JPH0683690B2 - 麺自動調理装置 - Google Patents
麺自動調理装置Info
- Publication number
- JPH0683690B2 JPH0683690B2 JP1204468A JP20446889A JPH0683690B2 JP H0683690 B2 JPH0683690 B2 JP H0683690B2 JP 1204468 A JP1204468 A JP 1204468A JP 20446889 A JP20446889 A JP 20446889A JP H0683690 B2 JPH0683690 B2 JP H0683690B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- storage container
- noodles
- permeable
- noodle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47J—KITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
- A47J27/00—Cooking-vessels
- A47J2027/006—Cooking-vessels especially adapted for preparing pasta
Landscapes
- Noodles (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、うどん、そば、スパゲッティ、ラーメン等の
麺を調理する装置に関する。
麺を調理する装置に関する。
(ロ)従来の技術 本発明に先行する技術として特開昭60−172264号公報に
記載の麺調理装置がある。麺調理装置は、小麦粉、そば
粉等の原料穀粉に捏水を加えて捏ねて麺生地を製造し、
麺生地を圧延した後切断して麺線を製造し、その後、茹
湯で茹上げた後水洗いして茹麺を製造するものである。
製造した茹麺は、温水にて温めて水切りして容器に移し
て容器に汁をいれて、温かいうどん、そばができあが
る。製造した茹麺は、冷水にて冷やして容器に移し、別
の容器につけ汁をいれて冷しうどん、そばができあがる
ことになる。
記載の麺調理装置がある。麺調理装置は、小麦粉、そば
粉等の原料穀粉に捏水を加えて捏ねて麺生地を製造し、
麺生地を圧延した後切断して麺線を製造し、その後、茹
湯で茹上げた後水洗いして茹麺を製造するものである。
製造した茹麺は、温水にて温めて水切りして容器に移し
て容器に汁をいれて、温かいうどん、そばができあが
る。製造した茹麺は、冷水にて冷やして容器に移し、別
の容器につけ汁をいれて冷しうどん、そばができあがる
ことになる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 そして、麺を収納した通水性収納容器を茹湯槽に通して
茹上げ調理し、この調理された麺を通水性収納容器内か
ら次工程へ排出するようにした麺自動調理装置では、通
水性収納容器を手操作にて茹湯槽から取り出して中の麺
を次の工程に排出するか、あるいは通水性収納容器を回
転させて中の麺を排出することが考えられるが、この場
合は、手間がかかるとともに構造が複雑になる。
茹上げ調理し、この調理された麺を通水性収納容器内か
ら次工程へ排出するようにした麺自動調理装置では、通
水性収納容器を手操作にて茹湯槽から取り出して中の麺
を次の工程に排出するか、あるいは通水性収納容器を回
転させて中の麺を排出することが考えられるが、この場
合は、手間がかかるとともに構造が複雑になる。
また、いずれの場合でも、通水性収納容器内に麺の一部
が残ることが多く、その取出し作業と清掃作業に手間が
かかり、管理者にとっては甚だ面倒なものであった。
が残ることが多く、その取出し作業と清掃作業に手間が
かかり、管理者にとっては甚だ面倒なものであった。
本発明はこのようなことから、簡単な構成にて容易に通
水性収納容器内の麺を排出することができるとともに、
通水性収納容器内に麺の一部が残ることなく排出でき、
かつ清掃をすることのできる麺自動調理装置を提供する
ものである。
水性収納容器内の麺を排出することができるとともに、
通水性収納容器内に麺の一部が残ることなく排出でき、
かつ清掃をすることのできる麺自動調理装置を提供する
ものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、麺を収納した通水性収納容器を茹湯槽に通し
て茹上げ調理し、この調理された麺を通水性収納容器内
から次工程へ排出するようにした麺自動調理装置におい
て、水平移動する保持体に上下移動可能に指示された支
持杆の上部に設けられ底壁を開閉可能な前記通水性収納
容器と、茹湯上方の麺の排出位置へ通水性収納容器を持
ち上げるリフト装置と、麺の排出位置に位置した通水性
収納容器の底壁を開放する開放操作機構と、この開閉操
作機構にて底壁を開放される通水性収納容器の上方位置
に設けられ、該通水性収納容器の停止中に通水性収納容
器の底壁に向けて放水する放水ノズルとを設けたもので
ある。
て茹上げ調理し、この調理された麺を通水性収納容器内
から次工程へ排出するようにした麺自動調理装置におい
て、水平移動する保持体に上下移動可能に指示された支
持杆の上部に設けられ底壁を開閉可能な前記通水性収納
容器と、茹湯上方の麺の排出位置へ通水性収納容器を持
ち上げるリフト装置と、麺の排出位置に位置した通水性
収納容器の底壁を開放する開放操作機構と、この開閉操
作機構にて底壁を開放される通水性収納容器の上方位置
に設けられ、該通水性収納容器の停止中に通水性収納容
器の底壁に向けて放水する放水ノズルとを設けたもので
ある。
(ホ)作用 本発明は、支持杆の上部に支持された通水性収納容器が
保持体によって水平移動され、リフト装置によって麺の
排出位置に移動されると、開閉操作機構が底壁を開放す
る。そしてこの通水性収納容器の上方に位置した放水ノ
ズルが底壁に向かって放水を行い、中の麺は放水により
底壁上の滑りを促進されて排出され、かつ底壁は放水に
よって洗浄される。
保持体によって水平移動され、リフト装置によって麺の
排出位置に移動されると、開閉操作機構が底壁を開放す
る。そしてこの通水性収納容器の上方に位置した放水ノ
ズルが底壁に向かって放水を行い、中の麺は放水により
底壁上の滑りを促進されて排出され、かつ底壁は放水に
よって洗浄される。
(ヘ)実施例 うどんそば自動調理販売機1に本発明を実施した構造に
基づき、本発明の構成を具体化して説明する。
基づき、本発明の構成を具体化して説明する。
うどんそば自動調理販売機1は第3図の概略構造を示す
正面図及び第4図の概略構造を示す平面図に示す構成を
