JP6503437B1 - 食品自動販売機の調理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】食品自動販売機内の生の食材を調理可能な食品自動販売機の調理装置をもたらす。
【解決手段】食品自動販売機に装備され、食品自動販売機によって提供される調理材料を調理する調理装置であり、チャンバー(10)と、加熱部品(20)と、移動機構(30)とを有する。チャンバーは直線状に延在している。加熱部品及び移動機構はチャンバー内に取り付けられる。移動機構は食材を入口から出口に移動させるために使用される。したがって、調理装置は完全に調理されるまで生の食材を加熱することができるので、食品自動販売機は新鮮な即席調理済食品を提供することができる。さらに、チャンバー内の空間は効率的に利用され、チャンバーは様々な食材及び調理方法に適している。さらに、移動機構は食材を含む複数の容器(B)を移動させることができるので、調理装置は複数セットの食材を同時に加熱することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、食品自動販売機内の食材の調理装置に関する。
一般的な形態の自動販売機は飲料自動販売機である。飲料自動販売機の利点は、飲料自動販売機を設置する場所が制約されず、自動販売機が占める空間が小さいことである。したがって、飲料供給者にとって、自動販売機を介して製品を販売することは、運営費が低く利益が高いので非常に経済的である。一方、消費者が喉の渇きを感じるとき、彼らは飲料自動販売機から飲料を直ちに便利に購入することができる。しかしながら、消費者が空腹で食品を直ちに便利に食べたいときは、パン又はインスタントラーメン類を食べるのを除き、コンビニエンスストアで冷凍食品を購入し、電子レンジで冷凍食品を加熱できる。パンや冷凍食品は十分な栄養を提供するものではなく、さらにコンビニエンスストアで販売されている冷凍食品は、食べる前に予め調理され適温に再加熱され、したがって冷凍食品の味や風味は変わってしまうだけでなく、冷凍食品の栄養は喪失してしまう。
特開2017−130186号公報
本発明の主目的は、食品自動販売機内の生の食材を調理することができる食品自動販売機の調理装置を提供することにある。
本発明にしたがう調理装置は、食品自動販売機内に装備されて食品自動販売機によって提供される食材を調理するものである。調理装置はチャンバーと、加熱部品と、移動機構とを備える。チャンバーは、直線状に延在しており、入口と、出口と、調製空間と、入口カバーと、出口カバーとを有する。入口及び出口は、チャンバーの2つの端部に位置する。調製空間は入口及び出口間に位置し、入口及び出口に連通する。入口カバーは入口を選択的に閉成する。出口カバーは出口を選択的に閉成する。加熱部品はチャンバーの調製空間内に取り付けられ、チャンバーの長手方向に延在している。移動機構はチャンバーの調製空間内に取り付けられ、チャンバーの長手方向に延在している。移動機構は食材をチャンバーの入口から出口へ搬送することができる。
本発明の調理装置は、食品自動販売機内に装備され、食品自動販売機によって提供される生の食材を調理し、次いで調理済の食品を包装し、それで食品自動販売機は新鮮な即席調理済食品を提供することができる。直線状チャンバー及びそのチャンバーの2つの端部に配置された入口及び出口によって、直線状チャンバーは食品自動販売機内の空間を他の形状(例えば、円形)のものと比較してより効率的に利用し、それで食材は入口から出口への搬送中に加熱される。換言すれば、食材はチャンバー内の全空間に亘って移動され、チャンバー内の空間は完全に利用される。したがって、直線状チャンバーは内部に限られた空間を有する食品自動販売機に適している。また、チャンバー内に滞留する食材の持続時間を移動機構により制御することで、調理装置が異なる食材及び調理方法に適するようになり、それで食品自動販売機は様々な食事を提供することができる。さらに、移動機構は食材を含む複数の容器を移動させることができ、それで複数の容器内の食材を同時に加熱することができ、これで消費者の待時間を低減する。
本発明の他の目的、利点及び新規な特徴は図面と併せて以下の詳細な説明から明らかになる。
