JP2002247613A - Sch検出装置 - Google Patents

Sch検出装置

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JP2002247613A JP2001040239A JP2001040239A JP2002247613A JP 2002247613 A JP2002247613 A JP 2002247613A JP 2001040239 A JP2001040239 A JP 2001040239A JP 2001040239 A JP2001040239 A JP 2001040239A JP 2002247613 A JP2002247613 A JP 2002247613A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビジョン信号をデジタル処理する装置に
おいて、入力信号のSCHを検出すること。 【解決手段】 アナログ・ビデオ信号の同期部分と映像
部分を含めてデジタル信号に変換するA/D変換器、ア
ナログ・ビデオ信号中の水平同期成分の0基準点ある
いは該0基準点近傍をサンプリングするシステム・ク
ロック信号を発生するシステム・クロック信号発生器、
量子化された色成分信号のカラー・バースト部分に位相
結合したsin/cos信号を出力するsin/cos
テーブルを有して、色成分信号に対してsin/cos
テーブルから出力される信号に基づいて色復調するデジ
タル色復調部と、0基準点に関連付けられたタイミン
グの信号を抽出する0基準抽出回路部と、sin/c
osテーブルのアドレス情報と0基準抽出回路部から
の信号を入力するSCH測定レジスタと、SCH測定レ
ジスタの出力信号を位相角度データに変換するテーブル
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力アナログ・ビ
デオ信号のSCH検出装置に関し、より詳細には、アナ
ログ・ビデオ信号をデジタル・ビデオに変換する装置、
あるいは、デジタル・ビデオ・レコーダに使用されるデ
ジタル処理装置におけるアナログ・ビデオ信号のSCH
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式におけるコンポジット・ビ
デオ信号は、インターレース方式であり、奇数フィール
ドと偶数フィールドから構成されている。すなわち、静
止画の場合、その画像の繰り返しは、odd/even
の2フィールド周期である。しかし、色搬送波信号との
関係においては、1フィールド毎に位相が90度づつず
れて、4フィールドで元の画像信号に戻る形式である。
このことは4フィールド・シーケンスと呼ばれ、またカ
ラー・フィールド・シーケンスとも呼ばれている。
【0003】NTSC方式のビデオ信号が、この4フィ
ールド・シーケンスを有することに関連して、とくにV
TRへの記録時の画像の水平シフトを防ぐ目的で、複合
同期信号のスタジオ規格として従来のEIA RS−1
70に対して、新たなEIARS−170Aが作成され
た。この規格においては、水平同期信号(H−SYN
C)と色副搬送波信号(カラー・バ−スト信号信号位
相)との位相関係(図4に示す)が規定されている。こ
の関係は、SCH(Sub Carrier to Horizontal)と呼
ばれている。
【0004】放送用VTRにおいては、その入力信号の
記録時の品質管理を目的に、その入力信号として、SC
Hを規定している上述のRS−170A規格の入力信号
であることを要求している。しかしながら、従来の機器
においては、一般的にRS−170A規格を満足してい
ないものが多いのが現状である。したがって、従来、ア
ナログ・コンポジット・テレビジョン信号を入力して、
SCHを計測する装置(測定機)が存在している。
【0005】従来のSCHを計測する方式は、コンポジ
ット信号のカラー・バースト信号(色基準信号)に位相
ロックした周波数のアナログ信号を元に計測されてい
た。また特開平3−235598号公報では、コンポジ
ット信号中のカラー・バースト信号に位相ロックした周
波数のデジタル・クロックと水平同期信号との位相関
係、言い換えれば、アナログ・タイミングの差を計測す
るSCH検出装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル映
像信号の形式について、国際電気通信連合(ITU)
が、ITU−R BT.656(旧CCIR656)と
いう勧告を出している。この勧告は、ITU−R B
T.601の4:2:2レベルで動作する525ライン
そして625ライン・テレビジョン・システムにおける
デジタル成分ビデオ信号用のインターフェースである。
ITU−R BT.601は、アスペクト比として標準
4:3そしてワイド・スクリーン16:9用のデジタル
・テレビジョンのスタジオ符号化パラメータである。
【0007】なお、テレビジョン信号で、NTSC信号
の場合、カラー・サブキャリア信号周波数fscと水平
