JPH07232807A - ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法 - Google Patents

ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法

Info

Publication number
JPH07232807A
JPH07232807A JP6025520A JP2552094A JPH07232807A JP H07232807 A JPH07232807 A JP H07232807A JP 6025520 A JP6025520 A JP 6025520A JP 2552094 A JP2552094 A JP 2552094A JP H07232807 A JPH07232807 A JP H07232807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buns
hamburger
transfer
bun
suction head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6025520A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Naramura
紀行 楢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyowa Kogyosho KK
Original Assignee
Kyowa Kogyosho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Kogyosho KK filed Critical Kyowa Kogyosho KK
Priority to JP6025520A priority Critical patent/JPH07232807A/ja
Publication of JPH07232807A publication Critical patent/JPH07232807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • De-Stacking Of Articles (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンズの損傷を出来るだけ防止しつつこれを
移送せしめることができるハンバーガー調理装置のバン
ズの移送機構及びバンズの移送方法を提供しようとする
もの。 【構成】 この発明のハンバーガー調理装置のバンズの
移送機構は、バンズH,Cに吸引力を及ぼすファン23を
内蔵するとともに、前記ファン23の駆動によりバンズ
H,Cを吸着した状態で移送せしめるバンズ吸引ヘッド
24を具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハンバーガー調理装
置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】客の注文に応じた各種のハンバーガーを
提供・販売するファースト・フードのハンバーガー店は
その手軽さが受けて非常に盛況であり、焼成した上下の
バンズ(下側バンズはヒールと、上側バンズはクラウン
と通称される)に、レタス等の野菜類やソース類、加熱
調理したパティー( patty)などを手作業で手早く組み
合わせることにより、出来たてのハンバーガーを迅速に
客に供している。予め造り置きして保温しておくと、パ
ティーが固くなったり又バンズの過乾燥を招いたりして
食味が極端に低下してしまうからである。
【0003】しかし、ハンバーガーの需要量は増大して
きており、手作業による既述のような造り方では客の待
ち時間が長くなり過ぎる傾向にある。このため、自動化
ないし半自動化されたハンバーガー調理装置の開発の要
望が強くなってきているが、この場合、ハンバーガー調
理装置においてハンバーガーの構成食材たるバンズを如
何にして移動させるか、特に、バンズをストックして供
給するためのバンズ供給機構から食材を組合せるための
機構へと如何にして移動させるかが問題となる。すなわ
ち、人手による取扱いの場合と相違し、機械的な取扱い
では柔らかいバンズを破損させやすく、これでは商品価
値を喪失してしまうのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
バンズの損傷を出来るだけ防止しつつこれを移送せしめ
ることができるハンバーガー調理装置のバンズの移送機
構及びバンズの移送方法を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明では次のような技術的手段を講じている。
【0006】この発明のハンバーガー調理装置のバンズ
の移送機構は、バンズH,Cに吸引力を及ぼすファン23
を内蔵するとともに、前記ファン23の駆動によりバンズ
H,Cを吸着した状態で移送せしめるバンズ吸引ヘッド
24を具備することを特徴とする。また、前記ファン23と
バンズ吸引ヘッド24におけるバンズ吸着口25との間の距
離を短く設定したこととしてもよい。また、前記バンズ
吸引ヘッド24を、昇降スライド・ユニット28により昇降
可能とするとともに横行スライド・ユニット29により横
行可能としたこととしてもよい。また、バンズH,Cを
ストックして供給するためのバンズ供給機構1のバンズ
H,Cを、前記バンズ吸引ヘッド24で吸着して取り出
し、食材の組合せ機構3へと移送せしめることとしても
よい。
【0007】この発明のハンバーガー調理装置のバンズ
の移送方法は、ファン23の駆動によりバンズH,Cに吸
引力を及ぼし、バンズ吸引ヘッド24にバンズH,Cを吸
着させた状態で移送せしめることを特徴とする。また、
前記バンズ吸引ヘッド24の昇降移動及び横行移動を可能
としたこととしてもよい。また、ストックされたバンズ
H,Cを前記バンズ吸引ヘッド24で吸着して取り出し、
食材を組合せるための機構へと移送せしめることとして
もよい。
【0008】
【作用】この発明は、以下のような作用を有する。
【0009】この発明によると、ファン23の駆動により
バンズに吸引力を及ぼし、バンズ吸引ヘッド24にバンズ
H,Cを吸着させた状態でこれを移送せしめることがで
きる。すなわち、柔らかいバンズH,Cを機械的に掴ん
だり挟んだりしてではなく、ファン23により及ぼされる
吸引力を利用して移送することができる。
【0010】また、バンズH,Cをストックして供給す
るためのバンズ供給機構1にストックされたバンズH,
Cを、前記バンズ吸引ヘッド24で吸着し、ファン23によ
