JPH10215170A - ロック検出回路及び映像信号処理装置 - Google Patents

ロック検出回路及び映像信号処理装置

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JPH10215170A
JPH10215170A JP9016615A JP1661597A JPH10215170A JP H10215170 A JPH10215170 A JP H10215170A JP 9016615 A JP9016615 A JP 9016615A JP 1661597 A JP1661597 A JP 1661597A JP H10215170 A JPH10215170 A JP H10215170A
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JP
Japan
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clock
circuit
phase
oscillation
outputs
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JP9016615A
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Hiroya Ito
浩也 伊藤
Masashi Kiyose
雅司 清瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準クロックに基づいて生成される発振クロッ
クが該基準クロックに同期していることを容易かつ確実
に検出するためのロック検出回路を提供する。 【解決手段】90°移送回路21は発振クロックFvの
周波数を4分の1に分周したクロックPfの位相を90
°シフトさせたシフトクロックPf1を出力する。EX
OR回路22はバーストクロックRcの位相とシフトク
ロックPf1の位相とを比較し、その比較結果に基づく
クロックS3を出力する。LPF24はクロックS3を
平滑した電圧V1を出力する。コンパレータ28は電圧
V1の大きさと基準電圧VRの大きさとを比較し、発振
クロックFvがバーストクロックRcに同期しているか
否かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基準クロックに基づ
いて生成される発振クロックが該基準クロックに同期し
ているか否かを検出するためのロック検出回路及び映像
信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョンにおいては、コンポジット
ビデオ信号に含まれるバーストクロックに基づいて、色
信号の同期再生に使用するための発振クロックを生成す
るPLL(Phase Locked Loop) 回路が用いられる。
【0003】このPLL回路としては、デジタル回路方
式とアナログ回路方式とがある。PLL回路をCMOS
構成のデジタル回路にて作成する場合には、発振クロッ
クの発振時期のデータを格納したメモリ、デジタルフィ
ルタ、乗算器などが必要となり、回路構成が大規模化し
てしまう。CMOS構成のアナログ回路にて構成する場
合にはコンデンサ等の外付け部品を必要とするが、回路
を小型化できる。
【0004】図4は従来のテレビジョン受像機における
CMOS構成のアナログ方式のPLL回路100を示
す。PLL回路100は、排他的論理和(EXOR)回
路101、トライステートバッファ102、CMOS構
成のチャージポンプ回路103、ローパスフィルタ(L
PF)106、電圧制御発振器(VCO)107及び1
/4分周器108を備える。
【0005】EXOR回路101は図5に示すように、
基準クロックとしてのデューティ比50%のバーストク
ロックRcと1/4分周器107から出力されるデュー
ティ比50%の出力クロックPcとを入力する。NTS
C(National Television System Commitee) 方式のカラ
ーテレビジョンの場合、バーストクロックRcの周波数
は3.58MHzである。EXOR回路101はバース
トクロックRcの位相と出力クロックPcの位相との比
較結果に基づくクロックS1を出力する。従って、バー
ストクロックRcの周期に出力クロックPcの周期が一
致し、かつ、バーストクロックRcの位相に対して出力
クロックPcの位相が90°進んでいる場合にのみ、ク
ロックS1はバーストクロックRcの2倍の周波数でデ
ューティ比が50%となる。
【0006】トライステートバッファ102はコンポジ
