JPH06280168A - 染色された織物繊維の耐漂白性を改善する方法、及びこれによって製造された製品 - Google Patents
染色された織物繊維の耐漂白性を改善する方法、及びこれによって製造された製品Info
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Abstract
た織物に対して漂白耐性を付与するための処理方法を提
供することである。 【構成】染色された織物繊維を処理する方法であって:
染色された織物繊維に対して、不揮発性であり、且つポ
リマー塩を形成する多官能モノマーの溶液を塗布する工
程と;この織物繊維を、前記モノマーを重合させるのに
充分であり、且つ前記織物繊維の軟化点よりも低い温度
で乾燥して、水不溶性で且つ不揮発性のポリマー塩の膜
を、前記織物繊維上に形成する工程とを具備した方法。
Description
連続出願番号07/876,493号の一部継続出願である。この
記載は上記先の出願日の利益を得るためのものである。
学的作用による)を防止し、色褪せしない性質を改善す
るために、染色された織物繊維上に、ポリアミン及びポ
リカルボン酸から誘導された不揮発性ポリマー塩の膜を
形成することに関する。
決するために織物繊維に対して適用されている。皺を生
じない性質を与え、収縮を防止し、また染料を固定する
ために、セルロース繊維に対して、メラミン/ホルムア
ルデヒド樹脂、尿素/ホルムアルデヒド樹脂、チオ尿素
/ホルムアルデヒド樹脂およびフェニル/ホルムアルデ
ヒド樹脂が適用され得ることは周知である。加えて、こ
れらの樹脂は、染色されたセルロース織物が塩素溶液に
曝されたときに、該織物を脱色から保護することが知ら
れている。ランドルト(Landolt) の米国特許第2,373,19
1 号には、上記樹脂の一つで処理して硬化された染色繊
維(例えば綿糸)を、塩素溶液中で処理されるべき繊維
(例えばウール糸)と組み合わせて、収縮を防止するこ
とが開示されている。この混合繊維に対して塩素溶液を
適用しても、染色綿糸は脱色されない。最近、ホルムア
ルデヒドは作業場における有害な化学物質として注目さ
れており、その使用は厳しく制限されている。尿素/ホ
ルムアルデヒト型樹脂の他の欠点として、処理された繊
維の黄ばみ及び堅さが挙げられる。
ポリマー膜との混合物に対して、永久的なプレス及び抗
収縮性を与えることを目的として、公知の多くの方法が
試みられている。例えば、インターマコム社(Intermaco
m A.G.) の英国特許第1,259,082 号には、織物繊維上
に、その場でポリアミド膜を形成することが開示されて
いる。その場での膜形成は、ジアミンと、二酸塩化物ま
たはジエステルとを用いた界面重合によって達成され得
る。或いは、コウ(Coe) の米国特許第2,890,097号に開
示されたように、ポリアミドのエマルジョンまたは溶液
を織物繊維に塗布し、硬化させてもよい。これらの方法
は、最終製品に粗い手触りを与える傾向があり、また染
色された織物繊維に耐漂白性を与えることが示されてい
ないので、その適用はカーペットに対する適用に制限さ
れている。
カーペットは、種々の保護処理の対象にされてきた。ス
ルホン化フェノール/ホルムアルデヒドの縮合物、スチ
レン/無水マレイン酸の共重合体、並びにメタクリル酸
の重合体および共重合体は、ポリアミド繊維の汚れを防
止するために適用されており、「汚れ防止剤(stain blo
cker) 」の技術になっている。N,N´−ジ置換チオ尿
素、ポリチオ尿素、エポキシドとアミンとの反応により
形成された三級アミン、及び有機ホスファイトのうちの
一以上で、ポリアミド繊維をコーティングすることによ
り、オゾンに対する保護が研究されている。また、膜形
成性のポリ塩化ビニルおよび水不溶性の有機燐酸エステ
ルの組み合わせが、難燃性を付与するためにポリアミド
に適用されている。
ず、床被覆材を漂白による脱色から保護する上で、重大
な欠点が残っている。この問題は、家具、装置、備品お
よび建物の内部を消毒するために漂白溶液がルーチンに
使用される場合の、健康管理(health care installatio
n)において特に重要である。次亜塩素酸ナトリウムの0.
