JPH07227198A - ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法 - Google Patents
ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法Info
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- JPH07227198A JPH07227198A JP2433394A JP2433394A JPH07227198A JP H07227198 A JPH07227198 A JP H07227198A JP 2433394 A JP2433394 A JP 2433394A JP 2433394 A JP2433394 A JP 2433394A JP H07227198 A JPH07227198 A JP H07227198A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の搬送皿をストックし且つ搬送皿の搬送
機構に供給することができるハンバーガー調理装置の搬
送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法を提供しようとす
るもの。 【構成】 この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿の
供給機構は、搬送皿Pを載置すべき複数段の係止突起6
が設けられた対向する一対のループ状走行体7を具備
し、搬送皿Pは前記ループ状走行体7の下段8の係止突
起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆動によ
り上段9へと移行せしめられていくとともに、上段9に
到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り
出されることを特徴とする。
機構に供給することができるハンバーガー調理装置の搬
送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法を提供しようとす
るもの。 【構成】 この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿の
供給機構は、搬送皿Pを載置すべき複数段の係止突起6
が設けられた対向する一対のループ状走行体7を具備
し、搬送皿Pは前記ループ状走行体7の下段8の係止突
起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆動によ
り上段9へと移行せしめられていくとともに、上段9に
到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り
出されることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンバーガー調理装
置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法に関するも
のである。
置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】客の注文に応じた各種のハンバーガーを
提供・販売するファースト・フードのハンバーガー店は
その手軽さが受けて非常に盛況であり、焼成した上下の
バンズに、レタス等の野菜類やソース類、加熱調理した
パティーなどを手作業で手早く組み合わせることによ
り、出来たてのハンバーガーを迅速に客に供している。
予め造り置きして保温しておくと、パティーが固くなっ
たり又バンズの過乾燥を招いたりして食味が極端に低下
してしまうからである。
提供・販売するファースト・フードのハンバーガー店は
その手軽さが受けて非常に盛況であり、焼成した上下の
バンズに、レタス等の野菜類やソース類、加熱調理した
パティーなどを手作業で手早く組み合わせることによ
り、出来たてのハンバーガーを迅速に客に供している。
予め造り置きして保温しておくと、パティーが固くなっ
たり又バンズの過乾燥を招いたりして食味が極端に低下
してしまうからである。
【0003】しかし、ハンバーガーの需要量は増大して
きており、手作業による既述のような造り方では客の待
ち時間が長くなり過ぎる傾向にある。このため、ハンバ
ーガーの構成食材を載置していくための搬送皿を用い、
この搬送皿の搬送機構を形成するとともに、その搬送過
程においてハンバーガーの同種の食材は画一的に組み合
わせることにより、客にハンバーガーを迅速に供するこ
とが考えられる。
きており、手作業による既述のような造り方では客の待
ち時間が長くなり過ぎる傾向にある。このため、ハンバ
ーガーの構成食材を載置していくための搬送皿を用い、
この搬送皿の搬送機構を形成するとともに、その搬送過
程においてハンバーガーの同種の食材は画一的に組み合
わせることにより、客にハンバーガーを迅速に供するこ
とが考えられる。
【0004】ところが、ハンバーガーを迅速に供するた
めには複数の搬送皿が必要であり、これら搬送皿を如何
にしてストックして搬送皿の搬送機構に供給するかが問
題となる。
めには複数の搬送皿が必要であり、これら搬送皿を如何
にしてストックして搬送皿の搬送機構に供給するかが問
題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は複
数の搬送皿をストックし且つ搬送皿の搬送機構に供給す
ることができるハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機
構及び搬送皿の供給方法を提供しようとするものであ
る。
数の搬送皿をストックし且つ搬送皿の搬送機構に供給す
ることができるハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機
構及び搬送皿の供給方法を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
この発明では次のような技術的手段を講じている。
【0007】この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿
の供給機構は、搬送皿Pを載置すべき複数段の係止突起
6が設けられた対向する一対のループ状走行体7を具備
し、搬送皿Pは前記ループ状走行体7の下段8の係止突
起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆動によ
り上段9へと移行せしめられていくとともに、上段9に
到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り
出されることを特徴とする。
の供給機構は、搬送皿Pを載置すべき複数段の係止突起
6が設けられた対向する一対のループ状走行体7を具備
し、搬送皿Pは前記ループ状走行体7の下段8の係止突
起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆動によ
り上段9へと移行せしめられていくとともに、上段9に
到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り
出されることを特徴とする。
【0008】また、搬送皿Pの加熱手段19を具備するこ
ととしてもよい。また、ループ状走行体7の上段9に到
達した搬送皿Pを、搬送皿の搬送機構1に向けて送り出
す押圧手段を有することとしてもよい。
ととしてもよい。また、ループ状走行体7の上段9に到
達した搬送皿Pを、搬送皿の搬送機構1に向けて送り出
す押圧手段を有することとしてもよい。
【0009】この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿
の供給方法は、搬送皿Pは、これを載置すべき複数段の
係止突起6が設けられた対向する一対のループ状走行体
7の下段8の係止突起6の相互間に供給され、ループ状
走行体7の駆動により上段9へと移行せしめられてい
き、ループ状走行体7の上段9に到達した搬送皿Pは、
搬送皿の搬送機構1へ向けて送り出されることを特徴と
する。
の供給方法は、搬送皿Pは、これを載置すべき複数段の
係止突起6が設けられた対向する一対のループ状走行体
7の下段8の係止突起6の相互間に供給され、ループ状
走行体7の駆動により上段9へと移行せしめられてい
き、ループ状走行体7の上段9に到達した搬送皿Pは、
