JPH06291992A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06291992A
JPH06291992A JP5101909A JP10190993A JPH06291992A JP H06291992 A JPH06291992 A JP H06291992A JP 5101909 A JP5101909 A JP 5101909A JP 10190993 A JP10190993 A JP 10190993A JP H06291992 A JPH06291992 A JP H06291992A
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JP
Japan
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recording
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signal line
page
circuit
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JP5101909A
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English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06291992A publication Critical patent/JPH06291992A/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/23Reproducing arrangements
    • H04N1/2307Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
    • H04N1/233Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity according to characteristics of the data to be reproduced, e.g. number of lines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
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    • H04N1/33307Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor prior to start of transmission, input or output of the picture signal only
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/333Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor
    • H04N2201/33307Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode
    • H04N2201/33314Mode signalling or mode changing; Handshaking therefor of a particular mode of reading or reproducing mode
    • H04N2201/33335Presentation, e.g. orientation, simplex, duplex

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信情報を定型カット紙に記録する場合に、
ユーザの希望に応じて、任意の枚数を記録することがで
きるファクシミリ装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数ページの受信情報を1ページの定型カッ
ト紙に記録可能なファクシミリ装置において、何枚の受
信情報を1ページの定型カット紙に記録するかを設定す
る記録枚数設定機能を設け、1ページに記録する枚数を
任意に設定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に複数ページの受信
情報を1ページの定型カット紙に記録するファクシミリ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数ページの受信情報を1ペ
ージの定型カット紙に記録するファクシミリ装置として
は、A4カット紙にA5の受信情報を2枚納まるように
記録するものや、A4カット紙にA4受信情報を受信機
側で縮小してA5サイズとし、これを2枚納まるように
記録する等の制御を行うものが提案されている。すなわ
ち、これらの装置は、2枚の受信情報を1ページの定型
カット紙に記録するものであり、受信情報の回転方向も
固定されたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、細かな受信
情報も、A4サイズからA5サイズに縮小して、受信情
報2枚をA4サイズの定型カット紙1枚に記録すると、
文字が小さくなりすぎて、判読不可能になってしまうと
いう欠点があった。
【0004】また、従来においては、複数ページの受信
情報を1ページの定型カット紙に記録する場合、両面記
録紙への記録等を考慮しておらず、ユーザが希望する処
理を選択することが困難となっていた。
【0005】本発明は、受信情報を定型カット紙に記録
する場合に、ユーザの希望に応じて、任意の枚数を記録
することができるファクシミリ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数ページの
受信情報を1ページの定型カット紙に記録可能なファク
シミリ装置において、何枚の受信情報を1ページの定型
カット紙に記録するかを設定する記録枚数設定手段を有
するものである。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を示すブロック
図である。
【0008】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続し、
電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路への
切換えを行なったり、ループの保持を行なうものであ
る。また、NCU2は、制御回路42からの信号レベル
(信号線42a)が「0」であれば、電話回線2aを電
話機4側に接続し、信号レベルが「1」であれば、電話
回線2aをファクシミリ装置側に接続するものである。
なお、通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続
されている。
【0009】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路16からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、相手側からの信
号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV29復
調器20およびV21復調器18に送るものである。
【0010】V21変調器8は、公知のCCITT勧告
V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御回路
42からの手順信号(信号線42b)を変調し、信号線
8aを通して加算回路16に送出するものである。
【0011】読取回路10は、送信原稿から主走査方向
1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値を
表す信号列を作成し、このデータを信号線10aから符
号化回路12に送るものであり、CCD(電荷結合素
子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0012】符号化回路12は、信号線10aに出力さ
れている読取データを入力して、符号化(MH符号化あ
るいはMR符号化)を行い、信号線12aより出力する
ものである。
【0013】V27ter またはV29変調器14は、信
号線12aからの符号化データを入力し、公知のCCI
TT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29(直
交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データを信
号線14aを通して加算回路16に出力する。
【0014】加算回路16は、変調器8、14の出力を
加算する回路である。加算回路16の出力は、ハイブリ
ッド回路6に送られる。
【0015】V21復調器18は、公知のCCITT勧
告V21に基づいた復調を行なうものである。この復調
器18は、信号線6aによりハイブリッド回路6からの
手順信号を入力し、V21復調を行い、復調データを信
号線18aを通して制御回路42に送る。
【0016】V27ter またはV29復調器20は、公
知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づいた
復調を行なうものである。この復調器20は、ハイブリ
ッド回路6からの変調画像信号を入力し、復調を行って
復調データを信号線20aよりメモリ回路22および復
号化回路24に送出する。
【0017】メモリ回路22は、制御回路42からの信
号線42cによる制御に基づいて、信号線20aに出力
されている復調データを格納するとともに、この格納し
たデータを信号線22aより復号化回路28に送出する
ものである。
【0018】復号化回路24は、信号線20aからのデ
ータの復号化(MH復号化あるいはMR復号化)を行う
回路であり、その復号化したデータを、信号線24aを
介して変化点数検出回路26および制御回路42に出力
する。制御回路42は、メモリ回路22の受信データ蓄
積時に、この信号線24aの情報を入力して、受信状況
を判断する。
【0019】変化点数検出回路26は、信号線24aか
らのデータを入力して、各ライン毎の変化点数を検出
し、その結果を信号線26aを出力するものである。
【0020】復号化回路28は、信号線22aからのデ
ータの復号化(MH復号化あるいはMR復号化)を行う
回路であり、その復号化したデータを信号線28aを介
して縮小/情報加工回路30に出力する。
【0021】縮小/情報加工回路30は、信号線28a
に出力されている復号化されたデータを入力し、信号線
42d、42e、42fの制御に従い、入力データを縮
小したり、記録位置を決定したり、何枚の受信情報を1
枚の定型カット紙に記録するかを決定したり、複数枚の
受信情報を1枚の定型カット紙に記録する場合の回転方
向を決定したりして、情報加工したデータを信号線30
aに出力する。
【0022】記録回路32は、信号線30aに出力され
ているデータを入力し、信号線42gに信号レベル
「0」の信号が出力されている時には、順次1ラインず
つ記録紙の片面に記録を行い、信号線42gに信号レベ
ル「1」の信号が出力されている時には、順次1ライン
ずつ記録紙の両面に記録を行う回路である。
【0023】オペレーション部34は、テンキー、ワン
タッチダイヤルキー、短縮ダイヤルキー、両面記録をす
るか否かファイリング用の余白を設けるか否か、複数の
受信情報を1枚の定型カット紙に記録するかの回転方向
の決定などの各種登録キー等が押下されると、押下され
た情報は信号線34aに出力される。
【0024】登録回路36は、両面記録をするか片面記
録を行うのかの設定状態を登録する回路である。この登
録回路36に登録する場合、両面記録しない時には信号
線36に信号レベル「0」の信号、両面記録する時には
信号線36に信号レベル「1」の信号を出力後、信号線
42hにライトパルスを発生する。また、この登録回路
36に登録されているデータを読み出す時には、信号線
42iにリードパルスを発生する。そうすると、登録回
路36に登録されている情報が信号線36aに出力され
る。
【0025】記憶回路38は、表面への記録時、何枚の
受信情報を1枚に記録するかの対応に従い、回転方向を
記憶する回路であり、ここでは、2枚の受信情報を1枚
の定型カット紙に記録する場合と、4枚の受信情報を1
枚の定型カット紙に記録する場合とを想定している。こ
の記憶回路38に記憶する場合には、信号線38aに1
枚のカット紙に記録する受信枚数を出力後、2枚の場合
にはそれぞれの受信情報の記録順番(記録紙の上側、記
録紙の下側に対応した順番)を出力後、それぞれ記録紙
の上側、下側に対応する回転方向を出力し、4枚の場合
には、それぞれ受信情報の記録順番(記録紙の左上、記
録紙の右上、記録紙の左下、記録紙の右下に対応して順
番)を出力後、それぞれ記録紙の左上、右上、左下、右
下に対応する回転方向を出力後、信号線42jにライト
