JP2002135487A - 原稿読取記録装置 - Google Patents

原稿読取記録装置

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JP2002135487A
JP2002135487A JP2000327998A JP2000327998A JP2002135487A JP 2002135487 A JP2002135487 A JP 2002135487A JP 2000327998 A JP2000327998 A JP 2000327998A JP 2000327998 A JP2000327998 A JP 2000327998A JP 2002135487 A JP2002135487 A JP 2002135487A
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energy saving
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keys
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JP2000327998A
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Jiro Kishida
二郎 岸田
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省エネルギー状態からの復帰動作を各種状況
に応じて的確に行える原稿読取記録装置を提供するこ
と。 【解決手段】 原稿を読み取る読取部11と、記録部1
2と、複数の操作キーを備えた操作部10と、少なくと
も記録部12への通電量を低下させて省エネルギー状態
とした場合に、予め登録された組合せの複数の操作キー
が操作されたことを条件に省エネルギー状態を解除する
制御部1とを備えた原稿読取記録装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やファクシ
ミリ装置等の原稿読取記録装置において、省エネルギー
状態からの復帰動作を時間帯等の各種状況に応じて的確
に行えるようにした原稿読取記録装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写機等の原稿読取記録装置において、
画像の記録に熱定着方式を用いる場合、定着器における
電力消費量が増加しがちな問題がある。そのため、所定
時間装置を不使用の場合や省エネルギーを指示するキー
操作が行われた場合等に、定着器に対する電力供給を停
止又は低減させ、省エネルギー状態へ移行させることが
広く行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、省エネルギー状
態の解除は、原稿がセットされたことが検出された場合
に自動的に行われたり、所定のキー操作に基づいて行わ
れるようになっている。ところが、上記のような解除方
法では、誤操作等によって省エネルギー状態が解除され
てしまうことも生じ得るため、無駄な電力消費が発生し
がちなものであった。特に、夜間等に、部外者が原稿読
取記録装置の設置場所に立ち入る可能性があるような場
合、部外者による誤操作や悪意による操作等によって無
駄な電力消費が発生しやすい問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するため、省エネルギー状態からの復帰動作を各種状
況に応じて的確に行える原稿読取記録装置を提供するこ
とを目的とする。そのため、本発明の請求項1の原稿読
取記録装置は、原稿を読み取る読取部と、記録部と、複
数の操作キーを備えた操作部と、少なくとも記録部への
通電量を低下させて省エネルギー状態とした場合に、予
め登録された組合せの複数の操作キーが操作されたこと
を条件に省エネルギー状態を解除する制御部とを備えた
ことを特徴としている。
【0005】請求項2の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記省エネルギー状態の解除用の複数
の操作キーの組合せは複数の時間帯毎に登録されている
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項3の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記複数の操作キーの組合せ操作によ
る省エネルギー状態の解除条件の判定は、複数の操作キ
ーの操作順を判定する判定モードと、操作順を任意とす
る判定モードを切換可能としたことを特徴とするもので