同期信号周波数fhとの間にはfsc=(455/2)
fhの関係があり、垂直同期周波数fvとの間には、f
h=(525/2)fvの関係がある。
【0008】上述した勧告に従うと、525ライン、す
なわちNTSC規格テレビジョン信号の水平同期周波数
の1716倍、周波数27MHzのクロック(以後、f
cと略す)を生成する必要がある。この周波数は、PA
LとNTSCのテレビジョン信号の相互変換を考慮して
決められたものであるが、NTSCテレビジョン信号の
カラー・サブキャリア信号周波数の整数倍ではない。f
scとfcの比は455/3432=(13×7×5)
/(13×11×3×2×2×2)=(7×5)/(1
1×3×2×2×2)=35/264である。
【0009】したがって、上述した勧告にしたがった装
置においては、テレビジョン信号のカラー・サブキャリ
ア信号の整数倍のクロックは存在せず、したがって、こ
のような機器において、入力信号のSCHを測定しよう
とした場合に、従来の4倍のカラー・サブキャリア周波
数のクロックを使用した機器におけるように、このクロ
ックを使用することができない。
【0010】また、前述したSCH検出装置は、計測の
精度がアナログ的な遅延を行う遅延素子に影響され、ま
たこのような遅延素子は、IC化、言い換えれば、完全
なデジタル化を目指す場合に使用することが不可能であ
る。
【0011】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、アナログ・テレビ
ジョン放送(地上波、CS/BS)のNTSCあるいは
PAL方式のアナログ・テレビジョン信号、あるいは同
種の信号を入力し、ITU−R BT.601あるいは
656に準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換す
るアナログ/デジタル変換装置等において、簡易に入力
信号のSCHを測定することができるアナログ・ビデオ
信号のSCH検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、アナロ
グ・ビデオ信号のSCH検出装置であって、アナログ・
ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部
分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA
/D変換器と、前記アナログ・ビデオ信号中の水平同期
成分の0基準点、あるいは該0基準点近傍をサンプ
リングするシステム・クロック信号を発生するシステム
・クロック信号発生器と、前記量子化されたビデオ信号
から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分に位
相結合したsin/cosの信号を出力するsin/c
osテーブルを有し、該sin/cosテーブルから出
力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力して色
復調するデジタル色復調部と、前記0基準点に関連付
けられたタイミングの信号を抽出する0基準抽出回路
部と、前記sin/cosテーブルのアドレス情報と、
前記0基準抽出回路部からの信号を入力しSCHを測
定するSCH測定レジスタと、前記SCH測定レジスタ
の出力信号を位相角度のデータに変換する変換テーブル
と、を備え、前記変換テーブルの出力信号をSCH情報
として取り出すことを特徴とするものである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のSCH検出装置であって、前記システム・クロ
ック信号は、前記量子化デジタル信号の同期成分信号を
リファレンスとしたPLLから生成されることを特徴と
するものである。
【0014】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のSCH検出装置であって、前記システ
ム・クロック信号は、サブキャリア信号周波数の整数倍
の周波数ではないことを特徴とするものである。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
から3のいずれかに記載のSCH検出装置であって、前
記変換テーブルは、前記sin/cosテーブルのco
sの出力信号が表す角度と180度異なる値を出力する
ことを特徴とするものである。
【0016】また、請求項5に記載の発明は、アナログ
・ビデオ信号のSCH検出装置であって、アナログ・ビ
デオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号の同期部分
と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変換するA/
D変換器と、前記アナログ・ビデオ信号の水平同期成分
に位相ロックしたシステム・クロック信号を発生するシ
ステム・クロック信号発生器と、前記量子化デジタル信
号に含まれる水平同期成分の0基準点あるいは該0