搬送皿の搬送機構1へ向けて送り出されることを特徴と
する。
【0010】また、上記ループ状走行体7は、搬送皿P
の需要量に応じて駆動・停止せしめられることとしても
よい。
の需要量に応じて駆動・停止せしめられることとしても
よい。
【0011】
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。
【0012】搬送皿Pは、ループ状走行体7の下段8の
係止突起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆
動により上段9へと移行せしめられていく。この過程に
おいて、搬送皿Pは上段9へと到達するまでの間、複数
段の係止突起6の相互間に載置されてストックされた状
態となる。そして、ループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り出され
ることとなる。
係止突起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆
動により上段9へと移行せしめられていく。この過程に
おいて、搬送皿Pは上段9へと到達するまでの間、複数
段の係止突起6の相互間に載置されてストックされた状
態となる。そして、ループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1へ向けて送り出され
ることとなる。
【0013】また、ハンバーガー調理装置の搬送皿の供
給機構が、搬送皿Pの加熱手段19を具備することとする
と、搬送皿の搬送機構1自体を加熱するよりも、加熱手
段19により予熱された搬送皿Pによって簡易に食材の保
温効果を上げることができるという利点がある。
給機構が、搬送皿Pの加熱手段19を具備することとする
と、搬送皿の搬送機構1自体を加熱するよりも、加熱手
段19により予熱された搬送皿Pによって簡易に食材の保
温効果を上げることができるという利点がある。
【0014】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0015】図1に示すように、この実施例では、ハン
バーガーの構成食材を載置していくための搬送皿Pを用
い、この搬送皿の搬送機構1を形成するとともに、その
搬送過程においてハンバーガーの同種の食材は画一的に
組み合わせることにより、客にハンバーガーを迅速に供
するようにしている。なお、ハンバーガーは、焼成した
下側バンズ(ヒールHと通称される)と上側バンズ(ク
ラウンCと通称される)、及び、ソースや加熱調理した
パティー( patty)などを組み合わせることにより形成
される。
バーガーの構成食材を載置していくための搬送皿Pを用
い、この搬送皿の搬送機構1を形成するとともに、その
搬送過程においてハンバーガーの同種の食材は画一的に
組み合わせることにより、客にハンバーガーを迅速に供
するようにしている。なお、ハンバーガーは、焼成した
下側バンズ(ヒールHと通称される)と上側バンズ(ク
ラウンCと通称される)、及び、ソースや加熱調理した
パティー( patty)などを組み合わせることにより形成
される。
【0016】搬送皿Pは、搬送皿の供給機構2により搬
送皿の搬送機構1へと供給される。そして、搬送皿の搬
送機構1と搬送皿の供給機構2とは、バンズ供給機構3
とパティー供給機構4と共にハンバーガー調理装置を構
成している。なお、搬送皿の供給機構2は、搬送皿の搬
送機構1のヒール載置位置5へと搬送皿Pを供給するよ
うに、その下方域に設置している。 (搬送皿の供給機構)図2乃至図5に示すように、この
搬送皿の供給機構2は、搬送皿Pを載置すべき複数段の
係止突起6が設けられた対向する一対のループ状走行体
7を具備している。そして、搬送皿Pは前記ループ状走
行体7の下段8(図3及び図4参照)の係止突起6の相
互間に供給され、ループ状走行体7の駆動により上段9
(図3及び図5参照)へと移行せしめられていくととも
に、上段9に到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1
(図1参照)へ向けて送り出されるようにしている。
送皿の搬送機構1へと供給される。そして、搬送皿の搬
送機構1と搬送皿の供給機構2とは、バンズ供給機構3
とパティー供給機構4と共にハンバーガー調理装置を構
成している。なお、搬送皿の供給機構2は、搬送皿の搬
送機構1のヒール載置位置5へと搬送皿Pを供給するよ
うに、その下方域に設置している。 (搬送皿の供給機構)図2乃至図5に示すように、この
搬送皿の供給機構2は、搬送皿Pを載置すべき複数段の
係止突起6が設けられた対向する一対のループ状走行体
7を具備している。そして、搬送皿Pは前記ループ状走
行体7の下段8(図3及び図4参照)の係止突起6の相
互間に供給され、ループ状走行体7の駆動により上段9
(図3及び図5参照)へと移行せしめられていくととも
に、上段9に到達した搬送皿Pは、搬送皿の搬送機構1
(図1参照)へ向けて送り出されるようにしている。
【0017】この実施例の搬送皿の供給機構2は、モー
タMによりカップリング10、ピニオン・ギア11、スプロ
ケット12を介して同期駆動される一対のループ状走行体
7たるチェーン間に、多数の係止突起6たる断面L字状
のアタッチメントを固定しており、一対の対向するアタ
ッチメント(6)相互間に搬送皿Pを載置した状態で上
段9へと移行せしめるようにしている。なお、ループ状
走行体7として、前記のようなチェーンではなく、ベル
ト等の適宜の公知の他の手段も採用することができる。
タMによりカップリング10、ピニオン・ギア11、スプロ
ケット12を介して同期駆動される一対のループ状走行体
7たるチェーン間に、多数の係止突起6たる断面L字状
のアタッチメントを固定しており、一対の対向するアタ
ッチメント(6)相互間に搬送皿Pを載置した状態で上
段9へと移行せしめるようにしている。なお、ループ状
走行体7として、前記のようなチェーンではなく、ベル
ト等の適宜の公知の他の手段も採用することができる。
【0018】図3及び図4に示すように、一対のループ
状走行体7の下段8近傍域のスライド・テーブル13に送
られた搬送皿PはセンサーSにより検知され、これと連
動するエアー・シリンダ14により、下段8の対向するア
タッチメント(6)相互間に挿入せしめられる。そし
て、モータMの駆動により対向するアタッチメント
(6)相互間で上段9へと移行せしめられていき、図5
に示すように、上段9に到達した搬送皿PはセンサーS
により検知され、これと連動してモータMの駆動が停止
され、焼成されたヒールHが載置されるまでこの位置で
待機状態となる。そして、上段9の位置で搬送皿Pに焼
成されたヒールHが載置されると、押圧手段15たるエア
ー・シリンダにより、搬送皿の搬送機構1の搬送ライン
22(図1参照)へと供給せしめられるようにしている。
つまり、この実施例では、上段9の位置をヒール載置位
置5としている。なお、16はピローブロック、17はベア
リング・ユニットである。
状走行体7の下段8近傍域のスライド・テーブル13に送
られた搬送皿PはセンサーSにより検知され、これと連
動するエアー・シリンダ14により、下段8の対向するア
タッチメント(6)相互間に挿入せしめられる。そし
て、モータMの駆動により対向するアタッチメント
(6)相互間で上段9へと移行せしめられていき、図5
に示すように、上段9に到達した搬送皿PはセンサーS
により検知され、これと連動してモータMの駆動が停止
され、焼成されたヒールHが載置されるまでこの位置で
待機状態となる。そして、上段9の位置で搬送皿Pに焼
成されたヒールHが載置されると、押圧手段15たるエア
ー・シリンダにより、搬送皿の搬送機構1の搬送ライン
22(図1参照)へと供給せしめられるようにしている。
つまり、この実施例では、上段9の位置をヒール載置位
置5としている。なお、16はピローブロック、17はベア
リング・ユニットである。
【0019】この搬送皿の供給機構2のケーシング18の
内周面には、搬送皿Pの加熱手段19たる面状ヒーターを
取付けており、ケーシング18内の雰囲気温度を約80℃
から100℃程度に昇温することにより、搬送皿Pを約
70℃から80℃程度に予熱するようにしている。な
お、搬送皿Pを予熱する手段としては、他の公知の種々
の手段をも採用することができる。
内周面には、搬送皿Pの加熱手段19たる面状ヒーターを
取付けており、ケーシング18内の雰囲気温度を約80℃
から100℃程度に昇温することにより、搬送皿Pを約