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、図1に概略構
成を示すように、原稿読取記録装置としての複写機能付
きファクシミリ装置F(簡単のため、以下、ファクシミ
リ装置Fという)は、CPU(中央処理装置)等からな
る制御部1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Ran
dom Access Memory)3、画像メモリ4、コーデック5、
モデム6、NCU(Network Control Unit)7、表示部
8、操作部10、読取部11、定着器12aを有する記
録部12及び電源装置13がバスライン14により互い
に接続されてなる。なお、後述の省エネルギー時に電源
装置13から定着器12aのみへの給電を停止させるた
め、電源装置13と定着器12aとは、独自の経路で接
続されている。
【0008】ROM2には、ファクシミリ装置F全体を
制御するためのプログラム、つまり、ファクシミリの送
受信用のプログラム及び複写用のプログラムが予め記憶
されている。また、ROM2には、電源装置13から記
録部12における定着器12aへの電力供給を停止又は
低減する省エネルギーモード(省エネルギー状態)の実
行用及び当該省エネルギーモードの解除用のプログラム
が記憶されている。なお、各種制御プログラムの修正や
追加に容易に対応できるようにするため、ROM2に代
えて、書換え可能な不揮発性メモリであるフラッシュメ
モリ等を使用してもよい。
【0009】RAM3には、制御部1による制御に必要
な各種データ、例えば、モデム6の通信速度等が一時記
憶されるようになっている。また、RAM3の一部の領
域には、電源装置13のオフ時にも、充電池等により記
憶内容を保持できるバックアップ機能を有する第1及び
第2キーメモリ3a及び3bが設けられ、この第1及び
第2キーメモリ3a及び3bには、省エネルギー状態の
解除に用いる操作キーの組合せ等のデータが記憶される
ようになっている。
【0010】画像メモリ4はRAM等からなり、後述の
読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化(圧
縮)された後の画像データが記憶されるようになってい
る。画像メモリ4は、符号化済みの画像データを、原稿
の数10頁乃至数100頁分程度蓄積できる記憶容量を
備えている。
【0011】コーデック5は、読取部11で読み取られ
た、送信すべき画像データを順次符号化し、また、ファ
クシミリ通信の相手先から受信した符号化画像データを
復号する役割を有する。モデム6は、送受信データの変
復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調して
NCU7を介して公衆電話回線網等の通信回線15に送
出する一方、通信回線15からNCU7を介して上記相
手先から受信した音声帯域信号をディジタル信号に復調
する。
【0012】NCU7は、通信回線15とこのファクシ
ミリ装置Fとの接続を制御するとともに、相手先のファ
クシミリ番号に応じたダイヤルパルスを送出する機能及
び着信を検出する機能を備えている。
【0013】図2に示すように、表示部8は、例えば、
液晶表示素子からなり、操作部10には、複数の操作キ
ーが設けられている。以下、主要な操作キーにつき説明
すると、図2中左側から、コピーキーAは複写機能を選
択するためのキーであり、ファクスキーBはファクシミ
リ機能を選択するためのキーである。また、画質選択キ
ーC1は原稿の種類等に応じて読取画質を選択するキ
ー、濃度選択キーC2は印刷画像の濃度を選択するキ
ー、倍率選択キーC3は複写時等の倍率を選択するキー
である。
【0014】また、機能選択キーD1乃至D3は、各キ
ーD1乃至D3に対応させて表示部8に表示される各種
機能(例えば、ファクシミリ機能の選択時には「リダイ
ヤル」機能、複数の送信相手先を予め一グループとして
登録しておく「グループ」機能、同一原稿を各回毎に指
定される複数の送信相手先に送信する「同報」機能等)
を選択するためのキーであり、機能切換キーEは表示部
8に表示される機能を順次切り換えるためのキーであ
る。
【0015】上記機能切換キーEの操作に応じて表示部
8に表示される機能は、比較的多用される機能である
が、それ以外の使用頻度の比較的使用頻度の低い機能
(例えば、ファクシミリ機能の選択時には「送信時刻指
定」機能、複数の原稿を同一相手先に一括して送信する
「一括送信」機能及び「短縮番号の登録」機能等)は、
メニューキーGの操作に応じて表示部8に表示されるよ
うになっている。
【0016】省エネルギーキーHは、手動で省エネルギ
ーモードに移行させるためのキー、十字キーIは表示部
