JP2501815Y2 - ビデオ信号発生器 - Google Patents

ビデオ信号発生器

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JP2501815Y2
JP2501815Y2 JP13148689U JP13148689U JP2501815Y2 JP 2501815 Y2 JP2501815 Y2 JP 2501815Y2 JP 13148689 U JP13148689 U JP 13148689U JP 13148689 U JP13148689 U JP 13148689U JP 2501815 Y2 JP2501815 Y2 JP 2501815Y2
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猛 見原
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Yokogawa Electric Corp
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  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ビデオ信号を発生するビデオ信号発生器
の改良に関するものである。
〈従来技術〉 第8図にビデオ信号を図示する。ビデオ信号は信号の
レベルを決める第1の波形信号と高周波成分からなる第
2の波形信号から構成される。この第1の波形信号と第
2の波形信号は別々に生成され、合成されて複合カラー
信号のビデオ信号となる。
第9図に従来のビデオ信号発生器の構成を示す。この
図において、クロック発生部1からのクロックはカウン
タ2に入力される。このクロックはビデオサブキャリア
の4倍の周波数が選ばれる。カウンタ2は入力されたク
ロックをカウントしてアドレス信号を発生する。このア
ドレス信号は波形データが格納された記憶部3に出力さ
れ、波形データが読み出される。この読み出された波形
データ(デジタル信号)はDA変換部4でアナログ信号に
変換され、ローパスフィルタ5で高周波ノイズが除去さ
れる。このようにして、1走査周期間の第1の波形信号
が生成される。一方、カウンタ2のカウントアップ信号
はラインカウンタ6でカウントされ、ラインアドレスが
生成される。このラインアドレスはパターン発生部7に
入力される。パターン発生部7にはまたクロック発生部
1の出力クロックが入力され、このクロック及びライン
アドレスに基づいて1走査周期間の第2の波形信号デー
タが出力される。この第2の波形信号データはDA変換部
8でアナログ信号に変換され、ローパスフィルタ9で高
周波成分が除去されて第2の波形信号として出力され
る。これら第1の波形信号と第2の波形信号は合成され
てビデオ信号が生成される。
〈考案が解決すべき課題〉 しかしながら、この様なビデオ信号発生器では記憶部
から読み出される波形データに対し、パターン発生部の
パターン生成の時間が長く、第1の波形信号に対し第2
の波形信号の出力が遅くなるため、走査線の切り替わり
の時点で波形のタイミングがずれ、正確なビデオ信号を
発生させることが出来ないという課題があった。
この様な課題を解決するために、記憶部3の出力側に
遅延量を可変出来るシフトレジスタを用いた遅延回路を
挿入することが考えられるが、1走査期間のパターンの
ワード長が12〜16ビットと大きく、また遅延量がおきく
なると多ビット、多段のシフトレジスタが必要になるた
め、コストが高くなり、かつ回路面積が増大するという
課題があった。
〈考案の目的〉 この考案の目的は、少ない回路量で第1の波形信号と
第2の波形信号の遅延量の調整が出来るビデオ信号発生
器を提供する事にある。
〈課題を解決する為の手段〉 このような目的を達成するために、本考案は、 複数の領域に分割され、各領域に波形データが格納さ
れている記憶部と、 クロック信号が入力され、前記記憶部に格納された波
形データを順次読み出す為のアドレス信号を発生するカ
ウンタと、 この記憶部の出力をアナログ信号に変換して第1の波
形信号を得るDA変換部と、 前記カウンタのカウントアップ出力が入力されるライ
ンカウンタと、 このラインカウンタのカウント値が入力され、1水平
走査期間のビデオ信号を発生するパターン発生部と、 このパターン発生部の出力をアナログ信号に変換して
第2の波形信号を得るDA変換部と、 前記クロック信号に基づいて前記カウントアップパル
スを、前記記憶部から読み出される第1の波形信号より
遅れて前記パターン発生部から読み出される第2の波形
信号データの遅延時間に対応した時間シフトするシフト
レジスタと、 このシフトレジスタの出力で前記ラインカウンタの出