05重量%の次亜塩素酸ナトリウムのような、稀薄な漂白
溶液をこぼすだけで、カーペットの一部が破損され得
る。
ための一つの方法は、溶液染色された繊維を与えること
であった。こうして、紡糸に前の溶融されたポリマー中
に染料が組み込まれる。この着色剤は、繊維の全断面に
亘って均一に分布する。
つかの欠点を有し、その中で軽視できないことは、製造
費用が高くなることである。加えて、溶液染色された繊
維は、製造プロセスに更なる複雑さをもたらす。後で所
望の色に染色され得る未染色の繊維の単一の在庫ではな
く、各色の繊維の膨大な在庫を維持しなければならな
い。パターンニングが望まれるときは、二以上の異なっ
た色の糸でカーペットをタフト(tuft)し、又は基本色に
重ねてパターンを印刷しなければならない。第一の選択
肢は非常に高価である。典型的には重ね印刷されたパタ
ーンが用いられるが、このパターンは繊維の表面に適用
されるのみであり、漂白を受ける。
れたテキスタル繊維(特に床被覆材に組み込まれたも
の)は、湿気による損傷を受け易い。この問題は、シャ
ンプー(機械的撹拌と洗浄剤とが特に過酷に組み合わせ
られる)をしている間に屡々生じる。
白による脱色に対して耐性を有し且つ経済的な、染色さ
れたテキスタル繊維を提供することである。
またはパターンが印刷された織物に対して漂白耐性を付
与するための処理方法を提供することである。
ための処理方法であって、ホルムアルデヒドを含まず、
且つ織物繊維の脱色または手に対する不都合な衝撃を含
まない処理方法を提供することである。
ャンプーに際して、染色されたテキスタイル繊維の着色
堅牢性を付与する処理方法を提供することである。
繊維を処理する方法であって:染色された織物繊維に対
して、不揮発性であり、且つポリマー塩を形成する多官
能モノマーの溶液を塗布する工程;この織物繊維を、前
記モノマーを重合させるのに充分であり、且つ前記織物
繊維の軟化点よりも低い温度で乾燥して、水不溶性で且
つ不揮発性のポリマー塩の膜を、前記織物繊維上に形成
する工程とを具備した方法が提供される。上記方法に従
って製造された織物製品もまた、本発明の範囲に含まれ
る。
aths) またはスプレーのような従来の技術による処理溶
液の塗布を特徴としている。この溶液は水溶液であり
得、これによって有機溶媒の揮発を回避することができ
る。該処理液は、既に設置されたカーペットに対して適
用してもよく、このとき不揮発性のポリマー塩は周囲温
度で平衡化される。
い特徴および実施態様を説明するが、これらは本発明を
限定するものではない。本発明の目的は、塩素漂白によ
る化学的攻撃(染料の漂白として知られている)から保
護され且つ着色堅牢性が改善された、染色された織物繊
維を提供することである。損傷に曝される最も普通の経
路は、次亜塩粗餐ナトリウムを含む洗浄剤溶液または消
毒剤がカーペット上にこぼされることである。床被覆材
の表装材としては、主にナイロン繊維またはポリアミド
繊維が用いられており、本発明の関心はこれら繊維に向
けられている。
塩素漂白溶液に曝されたときに、織物繊維が脱色から保
護される程度である。消毒の目的に関して、病気コント
ロールセンターでは、カーペットトップのような非多孔
性表面については次亜塩素酸ナトリウムの0.05%溶液、
グラウト(grout) のような多孔性表面についてはその0.