り及ぼされる吸引力を利用して取り出し、食材を組合せ
るための食材の組合せ機構3へと移送せしめることがで
きる。
【0011】ところで、バンズH,Cの吸着による移送
が完了するとバンズH,Cをバンズ吸引ヘッド24から離
脱させるためにファン23の駆動を停止するが、ファン23
の駆動の停止後であってファン23とバンズH,Cとの間
の負圧の領域がほぼ常圧へと復帰するまでの間は、バン
ズH,Cはバンズ吸引ヘッド24に依然吸着された状態に
ありそのバンズ吸着口25から離脱してはいない。この間
の時間は、タイム・ラグとなる。一方、ファン23とバン
ズ吸引ヘッド24におけるバンズ吸着口25との間の距離を
短く設定すると、前記負圧の領域が狭くなるので上記タ
イム・ラグを短くすることができる。これは、迅速さが
要求されるハンバーガー調理装置として非常に大きな利
点となる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の構成を実施例として示した
図面を参照して説明する。
【0013】図1乃至図12に示すように、この実施例
では次のようなハンバーガー調理装置を構成している。
【0014】図1に示すように、ヒールHとクラウンC
をストックして供給するためのバンズ供給機構1(詳細
は、図2乃至図5参照)から、バンズの移送機構2(図
4及び図5参照)によりバンズ(ヒールHとクラウン
C)を食材の組合せ機構3(図1、図11及び図12参
照)へと移動させ、食材の組合せ機構3においてハンバ
ーガーの各構成食材を画一的に組み合わせることによ
り、出来たてのハンバーガーを迅速に供するようにして
いる。食材の組合せ機構3においては、前記食材は搬送
皿P(図6参照)に載置して搬送するようにしており、
この搬送皿Pを供給するために搬送皿の供給機構4(図
7乃至図10参照)を食材の組合せ機構3の下方域に設
置している。また、食材の組合せ機構3へは、パティー
供給機構5からパティーを供給するようにしている。 (バンズ供給機構)図2乃至図5はバンズ(H,C)供
給機構1を示し、図2及び図3はこのうちのヒール供給
機構6を示す。なお、図4に示すように、クラウン供給
機構7も同様の構成である。これらバンズ供給機構1
は、食材の組合せ機構3の下方域に設置している。
【0015】このヒール供給機構6は、上下方向にヒー
ルHを積載するため上下端が開放した筒状のバンズ・マ
ガジン8を具備する。バンズ・マガジン8の下端には鍔
部Fを形成している。そして、前記バンズ・マガジン8
の外周には、上下方向に欠切溝9を一本形成している。
この欠切溝9はバンズ・マガジン8の下端から上下方向
に上端の少し下まで形成しており、上端における筒状部
分は連結した状態としている。
【0016】そして、前記欠切溝9を通し、その上にヒ
ールHを積載する昇降アーム10を上下動させることによ
り、バンズ・マガジン8内のヒールHを次工程へと順次
供給するようにしている。昇降アーム10はボール・ナッ
ト11に連結し、このボール・ナット11はボール・スクリ
ュー12に螺合せしめている。ボール・スクリュー12は、
プーリー13及びタイミング・ベルト14を介してモータM
により回転駆動せしめている。つまり、モータMの駆動
によりボール・ナット11に連結した昇降アーム10が上下
動する。15は、ボール・スクリュー12の端部の軸受け機
構である。
【0017】また、バンズを収容すべきバンズ・マガジ
ン8を複数具備せしめ、バンズはバンズの取出し箇所16
に配置するバンズ・マガジン8から一定の位置に供給で
きるようにしており、バンズ・マガジン8は取出し箇所
16に順次回転移動するようにしている。すなわち、10
本のバンズ・マガジン8を、サークル状のバンズマガジ
ン回転機構の外周に着脱自在に固定しており、これをバ
ンズ・ストッカー17内に収容している。バンズマガジン
回転機構は、カップリング18(図4参照)を介してモー
タMで駆動される回転軸19に、2枚のバンズマガジン保
持板20を上下2箇所に固定することにより形成してい
る。そして、前記バンズマガジン保持板20の外周部に、
10本のバンズ・マガジン8を着脱自在に固定してい
る。21は、回転軸19の軸受け(図4参照)である。
【0018】バンズ・ストッカー17の天板にはバンズ取
出し口22を1個設けており、その直下にバンズの取出し
箇所16のバンズ・マガジン8が配置されるように、バン
ズマガジン回転機構の回転ピッチを制御している。
【0019】次に、このバンズ供給機構1の使用状態を
説明する。図2乃至図4に示すように、予めバンズ・ス
トッカー17内の各バンズ・マガジン8に、バンズ(ヒー
ルHとクラウンC)を上下方向に積載しておく。そし
て、CPUの指令に応じたモータMの回転駆動により昇
降アーム10を上方に移動させ、バンズ・マガジン8内の
最上位のバンズを、バンズ・マガジン8の上方に出現さ
せる。バンズ・マガジン8から所定の高さまでバンズが
現れたことをセンサーSが検知すると、CPUの指令に
応じてモータMが停止する。これにより、バンズ・マガ
ジン8内のバンズを一定の位置に供給することができ
る。
【0020】また、供給中のバンズ・マガジン8内のバ
ンズが無くなると次のバンズ・マガジン8が取出し箇所
16に順次回転移動し、このバンズの取出し箇所16に配置
したバンズ・マガジン8からバンズを一定の位置に供給
する。つまり、バンズを常に一定の位置に供給しうるの
で、自動化ないし半自動化されたハンバーガー調理装置
に容易に対応しうるとともに、バンズ・マガジン8内の
バンズが無くなった際、いちいちこれにバンズを収容し
直す必要がなく、次のバンズ・マガジン8が取出し箇所
16に順次移動することにより時間的ロスを最小にしてハ
ンバーガーの形成を継続でき、客の待ち時間を短縮でき
る。さらに、複数のバンズ・マガジン8をサークル状に
配置しているので、バンズ・マガジン8の取出し箇所16
への移動を回転機構により容易に行うことができる。
【0021】なお、バンズ取出し口22の直下のバンズ・
マガジン8が空の時にはこれをセンサー(図示せず)が
検知し、CPUの指令に応じてバンズマガジン回転機構
が1ピッチ回転し、次のバンズ・マガジン8がバンズの
取出し箇所16に移動してバンズ取出し口22の直下に配置
せしめられるようにしている。 (バンズの移送機構)図4及び図5に示すように、この
バンズの移送機構2は、バンズ(ヒールH或いはクラウ
ンC)に吸引力を及ぼすファン23を内蔵するとともに、
前記ファン23の駆動によりバンズを吸着した状態で移送
せしめるバンズ吸引ヘッド24を具備せしめている。内蔵
したファン23とバンズ吸引ヘッド24におけるバンズ吸着
口25との間の距離は短く設定している。また、バンズ吸