図1は、食品自動販売機及び食品調製装置の概略図である。 図2は、図1における食品調製装置に装備された本発明にしたがう調理装置の概略図である。 図3は、図2における調理装置の概略図である。 図4は、図3における調理装置の側面図である。 図5は、図3における調理装置の側面図であり、入口カバーが開いた状態で示されている。 図6は、図3における調理装置の別の側面図である。 図7は、図3における調理装置の側面図であり、入口カバーが開いた状態で示されている。 図8は、図3における調理装置の移動機構と駆動機構の他の側面図である。 図9は、図3における調理装置の昇降機構の概略図である。 図10は、動作概略図である。 図11は、動作概略図である。 図12は、動作概略図である。
以下、本発明にしたがう食品自動販売機の調理装置をその好適な実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3及び図10を参照すると、本発明にしたがう食品自動販売機の調理装置が提供される。調理装置は、食品自動販売機の食品調製装置A内に装備され、食材を調理し、調理済みの食品を包装し、取出すことで食品自動販売機から販売する。食品自動販売機内の食材は生のままであるが、食事は本発明の調理器具によって調理される。この実施例では、食材は容器B内に同じ量だけ分配され、これにより食品調製装置Aは、同量の食材を容器Bとともに調理装置に提供する。調理装置は直線状チャンバー10と、加熱部品20と、移動機構30と、駆動機構40と、昇降機構50とを備えている。
次に、図3及び図10を参照すると、チャンバー10は直線状に延在し、入口101、出口102及び調製空間103を有する。入口101及び出口102はチャンバー10の上面の両端に設けられ、調製空間103は入口101及び出口102の間に位置し、入口101及び出口102に連通している。したがって、調理空間103には、食材が調製空間103を通過させる際に食材を蒸し、蒸し煮し、焙り焼く水、スープ、焙り油を含めることができる。別法として、調製空間103には、水、スープ、焙り油を含めなくてもよく、食材は調製空間103を通過させる際にローストすることができる。別の実施例において、チャンバー10がロースト用である場合、入口101及び出口102は、それぞれチャンバー10の端面に配置することができる。
図4〜図5を参照して説明すると、チャンバー10は入口カバー11及び出口カバー12を備えている。入口カバー11と出口カバー12もチャンバー10の上面の両端に取り付けられているので入口カバー11は入口101を選択的に閉成し、出口カバー12は出口102を選択的に閉成する。この実施例において、さらにチャンバー10は油圧シリンダ13を含んでいる。油圧シリンダ13は、入口カバー11に連結され、入口カバー11を駆動してチャンバー10の長手方向に移動させる。
図6〜図7も参照すると、出口カバー12はチャンバー10に枢動可能に取り付けられ、チャンバー10の長手方向側部の周りを傾動する。言い換えれば、出口カバー12の枢動軸はチャンバー10の長手方向側部にある。この実施例において、出口カバー12は連結装置を備え、これは第1の連結装置120である。第1の連結装置120は出口カバー12の枢動軸の端部及びチャンバー10の端面に取り付けられている。したがって、第1の連結装置120は出口カバー12を枢動駆動するための食品自動販売機の動力源(図示せず)に着脱自在に連結される。
図4及び図9を参照すると、加熱部品20はチャンバー10の調製空間103内に取り付けられ、チャンバー10の長手方向に延在している。この実施例において、加熱部品20は電気加熱部品であるが、これに限定されるものではない。加熱部品20は、マイクロ波発生器又はガスストーブであってもよい。
図3、図8及び図9を参照するに、移動機構30はチャンバー10の調製空間103に設置され、チャンバー10の長手方向に延在し、それによって調製空間103に投入された食材は入口から出口に搬送される。移動機構30はコンベアベルトであってもよい。コンベアベルトは、2本のチェーン31と、複数の連結ロッド32と、複数の螺旋状部品33とを備えている。2本のチェーン31は互いに平行で離間してループ状に配置されている。連結ロッド32は2本のチェーン31を連結している。螺旋状部品33の各々は連結ロッド32のそれぞれにスリーブ状に設けられてコンベアベルトの摩擦を増加させており、このため食材を含む容器Bはコンベヤベルトで移動される。螺旋状部品33の各々は、螺旋状ロッドであってもよく、少なくとも1つの螺旋状突出部を有するスリーブであってもよい。
