JPH06291762A - データ端末装置の伝送制御方法 - Google Patents

データ端末装置の伝送制御方法

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JPH06291762A
JPH06291762A JP5098375A JP9837593A JPH06291762A JP H06291762 A JPH06291762 A JP H06291762A JP 5098375 A JP5098375 A JP 5098375A JP 9837593 A JP9837593 A JP 9837593A JP H06291762 A JPH06291762 A JP H06291762A
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JP
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terminal
channel
data
calling
communication operation
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JP5098375A
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Inventor
Toshibumi Shobu
俊文 菖蒲
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0435Details
    • H04Q11/0457Connection protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/179Facsimile; Fax, e.g. still picture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/332Broadband system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2213/00Indexing scheme relating to selecting arrangements in general and for multiplex systems
    • H04Q2213/392Channel allocation - special rules

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチリンク通信機能を用いたデータ伝送動
作を、より効率よく実行する。 【構成】 発端末と着端末との間で最初のBチャネルが
確立した時点で、データ通信動作を開始し、データ転送
フェーズ開始タイミングの直前または直後のタイミング
で、2つ目の発呼動作を実行して、2つ目のBチャネル
を確立する。データ転送フェーズの終了タイミングの直
前または直後のタイミングで、1つのBチャネルを終了
する。したがって、データ通信動作に要する時間を短縮
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNに接続すると
ともに、ISDNの情報チャネルを複数用いたデータ通
信動作を行うためのマルチリンク通信機能を備えたデー
タ端末装置の伝送制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、グループ4ファクシミリ装置な
ど、ISDNを伝送路として用いるデータ端末装置のな
かには、ISDNの情報チャネルを複数用いたデータ通
信動作を行うためのマルチリンク通信機能を備えたもの
が提案/実用されている。
【0003】このマルチリンク通信機能のデータ通信動
作を実行すると、例えば、カラー画像などの自然画像を
送信する場合などで、送信するデータ量が非常に膨大に
なるときの通信時間を大幅に削減できるので、通信コス
トを格段に低減することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、使用する数の情報チャネルが確立し
た後にデータ通信動作を開始しているため、通信時間の
無駄が多く、期待したほどの効果を得られないという事
態を生じるおそれがある。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、効率のよい通信動作が可能なデータ端末装置
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ISDNに接
続するとともに、ISDNの情報チャネルを複数用いた
データ通信動作を行うためのマルチリンク通信機能を備
えたデータ端末装置の伝送制御方法において、発端末
は、必要な情報チャネルを着端末との間に確保するま