力を保持するレジスタとを有し、 このレジスタの出力で前記記憶部の複数の領域の1つ
を選択すると共に、前記記憶部に前記遅延時間分の位相
差ずらして格納されている波形データを、前記カウンタ
のアドレス信号によって読み出すようにしたことを特徴
としている。
〈作用〉 シフトレジスタの段数及び波形データのずらした位相
量を第1の波形信号と第2の波形信号の遅延量の差に関
連させてこの遅延量の差を吸収するようにして、第1の
波形信号と第2の波形信号を同期して出力出来るように
する。
〈実施例〉 第1図に本考案に係るビデオ信号発生器の一実施例を
示す。なお、第9図と同じ要素には同一符号を付し、説
明を省略する。第1図において、10はコントローラであ
り、その内部にDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を
含み、波形データを出力する。11はマルチプレクサであ
り、コントローラ10の出力b、カウンタ2の出力h及び
後述するレジスタ16の出力uが入力される。また、その
セレクト端子Sにはコントローラ10の出力cが入力され
る。12は記憶部であり、後述するように複数の領域に分
割される。この記憶部12のアドレス端子にはマルチプレ
クサ11の出力が入力され、またそのデータ端子には双方
向性バッファ13を介してコントローラ10の出力aが入力
される。14はレジスタであり、記憶部12の出力をクロッ
ク発生部1の出力クロックmで保持する。レジスタ14の
出力はDA変換部4に入力されてアナログ信号に変換さ
れ、ローパスフィルタ5で高調波ノイズが除去されて第
1の波形信号として出力される。15はシフトレジスタで
あり、カウンタ2がオーバーフローする時に発生するカ
ウントアップ信号oが入力され、またそのクロック端子
にはクロック発生器1の出力クロックmが入力される。
16はレジスタであり、ラインカウンタ6の出力qが入力
される。またシフトレジスタ15の出力pがそのクロック
端子に入力される。17はマルチプレクサであり、コント
ローラの出力cをインバータ18で反転した信号及びコン
トローラ10の出力dが入力され、これらの信号を選択し
て記憶部12のチップセレクト端子CSに入力する。
次に、この実施例の動作を説明する。最初に記憶部12
に波形データを格納する。その為に信号cによりマルチ
プレクサ11が信号bを選択するようにし、かつ双方向性
バッファ13をイネーブルにする。また、マルチプレクサ
17により記憶部12を書き込み出来るようにする。コント
ローラ10はその内部のDSPにより演算を行って記憶部12
に格納すべき波形データを算出して、そのアドレスを信
号bにより指定し、波形データを信号aとして記憶部12
に入力する。記憶部12は第2図に示すように複数の領域
に分割され、各領域20には1つの走査線の第1の波形信
号の波形データが格納されている。また、この波形デー
タは第1の波形信号を発生する系と第2の波形信号を発
生する系の遅延量の差を補償するように、位相をずらし
て格納する。この格納状態を第3図に基づいて説明す
る。第3図(A)、(B)は従来例における第1の波形
信号と第2の波形信号の位相関係を示したものである。
第1の波形信号を発生する系と第2の波形信号を発生す
る系はその構成が異なっているので、本来a点が一致し
ていなければならないが、図のように位相差δが発生す
る。そこで、この位相差δを補償するように、記憶部12
の各領域20には(C)のようにδだけ位相を進めた波形
データを格納するようにする。なお、実際の波形データ
はデジタル値であるが、図ではアナログ的に表現してい
る。
波形データの格納が終了すると、マルチプレクサ11を
カウンタ2の出力hとレジスタ16の出力uを選択するよ
うに設定し、双方向性バッファ13をディスエイブルにす
る。また、記憶部12は読みだしに設定する。記憶部12の
アドレスはカウンタ2の出力hとレジスタ16の出力uで
規定される。すなわち、第4図に示すように、記憶部12
の分割された領域20はuで指定され、この領域内のアド
レスはhで指定される。例えば、カウンタ2が12ビット
長であるとすると、記憶部12に供給されるアドレスは20
48×u+hになる。また、シフトレジスタ15はカウンタ
2のカウントアップ信号を取り込み、これをクロック発
生部1の出力クロックmでシフトする事により、一定時
間カウントアップ信号を遅延させる。シフトレジスタ15
の段数Nは第3図で説明した第1の波形信号と第2の波
形信号の位相差δを補償するように選ばれる。すなわ
ち、クロックmの周期をtmとすると、 N=δ/tm となるようにされる。レジスタ16はこの遅延されたカウ
ントウアップ信号pでラインカウンタ6の出力を保持す
るので、その出力uはラインカウンタ6の出力に比べて
δだけ遅れる。この様子を第5図に基づいて説明する。
