JP2582059Y2 - 扉用錠装置 - Google Patents

扉用錠装置

Info

Publication number
JP2582059Y2
JP2582059Y2 JP6558092U JP6558092U JP2582059Y2 JP 2582059 Y2 JP2582059 Y2 JP 2582059Y2 JP 6558092 U JP6558092 U JP 6558092U JP 6558092 U JP6558092 U JP 6558092U JP 2582059 Y2 JP2582059 Y2 JP 2582059Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
striker
flexible arm
door
key
lock device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6558092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628143U (ja
Inventor
千年 池田
基哉 鈴木
徳英 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP6558092U priority Critical patent/JP2582059Y2/ja
Publication of JPH0628143U publication Critical patent/JPH0628143U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2582059Y2 publication Critical patent/JP2582059Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refrigerator Housings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば冷蔵庫などの本
体に簡単に取り付けられる扉用錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫の扉は、冷気を逃がさないように
するため、閉扉したときに全閉状態に保持されるが、扉
を閉扉状態にロックする錠装置が設けられていないの
で、常に扉を自由に開閉することができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、業務用の冷蔵
庫では、従業員が帰宅した留守の間に冷蔵庫内の収納物
が盗難に遇う危険性があり、或いは、子供が好奇心で内
部に入ったまま出られなくなる事故が発生する危険性が
ある。家庭用の冷蔵庫でも、業務用の冷蔵庫に比較して
施錠の必要度は低いものの、判断力のない幼児が勝手に
扉を開けたりする虞を防止するなど施錠しておきたい場
合がある。
【0004】然し、冷蔵庫の二重構造の本体に錠装置を
内設することは、本体の構造が複雑になり、取り付けが
容易でない問題と、錠装置を設置した部分の断熱効果が
低下する問題などが生じる。本考案は、かかる課題を解
決するために、本体の外壁面に簡単に取り付けられ、既
存の冷蔵庫にも後から容易に取り付けることができる小
型の扉用錠装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、固定部と、該固定部に立設され内部に非
円形孔を有する筒部の先端に外周面より突出する係合鍔
部を設けたストライカと、該ストライカの筒部内に設け
られるばねと、前端部にキー挿入孔と扉開放阻止腕を設
け、後端部に可撓アームと、該可撓アームを被覆する被
覆筒部と、上記非円形孔に挿入可能なばね押圧部とを設
け、上記可撓アームの先端に上記係合鍔部に係合する係
合部を設け、上記可撓アーム内壁面に、上記キー挿入孔
に向けて突出する屈曲部を設けたロック部材と、上記キ
ー挿入孔に挿入され、先端が上記屈曲部を押圧したとき
に上記係合鍔部と上記係合部との係合を解除する屈曲凹
部を形成したキーとにより扉用錠装置を構成した。
【0006】
【作用】上記のように構成された扉用錠装置の取り付
け、施錠及び解錠操作について説明する。本体の表面の
扉の近傍に、ストライカの固定部をねじなどにより固着
すれば、扉用錠装置の取り付けが完了する。扉を施錠す
るには、ロック部材をストライカに押し付けて、ばね押
圧部を非円形孔に挿入してばねを圧縮していくと、可撓
アームの係合部が係合鍔部の斜面を通過し、係止面に係
合するので、ロック部材がストライカに係止される。
【0007】可撓アームは被覆筒部によって被覆されて
いるので、外部から可撓アームとストライカの係合を解
除することはできない。又、扉開放阻止腕は扉の表面に
近接しているので、扉は開放を阻止される。以上のよう
に施錠された扉を解錠するには、キーをキー挿入孔に挿
入すると、キーの先端が可撓アームの屈曲部を押して可
撓アームを弾性変形させ、可撓アームの係合部が係合鍔
部から離脱し、ロック部材とストライカとの係合が解除
される。
【0008】ストライカから開放されたロック部材は、
ばね押圧部がばねに押されてストライカから遠ざかる方
向に移動するので、ストライカから容易に取り外すこと
ができる。ロック部材を取り外すと、扉開放阻止腕から
開放された扉が開扉可能になる。
【0009】
【実施例】本考案の実施例について図面を参照しながら
説明すると、図1は扉用錠装置Aの分解斜視図、図2は
図1の反対方向から見た扉用錠装置Aの分解斜視図、図
3,図4及び図5は施錠された扉用錠装置Aの縦断面
図,正面図及び側面図である。扉用錠装置Aは、ストラ
イカ1と、ロック部材10と、キー19により構成さ
れ、ストライカ1は、固定部2と、固定部2のほぼ中央
部に立設される筒部3とを有し、プラスチック材などよ
り成形される。成形固定部2には、取り付け用ねじ4が
挿入される2個の孔5が設けられる。
【0010】固定部2の中央部には、筒部3の先端に向
かって延び、筒部3の先端より寸法aだけ手前に達する
ばね収容孔6が設けられる(図1及び図7参照)。ばね
収容孔6の断面形状は、長孔の中央に、長孔の幅よりも
大きい直径の円形が重なった形状に形成され(図1参
照)、筒部3の先端の寸法aの範囲は(図7参照)、円
形の重ならない長孔だけの形状の非円形孔6aとなって
いる(図2参照)。
【0011】そして、固定部2の端面よりばね収容孔6
に、ばね係止片7が挿入され固定部2に固着され、ばね
係止片7と非円形6aの間にばね8が弾装される(図1
及び図7参照)。筒部3の先端には、両側面より突出す