で、着端末の発呼動作を繰り返し実行し、着端末は、発
端末から発呼されるたびに発端末との間の情報チャネル
の確率動作を実行する一方、発端末および着端末は、最
初の情報チャネルが着端末との間で確立すると、その時
点から、マルチリンク通信機能を用いたデータ通信動作
を開始するとともに、それ以降、順次確立する情報チャ
ネルを、そのデータ通信動作に組み込むことようにした
ものである。
【0007】また、ISDNに接続するとともに、IS
DNの情報チャネルを複数用いたデータ通信動作を行う
ためのマルチリンク通信機能を備えたデータ端末装置の
伝送制御方法において、発端末は、着端末を発呼して最
初の情報チャネルを確立し、その確立した情報チャネル
を用いてデータ通信動作でのデータ転送前までの段階動
作を実行し、データ転送状態になると必要な情報チャネ
ルを着端末との間に確保するまで、着端末の発呼動作を
繰り返し実行する一方、着端末との間に順次確立する情
報チャネルをそのデータ通信動作に組み込むようにした
ものである。
【0008】また、ISDNに接続するとともに、IS
DNの情報チャネルを複数用いたデータ通信動作を行う
ためのマルチリンク通信機能を備えたデータ端末装置の
伝送制御方法において、発端末は、必要な情報チャネル
を着端末との間に確保するまで、着端末の発呼動作を繰
り返し実行し、着端末は、発端末から発呼されるたびに
発端末との間の情報チャネルの確率動作を実行する一
方、発端末および着端末は、最初の情報チャネルが着端
末との間で確立すると、その時点から、マルチリンク通
信機能を用いたデータ通信動作を開始し、それ以降、順
次確立する情報チャネルを、そのデータ通信動作に組み
込むとともに、データ通信動作でのデータ転送を終了す
ると1つの情報チャネルを残して他の情報チャネルを解
放するようにしたものである。
【0009】
【作用】したがって、最初の情報チャネルが確立した時
点でデータ通信動作を開始しているので、通信時間を有
効に活用することができる。また、複数の情報チャネル
を用いたマルチリンク通信機能の効果があらわれない状
態では、1つの情報チャネルを用いたデータ通信動作を
実行するので、回線の利用効率が向上する。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ4ファクシミリ装置を示している。
【0012】同図において、制御部1は、グループ4フ
ァクシミリ装置の各部の制御処理やグループ4ファクシ
ミリ通信処理などの各種処理を行うものであり、システ
ムメモリ2は、制御部1が実行する処理プログラム、お
よび、処理プログラムを実行するときに必要な各種デー
タなどを記憶するとともに、制御部1のワークエリアを
構成するものであり、パラメータメモリ3は、このグル
ープ4ファクシミリ装置に固有な各種の情報を記憶する
ためのものである。
【0013】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0014】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0015】ISDNインタフェース回路9は、このグ
ループ4ファクシミリ装置をISDNに接続するととも
に、レイヤ1の信号処理機能およびDチャネル(信号チ
ャネル)の信号と2つのBチャネル(情報チャネル)の
信号の統合/分離機能を備えたものである。
【0016】Dチャネル伝送制御部10は、呼設定/呼
解放手順処理などISDNのDチャネル上の信号処理を
実行するためのものであり、LAPB制御部(シングル
リンク)11,12は、Bチャネル上で行うグループ4
ファクシミリ伝送手順機能のうちレイヤ2機能を実現す
るためのものである。
【0017】データパケットシーケンス制御部13は、
2つのBチャネルを用いたマルチリンク通信機能を実現
するためのものであり、基本的には、ISO8208の
制御機能を備えている。また、1つのBチャネルを用い
た1チャネルモードの動作と、2つのBチャネルを用い
た2チャネルモードの動作が可能である。
【0018】すなわち、データパケットシーケンス制御
部13は、基本的には、1チャネルモードの動作では、
上位レイヤから入力した送信データパケットを、そのと
きに指定されたチャネルのLAPB制御部11(または
LAPB制御部12)に転送するとともに、そのLAP
B制御部11から入力した受信データパケットを上位レ
イヤに転送する。また、2チャネルモードの動作では、
上位レイヤから入力した送信データパケットを順序付け
した状態で、2つのLAPB制御部11,12に順次切
り換えながら転送するとともに、LAPB制御部11,
12から入力した受信データパケットを、それに付され
ている順序通りに並べ換えて上位レイヤに転送する。
【0019】このようにして、上位レイヤは、現在の動