パルスを発生する。
【0026】また、この記憶回路38に記憶されている
情報を読み出す時には、信号線38aに、1枚の定型カ
ット紙に記録する受信枚数を出力後、信号線42kにリ
ードパルスを発生すると、信号線38aに受信情報の記
録順番、回転方向が出力される。
【0027】記憶回路40は、裏面への記録時、何枚の
受信情報を1枚に記録するかの対応に従い、回転方向を
記憶する回路であり、ここでは、2枚の受信情報を1枚
の定型カット紙に記録する場合と、4枚の受信情報を1
枚の定型カット紙に記録する場合とを想定している。こ
の記憶回路40に記憶する場合、信号線40aに1枚の
カット紙に記録する受信枚数を出力後、2枚の場合に
は、それぞれの受信情報の記録順番(記録紙の上側、記
録紙の下側に対応して順番)を出力後、それぞれ記録紙
の上側、下側に対応する回転方向を出力し、4枚の場合
には、それぞれ受信情報の記録順番(記録紙の左上、記
録紙の右上、記録紙の左下、記録紙の右下に対応して順
番)を出力後、それぞれ記録紙の左上、右上、左下、右
下に対応する回転方向を出力後、信号線42lにライト
パルスを発生する。
【0028】また、この記憶回路40に記憶されている
情報を読み出す場合には、信号線40aに1枚の定型カ
ット紙に記録する受信枚数を出力後、信号線42mにリ
ードパルスを発生すると、信号線40aに受信情報の記
録順番、回転方向が出力される。
【0029】制御回路42は、この実施例において、受
信情報を一度メモリに格納し、また、受信時に受信情報
の細かさを認識しておき、この細かさを認識して、何枚
の受信情報を1ページの定型カット紙に記録するかを自
動決定し、記録動作を行う制御を主に行う。
【0030】図2、図3は、本実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0031】まず、S52においては、信号線42aに
信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S
54においては、記録紙の表面に記録する時の記録場
所、受信情報の回転方向の登録が選択されたか否かが判
断され、選択されると、S56に進み、記憶回路38
に、記録紙の表面に記録する時の記録場所、受信情報の
回転方向の登録を行い、選択されていないと、S58に
進む。
【0032】S58においては、受信が選択されたか否
かを判断し、受信が選択されていないとS60に進み、
その他の処理を行う。また、受信が選択されるとS62
に進み、信号線42aに信号レベル「1」の信号を出力
し、CMLをオンする。
【0033】S64においては、前手順を行い、S66
においては、メモリへの受信ページをカウントするペー
ジカウンタに1をセットする。そして、S68において
は、信号線42cを介して受信情報をメモリ回路22に
格納する。ここで、信号線26aの信号を入力し、変化
点数に基づいて画信号の細かさをチェックする。
【0034】S70においては、1ページの受信が終了
したか否かを判断する。1ページの受信が終了するとS
72に進み、1ページの受信が終了していないとS68
にもどる。
【0035】また、S72においては、ページカウンタ
に対応して受信情報の細かさを記憶する。S74におい
ては、中間手順を実行し、S76においては、次ページ
があるか否かを判断し、次ページがあるとS78に進
み、ページカウンタの値を1つインクリメントする。
【0036】また、次ページがないと、S80におい
て、後手順を行い、S82においては、信号線42aに
信号レベル「0」の信号を出力し、CMLをオフする。
【0037】S84、S86においては、受信情報の細
かさをチェックし、1枚でも細かい時にはS92に進
み、全てが粗い時にはS88に進み、それ以外の時には
S90に進む。
【0038】S88においては、縮小/情報加工回路3
0に対して、受信情報4枚を1枚のカット紙に記録する
設定とする。ここでは、記憶回路38に登録されている
記録順番、回転方向により縮小/情報加工回路30に対
して設定を行うが、例えば記録順番は左上、右上、左
下、右下の順として、全ての受信情報は回転しないで記
録する設定とする。そして、S94に進む。
【0039】また、S90においては、縮小/情報加工
回路30に対して、受信情報2枚を1枚のカット紙に記
録する設定とする。ここでは、記憶回路38に登録され
ている記録順番、回転方向により、縮小/情報加工回路
30に対して設定を行うが、例えば記録順番は、上、下
の順として全ての受信情報は、左側に90度回転して記
録する設定とする。そして、S94に進む。
【0040】さらに、S92においては、受信情報1枚
をそのまま1枚のカット紙に記録する決定とし、S94
に進む。
【0041】S94においては、信号線42cを介し
て、メモリ回路22に格納されている全てのデータの記
録を行う。そして、S96においては、メモリ回路22
に格納されている全ページの記録が終了したか否かを判
断し、全ページの記録が終了するとS52にもどり、全
ページの記録が終了していないとS94にもどる。
【0042】なお、以上の第1実施例においては、全て
の受信情報に対して、同じ受信枚数を1枚の定型カット
紙に記録するようにしたが、受信情報の細かさに対応し
て1通信の中で違った受信枚数を1枚の定型カット紙に
記録してもよい。
【0043】また、前記第1実施例において、受信枚数
が1枚の場合はいかなる場合にも、受信情報をそのまま
1枚の定型カット紙に記録し、受信枚数が2枚の場合
は、受信情報をそのまま1枚の定型カット紙に記録する
か、受信情報2枚を1枚の定型カット紙に記録するかど
ちらかを選択するようにしてもよい。
【0044】また、前記第1実施例においては、受信情
報の細かさに対応し、何枚の受信情報を1枚の定型カッ
ト紙に記録するようにしたが、複数の種類の受信情報の
枚数を1枚の定型カット紙に記録することを外部から設
定して、これを実行するようにしてもよい。
【0045】図4は、この場合の制御のうち、図2、図
3と異なる部分を示すフローチャートである。
【0046】まず、S100は、図2のS83を表して
いる。次に、S102、S104においては、オペレー
ション部34から入力し、何枚の受信情報が1枚のカッ
ト紙に記録されているか否かを判断し、4枚が選択され
ている時にはS106(上記S88)に進み、2枚が選
択されている時にはS108(上記S90)に進み、1
枚が選択されている時にはS110(上記S92)に進
む。
【0047】また、以上の第1実施例において、記録情
報の左端部に余白部分を設けて、ファイリングに対して
便利な記録方法とすることもできる。
【0048】また、以上の第1実施例においては、表面
のみへの記録を考えたが、両面への記録を行う装置を構
成してもよい。ここで、両面を記録する時には、例えば
受信情報2枚を1枚に記録する場合、表面は受信情報を
左側に90度回転するが、裏面は右側に90度回転する
というように、各面の記録方法が異なることになる。し
たがって、記録画像の回転方向を表面と裏面に別々に設
定できるようにすることが必要である。また、ファイリ
ング用の穴も、表面は左側、裏面は右側と異なってく
る。
【0049】図5は、この場合の制御のうち、図2、図
3と異なる部分を示すフローチャートである。
【0050】まず、S120は、図2のS56あるいは
S54のNOを表している。次に、S122において
は、記録紙の裏面に記録する時の記録場所、受信情報の
登録が選択されたか否かを判断し、選択されるとS12
4に進み、記録回路40に記録紙の裏面に記録する時の
記録場所、受信情報の回転方向の登録を行う。
【0051】また、選択されていないと、S126に進
み、上記S58の処理を行う。また、この場合、図3の
S88、S90において、記録回路40に登録されてい
る情報に従って裏面への記録も行う。
【0052】また、以上においては、何枚の受信情報を
1枚の定型カット紙に記録するか、また、記録場所、受
信情報の回転方向等は、受信機側で設定することを考え
た。しかし、これらの情報は、送信機から受信機に通知
し、受信機はこの情報に基づいて記録動作を行ってもよ
い。なお、この送信機から受信機への通知は、例えば図
2のS64における前手順で実行できる。
【0053】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0054】従来の定型紙サイズの記録紙に記録を行う
ファクシミリ装置として、大きく3つのタイプに分ける
ことができる。
【0055】第1は、定型紙サイズの記録紙に記録を行
う熱転写記録ファクシミリ装置に代表されるものであ
り、受信情報をリアルタイムで復号化し、記録していく
タイプであり、受信情報が1ページに収まらない場合に
は、残りの受信情報の量には無関係に2ページ目の記録
へ移行する。
【0056】第2は、定型紙サイズの記録紙に記録を行
うBJ(インクジェット)記録ファクシミリ装置に代表
されるものであり、所定ラインの復号化が終了後、所定
ラインの記録を一度に行うタイプである。この場合に
は、第1と同様に、受信情報が1ページに収まらない場
合には、残りの受信情報の量には無関係に2ページ目の
記録へ移行する。
【0057】第3は、定型紙サイズの記録紙に記録を行
うLBP記録ファクシミリ装置に代表されるものであ
る。LBP記録は1ページの一定速記録が必要であるの
で、1ページの受信が終了後、一定速度での記録を行
う。ここで、1ページの受信は、終了しているので、何
ライン受信したかを認識でき、このライン数に基づい
て、例えばA4サイズの受信において受信情報が1cm
以内のオーバーの時には、後端の情報を削除して等倍で
記録紙に記録を行い、受信情報が1cmを超え、2.9
7cm以内のオーバーの時には、90%縮小して記録を
行い、受信情報が2.97cmを超えてオーバーする時
には、2ページ以上に分割して記録する等の制御をして
いた。
【0058】しかし、これを行うためには、1ページ前
に受信したデータの復号化、そして記録処理をしなが
ら、現在受信しているデータの復号化、そしてエラーチ
ェック、また、この復号化したデータの正しく受信した
ライン情報を符号化してメモリに格納する処理が必要と
なり、ハードウェア(CODEC回路)が2つ程度必要
となってコストが高いシステムとなってしまう。
【0059】そこで、本件出願人は、このようなシステ
ムにおいて、ハードウェアを簡略してエラーチェックを
行うようにしたものを提案している(特願平4−18
6,369号)。しかし、これを用いた場合、記録を行
う時、正しく受信したライン数を正しく認識できていな
いので、第1、第2の方法と同様に、受信情報が1ペー
ジに収まらない場合には、残りの受信情報の量には無関
係に2ページ目の記録へ移行する。ECM受信時におい
ても同様で、フレームデータのチェックはHDLCのF
CSのチェックにより簡単に行えるが、受信ライン数は
認識できない。
【0060】以上のように、第1の熱転写記録ファクシ
ミリ装置のタイプ、第2のBJ記録ファクシミリ装置の
タイプ、第3のLBP記録ファクシミリ装置で簡略化し
たハードウェアを使用したタイプ(ECM受信時も含
む)においては、受信情報が定型紙サイズの記録紙1ペ
ージに収まらない場合には、残りの受信情報の量には無
関係に2ページ目の記録へ移行してしまい、記録紙が無
駄になる。また、記録情報が見にくいという欠点があっ
た。
【0061】そこで、この第2実施例では、受信情報を
定型紙サイズの1ページ内に収めることができるファク
シミリ装置を提供するものである。
【0062】図6は、この第2実施例を示すブロック図
である。
【0063】NCU(網制御装置)102は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路
への切換えを行なったり、ループの保持を行なうもので
ある。また、NCU102は、制御回路142からの信
号レベル(信号線142a)が「0」であれば、電話回
線102aを電話機104側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線102aをファクシミリ装置
側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回
線102aは電話機104側に接続されている。
【0064】ハイブリッド回路106は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路120からの送信
信号をNCU102経由で電話回線102aに送出し、
相手側からの信号をNCU102経由で受取り、信号線
106a経由でV29復調器124およびV21復調器
122に送るものである。
【0065】V21変調器108は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御
回路142からの手順信号(信号線142b)を変調
し、信号線108aを通して加算回路120に送出する
ものである。
【0066】読取回路110は、送信原稿から主走査方
向1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値