5 %溶液を推奨している。ここでは一般に、次亜塩素酸
ナトリウムを塩素漂白剤または漂白剤という。気付かれ
ることなく、漂白溶液がカーペット上に数時間または数
日間残留することがあり、この場合には何等かの処理に
を施しても、汚れ(染み)が加えられる。
ず、歩行および何回もの洗濯に耐えことができ、且つ着
色堅牢性を改善するものでなければならない。熱水抽出
のような湿式技術でのカーペットの洗浄に関しては、当
該処理が水不溶性であることが重要である。当該保護処
理は、織物繊維の物性に対しする影響が最小限のもので
なければならない。従って、保護処理は該繊維に対して
粗い手触りを与えてはならず、またマッティング(matti
ng) または黄ばみを生じてはならない。環境的な認識が
高まっているため、保護処理に使用するに際して許容さ
れ得るモノマー類、ポリマー類および溶媒類は制限され
ている。例えば、ホルムアルデヒドおよび有機溶媒を含
む樹脂、特に芳香族を含むものは望ましくない。低毒性
の有機溶媒を用いる処理であっても、揮散の抑制が必要
とされるときは、製造コストがかなり増大する。
の織物繊維の両者に対して適用可能である。従って、例
えば以下の材料から製造された繊維は、ここに開示され
た方法に従って効果的に処理され得る:ポリアミド、ポ
リエステル、ポリオレフィン、アクリル、及び綿または
レーヨンのようなセルロース繊維。この処理方法は、特
にポリアミド繊維、就中、ナイロン6及びナイロン6,
6に対して特に有用である。「繊維」の用語は広範な意
味で用いられ、ステープルファイバー及びフィラメント
の両者も含まれることが意図されている。本発明の実施
においては、まず最初に繊維が染色される限り、該繊維
の処理が、織物製品に加工された後に行なわれるか、或
いは加工される前に行なわれるかは重要ではない。従っ
て、繊維はステープルファイバー、フィラメント、ヤー
ン、織布、編み物または不織布の形、或いはタフティン
グ若しくは接着により基材に結合された形で処理され得
る。
製品に加工された後に染色されるので、通常は、漂白耐
性処理はファブリック製品または床被覆材製品に対して
適用される。
色を受けやすい何れの染料を用いて織物繊維を着色する
ときにも適用され得る。染料は、例えば化学反応、イオ
ン会合またはバインダによって織物繊維の表面に固定さ
れ得る。本発明の処理によって保護され得る代表的な染
料タイプの例には、酸性染料、塩基性染料、カチオン性
染料、直接染料、分散染料、繊維反応性染料、メタライ
ズ染料、前メタライズ染料およびバット染料(vat dyes)
が含まれる。
分類のうち、次亜塩素酸イオンによる攻撃を特に受け易
いのは酸性染料および繊維反応性染料である。特定のタ
イプの繊維について適切な染料を選択することは、当業
者がその知識に基づいて容易に行なえる事項である。同
様に、特定の織物製品に対する染料の適用法はルーチン
に属する事項であり、ヤーン染色、レンジ染色(range d
yeing)、ジェット染色(jet dyeing)、溶液染色または他
の従来の技術が含まれる。溶液染色された合成繊維製の
織物のようなベースの色を含む織物製品であって、イン
クジェット印刷、スクリーン印刷またはグラビア印刷に
よってパターンを重ね印刷された織物製品は、本発明に
従って処理され、漂白耐性が与えられる。織物繊維に対
して漂白耐性を付与する方法は、繊維表面に不揮発性ポ
リマー塩の膜を形成する工程を具備しているので、染料
および染色技術は重要ではない。
は、モノマー類の溶液を塗布し、該モノマー類を反応さ
せて繊維表面に保護膜を形成することにより行なわれ
る。このモノマー類には、末端官能基を含むオリゴマー
類または反応性低分子量「ポリマー類」が含まれる。該
モノマー類は、不揮発性ポリマー塩の膜を形成し、少な
くとも二官能性であることを必要とする化合物によって
特徴付けられる。ブタン四カルボン酸とジアミンとの組
み合わせのような、より高い官能性のモノマー類も効果
的に使用され得る。
成する反応に用いられる該ジアミンは、二塩基酸(diaci
d)または二酸塩化物(diacid chloride) のエステル1モ
ルを、2モルのジアミンと反応させて得られた低分子量
の「ポリマー性」ジアミンである。例えば、アジピン
酸、グルタル酸またはコハク酸のメチルエステル1モル
