JPH06284262A - ファクシミリデータ受信装置 - Google Patents

ファクシミリデータ受信装置

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JPH06284262A
JPH06284262A JP5090657A JP9065793A JPH06284262A JP H06284262 A JPH06284262 A JP H06284262A JP 5090657 A JP5090657 A JP 5090657A JP 9065793 A JP9065793 A JP 9065793A JP H06284262 A JPH06284262 A JP H06284262A
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JP
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JP5090657A
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Tetsuya Ishii
哲弥 石井
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要な文書を優先的に受信することができる
ファクシミリデータ受信装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 予め送信側と受信側の双方で、重要なデ−タ
か否かを判断するための情報を取り決める機能を設け、
受信データ用の記憶装置の容量が一杯になった時点で、
重要でないデ−タを順次フラッシュするか、あるいはそ
の情報量を圧縮、削減することにより、記憶装置の容量
を確保し、重要であるデ−タの受信を優先させるように
した

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信デ−タを記憶装置
によって格納するファクシミリデ−タ受信装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、記憶装置によって受信デ−タ
を格納するファクシミリデ−タ受信装置において、記憶
装置内における受信デ−タの格納順序としては、通常は
無条件に先に受信されたものから順次格納していき、記
憶容量がなくなり次第、受信デ−タの受付を中止してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、受信側から見て重要である文書(デ−
タ)が、記憶容量が一杯になった時点で受け付けられな
くなり、必要な受信情報が得られなくなるという欠点が
あった。
【0004】そこで、本発明は、重要な文書を優先的に
受信することができるファクシミリデータ受信装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め送信側と
受信側の双方で、重要なデ−タか否かを判断するための
情報を取り決める手段を設け、受信データ用の記憶装置
の容量が一杯になった時点で、重要でないデ−タを順次
フラッシュするか、あるいはその情報量を圧縮、削減す
ることにより、記憶装置の容量を確保し、重要であるデ
−タの受信を優先させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例のシステム構成
を示すブロック図である。
【0007】まず、受信側ファクシミリ装置は、受信デ
−タを格納する記憶装置101と、このファクシミリ装
置の全体を制御するCPU109と、受信側の制御プロ
グラム等を格納したROM103と、各種登録データの
記憶領域やCPU109のワーク領域を提供する格納し
たRAM105と、電話回線110とのインタ−フェ−
スをとるためのNCU107と、このファクシミリ装置
における受信デ−タの表示や操作情報を表示する表示部
111と、このファクシミリ装置の各種操作を行うため
のキ−入力部113と、受信画像等の印字出力を行う印
字装置201とを有する。
【0008】次に、送信側ファクシミリ装置は、このフ
ァクシミリ装置の全体を制御するCPU108と、送信
側の制御プログラム等を格納したROM102と、各種
登録データの記憶領域やCPU108のワーク領域を提
供する格納したRAM104と、電話回線110とのイ
ンタ−フェ−スをとるためのNCU106と、このファ
クシミリ装置における受信デ−タの表示や操作情報を表
示する表示部112と、このファクシミリ装置の各種操
作を行うためのキ−入力部114と、原稿上の画像を光
電変換により読み取るCCD116と、このCCD11
6によって原稿を走査する動作や原稿搬送動作等を行う
スキャナ部115とを有する。
【0009】なお、この図1においては、説明の便宜
上、受信側と送信側とで、それぞれに必要な機能だけを