している。うどんそば自動調理販売機1は顧客からの注
文も受け付けて調理指示を行う受付制御装置2と、受付
制御装置2からの制御にて作動する麺調理装置3と、麺
調理装置3にて調理された麺を一時貯蔵する調理済み麺
収納装置4と、顧客の受け取り要求操作に基づき調理済
み麺収納装置4の麺を排出する受取装置5とからなる。
正面図及び第4図の概略構造を示す平面図に示す構成を
している。うどんそば自動調理販売機1は顧客からの注
文も受け付けて調理指示を行う受付制御装置2と、受付
制御装置2からの制御にて作動する麺調理装置3と、麺
調理装置3にて調理された麺を一時貯蔵する調理済み麺
収納装置4と、顧客の受け取り要求操作に基づき調理済
み麺収納装置4の麺を排出する受取装置5とからなる。
麺調理装置3はうどんを製麺するうどん製麺機6と、そ
ばを製麺するそば製麺機7と、各製麺機6、7にて製麺
された麺線(生麺)を収納する複数の通水性収納容器8
を備えた茹麺装置9と、茹麺装置9に茹られた茹麺を冷
水洗浄し、注文に応じた冷却と加熱とを行う冷温水麺処
理装置10と、冷温水麺処理装置10にて処理された調理済
み麺を受入れる販売容器11を有した容器配送装置12とを
備えている。
ばを製麺するそば製麺機7と、各製麺機6、7にて製麺
された麺線(生麺)を収納する複数の通水性収納容器8
を備えた茹麺装置9と、茹麺装置9に茹られた茹麺を冷
水洗浄し、注文に応じた冷却と加熱とを行う冷温水麺処
理装置10と、冷温水麺処理装置10にて処理された調理済
み麺を受入れる販売容器11を有した容器配送装置12とを
備えている。
受付制御装置2は、硬貨投入口と、カード及び紙幣の挿
入口と、販売する麺類に対応して複数配設した選択スイ
ッチと、この選択スイッチによって選択された麺類の受
注カードを発行するカード販売口と、各選択スイッチに
対応した売り切れ表示部と、準備中等の販売機1の状態
を表示する表示部とを形成している。販売する麺は、本
実施例において温麺としてのかけうどん及びかけそば、
冷麺としてのもりうどん及びもりそばの4種類である。
入口と、販売する麺類に対応して複数配設した選択スイ
ッチと、この選択スイッチによって選択された麺類の受
注カードを発行するカード販売口と、各選択スイッチに
対応した売り切れ表示部と、準備中等の販売機1の状態
を表示する表示部とを形成している。販売する麺は、本
実施例において温麺としてのかけうどん及びかけそば、
冷麺としてのもりうどん及びもりそばの4種類である。
各製麺機6,7は受付制御装置2からの信号に基づき1食
分単位で製麺する。製麺は、穀粉(小麦粉またはそば
粉)と捏水とを高速回転するブレードを有するシリンダ
ー内で穀粉を粉塵化すると共に捏水を噴霧化して混和し
てソボロ状麺生地を製造し、ソボロ状麺生地をローラ装
置にて一つの塊にしながら圧延し、その後ロール式切断
装置にて切断して麺線を形成する。製造した1食分の麺
線は搬送装置13にて搬送されて茹麺装置9の通水性収納
容器8内に入れられる。
分単位で製麺する。製麺は、穀粉(小麦粉またはそば
粉)と捏水とを高速回転するブレードを有するシリンダ
ー内で穀粉を粉塵化すると共に捏水を噴霧化して混和し
てソボロ状麺生地を製造し、ソボロ状麺生地をローラ装
置にて一つの塊にしながら圧延し、その後ロール式切断
装置にて切断して麺線を形成する。製造した1食分の麺
線は搬送装置13にて搬送されて茹麺装置9の通水性収納
容器8内に入れられる。
茹麺装置9は、第2図に示す概略断面図に示す構造に形
成される。茹麺装置9は、略楕円状の茹湯槽14と、茹湯
槽14の内側に配設した駆動装置15と、駆動装置15にて水
平に駆動される保持体16と、保持体16に上下方向に移動
自在に支持される支持杆17と、支持杆17の上部に着脱自
在に装着される通水性収納容器8と、水平に搬送中の通
水性収納容器8に振動を与える振動付与装置18と、冷温
水麺処理装置10への移行位置に来たときに通水性収納容
器8を上方に持ち上げるリフト装置19とを有している。
成される。茹麺装置9は、略楕円状の茹湯槽14と、茹湯
槽14の内側に配設した駆動装置15と、駆動装置15にて水
平に駆動される保持体16と、保持体16に上下方向に移動
自在に支持される支持杆17と、支持杆17の上部に着脱自
在に装着される通水性収納容器8と、水平に搬送中の通
水性収納容器8に振動を与える振動付与装置18と、冷温
水麺処理装置10への移行位置に来たときに通水性収納容
器8を上方に持ち上げるリフト装置19とを有している。
駆動装置15は水平に回転する上下一対の駆動歯車20と、
水平に回転する上下一対の従動歯車21と、上下一対の駆
動歯車20と上下一対の従動歯車21とに掛ける2本のチェ
ーン22とよりなる。
水平に回転する上下一対の従動歯車21と、上下一対の駆
動歯車20と上下一対の従動歯車21とに掛ける2本のチェ
ーン22とよりなる。
そしてこのチェーン22には、取付金具にて保持体16を等
間隔に固定している。この保持体16は金属にて形成し、
支持杆17を安定して上下動支持するに十分な強度を有す
るように形成している。また支持杆17は幅の狭い金属板
にて形成し、上部に重量物である通水性収納容器8を支
持する関係から十分な強度を有するように形成してい
る。そして、支持杆17は保持体16の両側部に形成した溝
部にて両側縁部を挟持され、上下方向にのみ移動可能に
支持されるとともに、上部に位置決め突起32を形成して
おり、突起32が保持体16の上縁に当接することで、支持
杆17の下方への抜け移動を阻止している。
間隔に固定している。この保持体16は金属にて形成し、
支持杆17を安定して上下動支持するに十分な強度を有す
るように形成している。また支持杆17は幅の狭い金属板
にて形成し、上部に重量物である通水性収納容器8を支
持する関係から十分な強度を有するように形成してい
る。そして、支持杆17は保持体16の両側部に形成した溝
部にて両側縁部を挟持され、上下方向にのみ移動可能に
支持されるとともに、上部に位置決め突起32を形成して
おり、突起32が保持体16の上縁に当接することで、支持
杆17の下方への抜け移動を阻止している。
保持体16は、本実施構造では16個をチェーン22に装着し
ている。そして、この保持体16に支持された支持杆17の
上部に装着した通水性収納容器8は、茹湯槽14の湯の中
に埋没し、上縁部のみが湯面より出ているように通常は
位置する。
ている。そして、この保持体16に支持された支持杆17の
上部に装着した通水性収納容器8は、茹湯槽14の湯の中
に埋没し、上縁部のみが湯面より出ているように通常は
位置する。
駆動装置15は図示しない動電機にて駆動されて、その駆
動は間欠移動するように構成され、本実施例では15秒間
隔で駆動される。一回の間欠駆動にて保持体16は、保持