ットビデオ信号におけるバーストクロックの期間に応じ
て立ち上がる制御信号REを入力する。トライステート
バッファ102は制御信号REが“H”のときにEXO
R回路101の出力クロックS1をチャージポンプ回路
103に出力し、制御信号REが“L”のときには出力
をハイインピーダンス状態にする。
【0007】チャージポンプ回路103は電源及び接地
間に直列に接続されたpMOSトランジスタ104及び
nMOSトランジスタ105からなる。このチャージポ
ンプ回路103はトライステートバッファ102により
制御信号REが“H”のときにのみ、pMOSトランジ
スタ104及びnMOSトランジスタ105がオンオフ
する。pMOSトランジスタ104がオンしている場合
には電流Ipが電源側からLPF106へ流れ、nMO
Sトランジスタ105がオンしている場合には電流In
がLPF106から接地側へ流れる。
【0008】LPF106は電流Ip,Inによって充
放電され、クロックS1が平滑化された制御電圧Vtを
VCO107に出力する。VCO107は制御電圧Vt
の電圧値に応じた周波数の発振クロックFvを出力す
る。テレビジョンの場合、発振クロックFvの周波数は
バーストクロックRcの周波数の4倍の14.3181
8MHzとなる。
【0009】1/4分周器108は発振クロックFvの
周波数を4分の1に分周したクロックPcをEXOR回
路101に出力する。A/D変換器109は発振クロッ
クFvをサンプリングクロックとしてコンポジットビデ
オ信号CVをサンプリングし、各サンプリング値に対し
てアナログ−デジタル変換を行い、デジタル信号S2を
出力する。コンポジットビデオ信号CVには、所定の位
相で変調された色差信号が含まれており、A/D変換器
109のサンプリング動作によって、この色差信号が取
り出されることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】テレビジョン受像機に
おいては、上記PLL回路100にて生成された発振ク
ロックFvに基づいて各種信号処理を実行する。発振ク
ロックFvは、機器の立ち上げの際やチャネルの切り換
えの際、正規の位相からずれることがあり、その時点で
各種の信号処理が開始されると正しい処理が行われなく
なる。そのため、発振クロックFvがバーストクロック
Rcに対して所定の位相を維持しているかどうかを検出
するためのロック検出回路が必要になる。
【0011】本発明は上記事情を鑑みてなされたもので
あって、その目的は、基準クロックに基づいて生成され
る発振クロックが該基準クロックに同期していることを
容易かつ確実に検出するためのロック検出回路及び映像
信号処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明は、一定周期の基準クロックに基づ
いて動作する位相ロックループで生成され、基準クロッ
クのn倍(nは自然数)の周波数を有する発振クロック
が基準クロックに対して一定の位相差を維持してロック
しているか否かを検出するロック検出回路であって、発
振クロックの周波数を1/nに分周した第1のクロック
の位相をロック時の基準クロックに対する発振クロック
の位相差分シフトさせて第2のクロックを出力する移送
回路と、基準クロックの状態と第2のクロックの状態と
の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、排他的
論理和回路の出力信号を平滑化して出力信号のデューテ
ィ比に従う電圧を出力するローパスフィルタと、ローパ
スフィルタの出力電圧を所定の基準電圧と比較して基準
クロックに対する発振クロックのロック状態を判定する
判定回路とを備える。
【0013】請求項2の発明は、接地電位から電源電位
の間を抵抗分圧して基準電圧を生成し、判定回路に供給
する基準電圧発生回路をさらに備える。請求項3の発明
は、同期成分、輝度成分及び色成分を含むコンポジット
ビデオ信号から色情報及び輝度情報を得る映像信号処理
装置であって、コンポジットビデオ信号から水平走査の
タイミングを指定する水平同期クロックを取り出す同期
分離回路と、コンポジットビデオ信号から色成分の位相
を指定するバーストクロックを取り出すバースト抜き取
り回路と、コンポジットビデオ信号から輝度成分及び色
成分をそれぞれ分離するY/C分離回路と、バーストク
ロックを基準クロックとし、バーストクロックに対して
n倍(nは自然数)の周波数で一定の位相差を維持する
発振クロックを出力する位相ロックループ回路と、輝度
成分及び色成分を発振クロックに従うタイミングで取り
込んで輝度情報及び色情報を再生する再生回路と、発振
クロックを1/nに分周して分周クロックを生成する分
