JPH0629111Y2 - パワーシートのスイッチ - Google Patents

パワーシートのスイッチ

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Publication number
JPH0629111Y2
JPH0629111Y2 JP1989014679U JP1467989U JPH0629111Y2 JP H0629111 Y2 JPH0629111 Y2 JP H0629111Y2 JP 1989014679 U JP1989014679 U JP 1989014679U JP 1467989 U JP1467989 U JP 1467989U JP H0629111 Y2 JPH0629111 Y2 JP H0629111Y2
Authority
JP
Japan
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seat
switch
tilt
adjustment
hand
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989014679U
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English (en)
Other versions
JPH02106932U (ja
Inventor
守宏 一杉
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NHK Spring Co Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はリクライニング調整、スライド位置調整、前側
および後側へのチルト調整さらには高さ調整を電動で行
うパワーシートのスイッチに関する。
[従来の技術] パワーシートは自動車に搭載されて上記作動をスイッチ
操作で自動的に行う。このためパワーシートのスイッチ
は運転者が運転中に手さぐりで操作できるような機能を
必要とする。
第6図は従来より使用されているパワーシートのスイッ
チであり、シートクッション形状に成形された第1のス
イッチ部61と、シートバック形状に成形された第2の
スイッチ部62とからなり、全体がシート形状に相応し
た形状になっている。第1のスイッチ部61は前後移
動、上下移動および前後部分のみの独立した上下移動が
それぞれ可能となっており、このスイッチ部61を矢印
b方向のように前後方向に移動させるとシートクッショ
ンが前後方向にスライド移動して前後調整が行われ、前
側部分を矢印c方向のように上下移動させるとシートク
ッションの前側チルト調整が行われ、後側部分を矢印d
方向のように上下移動させるとシートクッションの後側
のチルト調整が行われる。また第1のスイッチ部61全
体をe方向に上下移動させるとシートのクッショの高さ
調整が行われる。一方、第2のスイッチ部62は前後に
揺動可能となっており、矢印a方向に揺動させることに
よりシートバックのリクライニング角度調整が行われ
る。
[考案が解決しようとする課題] 既述のようにパワーシートのスイッチは、その操作が運
転中でも行われるため、手さぐりで確実になされる必要
がある。ところが従来のスイッチはシート形状に相応し
た第1および第2のスイッチ部61,62からなるた
め、手さぐりでは、これらのスイッチ部間の判別が難し
く、誤操作をし易い。また、パワーシートの機能に対応
した形状であるため、外観的にも好ましいものではな
い。
本考案はこのような従来のスイッチに対して、手さぐり
での操作の確実性および外観の向上を可能とした外形を
有するパワーシートのスイッチを提供するものである。
[課題を解決するための手段] このため、本考案のパワーシートのスイッチは、全体が
手の中に納まる大きさで円形に形成され、回転操作でシ
ートのリクライニング調整を指令し、前後移動操作でシ
ートの前後方向のスライド調整を指令するようにパワー
シートの側面に取り付けられており、前記シートの前側
チルト調整をプッシュ操作で指令する前側チルトスイッ
チ部とシートの後側チルト調整をプッシュ操作で指令す
る後側チルトスイッチ部とがそれぞれのチルト部位に相
対するように区分けして設けられていることを特徴とす
る。
[作用] 全体が円形であり、運転手の手の中におさまるようにな
っている。また、パワーシートの機能に対応した方向へ
の操作による指令を行うようになっている。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の一実施例を示す。図示の
ようにスイッチ1は全体が手に納まる大きさで円形のダ
イヤル形状に成形されてい。このスイッチ1はシートク
ッション2に対してシートバック3を傾倒可能に支持す
るヒンジ軸の軸線上に位置するようにシートクッション
2側面に設けられている。スイッチ1は全体がシートク
ッション2に対して回転操作となっていると共に、前後
方向に移動操作可能となっており、これらの操作はパワ
ーシートの動力源に連動している。そしてその回転操作
はシートバック3のリクライニング調整を指令し、矢印
x方向の操作でシートバック3はその方向に応じた傾倒
または起立動作を行う。また、スイッチ1の前後移動操
作はシート全体を前後方向にスライドさせて、その位置
調整を行うものであり、矢印Y方向への操作でシート全
体がその方向に応じた移動を行う。そして、これらの操
作の解除によって動力源の駆動が停止し、シートのリク
ライニング作動およびスライド作動が停止する。4およ
び5はスイッチ1内に区分けして設けられた扇形状のチ
ルトスイッチ部であり、チルトスイッチ部4はシートク
ッションの前側チルト調整を指令し、チルトスイッチ部
5は後側チルト調整を指令するようにシートの動力源と
連動している。従って、前側チルトスイッチ部4の上部
