JPH07312235A - 回路遮断器の端子構造 - Google Patents

回路遮断器の端子構造

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Publication number
JPH07312235A
JPH07312235A JP12701494A JP12701494A JPH07312235A JP H07312235 A JPH07312235 A JP H07312235A JP 12701494 A JP12701494 A JP 12701494A JP 12701494 A JP12701494 A JP 12701494A JP H07312235 A JPH07312235 A JP H07312235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
terminal
insertion hole
box
circuit breaker
Prior art date
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Pending
Application number
JP12701494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Nakajima
和憲 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、安価に、螺子の締め付けによ
る箱形端子金具の突き合わせ部の拡開が確実に防止でき
る回路遮断器の端子構造を提供すること。 【構成】 回路遮断器1の基台2の上には、箱形端子金
具3が載置されている。箱形端子金具3は、金属製板材
を折曲すると共に両端部3a,3aを突き合わせ、この
突き合わせ部を底板部の略中央部に配置して断面略ロ字
状に形成される。箱形端子金具3の金属製板材で囲まれ
ていない開口部を電線を挿通するための第1の挿通孔3
Aと、端子座5を挿通するための第2の挿通孔3Bと
し、天板部には螺子挿通孔3Cを穿設し、この螺子挿通
孔3Cには螺子4を螺着する。箱形端子金具3の第2の
挿通孔3Bに挿通される端子座5の少なくとも一部は湾
曲しており、端子座5の略中央部5Aと箱形端子金具3
の底板部の略中央部3Dとの間には空間が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製板材を折曲し両
端部を突き合わせ、この突き合わせ部を底板部の略中央
部に配置させて断面略ロ字状の箱形端子金具を形成して
成る回路遮断器の端子において、螺子の締め付けによる
箱形端子金具の突き合わせ部の拡開を防止する構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製板材を折曲し両端部を突き
合わせ、この突き合わせ部を底板部の略中央部に配置さ
せて断面略ロ字状の箱形端子金具を形成して成る回路遮
断器の端子において、螺子の締め付けによる箱形端子金
具の突き合わせ部の拡開を防止する構造については、実
開昭59−18373号に示すように、箱形端子金具及
び端子座等に凹凸を設け、互いに掛合させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の回
路遮断器の端子構造は、箱形端子金具や端子座等に凹凸
等の加工が必要となり、金型構造が複雑になると共に高
価になるという欠点があった。
【0004】また、部品点数が多くなり、部品管理が煩
雑になると共に、組立作業性が悪くなるという欠点があ
った。
【0005】また、螺子の締め付けによって端子座が変
形し、それに伴い箱形端子金具の突き合わせ部が拡開し
てしまうという欠点があり、これを防止するために箱形
端子金具に熱処理加工を施す必要があり、製造コストを
上昇させていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の回路遮断器の
端子構造の問題点に鑑み、本発明は、簡単な構造で、安
価に、螺子の締め付けによる箱形端子金具の突き合わせ
部の拡開が確実に防止できる回路遮断器の端子構造を提
供することを目的とし、その構成は、金属製板材を折曲
すると共に両端部を突き合わせ、該突き合わせた両端部
を底板部の略中央部に配置して断面略ロ字状の箱形端子
金具を形成し、該箱形端子金具の前記金属製板材で囲ま
れていない開口部を電線を挿通するための第1の挿通孔
と、端子座を挿通するための第2の挿通孔とし、天板部
には螺子挿通孔を穿設し、該螺子挿通孔には螺子を螺着
し、該螺子の締め付けによって前記第1の挿通孔から挿
通された電線を前記第2の挿通孔から挿通された端子座
と前記螺子の先端部分とで挟持固定する回路遮断器の端
子において、前記第2の挿通孔に挿通される端子座の少
なくとも一部を湾曲させて、前記端子座の略中央部と前
記箱形端子金具の底板部の略中央部との間に空間を形成
することである。
【0007】
【作用】回路遮断器の箱型端子金具の第2の挿通孔に端
子座を挿通し、第1の挿通孔Aから被覆を除去した電線
を箱形端子金具に挿通し、螺子挿通孔に螺着された螺子
を締め付けると、螺子の先端部が電線を押圧し、押圧さ
れた電線は端子座を押圧する。この押圧によって湾曲し
た端子座の端部が箱型端子金具の折曲部に当接する。そ
れによって電線は端子座と箱形端子金具の底板部に挟持
固定される。
【0008】
【実施例】本発明に係る回路遮断器の端子構造の実施例
を図1〜図2に示す。以下これらの図面に基づいて説明
する。
【0009】回路遮断器1の基台2の上には、箱形端子
金具3が載置されている。箱形端子金具3は、金属製板
材を折曲すると共に両端部3a,3aを突き合わせ、こ
の突き合わせ部を底板部の略中央部に配置して断面略ロ
字状に形成される。箱形端子金具3の金属製板材で囲ま
れていない開口部を電線を挿通するための第1の挿通孔
3Aと、端子座5を挿通するための第2の挿通孔3Bと
し、天板部には螺子挿通孔3Cを穿設し、この螺子挿通
孔3Cには螺子4を螺着する。箱形端子金具3の第2の
挿通孔3Bに挿通される端子座5の少なくとも一部は湾
曲しており、端子座5の略中央部5Aと箱形端子金具3
の底板部の略中央部3Dとの間には空間が形成される。
【0010】回路遮断器1の箱型端子金具3の第2の挿
通孔3Bに端子座5を挿通し、第1の挿通孔3Aから被
覆を除去した電線6を箱形端子金具3に挿通し、螺子挿
通孔3Cに螺着された螺子4を締め付けると、螺子4の
先端部4Aが電線6を押圧し、押圧された電線6は端子
座5を押圧する。この押圧によって湾曲した端子座5の
端部5a,5aが箱型端子金具3の折曲部に当接する。
それによって電線6は端子座5と箱形端子金具3の底板
部に挟持固定される。
【0011】尚、図3に示すように、箱形端子金具3の
両端部3aの一方に楔形凸片3bを、他方に楔型凹片3
cを形成し、楔形凸片3bと楔形凹片3cを互いに掛止
させることによって、螺子挿通孔3Cに螺着された螺子
4を締め付けたときに、押圧によって湾曲した端子座5
の端部5a,5aが箱型端子金具3の折曲部に当接して
も、箱形端子金具3は拡開することがなく、電線6の固
定は更に確実になるものである。
【0012】また、端子座5の湾曲部は本実施例に限定
されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲に
おいて適宜変更可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る回路
遮断器の端子構造は、金属製板材を折曲すると共に両端
部を突き合わせ、該突き合わせた両端部を底板部の略中
央部に配置して断面略ロ字状の箱形端子金具を形成し、
該箱形端子金具の前記金属製板材で囲まれていない開口
部を電線を挿通するための第1の挿通孔と、端子座を挿
通するための第2の挿通孔とし、天板部には螺子挿通孔
を穿設し、該螺子挿通孔には螺子を螺着し、該螺子の締
め付けによって前記第1の挿通孔から挿通された電線を
前記第2の挿通孔から挿通された端子座と前記螺子の先
端部分とで挟持固定する回路遮断器の端子において、前
記第2の挿通孔に挿通される端子座の少なくとも一部を
湾曲させて、前記端子座の略中央部と前記箱形端子金具
の底板部の略中央部との間に空間を形成することによっ
て、箱形端子金具や端子座等に凹凸等の加工が不要とな
り、金型構造が複雑になったり、高価になったりすると
いうことがなくなる。
【0014】また、部品点数を削減できるので、部品管
理が煩雑にならず、組立作業性を悪くすることもなくな
る。
【0015】また、螺子の締め付けによって端子座を変
形させることがないため、それに伴い箱形端子金具の突
き合わせ部が拡開することがなくなり、それを防止する
ために箱形端子金具に熱処理加工を施す必要がなくな
り、製造コストを低減させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回路遮断器の端子の斜視分解図で
ある。
【図2】本発明に係る回路遮断器の端子の要部説明図で
ある。
【図3】本発明に係る回路遮断器の端子の底部説明図で
ある。
【符号の説明】
1・・・回路遮断器、2・・・基台、3・・・箱形端子
金具、3A・・・第1の挿通孔、3B・・・第2の挿通
孔、3C・・・螺子挿通孔、4・・・螺子、5・・・端
子座。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製板材を折曲すると共に両端部を突
    き合わせ、該突き合わせた両端部を底板部の略中央部に
    配置して断面略ロ字状の箱形端子金具を形成し、該箱形
    端子金具の前記金属製板材で囲まれていない開口部を電
    線を挿通するための第1の挿通孔と、端子座を挿通する
    ための第2の挿通孔とし、天板部には螺子挿通孔を穿設
    し、該螺子挿通孔には螺子を螺着し、該螺子の締め付け
    によって前記第1の挿通孔から挿通された電線を前記第
    2の挿通孔から挿通された端子座と前記螺子の先端部分
    とで挟持固定する回路遮断器の端子において、前記第2
    の挿通孔に挿通される端子座の少なくとも一部を湾曲さ
    せて、前記端子座の略中央部と前記箱形端子金具の底板
    部の部略中央部との間に空間を形成することを特徴とす
    る回路遮断器の端子構造。
JP12701494A 1994-05-17 1994-05-17 回路遮断器の端子構造 Pending JPH07312235A (ja)