を表す信号列を作成し、このデータを信号線110aか
ら符号化回路112に送るものであり、CCD(電荷結
合素子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0067】符号化回路112は、信号線110aに出
力されている読取データを入力して、符号化(MH符号
化あるいはMR符号化)を行い、信号線112aより出
力するものである。
【0068】メモリ回路114は、制御回路142から
の信号線142cによる制御に基づいて、信号線112
aに出力されているデータを格納するとともに、この格
納したデータを信号線114aよりHDLCフレーミン
グ回路116および変調器118に送出するものであ
る。
【0069】HDLCフレーミング回路116は、信号
線114aからのデータを入力してHDLCのフレーミ
ングを行い、そのデータを信号線116aより変調器1
18に出力する。
【0070】V27ter またはV29変調器118は、
制御回路142から信号線142dに信号レベル「0」
が出力された場合には、信号線112aの信号を入力
し、信号レベル「1」が出力された場合には、信号線1
14aの信号を入力し、信号レベル「2」が出力された
場合には、信号線116aの信号を入力する。そして、
この入力信号に対し、公知のCCITT勧告V27ter
(差動位相変調)またはV29(直交変調)に基づいた
変調を行ない、この変調データを信号線118aを通し
て加算回路120に出力する。
【0071】加算回路120は、変調器108、118
の出力を加算する回路である。加算回路120の出力
は、ハイブリッド回路106に送られる。
【0072】V21復調器122は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた復調を行なうものである。この復
調器122は、信号線106aによりハイブリッド回路
106からの手順信号を入力し、V21復調を行い、復
調データを信号線122aを通して制御回路142に送
る。
【0073】V27ter またはV29復調器124は、
公知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づい
た復調を行なうものである。この復調器124は、ハイ
ブリッド回路106からの変調画像信号を入力し、復調
を行って復調データを信号線124aより簡略復号化回
路126、HDLCデフレーミング回路128、メモリ
回路130および復号化回路132に送出する。
【0074】簡略復号化回路126は、信号線124a
に出力されている復調されたデータを入力し、MHモー
ドでの復号化と、MHのEOL信号およびMRのEOL
信号の検出とを行い、その結果を信号線126aに出力
する回路である。
【0075】HDLCデフレーミング回路128は、信
号線142eの制御に基づいて信号線124aに出力さ
れているデータを入力し、HDLCのデフレーミングを
行い、その結果を信号線128aに出力する回路であ
る。ここで、信号線128bには、1フレームの終わり
の検知情報や1フレームが正しく受信できたか否かの情
報等が出力される。
【0076】メモリ回路130は、信号線142fの制
御に従い、信号線124aあるいは信号線128aに出
力されている復調データを格納し、この格納したデータ
を信号線130aに出力する。
【0077】復号化回路132は、信号線142gに信
号レベル「0」の信号が出力されている時には信号線1
24aの信号を入力し、信号線142gに信号レベル
「1」の結果が出力されている時には信号線130aの
信号を入力し、この入力信号に対して復号化(MH復号
化あるいはMR復号化)し、そのデータを信号線132
aに出力する回路である。
【0078】縮小回路134は、信号線142hに出力
されている縮小率で信号線132aに出力されているデ
ータの副走査方向のみの縮小を行い、信号線134aに
出力する回路である。
【0079】記録回路136は、信号線142iに信号
「0」が出力されている時には、記録を行わず、信号線
142iに信号レベル「1」が出力されている時には信
号線132aに出力されているデータを入力し、信号線
142iに信号レベル「2」が出力されている時には信
号線134aに出力されているデータを入力し、順次1
ラインずつ記録を間欠、あるいはブロック単位あるいは
等速で記録を行う回路である。
【0080】ライン数カウント回路138は、信号線1
42jにクリアパルスが発生した以降に、信号線132
aに出力されている復号化データを入力し、ライン数を
カウントし、ライン数のカウント値を信号線138aに
出力する回路である。
【0081】登録回路140は、ワンタッチダイヤルお
よび縮小するか否かを登録する回路である。この実施例
では、36個のワンタッチダイヤルを登録回路140に
登録できるようになっている。この登録回路140に登
録する時には、信号線140aにワンタッチナンバー
(01から36の1つ、例えば01)、スペース2つ、
電話番号(例えば、03−3444−2222)、スペ
ース1つ、縮小記録するなら1、縮小記録しないなら0
を順番に出力後、信号線142kにライトパルスを発生
する。また、この登録回路140に登録されているデー
タを読み出す時には、信号線140aにワンタッチナン
バー(例えば、01)を出力後、信号線142lにリー
ドパルスを発生する。そうすると、登録回路140はワ
ンタッチナンバー(例えば、01)に対応して、登録さ
れている電話番号(例えば、03−3444−222
2)、スペース1つ、縮小記録するか否かの情報(例え
ば、縮小記録するなら1)を信号線140aに出力す
る。
【0082】登録回路141は、短縮ダイヤルおよび縮
小するか否かの回路である。この実施例では、100個
の短縮ダイヤルを登録できるようになっている。この登
録回路141に登録する時には、信号線141aに、短
縮ダイヤルナンバー(00から99の1つ、例えば0
0)、スペース1つ、電話番号(例えば、03−312
3−4567)、スペース1つ、縮小記録するなら1、
縮小記録しないなら0を順番に出力後、信号線142m
にライトパルスを発生する。また、この登録回路141
に登録されているデータを読み出す時には、信号線14
1aに短縮ダイヤルナンバー(例えば、00)を出力
後、信号線142nにリードパルスを発生する。そうす
ると、登録回路141は、短縮ダイヤルナンバー(例え
ば、00)に対応して登録されている電話番号(例え
ば、03−3123−4567)、スペース1つ、縮小
記録するか否かの情報(例えば、縮小記録しないなら
0)を、信号線141aに出力する。
【0083】制御回路142は、本実施例において、主
に以下のような制御を行う。まず、予めオペレーション
部(本実施例では図示せず)から、ワンタッチダイヤル
あるいは短縮ダイヤルに対応する相手先からの受信が選
択された時に、定型紙サイズの記録紙に対して、等倍記
録を行うか、副走査方向のみ90%縮小記録を行うかを
登録する。そして、実際に受信が選択された時、相手先
送信機から送信されるTSI信号の例えば下6桁と、ワ
ンタッチダイヤルあるいは短縮ダイヤルに登録されてい
る電話番号の下6桁と比較し、一致する相手先がある場
合、このワンタッチダイヤル、あるいは短縮ダイヤルに
登録されている縮小記録するか否かの情報に基づいて、
等倍記録あるいは副走査方向のみの90%の縮小記録を
行う。また、相手機から、TSL信号が送信されない、
あるいは一致する相手先がない時には、等倍記録を行
う。なお、ここでは、熱転写記録による受信、リアルタ
イムの記録を想定している。
【0084】図7〜図9は、この第2実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0085】S252においては、信号線142aに信
号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフし、S2
54においては、信号線142dに信号「0」を出力
し、変調器118が信号線112aの信号を入力する設
定とする。また、S256においては、信号線142g
に信号レベル「0」の信号を出力し、復号化回路132
が信号線124aの信号を入力する設定とする。
【0086】さらに、S258においては、信号線14
2hに0.90を出力し、縮小回路134の副走査方向
の縮小率は90%の設定とし、S260においては、信
号線142iに信号「0」を出力し、記録回路36が記
録をしない設定とする。
【0087】S262においては、オペレーション部か
らワンタッチダイヤルの登録が選択されたか否かを判断
し、ワンタッチダイヤルの登録が選択されると、S26
4に進み、ワンタッチダイヤルの番号と縮小記録するか
否かの情報を登録回路140に登録する。
【0088】また、ワンタッチダイヤルの登録が選択さ
れていないと、S266においては、オペレーション部
から短縮ダイヤルの登録が選択されたか否かを判断し、
短縮ダイヤルの登録が選択されると、S268に進み、
短縮ダイヤルの番号と縮小記録するか否かの情報を登録
回路141に登録する。
【0089】また、短縮ダイヤルの登録が選択されてい
ないと、S270においては、受信が選択されたか否か
を判断する。そして、受信が選択されていないと、S2
72に進み、その他の処理を行う。
【0090】また、受信が選択されると、S274にお
いて、信号線142aに信号レベル「1」の信号を出力
してCMLをオンし、S276で前手順を行う。
【0091】次に、S278においては、相手機からT
SI信号が送信されたか否かを判断する。相手機からT
SI信号が送信されている時にはS280に進み、TS
I信号が送信されていない時にはS286に進む。
【0092】S280においては、TSI信号の下6桁
がワンタッチダイヤルあるいは短縮ダイヤルの下6桁と
一致するか否かを、登録回路140、141の情報を入
力してチェックする。そして、TSI信号の下6桁がワ
ンタッチダイヤルあるいは短縮ダイヤルの下6桁に一致
する時にはS282に進み、一致しない時にはS286
に進む。
【0093】S282においては、登録回路140、1
41の情報を入力し、一致したワンタッチダイヤルある
いは短縮ダイヤルが縮小記録の登録がされているか等倍
記録の登録がされているかを判断し、縮小記録が登録さ
れている時には、S284に進み、等倍記録が登録され
ている時には、S286に進む。
【0094】S284においては、信号線142jに信
号「2」を出力し、記録回路136が縮小されたデータ
(信号線134aのデータ)を入力する設定とする。
【0095】また、S286においては、信号線142
iに信号「1」を出力し、記録回路136が等倍データ
(信号線123aのデータ)を入力する設定とする。
【0096】そして、S288では、残りの前手順を行
い、S290においては、G3モードの通信が選択され
たか否かを判断する。そして、G3モードの通信が選択
されるとS292に進み、ECMモードの通信が選択さ
れるとS304に進む。
【0097】S292においては、画信号の受信、記録
を行い、S294においては、1ページの受信記録が終
了したか否かを判断する。そして、1ページの受信、記
録が終了するとS296に進み、中間手順を行い、S2
98においては、次ページがあるか否かを判断し、次ペ
ージがあると、S300に進み、次ページがないとS3
02に進む。
【0098】S300では、残りの中間手順を行い、S
292にもどる。また、S302では、後手順を行い、
S252にもどる。
【0099】S304においては、信号線142gに信
号レベル「1」の信号を出力し、復号化回路132が信
号線130aの信号を入力する設定とし、S306にお
いては、信号線142e、128bを介してHDLCフ
ォーマットのデータ受信と、信号線142fを介して信
号線128aに出力されているデータのメモリ回路13
0への格納を行う。
【0100】次に、S308においては、メモリ回路1
30に1ページ分の情報が格納されている時には、信号
線142fを介してメモリ回路130に格納されている
データを信号線130aに出力し、復号化後、記録を行
う。
【0101】次に、S310においては、1ページの受
信が終了したか否かを判断し、1ページの受信が終了す
るとS312に進み、1ページの受信が終了していない
とS306にもどる。
【0102】S312では、中間手順を行う。そして、
S314においては、次ページがあるか否かを判断し、
次ページがあるとS318で残りの中間手順を行いS3
06にもどり、次ページがないとS316で後手順を行
いS252にもどる。
【0103】なお、以上の第2実施例においては、相手
送信機からTSI信号が送信されていない、あるいは、
送信されたTSI信号の下6桁がワンタッチあるいは短
縮ダイヤルに登録されていない時には、等倍記録するよ
うにした。
【0104】しかし、この場合に、90%の縮小記録を
行ってもよい。具体的には、上記S278でNの時、ま
たは、S280でNOの時に、S286に進まないでS
284に進むようにする。また、上記の2つの条件にお
