JP3501704B2 - 映像信号ディジタル処理装置 - Google Patents

映像信号ディジタル処理装置

Info

Publication number
JP3501704B2
JP3501704B2 JP35614199A JP35614199A JP3501704B2 JP 3501704 B2 JP3501704 B2 JP 3501704B2 JP 35614199 A JP35614199 A JP 35614199A JP 35614199 A JP35614199 A JP 35614199A JP 3501704 B2 JP3501704 B2 JP 3501704B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video signal
clock
digital
frequency
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35614199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001177855A (ja
Inventor
弘明 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP35614199A priority Critical patent/JP3501704B2/ja
Publication of JP2001177855A publication Critical patent/JP2001177855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3501704B2 publication Critical patent/JP3501704B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合映像信号のデ
ィジタル処理装置に関し、特にNTSCまたはPAL方
式の複合映像信号処理に用いて好適な映像信号ディジタ
ル処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、従来の映像信号処理装置の一例
の概略ブロックを示す。この映像信号処理装置は、複合
映像信号の入力端子30と、入力端子30に接続されたA/
D変換器31と、それぞれA/D変換器31の出力が入力さ
れるディジタル処理部32およびコンパレータ33と、コン
パレータ33の出力および後述する1/N分周器(N:正
の整数)37の出力が入力される位相比較器34と、位相比
較器34の出力が入力されるループフィルタ35と、ループ
フィルタ35の出力が入力される電圧制御発振器(以下、
VCOと記す)36と、VCO36の出力が入力される1/
N分周器37とから構成されている。A/D変換器31は、
VCO36が出力する、周波数がNfsc(fscは複合映像
信号中のカラーサブキャリアの周波数)クロック信号の
タイミングで、入力信号の量子化を行う。
【0003】入力端子30に入力された複合映像信号は、
A/D変換器31により、VCO36の出力クロックのタイ
ミングで量子化され、ディジタル処理部32とコンパレー
タ33へ出力される。ディジタル処理部32は、A/D変換
器31で量子化されたディジタル映像データをもとに、例
えば複合映像信号を構成する輝度信号の振幅、色信号の
振幅・位相を計測する。コンパレータ33に入力されたデ
ィジタル映像データは、バーストゲート信号BGによ
り、バースト信号部分のみが二値化され、位相比較器34
へ出力される。位相比較器34では、バースト信号部分の
ディジタル映像データと1/N分周器37の出力とが位相
比較され、その結果がループフィルタ35へ出力される。
ループフィルタ35は、位相比較器34の出力から高域成分
を除去し、VCO36へ出力する。VCO36は、ループフ
ィルタ35の出力に従って、複合映像信号のカラーサブキ
ャリアの周波数fscのN倍(N:正の整数)の周波数の
クロック信号を生成する。1/N分周器37は、VCO36
の出力を1/Nに分周してfscとし、位相比較器34に出
力する。
【0004】すなわち、位相比較器34、ループフィルタ
35、VCO36、および1/N分周器37によりPLLを構
成し、入力複合映像信号中のバースト信号に同期したク
ロック信号を生成し、そのクロック信号で入力複合映像
信号を量子化し、ディジタル処理部32に送るように構成
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の映像信号処理装置は以下に述べる2つの大き
な問題点を有している。
【0006】(問題点1)位相比較器34が有する、不感
帯に代表されるアナログ的要因により、VCO36が発生
する周波数Nfscのクロックとバースト信号との相対位
相が回路の停止/動作のたびに変動する、あるいは回路
の連続動作中においても周囲温度の変化によって変動す
るという問題がある。
【0007】(問題点2)VCO36が発生するクロック
周波数Nfscでは、マルチバースト信号のような映像信
号に対して直接各周波数パケットの振幅を計測するのが
困難である。この解決策としては、A/D変換器31の出
力データを演算により補間する方法があるが、演算処理
時間あるいは回路規模の増大を招くという問題がある。
一方、分周比Nを大きくする方法は、回路の動作速度、
消費電力の面から限界がある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、小規模の回路構成で被測定対象であ
る複合映像信号中のバースト信号に対し一意的に決まる
相対位相を有したクロックを再生し、かつ再生クロック
の相対位相を任意に変化させる機能を併備し、高精度な
計測ができるようにした映像信号ディジタル処理装置を