作モードが1チャネルモードであるか2チャネルモード
であるかにかかわらず、データパケットシーケンス制御
部13との間でデータを同じ手順でやりとりすればよ
く、したがって、マルチリンク通信機能を備えていない
装置と同じ機能のものを用いることができる。
【0020】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、Dチャネ
ル伝送制御部10、Bチャネル伝送制御部11,12、
および、データパケットシーケンス制御部13は、シス
テムバス14に接続されており、これらの各要素間での
データのやりとりは、主としてこのシステムバス14を
介して行われている。また、ISDNインタフェース回
路9とDチャネル伝送制御部10との間、ISDNイン
タフェース回路9とLAPB制御部11,12との間、
LAPB制御部11,12とデータパケットシーケンス
制御部13との間のデータのやりとりは、直接行われて
いる。
【0021】図2は、グループ4ファクシミリ端末装置
間での基本的な伝送手順の一例を示している。この場合
には、1つのBチャネルを用いてデータ通信動作を実行
する。
【0022】まず、発端末は、目的の着端末を宛先に指
定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送出し
て着端末との呼設定を要求し、これにより、ISDN
は、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセージ
CALL_PROCを発端末に送出するとともに、指定
された着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して
発呼する。
【0023】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のためのBチャネルが確立し、こ
れにより、発端末および着端末は、Bチャネル上の伝送
手順を開始する。
【0024】このBチャネル上の伝送手順では、まず、
発端末は、コマンドSABMを送出してリンクレイヤの
設定を要求し、着端末はレスポンスUAを応答し、これ
により、リンクレイヤが設定される。
【0025】次いで、発端末は、ネットワークレイヤを
エンド・ツ・エンドで張るために、信号SQを送出し、
着端末は、それを受け付けるために信号SFを送出し、
次いで、発端末は、発呼要求のために信号CRを送出
し、着端末は、信号CAを応答して呼を受け付け、それ
により、ネットワークレイヤが設定される。
【0026】次いで、発端末は、トランスポートレイヤ
を設定するために、信号TCRを送出し、着端末は、そ
れを受け付けるために信号TCAを送出し、それによっ
て、トランスポートレイヤが設定される。
【0027】そして、発端末は、セッションレイヤのコ
ネクションを設定するために、セッション開始コマンド
CSSを送出し、着端末は、セッション開始肯定レスポ
ンスRSSPを応答して、それにより、セッションレイ
ヤが開始される。
【0028】次に、発端末は、使用する伝送機能のネゴ
シエーションするためにドキュメント機能リストコマン
ドCDCLを送出し、また、着端末は、ドキュメント機
能リスト肯定レスポンスRDCLPを送出し、それによ
って、受信能力の調整が行われる。
【0029】このようにして、画情報送信の準備が整う
と、発端末は、送信する文書を区別するためのドキュメ
ント参照番号など送信する文書情報を管理するための種
々の情報を備えたドキュメント開始コマンドCDSに続
いて、複数のドキュメントユーザ情報コマンドCDUI
を用いて1文書分の画情報を送信し(データ転送フェー
ズ)、その送信を終了すると、ドキュメント終了コマン
ドCDEを送出して、1文書の画情報の終了を通知す
る。
【0030】着端末は、ドキュメント終了コマンドCD
Eを受信すると、このときの文書の受信が正常終了した
ことをあらわすドキュメント終了肯定レスポンスRDE
Pを送出する。
【0031】また、1文書中に複数のページが含まれる
場合には、最終ページを除き、各ページの画情報の送信
を終了した時点で、発端末は、1ページ終了をあらわす
ドキュメントページ境界コマンドCDPBを送出し、着
端末は、このときの1ページ分の画情報の正常受信した
ことをあらわすドキュメントページ境界肯定レスポンス
RDPBPを送出する。
【0032】このようにして、1文書分の画情報伝送を
終了すると、発端末は、セッション終了コマンドCSE
を送出し、着端末はセッション終了肯定レスポンスRS
EPを送出して、セッションレイヤのコネクションを解
放する。
【0033】次いで、発端末は、ネットワークレイヤの
信号CQを送出し、それに対して着端末は、信号CFを
送出し、それによって、ネットワークレイヤが解放さ
れ、さらに、発端末は、リンクレイヤのコマンドDIS
Cを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出し、それ
によって、リンクレイヤが解放される。
【0034】このようにして、Bチャネル上のリンク
(呼)が解放されると、発端末は、切断メッセージDI
SCをISDNに送出してBチャネルの解放を要求し、
ISDNは、解放メッセージRELを発端末に送出して
Bチャネルの復旧を通知する。一方、ISDNは、着端
末に切断メッセージDISCを送出してBチャネルの解
放を要求し、着端末は、解放メッセージRELをISD
Nに送出してBチャネルの復旧を通知する。
【0035】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
Bチャネルが解放される。それとともに、ISDNは、
解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送出
し、それによって、ISDNと着端末との間のBチャネ
ルが解放される。その結果、発端末と着端末との間に設
定されていたBチャネルが完全に解放される。
【0036】このようにして、発端末と着端末との間に
Bチャネルが設定されて、データ伝送が行われ、データ
伝送が終了すると、Bチャネルが解放される。
【0037】さて、本実施例では、発端末と着端末との
間に2つのBチャネルを確立し、これらの2つのBチャ
ネルを用いたマルチリンク通信動作を実行しており、こ
のマルチリンク通信動作の伝送手順の一例を図3に示
す。
【0038】この場合、まず、発端末は、2チャネルを
用いたマルチリンク通信動作を要求することをあらわす
データを「ユーザ・ユーザ」情報要素にセットした呼設
定メッセージSETUP(2ch)を網に送出し、この
呼設定メッセージSETUP(2ch)は、指定された
着端末に対して、網から送られる。
【0039】この呼設定メッセージSETUP(2c
h)を受信した着端末は、このときに指定されたマルチ
リンク通信動作を受け付けることをあらわすデータを
「ユーザ・ユーザ」情報要素にセットした応答メッセー
ジCONN(OK)を網に送出する。これにより、この
応答メッセージCONN(OK)は、網から発端末に送
出される。
【0040】それによって、発端末および着端末は、1
チャネルモードの動作、および、そのときに網から指定
されたBチャネルに対応したLAPB制御部11または
LAPB制御部12を指定した状態で、データパケット
シーケンス制御部13の動作を起動するとともに、その
ときに網から指定されたBチャネルに対応したLAPB
制御部11またはLAPB制御部12の動作を起動す
る。それとともに、グループ4ファクシミリ通信処理を
開始し、これによって、最初に確立した1つのBチャネ
ルを用いたグループ4ファクシミリ通信動作が実行され
る。
【0041】このグループ4ファクシミリ通信動作にお
けるデータ転送フェーズが開始される前の段階で、発端
末は、同じ着端末を発呼する呼設定メッセージSETU
Pを網に送出する。この呼設定メッセージSETUP
は、同じ着端末に対して、網から送られる。
【0042】この呼設定メッセージSETUPを受信し
た着端末は、このときには、現在、実行中のグループ4
ファクシミリ通信動作と同じ相手端末から発呼されたの
で、2つ目のBチャネルを確立するために、応答メッセ
ージCONNを網に送出する。この応答メッセージCO
NNは、網から発端末に送出される。
【0043】これにより、2つ目のBチャネルが発端末
と着端末との間に確立する。それによって、発端末およ
び着端末は、データパケットシーケンス制御部13の動
作を2チャネルモードに再設定し、そのときに網から指
定された2つ目のBチャネルに対応したLAPB制御部
11またはLAPB制御部12の動作を起動する。これ
によって、それ以降は、2つのBチャネルを用いたグル
ープ4ファクシミリ通信動作が実行される。
【0044】そして、このときに実行しているグループ
4ファクシミリ通信動作を終了すると、発端末は、2つ
のBチャネルをそれぞれ終了するとともに、切断メッセ
ージDISCを網に送出して最初に確立したBチャネル
にかかる呼を切断・解放する手順を開始し、最初に確立
した呼の切断・解放を終了すると、再度切断メッセージ
DISCを網に送出して2つ目に確立したBチャネルに
かかる呼を切断・解放する。
【0045】このようにして、本実施例では、発端末と
着端末との間に1つ目のBチャネルが確立した時点で、
グループ4ファクシミリ通信動作を開始しているので、
回線の利用効率が向上する。
【0046】また、2つのBチャネルを用いたマルチリ
ンク通信動作は、複数のドキュメントユーザ情報コマン
ドCDUIを用いて1文書分の画情報を送信するデータ
転送フェーズにおいて効果が発揮されるので、2つ目の
呼設定動作がこのデータ転送フェーズの開始タイミング
