JP2011011606A - 操作装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】可動機構の選択や可動機構を作動させることを容易かつ的確に行うことができ、全体的な操作性が大幅に向上したものとなる操作装置を提供する。
【解決手段】回転自在に設けられるダイヤル110にスライド式のスイッチ120を装着して操作装置100Aを構成する。ダイヤル110を回転させることにより、スイッチ120によって作動がON/OFFされる上下方向可動機構210、斜め方向可動機構220、水平方向可動機構230のいずれかが選択され、選択された状態で、スイッチ120のスライド方向が各可動機構の作動方向と一致するように操作装置100Aをセットし、操作感覚と実際の動作がイメージ通りに行われるようにする。
【選択図】図1
【解決手段】回転自在に設けられるダイヤル110にスライド式のスイッチ120を装着して操作装置100Aを構成する。ダイヤル110を回転させることにより、スイッチ120によって作動がON/OFFされる上下方向可動機構210、斜め方向可動機構220、水平方向可動機構230のいずれかが選択され、選択された状態で、スイッチ120のスライド方向が各可動機構の作動方向と一致するように操作装置100Aをセットし、操作感覚と実際の動作がイメージ通りに行われるようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、各種の可動機構を操作するための操作装置に関する。
複数の可動機構を有し、その中から1つが選択されて作動がなされる機械装置がある。このような機械装置は、一般に、可動機構を作動させるスイッチ等の入力手段を可動機構ごとに備えている。例えば、車両用シートの、前後方向のスライド、座面高さの上下動および背もたれのリクライニングといった各可動部位が電動で調節可能とされた電動シート(特許文献1等参照)においては、可動部位を作動させる可動機構ごとに駆動モータおよびスイッチが設けられているものがある。
複数の可動機構ごとにスイッチを備えた構成では、可動機構に対応するスイッチを的確に選択することが煩わしくなる場合があり、このため、動かそうとする目的の可動機構とは異なる可動機構を作動させてしまう選択ミスも起こる可能性がある。このような問題は、スイッチを目視することができない場合(上記電動シート等では多い)に顕著となる。また、スイッチの形状や形態、操作方向等がメーカーによって異なるため、使用者が装置ごとに操作方法や操作感覚を覚える必要があり、操作性の向上が望まれていた。
よって本発明は、可動機構の選択や可動機構を作動させることを、容易かつ的確に行うことができ、全体的な操作性が大幅に向上したものとなる操作装置の提供を目的としている。
本発明の操作装置は、回転自在に設けられ、可動機構を選択するための選択手段と、この選択手段に設けられ、可動機構に入力するための入力手段とを具備し、入力手段の作動方向または配列方向が、可動機構の作動方向に適合していることを特徴としている。
本発明の操作装置は、選択手段を回転させて可動機構を選択し、その状態から入力手段を作動させることにより、可動機構が作動するように設けられる。選択手段を回転させ、回転角度に応じた位置で可動機構が選択されるので、可動機構を容易、かつ的確に選択することができる。そして、入力手段の作動方向または配列方向が可動機構の作動方向に適合しているため、入力手段の操作感覚と可動機構の実際の作動状況が一致し、操作者のイメージ通りに可動機構が作動する。さらに、選択手段の回転と入力手段の作動を一連の動きで行うことができるとともに、これらの連続操作を、持ち替えることなく片手で行うことが可能となる。本発明はこれらのことから、操作性に優れた操作装置として有用である。
本発明は、選択手段を回転させることにより、複数の可動機構のうちの少なくとも1つが選択される形態か、または、選択手段を回転させることにより、方向変換する可動機構の方向が段階的あるいは無段階的に変更される形態を含む。複数の可動機構のうちの少なくとも1つを選択手段で選択する形態では、可動機構ごとに選択手段と入力手段を具備する必要がなく、選択手段と入力手段が1つずつで構成されるため、軽量化や低コストが可能となる。
また、本発明の入力手段の形態は、上記入力方向に沿ってスライドする形態や、入力方向に沿って傾倒する形態が挙げられる。さらに入力手段の他の形態としては、入力方向に沿って配列された複数の押下手段が挙げられる。
本発明の入力手段による可動機構の作動形態は様々であるが、例えば入力手段によって可動機構のON/OFFがなされたり、可動機構の作動量が調整されたりする形態が挙げられる。
次に、本発明では、選択手段が入力手段を兼ねていることを形態を含む。この形態を採用することにより、部品点数の低減およびコンパクト化が図られる。