提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の映像信号ディジ
タル処理装置は、複合映像信号のカラーサブキャリア周
波数fscのN倍近傍(N:正の整数)の周波数Nfsc'
を発振するクロック発振手段と、前記クロック発振手段
の出力クロックで動作するA/D変換手段と、前記出力
クロックで動作する乗算手段と、周波数Nfsc'のクロ
ックで量子化された周波数fsc'の正弦波ディジタルデ
ータを生成するディジタル発振手段と、周波数2fsc'
の成分を抑圧するディジタルフィルタ手段と、D/A変
換手段とを具備し、前記複合映像信号を前記クロック発
振手段の出力クロックのタイミングで前記A/D変換手
段により量子化し、前記A/D変換手段の出力ディジタ
ルデータのうち前記複合映像信号に重畳されているバー
スト期間のディジタルデータと前記ディジタル発振手段
の出力する正弦波ディジタルデータとを前記乗算手段に
より乗算し、前記乗算の結果に含まれる周波数2fsc'
の成分を前記ディジタルフィルタ手段により除去した結
果得られる低周波ディジタルデータを前記D/A変換手
段によりアナログ信号に変換し、前記アナログ信号で前
記クロック発振手段の出力クロック周波数Nfsc'がN
fscに等しくなるように制御する方式のクロック再生手
段を構成し、前記ディジタル発振手段の出力する正弦波
の位相を制御することにより、前記複合映像信号の量子
化タイミングを自由に変化させることを可能にした。こ
の構成により、前記バースト信号に対して安定に周波数
同期し、かつ相対位相をシフト可能なクロックを生成す
ることが可能になる。このため、入力された複合映像信
号のほぼ任意の位置を量子化することが可能となるの
で、従来の固定相対位相クロック方式に比し、格段に高
精度な計測が可能になる。
【0010】また、前記ディジタル発振手段が出力する
正弦波ディジタルデータの初期位相を可変にした。この
構成により、入力された複合映像信号のほぼ任意の位置
を量子化することが可能となる。
【0011】さらに、前記正弦波ディジタルデータの位
相を1ライン周期で制御する構成を有する。この構成に
より、1ライン周期毎にバースト位相が変化する複合映
像信号に対してもクロック再生および量子化タイミング
を自由に制御することができる。
【0012】そして、同一の内容がMライン(M:2以
上の整数)連続する複合映像信号に対して、前記正弦波
ディジタルデータの初期位相を1ライン周期で360度
/(M×N)のステップで順次変化させる構成を有す
る。この構成により、前記複合映像信号を周波数M×N
×fscのクロックで量子化した場合と疑似的に等価なデ
ィジタルデータを取得することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態の映像信号ディ
ジタル処理装置の構成を示す概略ブロック図である。
【0015】図1に示す映像信号ディジタル処理装置
は、NTSCまたはPAL方式の複合映像信号の入力端
子1と、入力端子1に接続されたA/D変換器2と、A
/D変換器2の出力が入力されるディジタル処理部9
と、A/D変換器2の出力および後述する正弦波ディジ
タルデータ発振器4の出力が入力されるディジタル乗算
器3と、ディジタル乗算器3の出力が入力されるディジ
タルフィルタ5と、ディジタルフィルタ5の出力が入力
されるD/A変換器6と、D/A変換器6の出力が入力
されるループフィルタ7と、ループフィルタ7の出力が
入力されるVCO8と、正弦波ディジタルデータ発振器
4とから構成されている。
【0016】ここで、A/D変換器2、ディジタル乗算
器3、ディジタルデータ発振器4、ディジタルフィルタ
5、およびD/A変換器6は、VCO8が出力する、周
波数がNfsc’(fsc’は複合映像信号中のカラーサブ
キャリアの周波数fscの近傍の周波数)のクロック信号
のタイミングで動作する。また、ディジタル乗算器3お
よびD/A変換器6は、バーストゲート信号BGが入力
される期間のみ動作を行う。また、A/D変換器2、ル
ープフィルタ7、VCO8、およびディジタル処理部9
の動作は、従来装置における同名の構成要素と同様であ
る。
【0017】正弦波ディジタルデータ発振器4は、周波
数がfsc’の正弦波の1周期をその正弦波の周波数のN
倍の周波数のクロックで量子化したデータを予め書き込
んだメモリーである。この場合、正弦波ディジタルデー
タは初期位相を(360/N)/M[deg]ステップで
順次ずらしたものをM組用意しておく。ここで、Mは2
以上の整数である。φ−CONTで表される多ビット信号
は、正弦波ディジタルデータ発振器4のアドレス空間を
切り換える制御信号であり、この切換により、正弦波デ
ィジタルデータの初期位相を変化させることができる。
正弦波ディジタルデータ発振器4が出力する正弦波周波
数はfsc'であり、入力された複合映像信号中のサブキ
ャリア周波数fscの近傍の周波数である。
【0018】図2は正弦波ディジタルデータ発振器の出
力データを示す図である。ここで、図2(a)は一般的
な状態を表し、図2(b)は、N=4、M=90とした
場合を示したものである。この場合、正弦波は90[de
g]毎に量子化される。図2(b)はこの正弦波ディジ
タルデータを初期位相が0[deg]から1[deg]ステッ
プで89[deg]まで用意していることを示している。
【0019】以上のように構成された映像信号ディジタ
ル処理装置において、入力端子1に入力された複合映像
信号は、A/D変換器2により、VCO8の出力クロッ
クのタイミングで量子化され、ディジタル処理部9とデ
ィジタル乗算器3に入力される。
【0020】ディジタル処理部9は、A/D変換器2で
量子化されたディジタル映像データをもとに、例えば複
合映像信号を構成する輝度信号の振幅、色信号の振幅・
位相を計測する。
【0021】ディジタル乗算器3に入力されたディジタ