を、2モルのヘキサメチレンジアミンと反応させること
により、低分子量のポリアミド・ジアミンが形成され
る。この「ポリマー性」ジアミンは、ヘキサメチレンジ
アミンよりも実質的に低揮発性であり、従って、健康上
の危険を生じない。この「ポリマー性」ジアミンには、
二塩基酸エステルに共有結合してアミド結合を形成する
ジアミンが含まれており、ポリアミドを形成しない条件
下において、ジアミンと二塩基酸との反応により繊維表
面に形成されたポリマー塩の膜から区別される。
は、好ましくは、水溶性であるか、または水溶液中に容
易にエマルジョン化もしくは分散されるものである。1,
000未満の分子量を有するモノマー類が好ましく、750
未満の分子量を有するものが最も好ましい。
C2-20のポリアミン及びポリカルボン酸の組み合わせで
ある。例として、適切なポリアミンには、エチレンジア
ミン、ヘキサメチレンジアミン、1,8−オクタンジア
ミン及びピペラジンが含まれる。更に、適切なポリカル
ボン酸の例には、炭酸、シュウ酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバチ
ン酸、ドデカン二酸、イソフタル酸、ブタンテトラカル
ボン酸、テレフタール酸が含まれる。特に有用であるの
は、ジアミンとジアシッド(diacid) の組み合わせであ
り、特に好ましいのは、ヘキサメチレンジアミンとアジ
ピン酸の組み合わせである。ジアミンと二塩基酸の反応
で形成されるポリマーは、AABB型のポリマー塩とい
われる。
ー塩を形成するC2-20のアミノ酸である。これらのタイ
プのモノマーの例には、6−アミノヘキサン酸、アミノ
ウンデコノイックアシッド(aminoundeconoic acid)、
2−ピロリジンカルボン酸、グリシン、シスチン、アス
パラギン、グルタミン、リジン、アルギニン、チロシ
ン、及びアミノドデコノイックアシッド(aminododecon
oic acid)が含まれる。又、有用なモノマーの範囲に含
まれるものには、前述のアミノ酸から形成されるラクタ
ムであり、ラクタムが水の存在下で加熱され、アミノ酸
塩を形成する条件下では、可能ならば、特にε−カプロ
ラクタムである。
5から20wt%の全モノマー濃度を有する。溶媒自信
は、好ましくは周囲温度で、モノマーとの溶液を形成す
る能力を基にして選択される。しかし、織物繊維自体
は、溶媒に溶解されないか、又は溶媒によって可塑化さ
れることが重要である。溶媒は、水性であるかC1 −C
8アルコールが好ましい。他の極性溶媒及び有機溶媒を
使用することができるが、毒性若しくは排気に関する他
の制限で問題があるので、これらの使用はあまり望まし
くない。
ン、ファブリックの形態、又は基材への付着物でありう
る着色された織物繊維に塗布される。液状溶液で織物繊
維を湿らせるための多数の従来技術の何れでも使用しう
る。例えば、処理溶液は、パディング、スプレー、又は
浴に浸すことによってパイルカーペットに塗布しうる。
処理溶液は、すでに設置されたカーペットに塗布し得、
完全に湿らせることを保証するために機械的に振動を加
えることもできる。ウエットピックアップ(wet pick u
p )は典型的には、織物繊維の乾燥重量(基材を含まな
い)を基準にして5から50wt%処理液である。織物繊
維の約25%重量のウエットピックアップが典型的であ
る。
維の重量あたりの固体モノマーの重量パーセントで都合
よく測定される。これは、反応した場合には、繊維上の
ポリマー塩膜の重量パーセントで表わされる。少なくと
もわずかな保護を与えると信じられる塗布の低限は、繊
維の重量あたり約1重量パーセントの固体である。塗布
されるモノマーの量は、労働者への不都合な影響、及び
織物材料のマッティング(matting )が観測される点ま
で増加されうる。実際問題として、増加された保護対コ
ストの収穫逓減は、繊維の重量あたり約10wt%の固体
モノマーに達した後に見られる。好ましくは、織物繊維
あたり2から7wt%の固体モノマーが、処理溶液の塗布
で達成される。
し、織物繊維上で、保護的で不揮発性のポリマー塩膜を
形成させることである。処理溶液は、周囲の条件、少な
くとも20℃で反応される。しかし、設置されたカーペ