を押釦操作すると、シートクッションの前側が上方に移
動する一方、下部を押釦操作するとシートクッションの
前側が下方に移動し、これら押釦操作を解除すると、そ
の動作が停止する。後側チルトスイッチ部5も同様であ
り、上部の押釦操作でシートクッションの後側が上方に
移動し、下部の押釦操作で下方に移動する。さらに本実
施例では、これらチルトスイッチ部4および5の上部ま
たは下部を同時に押釦すると、シートクッションが上動
または下動し、シート全体の高さ調整が行われる。
以上のスイッチ1の操作はシートの作動と同一の操作で
あり、スイッチ1の操作とシートの調整動作とが対応し
ているため、手さぐりでの操作でも誤まることなく、確
実に行うことができる。また、スイッチ1は全体が手に
納まる大きさで円形となっており、容易に手の平におさ
まって操作がし易いため、良好な感触での操作ができる
と共に、外観も向上する。加えて、スイッチ1は単一で
あるため、その操作性が向上する。第3図はシートに対
応するスイッチ1の取り付け位置を示し、このようにシ
ート側面に配設することにより、着座のままでの操作が
可能となる。さらに、本実施例ではスイッチ1がヒンジ
軸の軸線上に設けられているため、ヒンジ軸のカバーを
兼用し、部品点数を削減できるメリットがある。
第4図および第5図は本考案の別の実施例を示し、前記
実施例と同一の要素は同一の符号で対応させてある。こ
の実施例は全体が手に納まる大きさでチルトスイッチ部
4,5が半円形状となっても、手の平との接触面積が大
きくなっているため、チルト調整をより確実に行うこと
ができる。また、スイッチ1の外周部分には滑り止め用
の千鳥溝が周設されており、操作性が向上している。
なお、本考案においては、スイッチ1をシートバックの
ヒンジ軸以外の部位に設けてもよく、チルトスイッチ部
をレバー形状としてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、全体を手に納まる円形と
したため手の平の中におさまり易く、外観も向上する。
また、その操作がシートの作動に対応しているため操作
性が良好で、手さぐりでの確実な操作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す側面図お
よび斜視図、第3図はシートへの装着位置の一例を示す
斜視図、第4図および第5図は別の実施例を示す側面図
および斜視図、第6図は従来例を示す側面図である。 1……スイッチ、2……シートクッション、 3……シートバック、 4……前側チルトスイッチ部、 5……後側チルトスイッチ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体が手の中に納まる大きさで円形に形成
    され、回転操作でシートのリクライニング調整を指令
    し、前後移動操作でシートの前後方向のスライド調整を
    指令するようにパワーシートの側面に取り付けられてお
    り、前記シートの前側チルト調整をプッシュ操作で指令
    する前側チルトスイッチ部とシートの後側チルト調整を
    プッシュ操作で指令する後側チルトスイッチ部とがそれ
    ぞれのチルト部位に相応するように区分けして設けられ
    ていることを特徴とするパワーシートのスイッチ。
JP1989014679U 1989-02-10 1989-02-10 パワーシートのスイッチ Expired - Lifetime JPH0629111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989014679U JPH0629111Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 パワーシートのスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989014679U JPH0629111Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 パワーシートのスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02106932U JPH02106932U (ja) 1990-08-24
JPH0629111Y2 true JPH0629111Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=31226097

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989014679U Expired - Lifetime JPH0629111Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10 パワーシートのスイッチ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011001964A1 (ja) * 2009-07-01 2011-01-06 日本発條株式会社 操作装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011001964A1 (ja) * 2009-07-01 2011-01-06 日本発條株式会社 操作装置
JP2011011606A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Nhk Spring Co Ltd 操作装置

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JPH02106932U (ja) 1990-08-24

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