ル映像データは、バーストゲート信号BGにより、バー
スト信号部分のみが正弦波ディジタルデータ発振器4の
データと、周波数Nfsc'のクロックで乗算される。デ
ィジタル乗算器3の出力は、ディジタルフィルタ5に入
力される。乗算後の結果は、周知のとおり2つの周波数
の和分(fsc+fsc')と差分|fsc−fsc'|を含む。
また、複合映像信号をA/D変換する際のペデスタル部
分がA/D変換から見て0センター(入力レンジの中
間)でない場合は、乗算結果にfsc'の周波数成分も現
れるので、2fsc'およびfsc'成分を充分除去できる周
波数特性をディジタルフィルタ5に持たせる。これは例
えばN=4の場合、図3に示すような構成で実現でき
る。
【0022】ディジタルフィルタ5の出力は、D/A変
換器6でアナログ化され、ループフィルタ7で高周波成
分を除去された後、VCO8へ制御電圧として供給され
る。ディジタル乗算器3の出力は、ディジタルフィルタ
5通過後にはほとんど差分成分のみとなり、D/A変換
6、ループフィルタ7でVCO8を連続的に制御するこ
とにより、VCO8の発振周波数はNfscとなり、バー
スト信号に周波数同期する。
【0023】入力複合映像信号がPAL方式の場合は、
対象となるバースト信号の位相が1ライン周期(1水平
走査期間)で90[deg ]変化するので、前記方式に
よる周波数同期を実現するために、図4に示すように制
御信号φ−CONTを1ライン周期(1水平走査期間)ごと
に変化させ、正弦波ディジタルデータ発振器4の出力す
る正弦波の初期位相を同タイミングで0[deg]、90
[deg]と交番させる。NTSC方式の場合は、バース
ト信号の位相は変化しないので、φ−CONTの値は固定で
よい。
【0024】以上の周波数同期の様子を、図5を用いて
説明する。
【0025】複合映像信号に重畳されているバースト信
号をsinθ、正弦波ディジタルデータ発振器4の出力
をsinφとすると、ディジタル乗算器の出力は、 sinθ×sinφ={cos(θ−φ)−cos(θ+φ)}/2…〔1〕 となる。
【0026】前記二つの信号が周波数同期すると、 φ=θ+α (α:周波数同期後の位相差) …〔2〕 と表されるので、〔1〕式は次のようになる。
【0027】 2×sinθ×sinφ=cosα−(cos2θ・cosα−sin2θ・ sinα) …〔3〕
【0028】この〔3〕式で表される信号から、ディジ
タルフィルタ5によって2θの成分が除去されるので、
〔1〕式はcosα/2となり、これをD/A変換器6
で変換したアナログ電圧値でVCO8が周波数同期を実
現する。言い換えると、VCO8がバースト信号に周波
数同期したクロックを発振できるアナログ電圧値になる
ようにcosα/2が一意的に決まる。つまり、位相差
αが一意的に決まるのである。
【0029】正弦波sinφの発生タイミングは、VC
O8の出力クロックで決定されているので、バースト信
号sinθに対して周波数同期したクロックNfscの相
対位相は一意的に決まる。したがって、クロックNfsc
によって出力される正弦波sinφの初期位相をφ−CO
NTの値を変えて変化させれば、位相差αはバースト信号
の周波数が変化しない限りは常に固定であるから、クロ
ックNfscのバースト信号に対する相対位相が変化する
ことになる。
【0030】以上の基本動作を踏まえて、計測対象例を
マルチバースト信号とした場合の高精度計測方法を図
6、7を用いて説明する。
【0031】図6は、N=4、M=90の場合を示した
もので、90ライン連続したマルチバースト信号に対し
て、正弦波ディジタルデータ発振器4の出力正弦波位相
が毎ライン1[deg]ずつ増加するように、制御信号φ
−CONTで同発振器4のアドレスを変化させる。
【0032】図7は、マルチバースト信号のある周波数
パケット部を拡大表示したものである。図7に示すよう
に、90ラインの期間において、クロック4fscによる
量子化ポイントは徐々に右へシフトする。
【0033】NTSC方式を例にとると、クロック4f
scの1周期は約70nsであるから、70/90≒0.
8nsずつ量子化ポイントが右にシフトしていくため、
測定対象の映像信号をほぼくまなく量子化することがで
きる。したがって、データ処理部9に単純な最大値/最
小値判定機能をもたせるだけで、マルチバースト信号の
パケット部の振幅を高精度に計測することができる。
【0034】なお、本発明によれば、マルチバースト信
号に限らず、クロスハッチ信号のようなパルス波、カラ
ーバー信号等に含まれる色信号に対しても同様に高精度
な計測ができることはいうまでもない。
【0035】また、前記実施の形態における正弦波ディ
ジタルデータ発振器4は、ルックアップテーブル方式で
各種初期位相を有する複数の正弦波量子化データを記憶
したメモリー構成の発振器であったが、初期位相制御可
能なタイプのDDS(ダイレクトディジタルシンセサイ
ザ)構成の発振器を用いることもできる。
【0036】さらに、装置に求められる要求仕様に応じ
て、連続計測するライン数Mを設定することができる。
【0037】そして、本発明が有するクロック相対位相
制御機能を利用して、クロックの位相が水平同期信号前
縁50%ポイントに合致するよう、図1のディジタル処
理部9で正弦波ディジタルデータ発振器4の出力正弦波
位相を制御すれば、SCH位相計測を実現することもで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、入力される複合映像信号を量子化するA/D変換手
段、ディジタル乗算手段、正弦波ディジタル発振手段、
ディジタルフィルタ手段、D/A変換手段、およびこれ
らの各手段を動作させるクロックを発振するクロック発
振手段を備え、前記A/D変換手段で得られる複合映像
信号ディジタルデータのうちバースト期間のデータと前