基準点以後の量子化値を有するサンプルを準0 基準点
として抽出する準0基準点抽出部と、前記抽出した準
基準点のサンプルから0基準点までの位相を算出
して出力する位相差出力部と、前記量子化されたビデオ
信号から抽出された色成分信号のカラー・バースト部分
に位相結合したsin/cosの信号を出力するsin
/cosテーブルを有し、該sin/cosテーブルか
ら出力される信号に基づいて、前記色成分信号を入力し
て色復調するデジタル色復調回路部と、前記sin/c
osテーブルのアドレス情報と前記準0基準抽出手段
の出力信号を入力しSCHを測定するSCH測定レジス
タと、を備え、前記SCH測定レジスタと前記位相差出
力手段の出力を基にしてSCH情報を生成することを特
徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。
【0018】図1は、本発明を適用した、NTSCテレ
ビジョン信号を入力し、ITU−RBT.601あるい
は656に準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換
するアナログ/デジタル変換装置の要部を説明するため
の図である。なお、説明において、デジタル処理に使用
されるクロックが、カラー・サブキャリア信号周波数の
整数倍ではない例を実施形態として説明するが、整数倍
であっても適用可能であることは明らかである。
【0019】図1に実施形態として示した装置は、アナ
ログ・コンポジット・テレビジョン信号と、たとえば、
S−VHS方式の信号のような、輝度信号と色信号が分
離したアナログ・セパレート・ビデオ信号も処理するこ
とを前提としている。
【0020】図1において、符号101および102
は、このようなアナログ信号としての輝度信号と色信号
を入力し、デジタル信号に変換するA/D変換器であ
る。通常のテレビジョン信号の場合は、A/D変換器1
01のみでデジタル化され、次段のY/C分離部で輝度
信号と色信号に分離され、輝度信号は次段の輝度信号処
理回路104で処理される。アナログ・セパレート・ビ
デオ信号の場合は、輝度成分信号がA/D変換器101
で、色信号成分信号がA/D変換器102でA/D変換
される。
【0021】A/D変換器102の出力と、Y/C分離
部から分離された色信号は、図示しない入力信号切り換
え器に連動して制御される切り換え器105で切り換え
られて符号106で示す色復調処理部に送られる。
【0022】ここで、A/D変換器101は、入力信号
の映像成分と同期成分の範囲をともにA/D変換してい
る。
【0023】以上のような映像信号処理系に対して、デ
ジタル処理をするためのシステム・クロックを発生して
いるクロック発生部は、図示するように、A/D変換器
101からの同期成分信号を入力し、同期分離を行う同
期分離部122と、同期分離部122からのH−SYN
C成分の信号を受けてこの信号周波数の1716倍の周
波数を有するクロック信号を生成するPLL部を有して
いる。このPLL OSC部からのクロック信号は、A
/D変換器101、102に、そして図示していない
が、各処理部に送られている。正確には、各処理部に
は、PLL OSC部において生成された27MHzの
1/2の13.5MHzの周波数(H−SYNCの周波
数の858倍の周波数)のクロックが送られる。
【0024】色復調は、乗算器107/108,LPF
109/110、位相差検出部およびフィルタ部11
1、DTO(digital time oscillator)部112、s
in/cosテーブル113から構成される色復調部1
06により行われ、B−Y信号、R−Y信号を生成す
る。この色復調の方式は、X復調、Z復調と呼ばれる方
式をデジタル方式で実現したものである。
【0025】あらゆる色信号は、カラー・バースト信号
の位相を90度ずらした(R−Y)と、180度ずらし
たB−Yの2つの信号を合成したものである。したがっ
て、このような色信号をカラー・バースト信号との位相
差を基に色復調する方式である。この復調方式につい
て、つぎに簡単に説明する。
【0026】図2は、カラー・バースト信号(基準信
号)、色信号(C(ωt))、色差信号Cr、Cb(こ
こで、Cr=R−Y、Cb=B−Yである)の位相関係
を示している。ここで、基準信号=−cosωt(=c
os(π+ωt))とすると、色信号C(ωt)は、 C(ωt)=Cb×sinωt+Cr×cosωt・・・(式1) で表される。この形式の信号が、図1の切り換え器10
5から出力される。この式1に、cosωt、sinω
tをそれぞれ乗算すると次の式2、式3が得られる。 C(ωt)×cosωt=Cb×sinωt×cosωt+Cr×(cosωt)2・・・(式2) C(ωt)×sinωt=Cb×(sinωt)2+Cr×cosωt×sinωt・・・(式3) ここで、 sin(x)×cos(y)=(1/2)(sin(x+y)+sin(x-y)、(cos(x))2=