本発明では、可動機構が、可動部位を有する車両用シートの、該可動部位を作動させる機構であることを含む。可動部位としては、上述した電動シートの前後方向のスライド、座面高さの上下動および背もたれのリクライニング等が挙げられる。その場合の入力手段の作動方向は、シートの前後方向の調節は前後方向、座面高さの上下動は上下方向となる。また、背もたれのリクライニングは、斜め方向が好適である。
本発明によれば、入力手段の作動方向または配列方向が可動機構の作動方向に適合しているため、入力手段の操作感覚と可動機構の実際の作動状況が一致し、操作者のイメージ通りに可動機構を作動させることができるため、優れた操作性を備えたものとなる。
[1]本発明の概念を示す一実施形態
図1により、本発明の概念を示す実施形態を説明する。図中符号210,220,230は、それぞれ上下方向可動機構、斜め方向可動機構、水平方向可動機構である。これら可動機構210,220,230は、具備されている所定の可動部位がそれぞれの方向、すなわち上下方向可動機構210では上下方向、斜め方向可動機構220では斜め方向、水平方向可動機構230では水平方向に作動するように構成されたものである。
図1により、本発明の概念を示す実施形態を説明する。図中符号210,220,230は、それぞれ上下方向可動機構、斜め方向可動機構、水平方向可動機構である。これら可動機構210,220,230は、具備されている所定の可動部位がそれぞれの方向、すなわち上下方向可動機構210では上下方向、斜め方向可動機構220では斜め方向、水平方向可動機構230では水平方向に作動するように構成されたものである。
各可動機構210,220,230には図示せぬモータが具備され、そのモータによって可動部位が作動させられる。各可動機構210,220,230は、例えば、上述した車両用の電動シートに対応可能であり、上下方向可動機構210はシートの座面高さの上下動機構、斜め方向可動機構220はシートの背もたれのリクライニング機構、水平方向可動機構230はシートの前後方向の調節機構に、それぞれ適用させることができる。
図1の符号100Aは、一実施形態の操作装置である。この操作装置100Aは、回転自在に設けられる円板状のダイヤル(選択手段)110と、このダイヤル110の表面に設けられたスイッチ(入力手段)120とから構成されている。ダイヤル110は図示せぬフレーム等に対し、中心に設けられた図示せぬ回転軸を介して回転自在に支持されており、手動で回転させることができるものである。
スイッチ120は、各可動機構210,220,230のモータのON/OFF、およびモータの回転方向を選択するためのものである。このスイッチ120は直方体状に形成されており、自身の長手方向である入力方向(図1でA−B方向)に沿ってスライドし、かつ、図示せぬ付勢部材によりスライド範囲の中間点すなわち中立点で停止するようにダイヤル110に装着されている。スイッチ120はダイヤル110の中心点を通って延在しており、一端部はダイヤル110よりも外側に出ている。
ダイヤル110の外周面には、径方向外方に延びるダイヤル側接点部材130が固定されている。このダイヤル側接点部材130は、スイッチ120の内側(B方向)へのスライド方向の延長線上に相当する箇所に配設されている。
ダイヤル110の周囲には、上記各可動機構210,220,230のモータに接続するモータ側接点部材211,221,231が配設されており、ダイヤル110が回転することにより、ダイヤル側接点部材130がモータ側接点部材211,221,231のいずれかに接続するようになっている。
すなわち、水平方向可動機構230のモータ側接点部材231は、図1に示すように、スイッチ120が水平状態でダイヤル側接点部材130が接続する位置に配設されている。また、上下方向可動機構210のモータ側接点部材211は、図2(a)に示すように、図1の状態からダイヤルが矢印方向に90°回転してスイッチ120が上下方向に延びている状態でダイヤル側接点部材130が接続する位置に配設されている。また、斜め方向可動機構のモータ側接点部材221は、図2(b)に示すように、図1の状態からダイヤルが矢印方向に45°回転してスイッチ120が斜め45°の角度の状態でダイヤル側接点部材130が接続する位置に配設されている。
ダイヤル側接点部材130がモータ側接点部材(211,221,231)に接続している状態でスイッチ120が操作されると、接続されているモータは作動し、各可動機構(210,220,230)が作動する。スイッチ120は、中立点で停止している通常状態ではモータはOFFとされる。そして、例えばA方向にスライドさせるとモータが正転し、B方向にスライドさせるとモータが逆転するというようにモータが作動する。スイッチ120がONになっている時間に応じて各可動機構は作動し、作動量が調節される。
