JPH0627980Y2 - フレキシブル基板 - Google Patents

フレキシブル基板

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JPH0627980Y2
JPH0627980Y2 JP1988039372U JP3937288U JPH0627980Y2 JP H0627980 Y2 JPH0627980 Y2 JP H0627980Y2 JP 1988039372 U JP1988039372 U JP 1988039372U JP 3937288 U JP3937288 U JP 3937288U JP H0627980 Y2 JPH0627980 Y2 JP H0627980Y2
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JP
Japan
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patterns
flexible substrate
wiring
wiring pattern
flexible
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JP1988039372U
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Inventor
洋介 芳賀
克也 山崎
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ティアツク株式会社
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はフレキシブル基板に係り、特に固定磁気ディス
ク装置のヘッドアーム等の可動部に接続されるフレキシ
ブル基板に関する。
従来の技術 例えば固定磁気ディスク装置において、ヘッドアームに
取付けられた磁気ヘッドと装置本体に設けられた電子回
路を電気的に接続するものとしてフレキシブル基板が利
用されている。フレキシブル基板は、それ自体が可撓す
るため、動きを伴う構成部品に対し電気信号或は電流等
を供給するのに便利である。
第5図に固定磁気ディスク装置に従来用いられていたフ
レキシブル基板1,2を拡大して示す。同図中、梨地で
示す3a,3b,4a,4bは胴パターンであり、流さ
れる電流値に対応して幅寸法が設定されている。また、
5,6は樹脂製の絶縁基材を示している。同図に示され
るように、従来においては、使用する電流値に差がある
場合には、全部のパターンを1枚のフレキシブル基板に
まとめることはせず、近い電流値を有するパターン(即
ち、幅寸法が近似したパターン)毎にまとめて、複数の
フレキシブル基板を用いて対応していた。
考案が解決しようとする課題 上記のように従来のフレキシブル基板では、使用する電
流値に差がある場合には複数のフレキシブル基板を用い
なければならず、構造が複雑になると共にコストも高く
なるという課題があった。
一方、使用電流値に差がある場合、これを同一のフレキ
シブル基板内に組込もうとすると、第6図に示すよう
に、多くの電流を流すパターン7a,7bは小なる電流
を流すパターン7c〜7eに比べて幅寸法を大とする必
要があるため、フレキシブル基板8に幅寸法の異なるパ
ターン7a〜7eが混在した構成となる。この構成とし
た場合、フレキシブル基板の剛性が不均一となり(リー
ド7a,7b部分は剛性が大、リード7c〜7d部分は
剛性が小となる)、繰返し曲げを行なうと、異幅パター
ン間にねじれ等の応力が印加され、これに起因して同幅
パターンのみで形成されるフレキシブル基板に比べて寿
命が短くなるという課題があった。
本考案は上記の点に鑑みて創作されたものであり、寿命
の低下を伴うことなく、かつ使用電流に差がある場合に
もこれを同一基板上に組込むことができるフレキシブル
基板を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本考案では、 異なる幅寸法を有する複数の配線パターンが同一絶縁基
板上に形成されており、使用状態において屈曲部が繰返
し屈曲されて可撓するフレキシブル基板において、 上記異なる幅寸法を有する複数の配線パターンの内幅寸
法の大なる配線パターンを複数のパターンに分割形成
し、 上記屈曲部において、上記分割形成された複数のパター
