品をライ
ンから外すことにより前記事態を解決し得る。尚、問題
となるバーガーを揚げ物バーガーとしたのは、一例であ
る。
【0016】即ち、(オペレータは視認できる)注文表
示ボードに表示された内容にしたがって手動調理セクシ
ョンで載置作業を行うが、上記のような場合、ハンバー
ガーの半完成品への載置作業が完了しているものについ
て第2入力システムに入力操作(その場所を離れること
なく操作できる)するようにすればよい。すると、スト
ッパが開放状態となってオペレータによる作業が完了し
た半完成品は第2自動調理セクションに向かって流れだ
し、第2自動調理セクションの各種自動載置機によって
それぞれのハンバーガーの製造に適合する載置動作が自
動的になされる。そして、揚げ物バーガーの半完成品は
次のワンバッチ分に入れるようにすれば上記事態は解決
できる。
【0017】このように、このハンバーガー調理装置を
使用した場合、オペレータは累積アイドルタイム中、自
由に他の作業ができることとなり、その結果、生産性を
向上させ得ることとなる。
【0018】
【実施例】以下、この出願の発明の構成を実施例として
示した図面に従って説明する。 〔実施例1〕このハンバーガー調理装置は、基本的に
は、パティ調理システム、バンズ焼上げシステム、ハン
バーガーアッセンブリングシステム、包装(ラッピン
グ)システムとから構成されている。
【0019】以下に各システムについて説明する。 《パティ調理システム》パティは図3パティ冷凍庫1の
中に、昇降ユニット10に支えられた状態で複数個段積
保管されている。注文指令により同図に示す如く、前記
昇降ユニット10が該パティ冷凍庫1から段積されてい
る最下段のパティPのみが出る位置まで下降する。
【0020】次に図3に示すようにプッシャー11によ
り前記昇降ユニット10上の冷凍庫1からはみ出した状
態の最下段パティPがガイド12を滑って冷凍パティ姿
勢変換ボックス13の中へ挿入される。該冷凍パティ姿
勢変換ボックス13はロータリアクチュエータ14によ
り90°揺動して、中に入っている冷凍パティPをガイ
ド15を通してヒーティングユニットHUの中に落とし
込む。
【0021】該ヒーティングユニットHUにはストッパ
が組み込まれており、図3に示すように、ガイド15を
通って落下してくる冷凍パティPを該ストッパにより受
け止め、冷凍パティPを該ヒーティングユニットHU内
の最適位置にポジショニングできるようになっている。
そして、該ヒーティングユニットHUにおいて一対の対
面するセラミックヒーター16で狭圧加熱方式で冷凍パ
ティの加熱調理が終了すると、該ヒーティングユニット
HUはロータリアクチュエータ17により90°回転し
てパティプッシュアウトポジションに遂行する。
【0022】次に該ヒーティングユニットHU内のスト
ッパが解除された後、プッシャー18にて該ヒーティン
グユニットHU内の調理済みパティPを図1や図3に示
すピッキングポジションP2Aにプッシュアウトする。
本実施例ではここまでの一連の機構を2系統有している
ので、もう一方の系統で処理されたパティはP2Bポジ
ションにプッシュアウトされる。 《バンズ焼上げシステム》バンズは図2や図3に示すよ
うにハンバーガーを形成する下側バンズ(以下、ヒール
Hと呼ぶ)と上側バンズ(以下、クラウンCと呼ぶ)の
1組単位でバンズマガジン20内に複数個収納され、数
本の該マガジン(本実施例では8本)がバンズストッカ
2内のバンズマガジンロータリーユニット21上にセッ
トされている。該バンズストッカ天板には同図に示す如
く1個のバンズ取出し口22が設けられており、その直
下に1本のバンズマガジン20がポジショニングされる
ように前記ロータリユニット21の回転ピッチが制御さ
れている。
【0023】そして、注文指令により、図2の二点鎖線
状態から実線状態に変化すべく、バンズ取出し口22が
塞板23がロータリアクチュエータ24により90°回
転して、該取出し口22が開口状態になる。尚、通常は
該塞板23により該取出し口22は、該バンズストッカ
2内の湿度コントロールに支障がないように閉じた状態
にある。
【0024】次に図3に示すようなリフトアップユニッ
トLUによりリフティングアーム25がバンズマガジン
20内の最上部の1組のバンズ(ヒールH&クラウン
C)が該バンズストッカ2から出るまで上昇させる。
又、該リフトアップユニットLUの作動は1組のバンズ
