JP2904922B2 - 耐汚染剤を付与する方法 - Google Patents
耐汚染剤を付与する方法Info
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Description
−ホルムアルデヒド縮合生成物及び無水マレイン酸とエ
チレン系不飽和芳香族単量体の共重合体の加水分解物を
含有して成る組成物をポリアミド織物基材に付与する改
善された方法に関する。本発明は特にフルイダイヤー
(Fluidyer)(登録商標)装置又はフレクスニプ(Flex
nip)(登録商標)アプリケーターを使用するような連
続的方法でカーペット生地を処理する際に特に有用であ
る。
剤、又は耐湿潤堅牢剤としてスルホン化ナフトール−又
はスルホン化フェノール−ホルムアルデヒド縮合生成物
を使用することは技術上周知である。その酸性染料防染
的性質のために、これらの縮合生成物はポリアミド織物
基材に塗布された時に、その後で酸性染料着色剤を含む
食品により汚染に対する耐汚染剤として作用する。(か
ような基材を酸性染料防染性とするように作用する物質
及び組成物は本文中では特に耐汚染剤又は耐汚染性組成
物と称される。) スルホン化フェノール−ホルムアルデヒド縮合生成物
及び無水マレイン酸と一種又は多種のエチレン系不飽和
芳香族単量体の共重合体の加水分解物との混合物を含む
耐汚染性組成物の一つの特定の部類はフィッツジェラル
ド(Fitzgerald)、ラオ(Rao)、ヴィノド(Vinod)及
びアレンダー(Alender)による係属中の米国特許出願
番号第07/280,406号に記載されている。共通の譲受人に
譲渡される対象となっている該出願の開示全体を参照し
て参考とされたい。
際にフィラメントに塗布すること、例えばベック(bec
k)装置のような染色浴中で糸又はタフテッドカーペッ
トのような織物基剤に塗布すること、又はベック内で又
は連続染色工程中での染色に続いて塗布することを含む
各種の方法を用いて、ポリアミド基材に塗布することが
できる。前述の米国特許出願に記載された耐汚染組成物
を塗布する方法は、同一発明者等による係属中の分割出
願第07/280,404号中で教示されている。こうした組成物
で耐汚染性となったポリアミドは他の分割出願大07/28
0,405号の主題である。共通の譲受人に譲渡される対象
となっている、これらの出願の各々の開示全体をも同様
に参照して参考とされたい。
る時には、耐汚染剤の良好な消耗(exhaust)及び基材
上への良好な固着(fixation)が充分に達成されるため
に、浴中に基材を浸漬する時間的な総計は典型的には30
分間ないし1時間の程度であるから、該剤は比較的高い
希釈率で使用できる。浴中の液対品物比が高いから、最
終製品中で許容し得る耐汚染性を達成するためには広範
囲のpH値(一般には2−5)が使用できる。しかし適切
な消耗及び基材上への固着を達成するために必要な滞留
時間が長いので、バッチ工程で達成できる生産性の度合
は制限されている。これは水の消費量の増大と排液処理
問題とも関連して、連続工程で耐汚染剤を塗布すること
が望ましいものとなっている。
するウェブへ液体を塗布するために設計された多数の周
知の装置の任意のものを用いて、連続工程でカーペット
のようなポリアミド(又はポリアミド含有)織物基材に
連続的に塗布できる。こうした装置の例は米国特許第4,
576,112号に記載されたような、パイル織物中への液体
の均一且つ深い浸透を達成するために液体塗布スロット
に対しカーペットを押し付ける柔軟な空気袋(air blad
der)を使用するクスターズ(Kusters)フルイダイヤー
(登録商標)を含んでいる。他のもっと一般的な連続的
アプリケーターは、染色されたカーペットに耐汚染性化
学剤を塗布するための効果的な手段としてカーペット工
業界に現在広く受け入れられているクスターズ フレク
スニプ(登録商標)装置である。移動する基材に組成物
を塗布するためにカーペットを絞るこの部類のアプリケ
ーターは、1987年11月発行のカーペット及びラグ工業
(Caepet & Rug Industry)に記載されている。
ーペット構造物全体に亙って適切な湿潤及び均一な塗布
を提供する任意の装置又はアプリケーターが使用でき
る。耐汚染剤はこうした装置を用いて、染色アプリケー
ター中で染料溶液の代わりに耐汚染剤溶液を用いる連続
染色ラインを経由して第二の経路(pass)中で塗布する