図6及び図8を参照すると、駆動機構40は食品自動販売機の動力源に連結され、これで移動機構30を駆動することができる。駆動機構40は第1の駆動ロッド41と、第1の駆動エレメント42と、第1の駆動ベルト43と、連結装置とを含む。
第1の駆動ロッド41は、チャンバー10の側面を通って取り付けられ、本実施例において、第1の駆動ロッド41はチャンバー10の上面に隣接している。言い換えれば、第1の駆動ロッド41の一端はチャンバー10内に位置し、第1の駆動ロッド41の他端はチャンバー10の外に位置する。第1の駆動エレメント42は第1駆動ロッド41の一端に堅固に取り付けられ、第1の駆動ロッド41の上記の一端はチャンバー10内に配置される一端である。第1の駆動ベルト43はチャンバー10内に配設され、ループ状に配置される。第1の駆動ベルト43の一端はチャンバー10内で第1の駆動エレメント42上に巻き付けられ、他端は移動機構30に連結されている。この実施例において、第1の駆動エレメント42はスプロケットであり、第1の駆動ベルト43はチェーンであり、第1の駆動エレメント42は第1の駆動ベルト43と係合する。他の実施例において、第1の駆動エレメント42は原動プーリであり、第1の駆動ベルト43はベルトである。駆動機構40の連結装置は第1の駆動ロッド41の一端に堅固に取り付けられた第2の連結装置44であり、第1の駆動ロッド41の上記の一端はチャンバー10の外に位置する一端である。したがって、第2の連結装置44は食品自動販売機の動力源に着脱自在に連結され、これで移動機構30を駆動機構40によって駆動することができる。
次に、図9及び図10を参照するに、昇降機構50は調製空間103内に取り付けられ、出口102に隣接している。昇降機構50は少なくとも1つの案内トラック51と、昇降台52と、第2の駆動ロッド53と、第2の駆動エレメント54と、第2の駆動ベルト55と、連結装置とを備えている。
少なくとも1つの案内トラック51はチャンバー10の高さ方向に延在する。この実施例において、少なくとも1つの案内トラック51の数は2である。2つの案内トラック51は互いに平行で離間しており、調製空間103内でチャンバー10の端面の1つに隣接して配置されている。この実施例において、案内トラック51の各々はロッドである。
昇降台52は少なくとも1つの案内トラック51に沿って移動可能である。言い換えれば、昇降台52はチャンバー10の高さ方向に移動可能である。昇降台52は連結部521及び2つのアーム522を備えている。連結部521の両端部は2つの案内トラック51にそれぞれ連結され、この実施例において、連結部521の両端部は2つの案内トラック51に嵌合して取り付けられる。連結部521は空洞5210を形成する。
2つのアーム522は互いに平行で分離している。2つのアーム522はチャンバー10の長手方向に延在している。各アーム522は固定端及び持ち上げ端を有する。2つのアーム522の固定端はそれぞれ連結部521の両端に堅固に取り付けられ、2つのアーム522の持ち上げ端はそれぞれ移動機構30の両側に配置される。換言すれば、2つのアーム522の間の距離は移動機構30の幅よりも大きい。しかしながら、2つのアーム522の間の距離は容器Bの幅よりも小さく、これで作動中にアームは堅固に容器Bを持ち上げることができる。
昇降台52がそのストロークの下端に移動するとき、2つのアーム522の持ち上げ端は移動機構30の2つの側面上にあるが、移動機構30のコンベアベルトの上面よりも低いところにある。昇降台52がストロークの上端に移動すると、2つのアーム522はチャンバー10の出口102に隣接する。
第2の駆動ロッド53はチャンバー10の一方の側面を通って出口102に隣接して取り付けられ、上記の側面は第1の駆動ロッド41が取り付けられる面と同じ面でなくてもよい。この実施例において、第2の駆動ロッド53が通って取り付けられた上記の側面はチャンバー10の両端面の一方の端面である。第2の駆動ロッド53の一端はチャンバー10内に位置し、第2の駆動ロッド53の他端はチャンバー10の外に位置する。第2の駆動エレメント54は第2の駆動ロッド53の両端の一端に堅固に取り付けられ、上記の一端はチャンバー10内に配置される。第2の駆動ベルト55はチャンバー10内に配設され、ループ状に配置されている。第2の駆動ベルト55の一端はチャンバー10内に位置する第2の駆動エレメント54に巻き付けられている。第2の駆動ベルト55の他端は昇降台52に連結され、それによって昇降台52が駆動されて上下に移動される。この実施例において、第2の駆動エレメント54はスプロケットであり、第2の駆動ベルト55はチェーンであり、第2の駆動エレメント54は第2の駆動ベルト55と係合する。
