JP3185138B2 - 案内脚付端子ねじの製造方法 - Google Patents
案内脚付端子ねじの製造方法Info
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- JP3185138B2 JP3185138B2 JP22241998A JP22241998A JP3185138B2 JP 3185138 B2 JP3185138 B2 JP 3185138B2 JP 22241998 A JP22241998 A JP 22241998A JP 22241998 A JP22241998 A JP 22241998A JP 3185138 B2 JP3185138 B2 JP 3185138B2
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- terminal
- insertion hole
- terminal screw
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は案内脚付端子ねじの
製造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、図３に示すように、矩形状端子座
３に端子ねじＳを回動自在に保持し、該矩形状端子座３
の一側縁と連続して案内脚５を下方に直角に折り曲げ形
成してなる案内脚付端子ねじ１を製造するには、図４に
示すように、プレス加工により板面中央部にねじ挿通孔
２を打ち抜き、該ねじ挿通孔２が中心に位置するように
矩形状端子座３を打ち抜き形成し、該矩形状端子座３の
一側縁と連続して突出した細幅脚板ａを下方に直角に折
り曲げて案内脚５を設けた案内脚付端子ねじ１を製造
し、別工程において、矩形状端子座３に打ち抜き形成し
たねじ挿通孔２に、頭部と連続する頸部を細径Ｓ’に形
成した端子ねじＳを挿通して、端子ねじ挿通孔２の孔縁
を加締治具等を用いて加締め、矩形状端子座３に端子ね
じＳを回動自在に保持させて製造していた。
３に端子ねじＳを回動自在に保持し、該矩形状端子座３
の一側縁と連続して案内脚５を下方に直角に折り曲げ形
成してなる案内脚付端子ねじ１を製造するには、図４に
示すように、プレス加工により板面中央部にねじ挿通孔
２を打ち抜き、該ねじ挿通孔２が中心に位置するように
矩形状端子座３を打ち抜き形成し、該矩形状端子座３の
一側縁と連続して突出した細幅脚板ａを下方に直角に折
り曲げて案内脚５を設けた案内脚付端子ねじ１を製造
し、別工程において、矩形状端子座３に打ち抜き形成し
たねじ挿通孔２に、頭部と連続する頸部を細径Ｓ’に形
成した端子ねじＳを挿通して、端子ねじ挿通孔２の孔縁
を加締治具等を用いて加締め、矩形状端子座３に端子ね
じＳを回動自在に保持させて製造していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の製造方法においては、プレスにより矩形状端子
座３を製造する工程と、該矩形状端子座３に端子ねじＳ
を回動自在に加締付けする工程とが別工程であるため
に、生産性が極めて悪いばかりでなく、矩形状端子座３
に端子ねじＳを回動自在に加締付けする工程とが別工程
であるために、生産性が悪いばかりでなく矩形状端子座
３に端子ねじＳを回動自在に加締付けするための治具等
を必要とする等の問題点があった。
た従来の製造方法においては、プレスにより矩形状端子
座３を製造する工程と、該矩形状端子座３に端子ねじＳ
を回動自在に加締付けする工程とが別工程であるため
に、生産性が極めて悪いばかりでなく、矩形状端子座３
に端子ねじＳを回動自在に加締付けする工程とが別工程
であるために、生産性が悪いばかりでなく矩形状端子座
３に端子ねじＳを回動自在に加締付けするための治具等
を必要とする等の問題点があった。
【０００４】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、生産性に優れた案内脚付端子ねじの製造方法を提供
することを目的とする。
で、生産性に優れた案内脚付端子ねじの製造方法を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１工程にお
いてプレスＰにより、鉄、黄銅等からなる帯状導電性金
属板Ａの板面にねじ挿通孔２を打ち抜き、該ねじ挿通孔
２が中心に位置し、且つ、繋ぎ板ｂ及び細幅脚板ａによ
り両側縁を帯状導電性金属板Ａと連結した矩形状端子座
３を打ち抜き、該矩形状端子座３の周縁に電線抜け止め
用係止突起４を打ち出し形成し、第２工程において、ね
じ挿通孔２に、頭部と連続する上端頸部を細径Ｓ’に形
成した端子ねじＳを挿入し、ねじ挿通孔２の孔縁を加締
めて端子ネジＳを矩形状端子座３に回動自在に保持さ
せ、第３工程において、帯状導電性金属板Ａの一方の側
縁１Ａと連続する細幅脚板ａを切り離して下方に直角に
折り曲げて案内脚５を形成し、最終工程において、帯状
導電性金属板Ａの他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを
切り離し、案内脚付端子ねじ１を製造し、前記端子ねじ