(1+cos2x)/2、(sin(x))2=(1-cos2x)/2 であるので、式2、式3はそれぞれ、 C(ωt)×cosωt=Cb×(1/2)×sin2ωt+Cr×(1/2)×(1+cos2ωt)・・・(式4) C(ωt)×sinωt=Cb×(1-cos2ωt)/2+Cr×(1/2)×sin2ωt・・・・・(式5) となる。
【0027】上述した式4、式5はそれぞれ、Cr/
2、Cb/2のDC成分と、2倍の周波数成分を有する
信号を示している。したがって、cos/sinテーブ
ルからのcosとsinのデータで色信号を乗算器10
7、108で乗算した結果に対して、色搬送波周波数の
2倍の周波数成分を除去するLPFでフィルタ処理する
と、各フィルタ出力にはそれぞれCr、Cbすなわち、
R−Y、B−Yの信号が得られることになる。
【0028】また、カラー・バースト(色基準信号)部
分については、乗算器107、108の出力は、以下の
様になる。 基準信号×cosωt=-cos(π+ωt))cosωt=-(cosπcosωt-sinπsinωt)cosωt =-cosπcosωt2-sinπsinωtcosωt=-cosπ(1+cos2ωt)/2-sinπsin2ωt=-(cos π)/2-(cosπcos2ωt)/2-sinπsin2ωt ・・・(式7) 基準信号×sinωt=-cos(π+ωt))sinωt=-(cosπcosωt-sinπsinωt)sinωt =-cosπcosωtsinωt-sinπsinωt2=-(cosπsin2ωt)/2-sinπ(1-cos2ωt)/2=-( cosπsin2ωt)/2-(sinπ)/2-(sinπcos2ωt)/2 ・・・(式8) 上記において、DC成分のみに着目すると、式7、式8
はそれぞれ、−(cosπ)/2、−(sinπ)/2
である。それぞれは、1/2、0である。
【0029】以上の説明においては、sin/cosテ
ーブル出力が色信号のカラー・バースト信号との位相関
係において上述した関係にあることを前提にした。実際
には、位相差検出/フィルタ部111、DTO部11
2、sin/cosテーブルを含むPLLループを構成
している。位相差検出/フィルタ部111は、同期分離
部122から生成されたバースト・フラグを受けてその
部分のCbとCrの値に基づいて位相誤差信号、あるい
は周波数誤差を生成し、さらに演算誤差等を除去するフ
ィルタを介してDTO部に送られる。
【0030】図3は、DTO部112とSCH検出回路
124の部分を、より詳細に説明する図である。図1と
同じ部分は同じ符号を付している。
【0031】図3においてDTO部のレジスタ302
は、たとえば、16ビットで構成され、加算器301
は、上述した誤差信号と、後述する定数、そしてレジス
タ302の出力を加算し、加算結果をレジスタ302の
入力としている。このレジスタへ与えるクロック周波数
は、実施形態においては、13.5MHzである。
【0032】これらを駆動するクロックの周波数が1
3.5MHzの場合、1ライン期間が858クロック、
この期間はサブキャリア周波数の455/2倍であるの
で、858/(455/2)=約3.77142857
2クロックの周期で、この16ビットで表される値が変
化する。この値そのものは、サブキャリア信号の周波数
有する鋸歯状波を13.5MHzのクロックでサンプリ
ングした場合と同様のものであり、それぞれの値は、サ
ブキャリア信号の位相を表している。
【0033】このDTOの16ビット出力で、たとえ
ば、10進表現で、17,377(=65,536/
3.771・・・=17,376.97を四捨五入した
整数部)づつ加算した値を出力すると、その周波数は、
3.579551696MHzの周波数で変化するデー
タが得られる。このような出力値の0、17,377、
2×17,377、・・・のデータ列に対して、1、1
+17、377、1+2×17,377のデータ列は、
ここにおいては、360/65、536度ずれた3.5
79551696MHzの信号を表している。サブキャ
リア信号の正確な周波数は、3.579545455M
Hzである。両者の差は、約6Hzとなる。
【0034】なお、NTSC方式において、水平周波数
、サブキャリア周波数fSC、垂直周波数fの間
には、f=4.5MHz/286、fSC=f(4
55/2)、f=2f/525の関係がある。
【0035】図3における加算器301に入力される定
数は、上述した実施形態においては、NTSC信号を対
象にしているので17,377(10進表記)が使用さ
れる。この値は、PAL信号の場合は色搬送波周波数が
異なるので、異なった値を取る。
【0036】上述した誤差信号の作成方法、レジスタ3
02を含む具体的な回路構成については色々な提案がな
されている。たとえば、上述した式7、式8において、
各周波数2ωtの信号を無視し、さらに、位相ロックさ
れていないので、πを変数に置き換え、この変数がπあ
るいは3πのときに0となり、この0の点で特定の傾き
を有する関数結果を誤差信号として得ることで、所望す
る位相に収束するようにPLL回路を動作させることが
できる。したがって、このような関数結果を誤差信号と
