JPH0628013B2 - レギュレ−タ回路 - Google Patents

レギュレ−タ回路

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JPH0628013B2
JPH0628013B2 JP57195692A JP19569282A JPH0628013B2 JP H0628013 B2 JPH0628013 B2 JP H0628013B2 JP 57195692 A JP57195692 A JP 57195692A JP 19569282 A JP19569282 A JP 19569282A JP H0628013 B2 JPH0628013 B2 JP H0628013B2
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transistors
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修 工藤
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、レギュレータ回路特に差動増幅器対の切替回
路に関し、該差動増幅器対の駆動電圧が低くても済むよ
うにするものである。
従来技術と問題点 出力電圧の切替え可能なレギュレータ回路に用いられて
いる1対の差動増幅器の一方だけを動作可能な状態にす
る切替回路には、第1図に示すように第3の差動増幅器
対(以後、単に差動対と略称する)DFを用いるもの
がある。この差動対DFはトランジスタQ31,Q32
らなり、Q32側に基準電圧VR2が、またQ31側に切替電
圧Vが印加される。そしてV>VR2であればトラン
ジスタQ31がオンして第1の差動対DFと定電流源I
との間が接続され、またV<VR2であればトランジ
スタQ32がオンして第2の差動対DFと定電流源I
との間が接続される。第1の差動対DFはトランジス
タQ11,Q12からなり、Q11には入力Vが、またQ12
には基準電圧VR1が接続される。第2の差動対DF
トランジスタQ21,Q22からなり、Q21には共通の該基
準電圧VR1が、またQ22には他の入力Vが印加され
る。
この回路構成の欠点は基準電圧VR1、入力電圧V,V
が高くないと差動対DF、DFが動作しない点で
ある。つまり、アース電位から差動対DFのエミッタ
までの電位差は、定電流源Iをトランジスタ1段で構
成すれば、該トランジスタの飽和時のコレクタ、エミッ
タ間電圧VCES(約0.4V)である。選択される差動対D
またはDFのエミッタ電位はそれより切替用トラ
ンジスタQ31またはQ32のVCES1段分高い。これにト
ランジスタQ12またはQ21のベース、エミッタ間電圧V
BE(約0.7V)を加えた値が基準電圧VR1の最低設定電
位になるので VR1>VBE+2VCES=1.5V……(1) となる。入力電圧V,VはVR1の上、下に変わる必
要がある。
一般に基準電圧VR1としては温度依存性の少ないバンド
ギャップリファレンス(BGR)を使用したいところで
あるが、これにより得られる電圧は1.2〜1.3Vが限界で
あるから(1)式の関係を満たすことはできない。
発明の目的 本発明は、レギュレータ回路における差動増幅器対の切
替回路を工夫することで上述した問題点を解決しようと
するものである。
発明の構成 本発明は、エミッタが共通接続されてなるトランジスタ
対と、該トランジスタ対のエミッタと接地間に接続され
て定電流源を構成するエミッタ接地のトランジスタとを
2組備え、前記2組のトランジスタ対の各々のコレクタ
が共通に接続される接続点に共通負荷を接続してなる差
動増幅器対と、 相補の信号を受けて該定電流源を排他的にオン、オフす
る切替用トランジスタと、 該トランジスタ対のうち一方のトランジスタの共通コレ
クタ端子に接続されて所定の定電位を出力する出力部
と、 該出力部の出力端と電源との間に設けられた分圧手段に
よって分圧された異なる2値の電位端を、前記一方のト
ランジスタのベースに負帰還する負帰還手段とを有し、 該差動増幅器対における各々のトランジスタ対のうち、
他方のトランジスタのベース同士は、共通に温度依存性
の小さいバンドギャップリファレンス回路からなる共通
電圧源に接続されていることを特徴とするが、以下図示
の実施例を参照しながらこれを詳細に説明する。
発明の実施例 第2図は本発明のレギュレータ回路に用いられる差動増
幅器(以下、差動対)の切替回路の原理図で、Q41,Q
42は差動対DF,DF毎に設けた定電流源用のトラ
ンジスタ、Q51,Q52はトランジスタQ41,Q42をオ
ン、オフ制御するトランジスタである。定電流源I21
ダイオードDはトランジスタQ51がオフのときにトラ
ンジスタQ41のベースに定電圧を印加して該トランジス
タをオンにする。同様に定電流源I22とダイオードD
はトランジスタQ52がオフのときにトランジスタQ42
ベースに定電圧を印加して該トランジスタをオンにす
る。トランジスタQ51,Q52のベースには互いに逆相の
関係にある切替信号C,が印加される。
かかる構成においてトランジスタQ41とQ42、ダイオー
ドDとD、および電流源I21とI22が等しければト
ランジスタQ41およびQ42は同じ電流を流す定電流源と
して働き、第1図の定電流源Iと等価になる。そして
入力CがL(ロー)レベルでトランジスタQ51がオフで