が所定のポジションまで該バンズストッカ2から出たこ
とをセンサー(図示せず)が検知することにより停止す
る。尚、取出し口22直下のバンズマガジン20が空の
時には該ロータリユニット21が1ピッチ回転して次の
バンズマガジン20が所定の位置にポジショニングされ
る。
【0025】次に、図3に示す如くバキューム昇降ユニ
ッBUによりバキュームヘッド26がピックアップポジ
ションまで下降し、クラウンをピックアップし、該バキ
ュームヘッド26を保持している旋回アーム27をロー
タリアクチュエータ28にて所定の角度旋回させること
により、クラウンCを図1や図2に示すように所定のポ
ジションC1にプレーシングする。そして、クラウンC
のピック&プレース動作終了の後、該バキュームヘッド
26は原点(取出し口22真上)に復帰し、ヒールHの
ピック&プレースを上記クラウンCと同様の動作で遂行
してセットポジションであるH1にプレーシングする。
【0026】バンズストッカ2からピッキングされたク
ラウンCは図1や図2に示すようにC1ポジションから
シフトアーム30により焼上げベース31上を滑ってク
ラウン焼上げポジションC2に送られる。尚、該シフト
アーム30のC1ポジションからC2ポジションまでの
駆動は、図1に示す如く駆動ユニットKUにより遂行さ
れ、この駆動ユニットKUのシフトアーム30で、C2
ポジションにおいてクラウン焼上げ用上下ヒータ32,
33によりクラウンCの焼上げ終了後、焼上がったクラ
ウンをC2ポジションからC3ポジションまでの移送を
も併せて遂行するように該駆動ユニットKUの作動シー
ケンスが組み込まれている。該シフトアーム30がC3
ポジションからC1ポジションへと原点復帰する動作に
おいて、C1ポジションにプレーシングされている次の
クラウンCに該シフトアームが干渉しないようにするた
め該復帰動作を遂行する前にロータリアクチュエータ3
4によってC1ポジションによるクラウンCに干渉しな
い十分な位置まで該シフトアーム30は180°旋回し
て原点復帰するようになっている。
【0027】シフトアーム30によりC3ポジションま
で移送された焼上がったクラウンCは、図1や図2に示
すクラウン搬送コンベアCCにてC3ポジションからハ
ンバーガーアッセンブリラインへのピック&プレースさ
れる待機ポジションであるC6ポジションまで搬送され
る。この時、C6ポジションにおけるクラウンCのポジ
ショニングはストッパ40で遂行される。尚、C6ポジ
ションに待機中のクラウンが存在するときは、搬送中の
クラウンCは前の待機中のクラウンCに接触した状態で
該搬送コンベア上CCに次々と溜まるようになっている
(以下、このような状態をアキュームレートされると呼
ぶ)。本実施例においては最大アキュームレート個数は
4個の能力を有する。
【0028】一方、H1ポジションにプレーシングされ
たヒールHは、図2に示したヒール搬送コンベアHCに
よりH2’ポジションまで移送され、クラウンCの移動
用の駆動ユニットKUと同様構成の駆動ユニット、シフ
トアーム(シフトアーム70のみ図示する)にてH2’
ポジションからハンバーガーアッセンブリラインへのヒ
ールセットポジションであるH3ポジションまで移送さ
れる。
【0029】尚、ヒールHの場合、クラウンCと異な
り、ピック&プレース機構PPにて該アッンブリライン
のパレットPL内にセットされるのではなく、本実施例
では次のような方法を採用している。すなわち、図1や
図5に示す如くヒールシフトテーブル71のH3ポジシ
ョン該当部にはヒール落下孔79が設けてあり、該テー
ブル71上をシフトされてきたヒールはH3ポジション
に到達すると同時に該落下孔79を通ってアッセンブリ
ラインコンべアALC上で該落下孔79直下にポジショ
ニングされているパレットPL内に落下するようになっ
ている。尚、ヒールHの焼上げはクラウンの場合と同様
に、H2ポジションでヒール焼上げ用上下ヒータ72,
73にて遂行されるが、クラウンCの場合と異なり、焼
上ったヒールHはアキュームレートされることなくH3
ポジションにてハンバーガーのアッセンブリラインコン
ベアALCへセッティングされていく。 《ハンバーガーアッセンブリングシステム》ハンバーガ
ーのアッセンブリングは、パレットPLがヒールHのセ
ットポジションであるH3ポジションからクラウンCの