昇降機構50の連結装置は第2の駆動ロッド53の他端に堅固に取り付けられた第3の連結装置56であり、上記の他端はチャンバー10の外に位置している。したがって、第3の連結装置56は食品自動販売機の動力源に連結され、それで昇降機構50の昇降台52が駆動される。
さらに、本発明の調理装置は食品の食材の位置を検出するセンサを備えている。この実施例において、センサは傾動部品61を備えている。傾動部品61は食材に当接したときチャンバー10の長手方向に傾動角を変化させる。正確には、傾動部品61の一端は出口102に隣接して傾動可能に取り付けられ、傾動部品61の他端はブロック610を備えている。この実施例において、傾動部品61は昇降台52の空洞5210内に収納される。
本発明が使用中のとき、食品自動販売機は容器Bに含まれる食材を提供する。一方、図4、図5、図10に示すように、チャンバー10の入口カバー11は油圧シリンダ13により駆動されて水平に移動し、入口101を開成させ、容器Bは入口101を通り、移動機構30に載置されて調製空間103内に移動することができる。次いで、図10及び図11に示すように、食品自動販売機の動力源が駆動機構40を介して移動機構30を駆動し、容器Bは移動機構30によって駆動され、チャンバー10の入口101から出口102に移動し、加熱部品20は移動中に容器Bを加熱し続ける。したがって、容器Bが出口102に隣接して移動するとき、容器B内の食材は完全に調理される。
本発明の調理装置において、移動機構30で容器Bを異なる速度で移動させることにより、食材の加熱時間を制御することができる。したがって、調理装置は変えられる食材及び変えられる調理方法、例えばマイクロ波加熱、炒め、蒸し煮、蒸し、焙り焼及びローストに適している。
例えば、蒸し煮するために、チャンバー10は水又はスープを含むべきであり、水又はスープの液面はチャンバー10、加熱部品20及び移動機構30の半分よりも高い。加熱部品20が水又はスープを加熱した後に、水又はスープに浸漬された食材は移動機構30によって移動されるときに蒸し煮される。この実施例において、加熱部品20はチャンバー10の底面上に延在させることができる。
蒸すために、チャンバー10は水を含むべきであるが、水の液面は移動機構30よりも高くなくてもよい。加熱部品20によって水が加熱されて蒸気になった後に、移動機構30によって移動される食材は蒸気に浸して加熱される。また、この実施例において、加熱部品20はチャンバー10の底面上に延在してもよい。
焙り焼のために、チャンバー10は焙り油を含むべきであり、焙り油の液面はチャンバー10、加熱部品20及び移動機構30の半分よりも高い。加熱部品20が焙り油を加熱した後に、焙り油に浸漬された食材は移動機構30によって移動されながら揚げられる。この実施例において、加熱部品20はチャンバー10の底面上に延在することができる。
ローストのために、チャンバー10は、水、スープ又は油を含んではならないが、加熱部品20は熱放射によって食材を直接加熱する。この実施例において、加熱部品20はチャンバー10の底面上に延在するだけでなく、チャンバー10の2つの側面上に延在することもできる。
また、多くの消費者が食品自動販売機の食品を購入するとき、複数の容器Bが一つずつ本発明の調理装置に投入することができ、複数の容器B内の複数の食材が同時に加熱され、それによって消費者の待時間が減少する。
図6、図7、図11、図12に示すように、容器Bの1つが出口102の下方に移動したことをセンサが検出するとき、昇降機構50及び出口カバー12は作動し、移動機構30が停止して容器Bを一時的に移動させる。この実施例において、容器Bを出口102の近傍位置まで移動され傾動部品61を押して傾動部品61の傾動角度が所定角度より大きく変化するとき、昇降機構50及び出口カバー12が始動して作動する。容器Bが出口102の下方に移動すると、容器Bも昇降機構50の昇降台52上に位置する。したがって、出口カバー12が開成され、昇降台52が容器Bを持ち上げた後に、容器Bは出口102の外に移動させることができる。
その後、容器Bは食品自動販売機のクランプ又はロボットアームによって取り上げられ、調理した食材は包装又はさらに処理することができる。別の実施例において、調理装置は昇降機構50を備えていなくてもよい。しかしながら、その代わりに、コンテナBが出口102の下を移動するとき、チャンバー10内に延びる食品自動販売機のクランプ又はロボットアームによって容器Bは取り上げられる。容器Bが取り上げられる後に、出口カバー12は再度閉成され、昇降台52はストロークの下端まで移動し、次いで移動機構30は残りの容器Bを移動させる。