することで、収束した状態において、上述した色基準信
号に対してπの位相差を有するcos信号、そしてπ/
2の位相差を有するsin信号とすることができる。ま
た、上述したように、入力色信号のカラー・バースト信
号周波数が上述した3.579551696MHzの場
合、PLL動作が収束した安定時において誤差信号はゼ
ロとなってこの状態を維持し、それに至るまでの遷移中
における誤差信号の役割はレジスタ変化の位相の補正量
を意味することになる。
【0037】レジスタ303のビット数として実施形態
においては周波数精度の点から16ビットとしたが、s
in/cosのテーブルを駆動するビット数としては1
6ビットを必要とすることはなく、実施形態においては
レジスタの上位8ビットをテーブルのアドレス情報とし
ている。このようにして、それぞれのテーブル出力にs
inとcosの変化を有する信号を得ている。
【0038】sin/cosテーブルの機能は、上述し
た実施形態においては、10進表記で0〜255の範囲
で、1周期の、すなわち0度から360度のsinとc
osの値を出力するようになっている。
【0039】つぎに、上述した回路において動作の基本
となっているシステム・クロックについて、説明する。
【0040】図4は、上述したRS−170Aの規格書
からの抜粋である。振幅のレベルは、IREで示されて
おり、100IREは白レベル、0IREはブランキン
グ・レベル、−40IREが同期の先端レベルとなって
いる。また、水平方向の基点は、図4において0基準
点として示しているH−SYNC信号のレベル−20I
REの部分のタイミングを表している。このタイミング
から、サブキャリア信号の19サイクルに相当する期間
を経て、カラー・バースト信号が開始される。図4にお
いて、縦軸方向は振幅を表し、単位はIREであり、横
軸方向は時間軸であり単位はμsである。
【0041】なお、0基準点の定義を別な表現でする
と、図5に基準のレベルとして示した水平同期信号のフ
ロント・ポーチ、あるいはバック・ポーチと呼ばれる部
分のレベルと、図4あるいは図5に示したSYNC信号
(4.7μs±,0.02と示した部分)の先端レベル
との中点のレベルを有するタイミングである。
【0042】H−SYNCの前縁部分、すなわち、図4
における0基準点の前後の信号成分は、副搬送波周波
数信号成分となるように、−4IREから−36IRE
までの間隔は、0.14±0.02μs(0.14μs
は、サブキャリア信号の半周期)となっている。このこ
とは、周波数特性や位相特性の変化を受けても、基準点
と副搬送波信号の時間関係が崩れないようにとの目的を
有している。
【0043】図1においては、量子化された信号中のH
−SYNCをリファレンス(基準)にしたPLL発振器
を示している。従来のアナログ回路においては、リファ
レンス信号としてのH−SYNC信号は、以下の様にし
て生成されていた。アナログ・ビデオ信号のブランキン
グ・レベルとH−SYNCの先端レベル(負方向の同期
信号波形において、一番低いレベル)の電圧値を得て、
その中間の電圧値を生成し、この生成した電圧値で入力
信号の同期部分をスライスして、スライスした結果とし
ての分離同期信号(アナログのタイミングを有する)の
前縁を、PLLのリファレンス信号としていた。そし
て、このようにして生成したクロック信号であっても、
A/D変換器において、図5の符号501に示すよう
な、RS−170Aの0基準点をサンプリングすると
は限らなかった。この理由は、それぞれの処理回路のア
ナログ的な時間遅延が影響しているからである。A/D
変換器内での遅延、A/D変換器前のフィルタ遅延、A
/D変換のための系路と、同期分離のための系路の違
い、等がある。そして、このような遅延時間は温度等に
よって若干変化するのが通常であった。ただし、このよ
うな遅延の温度変化等を無視すれば、またはこのような
変化が小さく無視可能である場合は、一定の関係を維持
することはできる。たとえば、位相調整回路を設けるこ
とにより、一致させる、あるいは実質的に一致させるこ
とは可能である。
【0044】本実施形態においては、従来のアナログ的
に同期分離をするのではなく、A/D変換器により量子
化された信号から同期分離をして、内部にアナログのV
COを有するPLL部121へのリファレンス信号とし
ている。このために、従来のアナログ・タイミングを有
するリファレンス信号と同様にするために、発振したク
ロック信号を分周して得た信号と、量子化表現されてい
る同期部分の信号との比較において、特別な工夫をし
て、最終的に図5の符号501で示すH−SYNCの中
点をサンプリングするようにしている。正確に言えば、
この部分が発生するクロック周波数は13.5MHzの
2倍の周波数であり、この2倍の周波数のクロックによ
り、図5の符号501で示すポイントをサンプリングす
るのではなく、13.5MHzのクロックの1つが図5
の符号501で示すポイントをサンプリングするよう
に、デジタル的に誤差信号を生成している。
