JPH06284236A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06284236A
JPH06284236A JP9065893A JP9065893A JPH06284236A JP H06284236 A JPH06284236 A JP H06284236A JP 9065893 A JP9065893 A JP 9065893A JP 9065893 A JP9065893 A JP 9065893A JP H06284236 A JPH06284236 A JP H06284236A
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JP
Japan
Prior art keywords
time
standard
daylight saving
switching
standard time
Prior art date
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Pending
Application number
JP9065893A
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English (en)
Inventor
Motoaki Yoshino
元章 吉野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06284236A publication Critical patent/JPH06284236A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準時間と夏時間との切替を容易に行うこと
ができるファクシミリ装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 標準時間から夏時間の切り換えのためのスイ
ッチを具備し、このスイッチを操作する度に設定時間を
1時間進めたり、遅らせたりすることにより、オペレー
タの操作を簡略化する。また、予め設定した日時に自動
的に時間設定を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に時計機能を具備す
るファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置において
は、いわゆる時計ICなどによる計時手段を内蔵して、
タイマー通信や送信画像にヘッダとして付加する発信元
情報や受信ページフッタの情報の一部として付加するタ
イムスタンプ機能などの各種時計機能を実現したファク
シミリ装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、装置内蔵の時計手段の時刻設定
は、装置の初期設定の一部として考えられているため、
米国やヨーロッパなどのいわゆる夏時間を採用している
国では、標準時間から夏時間および夏時間から標準時間
の切り換え時において、変更となるのは時間の項目のみ
であるのにもかかわらず、オペレータは初期設定時と同
じく、年月日の順に無関係の項目にまで設定値を再入力
しなければならず、年に2回煩雑な操作を行わなければ
ならなかった。
【0004】また、切り換えの当日に操作のできるオペ
レータが不在であったり、操作方法を忘れてしまった場
合には、時間設定の切り換えが行えないという不具合が
あった。
【0005】本発明は、標準時間と夏時間との切替を容
易に行うことができるファクシミリ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、標準時間から
夏時間の切り換えのためのスイッチを具備し、このスイ
ッチを操作する度に設定時間を1時間進めたり、遅らせ
たりすることにより、オペレータの操作を簡略化するこ
とができる。また、予め設定した日時に自動的に時間設
定を切り換えることにより、切り換え当日に確実に実行
することができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例におけるファク
シミリ装置の構成を示すブロック図である。
【0008】主制御部1は、装置全体の制御を行うもの
であり、CPUやプログラム・システムデータの書き込
まれたROM、ワークとして使用されるRAM等により
構成される。
【0009】読取部2は、CCDイメージセンサや原稿
搬送機構等によって構成され、原稿の読み取りを行うも
のであり、記録部3は、感熱・熱転写プリンタもしくは
レーザプリンタ等より構成され、画像記録を行うもので
ある。
【0010】通信制御部4は、モデムやNCU(網制御
装置)等により構成され、電話回線等の通信回線や電話
機等が接続される。
【0011】操作部5は、キーボードやスイッチ類が設
けられ、オペレータが各種の入力を行うためのものであ
る。なお、この第1実施例では、特に図示しないが、操
作部5上には、本発明に必要な「標準時間」⇔「夏時
間」の切換スイッチが設置されている。
【0012】表示部6は、LCDやLED等によって構
成され、各種の表示を行うものであり、計時手段7は、
いわゆる時計IC等により構成され、各種の計時を行う
ものである。また、データ登録用メモリ8は、各種デー
タを登録するためのメモリである。
【0013】図2は、本実施例に使用される時計ICの
構成例を説明する模式図である。
【0014】まず、初期設定における時刻の設定時に
は、操作部5のキーボードによる操作により、主制御部
1内の表示バッファに所定フォーマットで置数され、表
示部6に表示されている時刻情報が時計IC内の各カウ
ンタにデータ形式変換後に書き込まれる。
【0015】一方、現在時刻の表示時には、時計IC内
の各カウンタが随時読み出され、表示用フォーマットに
変換された後、表示バッファに書き込まれることによ
り、表示部6に表示される。
【0016】次に、この第1実施例において、周期的な
タスク等により処理される事項について図3のフローチ
ャートにしたがって説明する。