抽出して示しているが、それぞれ送信と受信の両方の機
能を備えた相互に同じ構成のファクシミリ装置により通
信を行う場合にも適用し得ることはもちろんである。
【0010】図2は、本実施例における読取り原稿30
1の構成を示す説明図である。この原稿301には、
『重要である』という情報を送信側から受信側に知らせ
るバ−コ−ド部302が、原稿301の副走査方向の最
下端y1ラインの位置に設けられている。
【0011】図3は、本実施例の動作を示すフロ−チャ
−トである。
【0012】まず、S501では、送信側ファクシミリ
装置からの着信を受け、受信側ファクシミリ装置で受信
動作を開始する。そして、S502では、今回の受信デ
ータを格納するだけのデータ容量が記憶装置101内に
あるかどうかを判断し、データ容量がある場合には、S
503において、受信デ−タを記憶装置101に蓄積し
て、S507に進む。
【0013】また、S502において、データ容量がな
いと判断した場合には、S504において、記憶装置1
01内に『重要でない』デ−タが既に存在すること意味
する属性Bがあるかどうかを判別する。そして、属性B
がある場合は、S505において、属性Bのデ−タの一
番古いデ−タを削除し、S507に進む。
【0014】また、S502において、属性Bがなかっ
た場合は、S506において、エラ−メッセ−ジを出力
して受信を中止する。
【0015】また、S507においては、ファクシミリ
受信が終了したか否かを判別する。そして、終了してい
れば、S508において、受信されたデ−タが『重要で
ある』か否かを判別するためのバ−コ−ド部302の解
析を行う。
【0016】S509において、S508で解析したバ
−コ−ドデ−タが『重要である』ことを意味しているか
どうかの判別を行う。ここで、『重要である』と判断し
た場合には、S510において、当該受信データの属性
が『重要である』ことを示すAを設定し、受信データと
ともに保存する。また、『重要でない』と判断した場合
には、S511において、当該受信データの属性が『重
要でない』ことを示すBを設定し、受信データとともに
保存する。
【0017】図4は、図3のS508におけるバ−コ−
ト解析処理の詳細を示すフロ−チャ−トである。
【0018】同図において、S601では、これから判
別するバ−コ−ド部の全ライン中何ライン目が『重要で
ある』というバ−コ−ドとして判別されたかを計数する
ためのカウンタの初期設定を行う。具体的には、y1ラ
イン中何ラインが『重要である』バ−コ−ドであるか判
別できたかを示すカウンタimpを0に設定し、また、
現在検索しているラインが何ライン目であるかを検出す
るためのカウンタfの初期設定としてy1(全ライン)
に設定する。
【0019】次に、S602では、1ライン中のバ−コ
−ドの白黒パタ−ンの検索を行ない、S603では、S
602で検索されたパタ−ンが送信時によって生じた
(紙の斜行やバ−コ−ド部の原稿の汚れを考慮した)誤
差の範囲内に収まっているかどうかの判別を行なう。そ
して、S603で誤差の範囲内に収まっていた場合に
は、S604でカウンタimpの数を1プラスして、S
605に進む。また、S603で誤差の範囲内に収まっ
ていない場合には、そのままS605に進む。
【0020】次に、S605では、バ−コ−ドラインの
カウンタfを1マイナスし、S606では、このカウン
タfが0であるかどうかの判別を行なう。そして、カウ
ンタfが0でなければ、S602に戻って処理を繰り返
す。
【0021】また、カウンタfが0であれば、S607
において、カウンタimpの数が全ラインの半分より大
きいか否かの判別を行なう。そして、カウンタimpの
数が全ラインの半分より大きい場合には、S608にお
いて、『重要デ−タ』と判別する。また、カウンタim
pの数が全ラインの半分より大きくない場合には、S6
09において、『重要でないデ−タ』と判別する。この
後、上述したS509に進む。
【0022】次に、この第1実施例のファクシミリ装置
における全体動作を順を追って詳細に説明する。
【0023】まず、図1における送信側ファクシミリ装
置で、キ−入力部114のスタ−トボタンを押すことに
より、スキャナ部115内にあるCCD116で図2に
示す原稿301を読み込ませ、CPU108を介し、N
CU106から電話回線110を経て受信側のNCU1
07へファクシミリ送信を行なう。そして、受信側のR
OM103、CPU109は、これを受けて記憶装置1
01へのデ−タ受信を試みる。
【0024】以下、上述した図3に示す動作に移行し、
まず、ファクシミリ受信が開始されると(S501)、
受信側のROM103、CPU109は、記憶装置10
1の容量があるか否かを検索する(S502)。
【0025】ここで容量があれば、受信デ−タを順次記
憶装置101の中に蓄積し(S503)、容量がなけれ
ば、既に記憶装置101の中に格納されているデ−タの
中で『重要でない』デ−タが存在することを意味する属