いて、等倍記録あるいは縮小記録するかは、他の組み合
わせとしてもよい。
【0105】また、ファクシミリ装置に、90%縮小記
録するか等倍記録するかを設定するための登録手段を設
け、この登録手段に登録された内容だけに従い、等倍記
録あるいは縮小記録してもよい。
【0106】また、これと同様に、90%縮小記録する
か等倍記録するかを設定する登録手段を設け、相手送信
機からTSI信号が送信されていない、あるいは、送信
されたTSI信号の下6桁がワンタッチあるいは短縮ダ
イヤルに登録されていない時にのみ、90%縮小記録す
るか等倍記録するかの登録手段に登録されている内容に
基づいて記録をしてもよい。ここで、送信されたTSI
信号の下6桁がワンタッチあるいは短縮ダイヤルに登録
されている時には、この登録情報に基づいて記録を行
う。
【0107】また、以上の第2実施例においては、ワン
タッチダイヤルあるいは短縮ダイヤル、あるいはファク
シミリ装置に登録した等倍記録あるいは縮小記録の情報
に従い、記録するようにしたが、受信情報の副走査長を
自動的に検知し、各送信相手先に対応して、等倍記録す
るか縮小記録するかを自動的に登録し、変更していくよ
うにしてもよい。
【0108】具体例としては、受信が選択された時、送
信相手先が縮小率を記憶してある送信相手先である場合
には、その倍率での記録を行い、また、送信相手先が縮
小率を記憶していない送信相手先である場合には、等倍
での記録を行い、等倍記録をしていて、受信情報が全て
2ページに分割され、かつ、所定倍率90%以上の倍率
で縮小すれば、1ページに入る時には、次の通信以降に
おいて、当該送信相手先からの受信は、1ページに入る
倍率で縮小して記録するように、上記登録回路140あ
るいは登録回路141に自動的に登録する。
【0109】図10、図11は、この場合の制御のうち
図7〜図9と異なる部分を示すフローチャートである。
【0110】S320は、上記S280のYESを表し
ている。そして、S322においては、モード登録フラ
グに1をセットし、S324(上記S282)に進む。
【0111】次に、S326は、上記S276を表して
いる。そして、S328においては、モード登録フラグ
に0をセットし、S330(上記S278)に進む。
【0112】さらに、S332は、上記S294のYE
Sを表している。そして、S334においては、モード
登録フラグが1であるか否かを判断し、1である時には
S336に進み、0である時にはS344に進む。
【0113】S336においては、等倍記録が行われて
いるか否かを判断し、等倍記録が行われているとS33
8に進み、縮小記録が行われているとS342に進む。
【0114】S338においては、今記録した情報が2
ページに分割され、かつ、90%縮小すれば1ページに
入るか否かを判断し、1ページに入る時にはS344に
進み、入らない時にはS340に進む。
【0115】次に、S340においては、モード登録フ
ラグに0をセットし、S342においては、今記録した
情報が等倍記録でも1ページに入るか否かを判断し、1
ページに入る時にはS344(上記S296)に進み、
1ページに入らない時にはS340にもどる。
【0116】次に、S346は、上記298のNOを表
している。そして、S348においては、モード登録フ
ラグが1であるか否かを判断し、1である時にはS35
0に進み、0である時にはS356(上記S302)に
進む。
【0117】S350においては、等倍記録が行われて
いたか否かを判断し、等倍記録が行われているとS35
2に進み、縮小記録が行われているとS354に進む。
【0118】S352においては、当該送信相手先から
の記録は、縮小記録する旨を登録回路140あるいは登
録回路141に登録してS356(上記S302)に進
む。また、S354においては、当該送信相手先からの
記録は、等倍記録する旨を登録回路140あるいは登録
回路141に登録してS356(上記S302)に進
む。
【0119】また、S358は、上記S310のYES
を表しており、続くS360では、上記S334からS
342までの処理を行う。そして、S362で上記S3
12に進む。
【0120】また、S364は、上記S314のNOを
表している。そして、次のS366では、上記S348
からS354までの処理を行い、S368で上記S31
6に進む。
【0121】また、この動作においては、等倍記録時に
全ての受信情報が2ページに分かれ、かつ、90%縮小
で1ページに入る時には、次の通信以降、縮小記録する
登録とし、縮小記録時に全ての受信情報を等倍記録して
も1ページに入る時、等倍記録が登録されている時に
は、縮小記録を行う登録とし、縮小記録が登録されてい
る時には、等倍記録を行う登録とする。以上において
は、1通信の全ての情報が該当すればよいと考えた。し
かし、何通信か連続して上記条件が成立した時に、等倍
記録と縮小記録の登録を変更するようにしてもよい。
【0122】また、前記第2実施例では、縮小率は90
%のみを考えた。しかし、他の縮小率を考えてもよく、
また、各送信相手先に対応して縮小率を変えてもよい。
そして、これらの縮小率は予め定まった縮小率の1つを
選択してもよい。
【0123】さらに、以上においては、ワンタッチダイ
ヤルあるいは短縮ダイヤルに対応して、等倍記録するか
縮小記録するか、また、その縮小率を登録することを考
えたが、縮小率に対応し、この縮小率で記録を行う送信
相手先を記憶してもよい。
【0124】また、上記第2実施例における縮小は、副
走査方向のみの縮小について考えたが、主走査、副走査
方向に対して縮小してもよい。また、上記第2実施例に
おいては、受信主走査長および受信ライン数で縮小率を
考えたが、色情報の含まれる有効画像エリアに着目して
縮小を行うようにしてもよい。また、上記第2実施例に
おいては、縮小と等倍記録とを考えたが、カット紙一杯
に入るように拡大記録を考えてもよい。
【0125】また、上記第2実施例においては、定型紙
サイズの記録紙への熱転写紙を考えたが、定型紙サイズ
の記録紙へのBJ記録、LBP記録(LBPモードにお
いては、受信エラーの判定は簡略化して行う)に対して
も適用できる。
【0126】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0127】従来、読取情報の送信が選択された時、主
走査方向の長さが記録紙の主走査方向の長さと同じであ
る場合には、読取情報を縮小しないで等倍のまま、全て
の読取情報を送信していた。
【0128】しかしながら、最近は、カット紙を使用し
たLBP記録を行うファクシミリが増えてきている。こ
のため、定型紙サイズより長い情報の送信を行うと、受
信機側での処理が複雑となり、機械によっては、2ペー
ジに分割され記録されたり、または、後端の所定長の情
報を除去してしまったり、または、1ページに入るよう
に縮小記録したり、画一的な割合(例えば90%)で縮
小記録したりするものとなっている。なお、ここで縮小
を行う場合、副走査方向のみの縮小と、主走査方向と副
走査方向の縮小がある。
【0129】このため、同一情報を送信しても、様々な
形で受信してしまい、場合によっては記録紙の無駄とな
ったり、後端情報が欠落してしまうという欠点があっ
た。また、受信機側が定型紙への記録であり、必ず、受
信機側で縮小するのであれば、送信機側において、読取
情報を等倍で送信するのは、伝送時間が長くなり、通信
費の無駄である。しかし、カット紙が普及してきたとは
いえ、長尺記録紙のファクシミリ装置も多く存在するの
で、また、図面等を扱っている会社等においては、読取
情報を定型紙として縮小して送信するより、等倍で送信
したいというニーズもある。また、定型紙サイズと一言
でいっても、例えば主走査方向の長さが216mmの送
信情報に対しても、A4サイズ、レターサイズ、リーガ
ルサイズの定型紙が存在する。
【0130】そこで、この第3実施例では、ユーザが送
信サイズを自在に選択できるファクシミリ装置を提供す
るものである。
【0131】図12は、この第3実施例を示すブロック
図である。
【0132】NCU(網制御装置)202は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路
への切換えを行なったり、ループの保持を行なうもので
ある。また、NCU202は、制御回路246からの信
号レベル(信号線246a)が「0」であれば、電話回
線202aを電話機204側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線202aをファクシミリ装置
側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回
線202aは電話機204側に接続されている。
【0133】ハイブリッド回路206は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路224からの送信
信号をNCU202経由で電話回線202aに送出し、
相手側からの信号をNCU202経由で受取り、信号線
206a経由でV29復調器228およびV21復調器
226に送るものである。
【0134】V21変調器208は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御
回路246からの手順信号(信号線246b)を変調
し、信号線208aを通して加算回路224に送出する
ものである。
【0135】読取回路210は、送信原稿から主走査方
向1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値
を表す信号列を作成し、このデータを信号線210aか
ら符号化回路212に送るものであり、CCD(電荷結
合素子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0136】符号化回路212は、信号線210aに出
力されている読取データを入力して、符号化(MH符号
化あるいはMR符号化)を行い、信号線212aより出
力するものである。
【0137】メモリ回路214は、制御回路246から
の信号線264eによる制御に基づいて、信号線212
aに出力されているデータを格納するとともに、この格
納したデータを信号線214aより復号化回路216に
送出するものである。
【0138】復号化回路216は、信号線214aから
のデータの復号化(MH復号化あるいはMR復号化)を
行う回路であり、その復号化したデータを、信号線21
6aを介して縮小回路218に出力する。
【0139】縮小回路218は、信号線216aからの
データを入力し、主走査方向に対しては信号線246c
に出力された倍率で、副走査方向に対しては信号線24
6dに出力された倍率で縮小したランレングスデータを
信号線218aより出力する回路である。
【0140】符号化回路220は、信号線218aより
出力されたランレングスデータを入力して符号化を行
い、このデータを信号線220aより変調器222に出
力するものである。
【0141】V27ter またはV29変調器222は、
信号線220aからの符号化データを入力し、公知のC
CITT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29
(直交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データ
を信号線222aを通して加算回路224に出力する。
【0142】加算回路224は、変調器208、222
の出力を加算する回路である。加算回路224の出力
は、ハイブリッド回路206に送られる。
【0143】V21復調器226は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた復調を行なうものである。この復
調器226は、信号線206aによりハイブリッド回路
206からの手順信号を入力し、V21復調を行い、復
調データを信号線226aを通して制御回路246に送
る。
【0144】V27ter またはV29復調器228は、
公知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づい
た復調を行なうものである。この復調器228は、ハイ
ブリッド回路206からの変調画像信号を入力し、復調
を行って復調データを信号線228aより復号化回路2
30に送出する。
【0145】復号化回路230は、信号線228aから
のデータの復号化(MH復号化あるいはMR復号化)を
行う回路であり、その復号化したデータを、信号線23
0aを介して記録回路232に出力する。
【0146】記録回路232は、信号線230aに出力
されているデータを入力し、順次1ラインずつ記録を行
う回路である。
【0147】定型紙サイズ選択ボタン234は、定型紙
サイズの送信を選択する時に使用するボタンである。こ
のボタン234が押下されると、信号線234aに押下
パルスを発生する。
【0148】定型紙サイズ選択ランプ236は、信号線
246fにクリアパルスが発生すると消灯し、以後、信
号線234aに押下パルスが発生する毎に、点灯→消灯
