JPH0628827Y2 - Sawフィルタのシールド装置 - Google Patents
Sawフィルタのシールド装置Info
- Publication number
- JPH0628827Y2 JPH0628827Y2 JP10717388U JP10717388U JPH0628827Y2 JP H0628827 Y2 JPH0628827 Y2 JP H0628827Y2 JP 10717388 U JP10717388 U JP 10717388U JP 10717388 U JP10717388 U JP 10717388U JP H0628827 Y2 JPH0628827 Y2 JP H0628827Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- saw filter
- metal case
- shield
- filter
- shield device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は例えば衛星放送受信機の第2IF(中間周波
数)等の極めて高い周波数で使用されるSAW(表面弾
性波)フィルタのシールド装置に関する。
数)等の極めて高い周波数で使用されるSAW(表面弾
性波)フィルタのシールド装置に関する。
(ロ)従来の技術 衛星放送の第2IFは400MHz帯に設定されている
ため、このIF帯で使用されるSAWフィルタに於いて
は、電磁遊動による影響を防止するため磁気シールドを
完全に施することが要求される。このためSAWフィル
タの金属ケースを該ケースに電気的に接続されているア
ース用端子ピンを介してプリント板のアース用導体箔に
ハンダ付けするだけでは、上記金属ケースと端子ピンと
を接続するリード線の浮遊容量等のため、金属ケースを
確実にアースできないと云う問題があった。
ため、このIF帯で使用されるSAWフィルタに於いて
は、電磁遊動による影響を防止するため磁気シールドを
完全に施することが要求される。このためSAWフィル
タの金属ケースを該ケースに電気的に接続されているア
ース用端子ピンを介してプリント板のアース用導体箔に
ハンダ付けするだけでは、上記金属ケースと端子ピンと
を接続するリード線の浮遊容量等のため、金属ケースを
確実にアースできないと云う問題があった。
このため、従来は、第3図に示す如くプリント板(1)に
植立されハンダ付け固定された2枚の金属製シールド板
(2)(2)間の上記プリント板(1)上に取付けられたSAW
フィルタ(3)のケース(4)下面に面接触するよう金属性導
電板(5)を配置し、この導電板(5)の端部(5a)(5
a)を前記シールド(2)(2)に直接ハンダ付け(6)(6)する
ことによって、SAWフィルタ(3)の金属ケース(4)をア
ース接続するようにしていた。このような方法は、例え
ば株式会社東芝製の衛星放送受信用SAWフィルタに関
する技術情報No.EJ−CB003等に記載されてい
る。
植立されハンダ付け固定された2枚の金属製シールド板
(2)(2)間の上記プリント板(1)上に取付けられたSAW
フィルタ(3)のケース(4)下面に面接触するよう金属性導
電板(5)を配置し、この導電板(5)の端部(5a)(5
a)を前記シールド(2)(2)に直接ハンダ付け(6)(6)する
ことによって、SAWフィルタ(3)の金属ケース(4)をア
ース接続するようにしていた。このような方法は、例え
ば株式会社東芝製の衛星放送受信用SAWフィルタに関
する技術情報No.EJ−CB003等に記載されてい
る。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、上記従来例では、導電板(5)を金属ケース(4)
の下面に敷き、且つ、その導電板をシールド板(2)(2)に
ハンダ付けするため手間がかかるだけでなく、ハンダ付
け時の熱がSAWフィルタ(3)の素子自身に伝わり、S
AWフィルタが故障する虞れがあった。
の下面に敷き、且つ、その導電板をシールド板(2)(2)に
ハンダ付けするため手間がかかるだけでなく、ハンダ付
け時の熱がSAWフィルタ(3)の素子自身に伝わり、S
AWフィルタが故障する虞れがあった。
そこで、本考案はこのような欠点を一切伴なうことなく
SAWフィルタの金属ケースを確実にアース接続できる
ようにしたシールド装置を提供することを目的とする。
SAWフィルタの金属ケースを確実にアース接続できる
ようにしたシールド装置を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案のシールド装置は、プリント板上に対向して植立
固定された2枚のシールド板間の上記プリント板上に金
属ケースに収納されたSAWフィルタを取付けると共
に、このSAWフィルタの上記金属ケースの上部を覆う
天板部とこの天板部の両端部に位置するU字状弾性部と
が一体に成型された捕助カバーを設け、この捕助カバー
の上記各U字状弾性部を前記金属ケースの側面と前記各
シールド板との間に圧入せしめることによって該捕助カ
バーを上記SAWフィルタに取付けるようにしてなる。
固定された2枚のシールド板間の上記プリント板上に金
属ケースに収納されたSAWフィルタを取付けると共
に、このSAWフィルタの上記金属ケースの上部を覆う
天板部とこの天板部の両端部に位置するU字状弾性部と
が一体に成型された捕助カバーを設け、この捕助カバー
の上記各U字状弾性部を前記金属ケースの側面と前記各
シールド板との間に圧入せしめることによって該捕助カ
バーを上記SAWフィルタに取付けるようにしてなる。
(ホ)作用 上記の構成に依れば、SAWフィルタの金属ケースが前
記捕助カバーを介してシールド板に電気的に接続される
ことによってアース接続される。その際、上記捕助カバ
ーは弾性によって上記金属ケースとシールド板に簡単に
取付けられる。
記捕助カバーを介してシールド板に電気的に接続される
ことによってアース接続される。その際、上記捕助カバ
ーは弾性によって上記金属ケースとシールド板に簡単に
取付けられる。
(ヘ)実施例 第1図は本考案装置の一実施例を示し、第2図はそれに
使用するシールドカバーを示している。この実施例に於