る一対の係合鍔部9が設けられ、係合鍔部9の先端に斜
面9aが形成され、係合鍔部9の後端に係止面9bが形
成される(図2及び図7参照)。
【0012】ロック部材10は弾性を有するプラスチッ
ク材などより成り、偏平な長孔に形成されたキー挿入孔
11を有する先端部12に、外周面より突出する扉開放
阻止腕13が設けられる(図1,図2,図5参照)。先
端部12の後面には、キー挿入孔11の両側に相対する
2個の可撓アーム14が設けられ、可撓アーム14の周
囲には、可撓アーム14を被覆し、ストライカ1に取り
付けられたときにストライカ1の筒部3を被覆する被覆
筒部15が設けられる。
【0013】両可撓アーム14の先端には、係合鍔部9
に係合可能な係合部16が設けられ(図3参照)、両可
撓アーム14の相対する内側面に、キー挿入孔11に向
けて突出するゆるやかな傾斜面をもった屈曲部17が形
成される。キー挿入孔11の内部に、非円形孔6aと同
様の断面形状を有する板形状のばね押圧部18が設けら
れ、ばね押圧部18は非円形孔6aに挿入可能である
(図3参照)。
【0014】板形状に形成されるキー19は先端に凹部
20が形成され、両外側面に、屈曲部17と同形状の屈
曲凹部21が形成される。そして、キー19をキー挿入
孔11に挿入していくと、キー19の先端が屈曲部17
を押すので、可撓アーム14が撓み、凹部20がばね押
圧部18に当接したときに、屈曲凹部21が屈曲部17
に嵌合し、可撓アーム14が旧形状に復帰する。
【0015】以上のように構成された扉用錠装置Aを、
図11に示すように、本体22の表面に一端を枢着され
る扉23,24が上下に配列される冷蔵庫Bに取り付け
る場合について説明する。扉23,24の間に形成され
る狭い空間を利用して、本体22の表面にストライカ1
を当接し、孔5に挿入される取り付け用ねじ4を本体2
2に螺設されたねじ孔(図示しない)に螺合してストラ
イカ1を本体22に固着する(図12参照)。
【0016】かくして、扉用錠装置Aを冷蔵庫Bに取り
付けることができるので、取り付け工事が極めて簡単で
あり、又、ストライカ1は小型であるので、扉23,2
4の間の狭い空間に取り付けられるので、冷蔵庫の外観
を損ねることなく、既存の冷蔵庫にも扉用錠装置Aを後
から取り付けることも容易にできる。
【0017】扉23,24を施錠するには、ロック部材
10のばね押圧部18を、ストライカ1の非円形孔6a
を経由してばね収容孔6に挿入し、ロック部材10を押
し付けて、ばね8を圧縮していくと、可撓アーム14の
係合部16が係合鍔部9の斜面9aに当たり、可撓アー
ム14が弾性変形したまま係合部16が係合鍔部9を通
過し、係止面9bに到達すると可撓アーム14が旧形状
に復帰して係止面9bに係合するので、ロック部材10
がストライカ1に係止される(図3,図4,図5参
照)。
【0018】このとき、扉開放阻止腕13が扉23,2
4の表面に近接しているので、扉23,24は開放を阻
止される(図13参照)。一方、被覆筒部15は可撓ア
ーム14と筒部3の先端を被覆しているので、外部から
可撓アーム14とストライカ1の係合を解除することは
できない。
【0019】以上のように施錠された扉23,24を解
錠するには、キー19をキー挿入孔11に挿入すると、
キー19の先端が可撓アーム14の屈曲部17を押して
可撓アーム14を外側に弾性変形させるので、可撓アー
ム14の係合部16が係合鍔部9から離脱し、ロック部
材10とストライカ1との係合が解除され、ばね8によ
りばね押圧部18を押されているロック部材10は、ス
トライカ1から容易に取り外すことができる。
【0020】この時、キー19は、キー挿入孔11に挿
入したときに、可撓アーム14の屈曲部17を押した状
態でストライカ1の筒部3に当たるので、それ以上挿入
することはできないが、ストライカ1との係合が解除さ
れたロック部材10は、ばね8によってばね押圧部18
が押されるため、ロック部材10が移動し、屈曲凹部2
1に可撓アーム14の屈曲部17が嵌合する。従って、
キー19をロック部材10に仮係止しておくことができ
る(図8,図9,図10参照)。ロック部材10を取り
外すと、扉開放阻止腕13から開放された扉23,24
が開扉可能になる。
【0021】キー19を仮係止したロック部材10をス
トライカ1に取り付けると、キー19がストライカ1の
筒部3の先端に当接するので、キー19がロック部材1
0から外れるので、扉施錠中はキー19を保管してお
く。
【0022】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。 (1) 本考案の扉用錠装置は、構造が簡単であるので小型
にまとめることができ、扉と扉の間の狭い空間に取り付
けることができる。 (2) 本考案の扉用錠装置は、本体の表面に設けたねじ孔
にねじを螺合することにより極めて簡単に取り付けるこ
とができる利点があり、又、既存の冷蔵庫にも容易に取
り付けられる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉用錠装置の分解斜視図である。
【図2】図1の反対方向から見た扉用錠装置の分解斜視
図である。
【図3】施錠された扉用錠装置の縦断面図である。
【図4】施錠された扉用錠装置の正面図である。
【図5】施錠された扉用錠装置の側面図である。
【図6】キーの正面図である。
【図7】ストライカの縦断面図である。
【図8】キーを挿入したロック部材の縦断面図である。
【図9】図8の正面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】扉用錠装置の取り付け位置を示す冷蔵庫の正面
図である。
【図12】図11の部分拡大図である。
【図13】図12のX−X断面図である。
【符号の説明】
A 扉用錠装置 B 冷蔵庫 1 ストライカ 2 固定部 3 筒部 6 ばね収容孔 6a 非円形孔 8 ばね 9 係合鍔部 9a 斜面 9b 係止面 10 ロック部材 11 キー挿入孔 13 扉開放阻止腕 14 可撓アーム 15 被覆筒部 16 係合部 17 屈曲部 18 ばね押圧部 19 キー 23,24 扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武田 徳英 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目6番8 号 株式会社アルファ テクニカルセン ター内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05B 65/00 - 65/06 E05B 65/46