70℃から80℃程度に予熱するようにしている。な
お、搬送皿Pを予熱する手段としては、他の公知の種々
の手段をも採用することができる。
【0020】面状ヒーター(19)により供給する熱量は、
下段8のアタッチメント(6)相互間に挿入せしめられ
た搬送皿Pが、ハンバーガーの注文状況に鑑み、上段9
へと移行せしめられる間のストック時間(最小移送時間
は、注文が多い際における搬送皿の供給機構2の連続駆
動時の移送時間)内に、搬送皿Pが所定の温度(この実
施例では約70℃から80℃程度)まで昇温予熱される
ように制御している。つまり、ハンバーガーの注文が多
い時は搬送皿Pの需要量が多く必要とされ従って搬送皿
の供給機構2は連続駆動されるので、搬送皿Pは短時間
で上段9まで移行せしめられ、そのケーシング18内に滞
在する時間が短いので面状ヒーター(19)からより多くの
熱量を供給せしめ、一方、ハンバーガーの注文が少ない
時は、この逆に、ケーシング18内に滞在する時間が長い
ので面状ヒーター(19)から少なめに熱量を供給する。
下段8のアタッチメント(6)相互間に挿入せしめられ
た搬送皿Pが、ハンバーガーの注文状況に鑑み、上段9
へと移行せしめられる間のストック時間(最小移送時間
は、注文が多い際における搬送皿の供給機構2の連続駆
動時の移送時間)内に、搬送皿Pが所定の温度(この実
施例では約70℃から80℃程度)まで昇温予熱される
ように制御している。つまり、ハンバーガーの注文が多
い時は搬送皿Pの需要量が多く必要とされ従って搬送皿
の供給機構2は連続駆動されるので、搬送皿Pは短時間
で上段9まで移行せしめられ、そのケーシング18内に滞
在する時間が短いので面状ヒーター(19)からより多くの
熱量を供給せしめ、一方、ハンバーガーの注文が少ない
時は、この逆に、ケーシング18内に滞在する時間が長い
ので面状ヒーター(19)から少なめに熱量を供給する。
【0021】次に、上記搬送皿の供給機構2の使用状態
を説明する。搬送皿Pは、ループ状走行体7の下段8の
係止突起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆
動により上段9へと移行せしめられていく。この過程に
おいて、搬送皿Pは上段9へと到達するまでの間、複数
段の係止突起6の相互間に載置されてストックされた状
態となる。そして、ループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは、焼成されたヒールHが載置された後、搬
送皿の搬送機構1へ向けて送り出されることとなる。し
たがって、複数の搬送皿Pをストックし且つ搬送皿の搬
送機構1に供給することができるという利点がある。 (食材の搬送皿)図6に示すように、この搬送皿Pは、
ハンバーガーの食材をハンバーガー1個単位で載置でき
る形状としており、搬送皿の供給機構2において予熱し
た状態で搬送皿の搬送機構1に載置せしめ、ハンバーガ
ーの食材を載置して搬送すべきものとしており、その内
部に中空域Rを具備せしめている。搬送皿Pの材質とし
て、アルミニウムを採用するとともに、ハンバーガーの
1個単位毎にその食材を載置していくためにバンズのヒ
ール形状に対応した適当な深さのデント(窪み部)を有
する上側部20と、中空域Rを形成するための凹部が形成
された下側部21とを、ビス(8箇所)止めにより固定し
て形成している。 (搬送皿の搬送機構)図1に示すように、搬送皿の供給
機構2の上段9の位置(ヒール載置位置5)で、後述の
バンズ供給機構3により供給され且つ焼成されたヒール
Hを載置し、ヒールHの載置が完了した搬送皿Pは次い
で搬送ライン22に送られ、その搬送過程においてパティ
ー供給機構4により供給される加熱調理済みパティー
や、幾つかの一次停止位置でソースなどを載置し、最後
にクラウン載置位置23でバンズ供給機構3により供給さ
れ且つ焼成されたクラウンCを載置し、その後、搬送皿
昇降機構24により上方に送り出す。
を説明する。搬送皿Pは、ループ状走行体7の下段8の
係止突起6の相互間に供給され、ループ状走行体7の駆
動により上段9へと移行せしめられていく。この過程に
おいて、搬送皿Pは上段9へと到達するまでの間、複数
段の係止突起6の相互間に載置されてストックされた状
態となる。そして、ループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは、焼成されたヒールHが載置された後、搬
送皿の搬送機構1へ向けて送り出されることとなる。し
たがって、複数の搬送皿Pをストックし且つ搬送皿の搬
送機構1に供給することができるという利点がある。 (食材の搬送皿)図6に示すように、この搬送皿Pは、
ハンバーガーの食材をハンバーガー1個単位で載置でき
る形状としており、搬送皿の供給機構2において予熱し
た状態で搬送皿の搬送機構1に載置せしめ、ハンバーガ
ーの食材を載置して搬送すべきものとしており、その内
部に中空域Rを具備せしめている。搬送皿Pの材質とし
て、アルミニウムを採用するとともに、ハンバーガーの
1個単位毎にその食材を載置していくためにバンズのヒ
ール形状に対応した適当な深さのデント(窪み部)を有
する上側部20と、中空域Rを形成するための凹部が形成
された下側部21とを、ビス(8箇所)止めにより固定し
て形成している。 (搬送皿の搬送機構)図1に示すように、搬送皿の供給
機構2の上段9の位置(ヒール載置位置5)で、後述の
バンズ供給機構3により供給され且つ焼成されたヒール
Hを載置し、ヒールHの載置が完了した搬送皿Pは次い
で搬送ライン22に送られ、その搬送過程においてパティ
ー供給機構4により供給される加熱調理済みパティー
や、幾つかの一次停止位置でソースなどを載置し、最後
にクラウン載置位置23でバンズ供給機構3により供給さ
れ且つ焼成されたクラウンCを載置し、その後、搬送皿
昇降機構24により上方に送り出す。
【0022】つまり、搬送皿の搬送機構1の搬送ライン
22における搬送過程においてハンバーガーの同種の食材
を画一的に組み合わせることにより、ハンバーガーを客
に迅速に供するようにしている。バンズ供給機構3によ
り供給され且つ焼成されたバンズは、この搬送皿の搬送
機構1によりパティーやソースなどの各食材と組み合わ
され、ハンバーガーとして完成せしめられる。
22における搬送過程においてハンバーガーの同種の食材
を画一的に組み合わせることにより、ハンバーガーを客
に迅速に供するようにしている。バンズ供給機構3によ
り供給され且つ焼成されたバンズは、この搬送皿の搬送
機構1によりパティーやソースなどの各食材と組み合わ
され、ハンバーガーとして完成せしめられる。
【0023】この搬送皿の搬送機構1は、ハンバーガー
の1個単位毎にその食材を載置していくための搬送皿P
を複数個搬送し得る搬送ライン22を具備している。ハン
バーガーの食材の組合せは、前記搬送皿Pを搬送ライン
22に載置し、調理手順に従って前進・停止させる間に行
う。調理手順は、搬送皿Pが停止した際にハンバーガー
の食材を順に載置していくものとしており、この実施例
ではハンバーガーの食材のヒールHから順にクラウンC
の方へと載置していくものとしている。
の1個単位毎にその食材を載置していくための搬送皿P
を複数個搬送し得る搬送ライン22を具備している。ハン
バーガーの食材の組合せは、前記搬送皿Pを搬送ライン
22に載置し、調理手順に従って前進・停止させる間に行
う。調理手順は、搬送皿Pが停止した際にハンバーガー
の食材を順に載置していくものとしており、この実施例
ではハンバーガーの食材のヒールHから順にクラウンC
の方へと載置していくものとしている。
【0024】また、ハンバーガーの食材の組合せは、搬
送皿Pがヒール載置位置5からクラウン載置位置23まで
移動せしめられる過程において、各種のハンバーガー構
成食材を、自動或いは手動により後述する各位置で載置
していくことにより行う。搬送ライン22の途中には、搬
送ライン22から搬送ライン外へと搬送皿Pを導くための
案内ガイドGが設けられている。
送皿Pがヒール載置位置5からクラウン載置位置23まで
移動せしめられる過程において、各種のハンバーガー構
成食材を、自動或いは手動により後述する各位置で載置
していくことにより行う。搬送ライン22の途中には、搬
送ライン22から搬送ライン外へと搬送皿Pを導くための
案内ガイドGが設けられている。
【0025】図7及び図8に示すように、搬送皿Pの搬
送ライン22は、連結したリンク25をチェーン(図示せ
ず)駆動する形式のコンベアが用いられ、同一平面上を
