JPH07215460A - ハンバーガー搬送機構 - Google Patents

ハンバーガー搬送機構

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JPH07215460A
JPH07215460A JP6010915A JP1091594A JPH07215460A JP H07215460 A JPH07215460 A JP H07215460A JP 6010915 A JP6010915 A JP 6010915A JP 1091594 A JP1091594 A JP 1091594A JP H07215460 A JPH07215460 A JP H07215460A
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JP
Japan
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hamburger
buns
transport
stopper
plate
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Application number
JP6010915A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Naramura
紀行 楢村
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Kyowa Kogyosho KK
Original Assignee
Kyowa Kogyosho KK
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Publication date
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  • Special Conveying (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンバーガーの食材の組み合わせを搬送ライ
ンを利用してすることができるハンバーガー搬送機構を
提供しようとするもの。 【構成】 ハンバーガーの1個単位毎にその食材を載置
していく搬送皿Pの搬送ラインを具備し、前記搬送ライ
ンは前記搬送皿Pとの間の摺動が可能であるとともに、
搬送ライン中における搬送皿Pの一時停止位置には、搬
送皿Pに当接させるためのストッパーSが出没自在に設
けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、搬送ラインを用いて
ハンバーガーの食材を組み合わせるハンバーガー搬送機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】客の注文に応じた各種のハンバーガーを
提供・販売するファースト・フードのハンバーガー店
は、その手軽さ・迅速さが受けて非常に盛況である。そ
して、現状では店内で注文に応じた食材(バンズ、注文
に対応したパティー、野菜、ソース類など)を調理し手
作業で手早く組み合わせることにより、ハンバーガーを
供している。予め作り置きをしておくと、食味の低下を
招くからである。
【0003】しかし、ハンバーガーの需要量は増大して
きており、手作業による既述のようなやり方では、客の
注文に対する待ち時間が長くなり過ぎる場合が増えてき
ている。一方、ファーストフード・ショップたるハンバ
ーガー店として迅速性は重要な要素なのである。
【0004】ところで、迅速性を確保するため搬送ライ
ンを利用してハンバーガーの食材を組合せていくことも
考えられるが、搬送ライン上を移動中のハンバーガーの
食材はいわば動的状態にあり、この動いている状態でハ
ンバーガーを半完成品から完成品へと組み合せていくこ
とは技術的に非常に困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
ハンバーガーの食材の組み合わせを搬送ラインを利用し
てすることができるハンバーガー搬送機構を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
【0007】この発明のハンバーガー搬送機構は、ハン
バーガーの1個単位毎にその食材を載置していく搬送皿
Pの搬送ラインを具備し、前記搬送ラインは前記搬送皿
Pとの間の摺動が可能であるとともに、搬送ライン中に
おける搬送皿Pの一時停止位置には、搬送皿Pに当接さ