【0017】まず、S1において、切換スイッチの設定
状態を入力ポートにより読み出し、主制御部1内の変数
SWnewに記憶する。この時、SWnewは「標準時
間」ならば0、「夏時間」ならば1が設定される。
【0018】次に、S2において、この変数SWnew
を切換スイッチの設定状態を記録している変数SWol
dと比較する。そして、SWnewがSWoldと一致
すれば、スイッチの設定に変更はないので特別な処理は
行わない。
【0019】また、SWnewがSWoldと一致しな
い場合には、スイッチの設定に変更が行われたので、S
3に進み、変数SWoldの更新を行った後、S4に進
み、時計ICの時カウンタ(H10、H1)を読み出
し、バイナリデータに変換して、変数HHにその値を書
き込む。
【0020】S5では、SWnewの値を判定し、1で
あれば夏時間への変更なので、S6に進み、変数HHに
1を加える。ただし、現時刻が23時の場合には、24
時という不合理な変数値を0時に変更する処理をS7で
実行する。
【0021】SWnewが0であれば、標準時間への変
更なので、S8に進み、変数HHから1を減ずる。ただ
し、現時刻が0時の場合には、−1時という不合理な変
数値を23時に変更する処理をS9で実行する。
【0022】いずれの場合においても、S10に進み、
変数HHの1位の値をカウンタH1に、変数HHの10
位の値をカウンタH10に書き込むことにより、新しい
設定時刻の時計ICへの設定を完了する。
【0023】このようにして、「標準時間」と「夏時
間」の切り換えに応じて時計ICの変更を行うことがで
きる。
【0024】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。図4は、この第2実施例において、周期的なタスク
等により処理される事項を示すフローチャートである。
【0025】この第2実施例においては、主制御部1内
の時刻変数HHに対する補正値変数hhの存在が従来の
ファクシミリ装置と異なる。
【0026】すなわち、S101においては、切換スイ
ッチの状態を判定し、「夏時間」設定であれば、S10
2に進み、変数hhに1をセットする。
【0027】また、S101で「標準時間」設定であれ
ば、S103に進み、変数hhに0をセットする。
【0028】次に、S104において、従来のファクシ
ミリ装置と同様に、時計ICの時カウンタの値を読み出
し、バイナリデータに変換して、変数HHにその値をセ
ットする。
【0029】さらに、S105では、変数HHに変数h
hを加算する。ただし、「夏時間」設定の場合、現時刻
が23時であると、変数HHは24時という不合理な値
になってしまうので、HHを0時に変更する処理をS1
06に追加する。
【0030】なお、この第2実施例の時刻の初期設定時
においては、予め切換スイッチが「夏時間」設定になっ
ている場合には、入力値に対してマイナス1時間の補正
を行った後、時計ICに値を設定しなければならない。
つまり、初期状態における時刻を「標準時間」に合わせ
ておくことにより、上述した「夏時間」の判定による変
数hh=1の加算動作が有効となる。
【0031】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0032】なお、この第3実施例では、上述したデー
タ登録用メモリ8は、標準時間から夏時間および夏時間
から標準時間の日時情報が操作部5のキーボード操作に
より登録されている。
【0033】この第3実施例は、切換スイッチを設け
ず、データ登録用メモリ8に「標準時間→夏時間」およ
び「夏時間→標準時間」の切り換え日時を予め登録して
おき、この日時に到達したことを検出することにより、
自動的に時間の切り換えを行うものである。
【0034】この場合、第1実施例で説明したように、
時計ICのカウンタ値を書き替える方式と、第2実施例
で説明したように、時計ICのカウンタ値の書き替えは
行わず、補正値変数hhを用いる方式との2方式が考え
られる。
【0035】また、指定日時の登録方法および到達判定
方式は従来のファクシミリ装置で実施されているタイマ
ー通信等の機能もしくはVTRのタイマー録画機能等で
公知となっている方式に類似の方式によるものとする。
【0036】さらに、登録および判定すべきデータとし
ては、「月」「日」「時」で十分である。
【0037】しかしながら、国によっては「標準時間→
夏時間」は4月の第1日曜日の所定時刻、「夏時間→標
準時間」は11月の第1日曜日の所定時刻に切り換える
ことが法令により定められている場合もあるので、
「月」「N番目の」「曜日」「時」の形式で登録および
判定を行った方がより望ましい場合もある。
【0038】特に第3実施例の場合には、切換が自動で
行われるため顕著であるが、「標準時間⇔夏時間」の切
換が実行された場合、その時間帯に設定されていたタイ
マー通信に関して特別な処理が必要である。
【0039】例えば、「標準時間→夏時間」が4時(0
4:00)に切り換わる場合、標準時間のときに、0
4:00〜04:59に起動するよう指定されたタイマ
ー通信は、基準時刻の切換により、03:59の次は0
5:00になってしまうため、時分データの一致により
時刻到達判定している装置では、その日はタイマー通信
が起動されないことになってしまう。
【0040】そこで、この不具合を防止するための処理
としては、切換後の1時間に限っては「標準時間」での
時刻到達判定を行うとよい。
【0041】また、「夏時間→標準時間」が4時(0
4:00)に切り換わる場合、時刻は04:59のつぎ
に再び04:00になってしまうので、04:00〜0
4:59に起動するよう指定されたタイマー通信は、基
準時刻の切換により、2度起動されてしまう。
【0042】この不具合を防止するための処理として
は、切換後の1時間に限っては時刻到達判定を行わない
ようにするとよい。
【0043】また、上述した第1実施例では、「標準時
間」⇔「夏時間」の切換スイッチを操作部5上に設置さ
れた機械的なスイッチに限定して説明を加えたが、デー
タ登録用メモリ8上に設定された変数の値によって切り
