JPH0824382B2 - 色副搬送波発生回路 - Google Patents

色副搬送波発生回路

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JPH0824382B2
JPH0824382B2 JP7108190A JP7108190A JPH0824382B2 JP H0824382 B2 JPH0824382 B2 JP H0824382B2 JP 7108190 A JP7108190 A JP 7108190A JP 7108190 A JP7108190 A JP 7108190A JP H0824382 B2 JPH0824382 B2 JP H0824382B2
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timing
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弘明 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水平同期周波数fHの整数倍の周波数NfH
ら色副搬送波周波数fSCの整数倍の周波数N′fSCを得る
ようにした色副搬送波発生回路に関する。
従来の技術 一般に、試験用映像信号を発生させる場合、水平同期
周波数fHの整数倍の周波数を有するクロックNfHを用い
て輝度信号および同期信号を発生し、色信号は色副搬送
波周波数fSCの整数倍の周波数を有するクロックN′fSC
により発生し、最後に両者を加算するという手段が用い
られている。この手段は、映像信号を出力すると同時に
Y/C分離信号をも容易に出力することができるという利
点を有している。
このような映像信号発生手段をNTSC方式に対応させた
場合、基準となるクロックN′fSCおよびNfHの発生回路
例を第5図に示す。50は基準クロックN′fSCの発生
器、51および55は分周器、52は位相比較器、53はローパ
スフィルタ(LPF)、54は電圧制御発振器(VCO)で、52
〜55によりPLL回路56が構成されている。
基準クロック発生器50は水晶発振器等を用いて予め安
定にN′fSCの周波数を発振させておく。いま、N′=
4とした場合、4fSC=910fHの関係から、クロック4fSC
を分周器51で1/910分周し、fHで位相比較するPLL回路56
に入力すると、分周器55が1/N分周器の場合、電圧制御
発振器(VCO)54からNfHなる周波数のクロック信号を得
ることができる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の回路構成ではPLL回
路を使用しているため、VCO出力の周波数ジターおよび
位相ジターを低く抑えようとすると、周波数変化率の小
さいVCOを用い、かつフィルタの時定数を大きくしなけ
ればならず、その結果、第1に回路の周波数引き込み時
間が長期化し、第2に周波数引き込み後のVCO出力と基
準クロック発生器出力との相対位相が回路を機動させる
たびに微妙に変動するという問題があった。特に第2の
問題は、SCH位相の変動につながるため、高精度な映像
信号を発生する場合には大きな問題となる。
また、前記した従来回路をPAL方式に対応させた場
合、 4fSC=(1135+4/625)fH =709379(fH/625) =709379×(25Hz) …(1) なる関係から、4fSCとNfHの最大公約周波数は25Hzとな
り、NTSC方式と同様な構成のPLL回路を用いると、位相
比較周波数が25Hzと低いため、安定なクロックNfHを得
ることはできないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、PLL回路を使用せずに基準クロックNfHから常に一定
位相の安定した周波数N′fSCを瞬時に発生することが
できる色副搬送波発生回路を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するため、N′fSCとNfH
差の周波数を有する正弦波信号をクロック(N/M)・fH
のタイミングでサンプリングし、これを量子化したデジ
タルデータを保有する記憶手段と、記憶手段の出力する
デジタルデータをD/A変換する手段と、このD/A変換手段
の出力の中からN′fSCを選択する周波数選択手段とを
備えたものである。
作用 本発明は、前記構成により、記憶手段が出力する量子
化デジタルデータをクロック(N/M)・fHのタイミング
でD/A変換して得られるアナログ信号は、N′fSCに等し
い高調波成分を有しているので、この成分のみを周波数
選択手段により抽出することにより、周波数ジターおよ