Ｓをパーツフィーダーにてねじ挿通孔２に間歇的に供給
することを特徴とする案内脚付端子ねじの製造方法であ
る。
いてプレスＰにより、鉄、黄銅等からなる帯状導電性金
属板Ａの板面にねじ挿通孔２を打ち抜き、該ねじ挿通孔
２が中心に位置し、且つ、繋ぎ板ｂ及び細幅脚板ａによ
り両側縁を帯状導電性金属板Ａと連結した矩形状端子座
３を打ち抜き、該矩形状端子座３の周縁に電線抜け止め
用係止突起４を打ち出し形成し、第２工程において、ね
じ挿通孔２に、頭部と連続する上端頸部を細径Ｓ’に形
成した端子ねじＳを挿入し、ねじ挿通孔２の孔縁を加締
めて端子ネジＳを矩形状端子座３に回動自在に保持さ
せ、第３工程において、帯状導電性金属板Ａの一方の側
縁１Ａと連続する細幅脚板ａを切り離して下方に直角に
折り曲げて案内脚５を形成し、最終工程において、帯状
導電性金属板Ａの他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを
切り離し、案内脚付端子ねじ１を製造し、前記端子ねじ
Ｓをパーツフィーダーにてねじ挿通孔２に間歇的に供給
することを特徴とする案内脚付端子ねじの製造方法であ
る。
【０００６】帯状導電性金属板Ａを最終工程に送る一連
の工程内で、矩形状端子座３に端子ねじＳを間歇的に回
動自在に抜け止め保持させるので、従来のように、別工
程で矩形状端子座３に端子ねじＳを加締治具等により回
動自在に抜け止め保持させる必要はない。従って、生産
性を著しく向上させ得る。
の工程内で、矩形状端子座３に端子ねじＳを間歇的に回
動自在に抜け止め保持させるので、従来のように、別工
程で矩形状端子座３に端子ねじＳを加締治具等により回
動自在に抜け止め保持させる必要はない。従って、生産
性を著しく向上させ得る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。図１は本発明方法の実施の形態を示す
説明図、図２は本発明方法により製造された端子金具を
示す斜視図である。
により説明する。図１は本発明方法の実施の形態を示す
説明図、図２は本発明方法により製造された端子金具を
示す斜視図である。
【０００８】本発明方法は図１に示すように、第１工程
においてプレスＰにより、鉄、黄銅等からなる帯状導電
性金属板Ａの板面にねじ挿通孔２を打ち抜き、該ねじ挿
通孔２が中心に位置し、且つ、繋ぎ板ｂ及び細幅脚板ａ
により両側縁を帯状金属板Ａと連結した矩形状端子座３
を打ち抜き、該矩形状端子座３の周縁に電線抜け止め用
係止突起４を打ち出し形成し、第２工程において、ねじ
挿通孔２に、頭部と連続する上端頸部を細径Ｓ’に形成
した端子ねじＳを挿入し、ねじ挿通孔２の孔縁を加締め
て端子ねじＳを矩形状端子座３に回動自在に保持させ、
第３工程において、帯状金属板Ａの一方の側縁１Ａと連
続する細幅脚板ａを切り離して下方に直角に折り曲げて
案内脚５を形成し、最終工程において、帯状金属板Ａの
他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを切り離し、図２に
示す案内脚付端子ねじ１を製造すると共に、前記端子ね
じＳをパーツフィーダーを用いて自動供給する。
においてプレスＰにより、鉄、黄銅等からなる帯状導電
性金属板Ａの板面にねじ挿通孔２を打ち抜き、該ねじ挿
通孔２が中心に位置し、且つ、繋ぎ板ｂ及び細幅脚板ａ
により両側縁を帯状金属板Ａと連結した矩形状端子座３
を打ち抜き、該矩形状端子座３の周縁に電線抜け止め用
係止突起４を打ち出し形成し、第２工程において、ねじ
挿通孔２に、頭部と連続する上端頸部を細径Ｓ’に形成
した端子ねじＳを挿入し、ねじ挿通孔２の孔縁を加締め
て端子ねじＳを矩形状端子座３に回動自在に保持させ、
第３工程において、帯状金属板Ａの一方の側縁１Ａと連
続する細幅脚板ａを切り離して下方に直角に折り曲げて
案内脚５を形成し、最終工程において、帯状金属板Ａの
他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを切り離し、図２に
示す案内脚付端子ねじ１を製造すると共に、前記端子ね
じＳをパーツフィーダーを用いて自動供給する。
【０００９】上記のように本発明によれば、帯状導電性
金属板Ａを最終工程に送る一連の工程内で、端子ねじＳ
を矩形状端子座３に回動自在に抜け止め保持させ、矩形
状端子座３の一方の側縁１Ａと連続する細幅脚板ａを下
方に直角に折り曲げて案内脚５を形成し、最終的に帯状
導電性金属板Ａの他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを
切り離して案内脚付端子ねじ１を製造するので、従来の
ように別工程で矩形状端子座３に端子ねじＳを回動自在
に抜け止め保持させる必要はなく、ねじの自動 送りが円
滑に行われ、従って、生産性を著しく向上させ得る。
金属板Ａを最終工程に送る一連の工程内で、端子ねじＳ
を矩形状端子座３に回動自在に抜け止め保持させ、矩形
状端子座３の一方の側縁１Ａと連続する細幅脚板ａを下
方に直角に折り曲げて案内脚５を形成し、最終的に帯状
導電性金属板Ａの他方の側縁２Ａと連続する繋ぎ板ｂを
切り離して案内脚付端子ねじ１を製造するので、従来の