ことができ、又は染色後耐汚染剤を塗布するためにライ
ン中に別個のアプリケーターを挿入することにより単一
の経路中で塗布することができる。単一の経路中で塗布
を行うために染料溶液それ自身に耐汚染剤を添加しても
よい。別法として、湿潤した品物を乾燥する前にクスタ
ーズ フレクスニプ(登録商標)のような塗布装置を設
置することにより、ベックー染色されたカーペットに耐
汚染剤を塗布してもよい。
工程で耐汚染剤を塗布する場合に許容し得る耐汚染性を
獲得するためには、こうした工程はより低い温度、著し
く短い滞留時間、及び低い液対品物比を用いるから、一
般にバッチ工程で効果的な濃度よりも高い濃度の耐汚染
剤溶液が必要である。スルホン化フェノール−ホルムア
ルデヒド縮合生成物及び無水物マレイン酸と一種又は多
種のエチレン系不飽和芳香族単量体との共重合体の加水
分解物の混合物を含む耐汚染剤溶液が連続工程中で織物
基材に塗布される時には、耐汚染剤溶液のpHは3以下で
あることが望ましい。pHが3以上であると、耐汚染剤の
消耗が不十分及び/又は得られる該剤の固着が少ないの
で、最終基材が始めら、或いは洗濯後のいずれか又は両
方で許容し難い低い耐汚染性を呈する。しかしこれらの
耐汚染性組成物のpHが約3以下に下げられると、加水分
解された無水マレイン酸共重合体が、連続塗布工程中で
許容し得る耐汚染性を達成するのに必要な濃度では溶液
から沈澱してくる。これはカーペット又は基材を処理す
るのに有効な活性成分の量を著しく少なくし、最終基材
に不満足な耐汚染性をもたらす結果となる。
ないし70重量%のスルホン化フェノール−ホルムアルデ
ヒド縮合生成物及び約95ないし30重量%の無水マレイン
酸と一種又は多種のエチレン系不飽和芳香族単量体との
共重合体の加水分解物を含有して成る耐汚染性組成物の
水性配合物を基材に塗布することを含んで成る、フルイ
ダイヤー(登録商標)装置又はフレクスニプ(登録商
標)アプリケーターを使用するような連続的方法でポリ
アミド基材に耐汚染性を付与する方法に関する。更に詳
細には、本発明の改良点は上記の耐汚染性組成物に、該
耐汚染性組成物の重量を基準として約2ないし約30重量
%のアルキルアリールスルホン酸又はアルキルアリール
スルホン酸塩の形態の陰イオン界面活性剤を添加し、約
1.5ないし約3.0のpHで配合物を基材に塗布することを含
んで成る。
酸共重合体及びスルホン化ホルムアルデヒド縮合物の詳
細な記述については、米国特許出願番号第07/280,406号
を参照されたい。
共重合体を、耐汚染性溶液に陰イオン性界面活性剤を添
加によって低いpHで水溶液中に安定に分散させる手段を
提供する。高分子状耐汚染剤の沈澱を防ぐために工程中
で特に有用な界面活性剤はアルキルアリールスルホン
酸、アルキルアリールスルホン酸塩、及び/又はそれら
の混合物である。好適な化合物はドデシルベンゼンスル
ホン酸及びドデシルジフェニルオキシドジスルホン酸及
びそれらの夫々のアルカリ金属又はアンモニウム塩を含
む。これらの二つの酸のナトリウム及び二ナトリウム塩
は特に好適である。耐汚染性組成物の重量に対し約2重
量%ないし約30重量%に亙る量を使用できるが、約5な
いし約15重量%が好適である。こうした陰イオン性界面
活性剤の存在によって、耐汚染性組成物を沈澱させるこ
となく、塗布される配合物のpHを下げることが可能とな
る。耐汚染性組成物の許容し得る消耗及び固着を達成す
るためには、配合物のpHは約1.5ないし約3.0、好適には
約2.0ないし約2.5に下げなければならない。スエッセン
(Suessen)型ヒートセット処理を条件とした糸から製
造されたカーペットの場合は、広いpH幅内の高い方の末
端のpHが一般に使用できる。
pHを下げることができる任意の酸を使用することがで
き、スルファミン酸または燐酸が好適である。陰イオン
界面活性剤はpHを下げる前に添加することが好適であ
る。しかし、沈澱を再分散するために充分な撹拌及び時
間が当てられるばらば、pH調節後に添加することもでき
る。耐汚染性組成物は任意の上記の連続工程又は流し塗
(flood)アプリケーター又はその改造物を含むような
類似の他の工程の任意のものを用いて織物基材に塗布す
ることができ、それらの総ては当業者には周知である。
リアミドはナイロン6.6、ナイロン6及びカーペット及
び織物用として普通に使用される他のポリアミドを含
む。
特に指摘しない限り重量を基準としたものである。