セットポジションであるC7ポジションまでアッセンブ
リラインコンベアALCにより搬送される過程におい
て、後述する各ポジションで各種のハンバーガー構成食
材が載置されることにより遂行される。
【0030】上記アッセンブリラインコンベアALC上
にはパレットPLが不特定数個載っおり、又、前記パレ
ットPLコンベアは一定速度にて同一平面上を略L字状
に連続移動せしめられている。先ずヒール焼上げ用上下
ヒータ72により焼上げられてH3ポジションにてパレ
ットPL内にヒールHがセットされるとポジショニング
ストッパ(以下、ストッパと呼ぶ)50が解除されて、
該パレットPLはコンベアにより次の載置ポジションS
1に向かって移動する。パレットのS1への到達をセン
サ(図示せず)が検知すると同時にストッパ51が作動
してパレットPLをS1ポジションにポジショニングす
る。
【0031】S1でのパレットPLのポジショニングが
完了すると、図4に示すシフトアクチュエータ97によ
り吐出ノズルマニホールド90に組込まれているハンバ
ーガー商品アイテムに対応する液状・練状調味料(バー
ガーソース,テリヤキソース,マヨネーズ,タルタルソ
ース,ケチャップ,マスタード等)の吐出ノズル91を
シフトアクチュエータ97によりシフトガイド92上を
摺動させて、前記パレットセンターまで移動させる。該
吐出ノズル91の移動が完了すると、液状・練状調味料
用タンク93にコネクタ94により接続されているエア
チューブ95を介して圧力エアーが前記液状・練状調味
料用タンク93に注入され、エアー圧により前記液状・
練状調味料用タンク93内に収容されている液状・練状
調味料が吐出チューブ96→該吐出ノズル91の径路で
パレットPL内にセットされたヒールH上に載置され
る。
【0032】尚、該吐出ノズル91は一定圧力により開
閉する仕組みとなっており、該液状・練状調味料用タン
ク93へのエア注入が一定時間経過後停止され、該空圧
ラインのエアを解放することにより吐出ノズル91が閉
じて液状・練状調味料の載置が終了するシステムとなっ
ている。すなわち、本実施例では、液状・練状調味料の
吐出量制御は該液状・練状調味料用タンク93への注入
エアー圧とエア注入時間を制御することにより液状・練
状調味料の種類に対応して自由に設定できるシステムと
している。
【0033】液状・練状調味料の載置が完了すると図1
に示すストッパ51が解除されて、パレットPLはコン
ベアにより次の載置ポジションP3に向かって移動す
る。パレットのP3への到達をセンサが検知すると同時
にストッパ52が作動してパレットPLをP3ポジショ
ンにポジショニングする。なお、商品アイテムによって
はこのS1ポジションでの液状・練状調味料の載置を必
要としないケースがあり、このケースにおいては、CP
Uが本ポジションでのポジショニング機構を作動させな
いのでパレットPLは本ポジションを通過して次のP3
ポジションに向かって流れて行く。
【0034】P3でのパレットPLのポジショニングが
完了すると、パティ調理システムで調理されてP2A又
はP2Bポジションで待機中のパティが、図2や図3に
示すように先端にスティングアップヘッド(パティPを
つきさす針を有するヘッド)101を取付けたピック&
プレース機構102,103,104,105,106
(102:昇降シリンダ,103:スプロケット,10
4:ガイドレール,105:回転ワイヤ,106:駆動
モニタ)によりピッキングされてP3ポジショニングさ
れているパレットP内のハンバーガーアッセンブリ(以
下、ヒールコンポーネントと呼ぶ)上に載置される。
【0035】尚、商品アイテムによってはP3ポジショ
ンでのパティ載置を必要としないケースがあり、このケ
ースにおいては、CPUが本ポジションでのポジショニ
ング機構を作動させないのでパレットは本ポジションを
通過して次のDポジションに向かって流れて行く。パテ
ィの載置が完了すると図1に示すポジショニングストッ
パ52が解除されて、該パレットPLはコンベアにより
次のDポジションに向かって移動する。Dポジションで
のポジショニングは他と異なり、センサと連動してスト
ッパが自動的に作動する仕組みとなっていない。Dポジ
ションでは、パレットPLは必ずストッパ53で停止す
るようになっている。尚、このDポジションにおいては
パレットPLは複数個(4〜6個)アキュムレートでき
るようになっており、該ストッパの解除は後述するよう
