JPH0548336A - 信号発生器 - Google Patents

信号発生器

Info

Publication number
JPH0548336A
JPH0548336A JP20426291A JP20426291A JPH0548336A JP H0548336 A JPH0548336 A JP H0548336A JP 20426291 A JP20426291 A JP 20426291A JP 20426291 A JP20426291 A JP 20426291A JP H0548336 A JPH0548336 A JP H0548336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
signal
output
value
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP20426291A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Narahira
貞夫 奈良平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP20426291A priority Critical patent/JPH0548336A/ja
Publication of JPH0548336A publication Critical patent/JPH0548336A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基準信号に対して所望する量だけ移相した正
弦波信号を発生する信号発生器に関し、0°〜360°
の範囲に渡り精密な移相量の設定を可能とする信号発生
器を提供することを目的とする。 【構成】 2以上の整数をn、前記正弦波信号の周波数
をfとするとき、前記所望量移相した信号の位相の値を
1/nfの周期で算出する位相算出手段30と、1周期
を所定の間隔で区切った各位相における正弦波の振幅の
値を記憶し、該位相算出手段30が出力する位相の値が
入力され入力された位相の値に対応して記憶された振幅
の値を出力する振幅記憶手段32と、該振幅記憶手段3
2の出力が入力され、周波数fの正弦波信号成分のみを
通過させる帯域フィルタ手段34とを具備して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準信号に対して所望
する量だけ移相した正弦波信号を発生する信号発生器に
関する。この信号発生器は、例えばカラーテレビジョン
の色復調器を調整するための模擬信号の発生、および色
復調回路のための参照信号の生成回路に利用される。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョンの色信号は、サブキ
ャリアの位相を変調して作られているため、カラーテレ
ビジョン受像器の色復調を調整し、試験するためには所
望の量だけ位相をシフトさせた信号を発生する信号発生
器が使われる。図5に従来の信号発生器の構成を示し、
図6にその各所の信号波形を示す。図中10は、3.5
7954MHz のサブキャリア信号を発生する発振器を示
す。この発振器10から出力されるサブキャリア信号S
a(図6A)は波形整形回路12において図6Bにしめ
す矩形波Sbに波形整形され、更に図6Cに示すパルス
幅が狭いリセットパルスScに波形整形される。
【0003】波形整形回路12はリセットパルスScを
出力し、このリセットパルスScをランプ波形信号発生
器14に与える。ランプ波形信号発生器14はリセット
パルスScが与えられる毎にリセットされる図6Dに示
すランプ波形信号Sdを出力する。ランプ波形信号Sd
は電圧比較器16において、DA変換器18から供給さ
れる電圧Vrと比較される。
【0004】電圧比較器16から出力される矩形波Se
は立ち下がりのタイミングはランプ波形信号Sdのタイ
ミングに一致し、立ち上がりのタイミングはランプ波形
信号Sdが移相量設定電圧Vrと一致するタイミングと
なる。この結果移相量設定電圧Vrを変化させることに
より矩形波Seの立ち上がりのタイミングを移動させる
事が出来る。
【0005】矩形波Seをローパスフィルタ20に与え
る事によりローパスフィルタ20から正弦波Sfを得る
ことができる。この正弦波Sfは矩形波Seの基本周波
数と一致し、矩形波Seの立ち上がりのタイミングで位
相が規定される。従って移相量設定電圧Vrを大きい値
に移していくと矩形波Seの立ち上がりのタイミングは
順次遅れ位相となり、正弦波Sfの位相も遅れ方向に移
相される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、カラーテレビジ
ョンの色復調器においては、より鮮明な画像を得るため
に回路が複雑化、精密化したものが出現している。この
様な色復調器を試験するためには、0〜360°の範囲
で精密に位相量を設定することの可能な信号発生器が必
要である。
【0007】ところが、従来の信号発生器ではランプ波
形信号Sdと移相量設定電圧Vrを電圧比較器16にお
いてアナログ的に比較するため、たとえば0.01°単
位といった正確な設定を行う事が困難であった。また、
移相量を小さな値にセットしようとしてもランプ波形の
リセット時間以下にする事は、出来ないという欠点があ
った。(たとえば、3.6MHz における移相量1°は
0.8nsecの時間に相当する。)本発明は、このような
欠点を解決し0°〜360°の範囲に渡り精密な移相量
の設定を可能とする信号発生器を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図において、本発明の信号発生器は、基準信
号に対して所望量移相した正弦波信号を発生する信号発
生器であって、2以上の整数をn、前記正弦波信号の周
波数をfとするとき、前記所望量移相した信号の位相の
値を1/nfの周期で算出する位相算出手段30と、1
周期を所定の間隔で区切った各位相における正弦波の振
幅の値を記憶し、該位相算出手段30が出力する位相の
値が入力され入力された位相の値に対応して記憶された
振幅の値を出力する振幅記憶手段32と、該振幅記憶手
段32の出力が入力され、周波数fの正弦波信号成分の
みを通過させる帯域フィルタ手段34とを具備すること
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】位相算出手段30が出力する位相値に応じた振
幅値を出力する振幅記憶手段32の出力は基準信号に対
して所望の位相差を有した正弦波信号を周波数nfでサ
ンプリングしたものに相当するので、nが2以上であれ
ばサンプリング定理により、帯域フィルタ手段34の出
力は基準信号に対して所望の位相差を有する正弦波信号
