JPH0628463B2 - 位相同期発振回路 - Google Patents

位相同期発振回路

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JPH0628463B2
JPH0628463B2 JP61290471A JP29047186A JPH0628463B2 JP H0628463 B2 JPH0628463 B2 JP H0628463B2 JP 61290471 A JP61290471 A JP 61290471A JP 29047186 A JP29047186 A JP 29047186A JP H0628463 B2 JPH0628463 B2 JP H0628463B2
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JP
Japan
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signal
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burst
clock
circuit
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JP61290471A
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典生 鈴木
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Nippon Electric Co Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビ信号のバースト信号に同期して
クロックを発生する位相同期発振回路に関する。
〔従来の技術〕
カラーテレビ(TV)信号のバースト信号に同期してク
ロックを発生する回路として、テレビ信号を標本化する
ための標本化クロックを発生させるものがある。
従来、この種の位相同期発振回路は、カラーテレビ信号
のバースト信号に対してクロックを同期させ、クロック
を分周して得られるディジタルの同期信号とテレビ信号
の水平同期信号との位相同期はリセットを行って同期化
を行っていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、上述した従来の位相同期発振回路では、水平同
期信号の位相を合わせるためにリセットを行うと、ディ
ジタルの水平同期信号の1周期のクロック数が変化する
ため、クロックで標本化されたディジタルのTV信号の
データ圧縮を行う場合に符号化エラーが生じたり、符号
化する前に1ラインのデータ数を揃える回路が必要とな
りハードウエアが増加する等の欠点がある。
本発明の目的は、上述の如き問題を発生させずに、テレ
ビ信号の水平同期信号とクロックを分周して得られるデ
ィジタルの同期信号との位相を一致させることができる
位相同期発振回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、カラーテレビ信号のバースト信号に同期して
クロックを発生する位相同期発振回路において、 テレビ信号から分離された水平同期信号とクロックを分
周して得られるディジタルの同期信号の位相のずれを検
出する第1の検出手段と、 位相差に対し、段階的に位相をずらしてディジタルのサ
ブキャリア信号を発生する手段と、 テレビ信号のバースト信号区間において、バースト信号
とディジタルのサブキャリア信号との位相差を検出する
第2の検出手段と、 バースト信号の位相差に応じてクロックの周波数を可変
する制御可能な発振器とを備えることを特徴としてい
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。第1図において、カラーテレビ信号が供給される入
力端子1と出力端子9との間には、A/D変換器3が設
けられており、また、図示の場合は同期分離回路2が入
力端子1に接続されている。A/D変換器3は、標本化
クロックによってテレビ信号を標本化して出力するもの
であり、同期分離回路2は、同期信号Hを分離して出
力すると共に、カラーバースト信号区間を示す信号B
を出力する。
これらA/D変換器3、同期分離回路2の他、第1図に
示すように、同期位相比較回路6と、サブキャリア発生
回路5と、バースト位相比較回路4と、電圧制御発振器
7と、そして分周回路8が設けられている。同期比較回
路6には、同期分離回路2から同期信号Hが供給され
ると共に、電圧制御発振器7で発生させたクロックC
を分周回路8で分周して得たディジタルの同期信号H
が印加されるようになっている。サブキャリア発生回路
5には、同期位相比較回路6からの位相差信号Vと電
圧制御発振器7からのクロックCが加えられ、また、
バースト位相比較回路4には、サブキャリア発生回路5
の出力とA/D変換器3の出力及び同期分離回路2から
のカラーバースト信号区間を示す信号Bが供給され、
このバースト位相比較回路4の出力が周波数制御信号と
して電圧制御発振器7に印加されるようになっている。
同期位相比較回路6は、テレビ信号から分離された水平