引ヘッド52は、ホールディング・ブロック26及びアーム
27を介して昇降スライド・ユニット28に取り付けてその
昇降を可能としており、前記昇降スライド・ユニット28
は横行スライド・ユニット29に取り付けて横行を可能と
している。さらに、バンズH,Cをストックして供給す
るためのバンズ供給機構1のバンズ・ストッカー17のバ
ンズH,Cを、前記バンズ吸引ヘッド24で吸着して取り
出し、食材の組合せ機構3へと移送せしめるようにして
いる。
【0022】この実施例では、前記ファン23として出力
24V−240mAという小型のものを用い、バンズに
対し約150gの吸引力を及ぼすようにしているととも
に、バンズ吸引ヘッドのバンズ吸着口25の直径は80mm
としている。移送するバンズのヒールHとクラウンCの
直径は約100mmであり、その重量はそれぞれ約40g
程度であった。
【0023】移送時におけるバンズの吸着箇所はヒール
Hの場合には上面の切断面側、クラウンCの場合には上
部のお碗状の部分であり、双方の場合ともに安定した吸
着移送が可能であった。なお、ファンの代わりに真空ポ
ンプ形式の吸引手段を用いるということも考えられる
が、この場合、吸引手段の容量が大きくなり過ぎるとい
う欠点がある。
【0024】次に、このバンズの移送機構2の使用状態
を説明する。昇降スライド・ユニット28によりファン23
を内蔵するバンズ吸引ヘッド24が吸着位置まで下降せし
められ、バンズ・ストッカー17から現れたバンズ(ヒー
ルHとクラウンC)を吸着する。バンズ・マガジン8内
のバンズは一定の位置に供給されるので、この工程にお
けるセッティングが非常にやりやすく、自動化ないし半
自動化されたハンバーガー調理装置と好適に組み合わせ
ることができる。
【0025】そして、バンズ吸引ヘッド24を昇降スライ
ド・ユニット28により所定の高さまで上昇させ、次に横
行スライド・ユニット29によりクラウン搬送コンベア30
及びヒール搬送コンベア31(図1及び図4参照)上に移
動させた後、ファン23の駆動を停止してバンズをクラウ
ン搬送コンベア30及びヒール搬送コンベア31上に載置す
る。
【0026】この実施例のものによると、ファン23の駆
動によりバンズに吸引力を及ぼし、バンズ吸引ヘッド24
にバンズを吸着させた状態でこれを移送せしめることが
できる。すなわち、柔らかいバンズを機械的に掴んだり
挟んだりしてではなく、ファン23により及ぼされる吸引
力を利用して移送することができる。したがって、バン
ズの損傷を出来るだけ防止しつつこれを移送せしめるこ
とができるという利点がある。
【0027】また、バンズをストックして供給するため
のバンズ供給機構1のバンズ・ストッカー17にストック
されたバンズを、前記バンズ吸引ヘッド24で吸着し、フ
ァン23により及ぼされる吸引力を利用して取り出し、食
材を組合せるための食材の組合せ機構3へと移送せしめ
ることができるという利点がある。
【0028】ところで、バンズの移送が完了するとバン
ズをバンズ吸引ヘッド24から離脱させるためにファン23
の駆動を停止するが、ファン23の駆動の停止後であって
ファン23とバンズとの間の負圧の領域がほぼ常圧へと復
帰するまでの間は、バンズはバンズ吸引ヘッド24に依然
吸着された状態にありそのバンズ吸着口25から離脱して
はいない。この間の時間は、タイム・ラグとなる。この
実施例では、ファン23とバンズ吸引ヘッド24におけるバ
ンズ吸着口25との間の距離を短く設定しているので、前
記負圧の領域が狭くなるので上記タイム・ラグを短くす
ることができる。これは、迅速さが要求されるハンバー
ガー調理装置として非常に大きな利点となる。 (食材の組合せ機構)図1に示すように、クラウンC
は、クラウン搬送コンベア30によりクラウン焼上げ位置
32(2系統設置)に送られる。そして、クラウン焼成ヒ
ータ(図示せず)により上下両面から焼成され、クラウ
ン載置位置33で停止せしめられた搬送皿内に落下させる
まで待機せしめられる。
【0029】一方、ヒールHはヒール焼上げ位置34(2
系統設置)でクラウンCと同様に上下両面から焼成され
てヒール載置位置35まで移動せしめられ、その直下に停
止せしめられている搬送皿上に落下させるようにしてい
る。
【0030】搬送皿Pは、搬送皿の供給機構4から食材
の組合せ機構3へと供給される。なお、搬送皿の供給機
構4は、食材の組合せ機構3のヒール載置位置35へと搬
送皿Pを供給するように、その下方域に設置している。 (食材の搬送皿)図6に示すように、この搬送皿Pは、
ハンバーガーの食材をハンバーガー1個単位で載置でき
る形状としており、搬送皿の供給機構4において予熱し
た状態で食材の組合せ機構3に載置せしめ、ハンバーガ
ーの食材を載置して搬送すべきものとしており、その内
部に中空域Rを具備せしめている。搬送皿Pの材質とし
て、アルミニウムを採用するとともに、ハンバーガーの
1個単位毎にその食材を載置していくためにバンズのヒ
ール形状に対応した適当な深さのデント(窪み部)を有
する上側部36と、中空域Rを形成するための凹部が形成
された下側部37とを、ビス(8箇所)止めにより固定し
て形成している。 (搬送皿の供給機構)図7乃至図10に示すように、こ
の搬送皿の供給機構4は、搬送皿Pを載置すべき複数段
の係止突起38が設けられた対向する一対のループ状走行
体39を具備している。そして、搬送皿Pは前記ループ状
走行体39の下段40(図8及び図9参照)の係止突起38の
相互間に供給され、ループ状走行体39の駆動により上段
41(図8及び図10参照)へと移行せしめられていくと
ともに、上段41に到達した搬送皿Pは、食材の組合せ機
構3(図1参照)へ向けて送り出されるようにしてい
る。
【0031】この実施例の搬送皿の供給機構4は、モー
タMによりカップリング42、ピニオン・ギア43、スプロ
ケット44を介して同期駆動される一対のループ状走行体
39たるチェーン間に、多数の係止突起38たる断面L字状
のアタッチメントを固定しており、一対の対向するアタ
ッチメント(38)相互間に搬送皿Pを載置した状態で上
段41へと移行せしめるようにしている。なお、ループ状
走行体39として、前記のようなチェーンではなく、ベル
ト等の適宜の公知の他の手段も採用することができる。
【0032】図8及び図9に示すように、一対のループ
状走行体39の下段40近傍域のスライド・テーブル45に送
られた搬送皿PはセンサーSにより検知され、これと連
動するエアー・シリンダ46により、下段40の対向するア
タッチメント(38)相互間に挿入せしめられる。そし
て、モータMの駆動により対向するアタッチメント(3
8)相互間で上段41へと移行せしめられていき、図10