図2、図3、図6及び図9に示すように、清潔で衛生的にするために、本発明の調理装置は食品自動販売機から取り外し可能である。正確には、チャンバー10はプーリを備えており、容易に取り外すことができる。また、出口カバー12の第1の連結装置120と、駆動機構40の第2の連結装置44と、昇降機構50の第3の連結装置56とは、食品自動販売機の動力源に着脱自在に連結されていることで、調理装置は外部動力源によって駆動され、このため調理装置の軽量化及び移動が容易になる。
一方、図6、図9及び図10に示すように、チャンバー10内の各部品は食品工業グレードのステンレス鋼で作られているので、チャンバー10内の部品は錆びたり汚れたりすることがない。さらに、駆動機構40の第1の駆動ロッド41がチャンバー10を通ってチャンバー10の上部表面近くに取り付けられ、昇降機構50の第2の駆動ロッド53がチャンバー10の出口102(端面の上端縁)を通って取り付けられることで、チャンバー10内の水、スープ又は焙り油が第1の駆動ロッド41又は第2の駆動ロッド53が取り付けられた位置から漏洩しないようにすることができる。
したがって、本発明の調理装置は、食品自動販売機に装備され、食品自動販売機によって提供される生の材料を調理し、次いで包装し、それで食品自動販売機は新鮮な即席調理済食品を提供することができる。チャンバー10が直線状に延び、入口101及び出口102がチャンバー10の両端に配置されているので、直線状チャンバーは食品自動販売機内の空間を他の形状(例えば、円形)のものと比較してより効率的に利用し、それで食材は入口から出口への搬送中に加熱することができる。言い換えれば、食材はチャンバー10内の全空間を通って移動され、それでチャンバー10内に無駄な空間がない。したがって、直線状に延びるチャンバー10は限られた空間を有する食品自動販売機に適している。また、移動機構30によりチャンバー10内に滞留する食材の持続時間を制御することにより、調理装置は異なる食材及び調理方法に適するものとすることができ、それで食品自動販売機は様々な食品や食事を提供することができる。また、移動機構30は食材を含む複数の容器Bを移動させることができ、それで複数の容器B内の食材は同時に加熱することができ、これで消費者の待時間を短縮することができる。
本発明の多くの特徴及び利点が本発明の構造及び機能の詳細と共に前述の説明において記載したが、その開示は例示的なものに過ぎない。その変更は、特に特許請求の範囲が表現している用語の広範な一般的意味によって示されるように本発明の原理内で部品の形状、大きさ及び配置の事項について詳細に案出することができる。
A・・・食品調製装置
B・・・容器
10・・・チャンバー
11・・・入口カバー
12・・・出口カバー
13・・・油圧シリンダ
101・・・入口
102・・・出口
103・・・調製空間
120・・・第1の連結装置
20・・・加熱部品
30・・・移動機構
31・・・チェーン
32・・・連結ロッド
33・・・螺旋状部品
40・・・駆動機構
41・・・第1の駆動ロッド
42・・・第1の駆動エレメント
43・・・第1の駆動ベルト
44・・・第2の連結装置
50・・・昇降機構
51・・・案内トラック
52・・・昇降台
53・・・第2の駆動ロッド
54・・・第2の駆動エレメント
55・・・第2の駆動ベルト
56・・・第3の連結装置
521・・・連結部
522・・・アーム
5210・・・空洞
61・・・傾動部品
610・・・ブロック

Claims (11)

  1. 食品自動販売機に装備され、前記食品自動販売機によって提供される食材を調理する調理装置であって、前記調理装置は、
    直線状に延びるチャンバーを備え、前記チャンバーは、
    前記チャンバーの両端に位置する入口及び出口と、
    前記入口及び前記出口の間に位置し、前記入口及び出口に連通する調製空間と、
    前記入口を選択的に閉成する入口カバーと、
    前記出口を選択的に閉成する出口カバーとを有し、前記チャンバーは、
    前記チャンバーの前記調製空間内に取り付けられ、前記チャンバーの長手方向に延在する加熱部品と、
    前記チャンバーの前記調製空間内に取り付けられ、前記チャンバーの長手方向に延在する移動機構と