の直前または直後で完了し、かつ、1つ目のBチャネル
の終了手順を、データ転送フェーズの終了タイミングの
直前または直後で開始するように、呼設定の進行状態を
調整すると、回線効率が最も良好になるとともに、通信
コストを効率よく削減することができる。
【0047】図4および図5は、発端末の処理例を示し
ている。
【0048】まず、発端末は、2チャネルを用いたマル
チリンク通信動作を要求することをあらわすデータを
「ユーザ・ユーザ」情報要素にセットした呼設定メッセ
ージSETUP(2ch)を網に送出して着端末を発呼
し(処理101)、網からの呼設定受付メッセージCA
LL_PROCを受信して、そのときに割り当てられた
Bチャネルの種別を認識する(処理102)。
【0049】次いで、所定時間内に網から応答メッセー
ジCONNを受信するまで待機する(判断103,10
4のNOループ)。所定時間内に応答メッセージCON
Nを受信できない場合で、判断104の結果がYESに
なるときには、このときの発呼動作をエラー終了する。
【0050】また、所定時間内に応答メッセージCON
Nを受信した場合で、判断103の結果がYESになる
ときには、受信した応答メッセージCONNの「ユーザ
・ユーザ」情報要素に、「(2ch)OK」をあらわす
データがセットされているかどうかを調べる(判断10
5)。
【0051】判断105の結果がYESになるときに
は、1チャネルモードの動作を指定するとともに、その
ときに網から指定されたBチャネルに対応したLAPB
制御部11またはLAPB制御部12を指定した状態
で、データパケットシーケンス制御部13の動作を起動
し(処理106)、そのときに網から指定されたBチャ
ネルに対応したLAPB制御部11またはLAPB制御
部12の動作を起動する(処理107)。
【0052】このようにして、1つのBチャネルでのデ
ータ通信動作の準備が整うと、グループ4ファクシミリ
通信処理を起動する(処理108)。これによって、最
初に確立した1つのBチャネルを用いたグループ4ファ
クシミリ通信動作が実行される。
【0053】次に、同じ着端末を発呼する呼設定メッセ
ージSETUPを網に送出し(処理109)、網からの
呼設定受付メッセージCALL_PROCを受信して、
そのときに割り当てられた2つ目のBチャネルの種別を
認識する(処理110)。
【0054】次いで、所定時間内に網から応答メッセー
ジCONNを受信するまで待機する(判断111,11
2のNOループ)。所定時間内に応答メッセージCON
Nを受信した場合で、判断111の結果がYESになる
ときには、2つ目のBチャネルが着端末との間に確立し
たので、データパケットシーケンス制御部13の動作を
2チャネルモードに再設定し(処理113)、そのとき
に網から指定された2つ目のBチャネルに対応したLA
PB制御部11またはLAPB制御部12の動作を起動
する(処理114)。これによって、それ以降は、2つ
のBチャネルを用いたグループ4ファクシミリ通信動作
が実行される。
【0055】これ以降では、このときに実行している通
信終了が、グループ4ファクシミリ通信処理から通知さ
れるまで待つ(判断115のNOループ)。通信終了が
通知された場合で、判断115の結果がYESになる
と、2つのリンクレイヤを解放する手順を含むBチャネ
ルの終了手順を実行して、そのときに着端末との間で確
立したBチャネルを終了し(処理116)、1つ目の呼
を切断解放する手順を実行し(処理117)、2つ目の
呼を切断解放する手順を実行して(処理118)、その
通信動作を終了する。
【0056】また、最初の呼設定動作で受信した応答メ
ッセージCONNの「ユーザ・ユーザ」情報要素に
「(2ch)OK」をあらわすデータがセットされてい
ない場合で、判断105の結果がNOになるときには、
1チャネルのみを用いた通信動作を実行する。
【0057】すなわち、1チャネルモードの動作を指定
するとともに、そのときに網から指定されたBチャネル
に対応したLAPB制御部11またはLAPB制御部1
2を指定した状態で、データパケットシーケンス制御部
13の動作を起動し(処理119)、そのときに網から
指定されたBチャネルに対応したLAPB制御部11ま
たはLAPB制御部12の動作を起動する(処理12
0)。
【0058】このようにして、1つのBチャネルでのデ
ータ通信動作の準備が整うと、グループ4ファクシミリ
通信処理を起動する(処理121)。これによって、1
つのBチャネルを用いたグループ4ファクシミリ通信動
作が実行される。
【0059】これ以降は、このときに実行している通信
終了が、グループ4ファクシミリ通信処理から通知され
るまで待つ(判断122のNOループ)。通信終了が通
知された場合で、判断122の結果がYESになると、
通常のBチャネルの終了手順を実行して、そのときに着
端末との間で確立したBチャネルを終了し(処理12