となる。
【0010】
【実施例】図2は本発明の一実施例を表わす回路図であ
る。図1の位相算出手段30はサブキャリアに同期しそ
の周波数fscの4倍の周波数のクロック信号を発生す
るクロック発生回路41と、そのクロックを4分周する
1/4分周器40と、分周器40の2分周出力Q2 と4
分周出力Q4 との論理和をとって出力するORゲート4
2と、ORゲート42の出力とその反転出力とがそれぞ
れ制御信号として供給され、ORゲート42の出力信号
の論理に応じていずれか一方が選択され他方がハイイン
ピーダンスとなる2つの3ステートゲート44,46
と、3ステートゲート44,46の選択された方の出力
信号をクロック発生回路41が出力するクロックにより
ラッチして位相値として出力するフリップフロップ48
と、フリツプフロップ48が出力する位相値と1周期の
分割数N(後述)を4で割った数とを加算し、3ステー
トゲート44へ供給する加算器50とによって実現さ
れ、3ステートゲート46には所望の位相量αに対応す
る値が供給され、加算器50における加算は360°に
相当する値を法として行なわれる。
【0011】振幅記憶手段32はフリップフロップ48
の出力がアドレスとして供給されるROM52で実現さ
れ、その出力はD/Aコンバータ54でアナログ信号に
変換された後、帯域フィルタ56を通過する。ROM5
2には図3に示すように正弦波信号の一周期を所望の移
相精度が実現できる様にN分割したときの各位相値0,
1,2…N−1における振幅値I0 ,I1 …IN-1 が格
納されている。例えば0.1°単位で移相を行いたい場
合にはN=3600とする。このとき、加算器50の一
方の入力にはN/4=900が入力される。また所望移
相量をα°とするとき、3ステートゲート46には(N
/360)×α、すなわち10αの値が入力される。3
ステートゲート46は1/4分周器40の2分周出力Q
2 および4分周出力Q4 のいずれもがLレベルのとき、
すなわち、4fscのクロックが4回出力される毎に1
回だけ選択されて10αの値がフリップフロップ48へ
供給され、これ以外は加算器50の出力が3ステートゲ
ート44を介して供給される。加算器50はN=360
0を法とする加算を行なう。したがってフリップフロッ
プ48からはα=0°およびα=5°のときそれぞれ図
4(a)および(b)に示すような値が1/fscを周
期として出力される。この値をアドレスとしてROM5
2からそれぞれの位相値における振幅値Ii が出力さ
れ、D/A変換器54でアナログ信号に変換され、帯域
フィルタ56で周波数fscの成分のみが抽出されて、
所望の移相量αの正弦波信号が得られる。
【0012】なお、回路構成を簡単にするため3ステー
トゲート46は周期1/fscごとに1回選択される
が、本質的にはαの設定後1回だけ選択されれば充分で
ある。N/4がNを法として毎回加算されれば、周期1
/fscごとに1回自動的にα相当量が加算器50から
出力されるからである。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば従
来のランプ波形信号と移相量設定電圧を電圧比較器にお
いてアナログ的に比較する替わりに、ディジタル的に位
相値の演算により位相シフトを実現する事により0°〜
360°の範囲に渡り正確な位相の変化を可能とする信
号発生器を提供する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を表わすブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を表わす回路図である。
【図3】図2の回路の動作を説明するための図である。
【図4】図2の回路の動作を説明するための図である。
【図5】従来の信号発生回路を表わすブロック図であ
る。
【図6】図5の回路の動作を説明するための波形図であ
る。
【符号の説明】
40…1/4分周器 42…ORゲート 44,46…3ステートゲート 48…フリップフロップ 50…加算回路 52…ROM 54…D/A変換器 56…帯域フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号に対して所望量移相した正弦波
    信号を発生する信号発生器であって、 2以上の整数をn、前記正弦波信号の周波数をfとする
    とき、前記所望量移相した信号の位相の値を1/nfの
    周期で算出する位相算出手段(30)と、 1周期を所定の間隔で区切った各位相における正弦波の
    振幅の値を記憶し、該位相算出手段(30)が出力する
    位相の値が入力され入力された位相の値に対応して記憶
    された振幅の値を出力する振幅記憶手段(32)と、 該振幅記憶手段(32)の出力が入力され、周波数fの
    正弦波信号成分のみを通過させる帯域フィルタ手段(3
    4)とを具備することを特徴とする信号発生器。
  2. 【請求項2】 前記位相算出手段(30)は、前記基準
    信号に同期して周波数nfのクロックを出力するクロッ
    ク発生回路(41)と、 該クロック信号に同期して入力信号をラッチして位相算
    出手段(30)の出力信号として出力するフリップフロ
    ップ(48)と、 一方の入力として該フリップフロップ(48)の出力が
    供給され、1周期をnで割った位相値に加算して出力す
    る加算回路(50)と、 該加算回路(50)の出力と前記所望の移相量に相当す
    る位相の値とが入力され、前記クロックに同期して、少
    なくとも1回だけ該所望の移相量に相当する位相の値を
    選択し、他のタイミングにおいては該加算回路(50)
    の出力を選択して前記フリップフロップ(48)の入力
    へ供給する選択回路(40,42,44,46)とを具
    備する請求項1記載の信号発生器。
JP20426291A 1991-08-14 1991-08-14 信号発生器 Withdrawn JPH0548336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20426291A JPH0548336A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 信号発生器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20426291A JPH0548336A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 信号発生器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0548336A true JPH0548336A (ja) 1993-02-26

