JPH0628907U - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JPH0628907U
JPH0628907U JP6318492U JP6318492U JPH0628907U JP H0628907 U JPH0628907 U JP H0628907U JP 6318492 U JP6318492 U JP 6318492U JP 6318492 U JP6318492 U JP 6318492U JP H0628907 U JPH0628907 U JP H0628907U
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JP
Japan
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optical axis
tool
finisher
lamp
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP6318492U
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English (en)
Inventor
隆之 古谷
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Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光軸調整作業を正確にかつ簡単に行なうこと
を目的とする。 【構成】 フィニッシャ5に光軸調整機構35の光軸調
整を行なう工具356が挿通する透孔52を設け、その
透孔52の縁に工具356の仮保持用のリブ53を設け
る。この結果、工具356をフィニッシャ5の透孔52
に挿入すると、その工具356がリブ53で光軸調整機
構35にガイドされる。従って、盲作業であっても、光
軸調整作業を正確にかつ簡単に行なうことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光軸調整機構を装備する灯具本体と車体との間にフィニッシャを配 設した車両用灯具に係り、特に盲作業であっても、光軸調整を確実にかつ簡単に 行なうことができる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車両用灯具は、灯具本体と、その灯具本体に装備し、その灯具 本体の光軸を調整する光軸調整機構と、前記灯具本体を装備する車体と、その車 体と前記灯具本体との間に着脱可能に配設し、その車体と灯具本体との間の隙間 及び前記光軸調整機構を覆うフィニッシャとを備える。光軸調整を行なう場合は 、フィニッシャを取り外し、工具を灯具本体と車体との間の隙間に挿入し、その 工具で光軸調整機構の操作軸を回動させて光軸調整を行なう。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来の車両用灯具において、光軸調整機構が灯具本体及び車 体の前面側より奥に位置する場合、上述の光軸調整の作業が盲作業となる。この ために、光軸調整の作業が面倒となる等の問題がある。
【0004】 本考案の目的は、光軸調整の作業を簡単にかつ正確に行なうことができる車両 用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するために、フィニッシャに光軸調整機構の光軸 調整を行なう工具が挿通する透孔を設け、その透孔の縁に工具の仮保持用のリブ を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】 本考案は、上記の構成により、工具をフィニッシャの透孔に挿入すると、その 工具がリブで光軸調整機構にガイドされる。この結果、盲作業であっても、光軸 調整作業を正確にかつ簡単に行なうことができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の車両用灯具の一実施例を添付図面を参照して説明する。この例 は、フォグランプについて説明する。 図において、Aはフォグランプである。このフォグランプAは、ハウジング1 と、レンズ2と、可動リフレクタ3と、光源バルブ4とを備える。 前記ハウジング1は、図2及び図3に示すように、前面10と後部11とを開 設する。この前面開口部10の全周に接着凹部12を設ける。このハウジング1 の外側であって、前記接着凹部12の箇所に補強用のリブ13及び位置決め兼補 強用のリブ14を設ける。このハウジング1に呼吸グロメット15を配設する。 前記レンズ2は、図2及び図3に示すように、全周縁部に接着脚部20を設け てなる。このレンズ2の接着脚部20を前記ハウジング1の接着凹部12に、ホ ットメルト21等により接着シールして、レンズ2をハウジング1の前面開口部 10に配設する。このハウジング1とレンズ2とにより灯室22が画成されるこ ととなる。 前記可動リフレクタ3は、図2に示すように、腕形状の後部30と、円筒形状 の前部31とからなり、前部を開口したものである。この可動リフレクタ3の後 部30の内面に例えば回転放物面の反射面32を設けると共に、その後部30に 透孔(図示せず)を設け、その透孔の周縁に光源バルブ取付具34を設ける。さ らに、この可動リフレクタ3の前部31に遮光板36を取り付ける。この可動リ フレクタ3を前記ハウジング1にピボット軸受機構(図示せず)により回動可能 に取り付けて、可動リフレクタ3を前記灯室22内に回動可能に収納する。 前記光源バルブ4は、図2に示すように、ガラス管球40と、このガラス管球 40中に配設したフィラメント(図示せず)と、前記ガラス管球40の後部から 一体に設けた口金42と、その口金42の中間部に一体に設けた鍔部43と、前 記口金42に接続した電源コード44とからなる。この光源バルブ4を前記可動 リフレクタ3の後部透孔から可動リフレクタ3の反射面32側に挿入し、光源バ ルブ4の鍔部43を可動リフレクタ3の透孔の周縁に当接させ、可動リフレクタ 3の取付具34により光源バルブ4を可動リフレクタ3に着脱可能に取り付ける 。この結果、光源バルブ4が可動リフレクタ3を介して前記灯室22内に設けら れることとなる。 45は取付キャップである。この取付キャップ45は前記電源コード44を水 密に通して、前記ハウジング1の後部開口部11に水密に着脱可能に取り付けら れる。 かくして、光源バルブ4を点灯すると、その光源バルブ4からの光が可動リフ レクタ3の回転放物面の反射面32で反射し、その反射光はほぼ平行光としてレ ンズ2を経て所定の配光パターンで外部に照射される。