性Bのデ−タがあるかを判別する(S504)。
【0026】そして、属性Bのデ−タがあれば、記憶装
置101の中にある属性Bのデ−タの中で一番古いデ−
タを削除する(S505)。また、属性Bのデ−タがな
ければエラ−メッセ−ジを出してファクシミリ受信を中
止させる(S506)。
【0027】次に、以上のファクシミリ受信が終了して
いなければ、S502以後の動作をくり返し行ない、終
了したら(S507)、バ−コ−ド解析の処理を行なう
(S508)。そして、S508の検索結果が『重要で
あるデ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに
記憶装置内にある『重要であるデ−タ』の存在を意味す
る属性Aにしてデ−タとともに記憶装置101に保存す
る(S510)。
【0028】また、S508の検索結果が『重要でない
デ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに記憶
装置内にある『重要でないデ−タ』の存在を意味する属
性Bにしてデ−タとともに記憶装置101に保存する。
【0029】次に、図4において、ファクシミリ送信が
終了して原稿301が記憶装置101に格納された後の
デ−タの中から、最下端からy1ライン分のデ−タ、つ
まりバ−コ−ド部302を、CPU109、ROM10
3によって検索を行なう。
【0030】次に、初期設定として、y1ライン中何ラ
インが『重要である』バ−コ−ドであるか判別できたか
を示すカウンタimpを0にし、今検索しているバ−コ
−ドのラインが何ライン目であるかを示すカウンタfを
バ−コ−ド部の全ライン分y1に設定する(S60
1)。
【0031】図2のバ−コ−ド部302におけるx1〜
xmブロックの白黒パタ−ンと合致しているかの検索を
行なう(S602)。ここでx1からxmまでの各ブロ
ックは交互に黒または白の連続したパタ−ンで構成され
ており、予め送信側と受信側で各ブロックの連続したパ
タ−ンの数の取り決めが行なわれている。そして、受信
側で、これと同じパタ−ンかどうかの検索を行なってい
る。
【0032】そして、検索した結果が誤差の範囲内かど
うかの判別を行なう(S603)。ここで誤差とは、送
信側で原稿を送る際にセットする紙幅の斜行や、原稿を
読取る際のわずかなゴミなどを意味する。
【0033】そして、範囲内であれば、カウンタimp
に1を加え(S604)、カウンタfから1を引く(S
605)。ここでカウンタfが0(つまり、バ−コ−ド
の全ラインの検索が終了する)になるまで、S602以
後の動作をくり返す(S606)。
【0034】また、カウンタfが0になったら、カウン
タimp(『重要であるデ−タ』のバ−コ−ドと判別さ
れたカウンタ)総数がバ−コ−ド部の全ライン数の過半
数に達して一方いるかどうかを検索し(S607)、Y
ESならば『重要であるデ−タ』と判別し(S60
8)、NOならば『重要でないデ−タ』と判別する(S
609)。
【0035】このように受信側で『重要であるデ−タ』
を意味するバ−コ−ドを解析することにより、受信時
に、記憶装置の容量が一杯になっても、すでに格納され
ている『重要でないデ−タ』を順次削除することによ
り、『重要であるデ−タ』の受信をより多く優先して格
納することができる。
【0036】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。なお、装置の構成は、上記第1実施例(図1)と共
通であるものとし、同一符号を用いて説明する。
【0037】図5は、本実施例で、受信側ファクシミリ
装置の記憶装置101内に格納された『重要でないデー
タ』の内容を区分けしたものである。図示のように、受
信データの部分401と、インデックス(表題、名前、
連絡先等)部分402とに分かれている。
【0038】次に、この第2実施例のファクシミリ装置
における動作について説明する。
【0039】まず、図1における送信側ファクシミリ装
置で、キ−入力部114のスタ−トボタンを押すことに
より、スキャナ部115内にあるCCD116で図2に
示す原稿301を読み込ませ、CPU108を介し、N
CU106から電話回線110を経て受信側のNCU1
07へファクシミリ送信を行なう。そして、受信側のR
OM103、CPU109は、これを受けて記憶装置1
01へのデ−タ受信を試みる。
【0040】以下、図6に示すフローチャートに基づい
て説明する。まず、ファクシミリ受信が開始されると
(S501)、受信側のROM103、CPU109
は、記憶装置101の容量があるか否かを検索する(S
502)。
【0041】ここで容量があれば、受信デ−タを順次記
憶装置101の中に蓄積し(S503)、容量がなけれ
ば、既に記憶装置101の中に格納されているデ−タの
中で『重要でない』デ−タが存在することを意味する属
性Bのデ−タがあるかを判別する(S504)。