この操作装置100Aでは、水平方向可動機構230を作動させたい時には、ダイヤル110を回転させて図1に示すようにダイヤル側接点部材130を水平方向可動機構230のモータ側接点部材231に接続させる。この状態でスイッチ120は水平になり、このスイッチ120をA方向にスライドさせると、モータが正転して水平方向可動機構230はスイッチ120のスライド方向であるA方向に作動する。また、スイッチ120をB方向にスライドさせると、モータが逆転して水平方向可動機構230はスイッチ120のスライド方向であるB方向に作動する。
また、上下方向可動機構210を作動させたい時には、ダイヤル110を回転させて図2(a)に示すようにダイヤル側接点部材130を上下方向可動機構210のモータ側接点部材211に接続させる。この状態でスイッチ120は上下方向に延びた状態になり、このスイッチ120を上方(図1のB方向)にスライドさせると、モータが正転して水平方向可動機構230はスイッチ120のスライド方向である上方に作動する。また、スイッチを下方(図1のA方向)にスライドさせると、モータが逆転して上下方向可動機構210はスイッチ120のスライド方向である下方に作動する。
次に、斜め方向可動機構220を作動させたい時には、ダイヤル110を回転させて図2(b)に示すようにダイヤル側接点部材130を斜め方向可動機構220のモータ側接点部材221に接続させる。この状態でスイッチ120は斜め方向に延びた状態になり、このスイッチ120を斜め上方(図1のB方向)にスライドさせると、モータが正転して水平方向可動機構230はスイッチ120のスライド方向である斜め上方に作動する。また、スイッチ120を斜め下方(図1のA方向)にスライドさせると、モータが逆転して斜め方向可動機構220はスイッチ120のスライド方向である斜め下方に作動する。
上記操作装置100Aによれば、ダイヤル110を回転させ、ダイヤル110の回転角度に応じた位置で可動機構210,220,230のいずれかに切り替わるので、目的の可動機構を容易、かつ的確に選択することができる。そして、目的の可動機構を選択した状態でスイッチ120を作動させると、スイッチ120の作動方向が各可動機構210,220,230の作動方向に適合している。このため、スイッチ120をスライドさせる操作感覚(操作方向)と各可動機構210,220,230の実際の作動状況が一致し、操作者のイメージ通りに可動機構が作動する。さらに、ダイヤル110の回転とスイッチ120の作動を一連の動きで行うことができるとともに、これらの連続操作を、持ち替えることなく片手で円滑に行うことができる。これらのことから、操作装置100Aは操作性にきわめて優れている。
また、複数の可動機構210,220,230に対して、可動機構を選択する選択手段であるダイヤル110と、可動機構を作動させる入力手段であるスイッチ120がいずれも1つずつであり、可動機構ごとに選択手段と入力手段を具備する必要がない。このため構造が簡素となり、軽量化や低コストで製造することができる。
なお、上記実施形態では、各可動機構を駆動するモータは各可動機構ごとに設けられているが、1つのモータから出力ラインを各可動機構に分配し、クラッチ機構等で1つの出力ラインのみを接続状態として作動させる可動機構を操作装置100Aによって切り替えるように構成してもよい。その場合、スイッチ120により1つのモータがON/OFFならびに正逆回転させられる。
[2]他の実施形態
次に、図3〜図6により上記実施形態を基本構成とする他の実施形態を説明する。
図3に示す操作装置100Bのダイヤル110には、上記スイッチ120に代えてジョイスティック型のスイッチ(入力手段)121が装着されている。このスイッチ121は、スイッチ120のスライド方向と同じ方向に傾倒し、通常は中央に直立するように設けられる。このスイッチ121は、傾倒させることにより、傾倒方向と同じ方向に各可動機構210,220,230が作動し、直立状態でOFFとなるように設けられる。
次に、図3〜図6により上記実施形態を基本構成とする他の実施形態を説明する。
図3に示す操作装置100Bのダイヤル110には、上記スイッチ120に代えてジョイスティック型のスイッチ(入力手段)121が装着されている。このスイッチ121は、スイッチ120のスライド方向と同じ方向に傾倒し、通常は中央に直立するように設けられる。このスイッチ121は、傾倒させることにより、傾倒方向と同じ方向に各可動機構210,220,230が作動し、直立状態でOFFとなるように設けられる。