ンと、上記複数の配線パターンの内小なる幅寸法を有す
る配線パターンの幅寸法が略同一となるよう構成したこ
とを特徴とするものである。
作用 フレキシブル基板を上記構成とすることにより、屈曲部
において大なる幅寸法を有する配線パターンは分割さ
れ、分割されたパターンは配線パターンの内小なる幅寸
法を有する配線パターンの幅寸法と略同一の幅寸法とさ
れるため、屈曲部において配線パターン及び分割された
パターンは略同一の幅寸法となる。
よって、異なる幅寸法の配線パターンが形成されたフレ
キシブル基板であっても、フレキシブル基板の屈曲部に
おける剛性は略均一となり寿命の低下を防止することが
できるため、従来ならば複数のフレキシブル基板を要し
ていた機器に対しても一つのフレキシブル基板で対応す
ることができ、フレキシブル基板が取り付けられる機器
内の単純化を図ることができる。
実施例 次に本考案の実施例について図面と共に説明する。第2
図は本考案の一実施例であるフレキシブル基板9の平面
図であり、第3図はフレキシブル基板9を固定ディスク
装置に使用した状態を示す図である。
フレキシブル基板9は、第2図に示すように、略T字形
をしており、脚部10、左方へ延出した腕部11、右方
へ延出した可動腕部12を有し、配線パターンが形成し
てある。
脚部10の下端にはコネクタへの差し込み部13、が形
成してあり、各腕部11,12の先端には夫々略矩形状
の取付け部14,15が形成してある。
16は脚部10から可動腕部12に沿う配線パターンで
あり、その先端は取付け部15まで到っており、先端に
はランド部17,18が形成してある。
19は脚部10から腕部11に沿う配線パターン群であ
り、その先端は取付け部14まで到っており、先端には
ランド部20が形成してある。更に、脚部10の上部に
は電子回路部品等が配設されるコントローラ基板部10
aが形成されている。
上記フレキシブル基板9は第4図に示すように折曲され
た上で、第3図に示す如く固定磁気ディスク装置21に
取付けられる。同図において、22は磁気ディスク、2
3はヘッドアーム、24はヘッドアームシフト機構であ
る。
ヘッドアーム23は、先端に磁気ヘッド25を有し、後
部に駆動用のコイル26を有し、軸27に回動可能に支
持されている。
ヘッドアームシフト機構24は、装置21が停止してい
るときにヘッドアーム23を押して回動させて磁気ヘッ
ド25をデータエリアの外側のショッピングゾーンに移
動させ、装置21の電源をオンとすると、ヘッドアーム
23をデータエリア内に回動可能とさせるものであり、
プッシャ28とプランジャ29とよりなる構成である。
前記したフレキシブル基板9は、その取付け部14をヘ
ッドアームシフト機構24に、また取付け部15をヘッ
ドアーム23に夫々取付け固定される。従って、ヘッド
アーム23がコイル26により図中実践で示す位置と、
二点鎖線で示す位置間で繰返し変位することにより、こ
のヘッドアーム23に取付けられてなるフレキシブル基
板9の可動腕部12は繰返し屈曲される。
ここで本考案の要部となる、可動腕部12の屈曲部分に
おける配線パターンを第1図に拡大して示す。同図にお
いて、30は絶縁基板であり、複数の配線パターン31
〜35が形成されている。また、図中矢印Aで示される
範囲がヘッドアーム23の変位に伴い屈曲される屈曲部
である。
上記各配線パターン31〜35の内、配線パターン3
1,32はコイル26に対し電流を供給するものであ
り、大なる電流値の電流が流されるパターンである。ま
た、配線パターン33,34は接地されたグランドパタ
ーンである。更に、配線パターン35は、磁気ヘッド2
5と接地されており、磁気ヘッド25で再生された出力
信号を固定磁気ディスク装置21内の電子回路に供給す
るものであり、小なる電流値の電流が流されるパターン
である。このように本考案になるフレキシブル基板9で
は、印加される電流値が異なる配線パターン31〜35
が同一基板30上に形成されているため、その構造は単
純化され、組立性の向上及びコスト低減を図ることがで
きる。
前記のように各配線パターン31〜35は、流される電
流値に対応して幅寸法を変える必要がある。従って、大
なる電流が流される配線パターン31,32は、小なる
電流が流される配線パターン35に対して幅寸法を大き
く選定する必要がある。しかるに、単に配線パターン3