【0042】そして、属性Bのデ−タがあれば、記憶装
置101の中にある属性Bのデ−タの中で一番古いデ−
タの図5に示すインデックス部分402以外、すなわち
受信データ部分401を削除する(S701)。そし
て、残ったインデックス部分402を再び記憶装置に格
納する(S702)。
【0043】また、属性Bのデ−タがなければエラ−メ
ッセ−ジを出してファクシミリ受信を中止させる(S5
06)。
【0044】次に、以上のファクシミリ受信が終了して
いなければ、S502以後の動作をくり返し行ない、終
了したら(S507)、バ−コ−ド解析の処理を行なう
(S508)。そして、S508の検索結果が『重要で
あるデ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに
記憶装置内にある『重要であるデ−タ』の存在を意味す
る属性Aにしてデ−タとともに記憶装置101に保存す
る(S510)。
【0045】また、S508の検索結果が『重要でない
デ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに記憶
装置内にある『重要でないデ−タ』の存在を意味する属
性Bにしてデ−タとともに記憶装置101に保存する。
【0046】なお、この第2実施例における上記S50
8のバ−コ−ド解析処理も、上記第1実施例の図4に示
すフローチャートと同様に行われるものであるので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0047】以上のように、この第2実施例では、受信
時に『重要であるデータ』をバーコードの解析により判
別し、記憶装置101の容量が一杯の時は、既に記憶さ
れている『重要でないデータ』をインデックス部分40
2だけを残して記憶装置101から削除するので、新た
な『重要であるデータ』をより多く優先して記憶できる
とともに、『重要でないデータ』についてもインデック
ス部分402を残すことで、削除したデータを後から把
握することが可能となり、相手先に連絡をとる等の対応
が可能となる。
【0048】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。なお、装置の構成は、上記第1実施例(図1)と共
通であるものとし、同一符号を用いて説明する。
【0049】図7は、この第3実施例のファクシミリ装
置における動作を示すフローチャートである。
【0050】まず、図1における送信側ファクシミリ装
置で、キ−入力部114のスタ−トボタンを押すことに
より、スキャナ部115内にあるCCD116で図2に
示す原稿301を読み込ませ、CPU108を介し、N
CU106から電話回線110を経て受信側のNCU1
07へファクシミリ送信を行なう。そして、受信側のR
OM103、CPU109は、これを受けて記憶装置1
01へのデ−タ受信を試みる。
【0051】以下、図7に示す動作に移行し、まず、フ
ァクシミリ受信が開始されると(S501)、受信側の
ROM103、CPU109は、記憶装置101の容量
があるか否かを検索する(S502)。
【0052】ここで容量があれば、受信デ−タを順次記
憶装置101の中に蓄積し(S503)、容量がなけれ
ば、既に記憶装置101の中に格納されているデ−タの
中で『重要でない』デ−タが存在することを意味する属
性Bのデ−タがあるかを判別する(S504)。
【0053】そして、属性Bのデ−タがあれば、そのデ
ータがファインモードまたはスーパーファインモードか
否かの判別を行う(S801)。そして、ファインモー
ドまたはスーパーファインモードである場合には、この
データをノーマルモードに変換してデータ量の削減を行
う(S802)。また、属性Bのデ−タがなければエラ
−メッセ−ジを出してファクシミリ受信を中止させる
(S506)。
【0054】次に、以上のファクシミリ受信が終了して
いなければ、S502以後の動作をくり返し行ない、終
了したら(S507)、バ−コ−ド解析の処理を行なう
(S508)。そして、S508の検索結果が『重要で
あるデ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに
記憶装置内にある『重要であるデ−タ』の存在を意味す
る属性Aにしてデ−タとともに記憶装置101に保存す
る(S510)。
【0055】また、S508の検索結果が『重要でない
デ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに記憶
装置内にある『重要でないデ−タ』の存在を意味する属
性Bにしてデ−タとともに記憶装置101に保存する。
【0056】なお、この第3実施例における上記S50
8のバ−コ−ド解析処理も、上記第1実施例の図4に示
すフローチャートと同様に行われるものであるので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0057】以上のように、この第3実施例では、受信