→点灯を繰り返す。この定型紙サイズ選択ランプ236
は、消灯している時には、信号線236aに信号レベル
「0」の信号を出力し、点灯している時には、信号線2
36aに信号レベル「1」の信号を出力する。
【0149】登録回路238は、各相手先毎に定型紙サ
イズで送信するか否かも含めて、ワンタッチダイヤルを
登録する回路である。ワンタッチダイヤルとしては、0
1から36までの36ケ所を登録できるようになってい
る。この登録回路238に登録する時には、信号線23
8aに、ワンタッチダイヤルナンバー(01から36の
1つ、例えば、01)、スペース1つ、電話番号(例え
ば、03−3333−1111)、定型紙サイズで送信
するか否かの情報(定型紙サイズで送信しない時には
0、定型紙サイズで送信する時には1、例えば、1)を
出力後、信号線246gにライトパルスを発生する。ま
た、この登録回路38に登録されている情報を読み出す
時には、信号線238aにワンタッチダイヤルナンバー
(例えば、01)を出力後、信号線246hにリードパ
ルスを発生する。そうすると、登録回路238にワンタ
ッチダイヤルナンバー(例えば、01)に対応して登録
されているデータに基づいて、信号線238aに、電話
番号(例えば、03−3333−1111)、定型紙サ
イズで送信するか否かの情報(例えば、1)を出力す
る。
【0150】登録回路240は、各相手先毎に、定型紙
サイズで送信するか否かも含めて、短縮ダイヤルを登録
する回路である。短縮ダイヤルとしては、00から99
までの100ケ所を登録できるようになっている。この
登録回路240に登録する時には、信号線240aに、
短縮ダイヤルナンバー(00から99の1つ、例えば、
00)、スペース1つ、電話番号(例えば、03−11
11−2222)、定型紙サイズで送信するか否かの情
報(定型紙サイズで送信しない時には0、定型紙サイズ
で送信する時には1、例えば、0)を出力後、信号線2
46iにライトパルスを発生する。また、この登録回路
240に登録されている情報を読み出す時には、信号線
240aに短縮ダイヤルナンバー(例えば、00)を出
力後、信号線246jにリードパルスを発生する。そう
すると、登録回路240に短縮ダイヤルナンバ(例え
ば、00)に対応して登録されているデータに基づい
て、信号線240aに、電話番号(例えば、03−11
11−2222)、定型紙サイズで送信するか否かの情
報(例えば、0)を出力する。
【0151】オペレーション部42は、ワンタッチダイ
ヤル、短縮ダイヤル、スタートキー、テンキー、*キ
ー、#キー等のキーを有し、これら押下情報は信号線2
42aに出力される。
【0152】表示部244は、信号線246kに出力さ
れる信号を入力し、表示を行うものである。
【0153】制御回路246は、この実施例において、
主に以下の制御を行うものである。まず、定型紙サイズ
として情報を送信することが選択されている時、主走査
方向の長さが216mmであれば、例えば、A4サイズ
の定型情報として送信し、また、主走査方向の長さが2
56mmであれば、B4サイズの定型情報として送信す
る。なお、ここでの縮小は副走査方向のみを考え、ま
た、縮小率が所定割合以下となる時には、複数ページに
分割して等倍として送信する。すなわち、定型紙情報と
なるライン数分を送った後、次ページとして残りの情報
を送信する。また、定型紙サイズとして情報を送信する
ことが選択されていない時には、等倍で送信する。図 図13〜図16は、この第3実施例の動作を示すフロー
チャートである。
【0154】まず、S462においては、信号線246
aに信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフ
し、S464においては、信号線246c、246d
に、ともに1を出力し、縮小回路218に、主走査方
向、副走査方向ともに等倍とすることを指示する。ま
た、S466においては、信号線246fにクリアパル
スを発生し、定型紙サイズ選択ランプ236を消灯す
る。
【0155】次に、S468においては、送信が選択さ
れたか否かを判断し、送信が選択されていないと、S4
70に進み、その他の処理を行う。
【0156】また、送信が選択されるとS472に進
み、信号線264eを介して読取情報を、そのページ数
に対応してライン数を記憶しながら、メモリ回路214
に格納する。なお、本実施例においては、メモリ回路2
14に格納した情報を等倍で送信するものとする。
【0157】S474においては、信号線236aの信
号を入力し、定型紙サイズ選択ランプ236が点灯して
いるか否か、すなわち、定型紙サイズとしての情報を送
信することが選択されているか否かを判断する。そし
て、定型紙サイズ選択ランプ236が点灯している、す
なわち、定型紙サイズとして情報を送信することが選択
されている時には、S476に進み、定型紙サイズ選択
ランプが消灯している、すなわち定型紙サイズとして情
報を送信することが選択されていない時には、S536
に進む。
【0158】また、S476においては、信号線246
aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオン
し、S478においては、前手順を行う。
【0159】そして、S480においては、主走査方向
の長さは216mmであるか否かを判断し、216mm
である時にはS482に進み、216mmでない時には
S510に進む。
【0160】S482においては、ページカウンタに1
をセットし、S484においては、ページカウンタに対
応して、メモリ回路214に格納してあるページ情報の
副走査方向の長さは、297×1/0.7mm以上であ
るか否かを判断し、297×1/0.7mm以上である
時にはS486に進む。すなわち、この場合には、副走
査方向に7割の縮小しても定型紙サイズにならない。ま
た、297×1/0.7mm以上でない時には、S49
2に進む。
【0161】S486では、信号線264eを介してペ
ージカウンタの情報をメモリ回路214から出力し、等
倍で副走査方向に297mm送信し、S488で中間手
順を行う。
【0162】そして、S490においては、メモリ回路
214に格納されているページカウンタの残りの情報の
副走査長が297mm以上であるか否かを判断し、29
7mm以上である時にはS490に進み、297mm未
満である時にはS494に進む。
【0163】S492においては、ページカウンタに対
応して、メモリ回路214に格納してあるページ情報の
副走査方向の長さは、297mm以下であるか否かを判
断し、297mm以下である時にはS494に進み、2
97mmを超える時にはS504に進む。
【0164】S494では、信号線264eを介してペ
ージカウンタの情報をメモリ回路214から出力し、等
倍で送信する。そして、S496においては、次ページ
があるか否かを判断し、次ページがある時にはS498
に進み、中間手順を行い、S500では、ページカウン
タのインクリメントしてS484に戻る。また、次ペー
ジがない時にはS502に進み、後手順を行い、S46
2にもどる。
【0165】また、S504においては、信号線246
dに、(297mm/メモリ回路214に格納されてい
るページカウンタの副走査長)の値を出力し、縮小回路
218に対して副走査方向の縮小率をセットする。次
に、S506においては、信号線246eを介してペー
ジカウンタの情報をメモリ回路214から出力し、S5
04の設定により副走査方向のみ縮小して送信する。そ
して、S508においては、信号線246dに1を出力
し、縮小回路218に副走査方向に等倍とすることを設
定し、S496にもどる。
【0166】また、S510においては、ページカウン
タに1をセットする。そして、S512においては、ペ
ージカウンタに対応して、メモリ回路214に格納して
あるページ情報の副走査方向の長さが364×1/0.
7mm以上であるか否かを判断し、364×1/0.7
mm以上である時にはS514に進む。すなわち、この
場合は、副走査方向に7割の縮小しても定型紙サイズに
ならない。また、364×1/0.7mm以上でない時
にはS528に進む。
【0167】S514では、信号線264eを介してペ
ージカウンタの情報をメモリ回路214から出力し、等
倍で副走査方向に364mm送信する。そして、S51
6では、中間手順を実行する。
【0168】S518においては、メモリ回路214に
格納されているページカウンタの残りの情報の副走査長
は364mm以上であるか否かを判断し、364mm以
上である時にはS514に進み、364mm未満である
時にはS520に進む。
【0169】S520においては、信号線264eを介
してページカウンタの情報をメモリ回路214から出力
し、等倍で送信する。そして、S522においては、次
ページがあるか否かを判断し、次ページがある時には、
S524に進み、中間手順を行い、S526において、
ページカウンタをインクリメントして、S510にもど
る。
【0170】また、S522で次ページがない時にはS
502に進み、後手順を行い、S462にもどる。
【0171】また、S528においては、ページカウン
タに対応し、メモリ回路214に格納してあるページ情
報の副走査方向の長さは、364mm以下であるか否か
を判断し、364mm以下である時にはS520にもど
り、364mmを超える時にはS530に進む。
【0172】S530においては、信号線246dに、
(364mm/メモリ回路214に格納されているペー
ジカウンタの副走査長)の値を出力し、縮小回路218
に対して副走査方向の縮小率をセットする。そして、S
532においては、信号線246eを介してページカウ
ンタの情報をメモリ回路214から出力し、S530の
設定により副走査方向のみ縮小して送信する。次に、S
534においては、信号線246dに「1」を出力して
縮小回路218に副走査方向に等倍とすることを設定
し、S522に進む。
【0173】また、S536においては、信号線246
aに信号レベル「1」の信号を出力してCMLをオン
し、S538で前手順を実行する。そして、S540に
おいては、ページカウンタに1をセットし、S542に
おいて、信号線264eを介して、ページカウンタの情
報をメモリ回路214から出力し、等倍で1ページ分送
信する。
【0174】この後、S544において、次ページがあ
るか否かを判断し、次ページがある時にはS546に進
んで中間手順を行い、S548においては、ページカウ
ンタをインクリメントし、S542にもどる。また、S
544で次ページがない時にはS502に進む。
【0175】なお、以上の第3実施例においては、主走
査方向に長さが216mmの時に、定型紙サイズの送信
としてA4送信の場合について説明したが、定型紙サイ
ズとしてレターサイズを考えてもよい。
【0176】この場合、上記図13〜図16における制
御で、S484、S486、S490、S492、S5
04の中の297mmを279mmとして考えればよ
い。
【0177】また、定型紙サイズとして、リーガルサイ
ズを考えてもよい。この場合、上記図13〜図16にお
ける制御で、S484、S486、S490、S49
2、S504の中の297mmを356mmとして考え
ればよい。
【0178】また、前記第3実施例においては、副走査
方向のみの縮小を考えた。しかし、主走査方向も副走査
方向の縮小と同一倍率としてもよい。図17は、この場
合の制御のうち、図13〜図16と異なる部分のみを示
している。
【0179】図17において、S550はS492のN
Oを表している。そして、S552においては、信号線
246c、246dに、(297mm/メモリ回路に格
納されているページカウンタの副走査長)の値を出力
し、縮小回路218に対して主走査、副走査方向の縮小
率をセットする。
【0180】次に、S554においては、信号線264
eを介してページカウンタの情報をメモリ回路218か
ら出力し、上記S552の設定により、主走査、副走査
方向とも同一の縮小率で縮小し、送信する。そして、S
556においては、信号線246c、246dに「1」
を出力し、縮小回路218に主走査、副走査方向ともに
等倍とすることを設定とし、S558で上記S496に
進む。
【0181】また、S560は、上記S528のNOを
表している。そして、S562においては、信号線24
6c、246dに、(364mm/メモリ回路214に
格納されているページカウンタの副走査長)の値を出力
し、縮小回路218に対して主走査、副走査方向の縮小
率をセットする。
【0182】次に、S564においては、信号線264
eを介してページカウンタの情報をメモリ回路214か
ら出力し、上記S562の設定により、主走査、副走査
方向とも同一の縮小率で縮小し、送信する。
【0183】そして、S566においては、信号線24
6c、246dに「1」を出力し、縮小回路218に主
走査、副走査方向ともに等倍とすることを設定し、S5
68で上記S522に移行する。
【0184】また、定型紙サイズでの送信が選択されて
いる場合に、メモリ回路214に格納した読取情報の副
走査長が、定型紙サイズの副走査長より所定長(例え
ば、6mm)以内でオーバーするときには、後端情報を
