JPH06288869A - 車両用差動制限装置の検査方法 - Google Patents

車両用差動制限装置の検査方法

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JPH06288869A
JPH06288869A JP4223083A JP22308392A JPH06288869A JP H06288869 A JPH06288869 A JP H06288869A JP 4223083 A JP4223083 A JP 4223083A JP 22308392 A JP22308392 A JP 22308392A JP H06288869 A JPH06288869 A JP H06288869A
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roller
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wheel
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孝男 柴山
Keiichiro Maekawa
桂一郎 前川
Akihito Fukutome
昭仁 福留
Yoshiharu Nakazono
佳治 中園
Yoshimichi Matsumoto
義道 松本
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    • GPHYSICS
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    • G01M17/0072Wheeled or endless-tracked vehicles the wheels of the vehicle co-operating with rotatable rolls

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 差動ギアに組込んだ差動制限装置によって差
動を制限される一方と他方の車輪を各ローラに乗せ、一
方のローラに所定の回転規制力を付与した状態で車両の
加速操作を行う。加速操作時に、一方のローラと他方の
ローラの回転速度差を計測すると共に、一方のローラに
作用するローラトルクを計測する。ローラトルクに基い
て差動制限装置が発生した差動制限トルクを求める。求
められた差動制限トルクの計測値と、計測された回転速
度差で発生する差動制限トルクの基準値aとを比較す
る。差動制限装置のプレート当りといった異常がある場
合の計測値bは基準値aを上回り、又オイル洩れといっ
た異常がある場合の計測値cは基準値aを下回り、かく
て基準値を中心とした許容範囲に計測値が入っているか
否かで差動制限装置が正常か否かを正確に判定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の左右の車輪間の
差動や4輪駆動車における前後の車輪間の差動を制限す
る差動制限装置の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭63−84544号公報に
見られるように、差動制限装置により差動を制限される
一方と他方の車輪を各ローラに乗せ、一方の車輪を乗せ
た一方のローラにその回転を規制するためにフライホイ
ールを連結した状態で車両の加速操作即ちアクセルペダ
ルの踏込み操作を行い、この加速操作時に前記一方のロ
ーラと他方の車輪を乗せた他方のローラとの回転速度差
を計測し、計測された回転速度差が所定値を上回ったと
き不合格と判定する、差動制限装置の検査方法は知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では、差動
制限装置が作動したか否かの判定を行い得られるだけ
で、差動制限装置が所要の作動特性通りに作動したか否
かの作動状態の良否判定は行い得ず、又加速度合により
両ローラの回転速度差が変化するため、急加速では差動
制限装置が正常であっても回転速度差が所定値を上回
り、一方、加速が緩やかなときは差動制限装置が不良で
あっても回転速度差が所定値を下回ることがあり、検査
の信頼性に欠ける不具合がある。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、加速度合に係
わらず差動制限装置の作動状態を正確に判定し得るよう
にした検査方法を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴によ
れば、一方と他方の車輪を駆動する差動ギアに組込まれ
た差動制限装置の検査における上記目的を達成するた
め、一方と他方の車輪を各ローラに乗せ、一方の車輪を
乗せた一方のローラに該ローラの回転を規制する力を付
与した状態で車両の加速操作を行い、この加速操作時に
前記一方のローラと他方の車輪を乗せた他方のローラと
の回転速度差を計測すると共に、前記一方のローラに作