に、オペレータOPによる入力指令によってのみ遂行さ
れる。
【0036】Dポジションでは流れてきた商品アイテム
に対して、具(以下、コンディメントと呼ぶ)あるいは
コロッケ、フィッシュ等の揚げ物類(以下、ポーション
と呼ぶ)が載置される。また、該ポジションでのヒール
コンポーネント上へのこれら載置作業はマシンのオペレ
ータOP、すなわち人手により遂行される。オペレータ
OPは該ポジションに流れてきたパレットPLに対し、
載置対象物の判断をする必要がある。
【0037】このため、図6に示す如くオペレータOP
の視認しやすい位置にDポジションに流れてくる注文表
示ボード(以下、オーダーボードOBと呼ぶ)が設置さ
れている。該オーダーボードOBは図7に示すように顧
客の注文に連動して入力された商品アイテムとその数が
一目で視認しやすい形式でランプS1が点灯表示される
仕組みとなっている。このDポジションにてコンディメ
ント、ポーション等の載置作業を完了すると、オペレー
タOPは適当な位置に設置されている第2入力システム
のインターフェイスボードNB(図8参照)の操作を行
う。前記インターフェイスボードNBには図6と図7に
示すように全ての商品アイテムに対応してスイッチS2
が設けられている。
【0038】そして、オペレータOPが野菜や揚げ物等
の載置作業を済ませた商品に対応するスイッチS2を押
すことで、ストッパ53が解除されてパレットPLは次
のダミーポジションDAに向かって流れていくと同時
に、連動してオーダーボードOB上の対応する商品を示
すランプが消灯する。尚、上記インターフェイスボード
NBに入力したバンバーガーの全てが、解除されている
ストッパ53部分を通過するとセンサーがその個数を読
み取り、前記ストッパ53がアッセンブリラインコンベ
アALC上に自動復帰するようにしてある。
【0039】ダミーポジションDAでのパレットPLの
停止はS1,P3ポジションと同様の構成でありセンサ
とストッパ54の連動によって遂行される。ダミーポジ
ションDAにおいては、Dポジションでのコンディメン
トの載置の後パティを載置する形態の商品アイテムに対
応するパティPの載置ポジションであり、これら特殊の
ケース以外の商品の場合は、パレットPLは本ポジショ
ンを素通りしていく。次のS2ポジションでのパレット
PLの停止は前ポジションと同様にセンサとストッパ5
5の連動によって遂行される。S2ポジションにおいて
は、Dポジションで載置されたコンディメント、又は、
ポーションの上に必要な液状・練状調味料が載置され
る。液状・練状調味料の吐出システムはS1ポジション
の場合と同様の吐出機構により遂行される。又、S2ポ
ジションでのソース載置が完了すると図1に示すストッ
パ55が解除され、パレットPLは次のC7ポジション
に向かって流れていき、センサとストッパ56の連動に
よりC7ポジションにポジショニングされる。
【0040】C7ポジションにパレットPLがポジショ
ンニグされると、クラウン焼上げ機構にて焼上げられて
C6ポジションに待機しているクラウンCが、図1や図
2に示す、先端にバキュームヘッド80を取付けたピッ
ク&プレース機構81,82,83,84,85(8
1:昇降シリンダ,82:スプロケット,83:ガイド
レール,84:回転ワイヤ,85:駆動モータ)により
ピッキングされてC7にポジショニングされているパレ
ット内のヒールコンポーネント上に載置される。C7ポ
ジションでのクラウンCの載置が完了すると図1に示す
ストッパ56が解除されてパレットPLはコンベアの回
転力により図1や図5に示す払い出しガイド57に沿っ
てLUポジションに送られる。このLUポジションにお
いてパレットPLはシューター又は別の搬送機構により
ラッピングポジションに移送され、人手によりパレット
PL内のハンバーガー完成品が取り出されラッピングさ
れた後、空パレットはパレット供給ポジションPSにセ
ットされ、パレットPLがアッセンブリラインへの投入
待機の状態となる。 《ラッピングシステム》ラッピングシステムとしては例
えば、実願平4−320822号の実施例に開示したも
のが採用でき、上記したLUポジションの近傍に配置さ
せている。
【0041】いままではアッセンブリラインコンベアA
LC上に流れているパレットPLは1つだけと仮定した
フローシステムを述べた。このケースにおいては、パレ