【0045】通常においては、同期信号の前縁部分(負
方向信号の開始部分)は傾斜を有しており、この部分を
公称27MHzの周波数サンプリング・クロックでサン
プリングするので、数クロック分の量子化値が得られ
る。このような量子化値を有する同期信号の前縁部分の
量子化データの1つが同期成分レベルの先頭値とブラン
キング・レベルの中間値、すなわち0基準点となるよ
うに、位相制御を実行させている。言い換えれば、その
ような中間値の前後の量子化値を有する隣接する量子化
サンプルの後の量子化サンプルのタイミングをリファレ
ンス信号とした際に得られる位相誤差に、このリファレ
ンス信号と仮想的な0基準点までの位相誤差をデジタ
ル的に演算し、この演算した結果の位相誤差を加算し
て、最終的な位相誤差信号を生成するようにしている。
この場合に、上述した27MHzを13.5MHzへ分
周しているが、この13.5MHzの周波数のクロック
の変化点が、0基準点となるように考慮されている。
【0046】したがって、生成した27MHzの周波数
を有するクロックから生成されたシステム・クロックと
しての13.5MHz、すなわち、上述したDTO部を
含む回路のシステム・クロック列のうちの1つは、量子
化データの視点で、RS−170Aで言うところの0
基準点のタイミングを有している。もっとも、入力信号
によってある程度の誤差が含まれる。しかし、この誤差
の大きさは、SCH情報として求められる精度から見れ
ば無視し得る。
【0047】以上、説明したような方法で、量子化デー
タの視点で、RS−170Aで言うところの0基準点
を含むシステム・クロック信号が生成され、また量子化
データにおけるカラー・バースト信号の位相に関連付け
られてDTOの出力値が得られていることが理解され
る。
【0048】図1に示した乗算器107、108の入力
タイミングを、デジタル処理するうえでの位相(処理遅
延)検討の基準とすると、この前段にはY/C分離部1
03、切り換え回路105がある。このY/C分離部の
前段において、RS−170Aで言うところの0基準
点に関連付けされた信号で、図3における遅延0基準
信号の元となる信号が生成される。
【0049】Y/C分離部103における処理遅延は、
前後のサンプル値を含むフィルタ処理による遅延が含ま
れる。また、上述した位相検討の基準点に対して、復調
回路側のDTOの出力信号も、少なくとも1クロック進
んでいる。実施形態においては、システム・クロック周
波数は13.5MHzであって、サブキャリア信号周波
数の整数倍ではないので、4クロックの遅延で位相的に
は元に戻る(360度回転する)というような処理はで
きない。
【0050】したがって、0基準抽出回路で取り出し
た0基準点のタイミングを有する1つのクロック信号
を、上述した処理遅延を考慮して、クロック単位で遅延
させてDTOの出力タイミングと位相一致(あるいは時
間一致)を取ることで、図3に示したSCHを表してい
るデータをレジスタ302から、レジスタ303に取り
込むことができる。図3において、レジスタ303に供
給されている0信号は、DTO出力信号と時間一致化
がなされたクロック信号である。
【0051】レジスタ302からレジスタ303へのラ
インは、レジスタ302の上位ビット、たとえば8ビッ
トが供給される。この場合、たとえば、8ビットの表す
値が、16進表記で00であれば、SCHは0度であ
り、128であれば、180度を表すことになる。現実
には、DTOの出力値にはジッタが存在するので、遅延
基準信号を、1走査期間に1回発生させるとする
と、たとえば、16進表記で、00と01が1ライン毎
に交互に出力される状態も想定される。このようなこと
を避けるために、たとえば、レジスタ303に加えるク
ロック(遅延0基準信号)を約1秒間に1回とするこ
とにより、穏やかに変化する読み取り容易なデータ値と
することができる。レジスタ303の出力はバイナリ表
現であり、度数単位ではないので、変換テーブル304
で度数に変換して出力する。この変換において、図2に
示したように、基準信号(カラー・バースト信号)の位
相は、sin/cosテーブルのcos出力の位相とは
180度異なっているで、これを考慮して変換テーブル
304を作成する必要がある。
【0052】上述した説明において、0基準点か否か
の判定がSCHに及ぼす誤差について考察する。通常、
生成した13.5MHzには、副搬送波周波数で±1度
程度のジッタが存在し、また、量子化される同期成分の
量子化精度の面からの誤差が発生する。たとえば、図
4、あるいは図5に示したような傾斜を有する信号を量
子化した場合に、たとえば8ビットの量子化で、色信号
を含めたピーク値133IREと同期の40IREを表
現する場合に、同期成分の40IREは、約59の量子
化値に分割される。したがって、図4に示す同期信号の
前縁部分の0.14±0.02μsの範囲は、約2クロ
ックの期間に相当し、最初の量子化値が40の場合に、
次の量子化値は10程度が想定される。とすると、この
両者の差の30は、13.5MHzの周波数のクロック