体16の間隔距離だけ移動する。保持体16は間欠移動にて
保持体16の間隔距離しか移動しないが、支持杆17にて支
持された通水性収納容器8は支持杆17上部より放射方向
に張り出して支持されることから、茹湯槽14の両端部分
の円弧部分では、第4図に示すごとく4分の1半円だけ
移動することになる。
動は間欠移動するように構成され、本実施例では15秒間
隔で駆動される。一回の間欠駆動にて保持体16は、保持
体16の間隔距離だけ移動する。保持体16は間欠移動にて
保持体16の間隔距離しか移動しないが、支持杆17にて支
持された通水性収納容器8は支持杆17上部より放射方向
に張り出して支持されることから、茹湯槽14の両端部分
の円弧部分では、第4図に示すごとく4分の1半円だけ
移動することになる。
茹湯槽14の直線部分に対する支持杆17の真下には、振動
付与装置18が形成される。この振動付与装置18は、図示
しない電動機にて駆動される駆動歯車23と、従動歯車24
と、駆動歯車23と従動歯車とに掛けるチェーン体25とよ
りなる。チェーン体25の外側には突部26を形成し、この
突部26にはローラ体27を枢支している。そしてこの突部
26とローラ体27にてチェーン体25に凹凸を形成してい
る。
付与装置18が形成される。この振動付与装置18は、図示
しない電動機にて駆動される駆動歯車23と、従動歯車24
と、駆動歯車23と従動歯車とに掛けるチェーン体25とよ
りなる。チェーン体25の外側には突部26を形成し、この
突部26にはローラ体27を枢支している。そしてこの突部
26とローラ体27にてチェーン体25に凹凸を形成してい
る。
支持杆17の下部には、ローラ体28を設け、支持杆17が間
欠駆動されて茹湯槽14の直線部分に来ると、支持杆17下
部のローラ体28がチェーン体25に乗り上げる。このと
き、振動付与装置18は連続駆動されており、チェーン体
25は駆動装置15と同一方向(第2図における右回転)に
連続回転駆動している。その速度は駆動装置15の駆動速
度より早く設定される。従って、支持杆17はその下部を
振動付与装置18のチェーン体25のローラ体への乗り上げ
と落ち込みによる凹凸にて上下に小さい間隔で移動さ
れ、それが振動となって支持杆17に伝わる。その結果、
通水性収納容器8は、茹湯槽14内の湯の中で振動するこ
とになる、通水性収納容器8に収納した麺線を茹がき麺
線をほぐす働きをする。麺線は茹湯槽14の茹湯にて茹が
かれ、その茹がきは茹湯の対流と通水性収納容器8の振
動と水平移動にて効率よく茹がくことができる。茹がき
時間は、駆動装置15の回転速度にて決定され、適宜変更
でき、本実施例におけるうどんの茹がき時間は3分30秒
で、そばの茹がき時間は1分45秒としている。
欠駆動されて茹湯槽14の直線部分に来ると、支持杆17下
部のローラ体28がチェーン体25に乗り上げる。このと
き、振動付与装置18は連続駆動されており、チェーン体
25は駆動装置15と同一方向(第2図における右回転)に
連続回転駆動している。その速度は駆動装置15の駆動速
度より早く設定される。従って、支持杆17はその下部を
振動付与装置18のチェーン体25のローラ体への乗り上げ
と落ち込みによる凹凸にて上下に小さい間隔で移動さ
れ、それが振動となって支持杆17に伝わる。その結果、
通水性収納容器8は、茹湯槽14内の湯の中で振動するこ
とになる、通水性収納容器8に収納した麺線を茹がき麺
線をほぐす働きをする。麺線は茹湯槽14の茹湯にて茹が
かれ、その茹がきは茹湯の対流と通水性収納容器8の振
動と水平移動にて効率よく茹がくことができる。茹がき
時間は、駆動装置15の回転速度にて決定され、適宜変更
でき、本実施例におけるうどんの茹がき時間は3分30秒
で、そばの茹がき時間は1分45秒としている。
駆動装置15は第4図に示す矢印方向に回転駆動され、製
麺機6、7からの麺線の通水性収納容器8への搬送は第
4図の位置にて行われる。また第4図における茹湯槽14
の右の円弧部分にかかる部分には、リフト装置19を設け
ている。
麺機6、7からの麺線の通水性収納容器8への搬送は第
4図の位置にて行われる。また第4図における茹湯槽14
の右の円弧部分にかかる部分には、リフト装置19を設け
ている。
リフお装置19はチェーン29にて上昇移動する台部30を設
けており、この台部30に支持杆17の下部が載置され、台
部30の上昇にて支持杆17は持ち上げられる。持ち上げら
れた支持杆17は、駆動装置15の間欠駆動にて載置部31に
沿って移動する。この時、通水性収納容器8は茹湯槽14
の湯から上げられて空中に支持され、水平に移動するこ
とになる。
けており、この台部30に支持杆17の下部が載置され、台
部30の上昇にて支持杆17は持ち上げられる。持ち上げら
れた支持杆17は、駆動装置15の間欠駆動にて載置部31に
沿って移動する。この時、通水性収納容器8は茹湯槽14
の湯から上げられて空中に支持され、水平に移動するこ
とになる。
持ち上げられて第4図に示すごとく4分の1半円だけ間
欠移動する部分の載置部31は、円弧部の頂点までは水平
に形成し、次の間欠駆動による4分の1半円は直線部分
に向かう傾斜面に形成されており、傾斜面に沿って下降
することになる。従って、支持杆17が下がる時にはリフ
ト装置を形成する必要がない。
欠移動する部分の載置部31は、円弧部の頂点までは水平
に形成し、次の間欠駆動による4分の1半円は直線部分
に向かう傾斜面に形成されており、傾斜面に沿って下降
することになる。従って、支持杆17が下がる時にはリフ
ト装置を形成する必要がない。
持ち上げられて第4図に示すごとく4分の1半円だけ間
欠移動した通水性収納容器8から取り出された麺は、冷
温水麺処理装置10の通水性収納容器8に移される。
欠移動した通水性収納容器8から取り出された麺は、冷
温水麺処理装置10の通水性収納容器8に移される。
冷温水麺処理装置10は第1図に示す概略断面図に示す構
造に形成される。その構造は、通水性収納容器8の個数
が16個から10個となり、かつ茹湯槽14が湯を収納しない
水受け溝体41となり、リフト装置19を形成せず、振動付
与装置18の構造が相違する点を除いて茹麺装置9と構造
が同一であるので、同一部分については同一符号名称に
て示し、説明を省略する。
造に形成される。その構造は、通水性収納容器8の個数
が16個から10個となり、かつ茹湯槽14が湯を収納しない
水受け溝体41となり、リフト装置19を形成せず、振動付
与装置18の構造が相違する点を除いて茹麺装置9と構造
が同一であるので、同一部分については同一符号名称に
て示し、説明を省略する。
茹麺装置9から茹上がった茹麺を受ける通水性収納容器
8の上方には冷水供給装置42が設置されている。この冷
水供給装置42からの冷水により、茹麺は水洗いされて茹
上げが完了し、麺ができあがる。この麺が、通常販売さ
れているうどん玉、そば玉である。また、一般に水洗い
される前の茹麺は釜上げ麺といわれるものである。
8の上方には冷水供給装置42が設置されている。この冷
水供給装置42からの冷水により、茹麺は水洗いされて茹
上げが完了し、麺ができあがる。この麺が、通常販売さ
れているうどん玉、そば玉である。また、一般に水洗い
される前の茹麺は釜上げ麺といわれるものである。
この後、麺は受付制御装置にて受注したメニューに基づ
いて、顧客が求めた温麺または冷麺に調理されることに
なる。温麺の場合は温水供給装置43にて、通水性収納容
器8中の麺に温水が供給されて麺を温めることになり、
また冷麺の場合は、冷水供給装置44にて通水性収納容器
8内の麺に冷水が供給され、麺を冷やすことになる。
いて、顧客が求めた温麺または冷麺に調理されることに
なる。温麺の場合は温水供給装置43にて、通水性収納容
器8中の麺に温水が供給されて麺を温めることになり、
また冷麺の場合は、冷水供給装置44にて通水性収納容器
8内の麺に冷水が供給され、麺を冷やすことになる。
温水供給装置43及び冷水供給装置44は、水受け溝体41の
直線部分上方に配設されるとともに、各供給装置43、44
の位置は間欠移動する通水性収納容器8の停止位置とな
っており、通水性収納容器8の停止時間中に、対応する
温水供給装置43あるいは冷水供給装置44から放水するよ
うにしている。
直線部分上方に配設されるとともに、各供給装置43、44
の位置は間欠移動する通水性収納容器8の停止位置とな
っており、通水性収納容器8の停止時間中に、対応する
温水供給装置43あるいは冷水供給装置44から放水するよ
うにしている。
水受け溝体41は、各供給装置42、43、44からの冷水、温
水を受けて、図示しない排水口から排水するように形成
している。
水を受けて、図示しない排水口から排水するように形成
している。
また、水受け溝体41の直線部分に対応した支持杆17の直
下には、凹凸帯体45を有する振動付与上昇装置46を配設
している。この振動付与上昇装置46は、チェーーン体に
突起47とローラ体48にて凹凸を形成することで形成した
凹凸帯体45と、凹凸帯体45を駆動する駆動歯車49と、従
動歯車50と、駆動歯車49を駆動する図示しない電動機と
からなり、駆動装置15の駆動方向に上昇するように斜め
に配設している。従って、この振動付与上昇装置46に対
応位置した支持杆17は、間欠駆動されて移動すると、下
部を凹凸帯体45にて押し上げられることになり、徐々に
上昇して通水性収納容器8を持ち上げることになる。
下には、凹凸帯体45を有する振動付与上昇装置46を配設
している。この振動付与上昇装置46は、チェーーン体に
突起47とローラ体48にて凹凸を形成することで形成した
凹凸帯体45と、凹凸帯体45を駆動する駆動歯車49と、従
動歯車50と、駆動歯車49を駆動する図示しない電動機と
からなり、駆動装置15の駆動方向に上昇するように斜め
に配設している。従って、この振動付与上昇装置46に対
応位置した支持杆17は、間欠駆動されて移動すると、下
部を凹凸帯体45にて押し上げられることになり、徐々に
上昇して通水性収納容器8を持ち上げることになる。
また、この通水性収納容器8は、凹凸帯体45が電動機に
連続回転されていることで、支持杆17が上下振動され
る。その結果、通水性収納容器8は、水受け溝帯41内で
冷水供給装置44または温水供給装置にて噴き付けられた
水(冷水、温水)を振動にて麺に効率よく供給でき、麺
を円滑に冷却または加熱できるとともに、水の噴き付け
が完了した麺からは、振動にて水を振るい落とすことが
でき、上昇と同時に水切りが行える。また各供給装置4
2、43、44からの給水はシャワーにて強く噴き付けられ
ることから、麺をほぐす働きもする。
連続回転されていることで、支持杆17が上下振動され
る。その結果、通水性収納容器8は、水受け溝帯41内で
冷水供給装置44または温水供給装置にて噴き付けられた
水(冷水、温水)を振動にて麺に効率よく供給でき、麺
を円滑に冷却または加熱できるとともに、水の噴き付け
が完了した麺からは、振動にて水を振るい落とすことが
でき、上昇と同時に水切りが行える。また各供給装置4
2、43、44からの給水はシャワーにて強く噴き付けられ
ることから、麺をほぐす働きもする。
水切りされた麺は、調理済み麺となって販売容器11に排
出される。この販売容器11への排出を円滑に行うため
に、通水性収納容器8は振動付与上昇装置46にて持ち上
げられるが、茹麺装置9のようなリフト装置19は必要と
せず、構造が簡単となる。
出される。この販売容器11への排出を円滑に行うため
に、通水性収納容器8は振動付与上昇装置46にて持ち上
げられるが、茹麺装置9のようなリフト装置19は必要と
せず、構造が簡単となる。
振動付与上昇装置46の頂上部分には載置部31が位置して
おり、持ち上げられた支持杆17は駆動装置15の間欠駆動
にて載置部31に沿って移動する。この時、通水性収納容
器8は持ち上げられて中空に支持されており、水平に移
動することになる。そして第4図に示すごとく、支持杆
17を持ち上げた状態にて4分の1半円だけ間欠移動する
部分の載置部31は、円弧部の頂点までは水平に形成し、
次の間欠駆動による4分の1半円は直線部分に向かう傾
斜面に形成されている。従って、支持杆17が下がるとき
には傾斜面に沿って下降することになる。
おり、持ち上げられた支持杆17は駆動装置15の間欠駆動
にて載置部31に沿って移動する。この時、通水性収納容
器8は持ち上げられて中空に支持されており、水平に移
動することになる。そして第4図に示すごとく、支持杆
17を持ち上げた状態にて4分の1半円だけ間欠移動する
部分の載置部31は、円弧部の頂点までは水平に形成し、
次の間欠駆動による4分の1半円は直線部分に向かう傾
斜面に形成されている。従って、支持杆17が下がるとき
には傾斜面に沿って下降することになる。
冷温水麺処理装置10にて調理された調理済み麺は、容器
配送装置12の販売容器11に排出される。容器配送装置12
は6台の配送テーブル51と、配送テーブル51に販売容器
11を送出する容器送出装置52と、配送テーブル51を駆動
する図示しない駆動装置とからなる。
配送装置12の販売容器11に排出される。容器配送装置12
は6台の配送テーブル51と、配送テーブル51に販売容器
11を送出する容器送出装置52と、配送テーブル51を駆動
する図示しない駆動装置とからなる。
配送テーブル51上の調理済み麺が収納された販売容器11
は、移送装置53にて麺収納装置4のテーブル54に移され
る。
は、移送装置53にて麺収納装置4のテーブル54に移され
る。
麺収納装置4に収納された販売容器11は、受取装置5の