周回路と、バーストクロックと分周クロックとの位相差
に応じて位相ロックループ回路のロック状態を検出する
ロック検出回路とを備え、ロック検出回路は、分周クロ
ックの位相をロック時の基準クロックに対する発振クロ
ックの位相差分シフトさせて移送クロックを出力する移
送回路と、基準クロックの状態と移送クロックの状態と
の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、排他的
論理和回路の出力信号を平滑化して出力信号のデューテ
ィ比に従う電圧を出力するローパスフィルタと、ローパ
スフィルタの出力電圧が所定の基準電圧を超えたときに
移送ロックループに対してリセット指示を与える判定回
路とを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図1〜図3に従って説明する。図1はテレビジョン
受像機における画像信号処理装置を示す。
【0015】同期分離回路11は、コンポジットビデオ
信号CVから同期成分を取り出す。この同期分離では、
同期成分とその他の信号成分との振幅の差を利用して、
まず水平同期及び垂直同期の混合成分が取り出され、そ
の後、周波数の差を利用して水平同期成分と垂直同期成
分とに分離される。
【0016】水平同期回路12は同期分離回路11によ
って取り出された同期成分のうち、水平同期成分に基づ
く水平同期クロックを生成するとともに、バーストクロ
ックRcの期間に対応する制御信号REを出力する。
【0017】バースト抜き取り回路13は、コンポジッ
トビデオ信号CVから色成分の位相を同期させるバース
トクロックRcを選択的に抜き出す。すなわち、バース
トクロックRcは、所定の周波数(例えば3.58MH
z)及び振幅を有する固定パターンのクロックであり、
コンポジットビデオ信号CVの所定の位置、例えば、各
水平走査期間始まりの期間に重畳される。このため、コ
ンポジットビデオ信号CVの各水平走査期間の始まりの
特定期間を選択的に取り出すことにより、バーストクロ
ックRcを得ることができる。
【0018】90°PLL回路14は、バーストクロッ
クRcに基づいて、色信号に対するサンプリングクロッ
クとしての発振クロックFvを生成する。この発振クロ
ックFvは、制御信号REに基づいてバーストクロック
Rcに同期するように生成される。例えば、NTSC方
式では、発振クロックFvを4分周したクロックが、バ
ーストクロックRcに同期するように90°PLL回路
14が構成され、3.58MHzのバーストクロックR
cに対し、14.32MHzの発振クロックFvが生成
される。
【0019】1/4分周回路15は、発振クロックFv
の周波数を4分の1に分周したクロックPfをロック検
出回路16に出力する。ロック検出回路16は、90°
移送回路21、EXOR回路22、トライステートバッ
ファ23、ローパスフィルタ(LPF)24、基準電圧
生成回路25、コンパレータ28及び判定回路29を備
える。
【0020】90°移送回路21は1/4分周回路15
の出力クロックPfの位相を90°遅らせたシフトクロ
ックPf1を生成する。EXOR回路22は、基準クロ
ックとしてのバーストクロックRcと90°移送回路2
1のシフトクロックPf1とを入力する。EXOR回路
22はバーストクロックRcの位相とシフトクロックP
f1の位相とを比較し、その比較結果に基づくクロック
S3を出力する。
【0021】トライステートバッファ23は、水平同期
回路12から出力される制御信号REを入力する。トラ
イステートバッファ23は制御信号REが入力されてい
るときにのみ、EXOR回路22の出力クロックS3を
LPF24に出力し、制御信号REが入力されていない
ときには出力をハイインピーダンス状態にする。
【0022】LPF24はEXOR回路22の出力クロ
ックS3によって充放電され、電圧V1を出力する。基
準電圧生成回路25は電源及び接地間に直列に接続され
た一対の抵抗26,27からなる。基準電圧生成回路2
5は接地電位VSSから電源電位VDDの間を抵抗26,2
7の抵抗比に応じて分圧し、抵抗26,27間から基準
電圧VRを出力する。
【0023】コンパレータ28は+側(非反転)入力端
子にLPF24の出力電圧V1を入力するとともに、−
側(反転)入力端子に基準電圧VRを入力する。コンパ
レータ28は電圧V1と基準電圧VRとの大きさを比較
し、比較信号S4を判定回路29に出力する。電圧V1
が基準電圧VR以下であると、Lレベルの比較信号S4
が出力され、電圧V1が基準電圧VRよりも大きいと、
Hレベルの比較信号S4が出力される。
【0024】判定回路29は、比較信号S4のレベルに