3)、呼を切断解放する手順を実行して(処理12
4)、その通信動作を終了する。
【0060】また、2つ目の呼設定動作中に、着端末か
ら応答メッセージCONNを受信できずにタイムアウト
した場合で、判断112の結果がYESになるときに
は、判断122に移行し、1チャネル時の通信動作に移
行する。
【0061】図6(a),(b)および図7は、着端末
の処理例を示している。
【0062】呼設定メッセージSETUPを受信して、
着信検出すると、そのときに受信した呼設定メッセージ
SETUPの内容を解析して(処理201)、相手端末
と接続可能であるかどうかを調べる(判断202)。こ
の判断202の結果がNOになるときには、この着呼を
無視する。
【0063】判断202の結果がYESになるときに
は、呼設定メッセージSETUPに「ユーザ・ユーザ」
情報要素が含まれていて、その内容に「2チャネルを用
いたマルチリンク通信動作を要求することをあらわすデ
ータ」が含まれているかどうかを調べる(判断20
3)。
【0064】判断203の結果がYESになるときに
は、このときに指定されたマルチリンク通信動作を受け
付けることをあらわすデータを「ユーザ・ユーザ」情報
要素にセットした応答メッセージCONN(OK)を網
に送出し(処理204)、網から応答確認メッセージC
ONN_ACKを受信する(処理205)。
【0065】そして、着端末は、1チャネルモードの動
作、および、そのときに網から指定されたBチャネルに
対応したLAPB制御部11またはLAPB制御部12
を指定した状態で、データパケットシーケンス制御部1
3の動作を起動し(処理206)、そのときに網から指
定されたBチャネルに対応したLAPB制御部11また
はLAPB制御部12の動作を起動する(処理20
7)。
【0066】このようにして、データ通信動作のための
準備が整うと、グループ4ファクシミリ通信処理を起動
する(処理208)。これによって、最初に確立した1
つのBチャネルを用いたグループ4ファクシミリ通信動
作が開始される。
【0067】次いで、着端末は、同一相手端末から呼設
定メッセージSETUPを受信するまで待機する(判断
209,210のNOループ)。2つ目の呼設定メッセ
ージSETUPを受信して、判断210の結果がYES
になると、応答メッセージCONNを送出し(処理21
1)、網から応答確認メッセージCONN_ACKを受
信する(処理212)。
【0068】このようにして、2つ目のBチャネルが発
端末との間に確立すると、着端末は、データパケットシ
ーケンス制御部13の動作を2チャネルモードに再設定
し(処理213)、そのときに網から指定された2つ目
のBチャネルに対応したLAPB制御部11またはLA
PB制御部12の動作を起動する(処理214)。これ
によって、それ以降は、2つのBチャネルを用いたグル
ープ4ファクシミリ通信動作が実行される。
【0069】これ以降では、このときに実行している通
信終了が、グループ4ファクシミリ通信処理から通知さ
れるまで待つ(判断215のNOループ)。通信終了が
通知された場合で、判断215の結果がYESになる
と、2つのリンクレイヤを解放する手順を含むBチャネ
ルの終了手順を実行して、そのときに着端末との間で確
立したBチャネルを終了し(処理216)、1つ目の呼
を切断解放する手順を実行し(処理217)、2つ目の
呼を切断解放する手順を実行して(処理218)、その
通信動作を終了する。
【0070】また、最初の呼設定メッセージSETUP
に、「2チャネルを用いたマルチリンク通信動作を要求
することをあらわすデータ」を含んだ「ユーザ・ユー
ザ」情報要素が含まれてない場合で、判断203の結果
がNOになるときには、通常の通信動作を実行する。
【0071】すなわち、応答メッセージCONN(O
K)を網に送出し(処理219)、網から応答確認メッ
セージCONN_ACKを受信する(処理220)。そ
して、1チャネルモードの動作、および、そのときに網
から指定されたBチャネルに対応したLAPB制御部1
1またはLAPB制御部12を指定した状態で、データ
パケットシーケンス制御部13の動作を起動し(処理2
21)、そのときに網から指定されたBチャネルに対応
したLAPB制御部11またはLAPB制御部12の動
作を起動する(処理222)。
【0072】このようにして、データ通信動作のための
準備が整うと、グループ4ファクシミリ通信処理を起動
する(処理223)。これによって、最初に確立した1
つのBチャネルを用いたグループ4ファクシミリ通信動
作が開始される。
【0073】これ以降は、このときに実行している通信
終了が、グループ4ファクシミリ通信処理から通知され
るまで待つ(判断224のNOループ)。通信終了が通
知された場合で、判断224の結果がYESになると、
通常のBチャネルの終了手順を実行して、そのときに着