時に『重要であるデータ』をバーコードの解析により判
別し、記憶装置101の容量が一杯の時は、既に記憶さ
れているファインモードまたはスーパーファインモード
の『重要でないデータ』をノーマルモードに変換してデ
ータ量を削減することにより、『重要でないデータ』の
解像度を犠牲にするだけで、新たな『重要であるデー
タ』をより多く優先して記憶することが可能となる。
【0058】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。なお、装置の構成は、上記第1実施例(図1)と共
通であるものとし、同一符号を用いて説明する。
【0059】図8は、この第4実施例のファクシミリ装
置における動作を示すフローチャートである。
【0060】まず、図1における送信側ファクシミリ装
置で、キ−入力部114のスタ−トボタンを押すことに
より、スキャナ部115内にあるCCD116で図2に
示す原稿301を読み込ませ、CPU108を介し、N
CU106から電話回線110を経て受信側のNCU1
07へファクシミリ送信を行なう。そして、受信側のR
OM103、CPU109は、これを受けて記憶装置1
01へのデ−タ受信を試みる。
【0061】以下、図8に示す動作に移行し、まず、フ
ァクシミリ受信が開始されると(S501)、受信側の
ROM103、CPU109は、記憶装置101の容量
があるか否かを検索する(S502)。
【0062】ここで容量があれば、受信デ−タを順次記
憶装置101の中に蓄積し(S503)、容量がなけれ
ば、既に記憶装置101の中に格納されているデ−タの
中で『重要でない』デ−タが存在することを意味する属
性Bのデ−タがあるかを判別する(S504)。
【0063】そして、属性Bのデ−タがあれば、そのデ
ータを印字装置201に出力して印字し(S901)、
この印字したデータを記憶装置101より削除する(S
902)。また、属性Bのデ−タがなければエラ−メッ
セ−ジを出してファクシミリ受信を中止させる(S50
6)。
【0064】次に、以上のファクシミリ受信が終了して
いなければ、S502以後の動作をくり返し行ない、終
了したら(S507)、バ−コ−ド解析の処理を行なう
(S508)。そして、S508の検索結果が『重要で
あるデ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに
記憶装置内にある『重要であるデ−タ』の存在を意味す
る属性Aにしてデ−タとともに記憶装置101に保存す
る(S510)。
【0065】また、S508の検索結果が『重要でない
デ−タ』と判別された場合は(S509)、すでに記憶
装置内にある『重要でないデ−タ』の存在を意味する属
性Bにしてデ−タとともに記憶装置101に保存する。
【0066】なお、この第3実施例における上記S50
8のバ−コ−ド解析処理も、上記第1実施例の図4に示
すフローチャートと同様に行われるものであるので、こ
こでは詳細な説明は省略する。
【0067】以上のように、この第4実施例では、受信
時に『重要であるデータ』をバーコードの解析により判
別し、記憶装置101の容量が一杯の時は、既に記憶さ
れている『重要でないデータ』を印字出力して記憶装置
101から削除することにより、新たな『重要であるデ
ータ』を記憶できるとともに、印字出力するのが『重要
でないデータ』であることから、『重要であるデータ』
を他人に見られずにすみ、例えば親展通信等にも応用で
きるものとなる。さらに、この第4実施例の機能によ
り、最終的には、『重要であるデータ』は記憶装置10
1に、『重要でないデータ』は印字装置201に整理さ
れ、分かりやすくなる効果が得られる。
【0068】以上、本発明の4つの実施例について説明
したが、これらの実施例を適宜組み合わせて用いること
も可能である。例えば、記憶装置101の残量に応じ
て、最初は第3実施例により、『重要でないデータ』の
解像度変換で、『重要であるデータ』のためのメモリ容
量を確保し、それでも記憶装置101の容量不足となっ
た場合は、第1、第2、第4実施例を用いて、『重要で
ないデータ』の削除を行うようにする。
【0069】また、本発明の第5実施例として、新たな
『重要であるデータ』を受信した場合に、記憶装置10
1のメモリ容量が不足しているときには、上述した図5
に示す『重要でないデータ』のインデックス部分402
だけを印字装置201で印字出力するとともに、この
『重要でないデータ』については、全てを記憶装置10
1から削除するようにしても良い。
【0070】このようにすれば、『重要でないデータ』
を全て印字出力するのに比べて、用紙を節約することが
できるとともに、削除した『重要でないデータ』の内容
について、わざわざ記憶装置101を確認することな
く、またリアルタイムで手軽に認識でき、迅速な対応を