いて、第3図の従来例と同一部分には同一番号を付して
説明を簡単に行ない、特徴部分についてのみ詳述する。
使用するシールドカバーを示している。この実施例に於
いて、第3図の従来例と同一部分には同一番号を付して
説明を簡単に行ない、特徴部分についてのみ詳述する。
すなわち、この実施例では、金属板をプレス加工するこ
とによって第2図の如く平板状の天板部(7a)とU字
状弾性部(7b)(7b)を有する捕助カバー(7)を設
け、この捕助カバー(7)の上記各U字状弾性部(7b)
(7b)を第3図の場合と同様(ただし、導電板は使用
せず)にシールド板(2)(2)間のプリント板(1)上に取付
けられたSAWフィルタ(3)の金属ケース(4)の側面と上
記シールド板(2)(2)との間に嵌め込むことによって、該
捕助カバー(7)を取付けるようにしたものである。
とによって第2図の如く平板状の天板部(7a)とU字
状弾性部(7b)(7b)を有する捕助カバー(7)を設
け、この捕助カバー(7)の上記各U字状弾性部(7b)
(7b)を第3図の場合と同様(ただし、導電板は使用
せず)にシールド板(2)(2)間のプリント板(1)上に取付
けられたSAWフィルタ(3)の金属ケース(4)の側面と上
記シールド板(2)(2)との間に嵌め込むことによって、該
捕助カバー(7)を取付けるようにしたものである。
したがって、この実施例では、上記金属ケース(4)は捕
助カバー(7)及びシールド板(2)(2)を介してプリント板
(1)の裏面のアース用導体箔(8)(8)にハンダ(9)(9)によ
って電気的に確実に接続され、しかも、この状態は上記
捕助カバー(7)の弾性により振動等に対して充分強固に
保持されるこるになる。なお、(10)(11)はSAWフィル
タ(3)の端子ピン、(12)(13)はそれらがそれぞれハンダ
接続される導体箔を示している。
助カバー(7)及びシールド板(2)(2)を介してプリント板
(1)の裏面のアース用導体箔(8)(8)にハンダ(9)(9)によ
って電気的に確実に接続され、しかも、この状態は上記
捕助カバー(7)の弾性により振動等に対して充分強固に
保持されるこるになる。なお、(10)(11)はSAWフィル
タ(3)の端子ピン、(12)(13)はそれらがそれぞれハンダ
接続される導体箔を示している。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案に依れば、SAWフィルタの金属ケー
スを簡単な作業によって確実且つ完全にアース接続する
ことができ、しかも、ハンダ付け時の熱によってSAW
フィルタの素子が破壊される等の虞れもない。
スを簡単な作業によって確実且つ完全にアース接続する
ことができ、しかも、ハンダ付け時の熱によってSAW
フィルタの素子が破壊される等の虞れもない。
第1図は本考案の一実施例を示す垂直方向の断面図、第
2図はそれに使用する捕助カバーの斜視図、第3図は従
来のSAWフィルタのシールド装置を示す垂直方向の断
面図である。 (1)……プリント板、(2)シールド板、(3)……SAWフ
ィルタ、(4)……金属ケース、(7)……捕助カバー。
2図はそれに使用する捕助カバーの斜視図、第3図は従
来のSAWフィルタのシールド装置を示す垂直方向の断
面図である。 (1)……プリント板、(2)シールド板、(3)……SAWフ
ィルタ、(4)……金属ケース、(7)……捕助カバー。
Claims (1)
- 【請求項1】プリント板上に対向して植立固定された2
枚のシールド板間の上記プリント板上に金属ケースに収
納されたSAWフィルタが取付けられると共に、このS
AWフィルタの上記金属ケースの上部を覆う天板部とこ
の天板部の両端部に位置するU字状弾性部とが一体に成
型された金属製補助カバーの上記各U字状弾性部が、前
記金属ケースの側面と前記各シールド板との間に圧入さ
れてなることを特徴とするSAWフィルタのシールド装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10717388U JPH0628827Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Sawフィルタのシールド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10717388U JPH0628827Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Sawフィルタのシールド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0228124U JPH0228124U (ja) | 1990-02-23 |
JPH0628827Y2 true JPH0628827Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31341347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10717388U Expired - Lifetime JPH0628827Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | Sawフィルタのシールド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628827Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015689B1 (ko) * | 2002-07-25 | 2011-02-22 | 소니 주식회사 | 수신 장치 및 텔레비전 수상기 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP10717388U patent/JPH0628827Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0228124U (ja) | 1990-02-23 |
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