    駆動機構と、を備え、
    前記移動機構は、前記食材を前記チャンバーの前記入口から前記出口へ搬送することができ
    前記駆動機構は、
    前記チャンバーの側壁を通って取り付けられる第1の駆動ロッドと、
    前記チャンバー内に位置する前記第1の駆動ロッドの一端に堅固に取り付けられる第1の駆動エレメントと、
    ループ状に配置される第1の駆動ベルトと、を備え、
    前記第1の駆動ロッドの一端は前記チャンバー内に位置し、前記第1の駆動ロッドの他端は前記チャンバーの外に位置し、
    前記第1の駆動ベルトの一端は前記第1の駆動エレメント上に巻き付かれ、前記第1の駆動ベルトの他端は前記移動機構に連結されることを特徴とする食品自動販売機の調理装置。
  2. 前記移動機構はコンベベルトであり、前記コンベヤベルトは、
    互いに平行で離間している2本のチェーンを備え、前記2本のチェーンの各々はループ状に配置され、前記コンベヤベルトは、
    複数本の連結ロッドを備え、前記連結ロッドの各々は前記2本のチェーンを連結することを特徴とする請求項1記載の調理装置。
  3. 前記移動機構は、前記連結ロッドに巻き付かれる複数の螺旋状部品を備えることを特徴とする請求項2記載の調理装置。
  4. 前記駆動機構は、前記チャンバーの外に位置する前記第1駆動ロッドの一端に堅固に取り付けられた連結装置を備え、前記連結装置は前記食品自動販売機の動力源に取り外し可能に連結されることを特徴とする請求項記載の調理装置。
  5. 前記調製空間内で前記出口に隣接して取り付けられる昇降機構を備え、前記昇降機構は前記食材を前記移動機構から前記出口に持ち上げることができることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の調理装置。
  6. 前記昇降機構は、
    前記チャンバーの高さ方向に延在する少なくとも1つの案内トラックと、
    前記チャンバーの側壁を通って前記出口に隣接して取り付けられる第2の駆動ロッドとを備え、前記第2の駆動ロッドの一端は前記チャンバー内に位置し、前記第2の駆動ロッドの他端は前記チャンバーの外に位置し、前記昇降機構は、
    前記チャンバー内に位置する前記第2の駆動ロッドの一端に堅固に取り付けられる第2の駆動エレメントと、
    ループ状に配置され、前記第2の駆動エレメント上に巻き付けられる第2の駆動ベルトと、
    前記第2の駆動ベルトに連結され、少なくとも1つの案内トラックに沿って移動可能な昇降台とを備えることを特徴とする請求項記載の調理装置。
  7. 前記昇降機構は、前記チャンバーの外に位置する前記第2の駆動ロッドの一端に堅固に取り付けられる連結装置を備え、前記連結装置は前記食品自動販売機の動力源に取り外し可能に連結されることを特徴とする請求項6記載の調理装置。
  8. 前記食材の位置を検出するためのセンサを備え、前記センサは傾動部品を備え、前記傾動部品の一端は前記出口に隣接して傾動可能に取り付けられ、前記傾動部品は前記食材に当接したとき前記チャンバーの長手方向に沿って傾動可能であり、
    前記昇降台は空洞を備え、前記傾動部品は前記空洞内に収容され、前記傾動部品が前記食材に当接して傾動するとき、前記出口カバーは開成され、前記昇降台は前記食材を持ち上げることを特徴とする請求項記載の調理装置。
  9. 前記食材の位置を検出するためのセンサを備え、前記センサは前記調製空間内で前記出口に隣接して取り付けられ、前記出口カバーを作動させて開成することを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の調理装置。
  10. 前記センサは傾動部品を備え、前記傾動部品の一端は前記出口に隣接して傾動自在に取り付けられ、前記傾動部品は前記食材に当接したとき前記チャンバーの長手方向に沿って傾動可能であり、
    前記傾動部品は前記出口と反対側の前記傾動部品の他端に位置するブロックを備えることを特徴とする請求項記載の調理装置。
  11. 前記出口カバーは、前記チャンバーに枢動可能に取り付けられ、連結装置を備え、前記出口カバーの前記連結装置は前記食品自動販売機の動力源に着脱自在に連結されることを特徴とする請求項1乃至請求項3何れか1項記載の調理装置。
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