せるためのストッパーSが出没自在に設けられたことを
特徴とする。
【0008】また、前記ストッパーSが、CPUの指令
に応じて自動的に出没することとしてもよい。また、載
置する必要のない食材の一時停止位置では前記ストッパ
ーSは出ず、搬送皿Pはこれに当接しないで通過するこ
ととしてもよい。
【0009】
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。
【0010】ハンバーガーの1個単位毎にその食材を載
置していく搬送皿Pは、搬送ライン中における一時停止
位置において、出没自在に設けられたストッパーSに当
接することにより搬送ラインとの間で摺動しつつ停止し
ている際に、食材(例えばソースなど)を組み合わせる
ことができる。つまり、搬送ライン自体を停止させるこ
となく駆動したままでも、搬送皿Pが搬送ラインとの間
で摺動しつつ停止している際に、ハンバーガーの食材を
半完成品から完成品へと組合せていくことができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。
【0012】図1乃至図8に示すように、この実施例の
ハンバーガー搬送機構は、後述するバンズ供給機構1及
びパティー供給機構2と共にハンバーガー調理装置を形
成している。なお、ハンバーガーは、焼成した下側バン
ズ(ヒールHと通称される)と上側バンズ(クラウンC
と通称される)、及び、ソースや加熱調理したパティー
などを組み合わせることにより形成される。 (ハンバーガー搬送機構)後述するバンズ供給機構1に
より供給され且つ焼成されたバンズは、このハンバーガ
ー搬送機構によりパティーやソースなどの各食材と組み
合わされ、ハンバーガーとして完成せしめられる。
【0013】図1に示すように、このハンバーガー搬送
機構は、ハンバーガーの1個単位毎にその食材を載置し
ていくためにそのヒール形状に対応した適当な深さのデ
ント(窪み部)を有する搬送皿P(図2参照)の搬送ラ
インを具備している。ハンバーガーの食材の組合せは、
搬送皿Pがヒール載置位置3からクラウン載置位置4ま
で移動せしめられる過程において、各種のハンバーガー
構成食材を、自動或いは手動により後述する各位置で載
置していくことにより行う。また、前記搬送ラインの途
中には、搬送ラインから搬送ライン外へと搬送皿Pを導
くための案内ガイドGが設けられている。
【0014】搬送皿Pの搬送ラインは、連結したリンク
50をチェーン(図示せず)駆動する形式のコンベア5が
用いられ(図3及び図4も参照)、同一平面上を略O字
型のループ状に一定速度で連続駆動せしめられている。
また、加熱調理されたハンバーガーの食材が冷えないよ
うに、搬送皿Pは予め約80℃程度に予熱している。こ
の搬送皿Pの熱がコンベア5のリンク50表面へと伝導し
て冷却していくことを極力防止するために、搬送皿Pに
は中空層6(図2参照)を設けている。この実施例では
搬送皿Pの材質としてアルミニウムを採用している。
【0015】搬送ラインは搬送皿Pとの間の摺動を可能
としている。また、搬送ライン中には搬送皿Pの一時停
止位置を設け、この一時停止位置には搬送皿Pに当接さ
せるためのストッパーSを出没自在に設けている。
【0016】搬送皿Pに当接させるための出没自在のス
トッパーSとして公知の各種の手段を採用することが可
能であるが、この実施例では次のように構成している。
すなわち、図3及び図4に示すように、搬送皿Pを載置
すべきコンベア5の表面の幅Lを、搬送皿Pの外径Dよ
り若干小さく設定する。また、この搬送ラインにおける
搬送皿Pの左右側面に沿って、搬送皿Pの逸脱防止用の
サイド・ガード板51を設けている。52は支持ブロック、
53はトップリンク・ベースである。そして、搬送皿Pの
一時停止位置には、コンベア5の表面の左右にはみ出し
た搬送皿Pの両端部分に当接させるように、コンベア5
の下方に設置した直動ソレノイド54からストッパーSを
出没させるようにしている。
【0017】なお、搬送皿Pの一時停止位置では、コン
ベア5の左右両側部からエアー・シリンダ55(片側のみ
図示)によってストッパーS’を出没させる態様として
もよい。このように、ストッパーSを出没自在に設ける
手段として、電気アクチュエータや流体圧アクチュエー
タその他の種々の手段を採用することができる。
【0018】したがって、ハンバーガーの1個単位毎に
その食材を載置していく搬送皿Pは、搬送ライン中にお
ける一時停止位置において、出没自在に設けられたスト
ッパーSに当接することにより搬送ラインとの間で摺動
しつつ停止している際に、食材(例えばソースなど)を