に示すように、上段41に到達した搬送皿PはセンサーS
により検知され、これと連動してモータMの駆動が停止
され、焼成されたヒールHが載置されるまでこの位置で
待機状態となる。そして、上段41の位置で搬送皿Pに焼
成されたヒールHが載置されると、押圧手段47たるエア
ー・シリンダにより、食材の組合せ機構3の搬送ライン
52(図1参照)へと供給せしめられるようにしている。
つまり、この実施例では、上段41の位置をヒール載置位
置35としている。なお、48はピローブロック、49はベア
リング・ユニットである。
【0033】また、この搬送皿の供給機構4は、その雰
囲気温度を加温する加熱手段50を具備し、送り込まれた
複数の搬送皿Pを昇温せしめて順次送り出していく。前
記加熱手段50から供給される熱量は、搬送皿Pが送り込
まれてから送り出されるまでの間にこれを所定の温度へ
と昇温せしめるように制御するようにしている。
【0034】すなわち、この搬送皿の供給機構4のケー
シング51の内周面には、搬送皿Pを取り囲むように加熱
手段50たる面状ヒーターを取付けており、ケーシング51
内の雰囲気温度を約80℃から100℃程度に昇温する
ことにより、搬送皿Pを約70℃から80℃程度に予熱
するようにしている。なお、搬送皿Pを予熱する加熱手
段50としては、他の公知の種々の手段をも採用すること
ができる。
【0035】面状ヒーター(50)により供給する熱量
は、下段40のアタッチメント(38)相互間に挿入せしめ
られた搬送皿Pが、ハンバーガーの注文状況に鑑み、上
段41へと移行せしめられる間のストック時間(最小移送
時間は、注文が多い際における搬送皿の供給機構4の連
続駆動時の移送時間)内に、搬送皿Pが所定の温度(こ
の実施例では約70℃から80℃程度)まで昇温予熱さ
れるように制御している。つまり、ハンバーガーの注文
が多い時は搬送皿Pの需要量が多く必要とされ従って搬
送皿の供給機構4は連続駆動されるので、搬送皿Pは短
時間で上段41まで移行せしめられ、そのケーシング51内
に滞在する時間が短いので面状ヒーター(50)からより
多くの熱量を供給せしめ、一方、ハンバーガーの注文が
少ない時は、この逆に、ケーシング51内に滞在する時間
が長いので面状ヒーター(50)から少なめに熱量を供給
する。
【0036】要約すると、加熱手段50たる面状ヒーター
から供給される熱量は、搬送皿Pが送り込まれてから送
り出されるまでの間の時間の伸縮に応じて可変制御する
ようにしている。なお、この実施例では、センサーSに
より検知して積算した、ケーシング51内で上段に向けて
移行中の搬送皿Pの個数も、加熱手段50から供給すべき
熱量を制御するための一因子としている。
【0037】次に、上記搬送皿の供給機構4の使用状態
を説明する。搬送皿Pは、ループ状走行体39の下段40の
係止突起38の相互間に供給され、ループ状走行体39の駆
動により上段41へと移行せしめられていく。この過程に
おいて、搬送皿Pは上段41へと到達するまでの間、複数
段の係止突起38の相互間に載置されてストックされた状
態となる。そして、ループ状走行体39の上段41に到達し
た搬送皿Pは、焼成されたヒールHが載置された後、食
材の組合せ機構3へ向けて送り出されることとなる。し
たがって、複数の搬送皿Pをストックし且つ食材の組合
せ機構3に供給することができるという利点がある。
【0038】また、加熱手段50たる面状ヒーターにより
ケーシング51内の雰囲気温度が加温されるとともに、前
記面状ヒーター(50)から供給される熱量は、搬送皿P
が送り込まれてから送り出されるまでの間にこれを所定
の温度(この実施例では、約70℃から80℃程度)へ
と昇温せしめるように制御されるので、送り込まれた複
数の搬送皿Pを所定の適当な温度に昇温せしめて順次送
り出していくことができる。したがって、次工程の搬送
過程において、搬送皿Pが載置すべきハンバーガーの食
材の冷却を出来るだけ防止しうるという利点がある。 (搬送ライン)図1に示すように、搬送皿の供給機構4
の上段41の位置(ヒール載置位置35)で、既述のバンズ
供給機構1からバンズの移送機構2により供給され且つ
焼成されたヒールHを載置し、ヒールHの載置が完了し
た搬送皿Pは次いで搬送ライン52に送られ、その搬送過
程においてパティー供給機構5により供給される加熱調
理済みパティーや、幾つかの一次停止位置でソースなど
を載置し、最後にクラウン載置位置33でバンズ供給機構
1からバンズの移送機構2により供給され且つ焼成され
たクラウンCを載置し、その後、搬送皿昇降機構54によ
り上方に送り出す。
【0039】つまり、食材の組合せ機構3の搬送ライン
52における搬送過程においてハンバーガーの同種の食材
を画一的に組み合わせることにより、ハンバーガーを客
に迅速に供するようにしている。バンズ供給機構1によ
り供給され且つ焼成されたバンズは、この食材の組合せ
機構3によりパティーやソースなどの各食材と組み合わ
され、ハンバーガーとして完成せしめられる。
【0040】この食材の組合せ機構3は、ハンバーガー
の1個単位毎にその食材を載置していくための搬送皿P
を複数個搬送し得る搬送ライン52を具備している。ハン
バーガーの食材の組合せは、前記搬送皿Pを搬送ライン
52に載置し、調理手順に従って前進・停止させる間に行
う。調理手順は、搬送皿Pが停止した際にハンバーガー
の食材を順に載置していくものとしており、この実施例
ではハンバーガーの食材のヒールHから順にクラウンC
の方へと載置していくものとしている。
【0041】また、ハンバーガーの食材の組合せは、搬
送皿Pがヒール載置位置35からクラウン載置位置33まで
移動せしめられる過程において、各種のハンバーガー構
成食材を、自動或いは手動により後述する各位置で載置
していくことにより行う。搬送ライン52の途中には、搬
送ライン52から搬送ライン外へと搬送皿Pを導くための
案内ガイドGが設けられている。
【0042】図11及び図12に示すように、搬送皿P
の搬送ライン52は、連結したリンク55をチェーン(図示
せず)駆動する形式のコンベアが用いられ、同一平面上
を略O字型のループ状に一定速度で連続駆動せしめられ
ている。一方、加熱調理されたハンバーガーの食材が冷
えないように、搬送皿Pは既述の如く予め約70℃から
80℃程度に予熱せしめられている。この搬送皿Pの熱
がコンベアのリンク55表面へと伝導し、食材が冷却して
いくことを極力防止するため、搬送皿Pには中空域Rが
設けられている。
【0043】すなわち、一旦加熱したハンバーガーの食
材は、その組み合わせ時に予熱された搬送皿Pに載置さ
れ、これと接触した状態で搬送されることとなるので、
食材は搬送ライン52自体と直接に接触した場合と相違し