8に表示される不図示のカーソルを上下又は左右方向へ
移動させるキーである。テンキーJは複写枚数やファク
シミリ送信の相手先番号等の数字を入力するキー、リセ
ットキーKは各種機能の選択等を取り消すためのキー、
ストップキーLは複写やファクシミリ送信等を中止させ
るキー、スタートキーMは複写やファクシミリ送信を開
始させるキーである。
【0017】操作部10の右端部近傍には、各々複数の
ワンタッチキーWが配置された左右1対のキー領域N
1、N2が設けられている。これらの領域N1、N2に
は、頁形式で左右の領域N1、N2間で折り返し可能
な、例えば、2枚の表示板Q1、Q2が重ね合わせ可能
に設けられている。
【0018】図2の状態では、2枚の表示板Q1、Q2
が共に右側領域N2に折り返されており、左側領域N1
における操作部10本体上及び右側領域N2における表
示板Q1の表面上に各ワンタッチキーWに対応する第1
頁目の表示P1(ワンタッチキーの番号や対応する通信
相手先の名称等)がなされている。
【0019】図3は、1枚目の表示板Q1を左側領域N
1側に折り返した状態を示しており、左側領域N1にお
ける表示板Q1の裏面上及び右側領域N2における表示
板Q2の表面上に各ワンタッチキーWに対応する第2頁
目の表示P2が行われている。
【0020】また、図4は、2枚目の表示板Q2をも左
側領域N1側に折り返した状態を示しており、左側領域
N1における表示板Q2の裏面上及び右側領域N2にお
ける操作部10本体上に各ワンタッチキーに対応する第
3頁目の表示P3が行われている。そして、表示板Q
1、Q2の折り返し状態が検出されることにより、個々
のワンタッチキーWに最大限3通りの機能が与えられる
ようになっている。
【0021】図2のように、第1頁目P1が開かれてい
る状態で、最上列の6つのワンタッチキーWは、例え
ば、複写時に倍率変更、枠消去、綴代作成等の複数の機
能の組合せをおまかせ登録キーOを用いて予め登録して
おき、第1頁目P1の最上列のいずれかのワンタッチキ
ーWを操作するのみで登録した機能の組合せを実行でき
るようにしたキーである。
【0022】第1頁目の最上列以外のワンタッチキー
W、及び第2、第3頁目のワンタッチキーWは、各ワン
タッチキーW毎に対応する通信相手先のファクシミリ番
号を登録しておいて、所望のワンタッチキーWを操作す
るのみで対応する通信相手先を発呼できるようにしたキ
ーである。この場合、相手先のファクシミリ番号に加え
て、送信時刻指定等の機能を登録しておくこともでき
る。
【0023】読取部11は、図示しないラインセンサー
やCCD(Charge Coupled Device)等からなり、ファク
シミリ送信用又は複写用の原稿の読取を行うようになっ
ている。記録部12は、電子写真方式又はインクジェッ
ト方式等の印刷装置を備え、ファクシミリ受信時には相
手先から受信した画像データを記録する一方、複写時に
は読取部11で読み取られた原稿の画像データを記録す
るようになっている。また、電源装置13は、不図示の
商用電源等から電力の供給を受け、ファクシミリ装置F
の各部に電源を供給するとともに、省エネルギーモード
への移行時には、定着器12aへの給電を停止するよう
になっている。
【0024】上記構成において、ファクシミリ送信時に
は、原稿の画像データが読取部11で読み取られ、コー
デック5で符号化されて画像メモリ4に蓄積された後、
モデム6で変調され、NCU7から通信回線15を通し
て通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時
には、受信した画像データがモデム6で復調されて画像
メモリ4に蓄積された後、コーデック5で復号され、記
録部12により印刷される。一方、複写時には、読取部
11で読み取られた画像データが、必要により、一旦、
コーデック5で符号化されて画像メモリ4に蓄積された
後、再度復号されて記録部12で印刷される。
【0025】そして、電源オン状態で省エネルギーキー
Hが手動で操作された場合、又は所定時間(例えば、1
分間)継続して記録部12の定着器12aが使用されな
かったことが検出された場合は、制御部1は、電源装置
13から定着器12aに対する電源供給を停止して省エ
ネルギーモードに移行させる。
【0026】この省エネルギーモードは、相手先からフ
ァクシミリ送信を受信した場合には、受信画像の印刷の
ために、制御部1の制御に従って自動的に解除される
が、複写時には手動で解除する必要がある。なお、ファ
クシミリ送信時には、省エネルギーモードを解除して定
着器12aへの給電を再開する必要は必ずしもないが、
定着器12aへの給電を再開するようにしてもよい。
【0027】本実施の形態では、省エネルギーモードの
手動解除を、予め登録した複数の操作キーの組合せ入力
により行うようにしている。以下、省エネルギーモード
の解除用の複数の操作キーの組合せの登録手順及びこれ
らの操作キーの組合せを用いた省エネルギーモードの手
動解除手順を説明する。
【0028】まず、省エネルギーモードの解除用の操作
キーの組合せの登録時には、例えば、メニューキーGを
操作して表示部8上に各種機能を表示させ(図示せ
ず)、「解除キーの登録」メニユーを選択する。これに
応じて、制御部1は、図5のフローチャートに示すよう
に、表示部8に「9時から17時(昼間)の解除キーを
登録」すべき旨の表示を行わせる(S1)。
【0029】続いて、操作者が、予め定められた最大個
数(N個)以内の所望の個数、例えば、3個の操作キー
を任意に選択して順次入力すると(S2乃至S4)、こ
れらの操作キーがRAM3中の第1キーメモリ3aに格
納される(S5)。操作者が最大個数未満の個数で操作
キーの入力を終了した場合、制御部1は、例えば、最終
の操作キーの入力後、所定時間(例えば、10秒程度)
経過しても次の操作キーの入力がないことに基づいて、
操作キーの入力終了と判定する。
【0030】上記省エネルギーモードの解除用の操作キ
ーは、テンキーJ以外にも、操作部10上の任意の操作
キーを指定できる。例えば、上記第1乃至第3キーとし
て、各々コピーキーA、リセットキーK及びストップキ
ーL等を指定することができ、任意の頁の任意のワンタ
ッチキーWを指定してもよい。また、同一の操作キーを
複数回繰り返して入力してもよい。
【0031】このように、任意の操作キーを指定可能と
することで、部外者等によるファクシミリ装置Fの誤操
作や不正使用の可能性を極めて低いものとすることがで
きる。但し、ここでは、通常、正規の使用者がファクシ
ミリ装置Fの設置場所に滞在している9時から17時の
間の省エネルギーモードの解除キーの登録であるから、
記憶することが比較的容易な操作キーの組合せとするこ
とが好ましい。
【0032】9時から17時の間の解除キーの登録が終
了すると、制御部1は、表示部8に17時から9時(夜
間)における省エネルギーモードの解除キーの登録を行
うか否かを質問するメッセージを表示させる(S6)。
操作者は、表示部8に表示される更なるメッセージに従
って、17時から9時の解除キーの登録を行う場合は、
例えば、テンキーJ中の数字キー「1」を入力し、行わ
ない場合は数字キー「2」を入力する。
【0033】17時から9時の解除キーの登録を行わな
い場合は、上記で登録済みの9時から17時の間の解除
キーが17時から9時の間の時間帯もそのまま使用され
ることになり、この場合、解除キーの登録作業は終了す
る。17時から9時の解除キーの登録を行う場合、続い
て、操作者が最大個数以内の所望の個数、例えば、3個
の操作キー(第4乃至第6キー)を順次入力すると(S
7乃至S9)、制御部1は、これらを第2キーメモリ3
bに順次格納させる(S10)。
【0034】17時から9時の解除キーの組合せの入力
が終了すると、制御部1は、続いて、複数個、ここでは
3個の操作キーの入力順を判定するか否かを質問するメ
ッセージを表示部8に表示させる(S11)。操作者は
表示部8上の更なるメッセージに従って、入力順を判定
する場合は、例えば、数字キー「1」を、判定しない場
合は、例えば、数字キー「2」を入力すると、判定の有
無が第2キーメモリ3bに記憶される(S12)。
【0035】上記入力順を判定することを選択した場合
は、省エネルギーモードの解除動作時に、登録時と同様
の第4、第5及び第6キーの順序で入力した場合のみ、
解除キーが正確に入力されたものと判断される。一方、
入力順を判定しないことを選択した場合は、第4乃至第
6キーが漏れなく入力された場合は、入力の順序を問わ
ず、解除キーが正確に入力されたものと判断される。
【0036】従って、17時から9時の夜間の時間帯
に、部外者である清掃要員等が習慣的にファクシミリ装
置Fの設置場所に立ち入る場合又は犯罪者等による不法
侵入を受ける可能性が高い場合は、入力順を判定する一
層困難な解除モードを選択することが好ましい。逆に、
夜間の時間帯に、部外者がファクシミリ装置Fの設置場
所に立ち入らない場合又は不法侵入等の可能性が低い場
合は、入力順を判定しない容易な解除モードを選択する
ことが好ましい。
【0037】次に、図6及び図7のフローチャートに基
づいて省エネルギーモードへの移行手順及び省エネルギ
ーモードの解除手順を説明する。図6中S21におい
て、ファクシミリ装置Fの電源投入時に、制御部1は、
定着器12aに対する電源供給を開始し、不図示の時計
回路を用いて、定着器12aをオフとするためのタイマ
ーを所定時間、例えば、1分間にリセットする。なお、