ように別工程で矩形状端子座３に端子ねじＳを回動自在
に抜け止め保持させる必要はなく、ねじの自動 送りが円
滑に行われ、従って、生産性を著しく向上させ得る。
【００１０】なお、以上は案内脚を有する角形の端子ね
じについて図示説明したが、本発明方法はこれに限定さ
れるものではなく、案内脚を有する丸型の端子ねじ等、
各種形状の端子ねじに適用し得ることは勿論である。
じについて図示説明したが、本発明方法はこれに限定さ
れるものではなく、案内脚を有する丸型の端子ねじ等、
各種形状の端子ねじに適用し得ることは勿論である。
【００１１】
【発明の効果】本発明方法によれば上述のように、帯状
導電性金属板Ａを最終工程に送る一連の工程内におい
て、端子ねじＳを矩形状端子座３に回動自在に抜け止め
保持させる必要はなく、従って、生産性を著しく向上さ
せた上で、正確な角形端子ねじを安価に提供し得る等の
優れた利点がある。
導電性金属板Ａを最終工程に送る一連の工程内におい
て、端子ねじＳを矩形状端子座３に回動自在に抜け止め
保持させる必要はなく、従って、生産性を著しく向上さ
せた上で、正確な角形端子ねじを安価に提供し得る等の
優れた利点がある。
【図１】本発明方法の実施の形態を示す説明図
【図２】本発明方法により製造された案内脚付端子ねじ
を示す斜視図
を示す斜視図
【図３】従来の製造方法により製造された案内脚付端子
ねじを示す断面図
ねじを示す断面図
【図４】従来の製造方法を示す説明図
Ａ 帯状導電性金属板 ２ ねじ挿通孔 ３ 矩形状端子座 Ｓ 端子ねじ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16B 35/00 F16B 39/26 H01R 4/38
Claims (1)
- 【請求項１】 第１工程においてプレス（Ｐ）により、
鉄、黄銅等からなる帯状導電性金属板（Ａ）の板面にね
じ挿通孔（２）を打ち抜き、該ねじ挿通孔（２）が中心
に位置し、且つ、繋ぎ板（ｂ）及び細幅脚板（ａ）によ
り両側縁を帯状導電性金属板（Ａ）と連結した矩形状端
子座（３）を打ち抜き、該矩形状端子座（３）の周縁に
電線抜け止め用係止突起（４）を打ち出し形成し、 第２工程において、ねじ挿通孔（２）に、頭部と連続す
る上端頸部を細径（Ｓ’）に形成した端子ねじ（Ｓ）を
挿入し、ねじ挿通孔（２）の孔縁を加締めて端子ネジ
（Ｓ）を矩形状端子座（３）に回動自在に保持させ、 第３工程において、帯状導電性金属板（Ａ）の一方の側
縁（１Ａ）と連続する細幅脚板（ａ）を切り離して下方
に直角に折り曲げて案内脚（５）を形成し、 最終工程において、帯状導電性金属板（Ａ）の他方の側
縁（２Ａ）と連続する繋ぎ板（ｂ）を切り離し、案内脚
付端子ねじ（１）を製造し、前記端子ねじ（Ｓ）をパー
ツフィーダーにてねじを挿通孔２に間歇的に供給するこ
とを特徴とする案内脚付端子ねじの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22241998A JP3185138B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 案内脚付端子ねじの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22241998A JP3185138B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 案内脚付端子ねじの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000039007A JP2000039007A (ja) | 2000-02-08 |
| JP3185138B2 true JP3185138B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=16782101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22241998A Expired - Fee Related JP3185138B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 案内脚付端子ねじの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3185138B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112935051A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-06-11 | 长沙汉堃环保科技有限公司 | 构成框架系统的边框型材的冲裁装置 |
-
1998
- 1998-07-23 JP JP22241998A patent/JP3185138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000039007A (ja) | 2000-02-08 |
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