用するトルクを計測し、計測されたトルクに基いて差動
制限装置によって発生した差動制限トルクを求め、計測
された回転速度差で発生する差動制限トルクの基準値と
求められた差動制限トルクとを比較して差動制限装置の
良否を判定するようにした。
【0006】本発明の第2の特徴によれば、4輪駆動車
の前輪と後輪との間に設けられるビスカスカップリング
等の差動制限装置の検査における上記目的を達成するた
め、前輪と後輪とを各ローラに乗せ、前輪と後輪との一
方の車輪を乗せた一方のローラに該ローラの回転を規制
する力を付与した状態で車両の加速操作を行い、この加
速操作時に該一方のローラと他方の車輪を乗せた他方の
ローラとの回転速度差を計測すると共に、該一方のロー
ラに作用するトルクを計測し、計測されたトルクに基い
て前記一方の車輪への伝達トルクと前記他方の車輪への
伝達トルクとのトルク比を求め、計測された回転速度差
で発生するトルク比の基準値と求められたトルク比とを
比較して差動制限装置の良否を判定するようにした。
【0007】
【作用】差動ギアに組込まれた差動制限装置が正常に作
動すると、一方の車輪と他方の車輪との回転速度差に応
じた差動制限トルクが発生する。ここで差動ギアにより
一方と他方の車輪に分配されるトルクをTa、差動制限
トルクをToとすると、回転規制される一方のローラに
乗せた一方の車輪に伝達されるトルクT1はTa+T
o、他方の車輪に伝達されるトルクT2はTa−Toに
なる。そして、一方の車輪に伝達されるトルクT1は該
車輪を介して前記一方のローラに作用し、該ローラが回
転規制力に抗して回転し始めるまで該ローラに作用する
トルクTはT1に等しくなる。従って、Taが分かれば
T−TaでToを求めることができる。ここで、Taは
差動ギアに入力される変速機の出力トルクの1/2であ
り、この出力トルクを検出するトルクセンサを搭載した
車両であれば、トルクセンサの信号を取り出すことでT
aを検出することができ、前記一方のローラに作用する
トルクの計測値Tに基いてTo即ち差動制限トルクを求
めることができる。また、T(=Ta+To)から他方
の車輪への伝達トルクT2(=Ta−To)を減算すれ
ば2Toとなるから、T2が分かればToを求められ
る。ここで、T2は他方の車輪をこれを乗せる他方のロ
ーラと共に加速回転させる加速力として働くから、他方
のローラの加速度を計測して、他方のローラを含む他方
の車輪の慣性モーメントに加速度を乗算することにより
2を演算でき、TとT2とからToを求めることができ
る。以上の如くして差動制限トルクを求めても、これだ
けでは、加速度合に応じて回転速度差が変化して発生す
る差動制限トルクも変化するから、差動制限装置が所要
の作動特性で正常に作動したか否かを判定できなくな
る。然し、本発明では、ローラの回転速度差も計測し、
この速度差で発生する差動制限トルクの基準値と求めら
れた差動制限トルクとを比較するため、加速度合に係わ
らず差動制限装置の作動状態の良否を正確に判定できる
ようになる。
【0008】前輪と後輪との間に設けるビスカスカップ
リング等の差動制限装置は、前輪と後輪との回転速度差
を生じたときに低速度側の車輪にトルクを伝達するよう
に機能し、差動制限装置が正常であれば、前輪と後輪と
のうち回転規制される一方のローラに乗せた一方の車輪
への伝達トルクと他方の車輪への伝達トルクとのトルク
比は両車輪の回転速度差に応じた所定値となる。ここ
で、一方の車輪への伝達トルクは一方のローラに作用す
るトルクTに等しく、また、他方の車輪への伝達トルク
は他方のローラを含む他方の車輪の慣性モーメントに他
方のローラの加速度を乗算することで演算でき、これら
から前記トルク比を求められる。なお、変速機の出力ト
ルクを検出するトルクセンサを搭載した車両であれば、
出力トルクからTを減じて他方の車輪への伝達トルクを
演算し、トルク比を求めることができる。そして、計測
された回転速度差で発生するトルク比の基準値と求めら
れたトルク比とを比較することにより、加速度合に係わ
らず差動制限装置の作動状態の良否を正確に判定できる
ようになる。
【0009】
【実施例】図1は本発明方法の実施に用いる検査装置を
示し、該検査装置は、左右1対の前輪用ローラ11、12
と、同じく左右1対の後輪用ローラ21、22とを備え、
各前輪用ローラ11、12を両者間に配置したギアボック
ス3に夫々クラッチ41、42を介して連結すると共に、
各後輪用ローラ21、22も同様に両者間に配置したギア
ボックス5に夫々クラッチ61、62を介して連結し、更
に前側のギアボックス3と後側のギアボックス5とを中
間にクラッチ7を介設した連結軸8を介して連結し、2
輪駆動車の駆動輪を回転させたとき連結軸8を介して従
動輪を回転させ、従動輪のブレーキ検査等を行い得られ
るようにした。
【0010】前記各ローラは、ベルト9を介して同期回
転する前後1対の分割ローラ10、10で構成されてお
り、一方の分割ローラ10にフライホイール11を連結
すると共に両者10、11間にトルクメータ12を介設