て熱を奪われにくいが、また、その内部に中空域Rを具
備するので、中空域Rの空気が断熱層となって搬送皿P
はその搬送中に熱を奪われにくく温度がさらに下がりに
くい。つまり、加熱調理されたハンバーガーの食材はそ
の搬送中に非常に冷えにくい。このように構成すると、
搬送ライン52自体を加熱するよりも簡易に食材の保温効
果を上げることができるという利点がある。
【0044】搬送ライン52は搬送皿Pとの間の摺動を可
能としている。また、搬送ライン52中には搬送皿Pの一
時停止位置を設け、この一時停止位置には搬送皿Pに当
接させるためのストッパーSを出没自在に設けている。
【0045】搬送皿Pに当接させるための出没自在のス
トッパーSとして公知の各種の手段を採用することが可
能であるが、この実施例では次のように構成している。
すなわち、図11及び図12に示すように、搬送皿Pを
載置すべきコンベアの表面の幅Lを、搬送皿Pの外径D
より若干小さく設定する。また、この搬送ライン52にお
ける搬送皿Pの左右側面に沿って、搬送皿Pの逸脱防止
用のサイド・ガード板56を設けている。57は支持ブロッ
ク、58はトップリンク・ベースである。そして、搬送皿
Pの一時停止位置には、コンベアの表面の左右にはみ出
した搬送皿Pの両端部分に当接させるように、コンベア
の下方に設置した直動ソレノイド59からストッパーSを
出没させるようにしている。
【0046】なお、搬送皿Pの一時停止位置では、コン
ベアの左右両側部からエアー・シリンダ60(片側のみ図
示)によってストッパーS’を出没させるようにしても
よい。このように、ストッパーSを出没自在に設ける手
段として、電動アクチュエータや流体圧アクチュエータ
その他の種々の手段を採用することができる。
【0047】したがって、ハンバーガーの1個単位毎に
その食材を載置していく搬送皿Pは、搬送ライン52中に
おける一時停止位置において、出没自在に設けられたス
トッパーSに当接することにより搬送ライン52との間で
摺動しつつ停止している際に、食材(例えばソースな
ど)を組み合わせることができる。つまり、搬送ライン
52自体を停止させることなく駆動したままでも、搬送皿
Pが搬送ライン52との間で摺動しつつ停止している際
に、ハンバーガーの食材を半完成品から完成品へと順に
組合せていくことができる。したがって、ハンバーガー
の食材を搬送ライン52を利用して組み合せていくことが
できる。
【0048】別言すると、自動ないし半自動でハンバー
ガー調理装置を稼働させる場合、搬送皿Pは搬送ライン
52中における一時停止位置においてCPUの指令に応じ
て自動的に出没するストッパーSに当接することにより
搬送ライン52との間で摺動しつつ停止している際に、他
の食材(例えばソースなど)をCPUの指令により自動
的に組み合わせることができる。このように構成する
と、搬送ライン52自体を停止させることなく駆動したま
までも食材を組み合わせることが可能であるという利点
がある。複数の搬送皿Pが搬送ライン52上にある場合、
搬送ライン52自体の駆動をいちいち停止することは非常
に煩雑なのである。
【0049】次に、この食材の組合せ機構3の使用状態
を説明する。図1に示すように、先ず、焼成されたヒー
ルHがヒール載置位置35の搬送皿上に落下してこれに載
置されるとセンサー(図示せず)が検知し、CPUの指
令によりループ状の搬送ライン52上に押し出される。す
ると、ヒールHを載せた搬送皿Pは、搬送ライン52上を
移動していく。なお、ハンバーガーの食材たるヒールH
は、ハンバーガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに
載置して搬送するので、柔らかくても円滑に搬送するこ
とができる。
【0050】すなわち、ハンバーガーの食材はハンバー
ガー1個単位で載置する形状の搬送皿Pに載置して搬送
するので、柔らかいバンズや調理したパティーなどの食
材のような本来搬送が非常にしにくいものでも円滑に搬
送することができるという利点がある。
【0051】搬送皿Pが第1ソース供給位置61(一時停
止位置)へ到達し、これをセンサー(図示せず)が検知
すると既述の出没自在のストッパーSが作動して搬送皿
Pはこれに当接して停止する。この際、搬送ライン52自
体は連続して駆動されている状態にあり、搬送皿Pはス
トッパーSが開放されるまでは、搬送ライン52に対して
摺動しつつその位置に停まっている。すなわち、搬送皿
Pは、ストッパーSに当接し、連続して駆動されている
搬送ライン52に対して摺動しつつ見かけの上で停止し、
前進しない状態となっている。
【0052】第1ソース供給位置61には、ハンバーガー
の種類に対応する液状・練状調味料(バーガーソース,
テリヤキソース,マヨネーズ,タルタルソース,ケチャ
ップ,マスタードなど)の吐出ノズルが設置されてお
り、各吐出ノズルは停止した状態の搬送皿Pの略中央の
上方に配設している。そして、CPUの指令に応じた液
状・練状調味料が、搬送皿内に載置された焼成済みのヒ
ールH上へと供給される。なお、ハンバーガーの種類に
よっては第1ソース供給位置61での液状・練状調味料の
供給が必要ない場合があり、この場合は、CPUはこの
位置ではストッパーSを作動させないので、搬送皿Pは
この一時停止位置を素通りして移動していく。
【0053】第1ソース供給位置61での液状・練状調味
料の供給が終了するとCPUの指令によりストッパーS
が自動的に開放され、搬送皿Pは搬送ライン52上を移動
せしめられる。次の食材たるパティーを載置するための
一時停止位置62(4系統設置)に搬送皿Pが到達し、こ
れを検知したセンサーにより出没自在のストッパーSが
作動して搬送皿Pが停止すると、待機中の加熱済みパテ
ィー(後述する加熱機構63により加熱調理)が、停止せ
しめられた搬送皿内のハンバーガー半完成品の上に落下
して載置せしめられる。なお、ハンバーガーの種類によ
っては、この位置でのパティーの載置を必要としない場
合があるが、このときは、この位置での停止指令をCP
Uが出力しないので、搬送皿PはストッパーSには当接
せずこの位置を素通りして移動していく。
【0054】パティーを載置する場合にこれが終了する
とストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライン52上
を移動していき、案内ガイドGに当接して強制的に搬送
ライン外に導き出される。ここは、搬送皿Pが複数個
(この実施例では3〜4個程度)滞留できる手動組合せ
領域Mとしている。
【0055】上記のように構成しているので、ハンバー
ガーの食材をCPUの指令により自動的に搬送ライン52
中で半完成品から完成品へと組合せていくことができる