ットに処理溶液を塗布する場合、これは、保護を達成す
る実行可能な方法である。加えて、設置されたカーペッ
トを処理する場合、処理溶液に対して選択される溶媒を
考慮することが重要である。モノマーが反応するような
塗布の後、溶媒が蒸発するので、水溶液は、健康、安全
性、及び環境の関係から好ましい。
するために、処理溶液のpHを調節しなければならない
ことを明確に理解している。例えば、シスチン、アルギ
ニン及びアスパラギンのようなアミノ酸は、水溶液中に
おいて11〜12のpHで容易に分散される。織物繊維
に処理溶液を塗布した後、クエン酸のような酸を加え、
pHをより低くし、モノマーを沈殿させる。pH6〜
7、好ましくは7で漂白剤の攻撃に対する保護が最も効
果的であることがこの処理で見い出されているので、好
ましくは、処理溶液のpHを中性に戻す。これに関し
て、クエン酸ナトリウムのようなバッファーが、中性の
pHを維持するのに有効であり、これには、クエン酸が
添加されうる。
に添加され、これは、処理された織物の耐漂白性を増加
させることが見い出されている。独特な理論に結びつけ
ることなく、酸の−OH基が、次亜過塩素酸イオンとの
反応に関与すると信じられている。他のフェノール性化
合物とは異なって、サリチル酸は織物繊維を黄色くする
ようには思われない。処理溶液のpHは、塗布の前にサ
リチル酸を溶解するために11〜12に調節されうる。
織物繊維の重量あたり0.1から7wt%、好ましくは
0.5から5.0wt%のサリチル酸が加えられる。
の1モルの二塩基性のエステルを含有する「ポリメリッ
ク」ジアミン("polymeric" diamine )のような幾つか
のモノマーが、乳化剤として作用し、中性のpHでサリ
チル酸を分散しうることが見い出されている。従って、
「ポリメリック」ジアミン若しくは他の乳化剤、及びサ
リチル酸を含有する処理溶液は、織物繊維に溶液を塗布
する前に中性化されうる。
てを塗布することが好ましいが、本発明は、そのように
制限されない。例えば、ジアミンの溶液が、まず織物繊
維に塗布され、次いでジアシッドを含有する第二の溶液
を塗布し得、またその逆も可能である。上述したよう
に、1以上のモノマーを含有する処理溶液のpHは、処
理溶液を織物繊維に塗布した後に調整されうる。
は、より高温で処理溶液を反応することによって増加さ
れうる。例えば、ふさ状のパイルカーペットの形態のポ
リアミド繊維は、オーブン中で繊維の軟化点温度以上に
加熱される。これによって、100℃から繊維の軟化温
度までの反応温度が使用されうる。典型的には、織物繊
維は、100℃から200℃の温度、好ましくは120
℃から160℃にさらされる。さらされる長さは、溶媒
を蒸発、及び反応を完結させるのに必要な時間で決定さ
れる。
が、周囲の条件で起こる場合、触媒が、繊維表面上の不
揮発性のポリマー塩の配置を改善するために処理溶液中
で使用されうる。保護膜が、通常のカーペットクリーニ
ングで洗い流される場合、耐漂白性がなくなりうるの
で、水に不溶性の膜が織物繊維に形成される程度に反応
が進行することが好ましい。
て取り上げられるのは、織物繊維に形成される不揮発性
のポリマー塩膜が、漂白液によって損なわれる一級アミ
ンの機能性を提供するということである。特に、不揮発
性のポリマー塩膜のアミノ窒素が漂白液の次亜過塩素酸
イオンと反応する。
限り、織物繊維の特製を改善するために使用される追加
の化合物を処理溶液に混合しうる。例えば、耐汚損性及
び発水性を与えるフルオロカーボンポリマー、並びにス
ルホン化されたフェノールを含有する縮合生成物のよう
な汚れ防止剤が使用されうる。
れうるが、本発明がこれによって不当に制限されると解
釈されてはならない。特に示されない限り、すべての部
及びパーセンテージは重量である。
準の酸性染料で染色された平方ヤード当たり26オンス
の加工素材は、8重量%のヘキサメチレンジアミドおよ
び8重量%のアジピン酸を含む均質な水溶液を前記パイ
ルに噴霧することによって前処理される。水分含浸量
は、ナイロン表面ファイバの乾燥重量当たり約25%で
ある。前記カーペットは、それから275゜Fの温度で
7分間の間乾燥される。処理されたカーペットは、外観
において目に見えるほどの変化を示さない。前記処理さ
れたカーペットおよび未処理の対照品は、それから次亜