記正弦波ディジタル発振手段の出力する正弦波ディジタ
ルデータとを乗算し、前記乗算結果からディジタルフィ
ルタで不要な高周波成分を抑圧した結果を用いて前記ク
ロック発振手段の発振クロック周波数を制御する過程に
おいて、前記正弦波ディジタル発振手段の出力する正弦
波の初期位相を制御することにより、前記バースト信号
に対して安定に周波数同期し、かつ相対位相をシフト可
能なクロックを生成することを可能にしたことにより、
測定対象である複合映像信号を量子化するクロックの相
対位相を自由に変化させることができるので、従来の固
定位相方式に不可欠であった複雑な演算処理を必要とせ
ず、かつ小規模な回路で高精度計測を可能とする映像信
号ディジタル処理装置を提供することができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の映像信号ディジタル処理
装置の概略ブロック図、
【図2】図1における正弦波ディジタルデータ発振器の
出力データを示す図、
【図3】図1におけるディジタルフィルタの構成例を示
す図、
【図4】PAL信号入力時の正弦波ディジタルデータ発
振器の初期位相制御を示す図、
【図5】本発明の実施の形態の映像信号ディジタル処理
装置における周波数同期クロックの相対位相制御を示す
図、
【図6】マルチバースト信号入力時の正弦波ディジタル
データ発振器の初期位相制御を示す図、
【図7】本発明の実施の形態の映像信号ディジタル処理
装置におけるマルチバースト信号入力時の周波数同期ク
ロックの相対位相制御を示す図、
【図8】従来の映像信号ディジタル処理装置の概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 複合映像信号入力端 2 A/D変換器 3 ディジタル乗算器 4 正弦波ディジタルデータ発振器 5 ディジタルフィルタ 6 D/A変換器 7 ループフィルタ 8 VCO 9 ディジタル処理部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合映像信号のカラーサブキャリア周波
    数fscのN倍近傍(N:正の整数)の周波数Nfsc'を
    発振するクロック発振手段と、前記クロック発振手段の
    出力クロックで動作するA/D変換手段と、前記出力ク
    ロックで動作する乗算手段と、周波数Nfsc'のクロッ
    クで量子化された周波数fsc'の正弦波ディジタルデー
    タを出力するディジタル発振手段と、少なくとも周波数
    2fsc'の成分を抑圧するディジタルフィルタ手段と、
    D/A変換手段とを具備し、 前記複合映像信号を前記クロック発振手段の出力クロッ
    クのタイミングで前記A/D変換手段により量子化し、
    前記A/D変換手段の出力ディジタルデータのうち前記
    複合映像信号に重畳されているバースト期間のディジタ
    ルデータと前記ディジタル発振手段の出力する正弦波デ
    ィジタルデータとを前記乗算手段により乗算し、前記乗
    算の結果に含まれる周波数2fsc'の成分を前記ディジ
    タルフィルタ手段により除去した結果得られる低周波デ
    ィジタルデータを前記D/A変換手段によりアナログ信
    号に変換し、前記アナログ信号で前記クロック発振手段
    の出力クロック周波数Nfsc'がNfscに等しくなるよ
    うに制御する方式のクロック再生手段を構成し、前記デ
    ィジタル発振手段の出力する正弦波の位相を制御するこ
    とにより、前記複合映像信号の量子化タイミングを自由
    に変化させることを可能にした映像信号ディジタル処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル発振手段は、出力する正
    弦波ディジタルデータの初期位相が可変であることを特
    徴とする請求項1記載の映像信号ディジタル処理装置。
  3. 【請求項3】 前記正弦波ディジタルデータの位相を1
    ライン周期で制御することにより、1ライン周期毎にバ
    ースト位相が変化する複合映像信号に対してもクロック
    再生および量子化タイミングを自由に制御することを可
    能にした請求項2記載の映像信号ディジタル処理装置。
  4. 【請求項4】 同一の内容がMライン(M:2以上の整
    数)連続する複合映像信号に対して、前記正弦波ディジ
    タルデータの初期位相を1ライン周期で360度/(M
    ×N)のステップで順次変化させることにより、前記複
    合映像信号を周波数M×N×fscのクロックで量子化し
    た場合と疑似的に等価なディジタルデータを取得するこ
    とを可能にした請求項2記載の映像信号ディジタル処理
    装置。
JP35614199A 1999-12-15 1999-12-15 映像信号ディジタル処理装置 Expired - Fee Related JP3501704B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35614199A JP3501704B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 映像信号ディジタル処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35614199A JP3501704B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 映像信号ディジタル処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001177855A JP2001177855A (ja) 2001-06-29
JP3501704B2 true JP3501704B2 (ja) 2004-03-02