除去して等倍にて送信してもよい。
【0185】また、図17に示す例では、定型紙サイズ
での送信が選択されている時、副走査方向の縮小率と同
じ縮小率で主走査方向を縮小するようにしたが、主走査
方向と副走査方向とを独立した倍率で縮小してもよく、
また、拡大してもよい。
【0186】ここで、読取情報のサイズに着目して倍率
を決定する代わりに、読取情報の中の有効エリア(主走
査方向の有効長は、最も右端の黒ドットから最も左端の
黒ドットまでの長さ、副走査方向の有効長は、最も下端
の黒ドットから最も上端の黒ドットまでの長さ)を適用
してもよい。
【0187】また、以上の第3実施例においては、定型
紙サイズで送信するか否かの選択は、各通信毎に定型紙
サイズ選択ランプ236が点灯しているか消灯している
かにより判断した。しかし、ここで、ある相手先はロー
ル紙であるので、あるいは、設計事務所等で等倍で受信
したい場合がある。そこで、これに対応するために、ワ
ンタッチダイヤル、短縮ダイヤルの各宛先に対応し、定
型紙サイズで送信するか否かの情報を登録して、この情
報に基づいて送信を行ってもよい。
【0188】図18は、この場合の動作のうち上記図1
3〜図16と異なる部分のみを示している。
【0189】まず、S570は、上記S470を表して
いる。そして、S572においては、オペレーション部
242からの情報を入力し、ワンタッチダイヤルの登録
が選択されたか否かを判断し、選択されるとS574に
進み、定型紙サイズで送信するか否かの情報を含めて、
ワンタッチダイヤルの登録を行う。
【0190】また、ワンタッチダイヤルの登録が選択さ
れていないと、S576においては、オペレーション部
242からの情報を入力し、短縮ダイヤルの登録が選択
されたか否かを判断し、選択されるとS578に進み、
定型紙サイズで送信するか否かの情報を含めて、短縮ダ
イヤルの登録を行う。また、短縮ダイヤルの登録が選択
されていないと、S580(上記S468)に進む。
【0191】また、S582は、上記S472を表して
いる。そして、S584では、選択された自動発呼の相
手先は、定型紙サイズの送信が自動発呼の相手先に対応
して登録されているかどうかを判断し、定型紙サイズの
送信が登録されている時には、S586(上記S47
6)に進み、定型紙サイズの送信が登録されていない時
には、S588(上記S536)に進む。なお、ここで
上記S468の送信選択は、ワンタッチダイヤルあるい
は短縮ダイヤルの押下によるものとする。
【0192】また、以上の第3実施例においては、定型
紙サイズの送信を選択するか否かの指定を行うことを考
えた。しかし、例えば、主走査方向が216mmの原稿
の定型紙としては、A4サイズ(210mm×297m
m)、レターサイズ(216mm×279mm)、リー
ガルサイズ(216mm×356mm)がある。このた
め、定型紙サイズの種類を選択して送信できるようにし
てもよい。
【0193】図19は、この定型紙サイズの種類を選択
できる機能を付加した構成を示すブロック図である。す
なわち、この図19は、上記図12に示す定型紙サイズ
選択ボタン234および定型紙サイズ選択ランプ236
の代わりに、定型紙サイズの種類選択ボタン248、定
型紙サイズ表示器250を設けたものである。なお、そ
の他の部分は、上記図12に示す構成と同様であるもの
とする。
【0194】定型紙サイズ種類選択ボタン248は、送
信する定型紙サイズの種類を選択する時に押下するボタ
ンであり、このボタン248が押下されると、信号線2
48aに押下パルスを発生する。
【0195】表示器250は、送信する定型紙サイズの
種類を表示するものであり、信号線246lにクリアパ
ルスが発生すると、「指定しない」を表示し、以後、信
号線248aに押下パルスが発生する毎に、「A4」、
「レター」、「リーガル」、「B4」、「指定しない」
を順に表示する。この定型紙サイズ表示器250は、
「指定しない」を表示している時には、信号線250a
に信号「0」の信号を出力し、「A4」を表示している
時には、信号線250aに信号「1」の信号を出力し、
「レター」を表示している時には、信号線250aに信
号「2」の信号を出力し、「リーガル」を表示している
時には、信号線250aに信号「3」の信号を出力し、
「B4」を表示している時には、信号線250aに信号
「4」の信号を出力する。
【0196】図20は、この場合の制御のうち、図13
〜図16と異なる部分のみを示している。
【0197】まず、S590は、上記S464を表して
おり、続くS592では、信号線246lにクリアパル
スを発生し、定型紙サイズ表示器250をクリアし、S
594(上記S468)に移行する。
【0198】また、S596は、上記S472を表して
おり、続くS598では、信号線250aの信号を入力
して定型紙サイズ表示器250は「指定しない」である
か否かを判断し、「指定しない」である時はS600
(上記S536)に進み、「指定しない」でない時はS
602(上記S476)に進む。
【0199】ここで、A4指定時は、そのままであり、
レター指定時はS484、S486、S490、S49
2、S504の297mmを279mmとし、リーガル
指定時はS484、S486、S490、S492、S
504の297mmを356mmとする。
【0200】また、図20において、ワンタッチダイヤ
ル、短縮ダイヤルに送信する定型紙サイズの種類を登録
し、ワンタッチ、短縮ダイヤルの押下により、送信が選
択された時、そのダイヤルに登録されている送信する定
型紙サイズの種類に基づいて送信をしてもよい。
【0201】また、図20において、各原稿の主走査方
向のサイズに基づき、別々に送信する定型紙サイズを登
録してもよい。例えば、主走査方向の長さが256mm
ならB4の定型サイズ、216mmならA4の定型サイ
ズとしてもよい。
【0202】また、定型紙サイズの送信を行う場合、相
手受信機に、その旨を通知するようにしてもよい。ま
た、この際、相手受信機に定型紙サイズの種類を通知す
るようにしてもよい。
【0203】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0204】従来の受信情報を定型紙サイズに記録でき
るファクシミリ装置として、副走査方向のみ縮小できる
装置が知られている。ここで1ページの受信終了後、受
信情報の副走査長が記録紙サイズの副走査長の所定倍率
(例えば、1.1倍)以上、所定倍率(例えば、1.5
倍)以下の時には、所定縮小率での記録を行い、それ以
外の時には、1ページに、あるいは複数ページとして等
倍記録を行う。
【0205】一方、受信情報を定型紙サイズに記録でき
るファクシミリ装置としては、主走査方向、副走査方向
に対して、任意の倍率で記録できる装置が知られてい
る。
【0206】しかしながら、このような従来装置では、
受信側のオペレータは記録情報が等倍記録であるか、副
走査方向のみの縮小であるか、主走査と副走査がともに
同一倍率の縮小であるか、主走査と副走査が異なる倍率
の縮小であるかを認識できないという欠点があった。
【0207】そこで、この第4実施例では、受信画像情
報の等倍記録または縮小記録を自動的に選択して出力す
る場合に、受信側で容易に認識することができるファク
シミリ装置を提供するものである。
【0208】図21は、この第4実施例を示すブロック
図である。
【0209】NCU(網制御装置)302は、電話網を
データ通信等に使用するために、その回線の端末に接続
し、電話交換網の接続制御を行なったり、データ通信路
への切換えを行なったり、ループの保持を行なうもので
ある。また、NCU302は、制御回路352からの信
号レベル(信号線352a)が「0」であれば、電話回
線302aを電話機304側に接続し、信号レベルが
「1」であれば、電話回線302aをファクシミリ装置
側に接続するものである。なお、通常状態では、電話回
線302aは電話機304側に接続されている。
【0210】ハイブリッド回路306は、送信系の信号
と受信系の信号とを分離し、加算回路316からの送信
信号をNCU302経由で電話回線302aに送出し、
相手側からの信号をNCU302経由で受取り、信号線
306a経由でV29復調器320およびV21復調器
318に送るものである。
【0211】V21変調器308は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた変調を行なう変調器であり、制御
回路352からの手順信号(信号線352b)を変調
し、信号線308aを通して加算回路316に送出する
ものである。
【0212】読取回路310は、送信原稿から主走査方
向1ライン分の画像信号を順次読み取り、白、黒の2値
を表す信号列を作成し、このデータを信号線310aか
ら符号化回路312に送るものであり、CCD(電荷結
合素子)等の撮像素子と光学系とで構成されている。
【0213】符号化回路312は、信号線310aに出
力されている読取データを入力して、符号化(MH符号
化あるいはMR符号化)を行い、信号線312aより出
力するものである。
【0214】V27ter またはV29変調器314は、
信号線312aからの符号化データを入力し、公知のC
CITT勧告V27ter (差動位相変調)またはV29
(直交変調)に基づいた変調を行ない、この変調データ
を信号線314aを通して加算回路316に出力する。
【0215】加算回路316は、変調器308、314
の出力を加算する回路である。加算回路316の出力
は、ハイブリッド回路306に送られる。
【0216】V21復調器318は、公知のCCITT
勧告V21に基づいた復調を行なうものである。この復
調器318は、信号線306aによりハイブリッド回路
306からの手順信号を入力し、V21復調を行い、復
調データを信号線318aを通して制御回路352に送
る。
【0217】V27ter またはV29復調器320は、
公知のCCITT勧告V27ter またはV29に基づい
た復調を行なうものである。この復調器320は、ハイ
ブリッド回路306からの変調画像信号を入力し、復調
を行って復調データを信号線320aより復号化/符号
化回路322に送出する。
【0218】復号化/符号化回路322は、信号線32
0aに出力されている信号を入力して一度復号化し、こ
の復号化データを信号線322bに出力するとともに、
再度正しく受信した情報をK=8のMRモードで符号化
し、そのデータを信号線322aに出力する。
【0219】メモリ回路324は、制御回路352から
の信号線352cによる制御に基づいて、信号線322
aに出力されている符号化データを格納するとともに、
この格納したデータを信号線324aより復号化回路3
26に送出する。
【0220】復号化回路326は、信号線326aから
のデータの復号化(MH復号化あるいはMR復号化)を
行う回路であり、その復号化したデータを、信号線32
6aを介して変倍回路328に出力する。
【0221】変倍回路328は、信号線352dに信号
レベル「0」の信号が出力されている時には、信号線3
26aの信号を入力し、信号線352dに信号レベル
「1」の信号が出力されている時には、信号線310a
の信号を入力し、主走査方向には、信号線352eに出
力されている倍率で変倍し、副走査方向には、信号線3
52fに出力されている倍率で変倍した情報を信号線3
28aに出力する回路である。
【0222】白情報エリア検出回路330は、信号線3
22bを入力して白情報エリアを検出し、白情報エリア
の所定スペース以上を検出している時、信号線330a
に信号レベル「1」の信号を出力し、白情報の所定エリ
アを検出していない時には、信号線330aに信号レベ
ル「0」の信号を出力する。
【0223】縮小率情報作成回路332は、縮小率の情
報を作成する回路である。この回路332では、信号線
352hに縮小率の情報出力パルスが発生した時、信号
線352gの信号レベルが「0」の場合には、信号線3
52jに出力されている副走査方向の倍率情報のみを入
力し、この情報のドットパターンを信号線332aに出
力し、信号線352gの信号レベルが「1」の場合に
は、信号線352iに出力されている主走査方向の倍率
情報と、信号線352jに出力されている副走査方向の
倍率情報を入力し、これらの情報のドットパターンを信
号線332aに出力する。
【0224】加算回路334は、信号線328aに出力
されている信号と信号線332aに出力されている信号
とを入力し、加算した結果を信号線334aに出力する
回路である。
【0225】記録回路336は、信号線334aに出力
されている信号を入力し、順次1ライン毎に記録を行う
回路である。
【0226】記録倍率付加ボタン338は、記録倍率を
記録情報に付加するか否かを選択するボタンであり、こ
のボタン338が押下されると、信号線338aに押下
パルスを発生する。
【0227】記録倍率付加ランプ340は、記録倍率を
記録情報に付加するか否かを表すランプであり、信号線
352kにクリアパルスが発生すると、このランプ34
0はクリア(消灯)し、以後、信号線338aに押下パ
ルスが発生する毎に、点灯→消灯→点灯を繰り返す。こ