塩素酸ナトリウムの0.5%水溶液(多孔表面を消毒す
るために病害防除濃度に推奨される中心)に24時間処
理され、その後前記カーペットは水洗、乾燥された。未
処理の対照試料と処理されたカーペットとを目視で比較
することにより、処理されたカーペットが優れた耐色喪
失性を有することが明白に示された。
方ヤード当たり28オンスの加工素材である点を除い
て、全ての点で例1の手順が繰返される。例1と同様の
結果が得られる。
26オンスの加工素材が、前述の処理溶液の塗布に先立
って、例1と同様な酸性染料を用いて所定のパターンで
重ね印刷される点を除き、全ての点で例1の手順が繰返
される。例1と同様な結果が得られる。
り、前述の処理溶液の塗布に先立って、所定のパターン
で重ね印刷される点を除き、全てについて例1の手順が
繰返される。例1のそれらと同様な結果が重ね印刷パタ
ーンで得られ、溶液染色の色は処理されたカーペットお
よび対照カーペットの両者において変化がない。
量%の尿素を含む均質な溶液で処理される点を除き、全
てについて例1の手順が繰返される。例1のそれらと同
様な結果が得られる。
以外、全てについて例1の手順が繰返される。例1のそ
れらと同様な結果が得られる。
前に、5年間の疑似着用およびクリーニングに委ねられ
る点を除き、全てについて例2の手順が繰返される。例
1のそれらと同様な結果が得られる。
てについて例2が繰返される。未処理対照品と処理され
た試料との目視比較によって、処理された試料では色喪
失の低減を示すが、未処理対照品と同様なほど十分では
ない。
販クリーニング溶液または水に委ねられた染色テキスタ
イルファイバの改善された耐変色性を証明する。
ー社のフィバア・フレッシの5%溶液でごしごし洗い落
とされる点を除き、全てについて例3が繰返される。こ
れらの試料は、テスト・ファブリックス社で市販されて
いる積層ファイバ試験帯で被覆された。前記試験帯は、
次に1/4インチのプレキシグラスで覆われ、100゜
Fのオーブンに置かれた。5ポンドの円筒状重りは、前
記プレキシグラス上に置かれた。前記試料は、前記オー
ブン中に18時間放置され、その後、前記積層ファイバ
試験帯に滲んだ染料は5点線繊化学染色協会グレースケ
ールで等級付けされた。前記処理された試料は、4.0
の合格評価を示し、ところが未処理試料は3.0の落第
評価を有した。
例9が繰返される。同様な結果が、重ね印刷パターンに
ついて得られた。
水に15分間委ねられた点を除き、全てについて例3が
繰返される。次に、これら試料は水から取り出され、水
残量が前記カーペットの初期乾燥重量の2.5〜3倍に
なるまで振蘯される。前記試料は、積層ファイバ試験帯
で被覆され、1/4インチのプレキシグラス(plexiglas
s)で覆われ、そして100゜Fのオーブンに置かれた。
5ポンドの円筒状重りが、前記プレキシグラス上に置か
れた。前記試料は、前記オーブン中に18時間放置され
た後、前記積層ファイバ試験帯に滲んだ染料が5点線繊
化学染色協会グレースケールで等級付けされた。前記処
理された試料は4.5の合格評価を示したが、未処理試
料は3.5の落第評価を有した。
例11が繰返される。同様な結果が、重ね印刷パターン
について得られた。
まれるようとされる多数の択一的な例および変形がある
Claims (20)
- 【請求項1】 不揮発性重合体塩形成性多官能モノマー
類の溶液を染色された織物繊維に適用する工程、該織物
繊維を200℃までの温度で乾燥する工程、及び該織物
繊維上に水不溶性不揮発性重合体塩の膜を形成する工程
を包含し、該塩は1級アミンとカルボン酸との反応によ
り生成し、各モノマーの分子量は1000以下であるこ
とを特徴とする、染色された織物繊維の耐漂白性を向上
させるための処理方法。 - 【請求項2】 該溶液が、水及びC1 〜C8 アルコール
からなる群の中から選ばれる溶媒を含む請求項1記載の
方法。 - 【請求項3】 該織物繊維の重量に基づいて1ないし1
0重量%のモノマー固形分を得るように、該溶液を該織
物繊維に適用する請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 該織物繊維の重量に基づいて2ないし7
重量%のモノマー固形分を得るように、該溶液を該織物