Family

ID=18447547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35614199A Expired - Fee Related JP3501704B2 (ja) 1999-12-15 1999-12-15 映像信号ディジタル処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3501704B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001177855A (ja) 2001-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5179438A (en) Pulse signal delay device, and pulse signal phase detector and clock generator using the device
JPH09130823A (ja) 映像信号処理装置
JP4317923B2 (ja) 拡張分解能位相測定
JP3501704B2 (ja) 映像信号ディジタル処理装置
JP3652009B2 (ja) クロックジェネレータ
KR20010033521A (ko) 2중루프pll회로 및 이 pll회로를 이용한색복조회로
US6201578B1 (en) Apparatus with A/D converter for processing television signal
JP3861291B2 (ja) 位相同期方法及び回路
JP2004533130A (ja) ラインロックデジタルビデオ装置における色副搬送波発生の安定化方法
JPS6376693A (ja) テレビジョン信号発生器
JP3209187B2 (ja) クロック周波数変換回路及びその変換方法並びにクロック周波数変換機能を備えた受像装置
JP3063095B2 (ja) 位相同期装置
JPH0514918A (ja) デイジタル処理によるpal方式映像信号発生装置
JPH1188156A (ja) クロック生成用pll回路
JP2543247B2 (ja) 色副搬送波発生装置
JP3304031B2 (ja) ゲンロック装置
JPH03113975A (ja) クロック発生回路
JP2508443B2 (ja) サンプリングレ−ト変換回路のクロック同期回路
JP2533368B2 (ja) クロック発生回路
JPS6174489A (ja) 同期結合回路
JP2726571B2 (ja) Pal方式におけるapc回路
JPH0824382B2 (ja) 色副搬送波発生回路
JPH09284052A (ja) 位相差信号発生器
JPH0628463B2 (ja) 位相同期発振回路
JPH0767135A (ja) ディジタルy/c分離装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20031202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071212

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081212

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091212

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101212

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees