JPH07231769A - ハンバーガー調理装置 - Google Patents

ハンバーガー調理装置

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Publication number
JPH07231769A
JPH07231769A JP6026929A JP2692994A JPH07231769A JP H07231769 A JPH07231769 A JP H07231769A JP 6026929 A JP6026929 A JP 6026929A JP 2692994 A JP2692994 A JP 2692994A JP H07231769 A JPH07231769 A JP H07231769A
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JP
Japan
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crown
section
heel
patty
stocker
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Application number
JP6026929A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Naramura
紀行 楢村
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Kyowa Kogyosho KK
Original Assignee
Kyowa Kogyosho KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F11/00Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
    • G07F11/70Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles in which the articles are formed in the apparatus from components, blanks, or material constituents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
    • A21CMACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
    • A21C15/00Apparatus for handling baked articles
    • A21C15/02Apparatus for shaping or moulding baked wafers; Making multi-layer wafer sheets

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種類のハンバーガを製造することがで
き、従来の比較的小さな厨房に導入でき、生産性を
向上させることができるハンバーガ調理装置を提供する
こと。 【構成】 クラウンストッカ1からクラウンCを一個づ
つ排出し、この排出したクラウンCを順次焼成装置2に
より加熱調理するクラウン関連自動セクションCSと、
ヒールストッカ3から一個づつヒールHを排出し、この
排出したヒールHを順次焼成装置4により加熱調理する
ヒール関連自動セクションHSと、パティストッカ5か
ら一個づつパティPを排出し、この排出したパティPを
順次焼成装置6により加熱調理するパティ関連自動セク
ションPSと、調理済のクラウンC、ヒールH、パティ
P、及びその他ハンバーガの製造に必要な食材を手動に
より載置するための手動セクションTSとを有してお
り、各自動セクションで調理されたクラウンC、ヒール
H、パティPを移動手段7によって手動セクションTS
又はその近傍まで移送させるようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハンバーガー調理装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、日本においてもハンバーガを食す
る機会が増えてきており、このため、バーガショップで
はバンズにパティ及びケチャップ等を挟込んだ従来のも
のに加えて、日本人の好みにあわせた所謂テリヤキバー
ガ、ベーコンレタスバーガ、チーズバーガ、揚げ物バー
ガ(例えば、フイッシュバーガ、コロッケバーガ、チキ
ンバーガ等がある)等と多種類のハンバーガを販売する
ようになってきている。
【0003】上記利用者の増加及び種類の増加に伴って
生産性をより向上させていくことが望まれているが、従
来の厨房内の設備、即ち、パティ用冷凍庫、パティ
加熱調理グリル、バンズトースタ、コロッケ等の揚
げ物フライヤ、ソース・コンディメント(具)・調味
料をバンズ又はパティ上に載置してハンバーガを完成さ
せるために使用するテーブル等がそれぞれ独立して平面
的に配置されている設備を利用し、全て人手により行う
ものでは、生産性の向上は限界に達している。・・・・
・(問題点1) 上記問題を解決する一手段としてハンバーガの自動調理
装置を利用することが考えられ、例えば、特開平1−9
1739号公報に開示された装置を採用できる。
【0004】しかしながら、上記公報に開示された自動
調理装置は基本的には限定種類のハンバーガしか製造で
きないものであるから、上記した多種類のハンバーガの
全てを製造するためには全ての食材の載置機構を組込ま
なければならず、装置全体が大きな専有空間を有するも
のとなってしまう。更には、ハンバーガ新規商品が望ま
れる都度、新たにそれに関係する食材の関連載置機構の
追加組込みと、制御システムの変更を余儀なくされる。
このようなものでは、従来の比較的小さな厨房に導入す
ることは不可能であるし、新規商品と対応する食材の関
連載置機構の追加組込や制御システムの変更は困難であ
る。・・・・・(問題点2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、多種類のハンバーガを製造することができ、従
来の比較的小さな厨房に導入でき、生産性を向上させ
ることができるハンバーガ調理装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のハンバーガ調
理装置は、クラウンストッカ1からクラウンCを一個づ
つ排出し、この排出したクラウンCを順次焼成装置2に
より加熱調理するクラウン関連自動セクションCSと、
ヒールストッカ3から一個づつヒールHを排出し、この
排出したヒールHを順次焼成装置4により加熱調理する
ヒール関連自動セクションHSと、パティストッカ5か
ら一個づつパティPを排出し、この排出したパティPを
順次焼成装置6により加熱調理するパティ関連自動セク
ションPSと、調理済のクラウンC、ヒールH、パティ
P、及びその他ハンバーガの製造に必要な食材を手動に
より載置するための手動セクションTSとを有してお
り、各自動セクションで調理されたクラウンC、ヒール
H、パティPを移動手段7によって手動セクションTS
又はその近傍まで移送させるようにしてある。
【0007】前記ハンバーガ調理装置において、移動手
段7によって移送されてきたクラウンC、ヒールH、パ
ティPを手動セクションTSの手前で複数個をそれぞれ
留める貯留セクション8を具備させ、前記貯留セクショ
ン8に位置するクラウンC、ヒールH、パティPが抜き
取られてできた当該貯留セクション8の空域にこれらの
食材を補充すべく、自動的に又はオペレータOPの入力
操作により各自動セクションが動作するようにしてあ
る。
【0008】また、上記ハンバーガ調理装置において、
始端部が手動セクションTS近傍に配置されていると共
に終端部が所望の位置に配置してあるコンベア9を具備
させてあり、このコンベア9がオペレータOPの入力操
作により駆動状態となるようにしてある。この装置にお
いて、注文された種類のハンバーガが表示される表示盤
OBを具備させ、オペレータOPの入力操作により前記
表示盤OBの表示が非表示状態となるようにしてある。
【0009】
【作用】この発明は次のように作用する。 (A)多種類のハンバーガを製造し得ることについて この装置ではハンバーガの必須の食材であるクラウン
C、ヒールH及び、必須の食材に近いパティPは各自動
セクションで加熱調理され、移動手段7により手動セク
ションTSまで移送される。
【0010】したがって、オペレータOPは厨房内を立
ち回ることなく手動セクションTSにおいて、調理済の
クラウンC、ヒールH、パティP及び、その他の食材で
ある液状・練状調味料(ソース、バーガーソース、マヨ
ネーズ、テリヤキソース、タルタルソース、ケチャッ
プ)、野菜(オニオン、レタス)、ピクルス、チーズ、
揚げ物(コロッケ等)を所定の順序で載置していけば、
テリヤキバーガ、揚げ物バーガ、基本的なハンバーガ、
チーズバーガ等の多くの種類のハンバーガを製造するこ
とができる。 (B)従来の比較的小さな厨房に導入し得ることについ
て 上記(A)に記載したように、一つのシステムで多種類
のハンバーガを製造することができるので装置自体がコ
ンパクトなものとなり、その結果、従来の比較的小さな
厨房に導入できる。 (C)生産性を向上させ得ることについて この装置では比較的面倒であったクラウンC、ヒール
H、パティPの加熱調理は各自動セクションで自動で行
われ、調理済のクラウンC、ヒールH、パティPは移動
手段7により手動セクションTSまで移送されてくる。
【0011】したがって、オペレータOPの仕事は、調
理済のクラウンC、ヒールH、パティPが移送されてく
る手動セクションTSでこれら食材やその他の食材を所
定の順序で載置することのみとなる。尚、手動セクショ
ンTSの手前の貯留セクションTSには複数のクラウン
C、ヒールH、パティPが留めてあり、ここからクラウ
ンC、ヒールH、パティPが抜き取られてできた当該貯
留セクションTSの空域に自動的に又はオペレータOP
の入力操作によりこれらの食材が補充されることから、
多くの時間を要するクラウンC、ヒールH、パティPの
加熱調理待ちというアイドルを生じさせることはない。
【0012】以上のことから、この装置を使用すると、
生産性を充分に向上させ得ることが判る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面に従って説明する。
【0014】この実施例のハンバーガ調理装置は、図1
や図2に示すように、クラウン関連自動セクションCS
と、ヒール関連自動セクションHSと、パティ関連自動
セクションPSと、手動セクションTSと、各自動セク
ションで調理済のクラウンC,ヒールH,パティPを手
動セクションTSの手前まで移送する移動手段7C,7
H,7Pと、前記移動手段7C,7H,7Pによって移
送されてきたクラウンC、ヒールH、パティPを手動セ
クションTSの手前で複数個をそれぞれ留める貯留セク
ション8C,8H,8Sと、手動セクションTSで完成
したハンバーガを注文受付場所まで移送するコンベア9
と、注文された種類のハンバーガが目視可能に表示され
る表示盤OBとを有するものとしてある。
【0015】以下に各セクション及び他のものの構成に
ついて説明する。〔クラウン関連自動セクションCSの構成〕 クラウン関
連自動セクションは、図1や図2に示す如きクラウンス
トッカ1からクラウンCを一個づつ排出し、この排出し
たクラウンCを順次焼成装置2により加熱調理するセク
ションである。
【0016】クラウンストッカ1は、図3に示すよう
に、基本的には直方体形状の箱体10内に七個のカート
リッジ11を収容させて構成してあり、前記箱体10の
縦スリット10aからこれの内部に侵入させたレバー1
2を昇降手段13で上昇させることにより前記カートリ
ッジ11をストッカの上面孔10bから突出させる構成
としてある。
【0017】カートリッジ11は、図4に示すように、
一対の縦板11a相互間に一定間隔で複数の横板11b
を架設するようにして構成してあり、前記横板11b,
11b相互間に形成される前後に開放した孔11cをク
ラウンCの収容部としている。そして、孔11cからの
クラウンCの取り出しは、例えばシリンダの出力部に取
付けた押圧レバー14の進退動作により順次取り出せる
ようにしてある(図3参照)。
【0018】昇降手段13は、図3に示すように、ボー
ルネジ機構から成る昇降部13aに上記レバー12を取
付け、ギヤー13dを介して前記ボールネジ機構の雄ネ
ジ部13bをモータ13cにより回転せしめる構成とし
てある。
【0019】尚、カートリッジ11は、横板11bの上
面とクラウンストッカ1の上面とが面一となるところで
順次停止するようにしてあり、これを実現させるために
前記横板11bの位置を検出する光センサーを具備させ
ている。そして、上記した如く横板11bの上面がクラ
ウンストッカ1の上面とが面一となるところまでカート
リッジ11が上昇したときに、孔11c内に位置するク
ラウンCが上記押圧レバー14により焼成装置2の適正
位置まで移動せしめられるようにしてある。
【0020】焼成装置2は、図5に示すように、シリン
ダ22を使用して上下の焼成板20,21により挟圧加
熱する形式のもので、上側の焼成板20の下面はクラウ
ンCの略球状部分と一致する凹み部20aを形成してあ
り、下側の焼成板21の上面は平面21aを形成してあ
る。尚、焼成板20,21は、同図に示すように、上下
の鋼板にヒータ23を挟み込む構成としている。
【0021】上記した凹み部20aには遠赤外線放射物
質(例えば、アルミナAl2 3 等が使用できる)の表
面処理が施してあり、平面21aには、特に、遠赤外線
放射物質とシリコン又はテフロン等の表面活性効果を有
する物質の組合せで表面処理が施してある。ここで、平
面21aの表面処理方法について詳述すると、例えば、
遠赤外線放射物質を溶射し、その上からシリコン被膜を
コート(厚み:50μm〜100μm)し、更に、その
上からテフロン被膜をコート(厚み:数μm)する方法
があり、その他には、粉状の遠赤外線放射物質を混入し
たシリコン又はテフロン等の表面活性効果を有する物質
をコートする方法がある。
【0022】したがって、この焼成装置2は、遠赤外
線効果が最大限に期待でき、熱効率が高く、クラウ
ンCの切り口面からの剥離性が優れたものとなる。
【0023】尚、この焼成装置2により焼成調理された
クラウンCは、例えば、シリンダの出力軸端に取付けら
れた押圧レバーにより後述する移動手段7Cの搬送域ま
で移送されるようにしてある。〔クラウンC用の移動手段7Cの構成について〕 移動手
段7Cは、図2や図6に示すように、平面視逆L字状の
コンベアであり、搬送部をベルト状又はローラ機構等に
より構成してある。
【0024】このコンベアの終端部には、図6に示すよ
うに、駆動状態にあるコンベア上でクラウンCを停止さ
せるためのストッパ70を具備させてあり、前記ストッ
パ70はトルクアクチュエータ71の動作により自動で
開閉されるようにしてある。つまり、この実施例では上
記ストッパ70を閉状態にすることにより六個のクラウ
ンCを留める部分、即ち、貯留セクション8Cが形成さ
れるようにしているのである。〔ヒール関連自動セクションHSの構成〕 ヒール関連自
動セクションは、図1や図2に示す如きヒールストッカ
3からヒールHを一個づつ排出し、この排出したヒール
Hを順次焼成装置4により加熱調理するセクションであ
る。
【0025】ヒールストッカ3は、図1や図2に示すよ
うに、上記したクラウンストッカ1と同様に、直方体形
状の箱体内に七個のカートリッジ31を収容して構成し
てあり、前記箱体内に侵入させたレバーを昇降手段を介
して上昇させることによりカートリッジ31をストッカ
の上面孔から突出させる構成としてある。尚、この実施
例では、カートリッジ31、昇降手段、ヒールHをカー
トリッジ31から取り出すための手段、カートリッジ3
1の位置検出の手段等、全てクラウン関連自動セクショ
ンCSのものと同様の構造としてある。
【0026】焼成装置4は、図7に示すように、シリン
ダ42を使用して上下の焼成板40,41により挟圧加
熱する形式のもので、各焼成板40,41を上下の鋼板
でヒータ43を挟み込む構成とすると共にこれの挟圧面
を共に平面としている。この焼成装置4についても上記
焼成装置2と同様の効果を期待して、焼成板40の挟圧
面には上記平面21aと同様の表面処理を、焼成板41
の挟圧面には上記凹み部20aと同様の表面処理を、そ
れぞれ施してある。
【0027】尚、この焼成装置4により焼成調理された
ヒールHは、図示しないが、例えば、シリンダの出力軸
端に取付けられた押圧レバーにより後述する移動手段7
Hの搬送域まで移送されるようにしてある。〔ヒールH用の移動手段7Hの構成について〕 移動手段
7Hは、図2に示すように、平面視がL字状である以外
が上記したクラウンC用の移動手段7Cと同様の構成と
してあり、コンベアの終端部には、駆動状態にあるコン
ベア上でヒールHを停止させるためのストッパを具備さ
せると共に前記ストッパをトルクアクチュエータで開閉
するようにしてある。つまり、この実施例では上記スト
ッパを閉状態にすることにより六個のヒールHを留める
部分、即ち、貯留セクション8Hが形成されるようにし
ているのである。〔パティ関連自動セクションPSの構成〕 パティ関連自
動セクションは、図1や図2に示す如きパティストッカ
5からパティPを一個づつ排出し、この排出したパティ
Pを順次焼成装置6により加熱調理するセクションであ
る。
【0028】パティストッカ5は、図1や図9に示すよ
うに、前面を開閉蓋50とした直方体状のに形成すると
共にその内部に四個の円筒状の冷凍室51を有するもの
としてあり、パティPは冷凍室51中に、昇降ユニット
52に支えられた状態で複数個段積みされた状態で保管
される構成としてある。
【0029】昇降ユニット52は、図9に示すように、
シリンダー52aとこれの出力軸端に設けられた栓体5
2bにより構成されており、冷凍室51内に段積みされ
ている最下段のパティPのみがパティストッカ5の下面
から出る位置まで栓体52bが降下するようにしてあ
る。尚、この昇降ユニット52の栓体52bはパティP
の排出時以外は冷凍室51を被蓋すべく上昇位置に復帰
するようにしてあり、これにより冷凍室51内の温度管
理が比較的簡単なものとなるようにしている。
【0030】また、このパティストッカ5には、図9に
示すように、これの下部から出た最下段のパティPを切
り出すレバー53(例えばシリンダーにより駆動)を具
備させてあり、前記レバー53aによりパティPがパテ
ィP用の焼成装置6まで円滑に移動せしめられるように
してある。
【0031】さらに、このパティストッカ5には、図1
や図9に示すように、上記開閉蓋50の前面に表示盤O
Bを具備させてあり、前記表示盤OBは、オペレータO
P又は接客用従業員の入力操作により注文を受けた種類
のハンバーガと対応するスイッチングLED99(発光
ダイオード)が点灯表示されるようにしてある。尚、こ
のスイッチングLED99の機能については後述する。
【0032】焼成装置6は、図9や図10に示すよう
に、上記した四個の冷凍室51と対応する位置にそれぞ
れ設けられており、シリンダ62を使用して上下の焼成
板60,61によりパティPを挟圧加熱する形式のもの
としてある。前記焼成板60,61は図10に示すよう
に、それぞれ上下の鋼板にヒータ63を挟み込んで構成
してあり、その両挟圧面には、上記した焼成装置2の平
面21aと同様の表面処理を施してある。
【0033】尚、この焼成装置6により焼成調理された
パティPは、図6に示すように、シリンダ70とこれの
出力端にトルクアクチュエータ72を介して取付けられ
たレバー71とから成る移動手段7Pにより、貯留セク
ション8Pの定位置へと移動せしめられるようになって
いる。ここで、前記トルクアクチュエータ72はパティ
Pをパティストッカ5から焼成装置6に移動せしめる際
にレバー71がパティPの移動の邪魔にならないように
揺動させ得るようにするものである。 〔貯留セクション8Pの構成〕貯留セクション8Pは、
図1、図6や図11に示すように、焼成板61よりも一
段下がった位置にあるテーブル80と、前記焼成板61
の上面とこれの上面とが一致する載置台81とから構成
されており、全体としては、パティストッカ5とほぼ同
幅に設定されている。そして、図9や図11に示すよう
に、前記テーブル80と載置台81相互の間隔はオペレ
ータOPの手が入る程度の大きさに設定してあり、これ
により前記テーブル80と載置台81との間からテーブ
ル80上に位置するパティPを手動セクションTSに取
り出せるようにしてある。
【0034】載置台81は、図11や図12に示すよう
に、落下用孔82aを有する板材82と、前記落下用孔
82aの下部にはこれを塞ぐ揺動板83と、前記揺動板
83を落下用孔82aから外れた位置に揺動させるアク
チュエータ84とから構成されており、図12に示す如
く揺動板83を揺動により、図11に示す如く円形板8
3上に載置されたパティPがテーブル80上に落下する
ようにしてある。 〔手動セクションTSの構成〕手動セクションTSは、
図1や図9に示すように、貯留セクション8C,8H,
8Pに手が届く前・左右に位置する所に設けてあり、こ
れらの配置により、オペレータOPがクラウンC,ヒー
ルH,パティPを移動することなく各貯留セクションか
ら取れるようにしてある。したがって、この手動セクシ
ョンTSの近傍に、液状・練状調味料(ソース、バーガ
ーソース、マヨネーズ、テリヤキソース、タルタルソー
ス、ケチャップ)、野菜(オニオン、レタス)、ピクル
ス、チーズ、揚げ物(コロッケ等)等を置いておけば、
テリヤキバーガ、揚げ物バーガ、基本的なハンバーガ、
チーズバーガ等の多くの種類のハンバーガを短時間で製
造することが可能である。〔コンベア9の構成〕 コンベア9は、図1や図2に示す
ように、平面視がL字状又は逆L字状に形成されたコン
ベアであり、搬送部をベルト状に形成したものである。
このコンベア9は、それぞれ、その始端部を手動セクシ
ョンTS近傍に位置させると共にその終端部を接客する
場所、即ち、装置の後方部に位置させている。〔表示盤OBのスイッチングLED99と各自動セクシ
ョン及びコンベア9との関係〕 この装置ではこれら相互
の関係は以下に示すようになっている。即ち、接客用従
業員又はオペレータOPによるコンピュータへの入力操
作によって注文されたハンバーガと対応するスイッチン
グLED99部分が点灯表示されるようにしてある。
【0035】したがって、オペレータOPは前記スイッ
チングLED99の点灯表示を確認して順次注文された
種類のハンバーガを完成させればよく、所定のハンバー
ガを完成させるために各貯留セクション8C,8H,8
PからクラウンC,ヒールH,パティPを取り出すと共
に他の食材をも含めて載置していく。
【0036】ここで、所定のハンバーガが完成してオペ
レータOPが完成したハンバーガと対応するスイッチン
グLED99を押すと、これがコンピュータに入力され
てコンピュータからの出力により、スイッチングLED
99の点灯が解除される(これにより造るハンバーガの
種類や数を誤ることが回避できる)と共に各貯留セクシ
ョン8C,8H,8Pから抜き取られた焼成調理済みの
クラウンC,ヒールH,パティPを補充すべく各自動セ
クションは上記の如く動作する。
【0037】したがって、多くの時間を要するクラウン
C、ヒールH、パティPの加熱調理待ちというアイドル
を生じさせることはない。
【0038】尚、表示盤OBのスイッチングLED99
と各自動セクション及びコンベア9との関係は上記の如