し、更に該分割ローラ10の回転速度を検出する速度計
13を設けた。又、前輪用ローラ11、12の一方例えば
左側のローラ11と、後輪用ローラ21、22の一方例え
ば右側のローラ22とに、図2に明示する如く、該各ロ
ーラのフライホイール11を挾んで該各ローラの回転を
規制するローラブレーキ14を設けた。前記各ローラの
トルクメータ12と速度計13の検出信号は図示しない
モニター装置に入力される。
【0011】上記の如く構成された検査装置を用いて、
前輪駆動車の左右の前輪間に設けられる差動ギアに組込
まれた差動制限装置の検査を行う場合は、クラッチ
1、42をオフして左右の前輪用ローラ11、12の連結
を解き、更に、左前輪用のローラ11のローラブレーキ
14をオンし、この状態でアクセルペダルを踏込んで加
速操作を行う。そして、各前輪用ローラ11、12の回転
速度を各速度計13で検出してその検出信号をモニター
装置に入力し、右前輪用ローラ12と左前輪用ローラ11
の回転速度差△Vを演算して記録すると共に、右前輪用
ローラ12の回転速度の単位時間当りの変化量を演算し
てこの変化量を右前輪用ローラ12の加速度∂Vとして
記録し、更に、ローラブレーキ14で回転を規制する左
前輪用ローラ11のトルクメータ12の検出信号をモニ
ター装置に入力し、該ローラ11に作用するトルクTを
記録する。
【0012】ここで、差動制限装置が差動ギアに組込ん
だビスカスカップリングで構成されている場合、回転速
度差△Vに応じて図3に示すような差動制限トルクTo
が発生されるもので、差動ギアにより左右の前輪に分配
されるトルクをTaとして、左前輪への伝達トルクT1
はTa+To、右前輪への伝達トルクT2はTa−To
になり、Toは(T1−T2)/2になる。そして、T1
がローラブレーキ14のブレーキトルクを上回って左前
輪用ローラ11が回転し始めるまでは、該ローラ11に作
用するトルクTはT1に等しくなり、一方、T2は右前輪
用ローラ12を含む右前輪の慣性モーメントに該ローラ
2の加速度∂Vを乗算して求められる右前輪の加速ト
ルクに等しくなり、計測された左前輪用ローラ11のロ
ーラトルクTと、右前輪用ローラ12の加速度∂Vによ
り演算されるT2とからToを求めることができる。と
ころで、回転速度差△Vは加速度合によって変化するた
め、標準的な加速では差動制限トルクToが図4のa線
の如く変化するのに対し、急加速ではToの立上りが同
図b線の如く急になり、一方、緩い加速ではToの立上
りが同図c線の如く緩やかになる。又、標準的な加速を
行った場合でも、ビスカスカップリングのインナプレー
トとアウタプレートとが当っているときにはToの立上
りがb線と同様に急になり、ビスカスカップリング内の
オイル洩れを生じたときはToの立上りがc線と同様に
緩やかになる。従って、Toの変化だけでは、ビスカス
カップリングの異常によるものか加速度合の変化による
ものかの判別を行い得なくなる。この場合、差動制限装
置の作動特性、即ち図3の差動制限トルクToの変化特
性に基いて、加速操作時に計測された回転速度差△Vに
対応する差動制限トルクToを求めると、このトルクT
oの変化特性は上記と同様に標準加速時、急加速時、緩
い加速時に夫々図4のa線、b線、c線の通りとなり、
かくてこのトルクToを基準値としてこれと上記の如く
求められた差動制限トルクの計測値とを比較し、計測値
が基準値を中心にした許容範囲に入っているか否かを見
ることで差動制限装置の差動状態の良否、即ちプレート
当りやオイル洩れ等の異常の有無を正確に判定できるよ
うになる。例えば、基準値が図5のa線の如く変化する
場合、プレート当りの異常を生じていると計測値は同図
b線のように変化して斜線を付した許容範囲を上回り、
又オイル洩れの異常を生じていると計測値は同図c線の
ように変化して許容範囲を下回り、このことから異常の
有無を判定できる。そして、モニター装置に図3に示す
差動制限トルクToの変化特性をデータマップとして予
め格納しておき、回転速度差△Vと加速度∂Vとトルク
Tとのサンプリング後に、各サンプリング時点での△V
に応じた差動制限トルクの基準値を検索して、Tと∂V
とから求められる差動制限トルクの計測値と基準値とを
比較し、計測値が許容範囲内のときは合格、許容範囲外
のときは不合格とする判別処理を行う。上記と同様の方
法で後輪駆動車の左右の後輪間に介設される差動ギアに
組込んだ差動制限装置の検査も行い得られる。
【0013】4輪駆動車の前輪と後輪間に設けられる差
動制限装置の検査を行う場合は、クラッチ41、42をオ
ンして左右の前輪用ローラ11、12をギヤボックス3を
介して連結すると共に、クラッチ61、62をオンして左
右の後輪用ローラ21、22をギヤボックス5を介して連
結し、一方、クラッチ7はオフして前輪用ローラと後輪
用ローラとの連結を解き、更に前輪用ローラと後輪用ロ
ーラの一方例えば後輪用ローラ22のローラブレーキ1
4をオンし、この状態でアクセルペダルを踏込んで加速
操作を行う。そして、速度計13により前輪用ローラ1