端末との間で確立したBチャネルを終了し(処理22
5)、呼を切断解放する手順を実行して(処理22
6)、その通信動作を終了する。
【0074】なお、上述した実施例では、本発明をグル
ープ4ファクシミリ装置に適用した場合について説明し
たが、本発明は、それ以外のマルチリンク通信機能を備
えたデータ端末装置にも同様にして適用することができ
る。また、上述した実施例では、ISDNの基本インタ
フェースに接続する装置について説明したが、3つ以上
のBチャネルを利用することができる装置についても、
本発明を同様にして適用することができる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最初の情報チャネルが確立した時点でデータ通信動作を
開始しているので、通信時間を有効に活用することがで
きる。また、複数の情報チャネルを用いたマルチリンク
通信機能の効果があらわれない状態では、1つの情報チ
ャネルを用いたデータ通信動作を実行するので、回線の
利用効率が向上するという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ装置を示したブロック図。
【図2】グループ4ファクシミリ装置の伝送手順の一例
を示したタイムチャート。
【図3】本発明の一実施例にかかる通信動作を説明する
ためのタイムチャート。
【図4】発端末の処理の一部を示したフローチャート。
【図5】発端末の処理の他の部分を示したフローチャー
ト。
【図6】着端末の処理の一部を示したフローチャート。
【図7】着端末の処理の他の部分を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 制御部 2 システムメモリ 11,12 LAPB制御部 13 データパケットシーケンス制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNに接続するとともに、ISDN
    の情報チャネルを複数用いたデータ通信動作を行うため
    のマルチリンク通信機能を備えたデータ端末装置の伝送
    制御方法において、 発端末は、必要な情報チャネルを着端末との間に確保す
    るまで、着端末の発呼動作を繰り返し実行し、 着端末は、発端末から発呼されるたびに発端末との間の
    情報チャネルの確率動作を実行する一方、 発端末および着端末は、最初の情報チャネルが着端末と
    の間で確立すると、その時点から、マルチリンク通信機
    能を用いたデータ通信動作を開始するとともに、それ以
    降、順次確立する情報チャネルを、そのデータ通信動作
    に組み込むことをことを特徴とするデータ端末装置の伝
    送制御方法。
  2. 【請求項2】 ISDNに接続するとともに、ISDN
    の情報チャネルを複数用いたデータ通信動作を行うため
    のマルチリンク通信機能を備えたデータ端末装置の伝送
    制御方法において、 発端末は、着端末を発呼して最初の情報チャネルを確立
    し、その確立した情報チャネルを用いてデータ通信動作
    でのデータ転送前までの段階動作を実行し、データ転送
    状態になると必要な情報チャネルを着端末との間に確保
    するまで、着端末の発呼動作を繰り返し実行する一方、
    着端末との間に順次確立する情報チャネルを、そのデー
    タ通信動作に組み込むことを特徴とするデータ端末装置
    の伝送制御方法。
  3. 【請求項3】 ISDNに接続するとともに、ISDN
    の情報チャネルを複数用いたデータ通信動作を行うため
    のマルチリンク通信機能を備えたデータ端末装置の伝送
    制御方法において、 発端末は、必要な情報チャネルを着端末との間に確保す
    るまで、着端末の発呼動作を繰り返し実行し、 着端末は、発端末から発呼されるたびに発端末との間の
    情報チャネルの確率動作を実行する一方、 発端末および着端末は、最初の情報チャネルが着端末と
    の間で確立すると、その時点から、マルチリンク通信機
    能を用いたデータ通信動作を開始し、それ以降、順次確
    立する情報チャネルを、そのデータ通信動作に組み込む
    とともに、 データ通信動作でのデータ転送を終了すると1つの情報
    チャネルを残して他の情報チャネルを解放することを特
    徴とするデータ端末装置の伝送制御方法。
JP5098375A 1993-04-02 1993-04-02 データ端末装置の伝送制御方法 Pending JPH06291762A (ja)

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US5450402A (en) 1995-09-12

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