び位相ジターのない安定した周波数N′fSCを得ること
ができる。
また、サンプリング周波数をNfHではなく、(N/M)・
fHとすることにより、記憶手段に保有させるデータ量が
1/Mに縮小されるという効果を有する。
実施例 第1図は本発明の一実施例を示すものである。第1図
において、1は基準となる水平同期周波数fHのN倍の周
波数を発生する基準クロック発生器であり、水晶発振器
等を用いて安定に発生させておく。2は分周器、3はア
ドレスカウンタ、4はデジタルデータを記憶させておく
メモリ、5はメモリ4が出力するデジタルデータをアナ
ログ信号に変換するD/A変換器、6はバンドパスフィル
タ、7は出力端である。
次にこの実施例の動作をPAL方式に対応させた場合に
ついて説明する。基準クロック発生器1の発振周波数Nf
Hは、N=1024に設定した場合16MHzとなる。そしてN′
を4に設定すると色副搬送波の4倍の周波数4fSCとの差
の周波数は(2)式で表わされる。
4fSC−NfH=(1135+4/625)fH−1024fH =(111+4/625)fH =69379/625fH =1.734475MHz …(2) この差の周波数1.734475MHzは、(2)式からfHの周
期をTHとすると、625THの期間中に69379周期存在する周
波数であることがわかる。
さて、前記基準クロック発生器1からの発振周波数10
24fHを分周器2により1/8分周すると2MHzのクロック信
号が得られる。この2MHzのクロック信号は、625THの期
間中に80000周期存在する周波数である。そこで、メモ
リ4には前記差の周波数1.734475MHzの正弦波信号69379
周期分を前記2MHzのクロックタイミングで順次サンプリ
ングし、これを量子化したデジタルデータを保有させて
おく。いま、量子化ビット数を8ビットとすると、得ら
れる80000個の8ビットデータは例えば128Kバイト=1M
ビットのEPROM1個に保有できる量である。
そこで、0〜79999番地でカウント動作が一巡するア
ドレスカウンタ3を用いて、前記2MHzのクロックタイミ
ングでメモリ4から80000個の量子化デジタルデータを
順序よく読み出し、D/A変換器5によりアナログ信号に
変換する。
D/A変換後のアナログ信号は、第4図に示すような階
段状信号であり、複数の高調波成分を有している。この
階段状信号が有する周波数スペクトルを第2図を用いて
説明する。第2図において、20は1024fHの周波数、21は
1024fHを1/8分周したクロックの周波数、22は前記差の
周波数1.734475MHzを表している。この1.734475MHzの正
弦波信号を2MHzのクロックタイミングでサンプリングし
た場合、1.734475MHzの周波数成分は消え、代わりに2MH
z±1.734475MHzの成分が発生する。同時に2MHzの整数倍
の周波数に対しても±1.734475MHzの成分が発生する。
したがって、D/A変換後の階段状信号は第2図中に・印
で示した周波数成分を有するようになり、そのなかには (2MHz)×8+1.734475=17.734475MHz …(3) なる周波数23をも含まれることになる。この成分は4fsc
に他ならず、したがってこれを狭帯域のバンドパスフィ
ルタ6を用いて抜き出せば、出力端7に周波数が4fsc
等しい正弦波信号を出力させることができる。
次に前記実施例の動作をNTSC方式に対応させた場合に
ついて説明する。基準クロック発生器1の発振周波数Nf
Hを1024fHとした場合、その周波数は16.1119MHzとな
る。そしてN′を4とすると、4fscと1024fHの差の周波
数は(4)式で表わされる。
1024fH −4fsc=1024fH−910fH =114fH …(4) この差の周波数114fHは、(4)式からTHの期間中に114
周期存在するような周波数であることがわかる。
さて、前記基準クロック発生器1からの発振周波数10
24fHを分周器2により1/4分周すると256fHのクロック信
号が得られる。そこでメモリ4には前記差の周波数114f
Hの正弦波信号114周期分を前記256fHのクロックタイミ
ングで順次サンプリングし、これを量子化したデジタル
データを保有させておく。いま、量子化ビット数を8ビ
ットとすると、メモリ4に保有すべきデータ量は256バ
イトとなる。
そこで0〜255番地でカウント動作が一巡するアドレ
スカウンタ3により、256fHのクロックタイミングでメ
モリ4から256個の量子化デジタルデータを順序よく読
み出し、D/A変換器5によりアナログ信号に変換する。
D/A変換後のアナログ信号は、第4図に示すような階