略O字型のループ状に一定速度で連続駆動せしめられて
いる。一方、加熱調理されたハンバーガーの食材が冷え
ないように、搬送皿Pは既述の如く予め約70℃から8
0℃程度に予熱せしめられている。この搬送皿Pの熱が
コンベアのリンク25表面へと伝導し、食材が冷却してい
くことを極力防止するため、搬送皿Pには中空域Rが設
けられている。
送ライン22は、連結したリンク25をチェーン(図示せ
ず)駆動する形式のコンベアが用いられ、同一平面上を
略O字型のループ状に一定速度で連続駆動せしめられて
いる。一方、加熱調理されたハンバーガーの食材が冷え
ないように、搬送皿Pは既述の如く予め約70℃から8
0℃程度に予熱せしめられている。この搬送皿Pの熱が
コンベアのリンク25表面へと伝導し、食材が冷却してい
くことを極力防止するため、搬送皿Pには中空域Rが設
けられている。
【0026】すなわち、一旦加熱したハンバーガーの食
材は、その組み合わせ時に予熱された搬送皿Pに載置さ
れ、これと接触した状態で搬送されることとなるので、
食材は搬送ライン22自体と直接に接触した場合と相違し
て熱を奪われにくいが、また、その内部に中空域Rを具
備するので、中空域Rの空気が断熱層となって搬送皿P
はその搬送中に熱を奪われにくく温度がさらに下がりに
くい。つまり、加熱調理されたハンバーガーの食材はそ
の搬送中に非常に冷えにくい。このように構成すると、
搬送ライン22自体を加熱するよりも簡易に食材の保温効
果を上げることができるという利点がある。
材は、その組み合わせ時に予熱された搬送皿Pに載置さ
れ、これと接触した状態で搬送されることとなるので、
食材は搬送ライン22自体と直接に接触した場合と相違し
て熱を奪われにくいが、また、その内部に中空域Rを具
備するので、中空域Rの空気が断熱層となって搬送皿P
はその搬送中に熱を奪われにくく温度がさらに下がりに
くい。つまり、加熱調理されたハンバーガーの食材はそ
の搬送中に非常に冷えにくい。このように構成すると、
搬送ライン22自体を加熱するよりも簡易に食材の保温効
果を上げることができるという利点がある。
【0027】搬送ライン22は搬送皿Pとの間の摺動を可
能としている。また、搬送ライン22中には搬送皿Pの一
時停止位置を設け、この一時停止位置には搬送皿Pに当
接させるためのストッパーSを出没自在に設けている。
能としている。また、搬送ライン22中には搬送皿Pの一
時停止位置を設け、この一時停止位置には搬送皿Pに当
接させるためのストッパーSを出没自在に設けている。
【0028】搬送皿Pに当接させるための出没自在のス
トッパーSとして公知の各種の手段を採用することが可
能であるが、この実施例では次のように構成している。
すなわち、図7及び図8に示すように、搬送皿Pを載置
すべきコンベアの表面の幅Lを、搬送皿Pの外径Dより
若干小さく設定する。また、この搬送ライン22における
搬送皿Pの左右側面に沿って、搬送皿Pの逸脱防止用の
サイド・ガード板26を設けている。27は支持ブロック、
28はトップリンク・ベースである。そして、搬送皿Pの
一時停止位置には、コンベアの表面の左右にはみ出した
搬送皿Pの両端部分に当接させるように、コンベアの下
方に設置した直動ソレノイド29からストッパーSを出没
させるようにしている。
トッパーSとして公知の各種の手段を採用することが可
能であるが、この実施例では次のように構成している。
すなわち、図7及び図8に示すように、搬送皿Pを載置
すべきコンベアの表面の幅Lを、搬送皿Pの外径Dより
若干小さく設定する。また、この搬送ライン22における
搬送皿Pの左右側面に沿って、搬送皿Pの逸脱防止用の
サイド・ガード板26を設けている。27は支持ブロック、
28はトップリンク・ベースである。そして、搬送皿Pの
一時停止位置には、コンベアの表面の左右にはみ出した
搬送皿Pの両端部分に当接させるように、コンベアの下
方に設置した直動ソレノイド29からストッパーSを出没
させるようにしている。
【0029】なお、搬送皿Pの一時停止位置では、コン
ベアの左右両側部からエアー・シリンダ30(片側のみ図
示)によってストッパーS’を出没させるようにしても
よい。このように、ストッパーSを出没自在に設ける手
段として、電動アクチュエータや流体圧アクチュエータ
その他の種々の手段を採用することができる。
ベアの左右両側部からエアー・シリンダ30(片側のみ図
示)によってストッパーS’を出没させるようにしても
よい。このように、ストッパーSを出没自在に設ける手
段として、電動アクチュエータや流体圧アクチュエータ
その他の種々の手段を採用することができる。
【0030】したがって、ハンバーガーの1個単位毎に
その食材を載置していく搬送皿Pは、搬送ライン22中に
おける一時停止位置において、出没自在に設けられたス
トッパーSに当接することにより搬送ライン22との間で
摺動しつつ停止している際に、食材(例えばソースな
ど)を組み合わせることができる。つまり、搬送ライン
22自体を停止させることなく駆動したままでも、搬送皿
Pが搬送ライン22との間で摺動しつつ停止している際
に、ハンバーガーの食材を半完成品から完成品へと順に
組合せていくことができる。したがって、ハンバーガー
の食材を搬送ライン22を利用して組み合せていくことが
できる。
その食材を載置していく搬送皿Pは、搬送ライン22中に
おける一時停止位置において、出没自在に設けられたス
トッパーSに当接することにより搬送ライン22との間で
摺動しつつ停止している際に、食材(例えばソースな
ど)を組み合わせることができる。つまり、搬送ライン
22自体を停止させることなく駆動したままでも、搬送皿
Pが搬送ライン22との間で摺動しつつ停止している際
に、ハンバーガーの食材を半完成品から完成品へと順に
組合せていくことができる。したがって、ハンバーガー
の食材を搬送ライン22を利用して組み合せていくことが
できる。
【0031】別言すると、自動ないし半自動でハンバー
ガー調理装置を稼働させる場合、搬送皿Pは搬送ライン
22中における一時停止位置においてCPUの指令に応じ
て自動的に出没するストッパーSに当接することにより
搬送ライン22との間で摺動しつつ停止している際に、他
の食材(例えばソースなど)をCPUの指令により自動
的に組み合わせることができる。このように構成する
と、搬送ライン22自体を停止させることなく駆動したま
までも食材を組み合わせることが可能であるという利点
がある。複数の搬送皿Pが搬送ライン22上にある場合、
搬送ライン22自体の駆動をいちいち停止することは非常
に煩雑なのである。
ガー調理装置を稼働させる場合、搬送皿Pは搬送ライン
22中における一時停止位置においてCPUの指令に応じ
て自動的に出没するストッパーSに当接することにより
搬送ライン22との間で摺動しつつ停止している際に、他
の食材(例えばソースなど)をCPUの指令により自動
的に組み合わせることができる。このように構成する
と、搬送ライン22自体を停止させることなく駆動したま
までも食材を組み合わせることが可能であるという利点
がある。複数の搬送皿Pが搬送ライン22上にある場合、
搬送ライン22自体の駆動をいちいち停止することは非常
に煩雑なのである。
【0032】次に、この搬送皿の搬送機構1の使用状態
を説明する。図1に示すように、先ず、焼成されたヒー
ルHがヒール載置位置5の搬送皿上に落下してこれに載
置されるとセンサー(図示せず)が検知し、CPUの指
令によりループ状の搬送ライン22上に押し出される。す
ると、ヒールHを載せた搬送皿Pは、搬送ライン22上を
移動していく。なお、ハンバーガーの食材たるヒールH
は、ハンバーガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに
載置して搬送するので、柔らかくても円滑に搬送するこ
とができる。
を説明する。図1に示すように、先ず、焼成されたヒー
ルHがヒール載置位置5の搬送皿上に落下してこれに載
置されるとセンサー(図示せず)が検知し、CPUの指
令によりループ状の搬送ライン22上に押し出される。す
ると、ヒールHを載せた搬送皿Pは、搬送ライン22上を
移動していく。なお、ハンバーガーの食材たるヒールH
は、ハンバーガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに
載置して搬送するので、柔らかくても円滑に搬送するこ
とができる。
【0033】すなわち、ハンバーガーの食材はハンバー
ガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに載置して搬送
するので、柔らかいバンズや調理したパティーなどの食
材のような本来搬送が非常にしにくいものでも円滑に搬
送することができるという利点がある。
ガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに載置して搬送
するので、柔らかいバンズや調理したパティーなどの食
材のような本来搬送が非常にしにくいものでも円滑に搬
送することができるという利点がある。
【0034】搬送皿Pが第1ソース供給位置31(一時停
止位置)へ到達し、これをセンサー(図示せず)が検知
すると既述の出没自在のストッパーSが作動して搬送皿
Pはこれに当接して停止する。この際、搬送ライン22自
体は連続して駆動されている状態にあり、搬送皿Pはス
トッパーSが開放されるまでは、搬送ライン22に対して
摺動しつつその位置に停まっている。すなわち、搬送皿
Pは、ストッパーSに当接し、連続して駆動されている
搬送ライン22に対して摺動しつつ見かけの上で停止し、
前進しない状態となっている。
止位置)へ到達し、これをセンサー(図示せず)が検知
すると既述の出没自在のストッパーSが作動して搬送皿
Pはこれに当接して停止する。この際、搬送ライン22自
体は連続して駆動されている状態にあり、搬送皿Pはス
トッパーSが開放されるまでは、搬送ライン22に対して
摺動しつつその位置に停まっている。すなわち、搬送皿
Pは、ストッパーSに当接し、連続して駆動されている
搬送ライン22に対して摺動しつつ見かけの上で停止し、
前進しない状態となっている。
【0035】第1ソース供給位置31には、ハンバーガー
の種類に対応する液状・練状調味料(バーガーソース,
テリヤキソース,マヨネーズ,タルタルソース,ケチャ
ップ,マスタードなど)の吐出ノズルが設置されてお
り、各吐出ノズルは停止した状態の搬送皿Pの略中央の
上方に配設している。そして、CPUの指令に応じた液
状・練状調味料が、搬送皿内に載置された焼成済みのヒ
ールH上へと供給される。なお、ハンバーガーの種類に
よっては第1ソース供給位置31での液状・練状調味料の
供給が必要ない場合があり、この場合は、CPUはこの
位置ではストッパーSを作動させないので、搬送皿Pは
この一時停止位置を素通りして移動していく。
の種類に対応する液状・練状調味料(バーガーソース,
テリヤキソース,マヨネーズ,タルタルソース,ケチャ
ップ,マスタードなど)の吐出ノズルが設置されてお
り、各吐出ノズルは停止した状態の搬送皿Pの略中央の
上方に配設している。そして、CPUの指令に応じた液
状・練状調味料が、搬送皿内に載置された焼成済みのヒ
ールH上へと供給される。なお、ハンバーガーの種類に
よっては第1ソース供給位置31での液状・練状調味料の
供給が必要ない場合があり、この場合は、CPUはこの
位置ではストッパーSを作動させないので、搬送皿Pは
この一時停止位置を素通りして移動していく。
【0036】第1ソース供給位置31での液状・練状調味
料の供給が終了するとCPUの指令によりストッパーS
が自動的に開放され、搬送皿Pは搬送ライン22上を移動
せしめられる。次の食材たるパティーを載置するための
一時停止位置32(4系統設置)に搬送皿Pが到達し、こ
れを検知したセンサーにより出没自在のストッパーSが
作動して搬送皿Pが停止すると、待機中の加熱済みパテ
ィー(後述する加熱機構33により加熱調理)が、停止せ
しめられた搬送皿内のハンバーガー半完成品の上に落下
して載置せしめられる。なお、ハンバーガーの種類によ
っては、この位置でのパティーの載置を必要としない場
合があるが、このときは、この位置での停止指令をCP
Uが出力しないので、搬送皿PはストッパーSには当接
せずこの位置を素通りして移動していく。
料の供給が終了するとCPUの指令によりストッパーS
が自動的に開放され、搬送皿Pは搬送ライン22上を移動
せしめられる。次の食材たるパティーを載置するための
一時停止位置32(4系統設置)に搬送皿Pが到達し、こ
れを検知したセンサーにより出没自在のストッパーSが
作動して搬送皿Pが停止すると、待機中の加熱済みパテ
ィー(後述する加熱機構33により加熱調理)が、停止せ
しめられた搬送皿内のハンバーガー半完成品の上に落下
して載置せしめられる。なお、ハンバーガーの種類によ
っては、この位置でのパティーの載置を必要としない場
合があるが、このときは、この位置での停止指令をCP
Uが出力しないので、搬送皿PはストッパーSには当接
せずこの位置を素通りして移動していく。
【0037】パティーを載置する場合にこれが終了する
とストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライン22上
を移動していき、案内ガイドGに当接して強制的に搬送
ライン外に導き出される。ここは、搬送皿Pが複数個
(この実施例では3〜4個程度)滞留できる手動組合せ
領域Mとしている。
とストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライン22上
を移動していき、案内ガイドGに当接して強制的に搬送
ライン外に導き出される。ここは、搬送皿Pが複数個
(この実施例では3〜4個程度)滞留できる手動組合せ
領域Mとしている。
【0038】上記のように構成しているので、ハンバー
ガーの食材をCPUの指令により自動的に搬送ライン22
中で半完成品から完成品へと組合せていくことができる
とともに、この搬送ライン22外の手動組合せ領域Mにお
いて、客の注文に係る特定の食材を、手作業等により搬
送皿Pの食材へと組合わすことができる。また、ハンバ
ーガーの商品の種類が増えた場合、新しい種類のものに
対する食材の載置は手動組合せ領域Mで対処することが
できる。つまり、画一的な食材の載置は搬送ライン22中
の自動調理領域で行うことにより調理速度の向上を図る
とともに、新しい種類のハンバーガー用の特定の食材に
もハンバーガーの搬送ライン外で容易に対応することが
できる。
ガーの食材をCPUの指令により自動的に搬送ライン22
中で半完成品から完成品へと組合せていくことができる
とともに、この搬送ライン22外の手動組合せ領域Mにお
いて、客の注文に係る特定の食材を、手作業等により搬
送皿Pの食材へと組合わすことができる。また、ハンバ
ーガーの商品の種類が増えた場合、新しい種類のものに
対する食材の載置は手動組合せ領域Mで対処することが
できる。つまり、画一的な食材の載置は搬送ライン22中
の自動調理領域で行うことにより調理速度の向上を図る
とともに、新しい種類のハンバーガー用の特定の食材に
もハンバーガーの搬送ライン外で容易に対応することが
できる。
【0039】手動組合せ領域Mでは搬送皿上のハンバー
ガー半完成品に対し、具(以下、コンディメントと呼
ぶ)或いはコロッケ、フィッシュ等の揚げ物類(以下、
ポーションと呼ぶ)を載置する。この載置作業は作業
者、すなわち人手により手作業で行われる。作業者は手
動組合せ領域Mに移動してきた搬送皿内のハンバーガー
半完成品に対し、載置すべき対象物の判断をする。
ガー半完成品に対し、具(以下、コンディメントと呼
ぶ)或いはコロッケ、フィッシュ等の揚げ物類(以下、
ポーションと呼ぶ)を載置する。この載置作業は作業
者、すなわち人手により手作業で行われる。作業者は手
動組合せ領域Mに移動してきた搬送皿内のハンバーガー
半完成品に対し、載置すべき対象物の判断をする。
【0040】このため、作業者の視認しやすい位置に、
手動組合せ領域Mで停止したハンバーガー半完成品につ
いての注文表示盤(図示せず)を設置している。注文表
示盤には顧客の注文に応じて入力されたハンバーガーの
種類とその数が一目で視認しやすい形式で、ランプが点
灯表示されるようにしている。この手動組合せ領域Mに
おけるコンディメント、ポーション等の載置作業が終了
すると、作業者は入力システムのインターフェイス盤の
操作を行う。
手動組合せ領域Mで停止したハンバーガー半完成品につ
いての注文表示盤(図示せず)を設置している。注文表
示盤には顧客の注文に応じて入力されたハンバーガーの
種類とその数が一目で視認しやすい形式で、ランプが点
灯表示されるようにしている。この手動組合せ領域Mに
おけるコンディメント、ポーション等の載置作業が終了
すると、作業者は入力システムのインターフェイス盤の
操作を行う。
【0041】手動組合せ領域Mにおける食材の載置作業
が終了すると、作業者は搬送皿Pを再び搬送ライン22に