のランプ340は、消灯している時に、信号線340a
に信号レベル「0」の信号を出力し、点灯している時
に、信号線340aに信号レベル「1」の信号を出力す
る。
【0228】等倍出力選択ボタン344は、縮小出力さ
れた情報の縮小率を主走査方向、副走査方向に対して入
力し、そして、これらの情報を等倍に変倍して出力する
時に使用するボタンである。このボタン344が押下さ
れると、信号線344aに押下パルスを発生する。
【0229】表示部346は、信号線352nに出力さ
れている情報を入力して表示するものである。
【0230】通信結果レポート作成回路348は、信号
線352oに出力されている信号を入力し、通信結果レ
ポートを作成する回路である。
【0231】テンキー350は、押下されたテンキー情
報を信号線350aに出力するものである。
【0232】制御回路352は、受信情報をメモリに記
憶し、1ページの受信終了後、主走査方向、副走査方向
ともに情報を縮小して記録する制御を行うものであり、
特にこの実施例において、記録情報の一部に主走査方向
と副走査方向の縮小率を記録する制御を行う。また、記
録倍率を画像に付加するか否かの選択に基づいて、記録
倍率を付加することが選択されている時に、それぞれ記
録倍率を画像に付加する制御を行う。
【0233】図22〜図24は、この実施例の動作を示
すフローチャートである。
【0234】まず、S762においては、信号線352
kにクリアパルスを発生し、記録倍率付加ランプ340
を消灯し、S764においては、信号線352aに信号
レベル「0」の信号を出力してCMLをオフする。
【0235】また、S766においては、信号線352
dに信号レベル「0」の信号を出力し、変倍回路28は
信号線326aの信号を入力する設定とし、S768に
おいては、信号線352gに信号レベル「1」の信号を
出力し、縮小率の情報は、主走査、副走査方向ともに作
成する設定とする。
【0236】次に、S770においては、受信が選択さ
れたか否かを判断し、受信が選択されるとS774に進
み、受信が選択されていないとS772に進み、その他
の処理を行う。
【0237】S774においては、信号線352aに信
号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンし、S7
76で前手順を行う。そして、S778では、信号線3
52cを介して受信情報をメモリ回路324に格納す
る。ここで、受信ライン数をカウントする。
【0238】そして、S780においては、1ページの
受信が終了したか否かを判断し、1ページの受信が終了
するとS782に進み、1ページの受信が終了していな
いとS778に進む。
【0239】S782では中間手順を行い、S784に
おいて、次ページがあるか否かを判断する。そして、次
ページがある時にはS790に進み、次ページがない時
にはS786に進む。
【0240】S790においては、信号線340aの信
号を入力し、記録倍率付加ランプ340は点灯している
か否かを判断する。そして、記録倍率付加ランプ340
が点灯している時にはS792に進み、消灯している時
にはS800に進む。
【0241】S792においては、前ページの倍率を主
走査方向に対しては、信号線352e、352iに出力
し、副走査方向に対しては、信号線352f、352j
に出力する。そして、S794では、信号線352cを
介して、受信情報をメモリ回路324に格納する。ここ
で、受信ライン数をカウントする。
【0242】次に、S796では、信号線352cを介
して前ページの情報を信号線324aに出力し、変倍
後、記録する。ここで、所定位置において、信号線35
2hに縮小率の情報出力パルスを発生し、主走査、副走
査方向の記録倍率を示す情報を記録する。
【0243】次に、S798においては、1ページの受
信が終了したか否かを判断し、1ページの受信が終了す
るとS782にもどり、1ページの受信が終了していな
いとS794にもどる。
【0244】また、S800においては、前ページの倍
率を主走査方向に対しては信号線352eに出力し、副
走査方向に対しては信号線352fに出力する。そし
て、S802では、信号線352cを介して受信情報を
メモリ回路324に格納する。ここで、受信ライン数を
カウントする。さらに、S804では、信号線352c
を介して前ページの情報を信号線324aに出力し、変
倍後、記録する。
【0245】次に、S806においては、1ページの受
信が終了したか否かを判断し、1ページの受信が終了す
るとS782にもどり、1ページの受信が終了していな
いとS802にもどる。
【0246】また、S786では、後手順を行い、S7
88においては、信号線352aに信号レベル「0」の
信号を出力してCMLをオフする。
【0247】次に、S808では、信号線340aの信
号を入力し、記録倍率付加ランプ340は点灯している
か否かを判断する。そして、記録倍率付加ランプ340
が点灯している時にはS810に進み、消灯している時
にはS816に進む。
【0248】S810においては、前ページの倍率を主
走査方向に対しては信号線352e、352iに出力
し、副走査方向に対しては信号線352f、353jに
出力する。
【0249】そして、S812においては、信号線35
2cを介して前ページの情報を信号線324aに出力
し、変倍後、記録する。ここで、所定位置において、信
号線352hに縮小率の情報出力パルスを発生し、主走
査、副走査方向の記録倍率の記録を行う。
【0250】次に、S814においては、1ページの記
録が終了したか否かを判断し、1ページの記録が終了す
るとS764にもどり、1ページの記録が終了していな
いとS812にもどる。
【0251】また、S816においては、前ページの倍
率を主走査方向に対しては信号線352eに出力し、副
走査方向に対しては信号線352fに出力する。そし
て、S818では、信号線352cを介して前ページの
情報を信号線324aに出力し、変倍後、記録する。
【0252】次に、S820においては、1ページの記
録が終了したか否かを判断し、1ページの記録が終了す
るとS764にもどり、1ページの記録が終了していな
いとS818にもどる。
【0253】なお、以上の第4実施例においては、記録
倍率を記録情報に付加するか否かを1ページ単位で判断
するようにしたが、1通信の初めに、記録倍率付加ラン
プ340が点灯していれば、その後のこのランプ340
の状態とは無関係に、この通信の記録情報は全て記録倍
率を付加するようにしてもよい。
【0254】また、前記第4実施例においては、記録倍
率付加ランプ340は1通信毎にはクリアしないように
したが、これに限らず、1通信毎にクリアしてもよい。
【0255】また、前記第4実施例においては、主走査
方向、副走査方向に対して縮小するようにしたが、副走
査方向のみの縮小を行う構成であってもよい。
【0256】この制御を実施するためには、上記S76
8において、まず信号線352gに信号レベル「0」の
信号を出力し、縮小率の情報は、副走査方向のみ作成す
る設定とする。そして、S792、S800、S81
0、S816においては、それぞれ副走査方向の設定の
み行い、主走査方向の設定はしない。
【0257】また、記録倍率を画像に付加することが選
択されている時において、等倍記録時にも記録倍率を画
像に付加するようにしたが、記録倍率を画像に付加する
ことが選択されている時において、等倍記録時には、記
録倍率を画像に付加しないようにしてもよい。
【0258】この場合、上記図22〜図24と異なる部
分は、S790のYESの後に、等倍記録であるか否か
の判断を加え、等倍記録の時にはS800に進み、等倍
記録でない時にはS792に進む。また、S808のY
ESの後に、等倍記録であるか否かの判断を加え、等倍
記録の時にはS816に進み、等倍記録でない時にはS
810に進む。
【0259】また、記録倍率の画像への付加は、信号線
330aの信号を入力し、画情報の白情報部に付加して
もよい。また、記録倍率の画情報への付加は、受信情報
のヘッダ部の白情報部分に追加してもよい。
【0260】さらに、通信結果レポートにページ単位の
縮小率を記録してもよい。そして、通信結果レポートに
記録倍率を記録した時、画情報への記録倍率の付加は行
わなくてもよい。
【0261】また、記録した画情報の記録倍率を入力
し、そして、この倍率の逆数で記録することにより、等
倍記録を行うようにしてもよい。
【0262】図25は、この場合の動作のうち図22〜
図24と異なる部分を示すフローチャートである。
【0263】まず、S830は、上記S770のNOを
表している。そして、S832においては、信号線34
4aに信号を入力し、等倍出力が選択されたか否かを判
断する。そして、等倍出力が選択されるとS836に進
み、等倍出力が選択されていないとS834に進む。
【0264】S834は、上記S772を表している。
また、S836においては、これから等倍で出力しよう
している記録情報の記録倍率を入力し、主走査の倍率の
逆数の値を信号線352e、352iに出力し、副走査
方向の倍率の逆数の値を信号線352f、352gに出
力する。
【0265】次に、S838においては、信号線352
dに信号レベル「1」の信号を出力し、変倍回路328
が信号線310aの信号を入力する設定とし、次のS8
40で、1ページを読み取り、順次、変倍した後の情報
を記録する。ここでは、信号線352hに縮小率の情報
出力パルスを出さないで、縮小率の記録はしない。
【0266】そして、S842においては、1ページの
記録が終了したか否かを判断し、1ページの記録が終了
するとS844(上記S772)に進む。また、1ペー
ジの記録が終了していないとS840にもどる。
【0267】また、この図25に示す動作において、変
倍後として、等倍である旨のスタンプ、あるいは情報を
追加してもよい。
【0268】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜7によれば、複数ページの受信情報を1ページの定型
カット紙に記録する時に、受信情報の細かさに対応し
て、何ページの受信情報を1ページの定型カット紙に記
録するかを決定したり、複数の種類の複数ページの受信
情報を1ページの定型カット紙に記録したり、複数の種
類の複数ページに対応して受信情報の回転方向を設定し
たり、ファイリング用の記録に対応したり、表面と裏面
への記録に対応して受信情報の回転方向を設定したり、
さらにこのような設定を送信機から受信機に指示するこ
とにより、受信機に実行させるというような制御が可能
になり、非常に使い易いシステムを提供できる効果があ
る。
【0269】また、本発明の請求項8〜17によれば、
定型紙サイズの記録紙に、熱転写記録、あるいはBJ記
録、あるいはG3モードにおいては簡略復号化手段を有
した受信ライン数を認識できないLBP記録を行う場合
において、等倍で記録できる相手先からの受信は、等倍
で受信情報が1ページより少し長い相手先からの受信
は、縮小記録して1ページに記録することができる効果
がある。また、ここで送信相手先が決まると、ヘッダ
長、ヘッダを情報に含ませるか否か、使用する原稿が決
まるので、有効な制御となる。
【0270】また、本発明の請求項18〜22によれ
ば、相手受信機が定型紙サイズの記録紙である時には、
定型紙サイズの送信、あるいは、そのサイズの種類をも
指定して、送信機から定型紙サイズの種類として送信す
ることができる効果がある。ここで、相手受信機がロー
ル紙である場合、あるいは、設計事務所、デザイン事務
所等で等倍で送信したい場合は、等倍で送信できるの
で、ユーザにとって非常に使い易いものとなる。
【0271】また、本発明の請求項23〜31によれ
ば、受信側のオペレータは、受信情報が等倍情報である
か、何%の縮小情報であるかを認識することが可能にな
り、縮小率の違いにより図形等を誤解することを無くす
ことができる。また、実際に記録した倍率を入力し、そ
して、この倍数の逆数の記録を行うことにより、等倍情
報での記録を容易に行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】上記第1実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】上記第1実施例における第1変形例の動作を示
すフローチャートである。
【図5】上記第1実施例における第2変形例の動作を示
すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図7】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】上記第2実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図10】上記第2実施例における変形例の動作を示す
フローチャートである。
【図11】上記第2実施例における変形例の動作を示す
フローチャートである。