く限定されるものではなく、例えば、スイッチングLE
D99を押すことによりこれの点灯が解除されると共に
コンベア9が駆動状態になるだけのものとしてもよく、
この場合には、各貯留セクション8C,8H,8Pに
「空(あき)」ができたことを光センサー等で検知させ
て各自動セクションを動作させるようにすればよい。
【0039】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
【0040】作用の欄に記載した内容から、多種類の
ハンバーガを製造することができ、従来の比較的小さ
な厨房に導入でき、生産性を向上させることができる
ハンバーガ調理装置ができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のハンバーガ調理装置の斜視
図。
【図2】前記ハンバーガ調理装置の平面図。
【図3】前記ハンバーガ調理装置のクラウンストッカの
断面図。
【図4】前記クラウンストッカに収容されているカート
リッジの斜視図。
【図5】前記ハンバーガ調理装置のクラウン用の焼成装
置の部分断面図。
【図6】前記ハンバーガ調理装置の貯留セクション及び
貯留するための手段を示す平面図。
【図7】前記ハンバーガ調理装置のヒール用の焼成装置
の部分断面図。
【図8】前記ハンバーガ調理装置に具備させた表示盤の
斜視図。
【図9】前記ハンバーガ調理装置のパティ調理関連部分
を示す図。
【図10】前記ハンバーガ調理装置のパティ用の焼成装
置の部分断面図。
【図11】前記ハンバーガ調理装置のパティ用の貯留セ
クションを示す断面図。
【図12】前記貯留セクションにある載置台の斜視図。
【符号の説明】
OP オペレータ C クラウン H ヒール P パティ CS クラウン関連自動セクション HS ヒール関連自動セクション PS パティ関連自動セクション TS 手動セクション OB 表示盤 1 クラウンストッカ 2 焼成装置 3 ヒールストッカ 4 焼成装置 5 パティストッカ 6 焼成装置 7 移動手段 8 貯留セクション 9 コンベア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラウンストッカ(1)からクラウン
    (C)を一個づつ排出し、この排出したクラウン(C)
    を順次焼成装置(2)により加熱調理するクラウン関連
    自動セクション(CS)と、ヒールストッカ(3)から
    一個づつヒール(H)を排出し、この排出したヒールH
    を順次焼成装置(4)により加熱調理するヒール関連自
    動セクション(HS)と、パティストッカ(5)から一
    個づつパティ(P)を排出し、この排出したパティ
    (P)を順次焼成装置(6)により加熱調理するパティ
    関連自動セクション(PS)と、調理済のクラウン
    (C)、ヒール(H)、パティ(P)、及びその他ハン
    バーガの製造に必要な食材を手動により載置するための
    手動セクション(TS)とを有しており、各自動セクシ
    ョンで調理されたクラウン(C)、ヒール(H)、パテ
    ィ(P)を移動手段(7)によって手動セクション(T
    S)又はその近傍まで移送させるようにしてあることを
    特徴とするハンバーガー調理装置。
  2. 【請求項2】 移動手段(7)によって移送されてきた
    クラウン(C)、ヒール(H)、パティ(P)を手動セ
    クション(TS)の手前で複数個をそれぞれ留める貯留
    セクション(8)を具備させ、前記貯留セクション
    (8)に位置するクラウン(C)、ヒール(H)、パテ
    ィ(P)が抜き取られてできた当該貯留セクション
    (8)の空域にこれらの食材を補充すべく、自動的に又
    はオペレータ(OP)の入力操作により各自動セクショ
    ンが動作するようにしてあることを特徴とする請求項1
    記載のハンバーガ調理装置。
  3. 【請求項3】 始端部が手動セクション(TS)近傍に
    配置されていると共に終端部が所望の位置に配置してあ
    るコンベア(9)を具備させてあり、このコンベア
    (9)がオペレータ(OP)の入力操作により駆動状態
    となるようにしてあることを特徴とする請求項1又は2
    記載のハンバーガ調理装置。
  4. 【請求項4】 注文された種類のハンバーガが表示され
    る表示盤(OB)を具備させてあり、オペレータ(O
    P)の入力操作により前記表示盤(OB)の表示が非表
    示状態となるようにしてあることを特徴とする請求項3
    記載のハンバーガ調理装置。
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