復帰せしめるとともに、そのハンバーガーの種類に対応
するインターフェイス盤(図示せず)のスイッチを押
す。搬送皿Pは搬送ライン22への復帰後すぐにストッパ
ーSに自動的に当接して停止するようにしており、前記
スイッチの操作によりストッパーSが開放され、搬送皿
Pは搬送ライン22上を移動していく。また、前記スイッ
チの操作に連動して注文表示盤上の対応する商品を示す
ランプが消灯する。上記インターフェイス盤に入力した
バンバーガーの全てがストッパーSの部分を通過する
と、センサー(図示せず)がその個数を読み取り、スト
ッパーSが搬送ライン22上に自動復帰するようにしてい
る。
が終了すると、作業者は搬送皿Pを再び搬送ライン22に
復帰せしめるとともに、そのハンバーガーの種類に対応
するインターフェイス盤(図示せず)のスイッチを押
す。搬送皿Pは搬送ライン22への復帰後すぐにストッパ
ーSに自動的に当接して停止するようにしており、前記
スイッチの操作によりストッパーSが開放され、搬送皿
Pは搬送ライン22上を移動していく。また、前記スイッ
チの操作に連動して注文表示盤上の対応する商品を示す
ランプが消灯する。上記インターフェイス盤に入力した
バンバーガーの全てがストッパーSの部分を通過する
と、センサー(図示せず)がその個数を読み取り、スト
ッパーSが搬送ライン22上に自動復帰するようにしてい
る。
【0042】そして、第2ソース供給位置34(一時停止
位置)への搬送皿Pの到達をセンサーが検知すると、出
没自在のストッパーSが作動して搬送皿Pは停止する。
この位置では、手動組合せ領域Mで載置した食材の上に
必要な液状・練状調味料が供給される。
位置)への搬送皿Pの到達をセンサーが検知すると、出
没自在のストッパーSが作動して搬送皿Pは停止する。
この位置では、手動組合せ領域Mで載置した食材の上に
必要な液状・練状調味料が供給される。
【0043】第2ソース供給位置34でのソース供給が終
了するとストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライ
ン22上を移動していき、センサーとストッパーSの連動
により最終の食材であるクラウン載置位置23(一時停止
位置)で停止する。
了するとストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライ
ン22上を移動していき、センサーとストッパーSの連動
により最終の食材であるクラウン載置位置23(一時停止
位置)で停止する。
【0044】そして、停止した搬送皿内のハンバーガー
半完成品上に、焼成されたクラウンCが落下せしめられ
る。これで、ハンバーガーの全ての食材の組合せが完了
する。クラウンCの載置が終了すると、ストッパーSが
開放され、搬送ライン22により搬送皿昇降機構24へと送
られる。搬送皿Pは、搬送皿昇降機構24により上方へ送
り出される。 (バンズ供給機構)図9乃至図12はバンズ(ヒールH
とクラウンC)供給機構3を示し、図9及び図10はこ
のうちのヒール供給機構35を示す。なお、図11に示す
ように、クラウン供給機構36も同様の構成である。これ
らバンズ供給機構3は、搬送皿の搬送機構1の搬送皿P
の搬送ライン22の下方域に設置している。
半完成品上に、焼成されたクラウンCが落下せしめられ
る。これで、ハンバーガーの全ての食材の組合せが完了
する。クラウンCの載置が終了すると、ストッパーSが
開放され、搬送ライン22により搬送皿昇降機構24へと送
られる。搬送皿Pは、搬送皿昇降機構24により上方へ送
り出される。 (バンズ供給機構)図9乃至図12はバンズ(ヒールH
とクラウンC)供給機構3を示し、図9及び図10はこ
のうちのヒール供給機構35を示す。なお、図11に示す
ように、クラウン供給機構36も同様の構成である。これ
らバンズ供給機構3は、搬送皿の搬送機構1の搬送皿P
の搬送ライン22の下方域に設置している。
【0045】このヒール供給機構35は、上下方向にヒー
ルHを積載するため上下端が開放した筒状のバンズ・マ
ガジン37を具備する。バンズ・マガジン37の下端には鍔
部Fを形成している。そして、前記バンズ・マガジン37
の外周には、上下方向に欠切溝38を一本形成している。
この欠切溝38はバンズ・マガジン37の下端から上下方向
に上端の少し下まで形成しており、上端における筒状部
分は連結した状態としている。
ルHを積載するため上下端が開放した筒状のバンズ・マ
ガジン37を具備する。バンズ・マガジン37の下端には鍔
部Fを形成している。そして、前記バンズ・マガジン37
の外周には、上下方向に欠切溝38を一本形成している。
この欠切溝38はバンズ・マガジン37の下端から上下方向
に上端の少し下まで形成しており、上端における筒状部
分は連結した状態としている。
【0046】そして、前記欠切溝38を通し、その上にヒ
ールHを積載する昇降アーム39を上下動させることによ
り、バンズ・マガジン37内のヒールHを次工程へと順次
供給するようにしている。昇降アーム39はボール・ナッ
ト40に連結し、このボール・ナット40はボール・スクリ
ュー41に螺合せしめている。ボール・スクリュー41は、
プーリー42及びタイミング・ベルト43を介してモータM
により回転駆動せしめている。つまり、モータMの駆動
によりボール・ナット40に連結した昇降アーム39が上下
動する。44は、ボール・スクリュー41の端部の軸受け機
構である。
ールHを積載する昇降アーム39を上下動させることによ
り、バンズ・マガジン37内のヒールHを次工程へと順次
供給するようにしている。昇降アーム39はボール・ナッ
ト40に連結し、このボール・ナット40はボール・スクリ
ュー41に螺合せしめている。ボール・スクリュー41は、
プーリー42及びタイミング・ベルト43を介してモータM
により回転駆動せしめている。つまり、モータMの駆動
によりボール・ナット40に連結した昇降アーム39が上下
動する。44は、ボール・スクリュー41の端部の軸受け機
構である。
【0047】また、バンズを収容すべきバンズ・マガジ
ン37を複数具備せしめ、バンズはバンズの取出し箇所45
に配置するバンズ・マガジン37から一定の位置に供給で
きるようにしており、バンズ・マガジン37は取出し箇所
45に順次移動するようにしている。すなわち、10本の
バンズ・マガジン37を、サークル状のバンズマガジン回
転機構の外周に着脱自在に固定しており、これをバンズ
・ストッカー46内に収容している。バンズマガジン回転
機構は、カップリング47(図11参照)を介してモータ
Mで駆動される回転軸48に、2枚のバンズマガジン保持
板70を上下2箇所に固定することにより形成している。
そして、前記バンズマガジン保持板70の外周部に、10
本のバンズ・マガジン37を着脱自在に固定している。49
は、回転軸48の軸受け(図11参照)である。
ン37を複数具備せしめ、バンズはバンズの取出し箇所45
に配置するバンズ・マガジン37から一定の位置に供給で
きるようにしており、バンズ・マガジン37は取出し箇所
45に順次移動するようにしている。すなわち、10本の
バンズ・マガジン37を、サークル状のバンズマガジン回
転機構の外周に着脱自在に固定しており、これをバンズ
・ストッカー46内に収容している。バンズマガジン回転
機構は、カップリング47(図11参照)を介してモータ
Mで駆動される回転軸48に、2枚のバンズマガジン保持
板70を上下2箇所に固定することにより形成している。
そして、前記バンズマガジン保持板70の外周部に、10
本のバンズ・マガジン37を着脱自在に固定している。49
は、回転軸48の軸受け(図11参照)である。
【0048】バンズ・ストッカー46の天板にはバンズ取
出し口50を1個設けており、その直下にバンズの取出し
箇所45のバンズ・マガジン37が配置されるように、バン
ズマガジン回転機構の回転ピッチを制御している。
出し口50を1個設けており、その直下にバンズの取出し
箇所45のバンズ・マガジン37が配置されるように、バン
ズマガジン回転機構の回転ピッチを制御している。
【0049】次に、このバンズ供給機構3の使用状態を
説明する。図9乃至図11に示すように、予めバンズ・
ストッカー46内の各バンズ・マガジン37に、バンズ(ヒ
ールHとクラウンC)を上下方向に積載しておく。そし
て、CPUの指令に応じたモータMの回転駆動により昇
降アーム39を上方に移動させ、バンズ・マガジン37内の
最上位のバンズを、バンズ・マガジン37の上方に出現さ
せる。バンズ・マガジン37から所定の高さまでバンズが