タイマーの設定時間は、1分間に限らず、1分乃至10
0分程度の範囲で任意に設定できる。
【0038】S23で、制御部1は、コピーモードでス
タートキーMが操作される等で複写指示があったか否か
を判定し、複写指示があれば定着器12aを使用して複
写を実行(S24)した後、S22に戻って、再度タイ
マーを1分間に設定する。
【0039】S23で複写指示がなければ、制御部1
は、タイマーのカウント時間(1分間)が経過したか否
かを判定し(S25)、タイムアップしていなければ、
S23に戻って、複写指示があったか否かを再度判定す
る。また、S25でタイマーのカウント時間が経過して
いれば、制御部1は、電源装置13から定着器12aへ
の給電を停止し、省エネルギーモードへ移行する(S2
6)。
【0040】省エネルギーモードへ移行した後、制御部
1は、省エネルギーモードの手動解除のためにいずれか
の操作キーの操作があったか否かを判定し(S27)、
操作があれば、続いて、その時点の時刻が9時乃至17
時であるか否かを上記時計回路により判定する(S2
8)。
【0041】その時点の時刻が9時乃至17時であれ
ば、制御部1は、第1キーメモリ3aの記憶内容に基づ
いて、図5中の第1乃至第3キー等の予め登録済みの所
定の組合せの操作キーが全て入力されたかを判定し(S
29)、全て入力されていれば、その時間帯での解除条
件を満たしているので、S21に戻って、電源装置13
から定着器12aへの給電を再開し、省エネルギーモー
ドを解除する。
【0042】S29で上記第1乃至第3キー等の所定の
組合せの操作キーが全て入力されていなければ、図7の
S35に進み、制御部1は、表示部8に「現在の解除コ
ード(所定の操作キーの組合せ)でない」旨を表示させ
た後、S27に復帰する。
【0043】S28で、現在の時間帯が9時から17時
でなければ、現在の時間帯は17時から9時であるか
ら、図7のS30に進み、制御部1は、第2キーメモリ
3bに省エネルギーモードの解除用の操作キーの登録が
あるか否かを判定する。登録があれば、続いて、制御部
1は、複数の操作キーの入力順を判定するか否かを第2
キーメモリ3bの判別情報により検出する(S31)。
【0044】入力順を判定する場合、制御部1は、第2
キーメモリ3bの記憶内容に基づいて、図5における第
4乃至第6キー等、その時間帯における所定の組合せの
操作キーが登録時の順序通りに全て入力されたか否かを
判定し(S32)、順序通りに入力されていれば、S2
1に戻って、省エネルギーモードを解除する。
【0045】S31で複数の操作キーの入力順を判定し
ない場合は、制御部1は、第2キーメモリ3bに登録さ
れている操作キーが順序を問わず全て入力されたか否か
を判定し(S33)、全て入力されていれば、S21に
戻って省エネルギーモードを解除する。一方、S33で
全ての操作キーが操作されていなければ、制御部1は、
S35に進み、現在の解除コードではない旨を表示部8
に表示させた後、S27に復帰する。
【0046】S30で第2キーメモリ3bに登録がなけ
れば、17時から9時の時間帯においても、9時から1
7時の解除キーをそのまま使用するので、制御部1は、
第1キーメモリ3aに登録されている操作キーが全て入
力されたか否かを判定し(S34)、全て入力されてい
れば、S21に戻って、省エネルギーモードを解除す
る。また、S34で全ての操作キーが操作されていなけ
れば、制御部1は、現在の解除コードではない旨を表示
部8に表示(S35)させた後、S27に復帰する。
【0047】なお、上記実施の形態では、複写機能付き
のファクシミリ装置Fについて説明したが、本発明は定
着器を備えた複写専用装置にも適用できる。また、上記
実施の形態では、省エネルギーモードの解除時に、予め
登録した組合せの操作キーを入力するようにしたが、例
えば、上記ファクシミリ装置Fの電源オン時には、表示
部8及び操作部10等の最小限の構成要素のみに電源を
供給し、所定の組合せの操作キーの入力後に定着器12
a等、他の構成要素への電源供給を開始するように構成
してもよい。その場合、部外者等による不正使用を一層
確実に防止できるようになる。
【0048】
【発明の効果】本発明の請求項1の原稿読取記録装置
は、原稿を読み取る読取部と、記録部と、複数の操作キ
ーを備えた操作部と、少なくとも記録部への通電量を低
下させて省エネルギー状態とした場合に、予め登録され
た組合せの複数の操作キーが操作されたことを条件に省
エネルギー状態を解除する制御部とを備えたものである
から、原稿のセットに伴って省エネルギー状態を自動的
に解除したり、単一の解除キーの操作に伴って省エネル
ギー状態を解除する従来の解除方式に比べて、誤動作に