1,32の幅寸法を大とした場合には、可動させない部
分については何ら不都合は生じないが、繰返して屈曲可
動される部分の寿命が低下することは前述した通りであ
る。
そこで本考案では、第1図に示されるように屈曲部Aの
左右の若干手前位置より、配線パターン31,32を複
数のパターン(本願では夫々2本ずつ)31a,31
b,32a,32bに分割して、屈曲部Aにおける各パ
ターン31a,31b,32a,32b,33〜35が
略等しい幅寸法となるよう構成した。
これにより、屈曲部Aにおけるフレキシブル基板9の剛
性は均一化されるため、繰返し屈曲されたとしてもねじ
れ等の応力は発生せず、よってフレキシブル基板9の寿
命低下を防止することができる。
また、上記フレキシブル基板9では、大なる電流が流さ
れる配線パターン31,32と、微少な電流が流される
配線パターン35の間にグランドパターンである配線パ
ターン33,34が形成されている。このため、配線パ
ターン31,32で発生するノイズは配線パターン3
3,34で吸収され、ノイズが配線パターン35に混入
するようなことはない。これにより、固定磁気ディスク
装置21の再生特性を向上させることができる。
尚、上記実施例では配線パターン31,32を夫々ふた
つに分割した構成について説明したが、この配線パター
ンの分割は、フレキシブル基板に形成される各配線パタ
ーンに流される電流値(即ち、パターンの幅寸法)に応
じて、分割形成後における屈曲部の各配線パターンの幅
寸法が略等しくなるよう選定する必要がある。
また、上記実施例ではフレキシブル基板9を固定磁気デ
ィスク装置21に使用した例を挙げて説明したが、本考
案になるフレキシブル基板の応用はこれに限るものでは
なく、電子信号の授受を行なう必要がある可動部を有す
る機器に対し、広く適用し得ることは勿論である。
考案の効果 上述の如く本考案によれば、流す電流値の異なる複数の
パターンを同一基板に設けることができるため、従来な
らば複数のフレキシブル基板を要していた機器に対して
も本考案によればひとつのフレキシブル基板で済み、フ
レキシブル基板が取付けられる機器内の単純化を図るこ
とができると共に、フレキシブル基板の取付け作業をも
容易となりコスト低減を図ることができ、一方、屈曲部
における各パターンの幅寸法は略等しいため、屈曲部を
繰返し屈曲させたとしてもねじり等の応力は発生せず、
よって寿命の低下を防止することができる等の特長を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるフレキシブル基板の屈
曲部を拡大して示す図、第2図はフレキシブル基板の平
面図、第3図はフレキシブル基板を取付けてなる固定磁
気ディスク装置の平面図、第4図は第2図よりフレキシ
ブル基板を取出した状態を示す図、第5図及び第6図は
従来のフレキシブル基板の一例を説明するための図であ
る。 9……フレキシブル基板、10……脚部、11……腕
部、12……可動腕部、16,19……配線パターン
群、21……固定磁気ディスク装置、22……磁気ディ
スク、23……ヘッドアーム、24……ヘッドアームシ
フト機構、30……絶縁基板、31〜35……配線パタ
ーン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる幅寸法を有する複数の配線パターン
    が同一絶縁基板上に形成されており、使用状態において
    屈曲部が繰返し屈曲されて可撓するフレキシブル基板に
    おいて、 上記異なる幅寸法を有する複数の配線パターンの内幅寸
    法の大なる配線パターンを複数のパターンに分割形成
    し、 該屈曲部において、上記分割形成された複数のパターン
    と、上記複数の配線パターンの内小なる幅寸法を有する
    配線パターンの幅寸法が略同一となるよう構成してなる
    フレキシブル基板。
JP1988039372U 1988-03-25 1988-03-25 フレキシブル基板 Expired - Lifetime JPH0627980Y2 (ja)

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JPH01143186U JPH01143186U (ja) 1989-10-02
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