【0008】 35は前記ハウジング1と前記可動リフレクタ3とに配設した光軸調整機構で ある。この光軸調整機構35は、上述のフォグランプAの光軸を主に上下に調整 するものである。この光軸調整機構35は、図3及び図4に示すように、前記ハ ウジング1にスクリュウ350を回転可能にかつ軸方向に移動不可能に装着し、 一方前記可動リフレクタ3にスクリュウマウンティング351を回転不可能にか つ前記スクリュウ350の軸方向に移動不可能に装着する。このスクリュウマウ ンティング351に前記スクリュウ350をねじ込むと共に、前記スクリュウ3 50に従動側のギア352を固定する。一方、前記ハウジング1に操作軸353 をホルダ354により回動可能に取り付け、その操作軸353の一端に駆動側の ギア355を固定し、その駆動側のギア355と前記従動側のギア352とを相 互に噛み合わせてなる。
【0009】 図において、5はフィニッシャである。このフィニッシャ5は、前記フォグラ ンプAと後述するバンパ77との間の隙間を覆う一種の装飾体であって、正面か ら見てロ形状をなす。このフィニッシャ5に取付脚部50を一体に設け、このフ ィニッシャ5の取付脚部50を前記フォグランプAのハウジング1にスクリュウ 51により取り付ける。このフィニッシャ5に工具356の挿通用の透孔52を 前記光軸調整機構35の操作軸353の他端に対応して設ける。この透孔52の 周縁に工具356の保持用のリブ53を一体に設ける。このリブ53は、図3及 び図4に示すように、工具356を前記透孔52に挿入した際に、その工具35 6の先端を前記光軸調整機構35の操作軸353の他端にガイドするものである 。
【0010】 図において、6は被取付体側のブラケットである。このブラケット6は、平面 板部と、その平面板部60の左右両側からほぼ直角に折り曲げてなる側板部とか らなる。このブラケット6にガイド溝83を設ける。このブラケット6をスクリ ュウ64で前記フォグランプAに取り付ける。 図において、7は取付側のブラケットである。このブラケット7は、平面板部 70と、その平面板部70の側方からほぼ直角に折り曲げてなる側板部とからな る。このブラケット7にガイド体80をリベット82により回動可能に取り付け る。このブラケット7を取付体としての車体(図示せず)にボルト72により取 り付ける。 かかる被取付体側のブラケット6のガイド溝83を取付体側のブラケット7の ガイド体80にスライド係合させて、取付体側のブラケット7に対して被取付体 側のブラケット6を締結位置に位置決めし、その取付体側のブラケット7と被取 付体側のブラケット6とをボルトナット等の締結手段で締結してフォグランプA を車体に取り付ける。
【0011】 この実施例における本考案の車両用灯具は、以上の如き構成からなり、以下そ の光軸調整作業について説明する。 まず、工具356をフィニッシャ5の透孔52に挿入する。すると、その工具 356の先端がリブ53により光軸調整機構35の操作軸353の他端にガイド される。この結果、前記工具356の先端を前記操作軸353の他端に係合させ て、その操作軸353を工具356で回転させることにより、前記可動リフレク タ3を前記ハウジング1に対して上下方向に回動させて、光軸調整を行うことが できる。このように、盲作業であっても、光軸調整作業を正確にかつ簡単に行な うことができる。
【0012】 しかも、フィニッシャ5の工具挿通用の透孔52の縁にリブ53を設けたので 、図4に示すように、フィニッシャ5の透孔52を見ても(この場合フォグラン プAはバンパ77に装備されているので、目の位置E.Pは図示の通りフィニッ シャ5よりやや上方の位置となる。)、前記リブ53により、上述の透孔52を 通してフォグランプA及びバンパ77の内側が見えず、その結果見栄えを向上さ せることができる。
【0013】 なお、上述の実施例においては、フォグランプAについて説明したが、本考案 はその他の車両用灯具にも応用することができる。 また、上述の実施例においては、上下用の光軸調整機構35の光軸調整作業に ついて説明したが、本考案は左右用の光軸調整機構の光軸調整作業にも適用する ことができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のように、本考案の車両用灯具は、フィニッシャに光軸調整機構の光軸調 整を行なう工具が挿通する透孔を設け、その透孔の縁に工具の仮保持用のリブを 設けたものであるから、工具をフィニッシャの透孔に挿入すると、その工具がリ ブで光軸調整機構にガイドされる。この結果、盲作業であっても、光軸調整作業 を正確にかつ簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車両用灯具の一実施例を示した正
面図である。
【図2】図1におけるII−II線断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図3におけるIV線断面図である。
【図5】フィニッシャの正面図である。
【図6】フィニッシャの側面図である。
【符号の説明】
A…フォグランプ、1…ハウジング、10…前面開口
部、11…後部開口部、12…接着凹部、2…レンズ、
20…接着脚部、21…ホットメルト、22…灯室、3
…可動リフレクタ、35…光軸調整機構、353…操作
軸、356…工具、4…光源バルブ、5…フィニッシ
ャ、52…透孔、53…リブ、6…被取付体側のブラケ
ット、7…取付体側のブラケット、80…ガイド体、8
3…ガイド溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具本体と、その灯具本体に装備し、そ
    の灯具本体の光軸を調整する光軸調整機構と、前記灯具
    本体を装備する車体と、その車体と前記灯具本体との間
    に配設し、その車体と灯具本体との間の隙間を覆うフィ
    ニッシャとを備えた車両用灯具において、 前記フィニッシャには、前記光軸調整機構の光軸調整を
    行なう工具が挿通する透孔と、その透孔の縁に設けた工
    具の仮保持用のリブとを、有することを特徴とする車両
    用灯具。
JP6318492U 1992-09-09 1992-09-09 車両用灯具 Pending JPH0628907U (ja)

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