換える、いわゆるソフトスイッチ方式による実現が容易
なことはいうまでもない。
【0044】また、上述した第1実施例の場合でも、第
2実施例の場合でも、現在選択されているのが「標準時
間」であるのか「夏時間」であるのかを表示部6上に明
示するのがより、望ましい実施形であることはいうまで
もない。
【0045】さらに、第3実施例の場合においては、切
換日を「月」「日」で設定する例についての説明のみ行
ったが、計時手段に曜日管理機能がある場合には、「4
月の第1日曜日」のような特定の月の特定の曜日を指定
する方法を採用してもよいことはいうまでもない。
【0046】さらに、説明の簡略化のため、いずれの実
施例の場合においても、「異常値補正」は時刻に関して
のみ行うように説明したが、実際には、日付の補正をも
実行するのがより望ましいことはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上から説明したように、本発明によれ
ば、従来のファクシミリ装置を大幅に変更することな
く、「標準時間」⇔「夏時間」の切り換えを容易に行う
ことが可能となる。したがって、夏時間採用地域におい
てより操作性のよいファクシミリ装置を提供することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例に使用される時計ICの構成例
を説明する模式図である。
【図3】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】本発明の第2実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…読取部、 3…記録部、 4…通信制御部、 5…操作部、 6…表示部、 7…計時手段、 8…データ登録用メモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時計機能を有するファクシミリ装置にお
    いて、 上記時計機能における標準時間と夏時間との切り換えの
    ためのスイッチを具備することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 時計機能を有するファクシミリ装置にお
    いて、 上記時計機能における標準時間から夏時間および夏時間
    から標準時間の切り換えのための日時情報を登録する登
    録手段を具備し、上記時計機能による計時結果が上記登
    録手段に登録した日時情報と一致した場合に、自動的に
    標準時間から夏時間および夏時間から標準時間の切り換
    えを行うことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 上記標準時間から夏時間への切り換え時に、内蔵した時
    計の設定時刻自体を書き替えることを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 上記標準時間から夏時間への切り換え時に、内蔵した時
    計の設定時刻自体の書き替えは行わず、ファクシミリ装
    置の表示器に表示される時刻のみを補正することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項において、 内部タイマー動作機能を具備し、標準時間から夏時間へ
    の切換後の所定時間に限っては、標準時間に基づいてタ
    イマー動作の設定時刻到達判定を行うとともに、夏時間
    から標準時間への切換後の所定時間に限っては、タイマ
    ー動作の設定時刻到達判定を行わないことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
JP9065893A 1993-03-25 1993-03-25 ファクシミリ装置 Pending JPH06284236A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1816525A2 (en) * 2006-02-03 2007-08-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic apparatus and printer having clock functions and control program for the same electronic apparatus stored in computer-readable medium
JP2010030095A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Casio Comput Co Ltd 温湿度監視機能付きプリンタ

Cited By (4)

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EP1816525A3 (en) * 2006-02-03 2008-01-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic apparatus and printer having clock functions and control program for the same electronic apparatus stored in computer-readable medium
US7525876B2 (en) 2006-02-03 2009-04-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electronic apparatus and printer having clock functions and control program for the same electronic apparatus stored in computer-readable medium
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