現れたことをセンサーSが検知すると、CPUの指令に
応じてモータMが停止する。これにより、バンズ・マガ
ジン37内のバンズを一定の位置に供給することができ
る。
説明する。図9乃至図11に示すように、予めバンズ・
ストッカー46内の各バンズ・マガジン37に、バンズ(ヒ
ールHとクラウンC)を上下方向に積載しておく。そし
て、CPUの指令に応じたモータMの回転駆動により昇
降アーム39を上方に移動させ、バンズ・マガジン37内の
最上位のバンズを、バンズ・マガジン37の上方に出現さ
せる。バンズ・マガジン37から所定の高さまでバンズが
現れたことをセンサーSが検知すると、CPUの指令に
応じてモータMが停止する。これにより、バンズ・マガ
ジン37内のバンズを一定の位置に供給することができ
る。
【0050】また、供給中のバンズ・マガジン37内のバ
ンズが無くなると次のバンズ・マガジン37が取出し箇所
45に順次移動し、このバンズの取出し箇所45に配置した
バンズ・マガジン37からバンズを一定の位置に供給す
る。つまり、バンズを常に一定の位置に供給しうるの
で、自動化ないし半自動化されたハンバーガー調理装置
に容易に対応しうるとともに、バンズ・マガジン37内の
バンズが無くなった際、いちいちこれにバンズを収容し
直す必要がなく、次のバンズ・マガジン37が取出し箇所
45に順次移動することにより時間的ロスを最小にしてハ
ンバーガーの形成を継続でき、客の待ち時間を短縮でき
る。さらに、複数のバンズ・マガジン37をサークル状に
配置しているので、バンズ・マガジン37の取出し箇所45
への移動を回転機構により容易に行うことができる。
ンズが無くなると次のバンズ・マガジン37が取出し箇所
45に順次移動し、このバンズの取出し箇所45に配置した
バンズ・マガジン37からバンズを一定の位置に供給す
る。つまり、バンズを常に一定の位置に供給しうるの
で、自動化ないし半自動化されたハンバーガー調理装置
に容易に対応しうるとともに、バンズ・マガジン37内の
バンズが無くなった際、いちいちこれにバンズを収容し
直す必要がなく、次のバンズ・マガジン37が取出し箇所
45に順次移動することにより時間的ロスを最小にしてハ
ンバーガーの形成を継続でき、客の待ち時間を短縮でき
る。さらに、複数のバンズ・マガジン37をサークル状に
配置しているので、バンズ・マガジン37の取出し箇所45
への移動を回転機構により容易に行うことができる。
【0051】なお、バンズ取出し口50の直下のバンズ・
マガジン37が空の時にはこれをセンサー(図示せず)が
検知し、CPUの指令に応じてバンズマガジン回転機構
が1ピッチ回転し、次のバンズ・マガジン37がバンズの
取出し箇所45に移動してバンズ取出し口50の直下に配置
せしめられるようにしている。
マガジン37が空の時にはこれをセンサー(図示せず)が
検知し、CPUの指令に応じてバンズマガジン回転機構
が1ピッチ回転し、次のバンズ・マガジン37がバンズの
取出し箇所45に移動してバンズ取出し口50の直下に配置
せしめられるようにしている。
【0052】図11及び図12に示すように、次に、昇
降スライド・ユニット51によりファンを内蔵するバンズ
吸引ヘッド52が吸着位置まで下降せしめられ、バンズ・
ストッカー46から現れたバンズ(ヒールHとクラウン
C)を吸着する。バンズ・マガジン37内のバンズは一定
の位置に供給されるので、この工程におけるセッティン
グが非常にやりやすく、自動化ないし半自動化されたハ
ンバーガー調理装置と好適に組み合わせることができ
る。そして、バンズ吸引ヘッド52を昇降スライド・ユニ
ット51により所定の高さまで上昇させ、次に横行スライ
ド・ユニット53によりクラウン搬送コンベア54及びヒー
ル搬送コンベア55(図1及び図11参照)上に移動させ
た後、ファンの駆動を停止してバンズをクラウン搬送コ
ンベア54及びヒール搬送コンベア55上に載置する。
降スライド・ユニット51によりファンを内蔵するバンズ
吸引ヘッド52が吸着位置まで下降せしめられ、バンズ・
ストッカー46から現れたバンズ(ヒールHとクラウン
C)を吸着する。バンズ・マガジン37内のバンズは一定
の位置に供給されるので、この工程におけるセッティン
グが非常にやりやすく、自動化ないし半自動化されたハ
ンバーガー調理装置と好適に組み合わせることができ
る。そして、バンズ吸引ヘッド52を昇降スライド・ユニ
ット51により所定の高さまで上昇させ、次に横行スライ
ド・ユニット53によりクラウン搬送コンベア54及びヒー
ル搬送コンベア55(図1及び図11参照)上に移動させ
た後、ファンの駆動を停止してバンズをクラウン搬送コ
ンベア54及びヒール搬送コンベア55上に載置する。
【0053】図1に示すように、クラウンCは、クラウ
ン搬送コンベア54によりクラウン焼上げ位置56(2系統
設置)に送られる。そして、クラウン焼成ヒータ(図示
せず)により上下両面から焼成され、クラウン載置位置
23で停止せしめられた搬送皿内に落下させるまで待機せ
しめられる。
ン搬送コンベア54によりクラウン焼上げ位置56(2系統
設置)に送られる。そして、クラウン焼成ヒータ(図示
せず)により上下両面から焼成され、クラウン載置位置
23で停止せしめられた搬送皿内に落下させるまで待機せ
しめられる。
【0054】一方、ヒールHはヒール焼上げ位置57(2
系統設置)でクラウンCと同様に上下両面から焼成され
てヒール載置位置5まで移動せしめられ、その直下に停
止せしめられている搬送皿上に落下させるようにしてい
る。 (パティー供給機構)パティーは、昇降機構に支えられ
た状態でパティー冷凍庫の中に横向きに複数個段積保管
されている(図示せず)。前記パティーの昇降機構及び
パティー冷凍庫は搬送皿Pの搬送ライン22の上方域に配
設している。そして、CPUの指令により、段積されて
いる最下段のパティーのみがパティー冷凍庫から出る位
置まで、昇降機構が下降する。
系統設置)でクラウンCと同様に上下両面から焼成され
てヒール載置位置5まで移動せしめられ、その直下に停
止せしめられている搬送皿上に落下させるようにしてい
る。 (パティー供給機構)パティーは、昇降機構に支えられ
た状態でパティー冷凍庫の中に横向きに複数個段積保管
されている(図示せず)。前記パティーの昇降機構及び
パティー冷凍庫は搬送皿Pの搬送ライン22の上方域に配
設している。そして、CPUの指令により、段積されて
いる最下段のパティーのみがパティー冷凍庫から出る位
置まで、昇降機構が下降する。
【0055】次に、昇降機構上の最下段のパティーを押
圧機構により押し出し、加熱機構33に移動させる。そし
て、加熱機構33において、一対の対面するセラミック・
ヒーターにより両面から冷凍パティーを加熱する。この
冷凍パティーの加熱調理が終了すると、パティーを搬送
ライン22上を移動してくる搬送皿Pに落下させるまで待
機させる。
圧機構により押し出し、加熱機構33に移動させる。そし
て、加熱機構33において、一対の対面するセラミック・
ヒーターにより両面から冷凍パティーを加熱する。この
冷凍パティーの加熱調理が終了すると、パティーを搬送
ライン22上を移動してくる搬送皿Pに落下させるまで待
機させる。
【0056】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を奏する。
のであり、次の効果を奏する。
【0057】搬送皿Pは上段9へと到達するまでの間は
複数段の係止突起6の相互間に載置されてストックされ
た状態となると共にループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは搬送皿の搬送機構へ向けて送り出されるの
で、複数の搬送皿Pをストックし且つ搬送皿の搬送機構
に供給することができるハンバーガー調理装置の搬送皿
の供給機構及び搬送皿の供給方法を提供することができ
る。
複数段の係止突起6の相互間に載置されてストックされ
た状態となると共にループ状走行体7の上段9に到達し
た搬送皿Pは搬送皿の搬送機構へ向けて送り出されるの
で、複数の搬送皿Pをストックし且つ搬送皿の搬送機構
に供給することができるハンバーガー調理装置の搬送皿
の供給機構及び搬送皿の供給方法を提供することができ
る。
【図1】この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿の供
給機構及び搬送皿の供給方法の実施例を説明するための
ハンバーガー調理装置を説明する平面図。
給機構及び搬送皿の供給方法の実施例を説明するための