図4に示す操作装置100Cのダイヤル110には、上記スイッチ120に代えて、2つの押下式のスイッチ(入力手段、押下手段)122a,122bが入力方向(上記スライド式のスイッチ120のスライド方向に相当する)に沿って配列されている。一方のスイッチ122bはダイヤル110のほぼ中心に配置され、他方のスイッチ122aは外周側に配置されている。各スイッチ122a,122bには、スライド式スイッチ120のスライド方向に対応した矢印が表示されており、押下すると、矢印で示す方向に可動機構210,220,230が作動し、いずれも押下しない状態ではOFFとなるように設けられる。
図5に示す操作装置100Dは、上記円板状のダイヤル110に代えて直方体状のレバー111によって可動機構210,220,230を選択する構成となっている。このレバー111は、一端部に設けられた回転軸111aを中心として回転自在に設けられ、回転軸111aとは反対側の他端部に、上記スイッチ120と同様のスライド式のスイッチ122が設けられている。この操作装置100Dでは、レバー111を回転させることで可動機構210,220,230のいずれかが選択され、スイッチ122をスライドさせると、そのスライド方向と同じ方向に可動機構210,220,230が作動するように設けられる。
図6に示す操作装置100Eは、図5に示したレバー111において、回転軸111bを中心に設けている。そしてこのレバー111自体が、上記スライド式のスイッチ120の機能も果たすように構成されている。すなわち、レバー111がスイッチ120を兼ねており、レバー111が長手方向に沿ってスライドする。この操作装置100Eでは、レバー111を回転させて可動機構210,220,230を選択し、その状態からレバー111をスライドさせると、そのスライド方向に可動機構210,220,230が作動するように設けられる。
[3]選択手段の別形態
上記各操作装置100A〜100Eの選択手段であるダイヤル110およびレバー111は、3つの可動機構210,220,230を選択するものであるが、本発明では、可動機構が段階的あるいは無段階的に方向が変換する機構であり、選択手段を回転させることでその可動機構の方向を変換する機能を果たすように構成することができる。
上記各操作装置100A〜100Eの選択手段であるダイヤル110およびレバー111は、3つの可動機構210,220,230を選択するものであるが、本発明では、可動機構が段階的あるいは無段階的に方向が変換する機構であり、選択手段を回転させることでその可動機構の方向を変換する機能を果たすように構成することができる。
そのような可動機構としては、例えばロボットのアームやマニピュレータ、無線あるいは有線で制御される自走車の操舵輪などが挙げられる。ロボットのアームやマニピュレータの場合には、入力手段によって例えばアームやマニピュレータの前進/後退動作がなされるように構成される。また、自走車の操舵輪の場合には、入力手段によって自走車の前進/後退運転がなされるように構成される。
[4]電動シートに適用した具体的実施形態
次に、図7〜図10を参照して、車両用の電動シートを駆動する多軸駆動装置に本発明を適用した、より具体的な実施形態を説明する。
(1)多軸駆動装置の構成
図7〜図9は、この実施形態に係る多軸駆動装置を示している。該装置は、例えば車両用電動シートの、シート座面の高さを調節する機構、シート背もたれ部の角度を調節するリクライニング機構、およびシートの前後位置を調節する機構の3つの可動機構に対し、正逆回転する1つのモータ10の動力を選択的に分岐させてこれら可動機構を作動させるものとして好適とされる。
次に、図7〜図10を参照して、車両用の電動シートを駆動する多軸駆動装置に本発明を適用した、より具体的な実施形態を説明する。
(1)多軸駆動装置の構成
図7〜図9は、この実施形態に係る多軸駆動装置を示している。該装置は、例えば車両用電動シートの、シート座面の高さを調節する機構、シート背もたれ部の角度を調節するリクライニング機構、およびシートの前後位置を調節する機構の3つの可動機構に対し、正逆回転する1つのモータ10の動力を選択的に分岐させてこれら可動機構を作動させるものとして好適とされる。
そのモータ10は、図7(b)に示すように、モータ軸11が突出する一端面がフレーム1に固定されている。モータ軸11はフレーム1を貫通し、その先端には、入力ギヤ12が固定されている。なお、図7(b),図8でG−H方向は、モータ軸11と平行な方向を示している。モータ軸11の周囲には、図9示すように、クラッチ機構20を構成する3つのクラッチギヤ21が、モータ軸11を中心として同心状に配設されている。これらクラッチギヤ21は、軸受スリーブ22のG方向側の端部に同心状に形成されている。
図8に示すように、軸受スリーブ22の中心には軸受孔22aが貫通形成されている。軸受スリーブ22は、軸方向がモータ軸11と平行な状態で、フレーム1に回転自在に支持されている。そして各クラッチギヤ21が、入力ギヤ12に噛合している。したがってモータ10が運転されてモータ軸11が回転すると、その回転が入力ギヤ12、クラッチギヤ21を経て軸受スリーブ22に伝達する。本実施形態では、図9に示すように、各クラッチギヤ21は、周方向角度が180°の中で、等間隔、すなわち90°おきに配置されている。
軸受スリーブ22の軸受孔22aには、断面円形状の出力軸25が、軸方向には移動不能で、かつ、軸受スリーブ22と相対的に摺動回転可能に貫通されている。これら出力軸25の、クラッチギヤ21側の端部には、継手部25bを介して、クラッチ機構20を構成する円板状のクラッチプレート26が、出力軸25と一体的に回転可能、かつ、軸方向(G−H方向)に移動可能に取り付けられている。継手部25bとしては、断面D字状の凹凸嵌合によるDカット結合、もしくはスプライン結合等が採用される。クラッチプレート26は出力軸25と同心状で、その外周面は、径方向の外側に向かうにしたがって厚さが減じる断面二等辺三角形状のテーパ状に形成されている。また、クラッチプレート26の表面側の端面の中央には、クリック孔27が形成されている。
クラッチギヤ21とクラッチプレート26の互いの対向面は、それぞれ摩擦面21a,26aとなっており、クラッチプレート26がH方向に移動すると、該クラッチプレート26の摩擦面26aがクラッチギヤ21の摩擦面21aに当接するようになっている。
図7および図8の符号30は円板状のダイヤル(選択手段)である。このダイヤル30は、各クラッチギヤ21に対し、各クラッチプレート26を挟んで対向配置されている。ダイヤル30は、中心にモータ軸11と同軸的でH方向に延びる回転軸31を有しており、この回転軸31が、図示せぬフレーム等に回転自在に支持されている。
ダイヤル30の、クラッチプレート26に面する裏面には、複数(この場合2つ)のプッシャ32が、G−H方向に進退自在に組み込まれている。これらプッシャ32は、ダイヤル30に装着されたコイルばね33により常にH方向に付勢されている。このプッシャ32は、先端に向かうにしたがって僅かに縮径するテーパ状であって、先端面は半球面状に形成されている。2つのプッシャ32は、図7(a)に示すように、ダイヤル30の回転軸31を中心とした周方向角度が互いに135°(θ1で示す角度)離れた位置に配置されている。
ダイヤル30が回転することによる各プッシャ32の回転軌跡は、各クラッチプレート26の中心を通るモータ軸11を中心とした同心円に一致する。プッシャ32は、ダイヤル30を回転させることによって1つのクラッチプレート26に近付くと、先端部がそのクラッチプレート26のダイヤル30側のテーパ面26bに乗り上げ、さらに回転するとコイルばね33に押されてクリック孔27に嵌合する。このときクラッチプレート26はコイルばね33で付勢されているプッシャ32でH方向に押され、摩擦面26aがクラッチギヤ21の摩擦面21aを押圧した状態となる。
これがクラッチ機構20の接続状態であり、モータ10の回転はクラッチギヤ21からクラッチプレート26を介して出力軸25に伝わり、出力軸25が回転する。プッシャ32がクリック孔27に嵌合することにより操作時のクリック感を得ることができるとともに、ダイヤル30をクラッチ機構20の接続位置に確実に位置付けることができるようになっている。
また、図7および図9に示すように、ダイヤル30の回転軸31の先端には、円板状のカム40が同心状に固定されている。ダイヤル30と一体回転するこのカム40は、クラッチプレート26の軸受スリーブ22側のテーパ面26cに対応する位置に配設されており、外周縁のクラッチプレート26側に形成されたテーパ面40aが、クラッチプレート26のテーパ面26cに乗り上げてG方向に押すことにより、クラッチプレート26の摩擦面26aはクラッチギヤ21の摩擦面21aから離間し、クラッチ機構20の切断状態が保持されるようになっている。
図9に示すように、カム40の外周縁の各プッシャ32に対応する箇所には、クラッチプレート26とのG−H方向の干渉を避ける欠損部41が形成されている。欠損部41を形成する円弧状の縁部の両端部には、テーパ面41aが形成されている。
この構成により、ダイヤル30を回転させて欠損部41内に1つのクラッチプレート26が位置すると、そのクラッチプレート26と一体の出力軸25はH方向に移動可能となり、この状態でプッシャ32がクラッチプレート26をH方向に押すことにより、クラッチ機構20が接続状態となる。一方、他の2つのクラッチプレート26はカム40によってクラッチギヤ21から離間し、クラッチ機構20が切断状態となる。そして、この状態からダイヤル30を回転させると、クラッチ機構20が接続状態であったクラッチプレート26のテーパ面26cに、欠損部41のテーパ面41aが摺接しながら乗り上げ、さらにカム40のテーパ面40aがクラッチプレート26のテーパ面26cに乗り上げてG方向に押すことにより、クラッチプレート26の摩擦面26aがクラッチギヤ21の摩擦面21aから離間してクラッチ機構20が切断される。
上記ダイヤル30の表面には、上記モータ10のON/OFF、およびモータ10の回転方向を選択するための直方体状のスイッチ(入力手段)50が取り付けられている。このスイッチ50と上記ダイヤル30とにより、本発明に係る操作装置60が構成されている。スイッチ50は、自身の長手方向の両側(図7(a)でC−D方向)にスライドし、かつ、図示せぬ付勢部材によりスライド範囲の中間点で停止するように規制されている。スイッチ50はダイヤル30の中心点を通って延在しており、一端部はダイヤル30よりも外側に出た状態となっている。そしてその突出端が、指示部51として構成されている。
図7(a)に示すように、スイッチ50は、指示部51が2つのプッシャ32の間であって、同図で上方にある時計回り側のプッシャ32から周方向角度で45°(θ2で示す角度)離間した位置に配される状態に、ダイヤル30に取り付けられている。ここで、スイッチ50の指示部51に近い側のプッシャを第1プッシャ32a、遠い側のプッシャを第2プッシャ32bとする。
このスイッチ50によると、長手方向に移動しない停止状態の中立点ではモータ10はOFFとされる。そして、例えばC方向にスライドさせるとモータ10が正転し、D方向にスライドさせるとモータ10が逆転するというように、モータ10が運転される。
(2)多軸駆動装置の適用例および動作
以上がこの実施形態に係る多軸駆動装置の構成であり、続いて、図10を参照して該装置を車両用電動シートに適用した例を説明する。
以上がこの実施形態に係る多軸駆動装置の構成であり、続いて、図10を参照して該装置を車両用電動シートに適用した例を説明する。
まず、当該多軸駆動装置を、シートクッションの側面であって、該シートクッションに着座する乗員がダイヤル30を操作可能な箇所に、モータ軸11が車体の左右方向に延び、かつ、3つのクラッチ機構20のうちの、真ん中のクラッチ機構20が下方に位置し、他の2つのクラッチ機構20のうちの一方が前方(図10でF方向)に、また、もう一方のクラッチ機構20が後方にそれぞれ位置する状態に取り付ける。ここで、クラッチ機構20を、前側から順に第1クラッチ機構20A、第2クラッチ機構20B、第3クラッチ機構20Cとする。
各クラッチ機構20A〜Cの出力軸25には、それぞれ図示せぬトルクケーブルが接続される。トルクケーブルは、各出力軸25の回転を、シート背もたれ部の角度を調節するリクライニング機構、シートの前後位置調節機構、シート座面高さ調節機構にそれぞれ伝達して、これら機構を作動させるものである。この場合、トルクケーブルを介して、第1クラッチ機構20Aの出力軸25はリクライニング機構に、第2クラッチ機構20Bの出力軸25はシートの前後位置調節機構に、第3クラッチ機構20Cの出力軸25はシート座面高さ調節機構に、それぞれ接続される。以下、各機構を多軸駆動装置で作動させる方法を説明する。
(2−1)シートの前後位置調節機構
前後位置調節機構を作動させてシートの前後位置を調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(a)に示すようにスイッチ50の指示部51を前方に向ける。すると、第2プッシャ32bが第2クラッチ機構20Bのクラッチプレート26のクリック孔27に嵌合して該クラッチプレート26がクラッチギヤ21を押圧し、第2クラッチ機構20Bが接続状態となる。一方、第1および第3クラッチ機構20A,20Cにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
前後位置調節機構を作動させてシートの前後位置を調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(a)に示すようにスイッチ50の指示部51を前方に向ける。すると、第2プッシャ32bが第2クラッチ機構20Bのクラッチプレート26のクリック孔27に嵌合して該クラッチプレート26がクラッチギヤ21を押圧し、第2クラッチ機構20Bが接続状態となる。一方、第1および第3クラッチ機構20A,20Cにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
この状態から、スイッチ50を前方(C方向)にスライドさせるとシート全体が前方に移動し、スイッチ50を後方(D方向)にスライドさせるとシート全体が後方に移動するように、モータ10が回転する。スイッチ50を適宜に前後に動かすことにより、シートの前後位置を所望の位置に調節することができる。
(2−2)リクライニング機構