同期信号とクロックCを分周回路8で分周して得られ
るディジタルの同期信号Hの位相のずれを検出するも
のであり、位相差信号Vが供給されるサブキャリア発
生回路5は、位相差に対し、段階的に位相をずらしてデ
ィジタルのカラーサブキャリア信号を発生するものであ
る。
また、バースト位相比較回路4は、ディジタル化された
テレビ信号のバースト信号区間において、バースト信号
とディジタルのサブキャリア信号との位相差を検出する
ものであり、その位相差を示す信号が供給される電圧制
御発振器7はバースト信号の位相差に応じてクロックC
の周波数を変化し、A/D変換器3にはそのクロック
が標本化クロックとして供給される。
このように、本実施例の位相同期発振回路は、カラーテ
レビ信号のバースト信号に同期して標本化クロックを発
生する回路において、テレビ信号から分離された水平同
期信号とクロックを分周して得られるディジタルの同期
信号の位相のずれを検出する手段と、同期信号の位相差
に対し、段階的に位相をずらしてディジタルのカラーサ
ブキャリア信号を発生する手段と、ディジタル化された
テレビ信号のバースト信号区間において、バースト信号
とディジタルのサブキャリア信号との位相差を検出する
手段と、バースト信号の位相差に応じてクロックの周波
数を変化する電圧制御発振器7を有している。
次に、サブキャリア発生回路5及びバースト位相比較回
路4のそれぞれの具体例を示しつつ、第1図の構成によ
る場合の動作について説明する。
今、入力端子1にNTSCカラーテレビ信号が加えられ
ているとすると、入力端子1に供給されたNTSCカラ
ーテレビ信号は同期分離回路2とA/D変換器3へ供給
される。同期分離回路2は同期信号Hを分離して同期
位相比較回路6へ供給するとともに、カラーバースト信
号区間を示す信号Bを発生してバースト位相比較回路
4へ供給する。同期位相比較回路6では、分周回路8か
ら供給されるディジタルの同期信号Hと同期分離回路
2から供給される同期信号Hとの位相比較を行って、
位相差信号Vを得てサブキャリア発生回路5へ供給す
る。サブキャリア発生回路5では標本化クロックに対応
したディジタルのサブキャリア信号を発生し、このサブ
キャリア信号は同期位相比較回路6からの位相差信号V
に応じてサブキャリアの位相がシフトされて出力され
る。サブキャリアの位相シフトは急激には行わないで、
電圧制御発振器7を制御する系の追従特性を考慮して、
段階的に微小ずつずらすように制御される。
第2図はこのサブキャリア発生回路5の具体的構成例を
示すブロック図である。入力端子10に供給されたクロッ
ク信号Cはカウンター12に供給される。ここで、f
をクロック周波数、Nは分周回路8によりクロックC
が何分周されたかを表す値、fを水平同期周波数とす
ると、カウンター12は2倍の水平同期信号の周期ごと
に、すなわち、f=N・fであるので2Nの周期ご
とに、リセットされ0〜2N−1のアドレスを繰り返し
て発生する。位相発生回路13ではアドレス信号に対応し
てディジタルのサブキャリアの位相角度の信号を発生し
て出力し、加算器15に供給する。NTSCカラーテレビ
信号ではカラーサブキャリアの位相はテレビスキャンの
ラインごとに反転するため2ラインでもとの位相にもど
る。入力端子11へ供給された位相差信号Vは初期位相
制御回路14へ供給される。初期位相制御回路14では位相
差信号に応じて適当な周期ごとにあらかじめ定められた
位相シフト量ずつ初期位相をシフトする。例えばアナロ
グとディジタルの同期信号のずれがサブキャリアの同期
でk倍だけ正にずれている場合は、初期位相を微小ずつ
シフトして合計でk倍だけ初期位相がシフトされればア
ナログとディジタルの同期信号はほぼ一致するようにな
る。加算器15ではサブキャリア位相に初期位相を加算す
る。サブキャリア発生部16ではサブキャリア位相の信号
に対応したディジタルのカラーサブキャリアの信号を得
て出力端子17へ供給する。なお、位相発生回路13とサブ
キャリア発生部16はPROM(Programable
Read Only Memory)を用いて、入力
に対応した出力データをあらかじめ書き込んでおくこと
により、簡単に入力信号に対応した出力信号を得ること
ができる。
上述のような位相シフトの制御を受けたサブキャリア信
号はバースト位相比較回路4へ供給される。
一方、A/D変換器3は電圧制御発振器7から供給され
るクロックCによってテレビ信号を標本化して出力
し、出力端子9とバースト位相比較回路4へ供給する。
このバースト位相比較回路4ではバースト区間について
テレビ信号のカラーバースト信号と、サブキャリア発生
回路5から供給される基準のサブキャリア信号との位相
比較を行い、位相差を示す信号を出力して電圧制御発振
器7へ供給する。
第3図はかかるバースト位相比較回路4の具体的構成例
を示すブロック図である。入力端子18にはディジタルの
TV信号が、また、入力端子19にはディジタルの基準サ
ブキャリア信号が入力され、乗算器21に供給される。乗
算器21では2つの入力を乗算してその結果を積分器22へ
供給する。積分器22では入力端子20に入力されるバース
ト区間信号Bに応じてバースト区間のみの乗算器出力