1)“現状のまま(As Is)”、即ち、タフト処理され且
つ染色された、未洗濯のカーペットに対する24時間汚染
試験;及び2)汚染の前に洗濯に付されたカーペットに
対する24時間汚染試験(“洗濯後”と称する)。“現状
のまま”及び“洗濯後”評価の両方に対する汚染剤は、
市販の桜桃風味を持った砂糖甘味のクール−エード(Ko
ol−Aid)(登録商標)予備混合物から調製された溶液
である。45gのこのクール−エード予備混合物を500mlの
水に溶解して溶液とし、使用前に室温、即ち、75゜F(±
5゜F)又は24℃(±3℃)に到達するまで放置する。
用意する。この試料の半分を40cm3の汚染溶液に浸漬す
る。汚染剤を均一に汚染するようにタフト中に浸み込ま
せる。次いで試料の平滑な非吸収性トレー又は表面上に
置く。試料を24時間(±4)動かさずに放置する。次い
で汚染された試料を冷たい水道水で徹底的に濯ぎ、過剰
の液を抽出し、そして乾燥する。
った色の量により目視的に決定する。これを汚染等級と
称し、本文では汚染等級尺度(Stain Rating Scale)
[そのコピーはE.I.デュポン社(du Pont de Nemours)
の床材部、ウィルミントン(Wilmington)、DE19898、
により現在使用され、且つ入手できる]に従って決定さ
れる。これらの色は下記の標準に従って類別できる: 5=汚染無し 4=僅かな汚染 3=中程度の汚染 2=著しい汚染 1=重大な汚染 換言すれば、5の汚染等級は優秀であり、良好な耐汚
染性を示すが、1は悪い等級であり、重大な持続性の汚
染を示す。
する。57gのデュポノール(Duponol)(登録表彰)WAQE
を3.8リットルの水に添加し、約0.2%の燐酸三ナトリウ
ムでpHを10.0に調節し、使用前に室温、即ち、75゜F(±
5゜F)又は24℃(±3℃)に到達するまで放置する。カ
ーペット試料を界面活性剤溶液に5分間完全に浸漬し、
界面活性剤溶液は各洗濯後に廃棄される。次いで試料を
冷たい水道水で徹底的に濯ぎ、抽出して過剰の液体を除
去し、そして乾燥する。
同様にして評価する。
いては、“現状のまま”及び“洗濯後”評価の両方に対
して上記の汚染等尺度で少なくとも4の等級を有するも
のでなければならない。
ナイロン6.6糸を慣用の方法によって製造した。これら
の糸の二本を諸撚し、加撚(twist)して1インチ当た
り3.5巻き(tpi)の均合撚りを有する糸を用意した。次
いで得られる糸とサパーバ(Superba)ヒートセット装
置中で270゜Fで普通の方法でヒートセットした。ヒート
センット糸から下記の仕様に従ってカットパイル(cut
pile)タフテッドカーペットを構成した:40オンス/平
方ヤード、3/4″パイル高さ、1/8ゲージ、1インチ当た
り81/4ステッチ。このカーペットを連続染色ラインによ
りクスターズ フルイダイヤー(登録商標)を用いて淡
青色の色調に染色した。慣用の連続染色方法(400%の
湿潤含浸量で)及び染色助剤が使用された[染料配合表
は下記の通りであり、カーペットの重量を基準としてい
る:0.0200%テクチロン(Tectilon)ブルー4R(200)、
0.0060%テクチロンレッド2B(200)、0.045%テクチロ
ンオレンジ3G(200)、pH=6.0]。染色後カーペットを
濯ぎ、そして抽出した。
録商標)により耐汚染剤を含む浴で処理した。使用され
た特定の耐汚染剤は先に引用した米国特許出願番号第07
/280,406号に記載されたような、スチレン/無水マレイ
ン酸共重合体及びスルホン化フェノールホルムアルデヒ
ド縮合物であった。(共重合体のモル比は1:1のスチレ
ン:無水マレイン酸であり、そして共重合体の数平均分
子量は1600であった。)この浴は耐汚性染組成物の水に
よる希釈により製造され、1.2%owf(繊維の重量に対
し)のスチレン/無水マレイン酸共重合体の加水分解
物、0.15%owfのスルホン化フェノール−ホルムアルデ
ヒド縮合生成物、及び0.4%owfのドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムを含んでいた。スルファミン酸を用い
て浴を1.5−1.8のpHに調節した。浴は約80゜Fで及び繊維
の重量に対し400%の湿潤含浸量でクスターズ フルイ
ダイヤー(登録商標)によりカーペットに使用され、次
いで垂直式蒸気処理機中で3分間の滞留時間に亙り蒸気
加熱した。蒸気処理後、カーペットを濯ぎそして抽出し