組み合わせることができる。つまり、搬送ライン自体を
停止させることなく駆動したままでも、搬送皿Pが搬送
ラインとの間で摺動しつつ停止している際に、ハンバー
ガーの食材を半完成品から完成品へと順に組合せていく
ことができる。したがって、ハンバーガーの食材を搬送
ラインを利用して組み合せていくことができる。
【0019】別言すると、自動ないし半自動でハンバー
ガー調理装置を稼働させる場合、搬送皿Pは搬送ライン
中における一時停止位置においてCPUの指令に応じて
自動的に出没するストッパーSに当接することにより搬
送ラインとの間で摺動しつつ停止している際に、他の食
材(例えばソースなど)をCPUの指令により自動的に
組み合わせることができる。このように構成すると、搬
送ライン自体を停止させることなく駆動したままでも食
材を組み合わせることが可能であるという利点がある。
複数の搬送皿Pが搬送ライン上にある場合、搬送ライン
自体の駆動をいちいち停止することは非常に煩雑なので
ある。
【0020】次に、このハンバーガー搬送機構の使用状
態を説明する。先ず、焼成されたヒールHが、ヒール載
置位置3の搬送皿上に落下してこれに載置されるとセン
サーが検知し、CPUの指令によりループ状の搬送ライ
ン上に押し出される。すると、ヒールHを載せた搬送皿
Pは、搬送ライン上を移動していく。
【0021】搬送皿Pが第1ソース供給位置7(一時停
止位置)へ到達し、これをセンサーが検知すると出没自
在のストッパーSが作動して搬送皿Pはこれに当接して
停止する。この際、搬送ライン自体は連続して駆動され
ている状態にあり、搬送皿PはストッパーSが開放され
るまでは、搬送ラインに対して摺動しつつその位置に停
まっている。すなわち、搬送皿Pは、ストッパーSに当
接し、連続して駆動されている搬送ラインに対して摺動
しつつ見かけの上で停止し、前進しない状態となってい
る。
【0022】第1ソース供給位置7には、ハンバーガー
の種類に対応する液状・練状調味料(バーガーソース,
テリヤキソース,マヨネーズ,タルタルソース,ケチャ
ップ,マスタードなど)の吐出ノズルが設置されてお
り、各吐出ノズルは停止した状態の搬送皿Pの略中央の
上方に配設している。そして、CPUの指令に応じた液
状・練状調味料が、搬送皿内に載置された焼成済みのヒ
ールH上へと供給される。
【0023】なお、ハンバーガーの種類によっては第1
ソース供給位置7での液状・練状調味料の供給が必要な
い場合があり、この場合は、CPUはこの位置ではスト
ッパーSを作動させないので、搬送皿Pはこの一時停止
位置を素通りして移動していく。
【0024】第1ソース供給位置7での液状・練状調味
料の供給が終了するとCPUの指令によりストッパーS
が自動的に開放され、搬送皿Pは搬送ライン上を移動せ
しめられる。
【0025】次の食材たるパティーを載置するための一
時停止位置8(4系統設置)に搬送皿Pが到達し、これ
を検知したセンサーにより出没自在のストッパーSが作
動して搬送皿Pが停止すると、待機中の加熱済みパティ
ー(後述する加熱機構9により加熱調理)が、停止せし
められた搬送皿内のハンバーガー半完成品の上に落下し
て載置せしめられる。
【0026】なお、ハンバーガーの種類によっては、こ
の位置でのパティーの載置を必要としない場合がある
が、このときは、この位置での停止指令をCPUが出力
しないので、搬送皿PはストッパーSには当接せずこの
位置を素通りして移動していく。
【0027】パティーを載置する場合にこれが終了する
とストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライン上を
移動していき、案内ガイドGに当接して必然的に搬送ラ
イン外に導き出される。ここは、搬送皿Pが複数個(こ
の実施例では4個程度)滞留できる手動組合せ領域Mと
している。
【0028】上記のように構成しているので、ハンバー
ガーの食材をCPUの指令により自動的に搬送ライン中
で半完成品から完成品へと組合せていくことができると
ともに、この搬送ライン外の手動組合せ領域Mにおい
て、客の注文に係る特定の食材を、手作業等により搬送
皿Pの食材へと組合わすことができる。また、ハンバー
ガーの商品の種類が増えた場合、新しい種類のものに対
する食材の載置は手動組合せ領域Mで対処することがで
きる。つまり、画一的な食材の載置は搬送ライン中の自
動調理領域で行うことにより調理速度の向上を図るとと
もに、新しい種類のハンバーガー用の特定の食材にもハ
ンバーガーの搬送ライン外で容易に対応することができ
る。
【0029】手動組合せ領域Mでは搬送皿上のハンバー