行うことも可能で、万が一『重要でないデータ』中に、
実際は重要なデータが含まれているようなときでも、有
効に対処できることになる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め受信側で重要であるデ−タか否かの情報を判別する
ための記号を登録しておき、受信時において記憶装置の
容量が一杯になった時点で重要でないデ−タをフラッシ
ュするか、情報量を圧縮、削減して、記憶装置の容量を
確保することにより、重要であるデ−タの受信を優先す
ることができ、必要な受信情報をより多く得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例における読取り原稿の構成を示
す説明図である。
【図3】上記第1実施例における全体動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図4】上記第1実施例におけるバ−コ−ト解析処理の
詳細を示すフロ−チャ−トである。
【図5】本発明の第2実施例において、受信側ファクシ
ミリ装置の記憶装置内に格納された『重要でないデー
タ』の内容を示す説明図である。
【図6】上記第2実施例における全体動作を示すフロ−
チャ−トである。
【図7】本発明の第3実施例における全体動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【図8】本発明の第4実施例における全体動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
101…記憶装置、 102、103…ROM、 104、105…RAM、 106、107…NCU、 108、109…CPU、 110…電話回線、 111、112…表示部、 113、114…キー入力部、 115…スキャナ部、 116…CCD、 201…印字装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信デ−タのメモリ受信手段として、記
    憶装置に受信デ−タを格納する時に、そのデ−タを受信
    する優先順位を判別する機能を有することを特徴とする
    ファクシミリデ−タ受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記優先順位を判別する判別手段として、原稿の所定の
    場所に所定のマ−クを設け、送信側の読取装置で読み込
    まれたこのマ−クのパタ−ンを、受信側で解析すること
    により判別を行うことを特徴とするファクシミリデ−タ
    受信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 受信したデ−タが優先すべきデ−タであることを判別し
    た時に、既に記憶装置内に優先する必要のないデ−タを
    含むデ−タが格納されていて、容量が一杯だった場合、
    上記優先する必要のないデ−タを削除して記憶装置の領
    域を確保し、代わりに優先すべきデ−タを格納すること
    を特徴とするファクシミリデ−タ受信装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記優先する必要のないデ−タを全部削除せず、そのイ
    ンデックス部分を残してデ−タを削減した後、その残存
    したデータを記憶装置に再格納することを特徴とするフ
    ァクシミリデ−タ受信装置。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 上記優先する必要のないデ−タがファインモ−ドであっ
    た場合、そのデ−タをノ−マルモ−ドに変換して記憶装
    置に再格納することを特徴とするファクシミリデ−タ受
    信装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項において、 受信したデ−タが優先すべきデ−タを判別した時に、既
    に記憶装置内に優先する必要のないデ−タがあった場
    合、そのデータを印字装置より印字するとともに、その
    データを記憶装置より削除して記憶領域を確保し、代わ
    りに優先すべきデ−タを格納することを特徴とするファ
    クシミリデ−タ受信装置。
JP5090657A 1993-03-25 1993-03-25 ファクシミリデータ受信装置 Pending JPH06284262A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010062807A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像データ蓄積方法、画像データ蓄積プログラム及び記録媒体

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