JPH0628143U - 扉用錠装置 - Google Patents

扉用錠装置

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JPH0628143U
JPH0628143U JP6558092U JP6558092U JPH0628143U JP H0628143 U JPH0628143 U JP H0628143U JP 6558092 U JP6558092 U JP 6558092U JP 6558092 U JP6558092 U JP 6558092U JP H0628143 U JPH0628143 U JP H0628143U
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key
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千年 池田
基哉 鈴木
徳英 武田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫の扉は閉扉したときに閉扉状態に保持
されるが、施錠したい場合が生じても施錠できない問題
があった。本考案は、このような扉を施錠することがで
きる扉用錠装置を提供するものである。 【構成】 扉用錠装置Aは、筒部3の先端に係合鍔部9
を有し、先端に非円形孔6aを有し、冷蔵庫等のケイシ
ング22に取り付けられるストライカ1と、キー挿入孔
11内に、非円形孔6aに挿入されるばね押圧部18が
設けられ、キー挿入孔11の外側に、先端に係合鍔部9
に係合する係合部16を有する可撓アーム14を設け、
可撓アーム14に、キー19により押圧される屈曲部1
7を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば冷蔵庫などの本体に簡単に取り付けられる扉用錠装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
冷蔵庫の扉は、冷気を逃がさないようにするため、閉扉したときに全閉状態に 保持されるが、扉を閉扉状態にロックする錠装置が設けられていないので、常に 扉を自由に開閉することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、業務用の冷蔵庫では、従業員が帰宅した留守の間に冷蔵庫内の収納物 が盗難に遇う危険性があり、或いは、子供が好奇心で内部に入ったまま出られな くなる事故が発生する危険性がある。 家庭用の冷蔵庫でも、業務用の冷蔵庫に比較して施錠の必要度は低いものの、 判断力のない幼児が勝手に扉を開けたりする虞を防止するなど施錠しておきたい 場合がある。
【0004】 然し、冷蔵庫の二重構造の本体に錠装置を内設することは、本体の構造が複雑 になり、取り付けが容易でない問題と、錠装置を設置した部分の断熱効果が低下 する問題などが生じる。 本考案は、かかる課題を解決するために、本体の外壁面に簡単に取り付けられ 、既存の冷蔵庫にも後から容易に取り付けることができる小型の扉用錠装置を提 供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、 固定部と、該固定部に立設され内部に非円形孔を有する筒部の先端に外周面よ り突出する係合鍔部を設けたストライカと、該ストライカの筒部内に設けられる ばねと、前端部にキー挿入孔と扉開放阻止腕を設け、後端部に可撓アームと、該 可撓アームを被覆する被覆筒部と、上記非円形孔に挿入可能なばね押圧部とを設 け、上記可撓アームの先端に上記係合鍔部に係合する係合部を設け、上記可撓ア ーム内壁面に、上記キー挿入孔に向けて突出する屈曲部を設けたロック部材と、 上記キー挿入孔に挿入され、先端が上記屈曲部を押圧したときに上記係合鍔部と 上記係合部との係合を解除する屈曲凹部を形成したキーとにより扉用錠装置を構 成した。
【0006】
【作用】
上記のように構成された扉用錠装置の取り付け、施錠及び解錠操作について説 明する。 本体の表面の扉の近傍に、ストライカの固定部をねじなどにより固着すれば、 扉用錠装置の取り付けが完了する。 扉を施錠するには、ロック部材をストライカに押し付けて、ばね押圧部を非円 形孔に挿入してばねを圧縮していくと、可撓アームの係合部が係合鍔部の斜面を 通過し、係止面に係合するので、ロック部材がストライカに係止される。
【0007】 可撓アームは被覆筒部によって被覆されているので、外部から可撓アームとス トライカの係合を解除することはできない。 又、扉開放阻止腕は扉の表面に近接しているので、扉は開放を阻止される。 以上のように施錠された扉を解錠するには、キーをキー挿入孔に挿入すると、 キーの先端が可撓アームの屈曲部を押して可撓アームを弾性変形させ、可撓アー ムの係合部が係合鍔部から離脱し、ロック部材とストライカとの係合が解除され る。