ガー半完成品に対し、具(以下、コンディメントと呼
ぶ)或いはコロッケ、フィッシュ等の揚げ物類(以下、
ポーションと呼ぶ)を載置する。この載置作業は作業
者、すなわち人手により手作業で行われる。作業者は手
動組合せ領域Mに移動してきた搬送皿内のハンバーガー
半完成品に対し、載置すべき対象物の判断をする。
【0030】このため、作業者の視認しやすい位置に、
手動組合せ領域Mで停止したハンバーガー半完成品につ
いての注文表示盤を設置している。注文表示盤には顧客
の注文に応じて入力されたハンバーガーの種類とその数
が一目で視認しやすい形式で、ランプが点灯表示される
ようにしている。この手動組合せ領域Mにおけるコンデ
ィメント、ポーション等の載置作業が終了すると、作業
者は入力システムのインターフェイス盤の操作を行う。
【0031】手動組合せ領域Mにおける食材の載置作業
が終了すると、作業者は搬送皿Pを再び搬送ラインに復
帰せしめるとともに、そのハンバーガーの種類に対応す
るインターフェイス盤のスイッチを押す。搬送皿Pは搬
送ラインへの復帰後すぐにストッパーSに自動的に当接
して停止するようにしており、前記スイッチの操作によ
りストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライン上を
移動していく。また、前記スイッチの操作に連動して注
文表示盤上の対応する商品を示すランプが消灯する。上
記インターフェイス盤に入力したバンバーガーの全てが
ストッパーSの部分を通過すると、センサーがその個数
を読み取り、ストッパーSが搬送ライン上に自動復帰す
るようにしている。
【0032】そして、第2ソース供給位置10(一時停止
位置)への搬送皿Pの到達をセンサーが検知すると、出
没自在のストッパーSが作動して搬送皿Pは停止する。
この位置では、手動組合せ領域Mで載置した食材の上に
必要な液状・練状調味料が供給される。
【0033】第2ソース供給位置10でのソース供給が終
了するとストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライ
ン上を移動していき、センサーとストッパーSの連動に
より最終の食材であるクラウン載置位置4(一時停止位
置)で停止する。
【0034】そして、停止した搬送皿内のハンバーガー
半完成品上に、焼成されたクラウンCが落下せしめられ
る。これで、ハンバーガーの全ての食材の組合せが完了
する。クラウンCの載置が終了すると、ストッパーSが
開放され、搬送皿昇降機構11へと送られる。搬送皿P
は、搬送皿昇降機構11により上方へ送り出される。 (バンズ供給機構)図5乃至図8はバンズ(ヒールHと
クラウンC)供給機構1を示し、図5及び図6はこのう
ちのヒール供給機構12を示す。なお、図7に示すよう
に、クラウン供給機構13も同様の構成である。これらバ
ンズ供給機構1は、ハンバーガー搬送機構の搬送皿Pの
搬送ラインの下方域に設置している。
【0035】このヒール供給機構12は、上下方向にヒー
ルHを積載するため上下端が開放した筒状のバンズ・マ
ガジン14を具備する。バンズ・マガジン14の下端には鍔
部Fを形成している。そして、前記バンズ・マガジン14
の外周には、上下方向に欠切溝15を一本形成している。
この欠切溝15はバンズ・マガジン14の下端から上下方向
に上端の少し下まで形成しており、上端における筒状部
分は連結した状態としている。
【0036】そして、前記欠切溝15を通し、その上にヒ
ールHを積載する昇降アーム16を上下動させることによ
り、バンズ・マガジン14内のヒールHを次工程へと順次
供給するようにしている。昇降アーム16はボール・ナッ
ト17に連結し、このボール・ナット17はボール・スクリ
ュー18に螺合せしめている。ボール・スクリュー18は、
プーリー19及びタイミング・ベルト20を介してモータM
により回転駆動せしめている。つまり、モータMの駆動
によりボール・ナット17に連結した昇降アーム16が上下
動する。21は、ボール・スクリュー18の端部の軸受け機
構である。
【0037】また、バンズを収容すべきバンズ・マガジ
ン14を複数具備し、バンズはバンズの取出し箇所22に配
置するバンズ・マガジン14から一定の位置に供給できる
ようにしており、バンズ・マガジン14は取出し箇所22に
順次移動するようにしている。すなわち、10本のバン
ズ・マガジン14を、サークル状のバンズマガジン回転機
構の外周に着脱自在に固定しており、これをバンズ・ス
トッカー23内に収容している。バンズマガジン回転機構