【図12】本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】上記第3実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図14】上記第3実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図15】上記第3実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図16】上記第3実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図17】上記第3実施例における第1変形例の動作を
示すフローチャートである。
【図18】上記第3実施例における第2変形例の動作を
示すフローチャートである。
【図19】上記第3実施例における第3変形例の構成の
一部を示すブロック図である。
【図20】上記第3実施例における第3変形例の動作を
示すフローチャートである。
【図21】本発明の第4実施例を示すブロック図であ
る。
【図22】上記第4実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図23】上記第4実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図24】上記第4実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図25】上記第4実施例における変形例の動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、14…変調器、 10…読取回路、 12…符号化回路、 16…加算回路、 18、20…復調器、 22…メモリ回路、 24、28…復号化回路、 30…縮小/情報加工回路、 32…記録回路、 34…オペレーション部、 36…登録回路、 38、40…記憶回路、 42…制御回路。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ページの受信情報を1ページの定型
    カット紙に記録可能なファクシミリ装置において、 何枚の受信情報を1ページの定型カット紙に記録するか
    を設定する記録枚数設定手段を有することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 受信情報の細かさによって何枚の受信情報を1ページの
    定型カット紙に記録するかを自動的に決定することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 複数ページの受信情報を1ページの定型カット紙に記録
    する場合に、1ページの定型カット紙に記録する受信情
    報のページ数に対応して、受信情報の回転方向を設定す
    る回転方向設定手段を有することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、 ファイリング穴を設けて、記録を行う記録手段を有する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 表面と裏面への記録を行う記録手段を有することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 複数ページの受信情報を1ページの定型カット紙に記録
    する場合に、表面への記録と裏面への記録とに対応し
    て、受信情報の回転方向を設定できることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項において、 上記設定を送信機から受信機に指示することにより、受
    信機側で設定することを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 縮小記録可能なファクシミリ装置におい
    て、 縮小率を外部から設定する設定手段と、その縮小率を記
    憶する記憶手段とを有し、この倍率により記録を行うこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 縮小記録可能なファクシミリ装置におい
    て、 送信相手先に応じて縮小率を設定する設定手段と、その
    縮小率を記憶する記憶手段を有し、登録されている送信
    相手先からの受信が選択された場合に、この相手先に対
    応した記憶されている縮小率により記録を行うことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 受信が選択された時、送信相手先が縮小率を記憶してあ
    る送信相手先である場合には、その倍率での記録を行
    い、また、送信相手先が縮小率を記憶していない送信相
    手先である場合には、等倍での記録を行い、等倍記録を
    していて受信情報が全て2ページに分割され、かつ、所
    定倍率a以上の倍率で縮小すれば、1ページに入る時に
    は、次通信以降において、この送信相手先からの受信
    は、1ページに入る倍率で縮小して記録するように自動
    的に登録することを特徴とするファクシミリ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 等倍記録をしていて何通信か連続して、受信情報が全て
    2ページに分割され、かつ、所定倍率a以上の倍率で縮
    小すれば1ページに入る時には、次の通信以降におい
    て、この送信相手先からの受信は、1ページに入る倍率
    で縮小して記録するように自動的に登録することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  12. 【請求項12】 請求項9において、 受信が選択された時、送信相手先が縮小率を記憶してあ
    る送信相手先である場合には、その倍率での縮小記録を
    行うとともに、送信相手先が縮小率を記憶していない送
    信相手先である場合には、等倍での記録を行い、また、
    上記縮小記録をしていて、全ての受信情報が等倍記録を
    しても1ページに収まる場合には、次の通信以降におい
    て、上記送信相手先からの受信は等倍で記録するように
    自動的に登録することを特徴とするファクシミリ装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 何通信か連続して縮小記録をしていて、全ての受信情報
    が等倍記録をしても1ページに収まる場合には、次の通
    信以降において、この送信相手先からの受信は等倍で記
    録するように自動的に登録することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 上記縮小率は、予め定まった所定値の中から選択するこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 上記縮小率は、予め定まった1つの所定値とすることを
    特徴とするファクシミリ装置。
  16. 【請求項16】 請求項7〜15のいずれか1項におい
    て、 上記縮小率に対応して、この縮小率で記録を行う送信相
    手先を記憶することを特徴とするファクシミリ装置。
  17. 【請求項17】 請求項7〜16のいずれか1項におい
    て、 上記縮小は、画信号の副走査方向のみの縮小であること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  18. 【請求項18】 読取情報を定型紙サイズで送信する送
    信手段と、定型紙サイズとして情報を送信するか否かを
    選択する選択手段とを有し、定型紙サイズとして情報を
    送信することが選択されている時にのみ、読取情報を定
    型紙サイズで送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  19. 【請求項19】 読取情報を定型紙サイズで送信する送
    信手段と、送信する定型紙サイズの種類を選択する選択
    手段とを有し、送信する定型紙サイズの種類が選択され
    ている時に、読取情報を指定された定型紙サイズの種類
    に変換して送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  20. 【請求項20】 ワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤ
    ルに対応して、定型紙サイズとして送信するか否かを登
    録する登録手段と、読取情報を定型紙サイズで送信する
    送信手段とを有し、ワンタッチダイヤルまたは短縮ダイ
    ヤルの押下により送信が選択された時に、ワンタッチダ
    イヤルまたは短縮ダイヤルに対応して登録されている定
    型紙サイズとして送信するか否かの情報が定型紙サイズ
    として送信するものである場合には、読取情報を定型紙
    サイズとして送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  21. 【請求項21】 ワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤ
    ルに対応して、送信する定型紙サイズの種類を登録する
    登録手段と、読取情報を定型紙サイズで送信する送信手
    段とを有し、ワンタッチダイヤルまたは短縮ダイヤルの
    押下により送信が選択された時に、ワンタッチダイヤル
    または短縮ダイヤルに対応して登録されている送信する
    定型紙サイズの種類に読取情報を変換して送信すること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  22. 【請求項22】 請求項19〜21のいずれか1項にお
    いて、 送信する定型紙サイズの種類は、主走査方向のサイズ別
    に対応して複数の送信する定型紙サイズの種類であり、
    読取情報を相手受信機の記録紙の主走査方向のサイズに
    対応して選択あるいは登録されている定型紙サイズの種
    類に変換して送信することを特徴とするファクシミリ装
    置。
  23. 【請求項23】 受信情報をメモリに記憶し、1ページ
    の受信終了後に、副走査方向の情報を縮小して記録する
    記録手段を有し、この記録画像の一部に縮小率を記録す
    る記録制御手段を有することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  24. 【請求項24】 受信情報をメモリに記憶し、1ページ
    の受信終了後に、主走査方向、副走査方向ともに情報を
    縮小して記録する記録手段を有し、この記録画像の一部
    に主走査方向と副走査方向の縮小率を記録する記録制御
    手段を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  25. 【請求項25】 請求項23または24において、 上記縮小率を記録画像に付加するか否かを選択する選択
    手段を有し、付加することが選択されている時、それぞ
    れ縮小率を画像に付加することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  26. 【請求項26】 請求項25において、 上記縮小率を記録画像に付加することが選択されている
    時でも、等倍記録時には、上記縮小率を画像に付加しな
    いことを特徴とするファクシミリ装置。
  27. 【請求項27】 請求項22〜26のいずれか1項にお
    いて、 上記縮小率の記録画像への付加は、画像の白情報部に付
    加することを特徴とするファクシミリ装置。
  28. 【請求項28】 請求項22〜26のいずれか1項にお
    いて、 上記縮小率の記録画像への付加は、受信情報の先端から
    所定長以内とすることを特徴とするファクシミリ装置。
  29. 【請求項29】 請求項22〜28のいずれか1項にお
    いて、 上記縮小率は、通信結果レポートに記録することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  30. 【請求項30】 請求項29において、 上記縮小率をレポートに記録した場合は、記録画像への
    縮小率の付加は行わないことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  31. 【請求項31】 請求項22〜30のいずれか1項にお
    いて、 上記縮小率を入力し、この縮小率の逆数での記録を行う
    ことにより、等倍で記録する記録手段を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
JP5101909A 1993-04-05 1993-04-05 ファクシミリ装置 Pending JPH06291992A (ja)

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