ハンバーガー調理装置を説明する平面図。
【図2】この発明のハンバーガー調理装置の搬送皿の供
給機構の実施例を説明する斜視図。
給機構の実施例を説明する斜視図。
【図3】図2の搬送皿の供給機構の説明する側面図。
【図4】図3の搬送皿の供給機構を説明するA−A線断
面図。
面図。
【図5】図3の搬送皿の供給機構を説明する平面図。
【図6】図1の搬送皿の実施例を説明する一部破断斜視
図。
図。
【図7】図1の搬送ラインを説明する要部平面図。
【図8】図1の搬送ラインを説明する要部断面図。
【図9】図1のヒール供給機構を説明する斜視図。
【図10】図9のヒール供給機構を説明する一部破断側
面図。
面図。
【図11】図1のバンズ供給機構を説明する一部破断側
面図。
面図。
【図12】図11のバンズ供給機構を説明する平面図。
1 搬送皿の搬送機構 6 係止突起 7 ループ状走行体 8 下段 9 上段 19 加熱手段 P 搬送皿
Claims (5)
- 【請求項1】 搬送皿(P)を載置すべき複数段の係止
突起(6)が設けられた対向する一対のループ状走行体
(7)を具備し、搬送皿(P)は前記ループ状走行体
(7)の下段(8)の係止突起(6)の相互間に供給さ
れ、ループ状走行体(7)の駆動により上段(9)へと
移行せしめられていくとともに、上段(9)に到達した
搬送皿(P)は、搬送皿の搬送機構(1)へ向けて送り
出されることを特徴とするハンバーガー調理装置の搬送
皿の供給機構。 - 【請求項2】 搬送皿(P)の加熱手段(19)を具備す
る請求項1記載のハンバーガー調理装置の搬送皿の供給
機構。 - 【請求項3】 ループ状走行体(7)の上段(9)に到
達した搬送皿(P)を、搬送皿の搬送機構(1)に向け
て送り出す押圧手段を有する請求項1又は2記載のハン
バーガー調理装置の搬送皿の供給機構。 - 【請求項4】 搬送皿(P)は、これを載置すべき複数
段の係止突起(6)が設けられた対向する一対のループ
状走行体(7)の下段(8)の係止突起(6)の相互間
に供給され、ループ状走行体(7)の駆動により上段
(9)へと移行せしめられていき、ループ状走行体
(7)の上段(9)に到達した搬送皿(P)は、搬送皿
の搬送機構(1)へ向けて送り出されることを特徴とす
るハンバーガー調理装置の搬送皿の供給方法。 - 【請求項5】 上記ループ状走行体(7)は、搬送皿
(P)の需要量に応じて駆動・停止せしめられる請求項
4記載のハンバーガー調理装置の搬送皿の供給方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2433394A JPH07227198A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2433394A JPH07227198A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07227198A true JPH07227198A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12135263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2433394A Pending JPH07227198A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07227198A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106114967A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-11-16 | 新平懒厨子食品有限公司 | 饼状食品自动装盘机 |
US10086525B2 (en) | 2014-09-29 | 2018-10-02 | Creator, Inc. | Systems and methods for dispensing, slicing, buttering, and toasting bread |
US10143228B2 (en) | 2016-04-04 | 2018-12-04 | Creator, Inc. | System and method for dispensing spices and sauces on foodstuffs |
US10219535B2 (en) | 2012-06-06 | 2019-03-05 | Creator, Inc. | System for dispensing toppings |
US10292415B2 (en) | 2012-06-06 | 2019-05-21 | Creator, Inc. | System for dispensing toppings |
US10676220B2 (en) | 2013-09-20 | 2020-06-09 | Creator, Inc. | Bagging system for packaging a foodstuff |
US10743710B2 (en) | 2015-05-17 | 2020-08-18 | Creator, Inc. | System and method for cooking a meat patty |
US10743552B2 (en) | 2015-05-17 | 2020-08-18 | Creator, Inc. | System and method for forming a food patty |
US10905150B2 (en) | 2012-06-06 | 2021-02-02 | Creator, Inc. | System for dispensing toppings |
CN113022947A (zh) * | 2021-01-18 | 2021-06-25 | 北京三快在线科技有限公司 | 片状物料供料机构及食品加工设备 |
US11185105B2 (en) | 2018-06-20 | 2021-11-30 | Creator, Inc. | System and method for dispensing toppings |
US11278910B2 (en) | 2015-05-17 | 2022-03-22 | Creator, Inc. | Systems and method for grinding a food product |
US11375849B2 (en) | 2015-05-17 | 2022-07-05 | Creator, Inc. | System and method for cooking a food product |
US12059081B2 (en) | 2018-06-20 | 2024-08-13 | Cucina, Inc. | Systems and methods for precisely dispensing food items |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP2433394A patent/JPH07227198A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10743552B2 (en) | 2015-05-17 | 2020-08-18 | Creator, Inc. | System and method for forming a food patty |
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US10925308B2 (en) | 2016-04-04 | 2021-02-23 | Creator, Inc. | System and method for dispensing spices on foodstuffs |
US11533943B2 (en) | 2016-04-04 | 2022-12-27 | Creator, Inc. | System and method for dispensing sauces on foodstuffs |
CN106114967A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-11-16 | 新平懒厨子食品有限公司 | 饼状食品自动装盘机 |
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