【0008】 ストライカから開放されたロック部材は、ばね押圧部がばねに押されてストラ イカから遠ざかる方向に移動するので、ストライカから容易に取り外すことがで きる。 ロック部材を取り外すと、扉開放阻止腕から開放された扉が開扉可能になる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照しながら説明すると、図1は扉用錠装置A の分解斜視図、図2は図1の反対方向から見た扉用錠装置Aの分解斜視図、図3 ,図4及び図5は施錠された扉用錠装置Aの縦断面図,正面図及び側面図である 。 扉用錠装置Aは、ストライカ1と、ロック部材10と、キー19により構成さ れ、ストライカ1は、固定部2と、固定部2のほぼ中央部に立設される筒部3と を有し、プラスチック材などより成形される。 成形固定部2には、取り付け用ねじ4が挿入される2個の孔5が設けられる。
【0010】 固定部2の中央部には、筒部3の先端に向かって延び、筒部3の先端より寸法 aだけ手前に達するばね収容孔6が設けられる(図1及び図7参照)。 ばね収容孔6の断面形状は、長孔の中央に、長孔の幅よりも大きい直径の円形 が重なった形状に形成され(図1参照)、筒部3の先端の寸法aの範囲は(図7 参照)、円形の重ならない長孔だけの形状の非円形孔6aとなっている(図2参 照)。
【0011】 そして、固定部2の端面よりばね収容孔6に、ばね係止片7が挿入され固定部 2に固着され、ばね係止片7と非円形6aの間にばね8が弾装される(図1及び 図7参照)。 筒部3の先端には、両側面より突出する一対の係合鍔部9が設けられ、係合鍔 部9の先端に斜面9aが形成され、係合鍔部9の後端に係止面9bが形成される (図2及び図7参照)。
【0012】 ロック部材10は弾性を有するプラスチック材などより成り、偏平な長孔に形 成されたキー挿入孔11を有する先端部12に、外周面より突出する扉開放阻止 腕13が設けられる(図1,図2,図5参照)。 先端部12の後面には、キー挿入孔11の両側に相対する2個の可撓アーム1 4が設けられ、可撓アーム14の周囲には、可撓アーム14を被覆し、ストライ カ1に取り付けられたときにストライカ1の筒部3を被覆する被覆筒部15が設 けられる。
【0013】 両可撓アーム14の先端には、係合鍔部9に係合可能な係合部16が設けられ (図3参照)、両可撓アーム14の相対する内側面に、キー挿入孔11に向けて 突出するゆるやかな傾斜面をもった屈曲部17が形成される。 キー挿入孔11の内部に、非円形孔6aと同様の断面形状を有する板形状のば ね押圧部18が設けられ、ばね押圧部18は非円形孔6aに挿入可能である(図 3参照)。
【0014】 板形状に形成されるキー19は先端に凹部20が形成され、両外側面に、屈曲 部17と同形状の屈曲凹部21が形成される。 そして、キー19をキー挿入孔11に挿入していくと、キー19の先端が屈曲 部17を押すので、可撓アーム14が撓み、凹部20がばね押圧部18に当接し たときに、屈曲凹部21が屈曲部17に嵌合し、可撓アーム14が旧形状に復帰 する。
【0015】 以上のように構成された扉用錠装置Aを、図11に示すように、本体22の表 面に一端を枢着される扉23,24が上下に配列される冷蔵庫Bに取り付ける場 合について説明する。 扉23,24の間に形成される狭い空間を利用して、本体22の表面にストラ イカ1を当接し、孔5に挿入される取り付け用ねじ4を本体22に螺設されたね じ孔(図示しない)に螺合してストライカ1を本体22に固着する(図12参照 )。
【0016】 かくして、扉用錠装置Aを冷蔵庫Bに取り付けることができるので、取り付け 工事が極めて簡単であり、又、ストライカ1は小型であるので、扉23,24の 間の狭い空間に取り付けられるので、冷蔵庫の外観を損ねることなく、既存の冷 蔵庫にも扉用錠装置Aを後から取り付けることも容易にできる。
【0017】 扉23,24を施錠するには、ロック部材10のばね押圧部18を、ストライ カ1の非円形孔6aを経由してばね収容孔6に挿入し、ロック部材10を押し付 けて、ばね8を圧縮していくと、可撓アーム14の係合部16が係合鍔部9の斜 面9aに当たり、可撓アーム14が弾性変形したまま係合部16が係合鍔部9を 通過し、係止面9bに到達すると可撓アーム14が旧形状に復帰して係止面9b に係合するので、ロック部材10がストライカ1に係止される(図3,図4,図 5参照)。
【0018】 このとき、扉開放阻止腕13が扉23,24の表面に近接しているので、扉2 3,24は開放を阻止される(図13参照)。 一方、被覆筒部15は可撓アーム14と筒部3の先端を被覆しているので、外 部から可撓アーム14とストライカ1の係合を解除することはできない。