ットPLを次のポジションに移動させるのに「該ポジシ
ョンにおける載置プロセスが終了した」という信号をC
PUが検知するだけでポジショニングストッパが解除さ
れてパレットはコンベアにて次のポジションに運ばれて
いくものであった。
【0042】ところが、アッンブリラインコンベALC
上を流れているパレットPLは複数個存在するのが一般
的であり、複数個の連続フローの場合、次のような条件
設定のもとにシステム構築を行う必要がある。 《条件》 (1) アッセンブリラインコンベアALC上のポジション
には載置プロセス待ち、又は載置プロセス進行中のパレ
ットPLが不特定ポジションに不特定数個存在してい
る。 (2) 各ポジションにおける載置時間は各々異なる。この
条件下では、パレットが次のポジションに運ばれるの
に、単に「該ポジションの載置プロセスが完了した」と
いう信号を受けて、ポジショニングストッパの解除を行
うだけではシステムは成立しない。すなわち、仮に次の
ポジションにおいて、載置プロセス中のパレットが存在
する時、該ポジションのパレットを次のポジションに送
らない方が望ましい場合が生じる。従って、複数個の連
続フローの場合、パレット移送システムの構築に当たっ
ては、該ポジションでの載置プロセス完了信号に加え
て、次ポジションの”空き”の確認信号の2つが成立
(AND状態)して、ポジショニングストッパの解除が
行われるシステムとしてる。
【0043】尚、アッセンブリラインコンベアALC内
へのパレットPLの補充は、「次ポジションであるH3
ポジションにパレットPLが存在しない」という信号に
より、PSポジションに多数個段重ねされた状態から最
下段のパレットPLがプッシャー200にてコンベアA
LC内であるH3ポジションにプッシュインされる。こ
のように、コンベアALC内の各パレットPLは、各パ
レットのポジションでの載置プロセスの終了信号と、次
のポシションの”空き”信号の2つの信号の確認により
次々にコンベアライン内のポジション移動を行ってい
く。
【0044】又、バンズに関しては、注文入力数に応じ
て入力個数に達するまで連続的にバンズ焼き上げ機構
で、コンベアラインにおけるポジション確認と同様な該
機構内でのポジション確認を行いながら順次焼き上げら
れて、ヒールHにおいてはH2ポジションからH3ポジ
ションに、又クラウンCにおいてはC6ポジションから
C7ポジション載置される。
【0045】更に、クラウンCに関しては、載置がヒー
ルHに対してタイムラグが生じるので、焼き上げ後、載
置までの一定時間仮置きしておくようになっている。こ
の仮置き部をC1からC6としている。尚、焼き上げポ
ジションはC2からC5の任意のポジションでよい。
又、該仮置き部は焼き上がり後のクラウンCの温度降下
を防止するためヒーターを組み込んだ保温機構を備えて
いる。
【0046】この実施例のハンバーガー調理装置では、
ハンバーガーアッセンブリングシステムを上記の如く構
成してあるから、多種類のハンバーガーを製造するこ
とができ、従来の比較的小さな厨房に導入でき、生
産性を向上させることができ、更には、前記を発展さ
せて省人化を実現できる。ここで、従来のハンバーガー
ショップの厨房で作業している作業員は、所謂ミートマ
ン(パティ加熱調理、コロッケ・フィッシュ・チキン等
の揚げ物管理をする人員)と、所謂ドレスマン(バンス
の焼き上げ・調味料や具等の載置作業をする人員)と、
補助作業マン(ポテトのフライ作業・ラッピング作業・
その他各種準備作業をする人員)の3人から成ることが
多く、場合によっては補助作業マンの作業を他者が受け
持つことにより2人としていることもある。
【0047】以下に、この調理装置を使用した場合には
省人化が可能となることについて説明する。この装置で
は、アッセンブリラインコンベアALCのDポジション
のストッパ53は、オペレータOPの第2入力システム
のインターフェースボードNBへの指令入力でのみ解除
されるようにしてあることから、オペレータOPがDポ
ジションを離れた場合、前記Dポジションにはドレス作
業待ちのパレットPLがストッパ53を起点にして次々
にアキュムレート(溜まる)されていく。
【0048】ここで、時間が経過してパレットPLが6
個溜まった状態になると、オペレータOPは前記Dポジ
ションに戻ってヒールH上への具等の載置作業を行うこ
ととなるが、この載置作業が完了すると、前記オペレー