とともに、この搬送ライン52外の手動組合せ領域Mにお
いて、客の注文に係る特定の食材を、手作業等により搬
送皿Pの食材へと組合わすことができる。また、ハンバ
ーガーの商品の種類が増えた場合、新しい種類のものに
対する食材の載置は手動組合せ領域Mで対処することが
できる。つまり、画一的な食材の載置は搬送ライン52中
の自動調理領域で行うことにより調理速度の向上を図る
とともに、新しい種類のハンバーガー用の特定の食材に
もハンバーガーの搬送ライン外で容易に対応することが
できる。
【0056】手動組合せ領域Mでは搬送皿上のハンバー
ガー半完成品に対し、具(以下、コンディメントと呼
ぶ)或いはコロッケ、フィッシュ等の揚げ物類(以下、
ポーションと呼ぶ)を載置する。この載置作業は作業
者、すなわち人手により手作業で行われる。作業者は手
動組合せ領域Mに移動してきた搬送皿内のハンバーガー
半完成品に対し、載置すべき対象物の判断をする。
【0057】このため、作業者の視認しやすい位置に、
手動組合せ領域Mで停止したハンバーガー半完成品につ
いての注文表示盤(図示せず)を設置している。注文表
示盤には顧客の注文に応じて入力されたハンバーガーの
種類とその数が一目で視認しやすい形式で、ランプが点
灯表示されるようにしている。この手動組合せ領域Mに
おけるコンディメント、ポーション等の載置作業が終了
すると、作業者は入力システムのインターフェイス盤の
操作を行う。
【0058】手動組合せ領域Mにおける食材の載置作業
が終了すると、作業者は搬送皿Pを再び搬送ライン52に
復帰せしめるとともに、そのハンバーガーの種類に対応
するインターフェイス盤(図示せず)のスイッチを押
す。搬送皿Pは搬送ライン52への復帰後すぐにストッパ
ーSに自動的に当接して停止するようにしており、前記
スイッチの操作によりストッパーSが開放され、搬送皿
Pは搬送ライン52上を移動していく。また、前記スイッ
チの操作に連動して注文表示盤上の対応する商品を示す
ランプが消灯する。上記インターフェイス盤に入力した
バンバーガーの全てがストッパーSの部分を通過する
と、センサー(図示せず)がその個数を読み取り、スト
ッパーSが搬送ライン52上に自動復帰するようにしてい
る。
【0059】そして、第2ソース供給位置64(一時停止
位置)への搬送皿Pの到達をセンサーが検知すると、出
没自在のストッパーSが作動して搬送皿Pは停止する。
この位置では、手動組合せ領域Mで載置した食材の上に
必要な液状・練状調味料が供給される。
【0060】第2ソース供給位置64でのソース供給が終
了するとストッパーSが開放され、搬送皿Pは搬送ライ
ン52上を移動していき、センサーとストッパーSの連動
により最終の食材であるクラウン載置位置33(一時停止
位置)で停止する。
【0061】そして、停止した搬送皿内のハンバーガー
半完成品上に、焼成されたクラウンCが落下せしめられ
る。これで、ハンバーガーの全ての食材の組合せが完了
する。クラウンCの載置が終了すると、ストッパーSが
開放され、搬送ライン52により搬送皿昇降機構54へと送
られる。搬送皿Pは、搬送皿昇降機構54により上方へ送
り出される。 (パティー供給機構)パティーは、昇降機構に支えられ
た状態でパティー冷凍庫の中に横向きに複数個段積保管
されている(図示せず)。前記パティーの昇降機構及び
パティー冷凍庫は搬送皿Pの搬送ライン52の上方域に配
設している。そして、CPUの指令により、段積されて
いる最下段のパティーのみがパティー冷凍庫から出る位
置まで、昇降機構が下降する。
【0062】次に、昇降機構上の最下段のパティーを押
圧機構により押し出し、加熱機構63に移動させる。そし
て、加熱機構63において、一対の対面するセラミック・
ヒーターにより両面から冷凍パティーを加熱する。この
冷凍パティーの加熱調理が終了すると、パティーを搬送
ライン52上を移動してくる搬送皿Pに落下させるまでの
若干の間、保温しつつ待機させる。
【0063】
【発明の効果】この発明は上述のような構成を有するも
のであり、次の効果を奏する。
【0064】柔らかいバンズを機械的に掴んだり挟んだ
りしてではなくファン23により及ぼされる吸引力を利用
して移送することができるので、バンズの損傷を出来る
だけ防止しつつこれを移送せしめることができるハンバ
ーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方
法を提供することができる。
【0065】また、特に、バンズH,Cをストックして
供給するためのバンズ供給機構1にストックされたバン
ズH,Cを、前記バンズ吸引ヘッド24で吸着し、ファン
23により及ぼされる吸引力を利用して取り出し、食材を
組合せるための食材の組合せ機構3へと移送せしめるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のハンバーガー調理装置のバンズの移
送機構及びバンズの移送方法の実施例を説明するための
ハンバーガー調理装置を説明する平面図。
【図2】図1のハンバーガー調理装置のヒール供給機構
を説明する斜視図。
【図3】図1のハンバーガー調理装置のヒール供給機構
を説明する背面図。
【図4】図1のハンバーガー調理装置のバンズ供給機構
を説明する背面図。
【図5】図1のハンバーガー調理装置のバンズの移送機
構とバンズ供給機構を説明する平面図。
【図6】図1の搬送皿を説明する一部破断斜視図。
【図7】図1のハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機
構を説明する斜視図。
【図8】図7の搬送皿の供給機構を説明する側面図。
【図9】図8の搬送皿の供給機構を説明するA−A線断
面図。
【図10】図8の搬送皿の供給機構を説明する平面図。
【図11】図1の搬送ラインを説明する要部平面図。
【図12】図1のハンバーガー調理装置の搬送ラインを
説明する要部断面図。
【符号の説明】
1 バンズ供給機構 3 食材の組合せ機構 23 ファン 24 バンズ吸引ヘッド 25 バンズ吸着口 28 昇降スライド・ユニット 29 横行スライド・ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 1/04 515 B 8819−3F 47/52 D 47/57 B 47/91 A 7716−3F 59/04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンズ(H,C)に吸引力を及ぼすファ
    ン(23)を内蔵するとともに、前記ファン(23)の駆動
    によりバンズ(H,C)を吸着した状態で移送せしめる
    バンズ吸引ヘッド(24)を具備することを特徴とするハ