挿入口に顧客が受注カードを挿入して受取要求が成され
ると、対応した販売容器11が取出口55まで移動し、移送
装置56にて取出口55に排出される。そして、排出された
販売容器11が温麺であれば、温汁供給装置57から販売容
器11に温汁が供給され、また冷麺の場合は、取出口59に
冷汁容器送出装置60から冷汁用容器が送出されるととも
に、この送出された冷汁用容器に冷汁供給装置58から冷
汁が供給される。
挿入口に顧客が受注カードを挿入して受取要求が成され
ると、対応した販売容器11が取出口55まで移動し、移送
装置56にて取出口55に排出される。そして、排出された
販売容器11が温麺であれば、温汁供給装置57から販売容
器11に温汁が供給され、また冷麺の場合は、取出口59に
冷汁容器送出装置60から冷汁用容器が送出されるととも
に、この送出された冷汁用容器に冷汁供給装置58から冷
汁が供給される。
受取装置5には、出来上がりを表示する表示装置と、長
時間受け取りにこなかったために廃棄された販売容器を
顧客に報知する表示装置を備えている。廃棄された販売
容器に対する顧客への報知は、受注カードのその後の取
扱いも表示支持する。
時間受け取りにこなかったために廃棄された販売容器を
顧客に報知する表示装置を備えている。廃棄された販売
容器に対する顧客への報知は、受注カードのその後の取
扱いも表示支持する。
うどんそば自動調理装置1構造と動作は以上である。上
述した各製麺機6、7と、茹麺装置9と、冷温水麺処理
装置10と、容器配送装置12の動きは同期して行われ、そ
の制御は、各装置に設けた位置検出センサによる検出に
基づき行われる。また、茹麺装置9と冷温水麺処理装置
10と容器配送装置12の動きは、駆動装置15を単一の電動
機にて駆動するようにチェーン、歯車を組み合わせて構
成することで機械的に同期を取ることができ、各製麺装
置6、7との同期を取るだけでよくなり構成が簡略とな
る。
述した各製麺機6、7と、茹麺装置9と、冷温水麺処理
装置10と、容器配送装置12の動きは同期して行われ、そ
の制御は、各装置に設けた位置検出センサによる検出に
基づき行われる。また、茹麺装置9と冷温水麺処理装置
10と容器配送装置12の動きは、駆動装置15を単一の電動
機にて駆動するようにチェーン、歯車を組み合わせて構
成することで機械的に同期を取ることができ、各製麺装
置6、7との同期を取るだけでよくなり構成が簡略とな
る。
次に、麺調理装置3の茹麺装置9及び冷温水麺処理装置
10にて用いられる通水性収納容器8の構造及び、通水性
収納容器8からの麺の排出構造と動作について説明す
る。通水性収納容器8の構造及び排出構造は、茹麺装置
9及び冷温水麺処理装置10とも同一であることから、同
一符号同一名称にて説明し、説明を兼用する。
10にて用いられる通水性収納容器8の構造及び、通水性
収納容器8からの麺の排出構造と動作について説明す
る。通水性収納容器8の構造及び排出構造は、茹麺装置
9及び冷温水麺処理装置10とも同一であることから、同
一符号同一名称にて説明し、説明を兼用する。
通水性収納容器8は、第1図、第2図の概略断面図中に
示した右側面図、正面図、底壁61を開放した左側面図、
及び第6図中の正面図、第7図中の左側面図、第8図中
の平面図、第5図の断面図に示す構造をしている。
示した右側面図、正面図、底壁61を開放した左側面図、
及び第6図中の正面図、第7図中の左側面図、第8図中
の平面図、第5図の断面図に示す構造をしている。
通水性収納容器8は通水性筒状側壁62と、通水性筒状側
壁62の下開口を開閉する通水性底壁61と、通水性底壁61
を閉鎖方向に付勢するバネ体63と、通水性筒状側壁62の
上部より水平に伸びるコ字状取付杆64とを備えている。
壁62の下開口を開閉する通水性底壁61と、通水性底壁61
を閉鎖方向に付勢するバネ体63と、通水性筒状側壁62の
上部より水平に伸びるコ字状取付杆64とを備えている。
通水性筒状側壁62は、金網を円筒状に丸めた網部65と、
網部65の上縁と下縁と側部数ケ所とを補強する棧体66と
からなる。本実施構造において通水性収納容器部は、通
水性筒状側壁62と通水性底壁61とバネ体63とにて形成さ
れるとともに、棧体66は強度のある金属線材にて形成し
ている。
網部65の上縁と下縁と側部数ケ所とを補強する棧体66と
からなる。本実施構造において通水性収納容器部は、通
水性筒状側壁62と通水性底壁61とバネ体63とにて形成さ
れるとともに、棧体66は強度のある金属線材にて形成し
ている。
通水性底壁61は金属板に多数の通水穴70を形成したパン
チング板67と、パンチング板67の前側部に張り出した開
放操作部68と、パンチング板67の後縁に形成した引掛体
69とからなる。そして開放操作部68と引掛体69は一本の
金属線材を折曲して形成し、パンチング板67の底面に溶
接等の手段にて固定している。またパンチング板67は、
プレス成形にて通水穴70を形成する際に、第9図の拡大
断面図に示すように通水穴70の片面側周囲にバリと称さ
れる類の突起71が形成されるが、このパンチング板67は
突起71が外側に位置するようにして底壁61を形成してい
る。従って、麺が接触し、摺動する内側には突起71がな
く、麺が引っ掛かり傷付くことが防止されると共に、底
壁61が開放した時の麺の摺動の抵抗とならず、円滑に麺
が滑り落ちることができるものである。
チング板67と、パンチング板67の前側部に張り出した開
放操作部68と、パンチング板67の後縁に形成した引掛体
69とからなる。そして開放操作部68と引掛体69は一本の
金属線材を折曲して形成し、パンチング板67の底面に溶
接等の手段にて固定している。またパンチング板67は、
プレス成形にて通水穴70を形成する際に、第9図の拡大
断面図に示すように通水穴70の片面側周囲にバリと称さ
れる類の突起71が形成されるが、このパンチング板67は
突起71が外側に位置するようにして底壁61を形成してい
る。従って、麺が接触し、摺動する内側には突起71がな
く、麺が引っ掛かり傷付くことが防止されると共に、底
壁61が開放した時の麺の摺動の抵抗とならず、円滑に麺
が滑り落ちることができるものである。
コ字状取付杆64は強度のある金属線材にて形成し、通水
性筒状側壁62への固定端を通水性筒状側壁62に沿って延
設し、通水性筒状側壁62の下部後に枢支軸72を一体に形
成している。そして、コ字状取付杆64から枢支軸72への
延設部分は、通水性筒状側壁62の補強材としての作用も
することになる。またコ字状取付杆64は変形を阻止する
ための補強杆73を形成している。
性筒状側壁62への固定端を通水性筒状側壁62に沿って延
設し、通水性筒状側壁62の下部後に枢支軸72を一体に形
成している。そして、コ字状取付杆64から枢支軸72への
延設部分は、通水性筒状側壁62の補強材としての作用も
することになる。またコ字状取付杆64は変形を阻止する
ための補強杆73を形成している。
バネ体63はコイルスプリングにて形成し、通水性筒状側
壁62の上部側部と通水性底壁61の側部との間に引張架設
している。このバネ体63の付勢力は、底壁61と底壁61に
乗せられる麺の重量と、茹湯槽14から持ち上げるときの
水の抵抗、及び冷水供給装置42、44と温水供給装置43か
らの水の噴出力にて容易に開放しない力に設定される。
壁62の上部側部と通水性底壁61の側部との間に引張架設
している。このバネ体63の付勢力は、底壁61と底壁61に
乗せられる麺の重量と、茹湯槽14から持ち上げるときの
水の抵抗、及び冷水供給装置42、44と温水供給装置43か
らの水の噴出力にて容易に開放しない力に設定される。
本実施例においては、通水性筒状側壁62は金網にて形成
したものであるが、底壁61と同様にパンチング板にて形
成してもよく、この場合は補強用棧体66を必要としな
い。また通水性収納容器8を通水性とする構造について
は、公知周知の技術範囲に於て実施できるものである。
本実施例では、茹湯槽14における通水性収納容器8内へ
の湯の流入流出が円滑に行われる構造が最適構造であ
る。また、底壁61を開放したときの麺の自重による摺動
が円滑に行われる構造が最適構造である。
したものであるが、底壁61と同様にパンチング板にて形
成してもよく、この場合は補強用棧体66を必要としな
い。また通水性収納容器8を通水性とする構造について
は、公知周知の技術範囲に於て実施できるものである。
本実施例では、茹湯槽14における通水性収納容器8内へ
の湯の流入流出が円滑に行われる構造が最適構造であ
る。また、底壁61を開放したときの麺の自重による摺動
が円滑に行われる構造が最適構造である。
通水性収納容器8の支持杆17上部への取付構造について
説明する。
説明する。
支持杆17上部へは通水性収納容器8のコ字状取付杆64に
て行われる。支持杆17の上部には折曲部81を形成してい
る。この折曲部81の上面には、金具82を溶接等の手段に
て固定しているとともに、該金具82は下方に向かって開
放する溝を形成した係止部83を折曲形成している。また
金具82の両側には、コ字状取付杆64の両側杆部間の間隔
より広い間隔を有して上方へ立ち上がり形成した立ち上
がり壁84を設けており、該立ち上がり壁84の内側がコ字
状取付杆64の両側杆部の載置部85となる。
て行われる。支持杆17の上部には折曲部81を形成してい
る。この折曲部81の上面には、金具82を溶接等の手段に
て固定しているとともに、該金具82は下方に向かって開
放する溝を形成した係止部83を折曲形成している。また
金具82の両側には、コ字状取付杆64の両側杆部間の間隔
より広い間隔を有して上方へ立ち上がり形成した立ち上
がり壁84を設けており、該立ち上がり壁84の内側がコ字
状取付杆64の両側杆部の載置部85となる。
従って、通水性収納容器8は支持杆17に対して容易に着
脱できるように装着され、その装着は第5図に示すよう
に行われる。即ち、係止部83をコ字状取付杆64の両側杆
部間にて挟むようにして、係止部83にコ字状取付杆64の
端杆部を引っ掛ける。そしてコ字状取付杆64を引っ掛け
た状態で、係止部83を中心に回動させてコ字状取付杆64
の両側杆部を載置部85に載置する。この状態で、通水性
収納容器8が多少上下動したとしても、係止部83を中心
に少し回動して持ち上がる程度で、係止部83とコ字状取
付杆64による係止が外れることはない。また、通水性収
納容器8を支持杆17に支持して使用する通常の使用状態
では、通水性収納容器8は支持杆17により上下移動され
るが、斜めに押し下げられるような力は作用しないため
外れることはない。また支持杆17は水平に移動し、その
際に通水性収納容器8を横にずらす力が作用するが、立
ち上がり壁84によって横方向に外れることは阻止される
ことになる。
脱できるように装着され、その装着は第5図に示すよう
に行われる。即ち、係止部83をコ字状取付杆64の両側杆
部間にて挟むようにして、係止部83にコ字状取付杆64の
端杆部を引っ掛ける。そしてコ字状取付杆64を引っ掛け
た状態で、係止部83を中心に回動させてコ字状取付杆64
の両側杆部を載置部85に載置する。この状態で、通水性
収納容器8が多少上下動したとしても、係止部83を中心
に少し回動して持ち上がる程度で、係止部83とコ字状取
付杆64による係止が外れることはない。また、通水性収
納容器8を支持杆17に支持して使用する通常の使用状態
では、通水性収納容器8は支持杆17により上下移動され
るが、斜めに押し下げられるような力は作用しないため
外れることはない。また支持杆17は水平に移動し、その
際に通水性収納容器8を横にずらす力が作用するが、立
ち上がり壁84によって横方向に外れることは阻止される
ことになる。
通水性収納容器8は食品を調理するために用いられるこ
とから、定期的に洗浄する必要がある。洗浄は支持杆17
から取り外して行い、その際には手で通水性収納容器8
を持ち上げて、斜めに押し下げることで、コ字状取付杆
64と係止部83との係合を容易に外すことができる。
とから、定期的に洗浄する必要がある。洗浄は支持杆17
から取り外して行い、その際には手で通水性収納容器8
を持ち上げて、斜めに押し下げることで、コ字状取付杆
64と係止部83との係合を容易に外すことができる。
通水性収納容器8の通水性底壁61の開放構造について説
明する。
明する。
通水性底壁61は、茹麺装置9から冷温水麺処理装置10へ
の麺の移行、及び冷温水麺処理装置10から容器配送装置
12への麺の移行を行う時に、開閉操作機構90にてバネ体
63の付勢力に抗して開放される。この開放動作により、
通水性収納容器8内の麺は底壁61に沿って滑り落ちるこ
とになる。そして、茹麺装置9から冷温水麺処理装置10
への麺の移行部分には、落差と距離があるため案内板89
を茹湯槽14の上に設けている。
の麺の移行、及び冷温水麺処理装置10から容器配送装置
12への麺の移行を行う時に、開閉操作機構90にてバネ体
63の付勢力に抗して開放される。この開放動作により、
通水性収納容器8内の麺は底壁61に沿って滑り落ちるこ
とになる。そして、茹麺装置9から冷温水麺処理装置10
への麺の移行部分には、落差と距離があるため案内板89
を茹湯槽14の上に設けている。
開閉操作機構90は、第6図乃至第8図に示す構造に形成
さており、通水性収納容器8の底壁61の開放操作部68を
押し下げる一対の操作腕91と、操作腕91を連結して駆動
する支持軸92と、この支持軸92を往復回動させる連結腕
93と、電動機94と、電動機94の回転軸に装着する回転板
95と、回転板95の外周部と連結腕93の端部とを連結する
連結杆96とよりなる。そして、電動機94が回転すると回
転板95が回転し、連結杆96にて連結腕93が一定範囲で上
下に往復回動される。従って、連結腕93に連動して操作
腕91が同範囲で上下に往復回動し、この操作腕91が下が
った時にその先端部にて通水性収納容器8の底壁61の開
放操作部68を押し下げて底壁61を開放する。
さており、通水性収納容器8の底壁61の開放操作部68を
押し下げる一対の操作腕91と、操作腕91を連結して駆動
する支持軸92と、この支持軸92を往復回動させる連結腕
93と、電動機94と、電動機94の回転軸に装着する回転板
95と、回転板95の外周部と連結腕93の端部とを連結する
連結杆96とよりなる。そして、電動機94が回転すると回
転板95が回転し、連結杆96にて連結腕93が一定範囲で上
下に往復回動される。従って、連結腕93に連動して操作
腕91が同範囲で上下に往復回動し、この操作腕91が下が
った時にその先端部にて通水性収納容器8の底壁61の開
放操作部68を押し下げて底壁61を開放する。
電動機94は、通水性収納容器8が上昇して排出位置に停
止した後に駆動を開始し、の停止時間中に駆動を終了す
るように構成している。即ち本実施構造では、通水性収
納容器8が15秒間隔の間欠駆動であることから、電動機
94は10秒程度で回転板95を一回転駆動するように設定さ
れ、一回転したことの検出は、回転板95に形成した切り
欠きにて検知スイッチ97を作動させることで行い、この
検出にて電動機94を停止するようになっている。そして
回転板95の一回転にて、操作腕91は水平まで回動した後
に初期の状態に戻ることになる。
止した後に駆動を開始し、の停止時間中に駆動を終了す
るように構成している。即ち本実施構造では、通水性収
納容器8が15秒間隔の間欠駆動であることから、電動機
94は10秒程度で回転板95を一回転駆動するように設定さ
れ、一回転したことの検出は、回転板95に形成した切り
欠きにて検知スイッチ97を作動させることで行い、この
検出にて電動機94を停止するようになっている。そして
回転板95の一回転にて、操作腕91は水平まで回動した後
に初期の状態に戻ることになる。
底壁61が開放した時の角度は、本実施において30度に設
定している。この底壁61の開放角度30度は麺が円滑に滑
り落ち、かつ底壁61の開放に必要とする下方空間が小さ
くて済む角度である。同様の角度としては45度より小さ
い範囲であれば、下方空間を小さく回動範囲も小さくな
るものであり、その開放角度範囲内で最適な範囲は25度
から35度の範囲といえる。
定している。この底壁61の開放角度30度は麺が円滑に滑
り落ち、かつ底壁61の開放に必要とする下方空間が小さ
くて済む角度である。同様の角度としては45度より小さ
い範囲であれば、下方空間を小さく回動範囲も小さくな
るものであり、その開放角度範囲内で最適な範囲は25度
から35度の範囲といえる。
一方、一対の操作腕91、91間には、一端を支持軸92に固
定し、他端に放水ノズル100を設けてL字状に折曲形成
した可動アーム101を設けており、通水性収納容器8が
麺を排出する位置に到達し、開閉操作機構90の駆動によ
る該通水性収納容器8の底壁61の開放時に、放水ノズル
100から冷水を底壁61上に放水して、底壁61上の麺の滑
り排出の促進と、案内板89上の麺の滑り排出を促進する
とともに、底壁61と案内板89上面の洗浄を行うようにし
ている。
定し、他端に放水ノズル100を設けてL字状に折曲形成
した可動アーム101を設けており、通水性収納容器8が
麺を排出する位置に到達し、開閉操作機構90の駆動によ
る該通水性収納容器8の底壁61の開放時に、放水ノズル
100から冷水を底壁61上に放水して、底壁61上の麺の滑
り排出の促進と、案内板89上の麺の滑り排出を促進する
とともに、底壁61と案内板89上面の洗浄を行うようにし
ている。
即ち、可動アーム101は操作腕91と連動して回動するよ
う支持軸92に固定され、操作腕91が通水性収納容器8の
底壁61の開放動作を行う前の状態である通常の待機位置
では、放水ノズル100は通水性収納容器8の上方位置か
ら退避した外方に位置し、また、操作腕91が通水性収納
容器8の底壁61の開放動作状態に入ると、放水ノズル10
0が通水性収納容器8上に回動進出して対応位置すると
ともに、冷水を底壁61上に放水して案内板89上に流れる
ように構成している。この冷水は、冷水ホース102を通
して放水ノズル100から放水されるものであり、図示し
ない電磁弁の開閉動作によって放水制御される。即ちこ
の電磁弁は、所定位置である麺の排出位置に麺を収納し
た通水性収納容器8が到達位置し、放水ノズル100が通
水性収納容器8の上方位置に対応進出したとき動作され
て、放水ノズル100からの放水を行わせ、放水ノズル100
が通水性収納容器8の上方位置から退避動作するときに
動作を停止して放水を中止するように構成している。
う支持軸92に固定され、操作腕91が通水性収納容器8の
底壁61の開放動作を行う前の状態である通常の待機位置
では、放水ノズル100は通水性収納容器8の上方位置か
ら退避した外方に位置し、また、操作腕91が通水性収納
容器8の底壁61の開放動作状態に入ると、放水ノズル10
0が通水性収納容器8上に回動進出して対応位置すると
ともに、冷水を底壁61上に放水して案内板89上に流れる
ように構成している。この冷水は、冷水ホース102を通
して放水ノズル100から放水されるものであり、図示し
ない電磁弁の開閉動作によって放水制御される。即ちこ
の電磁弁は、所定位置である麺の排出位置に麺を収納し
た通水性収納容器8が到達位置し、放水ノズル100が通
水性収納容器8の上方位置に対応進出したとき動作され
て、放水ノズル100からの放水を行わせ、放水ノズル100
が通水性収納容器8の上方位置から退避動作するときに
動作を停止して放水を中止するように構成している。
なお本実施例における放水ノズル100は、支持軸92に固
定した可動アーム101によって通水性収納容器8の上方
位置へ進退する構成となっているが、通水性収納容器の
上方位置に固定した構成であってもよい。そしてこの場
合における放水ノズル100からの冷水の放水は、対応位
置した通水性収納容器8内に麺が収納されていることを
前提とするが、開放操作機構90による通水性収納容器8
の底壁61の開放動作時に限定する必要はなく、通水性収
納容器8が停止している期間中であればよい。
定した可動アーム101によって通水性収納容器8の上方
位置へ進退する構成となっているが、通水性収納容器の
上方位置に固定した構成であってもよい。そしてこの場
合における放水ノズル100からの冷水の放水は、対応位
