JPH062736U - 固定金具および固定金具とアルミニウム板の取付構造 - Google Patents

固定金具および固定金具とアルミニウム板の取付構造

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JPH062736U
JPH062736U JP9475591U JP9475591U JPH062736U JP H062736 U JPH062736 U JP H062736U JP 9475591 U JP9475591 U JP 9475591U JP 9475591 U JP9475591 U JP 9475591U JP H062736 U JPH062736 U JP H062736U
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JP
Japan
Prior art keywords
aluminum plate
sandwiching
metal fitting
fixing
fixing metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9475591U
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English (en)
Inventor
直樹 砺波
永一 町尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cosel Co Ltd
Original Assignee
Cosel Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9475591U priority Critical patent/JPH062736U/ja
Publication of JPH062736U publication Critical patent/JPH062736U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板にアルミニウム板を固定するた
めの固定金具および固定金具とアルミウム板の取付構造
に関し、生産性を向上させ、コストを低減し、かつ、製
作可能業者の数を多くすることを目的とする。 【構成】 プリント基板に固定されるアルミニウム板を
挟み込む2つの挟み込み部と、これらの挟み込み部を連
結する連結部と、挟み込み部の一方から分割して形成さ
れ前記プリント基板に半田付けされる足部を一体形成し
た半田付け部と、前記一方の挟み込み部に形成した挿入
孔により構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板にアルミニウム板を固定するための固定金具および固 定金具とアルミニウム板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の固定金具としては、例えば図8および図9に示すようなものが ある。 図8および図9において、1はアルミニウム板、2は固定金具、3はプリント 基板である。アルミニウム板1はプリント基板3に対して直接半田付けすること ができないため、半田付けすることができる固定金具2をアルミニウム板1に取 り付け、その固定金具2をプリント板3に半田付けして、アルミニウム板1をプ リント板3に固定していた。
【0003】 すなわち、図8に示すように、まず、アルミニウム板1に固定金具2をかしめ により取り付けていた。図8中、4はかしめ部を示す。そして、図9に示すよう に、固定金具2の足部2Aをプリント基板3に半田付けしていた。図9中、5は 半田付け部を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の固定金具にあっては、アルミニウム板と固定 金具の取り付けは、かしめによっていたため、かしめ作業は、アルミニウム板の 作製時のプレス工程には入らないので、一般に手作業となってしまう。 その結果、人手がかかり、生産が悪く、また、コスト高となり、さらに、固定 金具の製作を引き受ける板金業者が少ないという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、固定金具 のアルミニウム板への固定をかしめでなく、固定金具のばね力で行うことで、生 産性を向上させ、コストを低減し、かつ、製作可能業者の数を多くすることがで きる固定金具および固定金具とアルミニウム板の取付構造を提供することを目的 としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案は、プリント基板に固定されるアルミニウ ム板を挟み込む2つの挟み込み部と、これらの挟み込み部を連結する連結部と、 挟み込み部の一方から分割して形成され前記プリント基板に半田付けされる足部 を一体形成した半田付け部と、前記一方の挟み込み部に形成した挿入孔を備えた ものである。
【0007】
【作用】
本考案においては、アルミニウム板に形成した突起を固定金具の一方の挟み込 み部に形成した挿入孔に挿入して、固定金具の位置決め、ずれ防止を行い、アル ミニウム板を2つの挟み込み部により挟み込んで、アルミニウム板に対して固定 金具を取り付ける。
【0008】 取付後、一方の挟み込み部から分割して形成された半田付け部の足部をプリン ト板に挿入して、プリント板に半田付けを行う。こうして、アルミニウム板が固 定金具によりプリント基板に固定される。 従来のように、アルミニウム板に対して固定金具をかしめにより取り付けるこ とがなくなるので、生産性を向上させることができ、また、コストダウンを図る ことができ、さらに、製作可能な板金業者の数を増加させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1および図2は本考案の一実施例を示す図である。 図1において、11はアルミニウム板であり、アルミニウム板11は図示しな いプリント板に対して固定金具12により固定される。13は円柱状に形成され た突起であり、突起13はアルミニウム板11に形成されている。突起13は、 固定金具12の位置決め、ずれ防止のために設けられ、プレス加工で容易に形成 される。なお、突起13は円柱状に限らず、角柱状などのものであっても良い。
【0010】 14,15は固定金具12の2つの挟み込み部であり、挟み込み部14,15 の間隙16にアルミニウム板11を挟み込むようになっている。すなわち、固定 金具12は、その材質が金属、例えば鉄で形成され、そのばね力でアルミニウム 板11を挟み込むようになっている。 挟み込み部14,15は連結部17によって一体に連結されており、その先端 側には、アルミニウム板11が容易に挿入されるように、折曲部18,19がそ れぞれ一体に形成されている。
【0011】 挟み込み部14,15の一方の挟み込み部15には、突起13が挿入される挿 入孔20が形成されている。挿入孔20は円形状に形成されるが、これらに限ら ず、突起13の形状に合わせた形状とすれば良い。 21は図示しないプリント板に半田付けされる足部であり、足部21は半田付 け部22と一体形成され、半田付け部22は切欠き23により、一方の挟み込み 部19から分割されている。
【0012】 次に、作用を説明する。 図1の矢印で示す方向に固定金具12を移動して、アルミニウム板11に取り 付ける。 すなわち、固定金具12の間隙16にアルミニウム板11を挿入して、挟み込 み部14,15により、アルミニウム板11を挟み込む。こうして、アルミニウ ム板11には、固定金具12のばね力により、固定金具12が固定される。
【0013】 この場合、固定金具12の位置決め、ずれ防止のために、アルミニウム板11 の突起13を挿入孔20に挿入する。 こうして、アルミニウム板11に固定金具12を取り付けた状態を、図2に示 す。 足部21は図示しないプリント板に挿入され、プリント板に半田付けされる。 こうして、アルミニウム板11は固定金具12により、プリント板に固定される 。
【0014】 このように、挟み込み部14,15でアルミニウム板11を挟み込んで、固定 金具12のばね力により、アルミニウム板11に固定金具12を取り付けるよう にしたため、従来のように、手作業でアルミニウム板に固定金具をかしめて取り 付ける場合に比較して、生産性を向上させることができ、また、コストダウンを 図ることができ、さらに、製作可能な板金業者の数を増加させることができる。
【0015】 次に、図3〜図7は本考案の他の実施例を示す図である。 図3〜図6において、22Aは切欠き23により挟み込み部15から分割して 形成された半田付け部であり、半田付け部22Aは、アルミニウム板11に対し て所定角度、例えば90度ずらして形成されている。これにより、プリント板に 対するアルミニウム板11の固定の安定性を向上させることができる。
【0016】 21A,21Bは複数の足部であり、複数の足部21A,21Bが半田付け部 22Aに一体形成されている。これにより、プリント板と固定金具12Aの半田 付けを強化することができる。 20A,20Bは複数の挿入孔であり、挿入孔20A,20Bは挟み込み部1 5に一体形成されている。これにより、固定金具12Aのアルミニウム板11に 対する位置決め精度およびずれ防止強度を向上させることができる。挿入孔20 A,20Bには、アルミニウム板11に形成した複数の突起13A,13Bが挿 入される。
【0017】 また、固定金具12のばね力の強化のために、固定金具12の材質を鉄からり ん青銅にしている。 図7はアルミニウム11に対して、固定金具12Aを取り付けた状態を示す。 本実施例においても、前記実施例と同様な効果を得ることができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、アルミニウム板に対して固定金具 をかしめで取り付けずに、固定金具でアルミニウム板を挟み込んで、固定金具の ばね力でアルミニウム板に固定金具を取り付けるようにしたため、生産性を向上 させることができ、また、コストダウンを図ることができ、さらに、製作可能な 板金業者を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図
【図2】アルミニウム板と固定金具の取り付け状態を示
す図
【図3】本考案の他の実施例を示す平面図
【図4】正面図
【図5】左側面図
【図6】右側面図
【図7】アルミニウム板と固定金具の取り付け状態を示
す図
【図8】従来例を示す図
【図9】プリント板に対してアルミニウム板を固定した
状態を示す図
【符号の説明】
11:アルミニウム板 12,12A:固定金具 13,13A,13B:突起 14,15:挟み込み部 16:間隙 17:連結部 18,19:折曲部 20,20A,20B:挿入孔 21,21A,21B:足部 22,22A:半田付け部 23:切欠き