段状信号であり、この階段状信号が有する周波数スペク
トルを第3図を用いて説明する。第3図において、30は
周波数1024fH、31は周波数256fH、そして32はその差の
周波数114fHを表わしている。この差の周波数114fHに等
しい周波数を有する正弦波信号を256fHのクロックタイ
ミングでサンプリングすると、(5)式で表わされる周
波数成分が発生する。
(256fHの整数倍)±114fH …(5) したがって、D/A変換後の階段状信号の周波数スペクト
ルは第3図の・印で表わされ、そのなかには (256fH)×4−114fH=910fH …(6) なる周波数33をも含まれることになる。この成分は4fsc
に他ならず、したがってこれを狭帯域のバンドパスフィ
ルタ6を用いて抜き出せば、出力端7に周波数が4fsc
等しい正弦波信号を出力させることができる。
このようにして前記実施例で得られた周波数N′fsc
なる正弦波信号は、コンパレータ等を用いて矩形波に変
換すれば、色信号発生用クロック信号とすることができ
る。そして、色信号1周期をN′データ構成とするデジ
タルデータをメモリに保有させ、前記クロックN′fsc
でカウント動作を行なうアドレスカウンタを用いてメモ
リに対する読み出し動作を行なえば、メモリから色信号
デジタルデータが順序良く出力される。これをD/A変換
し、ローパスフィルタで帯域制限することにより色信号
が得られる。
また、同期信号および輝度信号は、クロックNfHのタ
イミングで決定されるデジタルデータをメモリに保有さ
せておくことにより、色信号と同様な方法で得ることが
できる。この時、クロックNfHが1024fHであると、NTSC
の場合は(1/1024)×(1/1050)、PALの場合は(1/102
4)×(1/2500)分周してカラーフレーム周期を得、ク
ロックN′fscで作動する色信号デジタルデータ読み出
し用アドレスカウンタおよびクロック1024fHで作動する
同期信号・輝度信号デジタルデータ読み出し用アドレス
カウンタの両者を、前記カラーフレーム周期で初期化す
れば、同期信号に対する色信号の位相、すなわちSCH位
相を常に一定位相に確定させることができる。
なお、前記実施例において、fHの倍数N,fscの倍数
N′および分周比Mは種々の値に設定することが可能で
ある。
発明の効果 本発明は、前記実施例から明らかなように、PLL回路
を用いない回路方式であることから、瞬時に安定かつ位
相変動のない周波数N′fscを得ることができる。
また、基準クロックNfHに対し、1/M分周したクロック
(N/M)・fHをN′fscとの差の周波数を有する正弦波信
号を量子化するためのサンプリングクロックとして用い
ているため、メモリに蓄えるべきデジタルデータ量が1/
Mに縮小されるという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す色副搬送波発生回路の
ブロック図、第2図および第3図は同実施例によって得
られる信号の周波数スペクトル図、第4図は同実施例に
よって得られる信号の波形図、第5図は従来のクロック
信号発生回路の一例を示すブロック図である。 1……基準クロック発生器、2……分周器、3……アド
レスカウンタ、4……メモリ、5……D/A変換器、6…
…バンドパスフィルタ、7……出力端。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同期信号,輝度信号および色信号の出力タ
    イミングを決定する基準となる水平同期周波数fHの整数
    倍の周波数を有するクロックNfHを発生する基準クロッ
    ク発生手段と、前記クロックNfHを1/M分周した結果得ら
    れるクロック(N/M)・fHのタイミングで読み出し動作
    を行なうデジタルデータ記憶手段と、前記記憶手段が出
    力するデジタルデータをアナログ信号に変換するD/A変
    換手段と、前記D/A変換手段の出力の中から周波数N′f
    SCを選択する周波数選択手段とを備え、色副搬送波周波
    数fSCの整数倍の周波数N′fSCと前記クロックNfHとの
    差の周波数を有する正弦波信号を前記クロック(N/M)
    ・fHのタイミングでサンプリングし、これを量子化した
    デジタルデータを前記記憶手段に保有させることによ
    り、前記D/A変換後のアナログ信号にN′fSCに等しい高
    調波成分を含ませ、前記周波数選択手段でこの高調波成
    分のみ検出することによりN′fSCの周波数を得ること
    を特徴とする色副搬送波発生回路。
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