リクライニング機構でシートの背もたれ角度を調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(b)に示すようにスイッチ50の指示部51を前方、かつ斜め下方45°に向ける。すると、第1プッシャ32aが第1クラッチ機構20Aに作用して該第1クラッチ機構20Aが接続状態となる。一方、第2および第3クラッチ機構20B,20Cにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
リクライニング機構でシートの背もたれ角度を調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(b)に示すようにスイッチ50の指示部51を前方、かつ斜め下方45°に向ける。すると、第1プッシャ32aが第1クラッチ機構20Aに作用して該第1クラッチ機構20Aが接続状態となる。一方、第2および第3クラッチ機構20B,20Cにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
この状態から、スイッチ50を斜め前方(C方向)にスライドさせるとシートの背もたれが前方に傾き、スイッチ50を斜め後方(D方向)にスライドさせると背もたれが後方に傾くように、モータ10が回転する。スイッチ50を適宜に上下させることにより、背もたれを所望角度に調節することができる。
(2−3)シートの座面高さ調節機構
座面高さ機構を作動させてシート座面の高さを調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(c)に示すようにスイッチ50の指示部51を下方に向ける。すると、第2プッシャ32bが第3クラッチ機構20Cに作用して該第3クラッチ機構20Cが接続状態となる。一方、第1および第2クラッチ機構20A,20Bにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
座面高さ機構を作動させてシート座面の高さを調節するには、ダイヤル30を回転させて図10(c)に示すようにスイッチ50の指示部51を下方に向ける。すると、第2プッシャ32bが第3クラッチ機構20Cに作用して該第3クラッチ機構20Cが接続状態となる。一方、第1および第2クラッチ機構20A,20Bにおいては、カム40の作用でクラッチプレート26がクラッチギヤ21から離間することにより、切断状態が保持される。
この状態から、スイッチ50を下方(C方向)にスライドさせるとシート座面が下がり、スイッチ50を上方(D方向)にスライドさせるとシート座面が上がるように、モータ10が回転する。スイッチ50を適宜に上下に動かすことにより、シート座面を所望の高さに調節することができる。
(3)作用効果
上記多軸駆動装置に適用された本実施形態の操作装置60によれば、図10に示したように、シートに取り付けた状態でのスイッチ50の位置や操作方向が、調節する可動機構(シートの前後位置調節機構、リクライニング機構、シート座面高さ調節機構)に適合している。
上記多軸駆動装置に適用された本実施形態の操作装置60によれば、図10に示したように、シートに取り付けた状態でのスイッチ50の位置や操作方向が、調節する可動機構(シートの前後位置調節機構、リクライニング機構、シート座面高さ調節機構)に適合している。
すなわち、ダイヤル30を回転させてスイッチ50が水平になった状態(前後方向に延びた状態)では、シートの前後方向の位置を調節するモードとなり、スイッチ50を前方にスライドさせるとシートは前方に移動し、スイッチ50を後方にスライドさせるとシートは後方に移動する。また、ダイヤル30を回転させてスイッチ50が斜めになった状態では、通常後傾姿勢になっているシートの背もたれの傾倒角度を調節するモードとなり、スイッチ50を斜め前方にスライドさせると背もたれは前方に傾き、スイッチ50を斜め後方にスライドさせると背もたれが後方に傾く。また、ダイヤル30を回転させてスイッチ50が上下方向に延びた状態では、シートの上下方向の高さ位置を調節するモードとなり、スイッチ50を下方にスライドさせるとシートは下がり、スイッチ50を上方にスライドさせるとシートは上がる。
したがって、スイッチ50をスライドさせる操作感覚(操作方向)とシートの可動部位の実際の作動状況が一致し、操作者のイメージ通りにシートが作動する。さらに、ダイヤル30の回転とスイッチ50の作動を一連の動きで行うことができるとともに、これらの連続操作を、持ち替えることなく片手で円滑に行うことができる。これらのことから、操作装置60は操作性にきわめて優れている。
また、シートの複数の可動部位に対して、可動部位を選択するダイヤル30と各可動部位を作動させるスイッチ50がいずれも1つずつであるため、構造が簡素であり、軽量化や低コストで製造することができるといった利点もある。
また、多軸駆動装置においては、モータ10の動力を複数の出力軸25に分岐させる機構が、入力ギヤ12に、各出力軸25と一体のクラッチギヤ21を噛合させるといった構成である。また、出力軸25の選択は、ダイヤル30を回転させて、接続させたいクラッチ機構20にダイヤル30に設けたプッシャ32を作用させることによりなされる。
すなわち、モータ10の動力を複数の出力軸25に分岐する機構や、作動させる出力軸25の選択を、機械的な作用によって全て達成している。また、動力の伝達経路を構成する部材(入力ギヤ12、クラッチギヤ21を有する軸受スリーブ22、出力軸25と断接するクラッチプレート26)の数も少ない。このため、構造が簡素であり、大幅な軽量化やコスト低減を図ることができるものとなっている。
[5]多軸駆動装置に含まれる他の態様
なお、多軸駆動装置の構成に関しては上記実施形態には限定されず、例えば、クラッチ機構20としては、摩擦面どうしの接合による摩擦クラッチの代わりに、多数の歯が噛み合う機械式クラッチなどを採用することができる。また、操作装置60の代わりに、図1〜図6に示した各操作装置100A〜100Eのいずれかを適用することができる。
なお、多軸駆動装置の構成に関しては上記実施形態には限定されず、例えば、クラッチ機構20としては、摩擦面どうしの接合による摩擦クラッチの代わりに、多数の歯が噛み合う機械式クラッチなどを採用することができる。また、操作装置60の代わりに、図1〜図6に示した各操作装置100A〜100Eのいずれかを適用することができる。
また、図10に示したシートの可動部位との連動の構成は一例であり、ダイヤル30の回転によってクラッチ機構20に作用するプッシャ32の数を必要に応じて増減するとともに、ダイヤル30の回転角度とプッシャ32で断接されるクラッチ機構20の配置角度を任意に設定することができる。また、出力軸の数も任意であり、例えばシート座面の高さ調節を、シートクッションの前後2箇所に分けて行う構成とし、これに合わせて出力軸を計4つ具備する構成にも適用可能である。
30,110…ダイヤル(選択手段)
31,111a,111b…回転軸
50,120,121,122…スイッチ(入力手段)
60,100A〜100E…操作装置
122a,122b…スイッチ(入力手段、押下手段)
210…上下方向可動機構
220…斜め方向可動機構
230…水平方向可動機構
31,111a,111b…回転軸
50,120,121,122…スイッチ(入力手段)
60,100A〜100E…操作装置
122a,122b…スイッチ(入力手段、押下手段)
210…上下方向可動機構
220…斜め方向可動機構
230…水平方向可動機構
Claims (10)
- 回転自在に設けられ、可動機構を選択するための選択手段と、
この選択手段に設けられ、前記可動機構に入力するための入力手段とを具備し、
前記入力手段の作動方向または配列方向が、前記可動機構の作動方向に適合していることを特徴とする操作装置。 - 前記選択手段を回転させることにより、複数の前記可動機構のうちの少なくとも1つが選択されることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
- 前記選択手段を回転させることにより、方向変換する可動機構の方向が段階的あるいは無段階的に変更されることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
- 前記入力手段は、前記入力方向に沿ってスライドすることを特徴とする1〜3のいずれかに記載の操作装置。
- 前記入力手段は、前記入力方向に沿って傾倒することを特徴とする1〜3のいずれかに記載の操作装置。
- 前記入力手段は、前記入力方向に沿って配列された複数の押下手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の操作装置。
- 前記入力手段によって、前記可動機構のON/OFFがなされることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の操作装置。
- 前記入力手段によって、前記可動機構の作動量が調整されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の操作装置。
- 前記選択手段が前記入力手段を兼ねていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の操作装置。
- 前記可動機構は、可動部位を有する車両用シートの、該可動部位を作動させる機構であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の操作装置。
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