Family

ID=16487554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20426291A Withdrawn JPH0548336A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 信号発生器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0548336A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8922300B2 (en) 2010-10-25 2014-12-30 Cyntec Co., Ltd. Filter and layout structure thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8922300B2 (en) 2010-10-25 2014-12-30 Cyntec Co., Ltd. Filter and layout structure thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR960005207B1 (ko) 디지탈적으로 제어된 위상폐쇄루프장치
US4974234A (en) Method of and circuit for the measurement of jitter modulation of zero-related digital signals
JPH04229703A (ja) 位相相関波形の発生方法
US5001549A (en) Television signal generator
JPH0548336A (ja) 信号発生器
JP2599091B2 (ja) テレビジョン信号発生器
JP3779863B2 (ja) 位相シフト発振回路
JP2668546B2 (ja) アナログ−ディジタル混成ic用試験装置
JP3292553B2 (ja) デジタル移相器
KR930010913B1 (ko) 브이씨알에서 재생되는 비데오신호의 시간축 에러 보정장치
JP2628182B2 (ja) アナログーディジタル混成ic用試験装置
JP2627758B2 (ja) 信号発生装置
JPH01152892A (ja) Pal方式での色信号をデジタル処理で作成する方法
JP3304031B2 (ja) ゲンロック装置
JP2726571B2 (ja) Pal方式におけるapc回路
JP3252606B2 (ja) ディジタルクロマ復調回路
JP2514184B2 (ja) デイジタルコンバ−ゼンス補正装置
JP2501815Y2 (ja) ビデオ信号発生器
JP2940220B2 (ja) Fsk変調器
JPH0879058A (ja) 位相可変回路およびこれを用いた2信号間位相可変回路
JPH07226864A (ja) 映像信号の輪郭強調装置
JPS60239192A (ja) Fm信号発生装置
JPH1188156A (ja) クロック生成用pll回路
JP2857396B2 (ja) 同期信号発生回路
JP2912680B2 (ja) デジタル位相同期装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112