基づいて発振クロックFvがバーストクロックRcに対
して90°の位相差を維持している(同期している)か
どうかを判定し、発振クロックFvがバーストクロック
Rcに同期していないと判定すると、判定信号S5を出
力する。本形態では、比較信号S4がLレベルである
と、発振クロックFvがバーストクロックRcに同期し
ていると判定し、比較信号S4がHレベルであると、発
振クロックFvがバーストクロックRcに同期していな
いと判定する。
【0025】再ロックアップ回路20は判定信号S5に
基づいて、発振クロックFvをバーストクロックRcに
同期させるように90°PLL回路14に対して再ロッ
クトリガー信号S6を出力する。
【0026】Y/C分離回路17は、輝度成分及び色成
分を含むコンポジットビデオ信号CVを取り込み、色成
分の位相差を利用して各成分に分離し、色信号c及び輝
度信号yを生成する。例えば、NTSC方式の場合に
は、コンポジットビデオ信号CVを1水平走査期間だけ
ずらし、互いに加算することで輝度成分を取り出し、互
いの差から色成分を取り出すように構成される。
【0027】色再生回路18は、判定信号S5が入力さ
れていないときには、色信号cを所定の振幅に増幅し、
発振クロックFvをサンプリングクロックとして量子化
し、色データC0を再生する。色再生回路18は、判定
信号S5が入力されているときには、色データC0の再
生を停止し、固定値(例えば「0」)を出力する。
【0028】輝度再生回路19は、輝度信号yに対して
設けられるビデオ帯域の高周波アンプであり、輝度信号
yを所定の振幅に増幅し、所定のサンプリングクロック
に応答して量子化し、輝度データY0を再生する。
【0029】さて、上記のように構成された画像信号処
理装置において、図2に示すように、発振クロックFv
を1/4分周したクロックPfの位相がバーストクロッ
クRcの位相に対してほぼ90°進んでいるとすると、
90°移送回路21のシフトクロックPf1はバースト
クロックRcと同一位相になる。そのため、EXOR回
路22の出力クロックS3はほぼLレベルに保持され、
出力クロックS3にはひげ状のパルスが出力されるのみ
である。その結果、LPF24の電圧V1はLレベルに
保持され、比較信号S4はLレベルに保持され、発振ク
ロックFvがバーストクロックRcに同期していること
を検出することができる。
【0030】また、図3に示すように、発振クロックF
vを1/4分周したクロックPfの位相とバーストクロ
ックRcの位相との差が90°でないとすると、90°
移送回路21のシフトクロックPf1はバーストクロッ
クRcと同相にはならない。そのため、バーストクロッ
クRc及びシフトクロックPf1の一方がHレベルで他
方がLレベルの期間において、EXOR回路22の出力
クロックS3にはパルスが発生する。LPF24の電圧
V1は、出力クロックS3のデューティ比に比例するこ
とから、出力クロックS3にパルスが発生すると、電圧
V1は上昇する。そして、電圧V1が基準電圧VRより
も大きくなると、比較信号S4はHレベルになり、発振
クロックFvがバーストクロックRcに同期していない
ことを検出することができる。
【0031】このように本形態のロック検出回路16
は、発振クロックFvを1/4分周したクロックPfの
位相を90°移送回路21によって90°だけ遅らせる
ことによりシフトクロックPf1を生成する。EXOR
回路22によってバーストクロックRcの位相とシフト
クロックPf1の位相とを比較し、その比較結果の出力
クロックS3によってLPF24を充放電する。そし
て、LPF24の電圧V1が基準電圧VRよりも大きけ
れば、発振クロックFvがバーストクロックRcに同期
していないと判定するようにしたので、発振クロックF
vがバーストクロックRcに同期しているかどうかを容
易かつ確実に検出することができる。
【0032】尚、上記実施形態では、コンポジットビデ
オ信号CVに含まれるバーストクロックRcを基準クロ
ックとし、バーストクロックRcに基づいて生成される
発振クロックFvがバーストクロックRcに同期してい
るかどうかを検出するロック検出回路に具体化したが、
これに限定されるものではなく、基準クロックとしてバ
ーストクロック以外の任意のクロックに基づいて生成さ
れる発振クロックが同期しているかどうかを検出するよ
うにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、基
準クロックに基づいて生成される発振クロックが該基準
クロックに同期していることを容易かつ確実に検出する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の画像信号処理装置を示す回路図