タOPによりDポジション近傍に設置されているインタ
ーフェースボードNBのスイッチS2のうち、Dポジシ
ョンで並んでいるパレットPL上のハンバーガーの種類
と個数に該当するスイッチS2が押される。すると、ス
トッパ53は解除されて具等の載置作業が完了したパレ
ットPLは次のポジションに流れていき、オペレータO
Pが入力した個数分が流れた時点でストッパ53が自動
復帰する。
【0049】尚、ワンバッチ分である6個のうち少なく
とも1個、載置がされるべき具等の準備ができていない
場合、作用の欄に記載したように、そのものはプレート
PLごと、図1に示すエスケープゾーンEZに手動で移
動させるようにし、上記インターフェースボードNBへ
の操作を行うようにすればよい。この装置では上記のよ
うに、インターフェースボードNBのスイッチS2を押
したときから、次のワンバッチ分となるパレットPLが
アキュムレートされるまでのまとまった時間、オペレー
タOPはDポジションを離れている時間に縛られること
はないから、オペレータOPが他の作業でDポジション
から離れた場所で他の作業、即ち、揚げ物管理・ポテト
フライ作業・その他各種準備作業ができる。つまり、こ
のハンバーガー調理装置では、パティ加熱調理は上記パ
ティ調理システムにより自動調理され、バンズはバンズ
焼上げシステムによって自動調理され、揚げ物管理・ポ
テトフライ作業・各種準備作業は上記ドレスマンによっ
て行え、更に、ラッピング作業はラッピングシステムに
より自動的にできることから、オペレータOPは1人で
済むこととなり、二人もの省人化を図ることが可能とな
る。 〔実施例2〕図9は実施例2を示す。 《パティ調理システム》パティ調理システムは実施例1
に同じである。 《バンズ焼上げシステム》本例ではヒールHのH1ポジ
ションからH2ポジションまでの移送機構、クラウンC
ののC1ポジションからC6ポジションまでの移送機
構、並びにH2ポジションからH3ポジション及び、C
6ポジションからC7ポジションへのバンズのパレット
上への載置機構が実施例1と異なる。(以下、ポジショ
ン符号のみ表記する。)先ず、ヒールHのH1からH2
への移送機構であるが、端部にバキュームヘッドを有す
る実施例1のパティ載置用ピック&プレース載置と同様
の機構のピック&プレースユニットでH0からH1にピ
ック&プレースされる。又、このピック&プレースユニ
ットの水平方向の移動範囲はH0(又はC0)からC1
までをカバーしているので、同様にして、クラウンCは
C0からC1へピック&プレースされる。
【0050】H1にプレーシングされたヒールHはロー
タリテーブルユニットRT1により、H1からヒール焼
上げポジションであるH2’に送られる。H2’で焼上
げが完了したヒールHはロータリテーブルユニットRT
1によりH2’からヒールHの載置待機ポジションであ
るH2に送られる。H2からアッセンブリラインにおけ
るヒールセットポジションであるH3には、該ピック&
プレースユニットにてピック&プレースされる。
【0051】一方、C1にプレーシングされたクラウン
CはロータリテーブルユニットRT2により、C1から
クラウン焼上げポジションであるC5を経由してクラウ
ンの載置待機ポジションであるC6に送られる。C6か
らアツセンブリラインにおけるクラウンセットポジショ
ンであるC7に、ヒールと同様に該ピック&プレースユ
ニットにてピック&プレースされる。 《ハンバーガーアッセンブリンクシステム》実施例では
パレットの搬送はコンベアで行ったが、本実施例ではロ
ータリテーブルRT3をコンベアの代用手段としてい
る。ただし、パレットの整列を期するために、ロータリ
テーブルRT3上に固定のアウターガイド61とインナ
ーガイド60を設けて、この中をパレットPLが移動す
るような機構としている。実施例1と異なる点は、ロー
タリテーブルRT3上にドレスゾーン、すなわちパレッ
トPLのアキュームレートゾーン62を設けずに、該ロ
ータリテーブルRT3とは独立してアキュムレートドレ
スゾーン62を設けていることである。このため、該ロ
ータリテーブルRT3と該ドレスゾーン62間のパレッ
トPLの出し入れ、並びに完成パレットのLUポジショ
ンへの排出はプッシャー63,64,65等の強制出し
入れ手段を設けることにより解決している。
【0052】その他、ストッパ制御手段、オペレータO