を連続して積分する。バースト区間についてバースト信
号と基準サブキャリア信号の乗算結果を積分して平均化
することにより、バースト信号と基準サブキャリア信号
との位相差が平均化されたものが積分器に加算されたこ
とになる。積分器22の出力はD/A変換器23でアナログ
信号に変換され、周波数制御信号として出力端子24に送
出され、これが電圧制御発振器7に供給される。
なお、無入信号が続いた後にビデオ(Video)信号
が入力した場合に引き込みを早くするため、積分器22を
リーク積分器とし、積分値が0となった場合の周波数制
御信号に対応して電圧制御発振器7が標本化クロックの
基準周波数を発生するようにしておく。
上述のようにして、位相差を示す信号が周波数制御信号
として供給される電圧制御発振器7ではその位相差を示
す信号に応じて周波数を変化してクロックCを発生
し、A/D変換器3、サブキャリア発生回路5及び分周
回路8へ供給する。
A/D変換器3では、この電圧制御発振器7からのクロ
ックCを標準化クロックとして用い、これによってテ
レビ信号の標本化し、ディジタルのテレビ信号として送
出する。
分周回路8ではクロックCを分周、例えば1/Nに分
周して、ディジタルの同期信号Hを発生して出力す
る。1/Nに分周された場合、クロック周波数fはf
=N・f(fは水平同期周波数)になる。
なお、同期位相比較回路6の位相差信号Vを第3図の
バースト位相比較回路4の積分器22に供給して、テレビ
信号がモノクロの場合には位相差信号を積分するように
すれば、モノクロテレビ信号の場合は水平同期信号に位
相同期した標本化クロックが得られる。
また、第1図では、同期分離回路2はアナログ信号を入
力する構成としたが、この構成の他にディジタル化され
たテレビ信号からディジタル的に同期分離を行う構成も
可能である。すなわち、ディジタル的に水平同期信号の
先端のPCM値を検出して、これから適当なしきい値を
求めて同期分離の処理をすることにより、ディジタル的
に同期信号が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、水平同期信号の位相差に
応じてディジタルの基準サブキャリアの初期位相を微小
ずつシフトすることによりクロックをバースト信号にロ
ックさせながらテレビ信号の水平同期信号とクロックを
分周して得られるディジタルの同期信号との位相を一致
させることができる効果があり、特にカラーテレビ信号
のバースト信号に同期して標本化クロックを発生させ、
この標本化クロックによってテレビ信号を標本化する場
合に用いて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第2図は第1図のサブキャリア発生回路の具体的構成例
を示すブロック図、 第3図は第1図のバースト位相比較回路の具体的構成例
を示すブロック図である。 1,10,11,18〜20……入力端子 2……同期分離回路 3……A/D変換器 4……バースト位相比較回路 5……サブキャリア発生回路 6……同期位相比較回路 7……電圧制御発振器 8……分周回路 9,17,24……出力端子 12……カウンター 13……位相発生回路 14……加算器 15……加算器 16……サブキャリア発生部 21……乗算器 22……積分器 23……D/A変換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラーテレビ信号のバースト信号に同期し
    てクロックを発生する位相同期発振回路において、 テレビ信号から分離された水平同期信号とクロックを分
    周して得られるディジタルの同期信号の位相のずれを検
    出する第1の検出手段と、 位相差に対し、段階的に位相をずらしてディジタルのサ
    ブキャリア信号を発生する手段と、 テレビ信号のバースト信号区間において、バースト信号
    とディジタルのサブキャリア信号との位相差を検出する
    第2の検出手段と、 バースト信号の位相差に応じてクロックの周波数を可変
    する制御可能な発振器とを備えることを特徴とする位相
    同期発振回路。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載の位相同期発
    振回路において、 前記発振器は、その発生クロックがテレビ信号を標本化
    しディジタル化されたテレビ信号を得るための標本化ク
    ロックとして用いられる電圧制御発振器であることを特
    徴とする位相同期発振回路。
JP61290471A 1986-12-08 1986-12-08 位相同期発振回路 Expired - Lifetime JPH0628463B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841713B2 (ja) * 1976-01-13 1983-09-13 日本電気株式会社 カラ−テレビジヨン信号の同期結合装置
JPS59183591A (ja) * 1983-04-04 1984-10-18 Nec Corp テレビ信号用同期信号発生器

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