第5図(A)はクロック発生部1の出力クロックmであ
り、この立ち上がりにより(B)に示すようにカウンタ
2の出力hがインクリメントされる。カウンタ2は12ビ
ットのカウンタなので、そのカウント値hは0から2047
まで変化する。カウンタ2のカウント値が2047になる
と、(C)に示すようにカウントアップ信号oが出力さ
れ、1クロックの間その出力が低レベルになる。またこ
のカウントアップ信号oにより(D)に示すようにライ
ンカウンタ6の出力qがインクリメントされる。(E)
はシフトレジスタ15の出力pであり、カウントアップ信
号oに比べてδだけ遅れて低レベルになる。レジスタ16
はこのシフトレジスタ15の出力pによりラインカウンタ
6の出力qを保持するので、その出力uはラインカウン
タ6の出力qに比べてδだけ遅れて変化する。前述した
ように、記憶部12の領域はこの出力uにより選択され、
かつ各領域にの波形データはδだけ位相を進ませて格納
されているので、第1の波形信号出力系と第2の波系信
号出力系の遅延量の差を補償する事が出来る。この関係
を第6図に示す。(A)の波形データは、分割された領
域のアドレスがNまでは1つ前の走査線に対応する波形
データが格納され、N+1から2047までがその走査線に
対応する波形データが格納される。また、シフトレジス
タ15及びレジスタ16により、レジスタ16の出力uはhが
Nになる時間T0でインクリメントされる。(図中
(C))。一方、第2の波形信号も前述した理由によ
り、T0から開始される。従って、(E)のようにT0から
走査線1が開始される。第1の波形信号を発生する系と
第2の波形信号を発生する系の遅延量の差に応じてシフ
トレジスタ15の段数及び記憶部12に格納する波形データ
の位相を調整する事により、第1の波形信号と第2の波
形信号の位相のずれを補償する事が出来る。
〈考案の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように、こ
の考案では第1の波形信号発生系と第2の波形信号発生
系の遅延量の差に応じて記憶部12の分割された領域を選
択するタイミングを調整し、かつ記憶部に格納する波形
データの位相をずらして、遅延量の差を補償するように
した。その為、若干の回路を追加するだけで第1の波形
信号と第2の波形信号を完全に同期させることとが出来
るという効果がある。ビデオ機器を試験する場合、第7
図に示すように画面21を構成する走査線22の一部23にの
みノイズを重畳させたいことがあるが、本考案ではこの
様な事を簡単に行うこと1出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るビデオ信号発生器の一実施例を示
す構成図、第2図及び第4図は記憶部の構成を示す図、
第3図は記憶部に格納する波形データを説明する図、第
5図及び第6図は動作を説明する為の図、第7図は効果
を説明するための図、第8図はビデオ信号の波形図、第
9図は従来のビデオ信号発生器の構成図である。 1……クロック発生部、2……カウンタ、4,8……DA変
換部、6……ラインカウンタ、7……パターン発生部、
10……コントローラ、12……記憶部、15……シフトレジ
スタ、16……レジスタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の領域に分割され、各領域に波形デー
    タが格納されている記憶部と、 クロック信号が入力され、前記記憶部に格納された波形
    データを順次読み出す為のアドレス信号を発生するカウ
    ンタと、 この記憶部の出力をアナログ信号に変換して第1の波形
    信号を得るDA変換部と、 前記カウンタのカウントアップ出力が入力されるライン
    カウンタと、 このラインカウンタのカウント値が入力され、1水平走
    査期間のビデオ信号を発生するパターン発生部と、 このパターン発生部の出力をアナログ信号に変換して第
    2の波形信号を得るDA変換部と、 前記クロック信号に基づいて前記カウントアップパルス
    を、前記記憶部から読み出される第1の波形信号より遅
    れて前記パターン発生部から読み出される第2の波形信
    号データの遅延時間に対応した時間シフトするシフトレ
    ジスタと、 このシフトレジスタの出力で前記ラインカウンタの出力
    を保持するレジスタとを有し、 このレジスタの出力で前記記憶部の複数の領域の1つを
    選択すると共に、前記記憶部に前記遅延時間分の位相差
    ずらして格納されている波形データを、前記カウンタの
    アドレス信号によって読み出すようにしたことを特徴と
    するビデオ信号発生器。
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