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JP12701494A JPH07312235A (ja) 1994-05-17 1994-05-17 回路遮断器の端子構造

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JPH07312235A true JPH07312235A (ja) 1995-11-28

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JP (1) JPH07312235A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001080369A1 (de) * 2000-04-13 2001-10-25 Siemens Aktiengesellschaft Anschlussklemme für reiheneinbaugeräte, insbesondere für leitungsstromschutzschalter
US6572418B2 (en) 2000-12-22 2003-06-03 Fuji Electric Co., Ltd. Terminal device of electric apparatus
JP2016528681A (ja) * 2013-07-10 2016-09-15 パンドウィット・コーポレーション ダブテール連結機能を持つメカニカル・ラグ
CN108010808A (zh) * 2017-12-28 2018-05-08 高锦 一种用于小型断路器的底座
CN109768398A (zh) * 2019-01-14 2019-05-17 广东日昭电工有限公司 瓦状压板及其制作方法

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WO2001080369A1 (de) * 2000-04-13 2001-10-25 Siemens Aktiengesellschaft Anschlussklemme für reiheneinbaugeräte, insbesondere für leitungsstromschutzschalter
US6572418B2 (en) 2000-12-22 2003-06-03 Fuji Electric Co., Ltd. Terminal device of electric apparatus
JP2016528681A (ja) * 2013-07-10 2016-09-15 パンドウィット・コーポレーション ダブテール連結機能を持つメカニカル・ラグ
CN108010808A (zh) * 2017-12-28 2018-05-08 高锦 一种用于小型断路器的底座
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