Pによる第2入力システム等は実施例1と同様である。
【0053】
【発明の効果】この発明は上記構成を有していることか
ら、次の効果を有する。作用の欄に記載された内容か
ら、多種類のハンバーガを製造することができ、従
来の比較的小さな厨房に導入でき、生産性を向上させ
ることができるハンバーガー調理装置を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のハンバーガー調理装置のシ
ステムの平面図。
【図2】前記ハンバーガー調理装置のシステムの正面
図。
【図3】前記ハンバーガー調理装置のシステムの側面
図。
【図4】前記ハンバーガー調理装置における液状・練状
調味料を載置ための装置の図。
【図5】前記ハンバーガー調理装置におけるアッセンブ
リラインコンベアの始端部近傍の斜視図。
【図6】前記ハンバーガー調理装置の外観斜視図。
【図7】前記ハンバーガー調理装置に使用されている注
文商品アイテム表示板を示す図。
【図8】前記ハンバーガー調理装置に使用されている第
2入力ボード。
【図9】この発明の他の実施例2の説明図。
【符号の説明】
C クラウン H ヒール P パティ PL パレット OP オペレータ 1 パティ冷凍庫 2 バンズストッカ ALC アッセンブリラインコンベア CC 搬送用コンベア HC ヒール搬送コンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注文表示ボードに表示された完成形態が
    相違する複数種のハンバーガを、コンピュータ制御され
    る自動載置機構とオペレータによって食材載置ライン搬
    送装置上で各種必須構成食材を積重ねるようにして完成
    させる装置であって、 前記食材載置ライン搬送装置における始端側域を第1自
    動調理セクションと、終端側域を第2自動調理セクショ
    ンと、中程域を手動調理セクションとしてあり、 注文のあったハンバーガを上記注文表示ボードに表示さ
    せると共に第1自動調理セクションの各種自動載置機構
    に当該ハンバーガの製造に適合する命令をコンピュータ
    のマスターCPUから出させるための情報を出力する初
    期入力システムと、第1自動調理セクションから手動調
    理セクションに移送されてきたバンバーガの半完成品を
    手動調理セクションで溜めるべく停止させるストッパ
    と、手作業完了状態にある半完成品の配列順序にしたが
    ってなされたオペレータによる入力操作により、第2自
    動調理セクションの各種自動載置機構に各種のハンバー
    ガの製造に適合する命令を前記マスターCPUから出さ
    せるための情報を出力すると共に前記手作業が完了した
    半完成品を第2自動調理セクションへ移送可能状態なら
    しめるべくストッパを開放せしめる第2入力システムと
    を有することを特徴とするハンバーガー調理装置。
  2. 【請求項2】 注文表示ボードが手動調理セクション近
    傍で作業するオペレータによって視認できる位置にある
    と共に第2入力システムのインターフェースボードが前
    記位置にいるオペレータによって操作し得る位置に設け
    られていることを特徴とする請求項1記載のハンバーガ
    ー調理装置。
  3. 【請求項3】 第1自動調理セクション用の自動載置機
    構が、前記セクションの始端から終端に向かって順番に
    配置された、焼上げられたバンズのヒール用自動載置機
    構、各種液状・練状調味料用自動載置機構、加熱調理さ
    れたパティ用自動載置機構であり、 第2自動調理セクション用の自動載置機構が、これの始
    端から終端に向かって順番に配置された、加熱調理され
    たパティ用自動載置機構、各種液状・練状調味料用自動
    載置機構、焼上げられたバンズのクラウン用自動載置機
    構であり、 手動調理セクションでオペレータによってヒール上に積
    重ねられるハンバーガ構成食材が、野菜、チーズ、揚げ
    物類、各種液状・練状調味料のうち少なくとも一種類で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のハンバーガ
    ー調理装置。
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