置した通水性収納容器8内に麺が収納されていることを
前提とするが、開放操作機構90による通水性収納容器8
の底壁61の開放動作時に限定する必要はなく、通水性収
納容器8が停止している期間中であればよい。
本発明は、前述の実施構造に限定されるものではなく、
公知周知の技術範囲内において適宜変更して実施できる
ものである。例えば、通水性収納容器8のコ字状取付杆
64の両側杆部は、支持杆17の上部金具82の載置部85に載
置する構成であるが、載置部85の弾性挟持片を設け、両
側杆部を弾性挟持して支持するようにしてもよい。ま
た、支持部83の構造においてもコ字状取付杆64の端杆部
を弾性挟持するようにしてもよい。
公知周知の技術範囲内において適宜変更して実施できる
ものである。例えば、通水性収納容器8のコ字状取付杆
64の両側杆部は、支持杆17の上部金具82の載置部85に載
置する構成であるが、載置部85の弾性挟持片を設け、両
側杆部を弾性挟持して支持するようにしてもよい。ま
た、支持部83の構造においてもコ字状取付杆64の端杆部
を弾性挟持するようにしてもよい。
(ト)発明の効果 本発明は上記したように、支持杆の上部に支持された通
水性収納容器が保持体によって水平移動され、リフト装
置によって麺の排出位置に移動されると、開閉装置機構
が底壁を開放し、そしてこの通水性収納容器の上方に位
置した放水ノズルが底壁に向かって放水を行い、中の麺
をこの放水により底壁上から排出促進するとともに、底
壁を洗浄するようにしたものであるから、簡単な構成に
て容易に通水性収納容器内の麺を排出することができる
とともに、通水性収納容器内に麺の一部が残ることなく
排出でき、かつ洗浄をすることができるものである。
水性収納容器が保持体によって水平移動され、リフト装
置によって麺の排出位置に移動されると、開閉装置機構
が底壁を開放し、そしてこの通水性収納容器の上方に位
置した放水ノズルが底壁に向かって放水を行い、中の麺
をこの放水により底壁上から排出促進するとともに、底
壁を洗浄するようにしたものであるから、簡単な構成に
て容易に通水性収納容器内の麺を排出することができる
とともに、通水性収納容器内に麺の一部が残ることなく
排出でき、かつ洗浄をすることができるものである。
各図は本発明の実施構造を示すもので、第1図は冷温水
麺処理装置の概略断面図、第2図は茹麺装置の概略断面
図、第3図はうどんそば自動調理販売機の概略正面図、
第4図はうどんそば自動調理販売機の概略平面図、第5
図は通水性収納容器の装着を示す分解断面図、第6図は
通水性収納容器及び開閉操作機構の正面図、第7図は同
左側面図、第8図は同平面図、第9図は通水性収納容器
の底壁の部分拡大断面図である。 8……通水性収納容器、16……保持体、17……支持杆、
19……リフト装置、61……通水性底壁、90……開放操作
機構、100……放水ノズル。
麺処理装置の概略断面図、第2図は茹麺装置の概略断面
図、第3図はうどんそば自動調理販売機の概略正面図、
第4図はうどんそば自動調理販売機の概略平面図、第5
図は通水性収納容器の装着を示す分解断面図、第6図は
通水性収納容器及び開閉操作機構の正面図、第7図は同
左側面図、第8図は同平面図、第9図は通水性収納容器
の底壁の部分拡大断面図である。 8……通水性収納容器、16……保持体、17……支持杆、
19……リフト装置、61……通水性底壁、90……開放操作
機構、100……放水ノズル。
Claims (1)
- 【請求項1】麺を収納した通水性収納容器を茹湯槽に通
して茹上げ調理し、この調理された麺を通水性収納容器
内から次工程へ排出するようにした麺自動調理装置にお
いて、水平移動する保持体に上下移動可能に支持された
支持杆の上部に設けられ底壁を開閉可能な前記通水性収
納容器と、茹湯上方の麺の排出位置へ通水性収納容器を
持ち上げるリフト装置と、麺の排出位置に位置した通水
性収納容器の底壁を開放する開放操作機構と、この開閉
操作機構にて底壁を開放される通水性収納容器の上方位
置に設けられ、該通水性収納容器の停止中に通水性収納
容器の底壁に向けて放水する放水ノズルとを設けたこと
を特徴とする麺自動調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204468A JPH0683690B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 麺自動調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1204468A JPH0683690B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 麺自動調理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0368315A JPH0368315A (ja) | 1991-03-25 |
JPH0683690B2 true JPH0683690B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=16491035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1204468A Expired - Lifetime JPH0683690B2 (ja) | 1989-08-07 | 1989-08-07 | 麺自動調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0683690B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6288727B2 (ja) * | 2016-02-05 | 2018-03-07 | 株式会社テイクシステム | 自動茹で麺装置 |
JP6503437B1 (ja) * | 2017-10-26 | 2019-04-17 | 游本俊 | 食品自動販売機の調理装置 |
CN113610667A (zh) * | 2021-07-26 | 2021-11-05 | 武汉航天星科技有限公司 | 一种无人管理自助餐厅 |
CN114403688A (zh) * | 2022-02-07 | 2022-04-29 | 李端烨 | 煮面捞面一体锅 |
-
1989
- 1989-08-07 JP JP1204468A patent/JPH0683690B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0368315A (ja) | 1991-03-25 |
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