は1クロック当り約95度なので、想定される1ビット
誤差に対して95度/30=約3.2度の誤差を、SC
Hに対して生じさせることになる。しかしながら、平均
化することで、この1ビット誤差に起因する誤差を低減
することは可能である。
【0053】以上、本発明を、本実施形態を例にして、
すなわちNTSC方式のテレビジョン信号を前提にして
説明したが、本発明の趣旨を逸脱しないで、次の形態に
変更することは容易である。
【0054】1.システム・クロック信号は、0基準
点あるいはその近傍をサンプリングするようにしたが、
基準点から離れた位置でも、その0基準点からの
時間的な間隔が一定であれば、たとえば、0基準点か
ら1/2クロック送れたポイント、あるいはその近傍の
ポイントを常にサンプリングするのであれば、このサン
プル点に基づいて測定したSCH情報に、13.5MH
zの1クロック分の角度95.4545度の半分、4
7.72度を加算することで、SCH情報を得ることが
できる。ずれが、1/3クロックであるならば、31.
82(=95.4545/3)度を加算すれば良い。
【0055】図6は、上述したことを説明する図であ
る。図5に示すようなサンプリングを安定的に行ってい
る場合、サンプルを取り敢えずの準0基準点として
上述した回路を動作させる。この場合、サンプルは、
同期レベルの中点あるいは中点以下の量子化値を有する
サンプルである。ここで、サンプルの量子化値を
、サンプルN−1の量子化値をLN−1、同期レベ
ルの中点のレベルをCとすると、図6に示す位相差は、
|L−LN−1|/|L−C|のクロックに相当す
る。角度で表すと、95.4545×|L−LN−1
|/|L−C|度となる。
【0056】このようなことは、アナログ回路で、分離
した水平同期成分信号に位相ロックさせて、システム・
クロックを生成した場合に想定される。
【0057】図7は、上述した場合の構成を示す図であ
る。図1と同様の部分は同一の符号を付している。異な
る部分は、PLL OSC121への位相比較用のリフ
ァレンス信号を、A/D変換器101の入力信号を入力
してアナログ的に同期部分の中点をスライスして得た信
号からH−SYNCの信号を取り出す同期分離部131
から得ていることである。また、量子化された信号の同
期成分を分離する同期分離部122からの信号を得て、
上述した取り敢えずの準0基準点と、その前のタイミ
ングで同期成分の中点のタイミングとの誤差(クロック
の位相差)を、上述した方法で検出する誤差(位相差)
検出部132を有している。そしてこの誤差検出部13
2と、準0基準点を基にしたSCH検出回路とからの
データを演算して、最終的なSCH情報を出力する演算
部133を備えている。
【0058】2.PAL信号の場合でも、あるいはシス
テム・クロックの周波数が4倍のサブキャリア信号の周
波数の場合でも、適用可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ナログ・ビデオ信号を入力し、該アナログ・ビデオ信号
の同期部分と映像部分を含めて量子化デジタル信号に変
換するA/D変換器と、アナログ・ビデオ信号中の水平
同期成分の0基準点、あるいは0基準点近傍をサン
プリングするシステム・クロック信号と、量子化された
ビデオ信号のカラー・バースト部分に位相結合したsi
n/cosの信号を出力するsin/cosテーブルを
有し、量子化された信号から抽出された色成分信号に対
して前記sin/cosテーブルから出力される信号に
基づいて色復調するデジタル色復調回路を備えた装置に
おいて、0基準点に関連付けられたタイミングの信号
を抽出する0基準抽出回路と、0基準抽出回路から
の信号によって、sin/cosテーブルのアドレス情
報を取り込むレジスタと、前記レジスタの出力を入力し
て、位相角度を表すデータに変換する変換テーブルとを
備えたので、変換テーブルの出力データからSCH情報
を取り出すことが可能になる。
【0060】また、上述した方式はデジタル的に処理す
ることができ、IC化することが可能になる。
【0061】また、デジタル方式の色復調回路を有する
ビデオ信号のデジタル処理回路を有する場合に、システ
ム・クロック信号によるサンプリング点が0基準点と
ずれていた場合においても、近傍のサンプリング点から
基準点を直線補間してそのずれを加減算することに
より、必要な精度のSCH情報を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した、NTSCテレビジョン信号
を入力し、ITU−R BT.601あるいは656に
準拠した形式のデジタル・ビデオ信号に変換するアナロ
グ/デジタル変換装置の要部を説明するための図であ
る。
【図2】カラー・バースト信号、色信号、色差信号C
r、Cbの位相関係を示す図である。
【図3】図1のDTO部とSCH検出回路の部分をより
詳細に説明する図である。
【図4】RS−170Aの規格を説明する図である。
【図5】水平同期信号から生成するクロック生成部の動
作を説明する図である。