繊維に適用する請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 該溶液が、水性である請求項4記載の方
法。 - 【請求項6】 該織物繊維が、ポリアミド及びポリエス
テル繊維からなる群の中から選ばれる請求項5記載の方
法。 - 【請求項7】 該織物繊維を100℃ないし200℃の
温度で乾燥する請求項5記載の方法。 - 【請求項8】 染色された織物繊維の重量に基づいて1
ないし10重量%のモノマー固形分を得るように不揮発
性重合体塩形成性多官能モノマー類の溶液を染色された
織物繊維に適用する工程、該織物繊維を200℃までの
温度で乾燥する工程、及び該織物繊維上に水不溶性不揮
発性重合体塩膜を形成する工程を包含し、該モノマー
は、(a)ポリアミンとポリカルボン酸の組合せ、
(b)アミノ酸類、および(c)ラクタム類からなる群
の中から選ばれ、各モノマーの分子量は750以下であ
ることを特徴とする、染色された織物繊維の耐漂白性を
向上させるための処理方法。 - 【請求項9】 該溶液が、水及びC1 〜C8 アルコール
からなる群の中から選ばれた溶媒を含む請求項8記載の
方法。 - 【請求項10】 該モノマー単位が、アミノ酸類及びラ
クタム類からなる群の中から選ばれる請求項9記載の方
法。 - 【請求項11】 該モノマー類が、 (i)エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、
1,8−オクタンジアミン、デカメチレンジアミン、ピ
ペラジン、およびヘキサメチレンジアミン2モルと二酸
1モルとの縮合生成物であるオリゴマー類からなる群の
中から選ばれたジアミンと、炭酸、シュウ酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、デカン二酸、イソフタル酸及びテレフ
タル酸からなる群の中から選ばれたジカルボン酸との組
合せ、 (ii)6−アミノヘキサン酸、アミノウンデカン酸、
アミノドデカン酸、グリシン、シスチン、アスパラギ
ン、グルタミン、リシン、アルギニン、チロシン及び2
−ピロリジンカルボン酸からなる群の中から選ばれたア
ミノ酸類、および (iii)該アミノ酸類のラクタム類よりなる群の中か
ら選ばれる請求項8記載の方法。 - 【請求項12】 該織物繊維の重量に基づいて2ないし
7重量%のモノマー固形分を得るように、該溶液を該織
物繊維に適用する請求項11記載の方法。 - 【請求項13】 該溶液が、水性である請求項12記載
の方法。 - 【請求項14】 該織物繊維が、ポリアミド及びポリエ
ステル繊維からなる群の中から選ばれる請求項13記載
の方法。 - 【請求項15】 該織物繊維を120℃ないし160℃
の温度で乾燥する請求項14記載の方法。 - 【請求項16】 該モノマー類が、(i)ヘキサメチレ
ンジアミンとアジピン酸との組合せ、及び(ii)ε−
カプロラクタムと6−アミノヘキサン酸からなる群の中
から選ばれる請求項14記載の方法。 - 【請求項17】 該溶液がサリチル酸をさらに含み、該
織物繊維の重量に基づいて0.1ないし7重量%のサリ
チル酸を得るように、該溶液を該織物繊維に適用する請
求項14記載の方法。 - 【請求項18】 染色された織物繊維の重量に基づいて
1ないし10重量%のモノマー固形分を得るように不揮
発性重合体塩形成性多官能モノマー類の溶液を染色され
た織物繊維に適用する工程、該織物繊維を200℃まで
の温度で乾燥する工程、及び該織物繊維上に水不溶性不
揮発性重合体塩の膜を形成する工程を包含し、該塩は1
級アミンとカルボン酸との反応により生成し、各モノマ
ーの分子量は1000以下である方法により生成された
耐漂白性織物製品。 - 【請求項19】 該モノマーのそれぞれが750以下の
分子量を有し、 (a)ジアミンと二酸との組合せ、 (b)アミノ酸類、及び (c)ラクタム類からなる群の中から選ばれる請求項1
8記載の織物製品。 - 【請求項20】 該織物繊維が120℃ないし160℃
の温度で乾燥され、該溶液が該織物繊維の重量に基づい
て2ないし7重量%のモノマー固形分を得るように適用
された請求項19記載の織物製品。
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