は、カップリング24(図7参照)を介してモータMで駆
動される回転軸25に、2枚のバンズマガジン保持板26を
上下2箇所に固定することにより形成している。そし
て、前記バンズマガジン保持板26の外周部に、10本の
バンズ・マガジン14を着脱自在に固定している。27は、
回転軸25の軸受け(図7参照)である。
【0038】バンズ・ストッカー23の天板にはバンズ取
出し口28を1個設けており、その直下にバンズの取出し
箇所22のバンズ・マガジン14が配置されるように、バン
ズマガジン回転機構の回転ピッチを制御している。
【0039】次に、このバンズ供給機構1の使用状態を
説明する。図5乃至図7に示すように、予めバンズ・ス
トッカー23内の各バンズ・マガジン14に、バンズ(ヒー
ルHとクラウンC)を上下方向に積載しておく。そし
て、CPUの指令に応じたモータMの回転駆動により昇
降アーム16を上方に移動させ、バンズ・マガジン14内の
最上位のバンズを、バンズ・マガジン14の上方に出現さ
せる。バンズ・マガジン14から所定の高さまでバンズが
現れたことをセンサー29が検知すると、CPUの指令に
応じてモータMが停止する。これにより、バンズ・マガ
ジン14内のバンズを一定の位置に供給することができ
る。
【0040】また、供給中のバンズ・マガジン14内のバ
ンズが無くなると次のバンズ・マガジン14が取出し箇所
22に順次移動し、このバンズの取出し箇所22に配置した
バンズ・マガジン14からバンズを一定の位置に供給す
る。つまり、バンズを常に一定の位置に供給しうるの
で、自動化ないし半自動化されたハンバーガー調理装置
に容易に対応しうるとともに、バンズ・マガジン14内の
バンズが無くなった際、いちいちこれにバンズを収容し
直す必要がなく、次のバンズ・マガジン14が取出し箇所
22に順次移動することにより時間的ロスを最小にしてハ
ンバーガーの形成を継続でき、客の待ち時間を短縮でき
る。さらに、複数のバンズ・マガジン14をサークル状に
配置しているので、バンズ・マガジン14の取出し箇所22
への移動を回転機構により容易に行うことができる。
【0041】なお、バンズ取出し口28の直下のバンズ・
マガジン14が空の時にはこれをセンサー(図示せず)が
検知し、CPUの指令に応じてバンズマガジン回転機構
が1ピッチ回転し、次のバンズ・マガジン14がバンズの
取出し箇所22に移動してバンズ取出し口28の直下に配置
せしめられるようにしている。
【0042】図7及び図8に示すように、次に、昇降ス
ライド・ユニット30によりファンを内蔵するバンズ吸引
ヘッド31が吸着位置まで下降せしめられ、バンズ・スト
ッカー23から現れたバンズ(ヒールHとクラウンC)を
吸着する。バンズ・マガジン14内のバンズは一定の位置
に供給されるので、この工程におけるセッティングが非
常にやりやすく、自動化ないし半自動化されたハンバー
ガー調理装置と好適に組み合わせることができる。そし
て、バンズ吸引ヘッド31を昇降スライド・ユニット30に
より所定の高さまで上昇させ、次に横行スライド・ユニ
ット32によりクラウン搬送コンベア33及びヒール搬送コ
ンベア34(図1及び図7参照)上に移動させた後、ファ
ンの駆動を停止してバンズをクラウン搬送コンベア33及
びヒール搬送コンベア34上に載置する。
【0043】図1に示すように、クラウンCは、クラウ
ン搬送コンベア33によりクラウン焼上げ位置35(2系統
設置)に送られる。そして、クラウン焼成ヒータ(図示
せず)により上下両面から焼成され、クラウン載置位置
4で停止せしめられた搬送皿内に落下させるまで待機せ
しめられる。
【0044】一方、ヒールHはヒール焼上げ位置36(2
系統設置)でクラウンCと同様に上下両面から焼成され
てヒール載置位置3まで移動せしめられ、その直下に停
止せしめられている搬送皿上に落下させるようにしてい
る。 (パティー供給機構)パティーは昇降機構に支えられた
状態でパティー冷凍庫の中に横向きに複数個段積保管さ
れている(図示せず)。前記パティーの昇降機構及びパ
ティー冷凍庫は搬送皿Pの搬送ラインの上方域に配設し
ている。そして、CPUの指令により、段積されている
最下段のパティーのみがパティー冷凍庫から出る位置ま
で、昇降機構が下降する。
【0045】次に、昇降機構上の最下段のパティーを押
圧機構により押し出し、加熱機構9に移動させる。そし
て、加熱機構9において、一対の対面するセラミック・
ヒーターにより両面から冷凍パティーを加熱する。この
冷凍パティーの加熱調理が終了すると、パティーを搬送
ライン上を移動してくる搬送皿Pに落下させるまで待機
させる。