あればトランジスタQ41は電流源I21よりベース電流を
供給されてオンとなり、差動対DFが選択される。こ
のときはH(ハイ)レベルであるからトランジスタQ
52はオン、従ってトランジスタQ42はベース電流を断た
れてオフとなり、差動対DFは動作しない。逆にC=
H,=LであればトランジスタQ52がオフ、Q42がオ
ンで差動対DFが選択され、トランジスタQ51はオ
ン、Q41はオフで、差動対DFは選択されない。
従って、差動対の切替回路としての機能は第1図と変わ
らないが、差動対DF,DFに共通に与える基準電
圧Vの値は、トランジスタQ41,Q421段分のVCES
とトランジスタQ12,Q21のVBE1段分との和に低減で
きる。
>VBE+VCES=1.1V……(2) このため、基準電圧Vに1.2〜1.3Vのバンドギャップ
リファレンス(BGR)を採用することができる。ま
た、第1図の信号Vの振幅は(VBE+VCE)以上必要
であるが、本発明の信号C,の振幅はVBEで足りる。
第3図は、本発明によるレギュレータ開路の1実施例の
回路図である。同図において、Dおよびトランジスタ
61は差動対DF,DFに共通な能動負荷、Q62
63は同じく共通の出力トランジスタである。出力トラ
ンジスタQ62,Q63を駆動するオペアンプは通常一方の
差動対だけで構成されるが、本例のオペアンプOPは2
つの差動対DF,DFを含んで構成される。このレ
ギュレータの出力Voutとアース間には直列抵抗R
が接続れ、R,Rの直列接続点電位は差動対D
の反転入力に負帰還され、またR,Rの直列接
続点電位は差動対DF,DFの反転入力に負帰還さ
れる。差動対DF,DFの各非反転入力には基準電
圧Vが印加される。この回路は入力電圧V,V
基準電圧Vに等しくなるように動作するので、切替信
号CをLとして差動対DFを選択したときは となり、また信号をLとして差動対DFを選択した
ときは、 となる。両式の間には(3)<(4)という関係があるので、
これにより高、低2値の直流出力Voutを発生すること
ができる。尚、Vinは一般に電源電圧であるが、この値
が低いと(3),(4)で規定する電圧が発生できないので、
これらより充分高い電圧としておく。定電流源I21,D
,Q41及びI22,D,Q42では、ダイオードD
に流れる電流とトランジスタQ41,Q42のエミッタ
に流れる電流は一定の比(各ジャンクションの面積比)
を持ち、カレントミラーとして動作する。
発明の効果 以上述べたように本発明では相補信号により排他的にオ
ン、オフする一対のトランジスタQ51,Q52により差動
対DF,DFの定電流源をオン、オフし、これによ
り該2つの差動対を切替えるようにしたので、該差動対
の基準電圧を低減し、温度依存性の少ないバンドギャッ
プリファレンスの採用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の差動増幅器対切替回路を示す構成図、第
2図は本発明のレギュレータ回路に用いられる差動増幅
器対の切替回路の原理図、第3図は本発明によるレギュ
レータ回路の1実施例の回路図である。 図中、DF,DFは差動増幅器対、Q41,Q42は定
電流源用トランジスタ、Q51,Q52は切替用トランジス
タである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタが共通接続されてなるトランジス
    タ対と、該トランジスタ対のエミッタと接地間に接続さ
    れて定電流源を構成するエミッタ接地のトランジスタと
    を2組備え、前記2組のトランジスタ対の各々のコレク
    タが共通に接続される接続点に共通負荷を接続してなる
    差動増幅器対と、 相補の信号を受けて該定電流源を排他的にオン、オフす
    る切替用トランジスタと、 該トランジスタ対のうち一方のトランジスタの共通コレ
    クタ端子に接続されて所定の定電位を出力する出力部
    と、 該出力部の出力端と接地との間に設けられた分圧手段に
    よって分圧された異なる2値の電位端を、前記一方のト
    ランジスタのベースに負帰還する負帰還手段とを有し、 該差動増幅器対における各々のトランジスタ対のうち、
    他方のトランジスタのベース同士は、共通に温度依存性
    の小さいバンドギャップリファレンス回路からなる共通
    電圧源に接続されていることを特徴とするレギュレータ
    回路。
JP57195692A 1982-11-08 1982-11-08 レギュレ−タ回路 Expired - Lifetime JPH0628013B2 (ja)

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JPS5986316A JPS5986316A (ja) 1984-05-18
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JPS626505A (ja) * 1985-07-02 1987-01-13 Rohm Co Ltd 信号切換回路
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WO2013108603A1 (ja) 2012-01-20 2013-07-25 ヤンマー株式会社 舶用エンジン
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