【図6】H−SYNCの前縁のサンプリング・ポイント
のずれを角度に変換する場合を説明する図である。
【図7】図1に示した構成の変形であり、本発明の他の
実施形態を示す図である。
【符号の説明】
101、102 A/D変換器 103 Y/C分離部 104 輝度信号処理部 105 色信号切り換え器 106 色信号復調部 107、108 乗算器 109、110 ローパス・フィルタ 111 位相差検出、フィルタ 112 DTO部 113 sin/cosテーブル 121 PLL OSC部 122 同期分離部 123 0基準抽出部 124 SCH検出部 131 アナログ信号からの同期分離部 132 準0基準サンプルと0基準タイミングと
の誤差(位相差)検出部 133 演算回路 301 加算器 302 レジスタ 303 レジスタ 304 変換テーブル 501 0基準位置(中点)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナ
    ログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化
    デジタル信号に変換するA/D変換器と、 前記アナログ・ビデオ信号中の水平同期成分の0基準
    点、あるいは該0基準点近傍をサンプリングするシス
    テム・クロック信号を発生するシステム・クロック信号
    発生器と、 前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号
    のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cos
    の信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該s
    in/cosテーブルから出力される信号に基づいて、
    前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調部
    と、 前記0基準点に関連付けられたタイミングの信号を抽
    出する0基準抽出回路部と、 前記sin/cosテーブルのアドレス情報と、前記0
    基準抽出回路部からの信号を入力しSCHを測定する
    SCH測定レジスタと、 前記SCH測定レジスタの出力信号を位相角度のデータ
    に変換する変換テーブルと、 を備え、 前記変換テーブルの出力信号をSCH情報として取り出
    すことを特徴とするSCH検出装置。
  2. 【請求項2】 前記システム・クロック信号は、前記量
    子化デジタル信号の同期成分信号をリファレンスとした
    PLLから生成されることを特徴とする請求項1に記載
    のSCH検出装置。
  3. 【請求項3】 前記システム・クロック信号は、サブキ
    ャリア信号周波数の整数倍の周波数ではないことを特徴
    とする請求項1または2に記載のSCH検出装置。
  4. 【請求項4】 前記変換テーブルは、前記sin/co
    sテーブルのcosの出力信号が表す角度と180度異
    なる値を出力することを特徴とする請求項1から3のい
    ずれかに記載のSCH検出装置。
  5. 【請求項5】 アナログ・ビデオ信号を入力し、該アナ
    ログ・ビデオ信号の同期部分と映像部分を含めて量子化
    デジタル信号に変換するA/D変換器と、 前記アナログ・ビデオ信号の水平同期成分に位相ロック
    したシステム・クロック信号を発生するシステム・クロ
    ック信号発生器と、 前記量子化デジタル信号に含まれる水平同期成分の0
    基準点あるいは該0基準点以後の量子化値を有するサ
    ンプルを準0基準点として抽出する準0基準点抽出
    部と、 前記抽出した準0基準点のサンプルから0基準点ま
    での位相を算出して出力する位相差出力部と、 前記量子化されたビデオ信号から抽出された色成分信号
    のカラー・バースト部分に位相結合したsin/cos
    の信号を出力するsin/cosテーブルを有し、該s
    in/cosテーブルから出力される信号に基づいて、
    前記色成分信号を入力して色復調するデジタル色復調回
    路部と、 前記sin/cosテーブルのアドレス情報と前記準0
    基準抽出手段の出力信号を入力しSCHを測定するS
    CH測定レジスタと、 を備え、 前記SCH測定レジスタと前記位相差出力部の出力を基
    にしてSCH情報を生成することを特徴とするアナログ
    ・ビデオ信号のSCH検出装置。
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Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06209485A (ja) * 1993-01-12 1994-07-26 Sony Corp 信号処理装置
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