【0046】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を奏する。
【0047】搬送ライン自体を停止させることなく駆動
したままでも、搬送皿Pが搬送ラインとの間で摺動しつ
つ停止している際に、ハンバーガーの食材を半完成品か
ら完成品へと組合せていくことができるので、ハンバー
ガーの食材を搬送ラインを利用して組み合せていくこと
ができるハンバーガー搬送機構を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハンバーガー搬送機構の実施例を説
明する平面図。
【図2】図1のハンバーガー搬送機構の搬送皿を説明す
る一部破断斜視図。
【図3】図1の搬送ラインを説明する要部平面図。
【図4】図1の搬送ラインを説明する要部断面図。
【図5】図1のヒール供給機構を説明する斜視図。
【図6】図5のヒール供給機構を説明する一部破断側面
図。
【図7】図1のバンズ供給機構を説明する一部破断側面
図。
【図8】図7のバンズ供給機構を説明する平面図。
【符号の説明】
S ストッパー P 搬送皿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンバーガーの1個単位毎にその食材を
    載置していく搬送皿(P)の搬送ラインを具備し、前記
    搬送ラインは前記搬送皿(P)との間の摺動が可能であ
    るとともに、搬送ライン中における搬送皿(P)の一時
    停止位置には、搬送皿(P)に当接させるためのストッ
    パー(S)が出没自在に設けられたことを特徴とするハ
    ンバーガー搬送機構。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー(S)が、CPUの指令
    に応じて自動的に出没する請求項1記載のハンバーガー
    搬送機構。
  3. 【請求項3】 載置する必要のない食材の一時停止位置
    では前記ストッパー(S)は出ず、搬送皿(P)はこれ
    に当接しないで通過する請求項1又は2記載のハンバー
    ガー搬送機構。
JP6010915A 1994-02-02 1994-02-02 ハンバーガー搬送機構 Pending JPH07215460A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010915A JPH07215460A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ハンバーガー搬送機構
US08/380,962 US5562183A (en) 1994-02-02 1995-01-31 Food material conveying mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010915A JPH07215460A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ハンバーガー搬送機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07215460A true JPH07215460A (ja) 1995-08-15

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ID=11763564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010915A Pending JPH07215460A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ハンバーガー搬送機構

Country Status (1)

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JP (1) JPH07215460A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020527093A (ja) * 2017-07-03 2020-09-03 エムカーヴィー ゲーエムベーハー ファストフードレストラン用の調理ステーション
CN112847378A (zh) * 2021-02-20 2021-05-28 广东智源机器人科技有限公司 取料系统的取料控制方法及装置、取料机构、烹饪机构

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