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板に固定されるアルミニウム板
    を挟み込む2つの挟み込み部と、これらの挟み込み部を
    連結する連結部と、挟み込み部の一方から分割して形成
    され前記プリント基板に半田付けされる足部を一体形成
    した半田付け部と、前記一方の挟み込み部に形成した挿
    入孔を備えたことを特徴とする固定金具。
  2. 【請求項2】前記半田付け部の方向を前記アルミニウム
    板に対して所定角度変化させたことを特徴とする前記請
    求項1の固定金具。
  3. 【請求項3】前記足部を複数個形成したことを特徴とす
    る前記請求項1の固定金具。
  4. 【請求項4】前記挿入孔を複数個形成したことを特徴と
    する前記請求項1の固定金具。
  5. 【請求項5】前記固定金具の材質をりん青銅としたこと
    を特徴とする請求項1の固定金具。
  6. 【請求項6】前記アルミニウム板に突起を形成して、突
    起を前記挿入孔に挿入するとともに、前記挟み込み部で
    アルミニウム板を挟んで前記請求項1〜5の固定金具を
    前記アルミニウム板に取り付けしたことを特徴とする固
    定金具とアルミニウム板の取付構造。
JP9475591U 1991-11-19 1991-11-19 固定金具および固定金具とアルミニウム板の取付構造 Pending JPH062736U (ja)

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ID=14118927

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082200A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 Necプラットフォームズ株式会社 部品の固定構造、部品の固定具、部品の取付方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6127269A (ja) * 1984-07-18 1986-02-06 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 熱転写プリンタ

Patent Citations (1)

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