    ンバーガー調理装置のバンズの移送機構。
  2. 【請求項2】 前記ファン(23)とバンズ吸引ヘッド
    (24)におけるバンズ吸着口(25)との間の距離を短く
    設定した請求項1記載のハンバーガー調理装置のバンズ
    の移送機構。
  3. 【請求項3】 前記バンズ吸引ヘッド(24)を、昇降ス
    ライド・ユニット(28)により昇降可能とするとともに
    横行スライド・ユニット(29)により横行可能とした請
    求項1又は2記載のハンバーガー調理装置のバンズの移
    送機構。
  4. 【請求項4】 バンズ(H,C)をストックして供給す
    るためのバンズ供給機構(1)のバンズ(H,C)を、
    前記バンズ吸引ヘッド(24)で吸着して取り出し、食材
    の組合せ機構(3)へと移送せしめる請求項1乃至3の
    いずれかに記載のハンバーガー調理装置のバンズの移送
    機構。
  5. 【請求項5】 ファン(23)の駆動によりバンズ(H,
    C)に吸引力を及ぼし、バンズ吸引ヘッド(24)にバン
    ズ(H,C)を吸着させた状態で移送せしめることを特
    徴とするハンバーガー調理装置のバンズの移送方法。
  6. 【請求項6】 前記バンズ吸引ヘッド(24)の昇降移動
    及び横行移動を可能とした請求項5記載のハンバーガー
    調理装置のバンズの移送方法。
  7. 【請求項7】 ストックされたバンズ(H,C)を前記
    バンズ吸引ヘッド(24)で吸着して取り出し、食材を組
    合せるための機構へと移送せしめる請求項5又は6記載
    のハンバーガー調理装置のバンズの移送方法。
JP6025520A 1994-02-23 1994-02-23 ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法 Pending JPH07232807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6025520A JPH07232807A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6025520A JPH07232807A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07232807A true JPH07232807A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12168341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6025520A Pending JPH07232807A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07232807A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104722672A (zh) * 2015-02-14 2015-06-24 浙江理工大学 一种板件冲压送料装置
CN107840149A (zh) * 2017-10-31 2018-03-27 广州市丰会行食品机械有限公司 一种自动送模蛋挞机
CN107840119A (zh) * 2017-10-27 2018-03-27 江门市神川自动化设备有限公司 一种双工位蛋挞锡纸杯上料系统
US10086525B2 (en) 2014-09-29 2018-10-02 Creator, Inc. Systems and methods for dispensing, slicing, buttering, and toasting bread
US10143228B2 (en) 2016-04-04 2018-12-04 Creator, Inc. System and method for dispensing spices and sauces on foodstuffs
US10219535B2 (en) 2012-06-06 2019-03-05 Creator, Inc. System for dispensing toppings
US10292415B2 (en) 2012-06-06 2019-05-21 Creator, Inc. System for dispensing toppings
WO2019246464A1 (en) * 2018-06-20 2019-12-26 Creator, Inc. Systems and methods for slicing and dispensing bread
US10676220B2 (en) 2013-09-20 2020-06-09 Creator, Inc. Bagging system for packaging a foodstuff
US10743710B2 (en) 2015-05-17 2020-08-18 Creator, Inc. System and method for cooking a meat patty
US10743552B2 (en) 2015-05-17 2020-08-18 Creator, Inc. System and method for forming a food patty
US10905150B2 (en) 2012-06-06 2021-02-02 Creator, Inc. System for dispensing toppings
US11185105B2 (en) 2018-06-20 2021-11-30 Creator, Inc. System and method for dispensing toppings
US11278910B2 (en) 2015-05-17 2022-03-22 Creator, Inc. Systems and method for grinding a food product
US11375849B2 (en) 2015-05-17 2022-07-05 Creator, Inc. System and method for cooking a food product
JP2023513078A (ja) * 2020-02-03 2023-03-30 ロボバーガー エンタープライズ インコーポレイテッド 調理済み食品を調製するための装置及び方法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10219535B2 (en) 2012-06-06 2019-03-05 Creator, Inc. System for dispensing toppings