【図2】ロック判定時の作用を示す各波形図
【図3】アンロック判定時の作用を示す各波形図
【図4】従来例のPLL回路を示す回路図
【図5】作用を示す各波形図
【符号の説明】
21 90°移送回路 22 比較回路としてのEXOR回路 24 ローパスフィルタ(LPF) 25 基準電圧生成回路 28 判定手段としてのコンパレータ Fv 発振クロック Pf1 シフトクロック Rc 基準クロックとしてのバーストクロック V1 電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定周期の基準クロックに基づいて動作
    する位相ロックループで生成され、基準クロックのn倍
    (nは自然数)の周波数を有する発振クロックが基準ク
    ロックに対して一定の位相差を維持してロックしている
    か否かを検出するロック検出回路であって、 前記発振クロックの周波数を1/nに分周した第1のク
    ロックの位相をロック時の前記基準クロックに対する前
    記発振クロックの位相差分シフトさせて第2のクロック
    を出力する移送回路と、 前記基準クロックの状態と前記第2のクロックの状態と
    の排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、 前記排他的論理和回路の出力信号を平滑化して出力信号
    のデューティ比に従う電圧を出力するローパスフィルタ
    と、 前記ローパスフィルタの出力電圧を所定の基準電圧と比
    較して前記基準クロックに対する前記発振クロックのロ
    ック状態を判定する判定回路とを備えたロック検出回
    路。
  2. 【請求項2】 接地電位から電源電位の間を抵抗分圧し
    て前記基準電圧を生成し、前記判定回路に供給する基準
    電圧発生回路をさらに備えた請求項1に記載のロック検
    出回路。
  3. 【請求項3】 同期成分、輝度成分及び色成分を含むコ
    ンポジットビデオ信号から色情報及び輝度情報を得る映
    像信号処理装置であって、 前記コンポジットビデオ信号から水平走査のタイミング
    を指定する水平同期クロックを取り出す同期分離回路
    と、 前記コンポジットビデオ信号から色成分の位相を指定す
    るバーストクロックを取り出すバースト抜き取り回路
    と、 前記コンポジットビデオ信号から輝度成分及び色成分を
    それぞれ分離するY/C分離回路と、 前記バーストクロックを基準クロックとし、前記バース
    トクロックに対してn倍(nは自然数)の周波数で一定
    の位相差を維持する発振クロックを出力する位相ロック
    ループ回路と、 前記輝度成分及び前記色成分を前記発振クロックに従う
    タイミングで取り込んで輝度情報及び色情報を再生する
    再生回路と、 前記発振クロックを1/nに分周して分周クロックを生
    成する分周回路と、 前記バーストクロックと前記分周クロックとの位相差に
    応じて前記位相ロックループ回路のロック状態を検出す
    るロック検出回路とを備え、前記ロック検出回路は、 前記分周クロックの位相をロック時の前記基準クロック
    に対する前記発振クロックの位相差分シフトさせて移送
    クロックを出力する移送回路と、 前記基準クロックの状態と前記移送クロックの状態との
    排他的論理和を出力する排他的論理和回路と、 前記排他的論理和回路の出力信号を平滑化して出力信号
    のデューティ比に従う電圧を出力するローパスフィルタ
    と、 前記ローパスフィルタの出力電圧が所定の基準電圧を超
    えたときに前記移送ロックループに対してリセット指示
    を与える判定回路とを含む映像信号処理装置。
JP9016615A 1997-01-23 1997-01-30 ロック検出回路及び映像信号処理装置 Pending JPH10215170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014158090A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 複眼撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014158090A (ja) * 2013-02-14 2014-08-28 Ricoh Co Ltd 複眼撮像装置

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