た。引き続きカーペットを慣用の噴霧機と使用して市販
のフルオロケミカルで処理し、そしてカーペットを炉中
で乾燥した。商業的に入手し得るラテックス組成物をカ
ーペットに塗布し、そして炉内に硬化した。
理されたカーペットは24時間の“現状のまま”汚染試験
後も何等の汚染を示さず(等級5)、“洗濯後”ほんの
僅かの汚染(等級4)を示した。
れた。染色後カーペットを濯ぎ、そして抽出した。次い
でカーペットのクスターズ フレクスニプ(登録商標)
アプリケーターにより耐汚染剤を含む浴で処理した。浴
は実施例1に類似した耐汚染性組成物、及び活性成分と
してドデシルジフェニルオキシドジスルホン酸の二ナト
リウム塩を含む陰イオン性界面活性剤アルカノール(登
録商標)NDとの混合物の水による希釈によって製造され
た。混合物は1.20owfの耐汚染性組成物を含んでおり、
該組成物は85.0%のスチレン/無水マレイン酸共重合体
の加水分解物及び15.0%のスルホン化フェノール−ホル
ムアルデヒド縮合生成物から成っていた。耐汚染性組成
物の重量を基準として12.9%又は0.15%owfの活性成分
を供給するのに充分なアルカノール(登録商標)NDが混
合物中に存在した。浴はスルファミン酸を用いて2.0のp
Hに調節し、そして約80゜Fにおいて及び繊維の重量に対
し350%の湿潤含浸量でカーペットに塗布し、次いで垂
直式蒸気処理機中で3分間の滞留時間に亙り蒸気加熱し
た。蒸気処理後、カーペットを濯ぎそして抽出した。商
業的に入手し得るラテックス組成物をカーペットに塗布
し、そして炉内で硬化した。
理されたカーペットは24時間の“現状のまま”汚染試験
後も何等の汚染を示さず(等級5)、“洗濯後”ほんの
僅かの汚染(等級4)を示した。
れた。染色後カーペットを濯ぎ、そして抽出した。次い
でカーペットをクスターズ フレクスニプ(登録商標)
アプリケーターにより耐汚染剤を含む浴で処理した。こ
の浴は1.2%owfのスチレン/無水マレイン酸共重合体の
加水分解物及び0.15%owfのスルホン化フェノール−ホ
ルムアルデヒド縮合生成物を含む浴を提供するように、
実施例1で使用されたものと同じ種類の耐汚染性組成物
の水による希釈によって製造された。浴はスルファミン
酸を用いてpH2.0に調節され、そして約80゜Fにおいて及
び繊維の重量に対し350%の湿潤含浸量でカーペットに
塗布され、次いで垂直式蒸気処理機中で3分間の滞留時
間に亙り蒸気加熱した。商業的に入手し得るらラテック
ス組成物をカーペットに塗布し、そして炉内で硬化し
た。
理されたカーペットは24時間の“現状のまま”汚染試験
後に僅かの汚染を示し(等級4)、“洗濯後”には中程
度の汚染(等級3)を示し、従って陰イオン界面活性剤
の不存在下では初期耐汚染性が不十分で、且つ耐久性に
乏しいことが明示された。
施例2のようにカーペットを製造し、そして処理した。
理されたカーペットは24時間の“現状のまま”汚染試験
後に汚染を示さないが(等級5)、“洗濯後”には著し
い汚染(等級2)を示し、従って耐汚染性組成物及び界
面活性剤がこのpH水準で塗布される時には耐汚染剤の固
着が不十分である(即ち、許容し難い耐久性)ことが明
示された。
Claims (2)
- 【請求項1】ポリアミド繊維上において防染剤、色止め
剤、保色剤又は染色の耐湿潤性を改善する薬剤として有
用である、約95ないし30重量%の無水マレイン酸と一種
又は多種のエチレン系不飽和芳香族単量体との共重合体
の加水分解物及び約5ないし70重量%のスルホン化フェ
ノールーホルムアルデヒド縮合生成物を含有して成る、
ポリアミド織物基材に耐汚染性を付与するのに有用な組
成物の効果的な量を単純な水性配合物として塗布するこ
とを含んで成る、フルイダイヤー(登録商標)装置又は
フレクスニプ(登録商標)アプリケーターを使用する工
程のような連続工程でポリアミド織物基材に耐汚染性を
付与するための方法において、組成物に約2重量%ない
し約30重量%のドデシルジフェニルオキシドジスルホン
酸の二ナトリウム塩又はドデシルベンゼンスルホン酸の
ナトリウム塩の形態の陰イオン性界面活性剤を添加し、
そして配合物を約1.5ないし約3.0のpHで塗布することを
含んで成る改良方法。 - 【請求項2】配合物が約2.0ないし約2.5のpHで塗布され
る、請求項1に記載載の方法。
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