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部と、該固定部に立設され内部に非
    円形孔を有する筒部の先端に外周面より突出する係合鍔
    部を設けストライカと、該ストライカの筒部内に設けら
    れるばねと、前端部にキー挿入孔と扉開放阻止腕を設
    け、後端部に可撓アームと、該可撓アームを被覆する被
    覆筒部と、上記非円形孔に挿入可能なばね押圧部とを設
    け、上記可撓アームの先端に上記係合鍔部に係合する係
    合部を設け、上記可撓アーム内壁面に、上記キー挿入孔
    に向けて突出する屈曲部を設けたロック部材と、上記キ
    ー挿入孔に挿入され、先端が屈曲部を押圧したときに上
    記係合鍔部と上記係合部との係合を解除する屈曲凹部を
    形成したキーとにより構成される扉用錠装置。
JP6558092U 1992-09-21 1992-09-21 扉用錠装置 Expired - Lifetime JP2582059Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6558092U JP2582059Y2 (ja) 1992-09-21 1992-09-21 扉用錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6558092U JP2582059Y2 (ja) 1992-09-21 1992-09-21 扉用錠装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0628143U JPH0628143U (ja) 1994-04-15
JP2582059Y2 true JP2582059Y2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=13291094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6558092U Expired - Lifetime JP2582059Y2 (ja) 1992-09-21 1992-09-21 扉用錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2582059Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3021892B1 (fr) * 2014-06-05 2016-09-23 Aldebaran Robotics Cle pour actionner plusieurs mecanismes d'un robot a caractere humanoide

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0628143U (ja) 1994-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4525004A (en) Lid lock structure
US6684570B1 (en) Door lock system
US5342101A (en) Lock latch
JP2582059Y2 (ja) 扉用錠装置
US4770450A (en) Door guard device for a mobile home
JPS5847668U (ja) 扉錠
JP3290116B2 (ja) ドア、引戸等の建具
JPS6244711Y2 (ja)
JPH0527652Y2 (ja)
JPS5830935Y2 (ja) ちようつがい
JPH052768Y2 (ja)
JP2584666Y2 (ja) 錠装置の被覆蓋
JPH0510118Y2 (ja)
JP3148975B2 (ja) 固定金具
JPH0449339Y2 (ja)
JPH0343319Y2 (ja)
JPH0344929Y2 (ja)
JPH0130521Y2 (ja)
JPS5834943Y2 (ja) ショ−ケ−ス等の施錠装置
JPS5850052Y2 (ja) 家具扉の開き止め金具
RU2067659C1 (ru) Запорное устройство
JPH0219984Y2 (ja)
JPS63143653U (ja)
JPH041972U (ja)
JPH0234692U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980616