より省エネルギーが解除される可能性が大幅に減少し、
省エネルギーが誤って解除されることに伴う無駄な電力
消費を抑制することができるようになる。
【0049】また、解除用の操作キーとしては、テンキ
ー等、元々原稿読取記録装置の操作部に備えられている
ものを組合せで使用できるから、省エネルギー状態の解
除用に特別の操作キーを設ける必要がなくなり、部品点
数の削減にも寄与することができる。
【0050】請求項2の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記省エネルギー状態の解除用の複数
の操作キーの組合せは複数の時間帯毎に登録されている
ものであるから、例えば、原稿読取記録装置の設置場所
に、通常、部外者のみが立ち入ることのない昼間には、
少数の操作キーの組合せで比較的容易に省エネルギー状
態の解除が行えるようにする一方、原稿読取記録装置の
設置場所に部外者のみが立ち入る可能性がある夜間に
は、省エネルギー状態の解除に多数の操作キーの組合せ
入力を必要として、誤動作や悪意による省エネルギー状
態の解除を行いにくくする等の時間帯による解除モード
の使い分けが可能となる。
【0051】請求項3の原稿読取記録装置は、請求項1
の構成において、上記複数の操作キーの組合せ操作によ
る省エネルギー状態の解除条件の判定は、複数の操作キ
ーの操作順を判定する判定モードと、操作順を任意とす
る判定モードを切換可能としたので、例えば、昼間には
複数の操作キーの操作順を任意とする比較的容易な解除
条件を使用し、夜間には、上記操作順を判定する一層複
雑な解除条件を使用する等、操作順の判定の有無による
解除条件の難易度の調整が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における複写機能付きファ
クシミリ装置の内部構成を示すブロック図。
【図2】上記複写機能付きファクシミリ装置における表
示部及び操作部を示す平面図。
【図3】上記操作部における表示板を折り返した状態を
示す部分平面図。
【図4】上記操作部における表示板を更に折り返した状
態を示す部分平面図。
【図5】上記複写機能付きファクシミリ装置における省
エネルギーモードの解除キーの登録手順を示すフローチ
ャート。
【図6】上記複写機能付きファクシミリ装置における省
エネルギーモードへの移行手順及び省エネルギーモード
の解除手順を示すフローチャート。
【図7】上記複写機能付きファクシミリ装置における省
エネルギーモードへの移行手順及び省エネルギーモード
の解除手順を示す後続のフローチャート。
【符号の説明】
F 複写機能付きファクシミリ装置(原稿読取記録装
置) 1 制御部 10 操作部 11 読取部 12 記録部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取部と、記録部と、複
    数の操作キーを備えた操作部と、少なくとも記録部への
    通電量を低下させて省エネルギー状態とした場合に、予
    め登録された組合せの複数の操作キーが操作されたこと
    を条件に省エネルギー状態を解除する制御部とを備えた
    ことを特徴とする原稿読取記録装置。
  2. 【請求項2】 上記省エネルギー状態の解除用の複数の
    操作キーの組合せは複数の時間帯毎に登録されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の原稿読取記録装置。
  3. 【請求項3】 上記複数の操作キーの組合せ操作による
    省エネルギー状態の解除条件の判定は、複数の操作キー
    の操作順を判定する判定モードと、操作順を任意とする
    判定モードを切換可能としたことを特徴とする請求項1
    記載の原稿読取記録装置。
JP2000327998A 2000-10-27 2000-10-27 原稿読取記録装置 Pending JP2002135487A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012169797A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2012176565A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置

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JP2012169797A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
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