1、12の回転速度と後輪用ローラ21、22の回転速度と
を検出してその検出信号をモニター装置に入力し、前輪
用ローラと後輪用ローラの回転速度差△Vを演算して記
録すると共に前輪用ローラの加速度∂Vを演算して記録
し、更に、ローラブレーキ14で回転を規制する後輪用
ローラ22のトルクメータ12の検出信号をモニター装
置に入力し、該ローラ22に作用するトルクTを記録す
る。
【0014】ここで、差動制限装置が正常であれば、後
輪への伝達トルクTrと前輪への伝達トルクTfとのト
ルク比Tr/Tfは前輪と後輪との回転速度差ΔVに応
じた所定値となる。Trがブレーキトルクを上回って後
輪用ローラが回転し始めるまではTr=Tであり、一
方、Tfは左右の前輪用ローラ11、12を含む左右の前
輪の合計慣性モーメントに∂Vを乗じた前輪の加速トル
クに等しく、Tと∂Vとからトルク比Tr/Tfを求め
られる。そして、求められたトルク比の計測値と、計測
された回転速度△Vで発生するトルク比の基準値とを比
較し、差動制限装置の良否を判定する。
【0015】尚、上記実施例ではローラ11、22の回転
を規制する手段としてブレーキ13を用いたが、これら
ローラ11、22に慣性重量の大きなフライホイールやダ
イナモを連結して回転を規制するようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、差動制限装置が所要の作動特性に通りに作動
したか否かの作動状態の良否判定を加速度合には係わり
なく正確に行い得られ、差動制限装置の異常の有無を正
確に判別できて、検査の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法の実施に用いる検査装置の一例の
平面図
【図2】 回転規制するローラの拡大平面図
【図3】 差動制限装置の作動特性を示す図
【図4】 差動制限トルクの変化を示す図
【図5】 差動制限トルクの基準値と計測値との関係を
示す図
【符号の説明】
1、12 前輪用ローラ 21、22 後輪用
ローラ 12 トルクメータ 13 速度計 14 ローラブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中園 佳治 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 松本 義道 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方と他方の車輪を駆動する差動ギアに
    組込まれた差動制限装置の検査方法であって、一方と他
    方の車輪を各ローラに乗せ、一方の車輪を乗せた一方の
    ローラに該ローラの回転を規制する力を付与した状態で
    車両の加速操作を行い、この加速操作時に前記一方のロ
    ーラと他方の車輪を乗せた他方のローラとの回転速度差
    を計測すると共に、前記一方のローラに作用するトルク
    を計測し、計測されたトルクに基いて差動制限装置によ
    って発生した差動制限トルクを求め、計測された回転速
    度差で発生する差動制限トルクの基準値と求められた差
    動制限トルクとを比較して差動制限装置の良否を判定す
    ることを特徴とする車両用差動制限装置の検査方法。
  2. 【請求項2】 前記他方のローラの加速度を計測して、
    計測された加速度から前記他方の車輪への伝達トルクを
    演算し、前記一方のローラに作用するトルクの計測値か
    ら前記伝達トルクを減算して前記差動制限トルクを求め
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用差動制限装
    置の検査方法。
  3. 【請求項3】 4輪駆動車の前輪と後輪との間に設けら
    れる差動制限装置の検査方法であって、前輪と後輪とを
    各ローラに乗せ、前輪と後輪との一方の車輪を乗せた一
    方のローラに該ローラの回転を規制する力を付与した状
    態で車両の加速操作を行い、この加速操作時に該一方の
    ローラと他方の車輪を乗せた他方のローラとの回転速度
    差を計測すると共に、該一方のローラに作用するトルク
    を計測し、計測されたトルクに基いて前記一方の車輪へ
    の伝達トルクと前記他方の車輪への伝達トルクとのトル
    ク比を求め、計測された回転速度差で発生するトルク比
    の基準値と求められたトルク比とを比較して差動制限装
    置の良否を判定することを特徴とする車両用差動制限装
    置の検査方法。
  4. 【請求項4】 前記他方のローラの加速度を計測して、
    計測された加速度から前記他方の車輪への伝達トルクを
    演算し、前記一方のローラに作用するトルクの計測値と
    演算された伝達トルクとから前記トルク比を求めること
    を特徴とする請求項3に記載の車両用差動制限装置の検
    査方法。
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