【0019】 以上のように施錠された扉23,24を解錠するには、キー19をキー挿入孔 11に挿入すると、キー19の先端が可撓アーム14の屈曲部17を押して可撓 アーム14を外側に弾性変形させるので、可撓アーム14の係合部16が係合鍔 部9から離脱し、ロック部材10とストライカ1との係合が解除され、ばね8に よりばね押圧部18を押されているロック部材10は、ストライカ1から容易に 取り外すことができる。
【0020】 この時、キー19は、キー挿入孔11に挿入したときに、可撓アーム14の屈 曲部17を押した状態でストライカ1の筒部3に当たるので、それ以上挿入する ことはできないが、ストライカ1との係合が解除されたロック部材10は、ばね 8によってばね押圧部18が押されるため、ロック部材10が移動し、屈曲凹部 21に可撓アーム14の屈曲部17が嵌合する。 従って、キー19をロック部材10に仮係止しておくことができる(図8,図 9,図10参照)。 ロック部材10を取り外すと、扉開放阻止腕13から開放された扉23,24 が開扉可能になる。
【0021】 キー19を仮係止したロック部材10をストライカ1に取り付けると、キー1 9がストライカ1の筒部3の先端に当接するので、キー19がロック部材10か ら外れるので、扉施錠中はキー19を保管しておく。
【0022】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏 する。 (1) 本考案の扉用錠装置は、構造が簡単であるので小型にまとめることができ、 扉と扉の間の狭い空間に取り付けることができる。 (2) 本考案の扉用錠装置は、本体の表面に設けたねじ孔にねじを螺合することに より極めて簡単に取り付けることができる利点があり、又、既存の冷蔵庫にも 容易に取り付けられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉用錠装置の分解斜視図である。
【図2】図1の反対方向から見た扉用錠装置の分解斜視
図である。
【図3】施錠された扉用錠装置の縦断面図である。
【図4】施錠された扉用錠装置の正面図である。
【図5】施錠された扉用錠装置の側面図である。
【図6】キーの正面図である。
【図7】ストライカの縦断面図である。
【図8】キーを挿入したロック部材の縦断面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】扉用錠装置の取り付け位置を示す冷蔵庫の正面
図である。
【図12】図11の部分拡大図である。
【図13】図12のX−X断面図である。
【符号の説明】
A 扉用錠装置 B 冷蔵庫 1 ストライカ 2 固定部 3 筒部 6 ばね収容孔 6a 非円形孔 8 ばね 9 係合鍔部 9a 斜面 9b 係止面 10 ロック部材 11 キー挿入孔 13 扉開放阻止腕 14 可撓アーム 15 被覆筒部 16 係合部 17 屈曲部 18 ばね押圧部 19 キー 23,24 扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部と、該固定部に立設され内部に非
    円形孔を有する筒部の先端に外周面より突出する係合鍔
    部を設けストライカと、該ストライカの筒部内に設けら
    れるばねと、前端部にキー挿入孔と扉開放阻止腕を設
    け、後端部に可撓アームと、該可撓アームを被覆する被
    覆筒部と、上記非円形孔に挿入可能なばね押圧部とを設
    け、上記可撓アームの先端に上記係合鍔部に係合する係
    合部を設け、上記可撓アーム内壁面に、上記キー挿入孔
    に向けて突出する屈曲部を設けたロック部材と、上記キ
    ー挿入孔に挿入され、先端が屈曲部を押圧したときに上
    記係合鍔部と上記係合部との係合を解除する屈曲凹部を
    形成したキーとにより構成される扉用錠装置。
JP6558092U 1992-09-21 1992-09-21 扉用錠装置 Expired - Lifetime JP2582059Y2 (ja)

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JP2582059Y2 JP2582059Y2 (ja) 1998-09-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170021827A (ko) * 2014-06-05 2017-02-28 소프트뱅크 로보틱스 유럽 복수의 휴머노이드 로봇 메커니즘을 구동하기 위한 키

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US10335960B2 (en) 2014-06-05 2019-07-02 Softbank Robotics Europe Key for actuating a plurality of humanoid robot mechanisms

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