US10292415B2 (en) 2012-06-06 2019-05-21 Creator, Inc. System for dispensing toppings
US10905150B2 (en) 2012-06-06 2021-02-02 Creator, Inc. System for dispensing toppings
US10676220B2 (en) 2013-09-20 2020-06-09 Creator, Inc. Bagging system for packaging a foodstuff
US10086525B2 (en) 2014-09-29 2018-10-02 Creator, Inc. Systems and methods for dispensing, slicing, buttering, and toasting bread
US10427313B2 (en) 2014-09-29 2019-10-01 Creator, Inc. Systems for buttering and toasting bread
CN104722672A (zh) * 2015-02-14 2015-06-24 浙江理工大学 一种板件冲压送料装置
US10743552B2 (en) 2015-05-17 2020-08-18 Creator, Inc. System and method for forming a food patty
US11375849B2 (en) 2015-05-17 2022-07-05 Creator, Inc. System and method for cooking a food product
US11278910B2 (en) 2015-05-17 2022-03-22 Creator, Inc. Systems and method for grinding a food product
US10743710B2 (en) 2015-05-17 2020-08-18 Creator, Inc. System and method for cooking a meat patty
US10143228B2 (en) 2016-04-04 2018-12-04 Creator, Inc. System and method for dispensing spices and sauces on foodstuffs
US10925308B2 (en) 2016-04-04 2021-02-23 Creator, Inc. System and method for dispensing spices on foodstuffs
US11533943B2 (en) 2016-04-04 2022-12-27 Creator, Inc. System and method for dispensing sauces on foodstuffs
CN107840119A (zh) * 2017-10-27 2018-03-27 江门市神川自动化设备有限公司 一种双工位蛋挞锡纸杯上料系统
CN107840149A (zh) * 2017-10-31 2018-03-27 广州市丰会行食品机械有限公司 一种自动送模蛋挞机
WO2019246464A1 (en) * 2018-06-20 2019-12-26 Creator, Inc. Systems and methods for slicing and dispensing bread
US11185105B2 (en) 2018-06-20 2021-11-30 Creator, Inc. System and method for dispensing toppings
JP2023513078A (ja) * 2020-02-03 2023-03-30 ロボバーガー エンタープライズ インコーポレイテッド 調理済み食品を調製するための装置及び方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07232807A (ja) ハンバーガー調理装置のバンズの移送機構及びバンズの移送方法
US5562183A (en) Food material conveying mechanism
JP3321632B2 (ja) ハンバーガー調理システム
JPH0783696B2 (ja) ハンバーガー調理装置
JPH07227198A (ja) ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法
KR100430835B1 (ko) 물체를뒤집고배치하는장치및방법
JPH07227199A (ja) ハンバーガー調理装置の搬送皿の供給機構及び搬送皿の供給方法
WO2021147341A1 (zh) 食材加工设备
JPH07227195A (ja) ハンバーガー調理装置の食材の搬送皿
JPH07231769A (ja) ハンバーガー調理装置
JPH07215472A (ja) ハンバーガー調理装置のバンズ供給機構及びバンズ供給方法
JPH067127A (ja) ハンバーガー自動調理装置
JPH07215471A (ja) ハンバーガー調理装置のバンズ供給機構及びバンズ供給方法
US7076934B2 (en) Pattern former for wrapped bakery products
US20060042194A1 (en) Pattern former for wrapped bakery products and bakery tray loading system
US7415813B2 (en) Pattern former for wrapped bakery products
JPH07213262A (ja) ハンバーガー調理装置の食材の搬送機構及び食材の搬送方法
US20190320846A1 (en) Horizontal griddle with automatic dispensing
JPH07215460A (ja) ハンバーガー搬送機構
WO2021189792A1 (zh) 自动生产装置
JP3000383U (ja) ハンバーガー搬送機構
US20070271875A1 (en) Accumulating Refrigeration Apparatus
US20170071391A1 (en) Apparatus and method for batch cooking in continuous automated plant
JP3000306U (ja) ハンバーガー調理装置
US3088575A (en) Article transfer means